JPS58500975A - 棺用原製品ならびに該製品から作られた棺 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 棺用原製品ならびに該製品から作られた種本発明は厚紙、プラスチックあるいは 均等物から作られた棺ならびに棺を作るだめの原製品あるいは形板に関するもの である。

厚紙杉板の棺を作れば棺店での棺の組立てがかかる形板から容易に達成されるこ とになる。杉板輸送は完成品の棺の輸送に必要な空間の何分の１の空間を必要と するにすぎない。

棺を厚紙で作ることは知られていた。しかしながらそれらはプレート様、レディ ーメート彫版から容易に組立てられるような設計のものではなかった。

厚紙あるいは均等材料から作られ、所望の形状に切断され、折曲げ刻みのもうけ られた本発明の検相彫版（あるいは杉板群）は特許請求の範囲第１項記載の特徴 を有する。この形板から作られた棺の特徴は特許請求の範囲第６項に記載されて いる。

底部コンポーネント用の形板および蓋用の形板は同様に作られる。蓋用コンポー ネントは底部コンポーネントと形がちがうだけである。主な相違点は底部コンポ ーネントの底の方が蓋コンポーネントのルーフよシ広くなっている点である。勿 論どちらのコンポーネントも同じにすることもできるがその場合は棺の外観が悪 くなる。

以下添付図によシ本発明を説明するが、図は単に具体例を示すにすぎない。

第１図は棺の底部コンポーネント用の形板を表わす。

第２図は棺底部コンポーネントの末端部の斜視図である。

第１図は棺の底部コンポーネントを作るだめの形板を示す。この形板は厚紙例え ば段ボール紙からなる。形板は１シートから切断してもよく、あるいは多数のシ ート部品の組合せであってもよい。棺の底部コンポーネントの底部１の側面に曲 げられる部分−側壁２および末端部４−は折曲げ刻み１１および１２にそって折 シまげられる。

側壁にはさらに刻み１′５，１４および１５が、また末端部には刻み１６．１７ および１８がもうけられる。側壁にはさらに刻み２１がみられる。刻み２１およ び末端の切り口は、側壁２と末端４を折シ立てた時、上方にひろがった形の棺が 得られるような形になっている。

いは蓋の末端の一部を示している。

側壁２と末端壁４０間の角には木片が補強のため接着されており、この木片は断 面が三角形であることが有利である。側壁の末端３は刻み２１にそって末端壁の 上に折シまげられ、末端厚紙を通し下の一木片にステープル留めされている。末 端壁の頂端には木片２４がもうけられ、その一端が第２図に一部示されている。

この杉板末端の端縁部８．−９および１０はこの木片上に折シマげられる。

部分８は木片の上に来、部分９は木片の側面をカバーすべく下方へ曲げられ、部 分１０は末端壁に強固に貼シ合わされる。木片２４の断面をひし形にし、部分９ を底部コンポーネントの垂直面に位置せしめる場合、部分９と末端壁の部分１０ を貼シ合わせる点よシ上の部分の間に小さな中空空間かのこるようにすることも できる。末端壁４の上部、水平面８および下方へまげられた面９は三角形断面の チャンネルを構成し、その上部に木片２４が入れられることが理解されよう。従 って木片は全チャンネルをみたす必要はない、蓋コンポーネントでは事実上、木 片を三角形断面のものとし厚紙をこの木片の面にそわせることができる。

側壁２の強化は三角形断面のチャンネルに補強ストリップ２２をその上端にしつ かシと貼シあわせて行なわれ、この補強ストリップはベニヤ板、厚紙、ハードボ ード、プラスチックあるいはこれらから作られる材料で出来ており、水平部５の 下から末端の横ストリップ２４上までその端が伸び、矢印２３の如く例えばステ ーブル留めあるいはくぎうちで該ストリップ２４に固定されている。

端縁の水平面をなす平面５にはカット１９がもうけられ、同様にカット２０が末 端部の水平面８にも設けられていて、補強ストリップ２２の端はその合わせ目で しつかシとステーブル留めされている。勿論末端ストリップ２４をこの点で幾分 薄くすることも可能であるが、一般にそうする必要は々い。というのは接合によ り角での高さの差は実質的に変わらないからである。側壁を補強する三角形チャ ンネルはこのように、その下縁に補強ストリップが貼シ合わされる側壁の水平面 の部分５、外側での棺の側壁ならびに内側での側壁の縦折曲げ部分６により作ら れ、その下端は貼合せ部７により側壁２の内面に貼り合わせおよＱ４たはステー ブル留めされている。

形板が完全に作られ１必要な木片が調達され、側壁の補強ストリップが入手され れば棺の組立ては簡単な仕事で迅速に実施せられる。底部コンポーネントと蓋が 完成されたら所望比よりこの棺は布で覆われる。横木ストリップ２Ａが末端にも うけられているから蓋は常法で底部コンポーネントにしっかりとスクリュー留め される。

形板が一枚の厚紙シートから作られるものについて説明してきた。もしよシ小さ な包装を望むなら形板をいくつかのパーツに作ることができる。

有利な一方法では例えば１つのパーツを底部１ならびにそれに続く１つの側壁２ とする。第２のパーツは同様の底部１およびそれに続く第２の側壁２とする。

末端壁４とそれに続く半分の底部１、ならびに末端壁４と残シ半分の底部をそれ ぞれ第３および第４の形板パーツとする。底部パーツ群を重ね合わせることによ り全形板が得られる。底部１はこのように６層で作られ、従ってこれらパーツを 貼合わせあるいはステーブル留めする以外何ら補強せずとも頑丈にｈス。パーツ 弐にわけるためサイズが小さくなることは杉板輸送上有利であり、１゜かも棺の 底部がより強く作られる。分割杉板群は各４少なくとも１つの側壁または末端壁 と底部全体あるいはその一部からなるように作ることができる。

一般妬棺は一端が他端、シ狭いので末端のカットと折シ目には幾分の相違がある 。

１例として、形板で横と縦側面間の角度は約７２°である。蓋の場合、相当する 角度は約５７０である。

本発明の棺は安価でしかも、布をかぶせれば木製で布をかけた棺と外観上の差異 はない。場合によっては布の覆いなしでも使用せられる。検層として考案された ものであるが、同じ構造のものが類似型の他の装飾入シ棺などにも適用せられる 。

棺の構造ならびに形状は本発明範囲内で変更可能である。

第２図 国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．完成品の棺において垂直壁（２）、　Ｅいの水平面（５）および下方へ折り 曲げられた折り曲げ部（６）の内部に、また好ましくは末端壁（４）の水平面（ ８）と下方に折り曲げられた部品（９）の内部に１．三角形断面のチャンネルが 得られるよう形板の側面（２，４）に折曲げ線刻み（１３゜１４．１５，１６， １７，１Ｂ）が設けられていることを特徴とする。所望の形状に切断され且つ折 曲げ刻みのもうけられている厚紙あるいは均等材料で作られた棺の蓋あるいは底 部用の形板あるいはパーツ群からなる形板。 ２、形板の端面（４）の上側に、厚紙が内に置かれる小木板（２４）を覆って折 り返されるよう折曲げ線のための刻み（１６，１７，１８）が設けられている請 求の範回第１項記載の形板。 ３、側壁（２）の末端に、側面の末端（３）が棺の端面（４）にそって曲げられ るよう折曲げ線のための刻み（２１）がもうけられている請求の範囲第１項ある いは第２項記載の形板。 ４、側壁（２）と末端壁（４）の水平面になる部分（５、８）からアングル接合 のため小片（１９，２０）が切り取られている請求の範囲第１項〜第３項のいづ れかに記載の形板。 ５、多数の部品が組み合わされ、各部品は少なくとも１つの側壁（２）あるいは １つの末端壁（４）と全底部（１）（あるいはルーフ）あるいはその一部を有し 、底部パーツ群（あるいはルーフパーツ群）をつなぎ合わせると全形板が形成せ られる請求の範囲第１項〜第４項のいづれかに記載の形板。 ６、末端壁（４）の頂端に水平の木片（２４）が、また側壁（２）、側面の水平 面（５）および下方へ折りまげられた部分（６）で構成される三角チャンネルの 天井面に対して例えばにかわ付けされた補強ストリップ（２２）がもうけられ、 補強片の末端が例えばステープル留めで末端ストリップ（２４）の末端に固定さ れている前記いづれかの請求の範囲に記載の形板から作られた棺。 ７、側壁（２）と末端壁（４）の間の角に縦の木片が入れられる請求の範囲第６ 項記載の棺。 ８、底部コンポーネンツならびに蓋が同様の形板から作られ、当業者衆殖の如く 布で覆われる請求の範囲第６項または第７項記載の棺。