JPH0631757Y2 - 成形用シールド材シート - Google Patents
成形用シールド材シートInfo
- Publication number
- JPH0631757Y2 JPH0631757Y2 JP1988098966U JP9896688U JPH0631757Y2 JP H0631757 Y2 JPH0631757 Y2 JP H0631757Y2 JP 1988098966 U JP1988098966 U JP 1988098966U JP 9896688 U JP9896688 U JP 9896688U JP H0631757 Y2 JPH0631757 Y2 JP H0631757Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- material sheet
- molded product
- shield material
- metal foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はたとえば電磁波を遮蔽するために用いられる成
形用シールド材シートに関する。
形用シールド材シートに関する。
(従来の技術) 一般に用いられているシールド材シートは、金属箔と耐
熱難燃性樹脂フイルムとを積層したものであり、電磁波
を遮断しようとする部材に対向する面に貼って使用する
ことができても、その部材を覆うのに適した形状に成形
加工することができない。
熱難燃性樹脂フイルムとを積層したものであり、電磁波
を遮断しようとする部材に対向する面に貼って使用する
ことができても、その部材を覆うのに適した形状に成形
加工することができない。
(考案が解決しようとする課題) 上記シールド材シートでは、成形加工することができな
いので、成形を必要とする場合には、プラスチック材料
で所望の成形品を作り、その成形品の表面に導電性被膜
をメッキ法または塗料法により設けるようにしている
が、この場合成形品の価格が高くなりまたシールド効果
もそれほどよくないという難点がある。
いので、成形を必要とする場合には、プラスチック材料
で所望の成形品を作り、その成形品の表面に導電性被膜
をメッキ法または塗料法により設けるようにしている
が、この場合成形品の価格が高くなりまたシールド効果
もそれほどよくないという難点がある。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、冷間深絞
り成形による成形品を必要に応じて適正な形状に作り得
るようにした成形用シールド材シートを提供することを
目的とする。
り成形による成形品を必要に応じて適正な形状に作り得
るようにした成形用シールド材シートを提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の成形用シールド材シートは、金属箔と耐熱難燃
性樹脂フイルムとの間に二軸延伸フイルムを設けて構成
される。
性樹脂フイルムとの間に二軸延伸フイルムを設けて構成
される。
(作用) 本考案の成形用シールド材シートにおいては、介在する
二軸延伸フイルムが、冷間深絞り成形により特に絞られ
る部位たとえば底面と立上り部との連結部に位置する金
属箔を比較的均一な厚さを保つようにし、成形加工時に
成形品に割れを生じさせることがない。
二軸延伸フイルムが、冷間深絞り成形により特に絞られ
る部位たとえば底面と立上り部との連結部に位置する金
属箔を比較的均一な厚さを保つようにし、成形加工時に
成形品に割れを生じさせることがない。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第1図は本考案による成形用シールド材シートを示し、
この成形用シールド材シート1は、厚さ200ミクロン
の耐熱難燃性樹脂フイルムたとえば塩化ビニルフイルム
2と厚さ25ミクロンの二軸延伸ナイロンフイルム3と
厚さ40ミクロンのアルミニウム箔のような金属箔4を
積層することで作られている。
この成形用シールド材シート1は、厚さ200ミクロン
の耐熱難燃性樹脂フイルムたとえば塩化ビニルフイルム
2と厚さ25ミクロンの二軸延伸ナイロンフイルム3と
厚さ40ミクロンのアルミニウム箔のような金属箔4を
積層することで作られている。
上記成形用シールド材シート1を用いて電磁波を遮断す
るための成形品を作るには、図示しない成形型の雌型の
上に成形用シールド材シート1をアルミニウム箔4が雄
型に対向するように置き、冷間深絞り成形法により行
う。この場合成形品の内側にアルミニウム箔4が位置
し、このアルミニウム箔4は介在する二軸延伸ナイロン
フイルム3により冷間深絞り成形時に発生する応力が一
方の層に偏るのを緩和されるので、冷間深絞り成形によ
り特に絞られる部位たとえば底面と立上り部との連結部
を比較的均一な厚さを保つようにし、成形加工時に成形
品に割れを生じさせることがない。
るための成形品を作るには、図示しない成形型の雌型の
上に成形用シールド材シート1をアルミニウム箔4が雄
型に対向するように置き、冷間深絞り成形法により行
う。この場合成形品の内側にアルミニウム箔4が位置
し、このアルミニウム箔4は介在する二軸延伸ナイロン
フイルム3により冷間深絞り成形時に発生する応力が一
方の層に偏るのを緩和されるので、冷間深絞り成形によ
り特に絞られる部位たとえば底面と立上り部との連結部
を比較的均一な厚さを保つようにし、成形加工時に成形
品に割れを生じさせることがない。
なお上記実施例では金属箔4を内側にしたが、成形品の
使用目的に応じて金属箔4を外側にしてもよいのはもち
ろんである。
使用目的に応じて金属箔4を外側にしてもよいのはもち
ろんである。
以上述べたように本考案によれば、金属箔と耐熱難燃性
樹脂フイルムとの間に二軸延伸フイルムを設けること
で、成形加工時に成形品に割れを生じさせることなく成
形品を作ることができる。
樹脂フイルムとの間に二軸延伸フイルムを設けること
で、成形加工時に成形品に割れを生じさせることなく成
形品を作ることができる。
第1図は本考案による成形用シールド材シートの一部断
面図、第2図は本考案による成形用シールド材シートを
用いて作った成形品を示す図である。 1……成形用シールド材シート、2……耐熱難燃性樹脂
フイルム、3……二軸延伸ナイロンフイルム。4……金
属箔。
面図、第2図は本考案による成形用シールド材シートを
用いて作った成形品を示す図である。 1……成形用シールド材シート、2……耐熱難燃性樹脂
フイルム、3……二軸延伸ナイロンフイルム。4……金
属箔。
Claims (1)
- 【請求項1】金属箔と耐熱難燃性樹脂フイルムとの間に
二軸延伸フイルムを設けてなる成形用シールド材シー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988098966U JPH0631757Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 成形用シールド材シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988098966U JPH0631757Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 成形用シールド材シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0220395U JPH0220395U (ja) | 1990-02-09 |
JPH0631757Y2 true JPH0631757Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31325695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988098966U Expired - Lifetime JPH0631757Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 成形用シールド材シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631757Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3283161B2 (ja) * | 1995-07-25 | 2002-05-20 | 株式会社東芝 | シールドケース及び電子機器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59140493U (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-19 | 昭和ラミネ−ト印刷株式会社 | 電磁波遮蔽深絞りシ−ト |
BR8400825A (pt) * | 1983-03-21 | 1985-02-26 | Stauffer Chemical Co | Laminado retardador de chama,processo para a blindagem de uma peca eletronica e laminado util na blindagem de uma peca eletronica contra a interferencia eletronica |
JPS60118295U (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-09 | 大日本印刷株式会社 | 電磁波シ−ルド用複合シ−ト |
JPS60222247A (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-06 | 凸版印刷株式会社 | 電磁波シ−ルド用複合シ−トの加工方法 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP1988098966U patent/JPH0631757Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0220395U (ja) | 1990-02-09 |
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