JPH06936U - 自動車用マルチインフォメーション装置 - Google Patents

自動車用マルチインフォメーション装置

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JPH06936U
JPH06936U JP4077492U JP4077492U JPH06936U JP H06936 U JPH06936 U JP H06936U JP 4077492 U JP4077492 U JP 4077492U JP 4077492 U JP4077492 U JP 4077492U JP H06936 U JPH06936 U JP H06936U
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JP4077492U
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Inventor
光男 宮地
Original Assignee
市光工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交通安全を向上させることができることを目
的とする。 【構成】 自動車1に接近して来る物体を検知してその
検知信号を出力する物体検知センサー9を、自動車1に
搭載し、その物体検知センサー9及び映像切換部8に、
前記物体検知センサー9からの検知信号に基づいて、物
体が自動車1に対して所定の距離以内に接近すると、映
像切換部8にカメラ映像切換指令信号を出力して、モニ
ター3の映像を前記カメラ映像に自動的に切り換える映
像切換制御部13を、接続する。この結果、物体が自動
車1に所定距離以内に接近すると、そのことを物体検知
センサー9が検知して映像切換制御部13が作動してモ
ニター3の映像をカメラ映像に自動的に切り換えて、運
転者に注意を喚起させることができる。その結果、交通
安全を向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車にカメラを搭載して、その自動車の周囲の情報、例えば自動 車の後方の情報をカメラ映像として、又は予め書き込んだ道路地図,名所,旧跡 等の情報やナビゲーションの情報等を映像として、計器盤(インパネ)等に設置 したモニターに映し出す自動車用マルチインフォメーション装置に係り、特にあ る物体が自動車に所定距離以内に接近すると、モニターの映像をカメラ映像に自 動的に切り換えて、運転者に注意を喚起させて交通安全を向上させることができ る自動車用マルチインフォメーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の自動車用マルチインフォメーション装置を図3及び図4を参照 して説明する。 図において、1は自動車である。 図において、2は例えばCCDカメラ(以下、単にカメラと称する。)で、こ のカメラ2を前記自動車1の後部に搭載する。このカメラ2は、自動車1の後方 の情報を映像信号に変換して出力するものである。 図において、5は情報部である。この情報部5は、予め読み出し専用のIC( ROM)に書き込んだ道路地図や名所,旧跡等の情報、又はナビゲーションの情 報等を、映像信号として出力するものである。 図において、3はモニターである。このモニター3を自動車1の運転席に近い 計器盤等に設置する。このモニター3は、前記カメラ2によりキャッチされた自 動車1の後方の情報を映像(以下、単にカメラ映像と称する。)として、又は前 記情報部5からの種々の情報の映像(以下、単に他の情報の映像と称する。)と して、それぞれ映し出すものである。すなわち、このモニター3は、後述する映 像切換回路4から入力したカメラ映像信号又は他の情報の映像信号により、カメ ラ映像又は他の情報の映像をCRTや液晶ディスプレイ装置等の受像表示装置( 図示せず)に写し出すものである。 図において、4は前記カメラ2及び前記情報部5及び前記モニター3に接続し た映像切換回路である。この映像切換回路4は、前記モニター3に映し出される 映像を、後述する映像切換スイッチ6により、他の情報映像のうちの何れか一に 選択して切り換えるものであり、また後述するバック信号7により、他の情報映 像からカメラ映像に切り換えるものである。すなわち、この映像切換回路4は、 前記カメラ2からのカメラ映像信号及び前記情報部5からの他の情報の映像信号 を入力し、前記モニター3に出力する信号を、後述する映像切換スイッチ6の切 換操作により、他の情報映像信号のうちの何れか一に選択して切り換えて、その 切り換えた信号を前記モニター3に出力するものであり、また後述するバック信 号7により、他の情報映像信号からカメラ映像信号に切り換えて、そのカメラ映 像信号を前記モニター3に出力するものである。 図において、6は前記映像切換回路4に接続した映像切換スイッチで、この映 像切換スイッチ6を前記モニター3の近傍で、運転手がマニュアル操作し得る範 囲の位置に設置する。この映像切換スイッチ6は、その切換操作をマニュアル操 作で行なうことにより、前記映像切換回路4の出力信号を切り換えて、前記モニ ター3に映し出される映像を他の情報映像のうちの何れか一に切り換えるもので ある。 図において7はバック信号である。このバック信号7は、自動車1をバックさ せる際に、ギアをバックギアに入れると、それと連動して前記映像切換回路4に 出力され、他の情報映像信号からカメラ映像信号に切り換えて、そのカメラ映像 信号を前記モニター3に出力させるものである。 この映像切換回路4及び映像切換スイッチ6及びバック信号7が映像切換部8 を構成するものである。 かくして、その他の情報映像のうちの一を見たい場合は、映像切換スイッチ6 をマニュアル操作で選択して切り換えることにより、映像切換回路4の切換作動 で、モニター3に他の情報映像のうちの一の映像が映し出される。 そして、自動車1をバックさせる際に、ギアをバックギアに入れると、それと 連動してバック信号7が出力されて映像切換回路4に入力される。すると、モニ ター3に何の映像も写し出されていないときにはカメラ映像がそのままモニター 3に写し出され、、又はモニター3に他の情報映像が映し出されている場合には 、映像切換回路4の作動により、他の情報映像からカメラ映像に切り換わって、 そのカメラ映像が、すなわち自動車1の後方の情報が映像としてモニター3に映 し出される。この結果、バックしようとする自動車1の後方をモニター3で確認 することができ、交通安全上好ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の自動車用マルチインフォメーション装置において、モ ニター3に映し出されるカメラ映像は、一般に、自動車1がバックする際に写し 出されるように構成されている。このために、自動車1が走行中や停車中等にお いて、何か物体が自動車1に接近して来るのを検知して、それを運転者に知らせ る手段が何等施されておらず、交通安全上問題がある。
【0004】 本考案の目的は、ある物体が自動車に所定距離以内に接近すると、モニターの 映像をカメラ映像に自動的に切り換えて、運転者に注意を喚起させて交通安全を 向上させることができる自動車用マルチインフォメーション装置を提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、自動車に接近して来る物体を検知してその検知信号を出力する物体 検知部を、自動車に搭載し、その物体検知部及び映像切換部に、前記物体検知部 からの検知信号に基づいて、物体が自動車に対して所定の距離以内に接近すると 、映像切換部にカメラ映像切換指令信号を出力して、モニターの映像を前記カメ ラ映像に自動的に切り換える映像切換制御部を、接続したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案は、上記の構成により、物体が自動車から所定距離外にあるときには、 通常の場合と同様に、他の情報映像のうちの一を選択してモニターに写し出した りすることができる。そして、物体が自動車に所定距離以内に接近すると、その ことを物体検知部が検知して映像切換制御部が作動してモニターの映像をカメラ 映像に自動的に切り換えて、運転者に注意を喚起させることができる。その結果 、交通安全を向上させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る自動車用マルチインフォメーション装置の一実施例を図1 及び図2を参照して説明する。図中、図3及び図4と同符号は同一のものを示す 。 図において、9は物体検知部としての物体検知センサーである。この物体検知 センサー9は、自動車1の後部のカメラ2の付近に設置する。この物体検知セン サー9は、例えば、超音波又は赤外線を発信し、かつ物体からの反射信号を受信 するものである。すなわち、この物体センサー9は、自動車1に接近して来る物 体を検知してその検知信号を後述する演算回路10に出力するものである。 図において、10は前記物体検知センサー9に接続した演算回路である。この 演算回路10は、前記物体検知センサー9の信号の発信から受信までの時間を演 算し、かつ距離に換算し、その結果を距離に対応(比例)した電気信号として後 述する比較判定回路12に出力するものである。 図において、11は距離設定器である。この距離設定器11は、物体が自動車 1に接近して映像切換制御部13が作動するための距離を設定するもので、その 設定された距離に対応(比例)して電気信号を後述する比較回路12に出力する ものである。 12は前記演算回路10及び前記距離設定器11に接続した比較判定回路であ る。この比較判定回路12は、前記演算回路10からの物体が実際に自動車1に 接近した距離に比例した電気信号と、前記距離設定器11からの設定された距離 に比例する電気信号とが、それぞれ入力され、その演算回路10からの電気信号 の方が距離設定器51からの電気信号より大、すなわち物体が自動車1からの設 定距離外にある場合は、通常の通り、映像切換部8が作動し、逆に前記演算回路 10からの電気信号の方が距離設定器51からの電気信号より小、すなわち物体 が自動車1に接近した距離の方が設定距離より小となると、後述する警告音発生 器14に作動指令信号を、また映像切換回路4にカメラ映像切換指令信号をそれ ぞれ出力するものである。 なお、上述の演算回路10及び距離設定器11及び比較判定回路12は、映像 切換制御部13を構成する。 図において、14は警告音発生器である。この警告音発生器14は、前記比較 判定回路12からの作動指令信号により、作動してブザーを鳴らしたり音声を発 したりして、運転者に注意を喚起させるものである。
【0008】 この実施例における本考案の自動車用マルチインフォメーション装置は、以上 の如き構成からなり、以下その操作作動について説明する。 まず、物体が自動車1に対して所定距離外にあるときは、通常の場合と同様に 、情報部5からの他の情報映像のうちの一を選択してモニター3に写し出したり することができ、又は自動車1をバックする際にはカメラ映像がモニター3に写 し出される。 そして、物体が自動車1に対して所定距離以内に接近すると、そのことを物体 検知センサー9が検知して映像切換制御部13の比較判定回路12が作動し、そ の比較判定回路12からのカメラ映像切換指令信号により、映像切換回路4が作 動してモニター3にカメラ映像が写し出されると共に、比較判定回路12からの 作動指令信号により、警告音発生器14が作動してブザーを鳴らしたり音声を発 したりする。この結果、運転者は、傾向音発生器14の作動により、自動車1の 後方への注意を喚起されると共に、モニター3にカメラ映像、すなわち自動車1 2の後方の情報が映像として写し出されるので、自分の自動車1の後方に接近し て来る物体の識別、例えば人や自転車や自動車等の識別ができ、それに対して適 切な運転を行なうことができ、交通安全を向上させることができる。
【0009】 なお、この実施例における本考案の自動車用マルチインフォメーション装置に おいては、上述のカメラ映像と他の情報映像との他に、TV映像、ガソリンエン ジン等の電子制御システムの各ECU(エレクトロニックス、コントロール、ユ ニット)からの異常情報を検知した場合にウォーニングを表示する機能、また各 ECUから転送されてくるダイアグノーシス表示機能、自動車走行情報の表示機 能を、前記モニター3に兼用させても良い。 また、上述の実施例において、自動車1の後方を確認する場合について説明し たが、本考案の自動車用マルチインフォメーション装置は、上述の後方だけでは なく、任意所定の方向の情報をモニター3の映像として確認することができる。 さらに、上述の実施例において、通常作動時におけるカメラ映像の切換を、バ ック信号以外に、映像切換スイッチで行なえるようにしても良い。 さらにまた、上述の実施例において、警告音発生器14を装備したが、この警 告音発生器14を必ずしも装備する必要はない。
【0010】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の自動車用マルチインフォメーション装置は 、物体が自動車に所定距離以内に接近すると、そのことを物体検知部が検知して 映像切換制御部が作動し、モニターの映像をカメラ映像に自動的に切り換えて、 運転者に注意を喚起させることができる。その結果、交通安全を向上させること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用マルチインフォメーショ
ン装置の一実施例を示した論理回路図
【図2】本考案に係る自動車用マルチインフォメーショ
ン装置の作動状態を示したフローチャート
【図3】自動車用マルチインフォメーション装置を自動
車に搭載した状態の説明図
【図4】従来の自動車用マルチインフォメーション装置
の論理回路図
【符号の説明】
1…自動車、2…カメラ(CCDカメラ)、3…モニタ
ー、4…映像切換回路、5…情報部、6…映像切換スイ
ッチ、7…バック信号、8…映像切換部、9…物体検知
センサー(物体検知部)、10…演算回路、11…距離
設定器、12…比較判定回路、13…映像切換制御部、
14…警告音発生器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載し、その自動車の周囲の情
    報をキャッチして映像信号に変換出力するカメラと、予
    め書き込んだ道路地図,名所,旧跡等の情報やナビゲー
    ションの情報等を映像信号として出力する情報部と、そ
    の情報部の種々の情報の映像又は前記カメラによりキャ
    ッチされた自動車の周囲の情報のカメラ映像を映し出す
    モニターと、そのモニターに映し出される種々の情報の
    映像又はカメラ映像を切り換える映像切換部とを備えた
    マルチインフォメーション装置において、 自動車に搭載し、その自動車に接近して来る物体を検知
    してその検知信号を出力する物体検知部と、 その物体検知部及び前記映像切換部に接続し、前記物体
    検知部からの検知信号に基づいて、物体が自動車に対し
    て所定の距離以内に接近すると、前記映像切換部にカメ
    ラ映像切換指令信号を出力して、前記モニターの映像を
    前記カメラ映像に自動的に切り換える映像切換制御部
    と、 を備えたことを特徴とする自動車用マルチインフォメー
    ション装置。
JP4077492U 1992-06-15 1992-06-15 自動車用マルチインフォメーション装置 Pending JPH06936U (ja)

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