JPH06316345A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH06316345A
JPH06316345A JP3283658A JP28365891A JPH06316345A JP H06316345 A JPH06316345 A JP H06316345A JP 3283658 A JP3283658 A JP 3283658A JP 28365891 A JP28365891 A JP 28365891A JP H06316345 A JPH06316345 A JP H06316345A
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JP
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paper
sheet
feeding
feed
double
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JP3283658A
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JPH0790937B2 (ja
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Akitake Miyoshi
彬武 三好
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給紙性能を損なわせないで、上側の用紙に同伴
して下側の用紙が重送されることを防止する。 【構成】給紙ローラ27と送りローラ25,26との間に重送
防止手段23,24を配設し、重送防止手段の上流側に摩擦
係数の大なる摩擦抵抗部材31を設け、当該摩擦抵抗部材
を、重送防止手段の重送防止機能の解除下で用紙の下面
に当接させるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機などの画像記録
装置における原稿や記録紙などの給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の給紙装置として、図9に示すよう
に、用紙収容部21に収容された最上位の用紙aを給紙す
る給紙ローラ27と、当該給紙ローラ27によって給紙され
た用紙aを下流側へ搬送する送りローラ25,26との間
に、給紙方向に回転する給紙用のローラ23と反給紙方向
に回転する分離用のローラ24(何れも重送防止手段であ
る。)を配置し、かつ、前記送りローラ25,26による用
紙の搬送下において、当該両ローラ23,24を離間させて
重送防止機能を解除させるように構成したものがある。
【0003】上記の構成によれば、給紙ローラ27によっ
て用紙aが二枚送りされたとしても、下側の用紙aが分
離用ローラ24による反給紙方向の送り作用を受けるの
で、用紙aの二枚送りが効果的に防止される。また、図
10に示すように、前記送りローラ25,26による用紙a
の搬送下では前記給紙用ローラ23と分離用ローラ24を離
間させるので、当該両ローラ23,24間を通過する用紙a
の摩擦接触による静電気の発生が効果的に抑止され、し
かも、前記送りローラ25,26による給紙力を軽減させる
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記両ロー
ラ23,24を離間させると、分離用ローラ24による重送防
止の機能がなくなることから、それまでに重送が防止さ
れた下側の用紙aが上側の用紙aに同伴して給紙される
ことが希にあり、これがジャムの発生原因になることが
あった。あるいは、旨く給紙されたとしても、例えば複
写用の原稿用紙aを対象にする場合においては、位置ず
れした状態の二枚の原稿の画像が半分ずつ記録用紙に複
写されてしまい、また、複写用紙を対象にする場合にお
いては、原稿の画像が位置ずれした二枚の用紙aに半分
ずつ複写されてしまう問題があった。
【0005】本発明は、簡単な改良によって、用紙の重
送を効果的に防止できるに至った給紙装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、給紙ローラと送りローラとの間に、当該
送りローラによる用紙の搬送下で重送防止機能が解除さ
れる一対の重送防止手段を配設した給紙装置において、
前記重送防止手段の上流側に摩擦係数の大なる摩擦抵抗
部材を設け、かつ、当該摩擦抵抗部材を、前記重送防止
機能の解除下で用紙の下面に当接させるように構成した
点に特徴がある。
【0007】
【作用】上記の特徴構成によれば、重送防止手段の重送
防止機能が解除された状態での給紙下では、前記摩擦抵
抗部材が用紙の下面に当接して用紙下面に大きな摩擦抵
抗がかゝることで、当該用紙が上側の用紙に同伴して重
送されることが防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は静電写真複写機の概略断面を示し、原稿用
紙aの自動送り機構Aを内蔵した原稿押え1を、複写機
本体2の上部コンタクトガラス3に対して揺動開閉自在
に設けると共に、前記複写機本体2の内部に感光体4を
横架し、該感光体4のまわりに、帯電装置5、現像装置
6、転写装置7、紙分離装置8、クリーニング装置9を
その順に感光体4の回転方向Rに設けると共に、前記感
光体4の上部空間に光学系移動式の露光装置10を配置
し、かつ、カセットケース11,12内の記録用紙bを転写
装置7に送給する給紙搬送装置13と、分離後の記録用紙
bを定着装置14に送給する排紙搬送装置15、及び、定着
後の記録用紙bをトレイ16に排紙する排紙ローラ対17を
設けてある。
【0009】前記原稿自動送り機構Aは、給紙装置18
と、該給紙装置18から繰り出された原稿用紙aを前記コ
ンタクトガラス3の所定位置に給紙するベルト式の搬送
装置19、及び複写済み原稿用紙aのストック部20から成
る。前記給紙装置18の詳細を図2に示す。同図におい
て、21は多数枚の原稿用紙aを積層収容し得る用紙収容
部で、それの給紙方向下流側の面部21aの上方部位には
開口cが形成され、該開口cを通して用紙収容空間側に
先端を突入させる状態で揺動部材22が設けられている。
【0010】この揺動部材22の先端には、摩擦係数の大
なる例えば薄い板状のウレタンゴム製の摩擦抵抗部材31
が貼着され、前記揺動部材22の揺動に伴って当該摩擦抵
抗部材31が、後述する重送防止手段23,24への給紙経路
を塞ぎ且つ前記用紙収容部21に収容された用紙aの先端
位置を規制する第1状態(図2参照)と、前記重送防止
手段23,24側に給紙される用紙aの下面にエッジdが当
接する第2状態(図4参照)とに切り換えられるように
なっている。
【0011】23,24はそれぞれ重送防止手段であって、
上側の重送防止手段23は給紙用ローラから成り、下側の
重送防止手段24は、前記給紙用ローラ23よりも摩擦係数
の小なる分離用ローラから成るもので、両ローラ23,24
を互いに接触させて用紙の重送を防止させる状態(図3
参照)と、分離用ローラ24を下方に移動(給紙用ローラ
23を上方に移動させるもよい。)させて両ローラ23,24
による重送防止の機能を解除させる状態(図4参照)と
に切り換え自在に構成されている。そして、これら両ロ
ーラ23,24は、前記揺動部材22に対して給紙方向の下流
側で且つ用紙収容部21からの原稿用紙aの給紙経路途中
に配置され、相対する部分において、一方の給紙用ロー
ラ23が給紙方向に回転し、他方の分離用ローラ24が反給
紙方向に回転するように構成されている。
【0012】25,26は原稿用紙aを挟持搬送する上下一
対の送りローラで、前記給紙用および分離用ローラ23,
24に対して給紙方向の下流側で且つ給紙経路途中に配置
されている。そして、当該送りローラ25,26が原稿用紙
aを挟持搬送する間、前記分離用ローラ24を下方に移動
させて、両ローラ23,24による重送防止の機能を解除さ
せるように構成されている。
【0013】27は給紙ローラであって、前記給紙用ロー
ラ23の回転軸28まわりで揺動自在のブラケット29の遊端
側に枢着され、かつ、伝動機構30を介して前記給紙用ロ
ーラ23と同期駆動されると共に、給紙初期においてのみ
前記用紙収容部21内に収容の最上位の原稿用紙aに当接
して、当該原稿用紙aを前記ローラ23,24側へと給紙す
るように構成されている。そして、当該給紙ローラ27に
よる給紙時に前記揺動部材22が給紙方向の下流側に揺動
されて、第1状態にある摩擦抵抗部材31が開口cから給
紙経路外に一旦退出すると共に、前記両ローラ23,24の
接触が解除される前に揺動部材22が給紙方向上流側に揺
動されて、前記摩擦抵抗部材31が第2状態に切り換えら
れるように構成されている。
【0014】上記の構成によれば、図5に示すように、
給紙信号によって揺動部材22が給紙方向の下流側に揺動
し、前記摩擦抵抗部材31が開口cから給紙経路外に退出
すると共に前記給紙ローラ27が下降して、用紙収容部21
に収容の最上位の原稿用紙aが給紙用と分離用のローラ
23,24に送り込まれ、かつ、前記給紙ローラ27が上昇す
る。このとき、二枚目の原稿用紙aが最上位の原稿用紙
aに同伴して繰り出されることがあるが、この場合、図
3に示すように、反給紙方向に回転する分離用ローラ24
によって上記二枚目の原稿用紙aの同伴給紙が防止され
る。
【0015】次に、給紙用ローラ23によって給紙搬送力
を受ける原稿用紙aが上下一対の送りローラ25,26で挟
持搬送されると、図6に示すように、前記分離用ローラ
24が下降して給紙用ローラ23から離間して両ローラ23,
24の接触が解除され、両ローラ23,24による重送防止の
機能が解除されると共に、この両ローラ23,24の接触の
解除によって給紙力の軽減や静電気対策が達成される。
【0016】そして、この両ローラ23,24の接触解除前
に、図4に示すように、前記摩擦抵抗部材31が第2状態
に切り換えられて、当該摩擦抵抗部材31のエッジdが重
送防止手段23,24側に給紙される用紙aの下面に当接
し、当該用紙aの下面に摩擦抵抗が付与されることにな
る。
【0017】而して、最上位の原稿用紙aに同伴して二
枚目の原稿用紙aが用紙収容部21から繰り出されて、こ
の二枚目の原稿用紙aの同伴給紙がローラ23,24によっ
て防止されている状態において、当該両ローラ23,24の
接触が解除されると、送りローラ25,26によって搬送さ
れている上側の原稿用紙aに同伴して二枚目の原稿用紙
aが給紙されることがあるが、この二枚目の原稿用紙a
の下面に摩擦抵抗が付与されることで、当該二枚目の原
稿用紙aの同伴給紙が効果的に防止される。
【0018】このようにして、最上位の原稿用紙aの後
端が両ローラ23,24の相対する部位を通過した時点で、
図7に示すように、分離用ローラ24が上昇して両ローラ
23,24が接触し、かつ、摩擦抵抗部材31が第1状態に切
り換わるのである。
【0019】尚、前記摩擦抵抗部材31のエッジdが原稿
用紙aの下面に当接することが好ましいが、摩擦抵抗部
材31の先端面を用紙下面に当接させるようにするもよ
く、あるいは図8(イ)に示すように、摩擦抵抗部材31
を揺動部材22の遊端面に巻き付けて設けたり、同図
(ロ)に示すように、揺動部材22に巻き付けた摩擦抵抗
部材31の外面に小突起e…を付加させる構成にするもよ
い。また実施例では、原稿用紙を給紙の対象にして説明
したが、本発明による給紙装置を複写機の手差し給紙部
に設けて、給紙対象を複写用の記録用紙にすることも可
能であり、即ち、本発明による給紙装置は、給紙対象に
制約を受けるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、重
送防止手段による重送防止機能の解除下において、用紙
下面に摩擦抵抗を付与させるようにしたことで、当該用
紙が上側の用紙に同伴して重送される事態を確実に防止
できるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の概略縦断面図である。
【図2】給紙装置の側面図である。
【図3】接触状態にある重送防止手段の側面図である。
【図4】接触解除の状態にある重送防止手段の側面図で
ある。
【図5】重送防止状態の給紙説明図である。
【図6】重送防止手段の接触解除時における用紙搬送の
説明図である。
【図7】送りローラのみによる用紙搬送の説明図であ
る。
【図8】図8(イ),(ロ)は重送防止部材の別実施例
を示す側面図である。
【図9】従来例の給紙装置の側面図である。
【図10】従来例の給紙装置による用紙重送の説明図で
ある。
【符号の説明】 21…用紙収容部、23,24…重送防止手段、25,26…送り
ローラ、27…給紙ローラ、31…摩擦抵抗部材、a…用
紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 用紙収容部に収容された最上位の用紙を給紙する給紙ロ
    ーラと、当該給紙ローラによって給紙された用紙を下流
    側へ搬送する送りローラとの間に、当該送りローラによ
    る用紙の搬送下で重送防止機能が解除される一対の重送
    防止手段を配設した給紙装置において、前記重送防止手
    段の上流側に摩擦係数の大なる摩擦抵抗部材を設け、か
    つ、当該摩擦抵抗部材を、前記重送防止機能の解除下で
    用紙の下面に当接させるように構成してあることを特徴
    とする給紙装置。
JP3283658A 1991-10-02 1991-10-02 給紙装置 Expired - Lifetime JPH0790937B2 (ja)

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JP3283658A JPH0790937B2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 給紙装置

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JPH0790937B2 JPH0790937B2 (ja) 1995-10-04

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