JPH06316894A - 和紙補強剤 - Google Patents

和紙補強剤

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JPH06316894A
JPH06316894A JP5131163A JP13116393A JPH06316894A JP H06316894 A JPH06316894 A JP H06316894A JP 5131163 A JP5131163 A JP 5131163A JP 13116393 A JP13116393 A JP 13116393A JP H06316894 A JPH06316894 A JP H06316894A
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polyurethane resin
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Shuichi Wada
秀一 和田
Naotaka Yamaji
直貴 山路
Yukiko Yamanaka
友紀子 山中
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Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 和紙へ含浸加工する事により乾燥紙力増強性
及び湿潤紙力増強性に優れる和紙補強剤を提供すること
にあり、更にポリエステルフィルムとラミネート加工さ
れた樹脂加工極薄和紙とする事により湿潤時接着性に優
れ、かつ耐刷性に優れた感熱孔版印刷機用マスター紙用
和紙補強剤を提供する事である。 【構成】 ウレタンプレポリマー、塩形成剤及び鎖伸長
剤を必須成分とする水系ポリウレタン樹脂であって、該
水系ポリウレタン樹脂におけるカルボキシル基による酸
価が固形分に対して13KOH mg/g以上であり、かつガラ
ス転移点温度が20℃以上であり、前記ウレタンプレポ
リマーが、[A]平均分子量62〜5,000 であり、分子中
に2個以上の水酸基を有するポリオール化合物、[B]
分子中に2個以上のイソシアネート基を有する有機ポリ
イソシアネート及び[C]分子中に水酸基またはアミノ
基とカルボキシル基を有する化合物である水系ポリウレ
タン樹脂を含有する和紙補強剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、こうぞ、みつまた、マ
ニラ麻等の天然繊維の抄紙またはこれら天然繊維に一部
ポリプロピレン、ビニロン、ポリエステル、ナイロン、
レーヨン等の合成繊維を混合抄紙した和紙に対して、含
浸加工する事により優れた乾燥紙力増強性、湿潤紙力増
強性を与える和紙補強剤に関するものであり、特にポリ
エステルフィルムとラミネートされた樹脂加工極薄和紙
に湿潤時接着性及び耐刷性を与え、サーマルヘッドによ
る書き込み穿孔方式を用いる製版方式に供する感熱孔版
印刷機マスター紙用和紙補強剤として好適である。
【0002】
【従来の技術】従来の紙力増強剤には、乾燥紙力増強剤
としてポリビニルアルコール樹脂、ポリアクリルアミ
ド、デンプン等が、また湿潤紙力増強剤としては尿素ホ
ルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、
ジアルデヒドデンプン、グリオキザール変性ポリアクリ
ルアミド、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン等
が抄紙工程中の内添薬剤として使われてきた。また含浸
薬剤として、SBRラテックス、クロロプレンラテック
ス、NBRラテックス、酢酸ビニルラテックス、アクリ
レ−トラテックス、塩化ビニルラテックス、塩化ビニリ
デンラテックス等の樹脂系ラテックスが乾燥紙力増強
剤、湿潤紙力増強剤の目的で用いられてきた。
【0003】特に天然繊維系の極薄和紙にポリエステル
フィルムをラミネート加工した感熱孔版印刷機マスター
紙については、サーマルヘッドにより穿孔し製版印刷す
るとインキ透過性が良好な反面、耐水強度が小さい為、
水性インキの使用により連続印刷した場合の耐刷性が不
充分であリ、極薄和紙を感熱孔版印刷機マスター紙とし
て利用する為には、ポリエステルフィルムに対する優れ
た湿潤時接着力と、従来にない湿潤紙力が要求されてい
る。
【0004】しかしながら前記抄紙工程中の内添薬剤で
はホルマリンの発生による作業環境性、作業安全性に問
題を有しているだけでなく、湿潤紙力が不充分であリ、
また含浸薬剤として従来用いられてきた樹脂系ラテック
スでもポリエステルフィルムとの湿潤時接着性に劣り、
湿潤紙力も満足されず感熱孔版印刷機マスター紙用和紙
補強剤としてのこれら従来内添薬剤及び含浸薬剤の使用
は耐刷性が不充分で連続印刷時の印字のにじみが発生す
るという欠点があった。
【0005】更に最近では、画像鮮映性を改良する目的
で感熱孔版印刷機マスター紙用和紙には、こうぞ、みつ
また、マニラ麻等の天然繊維に一部ポリプロピレン、ビ
ニロン、ポリエステル、ナイロン、レーヨン等の合成繊
維を混合抄紙される傾向があるため、ますますポリエス
テルフィルムとの湿潤時接着性、湿潤紙力を増強する感
熱孔版印刷機マスター紙用和紙補強剤が求められてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、和紙へ含浸加工する事により乾燥紙力増強性及び湿
潤紙力増強性に優れる和紙補強剤を提供することにあ
り、更にポリエステルフィルムとラミネート加工された
樹脂加工極薄和紙とする事により湿潤時接着性に優れ、
かつ連続印刷時の印字のにじみが発生しない耐刷性の優
れた感熱孔版印刷機用マスター紙を提供する為の感熱孔
版印刷機マスター紙用和紙補強剤を提供する事である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上の課
題を解決するため鋭意研究の結果、特定の水系ポリウレ
タン樹脂を和紙補強剤として用いることによって前記課
題を克服し本発明に到達した。すなわち、ウレタンプレ
ポリマー、塩形成剤及び鎖伸長剤を必須成分とする水系
ポリウレタン樹脂であって、該水系ポリウレタン樹脂に
おけるカルボキシル基による酸価が固形分に対して13
KOH mg/g以上であり、かつガラス転移点温度が20℃以
上であり、前記ウレタンプレポリマーが、[A]平均分
子量62〜5,000 であり、分子中に2個以上の水酸基を有
するポリオール化合物(以下、化合物[A]という)、
[B]分子中に2個以上のイソシアネート基を有する有
機ポリイソシアネート(以下、化合物[B]という)及
び[C]分子中に水酸基またはアミノ基とカルボキシル
基を有する化合物(以下、化合物[C]という)からな
り、かつ前記塩形成剤が前記化合物[C]に対応する塩
形成剤であることを特徴とする和紙補強剤である。
【0008】本発明の和紙補強剤としては、前記水系ポ
リウレタン樹脂に対して、更に分子内にグリシジル基を
少なくとも平均3個以上有し、エポキシ当量が固形分に
対して200(wpe)以下であり、かつ水溶率が70
%以上であるエポキシ系架橋剤及び/または水溶性ある
いは水分散性のメラミン系架橋剤(以下、架橋剤とい
う)を固形分比で40重量%以下で配合したものが更に
和紙補強剤として好適である。
【0009】特に前記水系ポリウレタン樹脂又はそれと
前記架橋剤を、感熱孔版印刷機マスター紙用和紙補強剤
とした場合に優れた性能を提供できる。
【0010】(手段を構成する要件)以下、発明の構成
に関する主要な事項につき項別して説明する。
【0011】[水系ポリウレタン樹脂]水系ポリウレタ
ン樹脂としては前記のごとく、ウレタンプレポリマー、
塩形成剤及び鎖伸長剤から調製される。
【0012】(1) ウレタンプレポリマー ウレタンプレポリマーとしては、下記化合物A、B及び
Cからなるものである。
【0013】化合物[A] 化合物[A]として使用される平均分子量62〜5,000 で
分子中に2個以上の水酸基を有するポリオール化合物と
しては、エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、
ブタンジオール、プロピレングリール、ポリプロピレン
グリコール、ヘキサンジオール、ビスフェノールA、ビ
スフェノールS、水素添加ビスフェノールA,ジブロム
ビスフェノールA,3-メチル-1,5- ペンタンジオール、
1,4-シクロヘキサンジメタノール、ジヒドロキシエチル
テレフタレート、ハイドロキノンジヒドロキシエチルエ
ーテル、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタ
エリスリトール等の多価アルコール、それらのアルキレ
ン誘導体又はそれら多価アルコール若しくはそのアルキ
レン誘導体と多価カルボン酸、多価カルボン酸無水物、
若しくは多価カルボン酸エステルからのエステル化物や
ポリブチレンアジペート、ポリカーボネートポリオー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ポリカプロラクト
ンポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリチオエ
ーテルポリオ−ル、ポリアセタールポリオ−ル、ヒマシ
油ポリオ−ル等のポリオ−ル化合物等が挙げられる。
【0014】化合物Aの平均分子量が5000を越える
場合、製造されたウレタンプレポリマーの粘度上昇が著
しく好ましくない。
【0015】化合物[B] 本発明の化合物[B]は分子中に2個以上のイソシアネ
ート基を有する有機ポリイソシアネートが用いられる。
具体的な有機ポリイソシアネートとしては、トリレンジ
イソシアネ−ト、ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、
キシリレンジイソシアネ−ト、ナフチレンジイソシアネ
−ト、イソホロンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジ
イソシアネ−ト、水素添加ジフェニルメタンジイソシア
ネ−ト、水素添加トルエンジイソシアネート、テトラメ
チレンキシリレンジイソシアネ−ト並びにこれらイソシ
アネ−ト類のビュレット化物やイソシアヌレート化物等
の従来より慣用されている全ての芳香族、脂肪族、脂環
族系のイソシアネ−ト類の単独もしくは混合物が挙げら
れる。
【0016】化合物[C] 本発明の化合物[C]は、分子中に水酸基またはアミノ
基とカルボキシル基を有する化合物が用いられ、それは
塩形成性のカルボキシル基を持つ化合物であり、例えば
グリコール酸、リンゴ酸、グリシン、アミノ安息香酸、
アラニン、ジメチロールプロピオン酸等のヒドロキシ
酸、アミノカルボン酸、多価ヒドロキシ酸類や前記エス
テル化合物の合成段階で反応を途中で停止させたハーフ
エステル化合物等があるが、特にジメチロールプロピオ
ン酸の使用が好ましい。
【0017】(2) 化合物[C]に対応する塩形成剤 前記化合物[C]に対応する塩形成剤としては、例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の1価の金属水酸
化物やアンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、ジメチルアミノエタノール等の三級アミン化合物が
挙げられる。
【0018】(3) 鎖伸長剤 本発明に使用される鎖伸長剤としては、アミノ基を2個
以上有する化合物が用いられ、例えばエチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、ヘキ
シレンジアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミン、イソホロンジアミン、キシリレンジア
ミン、ジフェニルメタンジアミン、水素添加ジフェニル
メタンジアミン等が挙げられる。また水も鎖伸長剤とし
ての役割を果す。鎖延長剤の添加量は、化合物[A]、
[B]及び[C]から得られるイソシアネート末端ウレ
タンプレポリマーのイソシアネート基に対して当量以下
が好ましい。
【0019】(4) 水系ポリウレタン樹脂中のカルボキシ
ル基による酸価 本発明の水系ポリウレタン樹脂の製造にあたり、カルボ
キシル基による酸価として水系ポリウレタン樹脂固形分
あたり13KOH mg/g以上、好ましくは17〜45KOH mg
/gである事が必要である。
【0020】カルボキシル基量が13KOH mg/g未満の場
合、得られる水系ポリウレタン樹脂の粒径が粗くなるば
かりでなく、架橋剤との架橋性が不十分であり、このよ
うな水系ポリウレタン樹脂を和紙に含浸処理した場合、
充分な紙力増強効果が得られず、特に湿潤紙力強度が劣
る為、感熱孔版印刷機マスター紙として用いたとき、連
続印刷時の印字のにじみが発生する。
【0021】 (5) 水系ポリウレタン樹脂中のガラス転移点温度 本発明の水系ポリウレタン樹脂のガラス転移点温度(Tg)
は20℃以上、好ましくは35℃〜80℃である事が必
要である。ガラス転移点温度(Tg)が20℃未満の場合、
得られる水系ポリウレタン樹脂は軟らかく、このような
水系ポリウレタン樹脂を和紙に含浸処理した場合、充分
な紙力増強効果が得られず、また湿潤紙力強度も劣る。
【0022】(6) 水系ポリウレタン樹脂の製造 本発明の水系ポリウレタン樹脂の製造方法としては、化
合物[A]、化合物[B]及び化合物[C]から得られ
るイソシアネート末端ウレタンプレポリマーを化合物
[C]に対応する塩形成剤を使用することにより、公知
の方法で水中に乳化後、水またはアミノ基を2個以上有
する鎖伸長剤で鎖延長することにより得られる。この際
必要に応じてイソシアネート基と反応しない有機溶媒類
をイソシアネート末端ウレタンプレポリマー反応段階、
または反応終了後添加する事により乳化を容易なものと
する事ができる。この場合、要すれば減圧下に有機溶媒
類を留去して無溶剤型水系ポリウレタン樹脂とする事が
出来る。また乳化に際しアニオン、ノニオン性等の界面
活性剤を補助的に添加し乳化を容易にする事も可能であ
る。
【0023】[エポキシ系架橋剤]本発明に使用される
エポキシ系架橋剤は、分子内にグリシジル基を少なくと
も平均3個以上有し、エポキシ当量が固形分に対して2
00(wpe)以下であり、かつ水溶率が70%以上で
あるエポキシ化合物のことであり、例えばソルビトール
ポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシ
ジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテ
ル、グリセロールポリグリシジルエーテル、レゾルシン
ジグリシジルエーテル等がある。
【0024】分子内にグリシジル基が平均3個未満の場
合、水系ポリウレタン樹脂との架橋効果が不十分であ
り、和紙に含浸処理した場合、充分な湿潤紙力増強効果
が得られない。またエポキシ当量が固形分に対して20
0(wpe)を越える場合、水系ポリウレタン樹脂との
架橋効果が不十分であり、和紙に含浸処理した場合、充
分な湿潤紙力増強効果が得られにくくなる。次に水溶率
が70%未満の場合、水系ポリウレタン樹脂との相溶性
が悪くなる傾向となり、架橋効果が不十分となるばかり
でなく、和紙に含浸処理する時の作業性が悪く、また加
工機の汚れの原因ともなる。
【0025】[メラミン樹脂系架橋剤]本発明に使用さ
れるメラミン樹脂系架橋剤とは、メチロール化メラミ
ン、メチルエーテル化メラミン、メチル・ブチル混合エ
ーテル化メラミン等の水溶性あるいは水分散性のメラミ
ン樹脂系架橋剤のことである。ブチルエーテル化メラミ
ン等の水溶性あるいは水分散性でないメラミン樹脂系架
橋剤は、水系ポリウレタン樹脂との配合作業性が悪いだ
けでなく、加工機の汚れの原因ともなり好ましくない。
【0026】[架橋剤の配合量]本発明に使用する架橋
剤は必ずしも必要ではないが、更に高度な湿潤紙力強度
が必要とされる場合に本発明の水系ポリウレタン樹脂に
配合することが好ましい。該エポキシ系架橋剤、メラミ
ン樹脂系架橋剤は各々単独もしくは併用でも差し支えな
い。上記架橋剤を併用する場合の割合は、40重量%を
越えない範囲で任意に採用できる。
【0027】その配合量としては、水系ポリウレタン樹
脂と前記架橋剤を固形分比で100:0〜40好ましく
は100:5〜30(重量比)で配合することが好まし
い。その架橋剤配合量が100:40を越える場合、水
系ウレタン樹脂との架橋効果が逆に悪くなり、和紙に含
浸処理した場合、充分な湿潤紙力増強効果が得られない
ばかりでなく、和紙への含浸処理時の作業性が悪く、ま
た加工機の汚れの原因ともなる。
【0028】[他配合物]本発明の水系ポリウレタン樹
脂においては、皮張り防止剤、レベリング剤、消泡剤、
浸透剤、造膜助剤、着色顔料、増粘剤等の各種添加剤を
目的にあった性状にするために性能を低下させない範囲
内で配合することも可能である。また、低コスト化等の
目的で性能を低下させない範囲内で、従来から紙力増強
剤として使用されてきたポリビニルアルコール樹脂、S
BRラテックス、クロロプレンラテックス、NBRラテ
ックス、アクリレ−トラテックス、塩化ビニルラテック
ス等の各種水系樹脂系ラテックスやコロイダルシリカ等
を混合しても差し支えない。
【0029】[水系ポリウレタン樹脂の用途]本発明の
水系ポリウレタン樹脂は、こうぞ、みつまた、マニラ麻
等の天然繊維の抄紙またはこれら天然繊維に一部ポリプ
ロピレン、ビニロン、ポリエステル、ナイロン、レーヨ
ン等の合成繊維を混合抄紙した和紙を対象とし、それに
含浸加工する事により乾燥紙力増強性、湿潤紙力増強性
に優れた樹脂加工和紙が得られる。更に極薄和紙に対し
てのポリエステルフィルムをラミネート加工したサーマ
ルヘッドによる書き込み穿孔方式を用いる製版方式に供
する感熱孔版印刷機マスター紙用和紙補強剤としてはポ
リエステルフィルムとの湿潤時接着性に優れたものであ
る。
【0030】また本発明の水系ポリウレタン樹脂を、各
種天然繊維、合成繊維により抄紙された紙に含浸加工す
る事により乾燥紙力増強性、湿潤紙力増強性及びポリエ
ステルフィルムとの湿潤時接着性に優れた樹脂加工紙が
得られる為、和紙補強剤としての利用以外にも印刷用
紙、情報用紙、エレクトロニック用紙、フィルター、医
療衛生用紙、家庭用紙、包装用紙等の二次加工薬品とし
ての適用も考えられる。
【0031】本発明の水系ポリウレタン樹脂の和紙への
処理方法としては、スプレー処理、含浸処理、刷毛処
理、ローラーコーター処理等種々の処理方法が挙げられ
る。本願の水系ポリウレタン樹脂の和紙に対する処理量
は、0.2g/m2 以上、好ましくは0.5〜2.0g
/m2 である。
【0032】
【作用】こうぞ、みつまた、マニラ麻等の天然繊維の抄
紙またはこれら天然繊維に一部ポリプロピレン、ビニロ
ン、ポリエステル、ナイロン、レーヨン等の合成繊維を
混合抄紙した和紙の主成分は天然セルロース繊維である
が、その分子構造は線状でしかも数多くの -OH基が緻密
に配列し微細結晶を形成する為、排他的で他物質への接
着力も良くないものである。また合成繊維が混合抄紙さ
れた和紙では、合成繊維の結合力は弱く乾燥時紙力強
度、湿潤時紙力強度が極端に低下する。その為、従来か
ら紙力増強剤として使用されてきたポリビニルアルコー
ル樹脂、SBRラテックス、クロロプレンラテックス、
NBRラテックス、アクリレ−トラテックス、塩化ビニ
ルラテックス、エチレン酢酸ビニルラテックス等の各種
水系樹脂系ラテックスでは、天然セルロース繊維及び合
成繊維との密着性が不充分なだけでなく、その樹脂処理
乾燥工程で樹脂のマイグレーションが発生する為、目的
とする紙力増強効果、特に湿潤紙力増強効果に劣るもの
であった。
【0033】しかしながら本発明の水系ポリウレタン樹
脂により、乾燥紙力増強性はもとより、湿潤紙力増強性
及びポリエステルフィルムとの湿潤時接着性に優れた樹
脂加工和紙を製造出来る事が判明した。これは、塩形成
剤である揮発性3級アミン化合物で乳化したカルボキシ
ル基含有水系ポリウレタン樹脂は、高温乾燥することに
より揮発性3級アミン化合物が遊離、揮散する事により
疎水性化する事、また高凝集力を有するウレタン結合、
尿素結合が天然セルロース繊維、合成繊維との接着性、
浸透性を向上しマイグレーションの発生を抑制する事、
更にカルボキシル基含有水系ポリウレタン樹脂とエポキ
シ系架橋剤及び/またはメラミン樹脂系架橋剤が天然セ
ルロース繊維、合成繊維の繊維内部や交絡点で網状的結
合をする為、乾燥紙力増強性はもちろんのこと、湿潤紙
力増強性及びポリエステルフィルムとの湿潤時接着性が
更に優れた樹脂加工和紙が製造出来るものと思われる。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明は、それらの実施例に拘束されるもので
はない。合成例1〜4及び比較合成例1〜2 表1に示すように、メチルエチルケトン溶媒中で分子中
に2個以上の水酸基を有するポリオール化合物[A]、
分子中に2個以上のイソシアネート基を有する有機ポリ
イソシアネート[B]、分子中に水酸基またはアミノ基
とカルボキシル基を有する化合物[C]とそれに対応す
る塩形成剤からイソシアネート末端ウレタンプレポリマ
ー合成後、公知の方法で水中に乳化した後、水またはア
ミノ基を2個以上有する鎖伸長剤で鎖延長することによ
り得られた乳白色あるいは透明液状の各種水系ポリウレ
タン樹脂から減圧下でメチルエチルケトン溶媒を留去し
て各種無溶剤型水系ポリウレタン樹脂を製造した。
【0035】
【表1】
【0036】尚、表1中の分子中に2個以上の水酸基を
有する高分子ポリオール化合物は以下に示すものを使用
した。又表1中の数字は重量部を示す。 ビスフェノールAアルキレン誘導体:ビスフェノールA
のエチレンオキサイド3モル付加物(平均分子量 360) ポリテトラメチレングリコール:テトラハイドロフラン
の開環重合物(平均分子量2000) フタル酸系ポリエステル:3-メチル-1,5- ペンタンジオ
ールとテレフタル酸からのポリエステル(平均分子量10
00) ポリプロピレングリコール:1,4-ブタンジオールのプロ
ピレンオキサイド33モル付加物(平均分子量2000) ポリブチレンアジペート:1,4-ブタンジオールとアジピ
ン酸からのポリエステル(平均分子量1000)
【0037】実施例1〜7 表2に示す割合にて、合成例1〜4で得られた各種無溶
剤型水系ポリウレタン樹脂又はそれに表2の架橋剤を配
合したものを7%固形分となるように水で希釈後、マニ
ラ麻から抄紙された和紙へ含浸後、マングル絞り(絞り
圧2Kg/cm2) 機を通過させた後、 150℃雰囲気中で1分
間強制乾燥して樹脂加工和紙を作成した。次に、ポリエ
ステルフィルム上に溶剤型熱可塑系ポリウレタン樹脂を
塗布した後、樹脂加工和紙と 180℃で15秒間圧着する事
により感熱孔版印刷機マスター紙を作成した。得られた
樹脂加工和紙、感熱孔版印刷機マスター紙に関し、下記
項目別の諸性能を比較確認した。その結果を表2に併せ
て示す。
【0038】比較例1〜2 比較合成例1〜2得られた各種無溶剤型水系ポリウレタ
ン樹脂を7%固形分となるように水で希釈後、マニラ麻
から抄紙された和紙へ含浸した以外は実施例1〜7と同
様にして、得られた樹脂加工和紙、感熱孔版印刷機マス
ター紙に関し、各項目別の諸性能を比較確認した。
【0039】比較例3〜6 市販のポリビニルアルコール樹脂、SBRラテックス、
アクリレ−トラテックス、塩化ビニリデンラテックスを
7%固形分となるように水で希釈後、マニラ麻から抄紙さ
れた和紙へ含浸した以外は実施例1〜7と同様にして、
得られた樹脂加工和紙、感熱孔版印刷機マスター紙に関
し、各項目別の諸性能を比較確認した。
【0040】比較例7 次に、ポリエステルフィルム上に溶剤型熱可塑系ポリウ
レタン樹脂を塗布した後、未加工和紙と 180℃で15秒間
圧着する事により感熱孔版印刷機マスター紙を作成し
た。未加工和紙及び得られた感熱孔版印刷機マスター紙
に関し、実施例1〜7と同様にして各項目別の諸性能を
比較確認した。これら諸性能の比較確認試験結果を表3
に示す。
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】各性能試験方法を下記に示す。 乾燥紙力強度:巾15mmに裁断した樹脂加工和紙を引っ
張り試験機により乾燥紙力強度を測定 湿潤紙力強度:巾15mmに裁断した樹脂加工和紙を水中
に30秒間浸漬後、引っ張り試験機により湿潤紙力強度を
測定 湿潤時接着性:一辺が5cm の正方形に裁断した感熱孔
版印刷機マスター紙を水中に 120秒間浸漬後、取り出し
てポリエステルフィルムと樹脂加工和紙間の接着性を目
視により評価した。 耐刷性 :感熱孔版印刷機を用いてサーマルヘッ
ドにより穿孔し、5000枚まで製版印刷して印字ににじみ
の発生がないかを目視により確認した。
【0044】
【発明の効果】本発明の和紙補強剤により、こうぞ、み
つまた、マニラ麻等の天然繊維の抄紙和紙及びこれら天
然繊維に一部ポリプロピレン、ビニロン、ナイロン、ポ
リエステル、レーヨン等の合成繊維を混合抄紙した和紙
に対して用いることにより、優れた乾燥及び湿潤紙力強
度を与え、かつポリエステルフィルムをラミネートした
感熱孔版印刷機マスター紙に対しては優れた湿潤時接着
性及び耐刷性を与えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 17/46

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウレタンプレポリマー、塩形成剤及び鎖
    伸長剤を必須成分とする水系ポリウレタン樹脂であっ
    て、該水系ポリウレタン樹脂におけるカルボキシル基に
    よる酸価が固形分に対して13KOH mg/g以上であり、か
    つガラス転移点温度が20℃以上であり、前記ウレタン
    プレポリマーが、[A]平均分子量62〜5,000 であり、
    分子中に2個以上の水酸基を有するポリオール化合物、
    [B]分子中に2個以上のイソシアネート基を有する有
    機ポリイソシアネート及び[C]分子中に水酸基または
    アミノ基とカルボキシル基を有する化合物(以下、化合
    物[C]という)からなり、かつ前記塩形成剤が前記化
    合物[C]に対応する塩形成剤である水系ポリウレタン
    樹脂を含有する和紙補強剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水系ポリウレタン樹脂に
    対して、更に分子内にグリシジル基を少なくとも平均3
    個以上有し、エポキシ当量が固形分に対して200(w
    pe)以下であり、かつ水溶率が70%以上であるエポ
    キシ系架橋剤及び/または水溶性あるいは水分散性のメ
    ラミン樹脂系架橋剤を固形分比で40重量%以下配合し
    てなる和紙補強剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の和紙補強剤からな
    る感熱孔版印刷機マスター紙用和紙補強剤。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の補強剤で処理された感熱
    孔版印刷機マスター紙。
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