JPH06317957A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06317957A
JPH06317957A JP5088226A JP8822693A JPH06317957A JP H06317957 A JPH06317957 A JP H06317957A JP 5088226 A JP5088226 A JP 5088226A JP 8822693 A JP8822693 A JP 8822693A JP H06317957 A JPH06317957 A JP H06317957A
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洋一郎 前橋
Masuaki Saito
益朗 斎藤
Toshihiko Ochiai
俊彦 落合
Tetsuya Kobayashi
哲也 小林
Tatsuya Kobayashi
達也 小林
Akihiko Uchiyama
明彦 内山
Naoki Enomoto
直樹 榎本
Takehiko Suzuki
健彦 鈴木
Toshiaki Miyashiro
俊明 宮代
Motoi Kato
基 加藤
Haruo Fujii
春夫 藤井
Takao Aoki
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】後続の転写材が転写ドラム付近でジャムした場
合でも、先行する転写材には正常に画像形成が行われる
ようにして、転写材及び時間の浪費をなくす。 【構成】転写ドラム20の周囲に配置したレジストロー
ラ、感光ドラム、分離爪、定着装置にそれぞれ対応させ
て、供給ポイントP、転写ポイントQ、分離ポイント
R、定着ポイントSを設ける。PR間の長さをL1、転
写ドラム20の周長をL2、転写材の長さをL3、QR
間の長さをL4としたとき、これらの間に、L1<L
2、かつL4<L2−L3が成立するようにする。これ
により、先行の転写材K1の後端K1bが分離ポイント
Rを完全に通過し終えるまでは、後続の転写材K2はレ
ジストローラで挟持し、しかも先端K2aが転写ポイン
トQに到達しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、静電潜像
及びトナー像を担持する像担持体と、転写材を担持する
転写材担持体とを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーの画像形成装置として、帯
電、露光、現像によって像担持体上に形成したトナー像
を転写材上に転写するといった一連の画像形成プロセス
を複数回繰り返すことにより、転写材上に複数色の画像
を重ねて、カラー画像を得るものが実用化されている
(例えば、DP2607727、特開昭50−5093
5号公報)。
【0003】図4の断面図を参照して、このような4色
カラー画像形成装置の構成と作用とを簡単に説明する。
この画像形成装置は、回転自在に支持された像担持体と
しての感光ドラム1を備えている。感光ドラム1は、例
えば直径40mmのアルミシリンダーの外周面に有機感
光体(OPC)からなる光導電体を塗布して構成されて
いる。感光ドラム1は、駆動手段(不図示)によって矢
印R1方向に、例えば100mm/sec の周速度で回転
駆動される。なお、光導電体としては、上述OPCに限
らず、A−Si、CdS、Se等であってもよい。感光
ドラム1の周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電
装置2、露光装置3、現像装置5、転写装置6、クリー
ニング装置7等が配設されている。帯電装置2は、感光
ドラム1表面に接触するとともにバイアス電圧が印加さ
れる帯電ローラを有し、感光ドラム1表面を一様に帯電
する。例えば、帯電ローラには、−700Vの直流電圧
に交流周波数1000Hzでピーク間電圧VPPが150
0Vの交流電圧が重畳され、感光ドラム1表面をほぼ−
700Vに一様に帯電する。
【0004】露光装置3は、感光ドラム1の上方に配置
され、レーザ光を発光するレーザダイオード、高速モー
タによって回転駆動されるポリゴンミラー、レンズ等を
備えた光学ユニット10、及び折り返しミラー11を有
する。露光装置3は、例えば各色の画像模様に応じた信
号が入力されると、光路Eを介して感光ドラム1表面に
レーザ光を照射し、照射部分をほぼ−100Vの電圧に
して、静電潜像を形成する。
【0005】現像装置5は、上述の静電潜像にトナーを
付着させる。現像装置5は、軸12を中心に回転自在に
支持された回転体13と、回転体13に搭載された4個
の現像器、すなわちイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色のトナーを収納した現像器15Y、15M、
15C、15BKによって構成されている。これら4個
の現像器は、ほぼ同じ構造に形成されており、図5に示
すイエローの現像器15Yを例に説明すると、現像器1
5Yは、塗布ローラ16、現像ローラ17、トナー規制
部材19を有し、現像ローラ17の回転に伴って、塗布
ローラ16で現像ローラ17上にトナーを塗布し、さら
にトナー規制部材19によって現像ローラ17上のトナ
ーの層厚を規制するとともに必要なトリボをトナーに付
与する。このトナー規制部材19の材質は、トナーの極
性と反対の極性に帯電するもの、例えば、トナーに負極
性の電荷を帯びさせる場合はナイロン等がよく、一方正
極性の電荷を帯びさせる場合はシリコーンゴム等がよ
い。また、現像ローラ17の周速は、感光ドラム1の周
速の1.0〜2.0倍の範囲で選択することが好まし
い。さらに各現像器の開口部15aは、図1に示すよう
に回転体13を回転させて、所望の現像器を感光ドラム
1との現像位置に配置したときに、感光ドラム1表面と
対向するように形成されている。現像位置において、感
光ドラム1上の静電潜像に現像器からトナーが付着され
る。なお、回転体13の駆動の手段は、例えば特開昭5
0−93437号公報に詳述されている。
【0006】感光ドラム1を挟んで、現像装置5と反対
側には、感光ドラム1上のトナー像を転写材に転写する
転写装置6が配設されている。転写装置6は、矢印R2
方向に回転自在に支持された円筒状の転写ドラム20を
有する。転写ドラム20は、例えば直径156mmの金
属シリンダー21に厚さ2mmの発泡ウレタン等の弾性
層22を巻き付け、さらに弾性層22の上層に厚さ10
0μmのPVDF23を巻き付けて構成されている。給
紙カセット9からピックアップローラ(不図示)によっ
て給紙された転写材は、先端をグリッパー25によって
把持され、次いで電圧が印加された吸着ローラ26によ
って、転写ドラム20表面に巻き付くように静電吸着さ
れる。吸着された転写材上には、不図示の電源による転
写電圧によって、感光ドラム1上のトナー像が転写され
る。
【0007】上述の、帯電から転写までの一連の画像形
成プロセスは、4色のトナーについて繰り返し行われ
る。すなわち、この画像形成プロセスにより、転写ドラ
ム20に担持された転写材上には、4色のトナー像が重
なるようにして転写される。トナー像が転写された転写
材は、分離爪30によって、転写ドラム20から剥離さ
れ、搬送装置31によって定着装置32に搬送される。
さらに転写材は、加熱ローラ32a、加圧ローラ32b
を備えた公知の定着装置32によって加熱加圧され、ト
ナーが転写材に溶融固着され、最終的なカラー画像とし
て装置本体外部の排紙トレイ(不図示)上に排出され
る。
【0008】一方、感光ドラム1上の転写残トナーは公
知のファーブラシ、ブレード手段等のクリーニング装置
7によって清掃される。また、転写ドラム20上のトナ
ーも必要に応じでファーブラシ、ウエブ等の転写ドラム
クリーニング装置33によって清掃される。
【0009】さらに、転写残トナーが除去された転写ド
ラム20は、表面が除電ローラ35によって除電され、
初期化される。
【0010】ここで、定着装置32における定着につい
て詳述する。カラー画像形成装置においては、少なくと
も、イエロー、マゼンタ、シアンの各トナーを溶融し、
混色させなければ、天然色はもちろんのこと、レッド、
グリーン、ブルーといった7色カラーすら得ることがで
きない。このため、トナーは、混色させやすいシャープ
メルト性のものを使用するのはもちろん、さらに、定着
装置32についても、トナーに熱量を十分に与えるため
に、転写材を上側の定着ローラ32aと下側の加圧ロー
ラ32bとによって挟持したときに、これらローラ32
a、32bと転写材との間に定着ニップN2が大きくと
れるようにしている。しかも、各トナーが混色しやすい
ように、圧力を十分に与えている。具体的には、通常の
単色画像形成装置が5〜1Okgの圧力を加えているの
に対し、カラー画像形成装置では、30〜5Okgとい
う高圧力を加えるのが一般的である。
【0011】そして、定着装置32の定着ローラ32a
と加圧ローラ32bとの間の定着ニップN2に転写材の
先端側が侵入したときに、同じ転写材の後端側に対して
依然として感光ドラム1からトナー像の転写がなされて
いると、転写材は先端側が定着ニップN2にて強力に挟
持されることに基づき、後端側の転写部分にブレが生じ
てしまう。特に、カラー画像形成装置では、単にブレる
だけではなく、ブレた部分では、色味まで変わってしま
い、画像品質を著しく損ねてしまう結果となる。したが
って、このような画像品質の低下を防止するために、従
来の画像形成装置では、少なくとも転写ニップN1(感
光ドラム1表面と転写ドラム20表面との当接部。以下
同じ。)から定着ニップN2までの距離を、転写材の搬
送方向の長さよりも長く設定して、完全に転写が終了し
てから定着を始めるような構成、すなわち1枚の同じ転
写材に対して、転写と定着とが同時に行われないような
構成をとっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術のカ
ラー画像形成装置は、転写ニップN1から定着ニップZ
N2までの距離を転写材の搬送方向長さよりも長くし
て、1枚の同一の転写材に対しては、感光ドラム1から
のトナー像の転写が完全に終了してから定着を開始する
ような構成としていたので、装置全体が大型化しがちで
あった。
【0013】しかしながら、近年では、OA機器のダウ
ンサイジング化が進み、カラー画像形成装置に対しても
小型化の要望が高まってきた。このような要望にこたえ
るべく、本件出願人は、転写ニップN1から定着ニップ
N2までの距離を短縮して装置の小型化を図る検討を重
ねてきた。
【0014】この結果、上述の構成のカラー画像形成装
置においては、先に述べた、転写材が定着ニップN2へ
突入する際に発生するブレの他に、以下のような不具合
があることが判明した。
【0015】まず、図4に示すように、従来のような転
写ニップN1から定着ニップN2までの距離を転写材搬
送方向長さよりも長くして、完全に転写が終了してから
定着を始めるような構成をとっていた画像形成装置で
は、連続プリント時、後続の2枚目以降の転写材が、給
紙ミス、あるいは転写ドラム20のグリップミス等によ
ってジャムしたときに、先行する転写材が転写を完了
し、好ましくは転写ドラムからの分離を完了していれ
ば、すなわち、少なくとも先行の転写材の後端が転写ニ
ップN1を通過し終えていれば、この場合には、給紙
系、転写ドラム20等を速やかに停止させ、転写ドラム
20から定着装置32までの搬送装置31と、定着装置
32及び排紙装置(不図示)のみを駆動する。そして、
ジャムを起こした後続の転写材の搬送に関与する搬送装
置、供給装置、ローラ等は、ジャム処理時の転写ドラム
20等の損傷を防止するため、またジャム処理の作業性
を向上させるため、速やかに停止される。これによっ
て、後続の転写材のジャム時に既に転写ニップN1を通
過し終えていた先行の転写材は、正常時と同様に定着等
の処理がなされ、正常なプリント物として、装置本体外
部に排出される。すなわち、ジャム処理が必要な転写材
は、必要最小限のものにとどめられ、転写材の浪費を防
止するとともに、ジャム処理時間の短縮を図っている。
【0016】また、後続の2枚目以降の転写材が、給
紙、あるいはグリップミス等によってジャムしたとき
に、先行する転写材が転写を完了していないときには、
給紙装置、転写ドラム20、定着装置32、排紙装置等
を速やかに停止させる。このような場合、転写が完了し
ていない転写材は、まだ定着装置32に突入していない
ので、容易にジャム処理が可能となる。
【0017】ところが、図6に示すような転写ニップN
1(以下「転写ポイントQ」という。)から定着ニップ
N2(以下「定着ポイントS」という。)までの距離を
短縮して装置の小型化を図った場合、連続プリントで、
後続の2枚目以降の転写材が、給紙、あるいはグリップ
ミス等によってジャムしたときには、ほとんどの場合、
先行する1枚目の転写材は、まだ後端側の転写が完了し
ておらず、しかも先端側が既に定着装置32に突入して
いる場合が多いので、ジャムには直接関係のない先行す
る転写材を浪費してしまうとともに、この転写材もジャ
ム処理対象となってしまう。すなわち、後続の転写材が
ジャムしため、本来ジャムと無関係の先行の転写材をも
処理対象として処理する必要が生じ、しかもこの処理
は、高温、高圧の定着装置32から転写材を除去しなけ
ればならないといった煩雑な作業を伴うことになる。ま
た、ジャム処理後、もう一度画像形成を行うときも、本
来、ジャムしていない転写材に対しても、再度、画像形
成を行わなければならず、転写材が無駄になるのに加
え、時間の浪費も伴う。
【0018】そこで、本発明は、供給ポイントから分離
ポイントまでの長さL1が転写ドラムの周長L2よりも
短く、しかも、転写ポイントから分離ポイントまでの長
さL4を、転写ドラムの周長L2と転写材の搬送方向長
さL3との差(L2−L3)よりも短く設定することに
より、例えば後続の転写材にジャムが発生した場合に、
先行する転写材には正常に画像形成がなされるようにし
て、転写材や時間の浪費をなくすようにした画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、転写ドラムの周囲に沿って
順に、該転写ドラムに転写材を供給する供給部材と、前
記転写ドラムに担持された転写材に対するトナー像の転
写元となる像担持体と、前記転写ドラムからトナー像転
写後の転写材を剥離する分離部材とを配設し、さらに該
分離部材の転写材搬送方向下流側に転写材上のトナー像
を定着する定着装置を配設した画像形成部を備え、前記
供給部材、像担持体、分離部材、定着装置に対応させて
それぞれ供給ポイント、転写ポイント、分離ポイント、
定着ポイントを設けるとともに、前記分離ポイントと定
着ポイントとの距離を、転写材の搬送方向長さよりも短
く設定してなる画像形成装置において、前記供給ポイン
トから分離ポイントまでの長さをL1、前記転写ドラム
の周長をL2、前記転写材の搬送方向長さをL3、前記
転写ポイントとから分離ポイントまでの長さをL4とす
るとき、 L1<L2 かつ、 L4<L2−L3 を満足するように、各長さを設定してなることを特徴と
する。
【0020】また、転写ドラムの周囲に沿って順に、該
転写ドラムに転写材を供給する供給部材と、前記転写ド
ラムに担持された転写材に対するトナー像の転写元とな
る像担持体と、前記転写ドラムからトナー像転写後の転
写材を剥離する分離部材とを配設し、さらに該分離部材
の転写材搬送方向下流側に転写材上のトナー像を定着す
る定着装置を配設した画像形成部を備え、前記供給部
材、像担持体、分離部材、定着装置に対応させてそれぞ
れ供給ポイント、転写ポイント、分離ポイント、定着ポ
イントを設けるとともに、前記分離ポイントと定着ポイ
ントとの距離を、転写材の搬送方向長さよりも短く設定
してなる画像形成装置において、前記供給ポイントから
分離ポイントまでの長さをL1、前記転写ドラムの周長
をL2、先行する第1の転写材の搬送方向長さをL3
1、後続の第2の転写材の搬送方向長さをL32、前記
転写ポイントとから分離ポイントまでの長さをL4とす
るとき、 L1<L2 かつ、 L4<L2−L31、L4<L2−L32 を満足し、前記転写ドラムが担持する転写材が、連続的
に前記第1の転写材から第2の転写材に変化し、しか
も、 L1≧(L2−L31)+L32 のときには、前記転写ドラムを少なくとも1回、空回転
させてから前記第2の転写材を担持することを特徴とす
る。
【0021】
【作用】以上構成に基づき、転写材搬送方向長さL3が
同一の転写材に対して連続して画像形成を行う際、先行
する第1(1枚目)の転写材の後端と、後続の第2(2
枚目)の転写材の先端との間の長さを紙間Laとする
と、L1<L3+La、かつLa=L2−L3、つま
り、L1<L2とすることによって、後続の転写材がジ
ャムしたときに供給部材によってこれを停止させること
ができる。
【0022】さらに、転写ポイントと分離ポイントとの
長さ(以下「転写・分離間距離」という。)L4につい
ては、L4<La(=L2−L3)、すなわち、紙間L
aは、転写・分離間距離L4よりも長くなる。したがっ
て、分離部材によって、先行の第1の転写材の後端が完
全に分離し終ったとき、つまり第1の転写材の後端が分
離ポイントを完全に通過し終えたときでも、まだ後続の
第2の転写材の先端は、転写ポイントに到達していな
い。
【0023】これは、後続の転写材がジャムした場合で
も、先行する転写材には、正常に画像を形成することが
できることを意味する。以下、後続の転写材がどこでジ
ャムを起こしたか、つまりジャムを起こしたときの先端
の位置によって3つの場合に分けて説明する。まず第1
に、先端が供給ポイントに達していない場合。このとき
は、供給部材を含め、これよりも上流側(転写材の搬送
方向に沿った上流側)の搬送装置等を停止し、後続の転
写材の搬送を停止させる。一方、転写ドラムの回転は続
行し、先行する転写材に対する転写、分離、定着を通常
通り続行することにより、先行する転写材には正常な画
像が形成される。次に、第2の、先端が供給ポイントは
通過しているが、転写ポイントには到達していない場
合。このときは、供給部材を停止して、これによって後
続の転写材を停止させて挟持する以外は、第1の場合と
同様である。先行する転写材には、もちろん正常に画像
が形成される。第3の、先端が転写ポイントを少し通過
した場合は、供給部材を停止するのはもちろん、転写ド
ラム及び像担持体をも停止させる。このときは、前述の
ように紙間Laの方が転写・分離間距離L4よりも大き
いことに基づき、先行する転写材の後端は、既に分離ポ
イントを通過し終え、転写材全体は、転写ドラムから完
全に分離されている。したがって、定着を続行すれば、
良好な画像が形成される。
【0024】なお、上述の第1、第2、第3のいずれの
場合も、先行する転写材に対する画像形成が終了後、例
えば装置本体のカバーを開けるなどして、ジャムを起こ
した後続の転写材を除去する。
【0025】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図1に、本発明に係る画像形成装置の概略
を図示する。なお、図4、図5、図6に示す従来例と同
様な構成、作用のものについては、同一の符号を付し、
その説明は省略するものとする。
【0026】画像形成装置本体の下部に配置された給紙
カセット9の先端側(図1の右側)上方には、半月型の
ピックアップローラ36が配置されている。ピックアッ
プローラ36は、給紙カセット9に収納された転写材を
最上位のものから順に給紙するようになっている。ピッ
クアップローラ36の下流側には、このローラ36によ
って給紙された転写材を案内して、転写材の搬送方向を
ほぼ180度変更するガイド38が配置されており、ガ
イド38の下流側には、給紙されてくる転写材の先端に
当接して転写材を停止させるとともに、その後、所定の
タイミングでこの転写材を転写ドラム20に供給するレ
ジストローラ(供給部材)37が配置されている。
【0027】ここで、上下のレジストローラ37のニッ
プを供給ポイントP、転写ドラム20と感光ドラム(像
担持体)1とのニップを転写ポイントQ、転写ドラム2
0から転写材を剥離する際の分離爪(分離部材)30の
先端の位置を分離ポイントR、また定着装置32の定着
ローラ32aと加圧ローラ32bとのニップを定着ポイ
ントSとし、さらに、供給ポイントPから分離ポイント
Rまでの長さをL1、転写ドラム20の周長をL2、転
写材の搬送方向長さ(以下「転写材サイズ」という。)
をL3、転写ポイントQから分離ポイントRまでの長さ
(転写・分離距離)をL4と決める。これらの各ポイン
トP、Q、R、Sと各長さL1、L2、L3、L4の関
係を図2に模式的に図示する。同図において、上述の供
給ポイントPから分離ポイントRまでの長さL1を、転
写ドラム20の周長L2よりも小さく設定する。具体的
には前述したように、転写ドラムの直径は160mmな
ので、転写ドラムの周長L2は502.7mmであり、
本実施例における供給ポイントPから分離ポイントRま
での(転写材搬送路の)長さL1は350mmとした。
また、転写・分離距離L4を100mmとした。なお、
転写材サイズはA4縦送り(297mm)または、リー
ガル縦送り(355.6mm)、B5縦送り(257m
m)とした。
【0028】以下、動作について図1及び図2を参照し
ながら、順を追って説明する。
【0029】まず始めに、ピツクアップローラ36から
給紙された先行の第1の転写材K1はレジストローラ3
7で停止させ、転写ドラム20のグリッパー25とのタ
イミングをとる。次いで、グリッパー25とのタイミン
グに合わせて、転写材K1を送り出し、グリップさせ、
その後、静電吸着させて、転写動作にはいる。この状態
で4色のうちの3色トナー像の転写を完了し、4色目に
移行する。4色目にはいると、連続プリントのときは、
後続の第2の転写材K2をピックアップローラ36で給
紙し、レジストローラ37で停止させておく動作を、先
行する転写材K1に並行して行う。先行の転写材K1に
対する4色目の転写が進行していくと、この転写動作と
並行して、転写材K1の先端K1aは、分離爪30によ
って分離が始まる。このようにして4色目の転写をしな
がら、同時に転写材先端側では、分離が行われる。この
動作をしながら後続の転写材K2のグリップポイントに
グリッパー25が到達したら、あらかじめ同期をとられ
て送られてきた後続の転写材K2をグリップする。この
とき、あるいは、その後に、グリッパー25近傍に配さ
れた転写材検知手段(不図示)によってミス(このミス
には、グリップ不良だけでなく、搬送不良によってグリ
ッパー25まで転写材K2が到達しない場合も含まれ
る)が検知された場合には、レジストローラ37を停止
させ、ジャムした転写材K2をそのジャムした位置から
先(下流側)に進行しないようにする。一方、先行の転
写材K1は、まだ転写工程と分離工程、あるいは分離工
程が終了していない場合が多いので、この部分での画像
形成動作は引き続き行い、転写、分離、定着動作が終了
してから装置本体を停止させ、ジャム表示、あるいはホ
ストコンピューターヘジャムステータス送る。
【0030】このようにすることで、後続の2枚目以降
の転写材が、給紙、あるいはミス等によってジャムした
ときでも、先行する転写材K1には、正常時と同様に画
像形成がなされ、正常なプリント物として装置本体外部
の排紙トレイ(不図示)等に排出され、かつジャムした
転写材は、レジストローラ37によって停止したままの
状態となるので、ジャムした転写材によって転写ドラム
20、感光ドラム1等の部材が損傷されることもなく、
ジャム処理も容易となる。つまり、従来のように、ジャ
ムしていない先行の転写材K1を浪費することなく、ま
た、ジャム処理についても、先行する転写材K1が定着
装置32に挟まった状態で、後続の転写材K2のジャム
処理をする機会が大幅に減るので、高温、高圧の定着装
置32に挟まった先行の転写材K2を除去するといった
煩雑な作業は、ほとんど行う必要がなくなった。また、
ジャム処理後、再度、画像形成を行う際、本来ジャムし
ていない先行の転写材K1については、再度画像形成を
行う必要がなくなったので、資源と時間とを節約するこ
とができる。
【0031】ここで、上述の作用を達成するための条
件、すなわち、上述のL1(PR間)、L2(転写ドラ
ム20の周長)、L3(転写材サイズ)、L4(QR
間)の関係について改めて述べる。
【0032】上述の作用を達成するためには、先行する
第1の転写材K1が分離し終わるまで、すなわち先行の
転写材K1の後端K1bが分離爪30の分離ポイントR
に到達するまで、後続の第2の転写材K2は、レジスト
ローラ37によって挟持していなければ、ジャムを検知
したときに第2の転写材K2を停止させることができな
い。したがって、転写材サイズL3と紙間(先行の転写
材K1の後端K1bと後続の転写材K2の先端K2aと
の問隔)Laとを加算した長さが、供給ポイントPから
分離ポイントRまでの長さL1よりも長くなければなら
ない。つまり、 L1<L3+La……(1) でなければならない。
【0033】ここで、転写ドラム20に転写材を巻き付
け多重転写することにより、転写材上にカラー画像を形
成する多色の画像形成装置においては、転写材を転写ド
ラム20に巻き付ける先端位置は固定されており、した
がって、転写ドラム20の周長L2と、転写材サイズL
3と、紙間Laとの関係は、 La=L2―L3……(2) となる。
【0034】上記(1) 、(2) 式より L1<L2……(3) となる。
【0035】また、第1の転写材K1が分離し終わるま
では、第2の転写材K2が転写ポイントQに到達しない
構成とする必要がある。そうでないときは、第1の転写
材K1が分離し終わるまで、ジャムした第2の転写材K
2をレジストローラ37で保持しておこうとしても、第
2の転写材K2が転写ポイントQに到達してしい、すな
わち、第2の転写材K2について転写ドラム20と感光
ドラム1とに挟まれた状態が生じてしまい、供給ポイン
トPと転写ポイントQとで引っ張り合いをし、保持しき
れなかったり、転写ドラム20、感光ドラム1を損傷し
たりするおそれがある。したがって、第1の転写材K1
が分離し終わるまでは、第2の転写材K2を転写ポイン
トQに到達させてはならない。
【0036】このためには、紙間La(=L2−L3)
は、転写・分離距離L4よりも大きくすればよい。した
がって、 L4<L2−L3 を満足するように、各値を設定すれば良いことになる。 〈実施例2〉本発明の実施例2を以下に説明する。な
お、画像形成装置の構成については実施例1と同じなの
で、その構成の説明は省略し、その動作について説明す
る。
【0037】第1の転写材K1の像形成手順、及び第2
の転写材K2の転写ドラム20ヘの搬送手順は実施例1
と同じである。次に、第2の転写材K2がジャムした場
合に第2の転写材K2はレジストローラ37によって停
止させる。一方、先行する第1の転写材K1が分離し終
わっているか否かを判断し、分離し終わっているときに
は直ちに転写ドラム20、感光ドラム1を停止させ、定
着装置32のみを駆動し、先行の第2の転写材K1を正
常なプリント物として排出する。第1の転写材K1が、
分離し終わっていないときには、像形成動作を継続し、
分離し終わった時点で、転写ドラム20、感光ドラム1
を直ちに停止させ、定着装置32のみを駆動し、第1の
転写材K1を正常なプリント物として排出する。
【0038】このようにすることで、実施例1での作用
効果を失うことなく、転写ドラム20を最短時間で停止
させることができるので、ジャムした第2の転写材K2
によって、転写ドラム20が摺擦される時間を最小限に
とどめることが可能となり、この摺擦等による転写ドラ
ム20等の各部材の損傷を最小限に押さえることが可能
になる。 〈実施例3〉図3は、本発明の第3の実施例を示すフロ
ーチヤートである。画像形成装置の構成については実施
例1と同じなので省略する。
【0039】次に、動作について説明する。前述の実施
例1、実施例2では、転写材サイズをA4縦送り(29
7mm)、またはリーガル縦送り(355.6mm)、
B5縦送り(257mm)としたが、本実施例では、A
6縦送り(148.5mm)とする。
【0040】このとき、同じサイズで連続プリントする
ときには、実施例1、実施例2と同様にでき、なにも問
題はない。また、転写材サイズが小さいサイズから大き
いサイズに、連続的に変わっても間題は生じない。
【0041】ところが、一番大きいサイズから一番小さ
いサイズに変わったときには、先行する転写材K1が分
離し終わらないうちに、後続の転写材K2がレジストロ
ーラ37から離れてしまう。つまり、リーガルサイズか
らA6サイズに切り替わつたとき、A6サイズがレジス
トローラ37から離れたときには、まえのリーガルサイ
ズの後端は、分離ポイントRよりも54.4mm上流側
にあるので、実施例1、実施例2で述べたような手段が
適用不能となる。
【0042】そこで、上述のように最大サイズから最小
サイズに連続的に切り替わったときには、連続的には給
紙せずに、先行する大サイズの転写材K1を給紙した
後、間に、転写ドラム20を1回、空回転させてから転
写ドラム20に後続の小サイズの転写材K2を巻き付け
る。このようにすると、連続プリント速度は多少低下す
るものの、最大サイズから最小サイズへの変更は極めて
まれなケースであって、しかも空回転は、変更時の1回
転のみに限られるので、プリント速度については、実用
上ほとんど問題はない。この場合も、実施例1、実施例
2と同様に、ジャムしていない先行の第1の転写材K1
を無駄にしてしまうことなく、また、ジャム処理につい
ても、高温高圧な定着装置32に転写材K1が挟まった
状態での煩雑なジャム処理が大幅に減る。さらに、ジャ
ム処理後、もう一度、画像形成を行うときも、先行の転
写材K1には正常に画像形成がなされていて、再度、画
像形成の必要がないので、資源と時間の有効利用が可能
となる。
【0043】ここで、上述の作用を達成するための条件
と、供給ポイントPから分離ポイントRまでの長さL1
と、転写ドラム20の周長L2と、第1の転写材サイズ
L31及び第2の転写材サイズL32と、転写ポイント
Qから分離するポイントRまでの長さL4との関係につ
いて改めて述べておく。
【0044】前述の実施例1、実施例2の作用効果を達
成するためには、第1の転写材K1が分離し終わるま
で、つまり第1の転写材K1の後端K1bが分離ポイン
トRに到達するまで、第2の転写材K2は、レジストロ
ーラ37によって挟持していなければ、ジャムを検知し
たときに第2の転写材K2を停止させることはできな
い。すなわち、第2の転写材サイズL32と紙間Laと
を加算した長さが、供給ポイントPから分離ポイントR
までの長さL1よりも長くなければならない。したがっ
て、 L1<La+L32……(4) でなければならない。
【0045】ここで、転写ドラム20に転写材を巻き付
け多重転写することにより、転写材上にカラー画像を形
成する多色の画像形成装置においては、転写材を転写ド
ラム20に巻き付ける先端位置は固定されており、した
がって、転写ドラムの周長L2と、第1の転写材の長さ
L31と紙間Laとの関係は、 La=L2−L31……(5) となる。上記の(4) 、(5) 式より、 L1<(L2−L31)+L32……(6) となる。ここで、 L4<L2−L3……(7) の関係は当然そのまま当てはまる。これらの式より、 L1<(L2−L31)+L32……(8) のときには、実施例1、実施例2と同じ動作をさせるの
に反し、 L1≧(L2−L31)+L32 のときには、間に、転写ドラム20の空回転を1回入れ
てから転写ドラム20に小サイズの転写材K32を巻き
付けてやればよい。
【0046】以上の作用を、図3のフローチャートを参
照して簡単にまとめると次のようになる。
【0047】先行する第1の転写材K1の画像形成(S
1)の後、連続して画像形成を行う(S2)場合には、
転写材サイズが同一かどうか判断する(S3)。同一の
ときは、後続の第2の転写材K2をグリップし(S
4)、これに画像形成を行う(S5)。S3において、
第2の転写材K2の転写材サイズが異なり、第1の転写
材のサイズL31と第2の転写材のサイズK32との間
に、L1<(L2−L31)+L32が成立するとき
(S6)は、ステップS4に進む。一方、この式が不成
立のときは、転写ドラム20を一回、空回転し(S7)
その後、第2の転写材K2をグリップする(S4)もの
である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
供給ポイントから分離ポイントまでの長さL1が転写ド
ラムの周長L2よりも短く、しかも、転写ポイントから
分離ポイントまでの長さL4を、転写ドラムの周長L2
と転写材の搬送方向長さL3との差(L2−L3)より
も短く設定することにより、例えば後続の第2の転写材
にジャムが発生した場合に、第2の転写材を供給部材に
よって停止させ、しかも、従来、画像不良で廃棄してい
た先行の第1の転写材に対しては正常に画像形成を行う
ことができるので、廃棄による転写材の浪費や再度の画
像形成による時間の浪費を大幅に低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の画像形成装置の概略を示す
縦断面図。
【図2】同じく実施例1の画像形成装置における各ポイ
ントP、Q、R、Sと各長さL1、L2、L3、L4と
の関係を示す模式図。
【図3】同じく実施例3の画像形成装置の動作を示すフ
ローチャート。
【図4】従来の画像形成装置の概略を示す縦断面図。
【図5】同じく現像器の構成を示す縦断面図。
【図6】同じく別の画像形成装置の概略を示す縦断面
図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 20 転写ドラム 30 分離部材(分離爪) 32 定着装置 37 供給部材(レジストローラ) K1 第1の転写材(先行の転写材) K1a 第1の転写材の先端 K1b 第1の転写材の後端 K2 第2の転写材(後続の転写材) K2a 第2の転写材の先端 K2b 第2の転写材の後端 L1 供給ポイントから分離ポイントまでの長さ L2 転写ドラムの周長 L3 転写材の搬送方向長さ(転写材サイズ) L4 転写ポイントから分離ポイントまでの長さ L31 第1の転写材の搬送方向長さ(転写材サイ
ズ) L32 第2の転写材の搬送方向長さ(転写材サイ
ズ) P 供給ポイント Q 転写ポイント R 分離ポイント S 定着ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 内山 明彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 榎本 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 健彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宮代 俊明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 加藤 基 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藤井 春夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 青木 隆男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写ドラムの周囲に沿って順に、該転写
    ドラムに転写材を供給する供給部材と、前記転写ドラム
    に担持された転写材に対するトナー像の転写元となる像
    担持体と、前記転写ドラムからトナー像転写後の転写材
    を剥離する分離部材とを配設し、さらに該分離部材の転
    写材搬送方向下流側に転写材上のトナー像を定着する定
    着装置を配設した画像形成部を備え、前記供給部材、像
    担持体、分離部材、定着装置に対応させてそれぞれ供給
    ポイント、転写ポイント、分離ポイント、定着ポイント
    を設けるとともに、前記分離ポイントと定着ポイントと
    の距離を、転写材の搬送方向長さよりも短く設定してな
    る画像形成装置において、 前記供給ポイントから分離ポイントまでの長さをL1、
    前記転写ドラムの周長をL2、前記転写材の搬送方向長
    さをL3、前記転写ポイントとから分離ポイントまでの
    長さをL4とするとき、 L1<L2 かつ、 L4<L2−L3 を満足するように、各長さを設定してなる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転写ドラムの周囲に沿って順に、該転写
    ドラムに転写材を供給する供給部材と、前記転写ドラム
    に担持された転写材に対するトナー像の転写元となる像
    担持体と、前記転写ドラムからトナー像転写後の転写材
    を剥離する分離部材とを配設し、さらに該分離部材の転
    写材搬送方向下流側に転写材上のトナー像を定着する定
    着装置を配設した画像形成部を備え、前記供給部材、像
    担持体、分離部材、定着装置に対応させてそれぞれ供給
    ポイント、転写ポイント、分離ポイント、定着ポイント
    を設けるとともに、前記分離ポイントと定着ポイントと
    の距離を、転写材の搬送方向長さよりも短く設定してな
    る画像形成装置において、 前記供給ポイントから分離ポイントまでの長さをL1、
    前記転写ドラムの周長をL2、先行する第1の転写材の
    搬送方向長さをL31、後続の第2の転写材の搬送方向
    長さをL32、前記転写ポイントとから分離ポイントま
    での長さをL4とするとき、 L1<L2 かつ、 L4<L2−L31、L4<L2−L32 を満足し、前記転写ドラムが担持する転写材が、連続的
    に前記第1の転写材から第2の転写材に変化し、しか
    も、 L1≧(L2−L31)+L32 のときには、前記転写ドラムを少なくとも1回、空回転
    させてから前記第2の転写材を担持する、 ことを特徴とする画像形成装置。
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