JPH06319343A - 刈払機 - Google Patents

刈払機

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Publication number
JPH06319343A
JPH06319343A JP5113019A JP11301993A JPH06319343A JP H06319343 A JPH06319343 A JP H06319343A JP 5113019 A JP5113019 A JP 5113019A JP 11301993 A JP11301993 A JP 11301993A JP H06319343 A JPH06319343 A JP H06319343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
vibration
handle
attached
bush cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5113019A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sunaoshi
光広 砂押
Toshifumi Kubota
俊書 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP5113019A priority Critical patent/JPH06319343A/ja
Publication of JPH06319343A publication Critical patent/JPH06319343A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈払機操作者に伝わる振動を軽減する。 【構成】 ドライブシャフト9を内蔵するパイプ1の両
端に動力源2及び回転刈刃4を装着し、またパイプ1の
中間部にハンドル取付パイプ51及びハンドル取付具5
2を介して操作ハンドル6を装着した動力刈払機におい
て、ハンドル取付パイプ51をパイプ1の横振動の隣合
う節部の2点においてパイプ1に取付支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長尺パイプの両端にエン
ジン等の動力源及び回転刈刃を装着し、振動を軽減する
ようにした携帯式刈払機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯式動力刈払機は、軽く手軽に草等を
刈れるため広く使用されている。かかる刈払機の一般的
な構造は、図2に示すように、図示しないドライブシャ
フトを内蔵する長尺のパイプ1の一端に動力源2、他端
に刈刃取付部3及び回転刈刃4を装着し、パイプ1の中
間部にハンドル取付具5を介して操作ハンドル6を装着
している。一方機体には動力源2の回転振動特にエンジ
ン式のものは往復方向慣性振動及びその直角方向の釣合
い錘の回転アンバランスによる振動、ドライブシャフト
を含む動力伝達部の曲がり、偏心等による振動、回転刈
刃4のアンバランスによる振動等が発生しており、これ
らが操作ハンドル6を介して操作者に加わり、不快感、
疲労、振動障害を引き起こす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した操作者に加わ
る振動を軽減するため、従来から種々の試みが行われて
おり、その概要は、 1. 動力源2、動力伝達部及び回転刈刃4の製作精度
を高め偏心、曲がり等によるアンバランスを軽減する。 2. 動力源2とパイプ1との間にゴム等の緩衝材を介
在させて吸振効果と振動伝達を軽減する。 3. パイプ1と操作ハンドル6の間にゴム等の緩衝材
を介在させて吸振効果と振動伝達を軽減する。 4. 操作ハンドル6のグリップ部にゴム等の緩衝材を
介在させて吸振効果と振動伝達を軽減する。 5. 操作ハンドル6またはパイプ1に取付た振動減衰
用重錘を用いた吸振器により振動伝達を軽減する。 等が提案されている。しかしこれらはいずれも緩衝ゴム
を利用したり、製作精度を上げる方法であり、製作費及
び重量アップが避けられない。本発明の目的は、上記し
た従来技術の欠点をなくし、振動の特性を利用して防振
効果を増そうとすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】動力刈払機は上記したよ
うに長尺のパイプの両端に大きな質量の動力源と刈刃部
が装着されており、これらを概念的に示したものが図3
で横振動する形態を概念的に示すと図4に示すような振
動を行っているのが通例である。図4においてA1、A
2点は振動の腹、B1〜B3点は振動の節であり、B1
〜B3点は振動により角度変位はあるが位置変位はな
い。本発明はこれら振動の節であるB1点とB2点また
はB2点とB3点の位置にまたがってハンドル取付具を
取付支持し、該ハンドル取付具に操作ハンドルを装着し
た。
【0005】
【作用】上記のように振動の位置変位のない節にハンド
ル取付具を取付、また隣合う節に付けたので振動の角度
変位は相殺される。従って、前記ハンドル取付具及び操
作ハンドルに振動が伝わらない。
【0006】
【実施例】図1に本発明の一実施例を示す。図1に示す
以外の部分の構造は図2と同じである。パイプ1にはド
ライブシャフト9及び該ドライブシャフト9を支持する
軸受10が内蔵されている。ドライブシャフト9はパイ
プ1の一端に取付た前記動力源2の動力を、他端に取付
た刈刃取付部3に伝える。パイプ1の外側にハンドル取
付パイプ51を設け、パイプ1の外周とハンドル取付パ
イプ51の内周との間に隙間11を設けた2重パイプ構
造としている。ハンドル取付パイプ51の両端は締め付
けバンド7及び締め付けボルト8によってパイプ1に軸
方向及び回転方向共固定されている。ハンドル取付パイ
プ51にはハンドル取付具52を介して操作ハンドル6
が取付られている。2個の締め付けバンド7の位置はパ
イプ1の横振動の相隣合う節の位置に合致させる。この
ためハンドル取付パイプ51はパイプ1の振動の変位に
より変位することはなく、かつパイプ1の振動による角
度変位はハンドル取付パイプ51の中部で相殺される。
従って、操作ハンドル6には振動が伝わらない。本実施
例ではパイプ1の周りにハンドル取付パイプ51を設け
た2重パイプ構造であるので、ハンドル取付パイプ51
の剛性を小さくし操作ハンドル6に伝わる振動を小さく
できる。またハンドル取付パイプ51の剛性を小さくし
ても、大きな操作力が操作ハンドル6に作用した場合、
前記隙間11が0または小さくなるだけであり、操作ハ
ンドル6の相対変位は少なく、従って、操作性は悪くな
らない。また2重パイプ構造であるので、パイプ1が補
強されることになり強度アップとなる。
【0007】上記は本発明の一実施例を示したものであ
り、ハンドル取付パイプ51の役目をする部材は必ずし
もパイプ状でなくとも良く、例えばコの字型、平板、そ
の他の形状で良く、更にハンドル取付具52と一体形状
のものでも良い。また締め付けバンド7によってパイプ
1に取付支持させる構造は本実施例以外の方法でも良
く、例えばゴム等の緩衝材を介して取付支持しても良
い。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、パイプの振動によって
ハンドル取付具が振動変位することがなく、かつパイプ
の振動による角度変位は前記ハンドル取付具の中部で相
殺されるので、操作ハンドルに機体の振動が伝わらず、
操作者にも振動が伝わらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明刈払機の一実施例を示す要部断面図。
【図2】 一般的な刈払機の一例を示す斜視図。
【図3】 一般的な刈払機を概念的に示した模式図。
【図4】 刈払機が横振動する形態を概念的に示した模
式図。
【符号の説明】
1はパイプ、2は動力源、3は刈刃取付部、4は回転刈
刃、5はハンドル取付具、6は操作ハンドルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライブシャフトを内蔵する長尺のパイ
    プの両端に動力源及び回転刈刃を装着し、また中間部に
    ハンドル取付部を介して操作ハンドルを取付た刈払機で
    あって、 前記ハンドル取付具はパイプの長手方向に距離を離した
    2点でパイプに取付支持され、該取付支持する2点をパ
    イプ状の横振動の相隣合う節に合致させたことを特徴と
    する刈払機。
JP5113019A 1993-05-14 1993-05-14 刈払機 Withdrawn JPH06319343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113019A JPH06319343A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 刈払機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113019A JPH06319343A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 刈払機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06319343A true JPH06319343A (ja) 1994-11-22

Family

ID=14601407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5113019A Withdrawn JPH06319343A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 刈払機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1230835A1 (en) * 2001-02-07 2002-08-14 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Bush cutting machine
JP2008011740A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Maruyama Mfg Co Ltd 刈払機

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Effective date: 20000801