JPH06319617A - 折畳み書見台の製造方法 - Google Patents

折畳み書見台の製造方法

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JPH06319617A
JPH06319617A JP14819893A JP14819893A JPH06319617A JP H06319617 A JPH06319617 A JP H06319617A JP 14819893 A JP14819893 A JP 14819893A JP 14819893 A JP14819893 A JP 14819893A JP H06319617 A JPH06319617 A JP H06319617A
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美香 高橋
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久美子 金崎
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みちえ 金崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ボール紙又はプラスチックス等の薄板材料を折
曲げ接合して簡易迅速に組立てる書見台の提供。 【構成】折曲げて二重底にした上下の底板11,12間
に、立壁両側の傾斜端面を有する側壁6下端の接合縁片
5を折曲げて差込み、これを少なくとも底板の前方部に
おいて挟着固定することにより、前方部に滑り止め14
を備え後端下部においては、立壁の下端及び底板後端の
截切端面を露出させることのない堅牢で好体裁な折畳み
書見台を、正確迅速に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ボール紙又はプラス
チックス等の薄板材料を折曲げ接合して折畳み書見台を
簡易迅速に組み立てる製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来薄板材料を折曲げ接合して折畳み書
見台を製作する場合は、第7図に展開して示すように全
部材を一体として形成したものを組立てたものである
が、このような一体形成のものは、単位材料板からの製
作個数が僅少となり、材料に著しい無駄が生じるばかり
でなく、この種書見台の強度上の要求を充たし得ない等
の欠点があつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、材料板の主体部分である立壁部と底板部分の両部を
T字形に一体形成したものであるため、採り寸法上の不
利に加え強度を要求される部分の多重構成等による堅牢
性の確保が困難であり、また立壁部と底板部をT字形に
二分接合する従来の方法によるときは、その接合部分の
微細な接合度合や角度のずれにより底板の前端部では勿
論、他部や全体にも、歪みを生ずる不具合並びに接合能
率が悪い等の弊害があつたが、本発明者らはこれら在来
品の欠点を除去し、二部材を接合形成させる方式による
製作手段でありながら、その採り寸法上有利で且つ所要
強度を大とした堅牢且つ好体裁な折畳み書見台を正確迅
速な接合組立により、安価に量産することを可能にしよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ボール紙又はプラスチッ
クス等の薄板から成る材料板を第1図に示す如く上下部
に主体部材Aと底板部材Bを組み合わせて截取するよう
にすれば、材料の無駄を生じないことは自明であるが、
量産方法としては、主体部材のみを正逆の台形配置形状
として密接截断し、また細長形で二つ折り可能な底板部
材のみを別個の材料板により製作すれば、これら二部材
を材質別のものとして組合せることも自由であり、また
本発明方法の実施の便(学童用の工作材料として提供す
る場合等の便益)によつては、B4版による切抜き可能
な付け合わせのセツト部材として製作するのが好都合で
ある。
【0005】従来組立部材の接合に当つては主体部材の
背壁下端に対し比較的長い部材である底板部材の端縁を
T字状に接合するため、この部分で予め糊貼りや溶着手
段を施していたが、これには可成りの手数を要するばか
りでなく前記接合箇所における接合度合いの深浅不同又
は接合ずれがあつた場合などは製品の処々に歪みを生
じ、不体裁且つ程度によつては使用に耐えない不良品が
できる等の欠点があつた。これらの弊害を取り除くため
には、主体部材Aと底板部材Bを敢えて二分形成しなが
らも両部材の接合に当り、上記従来方法による固着手段
を施すことなく、この部分の接合を両部材の当該部位に
おける嵌合組立手段のみによる密接構造にすると共に背
壁の下端と底板後方の端部をいわゆる切りとばし(切断
面の露出状態)にすることなく、両者を共に折曲げによ
る隅接構造とする蜜嵌挟着の接合手段を採ることにより
確実、堅牢であり且つ正確、迅速な部材の結合を達成さ
せるほか底板部材の前方処理においても主体部材下端の
接合縁片等の挟み込み接合による多重構成とすることに
より、製品の堅牢性を補増するようにする。
【0006】
【発明の作用】本発明方法により製作される折畳み書見
台は第3図(斜視図)に示すものであり、その大体の形
状及び折畳み方法は本出願人の先願発明等(例えば特許
出願公告平4−55043号の発明,同平4−7924
3号の発明並びに登録意匠第721622号の類似第
3,同第9,同第10号)の各公報により公知である
が、これら先願の各公報に示された折畳み書見台はいず
れも本発明の目的とは対蹠的に主体部材と底板部材を一
体的に形成したものである。本発明の方法はこの点にお
いて前示公知の発明や考案のものとは異なり両部材を各
別個のものとするにも拘らず、従来品の如く両部材を後
下端で接合する部分において貼着、溶着、ステープル止
め等の接合手段を何等施すことなく、且つ当該両部材の
接合隅角部においては、背壁及び底板のそれぞれの截断
端面(切口)を露出させることなく好体裁に且つ極めて
正確、確実に、単なる嵌挿手段による組合せのみによ
り、堅牢で耐久性のある折畳み書見台を製造することを
可能にするものであり、その折畳みに当たっては、前記
登録第721622号の類似第10号意匠公報に示す如
く、側壁を内曲げすることも、これを外曲げ状とするこ
とも自由に選択実施することができるが、本発明は本出
願人の先願に係る前記特許出願公告平4−79243号
公報所載の発明を利用する関係から成り立つものであ
る。
【0007】
【実施例】添付図面に基づき本発明実施の一例を示せば
以下の通りである。厚さ約0.5mm程度で略々B4版
大のボール紙又は同様のプラスチックス等の薄板を単位
面積とした材料板又は適当大の材料板により高さ約12
0mm〜150mm、横幅約65mm〜80mmの上縁
1両側端1aから垂直の折目稜線2,2を介して劃成さ
れる背壁3及びその左右に連接される側壁6夫々の下端
には折曲げ線4の下方に山形切欠ぎ部7,7により分割
形成された適当幅の接合縁片5,5,5′を具え且つ約
45度の傾斜角度から成る勾配端面8の略々中央部8a
から前記側壁6と背壁3との下端接合隅角部9に亘る斜
め折曲げ線10を設け全体が略々截頭山形状を成す主体
部材Aと、これとは別に後方で二つ折りして上下の二枚
合せにすることにより、主体部材A下端両側の接合縁片
5,5を直角に内折りして上下底板間に差込み挾接させ
得る底板部材Bにおける下部底板12の前方12aに
は、起伏し又は起伏しない適宜形状の滑り止め部14を
予め折曲げ構成するか又は後に配置構成し得る前縁部
(下部底板の前方12aに相当)を形成しその後方を開
放状に展延させ又はさせることなく、第1図における前
記底板12前方12a部位の前方部分を除く爾余の全長
略々中央部から二つ折り状に折曲げ二重底を形成するよ
うにした底板部材Bを別に用意し、これを二つ折りして
形成した上下底板間に長手方向両側から前記主体部材A
下端の両接合縁片5,5を直角に内折りして差込み且つ
中央部(背壁3)下端の接合縁片5′を上部底板11面
上に内折り載置して、要すれば適宜の手段例えば上部底
板11後方に穿設形成した弧状の押え舌片16に差込む
方法等により接合縁片5′端部5aの浮き上がりを防止
し、上下底板11,12間の少なくとも前方部において
前記接合縁片5,5の前方に設けることのある穿設孔1
5に対応する上下底板の穿設孔15にホツク等の止付具
(例えばかしめ鋲17又は両脚ピン若しくは綴り紐等)
を貫通止め付けるかステープルその他適宜の接合、溶着
手段を用いて上下底板間に挟着された接合縁片5,5等
の少なくとも3枚又は及びこれと下部底板12前方の折
返し展延部13′等を重接固定することにより背壁3下
端の折曲げ部3a及び底板後端の折曲げ部Bには各部
材A,Bの切断面を露出させることなく迅速、強固な挿
嵌組立てを可能とした方法である。
【0008】
【発明の効果】本発明は最小限度の単位面積から成る各
種材料板により組合せセツト様式のものとして截切形成
する場合は勿論、大量生産手段としても採り寸法上極め
て有利な截断成形方法を用いて、主体部材Aと底板部材
Bにより二分構成して製作する方法であるから使用材料
を最大限に有効利用できるばかりでなく、両部材の組合
せ結合手段においても従来方法における両部材の第一次
接合部位すなわち主体部材Aの下端と底板部材Bの長手
方向の後縁部に当たる端部を両部材に対し貼融着の手段
等を何等施すことなく、二つ折りに係る底板部材B後端
の折曲げ部B内側の側端面において、主体部材A下端
に分割形成された山形切欠ぎ部7,7の截切端面の頂部
を機密に嵌着させることにより上下底板間に挟在させる
ようにした接合縁片5,5をそれらの接合隅角部9にお
いて高い精度で嵌挿固定することができるから、組立が
便利迅速に行えるばかりでなく、接合縁片5,5の他端
(前方部分)は上下の底板11,12間において下部底
板12の前方12aから折曲げられた開放状の展延部1
3′と共に適宜の手段により強固に止め付けられ、両部
材はその後下端すなわち底板後端の折曲げ部B内側部
位において緊密に固定されて、その接合状態が常に良好
に保持される。しかもこの場合、下部底板12の前縁部
13に形成される滑り止め部14の構成内際と略々一致
する、この部位から後方に続く開放状の展延部13′構
成際の至近部における上下の底板間において、接合縁片
5,5は該展延部13′等と共に重接状態でかしめ鋲
(17)その他の止付具(例えばステープル等)又は接
着剤等により強固に重接固定されるからその組立精度を
極めて高く保持させることができるものである。
【0009】すなわち、この接合手段は第2図に示すよ
うに主体部材Aの中央に位置する背壁3両側の側壁6,
6下端における左右の接合縁片5,5を、第4〜第6図
に拡大して示すように略々中央部(第5,6図に図示の
右端部すなわち底板後端の折曲げ部B)から二つ折り
して形成された上部底板11と下部底板12の長手方向
両側の間隙(開口部)に直角に折曲げて差し込むもので
あり、この場合中央部の接合縁片5′を上部底板11の
上面に置き、必要に応じ上部底板11に穿設構成した押
え舌片16に対し前記接合縁片5′の端部5aを差込む
等してその浮き上がりを防止するようにするが場合によ
つては直接の貼り付け方法又は接着テープ等により固着
する等適宜に処理することができる。
【0010】一方背壁下端の接合縁片5′両側の接合縁
片5,5の劃成部分に当る山形切欠ぎ部7,7の截切端
面(拡らき角)の頂点部分が、上下底板11,12の折
曲げられた両折曲げ角部の両外側端面と蜜に当接するよ
うに嵌接すると共に組立過程において、上下底板11,
12間に順次差込まれて、底板の横幅からはみ出さない
ように、上下底板の前方部に必要に応じ予め設けた穿設
孔15に対応する接合縁片5,5前端部の穿設孔15が
一致するようにされて、この部分で上下底板間に挟着固
定され、底板の後方部位においては、その後端部分の端
縁が、背壁3下端の折曲げ部3aにより押え付けられ、
底板部材Bの折曲げ部Bの構成際に緊密に嵌接され
る。このようにして、中央部の接合縁片5′以外の接合
縁片5,5は底板部材Bの長手方向の上下間隙に挾接さ
れ、それらの各前端部で下部底板12の前方12aから
折曲げ形成された開放状の展延部13′の上面に乗る状
態でこれに当接されることが好ましいものであるが、場
合によつてはこの展延部13′と下部底板11間に挿嵌
されてもよく、要するに中央部の接合縁片5′以外の接
合縁片5,5は、上下の底板11,12間において、前
記展延部を含め鋲止めされる場合は、各対応して設けら
れた穿設孔15…を通して強固に挟着されるものであ
り、またこれらの固定手段に代えて、穿設孔を特設する
ことなく前記穿設孔の開穿部位に相当する個所におい
て、ステープルは勿論接着剤等による固着若しくは熱溶
着等の手段によつて行うことが可能であるが、更に強固
な接合組立てをするためには、接合縁片5,5の重接位
置に相当する上下底板の両側部において、その全体又は
一部の所要箇所に対し点溶着を含む前記接着手段又はス
テープル等の線金製固定材を用いる縫着状の固定手段を
施すことも自由である。
【0011】前述の如く、本発明は切離された二部材の
接合により形成されるものであることは公知の如くであ
るが、正確、迅速な接合を可能とするほか、薄板を材料
として製作したため、使用時に浮上つて折れ曲つたり破
損する虞のある前方部殊に滑り止め部及びその内側の脆
弱な部分をそのまま又は必要に応じ補強板片を重接多重
状として補強できる構造としたことにより、簡易構造に
も拘らず堅牢且つ体裁優美なものを迅速に組立てること
を可能にし得たものである。
【0012】また本発明は、主体部材Aにおける立壁3
下端部位の折曲げ部3aと底板後端の折曲げ部Bにお
ける両者の当接面相互の有する曲げ応力を利用すること
により書籍載架時の可成りの負荷にも対応できるように
すると供にこの対接隅角部分において、いずれも截切端
面を付き合わせないため啻に好体裁に構成し得るのみな
らず、その耐久性をも克く補増させることができる効果
をも奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すものであつて、材料板の
形状例であるB4版の面積から成る材料板の上方に所要
折目を付した略々截頭山形状の主体部材Aを、またその
下方には同様に所要折目を付した横長の底板部材Bを裁
断形成するようにした組合せ部材板を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示すものであつて、分離され
た両部材A,Bを接合するため折曲げ重合した上下底板
の間隙に主体部材A下端両側の接合縁片を直角に各内曲
げして差込み組立てる過程を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示すものであつて、本発明方
法による組立が完了し、背壁を停立させた状態を示す書
見台の斜視図である。
【図4】本発明の実施例を示すものであつて、要部を切
截して示す組立完了後における書見台の起立状態を示す
要部の一部切欠拡大平面図である。
【図5】本発明の実施例を示すものであつて、上下底板
の開口間隙に対し主体部材下端の接合縁片を挿嵌させた
状態の要部拡大側断面図である。
【図6】本発明の実施例を示すものであつて、上下底板
を閉じ合せ且つ上部底板の上面に主体部材における立壁
下端の接合縁片5′を載置してその浮き上がり防止策を
施した場合を示す一部切截拡大側断面図である。
【図7】従来の此種折畳み書見台製造用に一体形成され
た組立素材板を示す平面図である。
【符号の説明】
1…主体部材Aの上縁 2…折目稜線 3…背壁
4.折曲げ線 5,5,5′…接合縁片 6…側
壁 7…山形切欠ぎ部 8…勾配端面 9…接合
隅角部 10…斜め折曲げ線 11…上部底板 1
2…下部底板 13…前縁部 13′…開放状の展延部 14…滑
り止め部 15…穿設孔 16…押え舌片等 1
7…かしめ鋲又は両脚ピン等の接合具
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【実施例】添付図面に基づき本発明実施の一例を示せば
以下の通りである。厚さ約0.5mm程度で略々B4版
大のボール紙又は同様のプラスチックス等の薄板を単位
面積とした材料板又は適当大の材料板により高さ約12
0mm〜150mm、横幅約65mm〜80mmの上縁
1両側端1aから垂直の折目稜線2,2を介して劃成さ
れる背壁3及びその左右に連接される側壁6夫々の下端
には折曲げ線4の下方に山形切欠ぎ部7,7により分割
形成された適当幅の接合縁片5,5,5′を具え且つ約
45度の傾斜角度から成る勾配端面8の略々中央部8a
から前記側壁6と背壁3との下端接合隅角部9に亘る斜
め折曲げ線10を設け全体が略々截頭山形状を成す主体
部材Aと、これとは別に後方で二つ折りして上下の二枚
合せにすることにより、主体部材A下端両側の接合縁片
5,5を直角に内折りして上下底板間に差込み挟接させ
得る底板部材Bにおける下部底板12の前方12aに
は、起伏し又は起伏しない適宜形状の滑り止め部14を
予め折曲げ構成するか又は後に配置構成し得る前縁部
(下部底板の前方12aに相当)を形成しその後方を開
放状に展延させ又はさせることなく、第1図における前
記底板12前方12a部位の前方部分を除く爾余の全長
略々中央部から二つ折り状に折曲げ二重底を形成するよ
うにした底板部材Bを用意し、これを二つ折りして形成
した上下底板間に長手方向両側から前記主体部材A下端
の両接合縁片5,5を直角に内折りして差込み且つ中央
部(背壁3)下端の接合縁片5′を上部底板11面上に
内折り載置して、要すれば適宜の手段例えば上部底板1
1後方に穿設形成した弧状の押え舌片16に差込む方法
等により接合縁片5′端部5aの浮き上がりを防止し、
上下底板11,12間の少なくとも前方部において前記
接合縁片5,5の前方に設けることのある穿設孔15に
対応する上下底板の穿設孔15にホツク等の止付具(例
えばかしめ鋲17又は両脚ピン若しくは綴り紐等)を貫
通止め付けるかステープルその他適宜の接合、溶着手段
を用いて上下底板間に挟着され接合縁片5,5と上下
底板等の少なくとも3枚又は及びこれと下部底板12前
方の折返し展延部13′等を重接固定することにより背
壁3下端の折曲げ部3a及び底板後端の折曲げ部B
は各部材A,Bの切断面を露出させることなく迅速、強
固な挿嵌組立てを可能とした方法である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボール紙又はプラスチックス等の薄板材料
    により高さ約120mm〜150mm、横幅約65mm
    〜80mmの上縁両側端から垂直の折目稜線を介して劃
    成される背壁及びその左右に連接される略々二等辺三角
    形状の側壁夫々の下端には折曲げ線の下方に分割形成さ
    れた適当幅の接合縁片を具え全体が略々截頭山形状をな
    し、約45度の傾斜角度から成る側壁における勾配端面
    の略々中央部分から前記側壁と背壁との下端接合隅角部
    に亘る斜め折り曲げ線を設けた主体部材と、これとは別
    に二枚合わせにすることにより主体部材下端両側の接合
    縁片を上下底板間に差込み挟着させ得る底板部材におけ
    る下部底板の前方には、起伏し又は起伏しない適宜形状
    の滑り止め部を予め折曲げ構成するか又は後にこれらを
    配置構成し得る前縁部を形成し、その後方を開放状に長
    く展延させ又はさせることなく後方の略々中央部から折
    曲げて二重底を形成するようにした底板部材を用意し、
    これを前記の中央部から二つ折りして形成した上下底板
    間の長手方向両側から前記主体部材下端左右の両接合縁
    片を直角に内折りして差込み且つ中央部(背壁)下端の
    接合縁片を上部底板面上に内折り載置して、要すれば適
    宜の手段によりその端縁の浮き上がりを防止し、上下底
    板間の少なくとも前方部において、接合縁片の前端に設
    けることのある穿設孔に対応する上下底板の穿設孔にホ
    ツク等の止付具を貫通止め付けるかステープルその他適
    宜の接合手段を用いて上下底板間に挾接された接合縁片
    等の少なくとも3枚又はこれと前方の折返し部等を重接
    固定することにより背壁の下端縁及び底板の後端部には
    各部材の切断面を露出させることなく迅速強固な組立て
    を可能にしたことを特徴とする折畳み書見台の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102152527B1 (ko) * 2019-03-13 2020-09-04 김기호 휴대용 독서대

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01150020U (ja) * 1988-03-30 1989-10-17

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JPH01150020U (ja) * 1988-03-30 1989-10-17

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