JPS6017549Y2 - 携帯式作業機の防振装置 - Google Patents

携帯式作業機の防振装置

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Publication number
JPS6017549Y2
JPS6017549Y2 JP1979149297U JP14929779U JPS6017549Y2 JP S6017549 Y2 JPS6017549 Y2 JP S6017549Y2 JP 1979149297 U JP1979149297 U JP 1979149297U JP 14929779 U JP14929779 U JP 14929779U JP S6017549 Y2 JPS6017549 Y2 JP S6017549Y2
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JP
Japan
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tube
clutch housing
base
operating tube
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979149297U
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English (en)
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JPS5666551U (ja
Inventor
策次 山田
Original Assignee
山田機械工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 山田機械工業株式会社 filed Critical 山田機械工業株式会社
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Publication of JPS5666551U publication Critical patent/JPS5666551U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、操作管の先端に回転刃等の作業具を、基端に
エンジン等の動力源(以下、エンジンという)を取付け
、エンジンの回転駆動力をクラッチおよび操作管に内通
挿した伝動軸を介して作業具に伝え、これを作動させる
ように構成した刈払機等の携帯式作業機の防振装置に関
し、エンジンで発生させられる主として軸回り方向に振
動を効果的に減衰させ、作業者が把持する操作管に殆ど
振動が伝達されないようにすることを目的としている。
本考案は、図面に示す実施例より明らかなように、操作
管1の基部にエンジン7を、先端部に作業具6をそれぞ
れ取付け、上記エンジンすなわち動力源で発生した軸回
転出力を上記操作管2の内部に通挿した伝動軸9を介し
て上記作業具に伝達するように構成された携帯式作業機
において、上記エンジン2に取付けられたクラッチハウ
ジング1に一体的に設けられた筒状延出部1aと上記操
作管2の基部またはこれと一体的な部材とを互いに軸回
りに相対回転可能に接続する一方、上記筒状延出部1a
と上記操作管2の基部部材にそれぞれ切り欠きを設ける
ことによりこれらに互いに軸回り方向に一定間隔を隔て
て対向する壁3,4を設け、これらクラッチハウジング
側の壁3と操作管側の壁4とが形成する空間に、ゴム、
軟質合成樹脂等の弾性部材5を介在させたことを特徴と
する。
本考案の実施例を図面を参照しつつさらに詳しく説明す
る。
この実施例は刈払機に係るものであり、基本的に、操作
管2の先端に回転刃6を、基端にエンジン7をそれぞれ
取付け、エンジン7の回転駆動力をクラッチ8および操
作管2に内通挿した伝動軸9を介して回転刃6を作動さ
せるように構成されている。
エンジン7に取付けたクラッチハウジング1の筒状延出
部1a内には、操作管2の基端部20を回転可能状態に
挿入してあり、かつクラッチハウジング1の上記延出部
1aの先端の二箇所をコ字状に切り欠いて前記壁3,3
を形成している。
一方、操作管2の基部には、前記クラッチハウジング側
の壁3,3に対して軸回り方向に所定の間隔を置いて対
向する壁4,4を有する基部部材2aが套嵌固着されて
いる。
これらクラッチハウジング側の壁3,3および操作管側
の壁4,4の間には、ゴム、軟質合成樹脂等の弾性部材
5,5が介在させられる。
上記両壁3,4の間隔は、弾性部材に所望の吸振効果を
伴う圧縮変形を生じうるようにするとともに、後記する
エンジン7の操作管2に対する回動が充分に行なわれる
ように決定される。
符号10は、クラッチハウジング1の延出部1aにねじ
つけられたキャップ部材で、その基端に設けた内方フラ
ンジ11により、前記基部部材2aの第2図右方への移
動を阻止し、操作管2のクラッチハウジング1に対する
軸方向の移動を規制している。
なお、符号12は伝動軸9を操作管2内で軸転可能に支
持する軸受である。
第5図に示す実施例は、上記の実施例の壁3゜4に若干
の設計変更を加えたものである。
また、第6図に示す実施例は、操作管2の外面に突起を
設けることにより、その突起の側面を上記壁4として機
能させるようにしたものである。
また、図示しないが、クラッチハウジング1の筒状延出
部1aに直接的に突起を形成することにより、その側面
を上記壁3として機能させるようにしてもよい。
本考案は、以上のように構成される結果、次のような効
果を生んで、従来例に比較して操作管に生じる振動を大
幅に減衰させることができる。
すなわち、エンジン7に発生する軸回り方向の振動、す
なわちねじり振動がクラッチハウジング側の上記壁3と
操作管側の上記壁4との間に介在する弾性部材5の作用
により大幅に吸収され、これが操作管2に伝えられるの
を大幅に減じることができる。
また、本考案の防振装置では、クラッチハウジング側に
形成される壁、および、操作管側に形成される壁に対し
、これらの壁の間に介在させられる弾性部材は基本的に
完全に分離された別部材であるため、この弾性部材には
、圧縮力のみ作用する。
このことは、第一部材と第二部材との間に弾性部材を両
端接着状態で介在される従来一般の防振構造においては
、弾性部材に圧縮と引張の双方の力が作用し、このため
、第一部材の振動の往動および復動の双方の動きが第二
部材に伝達されてしまうのに比して、弾性材の振動減衰
効果が飛躍的にアップすることを意味する。
さらに、本考案の防振装置は、操作管に対してエンジン
がクッション効果を有しながら軸回り方向に支持されて
いると見ることもでき、この結果、作業具に瞬間的に強
大荷重がかかった場合にこれによる高負荷を回避する方
向にエンジンが逃げ回転するので、伝動軸ないしエンジ
ン構成部材に強大な負荷がかかつてこれが破壊するのを
未然に防止することもできる。
さらに、本考案での弾性部材は、単なるブロック状に形
成すればそれですみ、たとえばゴムジヨイントのように
弾性部材を筒状に形成するのに比して作成が容易であり
、また、組付けも簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は、その斜視図、
第2図は、要部の縦断面図、第3図は、第2図の■−■
線断面図、第4図は、主要部品の斜視図、第5図は、他
の実施例の要部の横断面図、第6図は、さらに他の実施
例の要部の縦断面図である。 1・・・・・・クラッチハウジング、1a・・・・・・
(クラッチハウジングの)筒状延出部、2・・・・・・
操作管、2a・・・・・・(操作管の)基部部材、3・
・・・・・(クラッチハウジング側に設けられた)壁、
4・・・・・・(操作管側に設けられた)壁、5・・・
・・・弾性部材、6・・・・・・作業具、7・・・・・
・エンジン(動力源)、9・・・・・・伝動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作管の基部に動力源を、先端部に作業具をそれぞれ取
    付け、上記動力源で発生した軸回転出力を上記操作管の
    内部に通挿した伝動軸を介して上記作業具に伝達するよ
    うに構成された携帯式作業機において、上記動力源に取
    付けられたクラッチハウジングに一体的に設けられた筒
    状延出部と上記操作管の基部またはこれと一体的な部材
    とを互いに軸回りに相対回転可能に接続する一方、上記
    筒状延出部と上記操作管の基部部材にそれぞれ切り火き
    を設けることによりこれらに互いに軸回り方向に一定間
    隔を隔てて対向する壁を設け、これらクラッチハウジン
    グ側の壁と操作管側の壁とが形成する空間に、ゴム、軟
    質合成樹脂等の弾性部材を介在させたことを特徴とする
    、携帯式作業機の防振装置。
JP1979149297U 1979-10-27 1979-10-27 携帯式作業機の防振装置 Expired JPS6017549Y2 (ja)

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JP1979149297U JPS6017549Y2 (ja) 1979-10-27 1979-10-27 携帯式作業機の防振装置

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JP1979149297U JPS6017549Y2 (ja) 1979-10-27 1979-10-27 携帯式作業機の防振装置

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Publication Number Publication Date
JPS5666551U JPS5666551U (ja) 1981-06-03
JPS6017549Y2 true JPS6017549Y2 (ja) 1985-05-29

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ID=29380394

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JP1979149297U Expired JPS6017549Y2 (ja) 1979-10-27 1979-10-27 携帯式作業機の防振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009118763A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Makita Numazu Corp 刈払機
JP2010022235A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Starting Ind Co Ltd 刈払機

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4714803U (ja) * 1971-03-17 1972-10-21

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JPS4714803U (ja) * 1971-03-17 1972-10-21

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JPS5666551U (ja) 1981-06-03

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