JPH0518905Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518905Y2
JPH0518905Y2 JP16912087U JP16912087U JPH0518905Y2 JP H0518905 Y2 JPH0518905 Y2 JP H0518905Y2 JP 16912087 U JP16912087 U JP 16912087U JP 16912087 U JP16912087 U JP 16912087U JP H0518905 Y2 JPH0518905 Y2 JP H0518905Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
semi
drive shaft
transmission shaft
side edges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16912087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0174731U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16912087U priority Critical patent/JPH0518905Y2/ja
Publication of JPH0174731U publication Critical patent/JPH0174731U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0518905Y2 publication Critical patent/JPH0518905Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、刈刃側に伝動する伝動軸を防振およ
び緩衝して駆動伝達できるようにした刈払機の伝
動防振緩衝装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の伝動装置として、クラツチケー
シング内に軸架したエンジン駆動側の駆動軸と、
刈刃側に伝動する伝動軸との間に、緩衝接手を介
装するような構造のものが、実開昭55−151127号
公報にも見られるように知られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、そのような構造のものでは、駆
動側の回転トルクが緩衝接手に対し常に全量負荷
されるので、長期間の使用では緩衝接手が疲労し
て機能しなくなつたり破損したりするといつた不
具合が生じ、また、グリースを充填できるような
構造になつていないので、防振性が低下しやす
い、といつた問題点を有していた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、その問題点を解決し、防振および緩
衝効果を一段と向上させることができるようにし
たものであり、そのため、駆動軸の前部および伝
動軸の外周にそれぞれ一体的に形成した半円筒部
の側方には、相互に間隔をおいて軸心方向に平行
となる側縁をそれぞれ形成するとともに、少なく
とも両側縁の一方には他の側縁に対し接近するよ
う突出する段部を平行に形成し、両半円筒部の外
周に嵌装する円筒状緩衝体の内周面には前記両側
縁の間に嵌入する突出部を突設して構成したもの
である。
[作用] したがつて、駆動軸の回転は、円筒状緩衝体の
突出部を介して伝動軸に、防振状態で良好に伝達
されることになり、また、緩衝体の内方で駆動軸
側半円筒部の段部と伝動軸側半円筒部の側縁との
間にグリースを充填できることになり、例えばエ
ンジンの減速時に不整燃焼などによつて大きいト
ルク変動が発生した場合には、前記突出部を圧縮
しながら前記段部が前記側縁にあたり、衝撃を減
少させて良好に伝動できることになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第3図は刈払機の一部の断面図を示し、エンジ
ンに連設するクラツチケーシング1内には、エン
ジン側より遠心クラツチを介し伝動されるクラツ
チドラム7を端部に固設した駆動軸2を、ベアリ
ング8を介して軸架し、前記クラツチケーシング
1から延出する操作桿の内方を延出して刈刃に伝
動できる伝動軸3の端部を前記駆動軸2の軸孔9
に貫挿して回動自在に遊嵌するとともに、駆動軸
2の端面にはボルト10を挿着し伝動軸3を抜け
止めするようにして構成する。
また、前記駆動軸2の前部には前記伝動軸3の
外周に嵌合できる半円筒部2aを一体的に形成
し、その半円筒部2aに接近する部位の伝動軸3
の外周には筒部3bおよび該筒部3bから延出す
る半円筒部3aを嵌合して一体的に固設し、両半
円筒部2a,3aの両端側には相互に間隔をおい
て軸心方向に平行となる側縁4,5をそれぞれ形
成し、回転方向前方となる前記側縁4の駆動軸2
側端部には、対面する前記側縁5に対し接近する
よう突出する段部4aを側縁4,5と平行にして
形成し構成する。
前記両半円筒部2a,3aの外周側にはゴム製
の円筒状緩衝体6を嵌装するが、該緩衝体の外周
には、高速回転時の遠心力による外方への変形を
防止するための硬質パイプ11を一体的に嵌着
し、緩衝体6の内周面中央側には前記両側縁4,
5の間にそれぞれ嵌入できる両突出部6aを突設
し、緩衝体6の両端側内周面には、前記半円筒部
2aの基部側円筒の外周面と前記筒部3bの外周
面とにそれぞれ圧接できる隆起部6b,6bを形
成し、前記段部4aと前記側縁5との間の隙間に
グリースを充填できるようにして構成する。
したがつて、エンジン側から駆動される駆動軸
2の回転は、半円筒部2aから緩衝体6の突出部
6aを介して半円筒部3aに伝達されながら、防
振状態で伝動軸3に伝達されることになり、伝動
軸3は大きな振動を発生することなく刈刃を安定
して回転駆動できることになる。
また、前記段部4aと前記側縁5との間にグリ
ースを充填した状態で、例えばエンジンの減速時
に不整燃焼などによつて大きいトルク変動が発生
した場合には、前記突出部6aを圧縮した状態で
前記段部4aが前記側縁5にあたり、衝撃力を減
少させて良好に伝動できることになる。
[考案の効果] このように本考案は、駆動軸2の回転は、半円
筒部2aの側縁4から緩衝体6の突出部6aを介
して半円筒部3aの側縁5に伝動しながら、伝動
軸3に防振状態で良好に動力伝達することができ
て、大きな振動を発生することなく安定して刈刃
を駆動することができることになり、また、半円
筒部2a側の段部4aと半円筒部3a側の側縁5
との間にはグリースを充填することができること
になつて、例えばエンジンの減速時に不整燃焼な
どによつて大きいトルク変動が発生した場合に
は、前記突出部6aを温度に変形させない状態に
して前記段部4aが前記側縁5に衝合しながら、
衝撃を減少させて良好に伝動できることになり、
刈刃伝動を防振および緩衝して確実良好に行なう
ことができ、簡単な構造にして好適に実施できる
特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の断面図、
第2図は第1図の−線における断面図、第3
図は刈刃機の一部の断面図、第4図は第1図の分
解図を示す。 1……クラツチケーシング、2……駆動軸、3
……伝動軸、2a,3a……半円筒部、4,5…
…側縁、4a……段部、6……円筒状緩衝体、6
a……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラツチケーシング1内に軸架したエンジン駆
    動側の駆動軸2には、刈刃側に伝動する伝動軸3
    の端部を貫挿して遊嵌し、前記駆動軸2の前部お
    よび前記伝動軸3の外周にそれぞれ一体的に形成
    した半円筒部2a,3aの側方には、相互に間隔
    をおいて軸心方向に平行となる側縁4,5をそれ
    ぞれ形成するとともに、少なくとも両側縁4,5
    の一方には他の側縁に対し接近するよう突出する
    段部4aを平行に形成し、両半円筒部2a,3a
    の外周に嵌装する円筒状緩衝体6の内周面には前
    記両側縁4,5の間に嵌入する突出部6aを突設
    して構成したことを特徴とする刈払機の伝動防振
    緩衝装置。
JP16912087U 1987-11-05 1987-11-05 Expired - Lifetime JPH0518905Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16912087U JPH0518905Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16912087U JPH0518905Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0174731U JPH0174731U (ja) 1989-05-22
JPH0518905Y2 true JPH0518905Y2 (ja) 1993-05-19

Family

ID=31458895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16912087U Expired - Lifetime JPH0518905Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518905Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6118902B2 (ja) * 2013-08-09 2017-04-19 株式会社ショーワ パワーステアリング装置用の継手構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0174731U (ja) 1989-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6134021B2 (ja)
WO2005031188A1 (ja) 機関のバランサ被駆動ギヤ
JPH0219002Y2 (ja)
CN105402158B (zh) 一种风扇减震轴
JPH0518905Y2 (ja)
US3138943A (en) Universal joint yoke
KR102521028B1 (ko) 회전 변동 흡수 댐퍼
JPS58170944A (ja) 円筒形ト−シヨナルダンパ
JP2019065904A (ja) アイソレーション付きプーリ
JPS6017549Y2 (ja) 携帯式作業機の防振装置
EP0918957A1 (en) A vibration damper apparatus for damping rotating masses
JPS5833850Y2 (ja) 刈払機
JPH0235075Y2 (ja)
JPH032031Y2 (ja)
JP2599818Y2 (ja) カップリング
JPS6021572Y2 (ja) パワ−ユニツトの変位規制装置
JPH0526310Y2 (ja)
JP2605662Y2 (ja) デカップルド・ダンパープーリ
JPS6311404Y2 (ja)
KR20020043710A (ko) 내연기관의 듀얼매스 플라이휠의 비틀림 진동감쇠장치
KR100222087B1 (ko) 충격 완충용 플라이 휠
JPH0711550Y2 (ja) 動力刈払機の防振装置
JPH026738Y2 (ja)
JPS5827142Y2 (ja) 衝撃吸収ジョイント
JP2567331Y2 (ja) 刈払機における防振機構