JPH06316323A - チップ状部品供給装置 - Google Patents

チップ状部品供給装置

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JPH06316323A
JPH06316323A JP13129993A JP13129993A JPH06316323A JP H06316323 A JPH06316323 A JP H06316323A JP 13129993 A JP13129993 A JP 13129993A JP 13129993 A JP13129993 A JP 13129993A JP H06316323 A JPH06316323 A JP H06316323A
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hole
slider
chip
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holes
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Hajime Koyama
肇 小山
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 単一の容器から任意の数の部品搬送路にチッ
プ状部品を各々供給する。 【構成】 チップ状部品aをバルク状に収納した容器か
ら部品排出パイプ49を通して供給されるチップ状部品
aを、分離スライダ54の往復により、中板53の貫通
孔53aを通して分配スライダ55の複数の貫通孔55
aに順次収納する。この分配スライダ55の貫通孔55
aに収納されたチップ状部品aは、シャッタ57のスラ
イドにより、貫通孔57aを通して、複数の部品搬送パ
イプ10へ各々同時に送り出され、同パイプ10を通し
て、複数のチップ状部品が同時に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ状部品をバルク
状に収納した容器から、同チップ部品を部品排出パイプ
に一列に取り出し、これを部品搬送路に1つずつ送り出
す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、回路基板の所定の位置に
チップ状部品を搭載する場合、自動マウント装置を用い
て次のようにして行なわれていた。すなわち、複数の容
器の中にバルク状に収納されたチップ状部品を、ディス
トリビュータに配管された複数本の案内チューブに一つ
ずつ取り出して、テンプレートの所定の位置に形成され
た収納凹部へ各々送り、そこに収受する。この収納凹部
は、各々のチップ状部品を回路基板に搭載する位置に合
わせて配置されており、これに収納された時の相対位置
を保持したまま、前記収納凹部の配置に対応して吸着ユ
ニットの下面から突設された吸着ヘッドを有する部品移
動手段により、チップ状部品を回路基板に移動し、搭載
する。これによって、前記各チップ状部品が回路基板の
所定の位置に各々搭載される。回路基板には、チップ状
部品を搭載すべき位置に予め接着剤を塗布しておき、搭
載された前記電子部品をこの接着剤で仮固定した状態
で、半田付けを行なう。
【0003】この装置において用いられるチップ状部品
供給装置は、図7と図8に示されたように、底面に漏斗
状の勾配を有し、チップ状部品aがバルク状に収納され
る容器1と、該容器1の底部中央の通孔から上端が容器
1の中にスライド自在に挿入される部品排出パイプ49
とを備える。部品排出パイプ49の上端は、斜に開口し
ている。容器1の底から突設されたスライド部材37が
フレーム35に固定されたガイド部材36の凹部にスラ
イド自在に嵌合し、これにより、容器1が上下にスライ
ド自在に案内されている。さらに、図6で示されたよう
に、容器1の上端から突設されたアーム45にブラケッ
ト46を介して上下駆動機構44が連結され、伝達機構
47を介してモータ48から伝達される動力により、容
器1が上下に往復駆動される。
【0004】このように、容器1が上下に駆動されるこ
とにより、部品排出パイプ49の上端が容器1の中で相
対的に上下に往復運動する。そして、部品排出パイプ4
9の上端が容器1の底から上がったところでチップ状部
品aが崩され、部品排出パイプ49の上端が下がったと
ころでその開口部からチップ状部品aが一つずつ部品排
出パイプ49の中に入る。このようにして、部品排出パ
イプ49の中に入ったチップ状部品aは、一列に並んで
下方へ順次送られる。
【0005】図7に示すように、この部品排出パイプ4
9の下端には、ディストリビュータ2の案内パイプ21
に通じる部品搬送路10へチップ状部品aを1つずつ逃
がすエスケープメント機構が設けられている。すなわ
ち、前記部品排出パイプ49の下端と部品搬送路10の
上端との中心軸が横にずれて配置されている。そして、
この間で、スライダ54’が図7と図8において左右に
スライドし、これに設けられた通孔65’(図8参照)
が前記部品排出パイプ47の下端と部品搬送路10の上
端との間を往復する。これによって、部品排出パイプ4
7の中で一列に列んだチップ状部品aが、部品搬送路1
0へ1つずつ送り出され、さらに案内パイプ21を通っ
て既に述べたテンプレートの収納凹部へ送られる。
【0006】図8において、符合66はスライダ54’
の側面に設けられた凹状の切欠部63であり、この中に
配置されたストッパ67に前記切欠部63の対向する側
面を当てることにより、スライダ54’の停止位置の決
定を行う。図6において、符号23は、ディストリビュ
ータの上側の板で、符号24は、ディストリビュータの
この上側の板と図示してない下側の板とを連結している
柱である。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のような従来のエスケープメント機構では、スライダ5
4’の一回の往復動作により、チップ状部品a、aが2
本の部品搬送路10、10に各々1個ずつしか供給され
ない。このため、回路基板に同じ種類のチップ状部品a
を複数マウントしようとする場合、従来の装置では、そ
のマウントされるチップ状部品aの数の半分だけ容器1
を備えなけらばならないという課題があった。
【0008】本発明の目的は、前記従来の問題を解消
し、単一の容器から任意の数の部品搬送路にチップ状部
品を各々供給することが可能なチップ状部品供給装置を
提供することにある。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】すなわち本発明
は、前記目的を達成するため、チップ状部品aをバルク
状に収納した容器からチップ状部品aが一列に整列され
て1つずつ供給される部品排出パイプ49と、該部品排
出パイプ49の下側に配置され、該部品排出パイプ49
の下端開口部の直下の第一の位置と同開口部からずれた
第二の位置との間を往復移動し、チップ部品aが1つだ
け収納される貫通孔54aを有する分離スライダ54
と、該分離スライダ54の下側に配置され、該分離スラ
イダ54の貫通孔54aの前記第二の位置の直下に貫通
孔53aを有する中板53と、該中板53の下側に配置
され、複数の貫通孔55aを有すると共に、この貫通孔
55aが前記中板53の貫通孔53aの直下を通るよう
にスライド自在に保持された分配スライダ53と、該分
配スライダ53の下に配置され、分配スライダ53の貫
通孔53aと同じ間隔で同じ方向に配列された複数の貫
通孔57aを有し、その貫通孔57aの配列方向にスラ
イド自在に保持されたシャッタ57と、該シャッタ57
の下側にその貫通孔57aと同じ間隔で同じ方向に上端
が配列された複数の部品搬送パイプ10と、前記分離ス
ライダ54を、その貫通孔54aが前記第一の位置と第
二の位置との間で往復するよう移動させる機構と、前記
分配スライダ55とシャッタ57とを、それらの貫通孔
55a、57aの配列方向に共に移動させると共に、そ
れらを相対的に移動させる機構とを有することを特徴と
するチップ状部品供給装置を提供する。
【0010】
【作用】前記本発明によるチップ状部品供給装置では、
容器1から部品排出パイプ49を通してチップ状部品a
が一列に整列されて下方へ送られるとき、この部品排出
パイプ49の下端開口部の直下となる第一の位置に分離
スライダ53の貫通孔53aが位置するように移動する
と、最も下にある1つのチップ状部品aが分離スライダ
54の貫通孔54aに収納される。その後、分離スライ
ダ54がスライドし、その貫通孔54aが第二の位置に
移動すると、同貫通孔54aがその下側に配置された中
板53の貫通孔53aと上下に連なる。このとき、分配
スライダ55の貫通孔55aとシャッタ57の貫通孔5
7aとが互いに位置がずれた状態で、分配スライダ55
の1つ目の貫通孔55aを、中板53の貫通孔53aの
下に位置させる。すると、中板53の貫通孔53aを通
して分配スライダ55の前記1つ目の貫通孔55aにチ
ップ状部品aが収納される。
【0011】次に、前記分離スライダ54が前述と同様
にしてスライドし、その貫通孔54aが前記第一と第二
の位置を往復する。その間、分配スライダ54とシャッ
タ57とが共に移動し、分配スライダ55の2つ目の貫
通孔55aを中板53の貫通孔53aの真下に位置させ
る。すると、その2つ目の貫通孔55aにチップ状部品
aが収納される。以下、この動作を分配スライダ55の
貫通孔55aの数だけ繰り返すことにより、複数の貫通
孔55aに順次チップ状部品aが収納される。
【0011】その後、分配スライダ55とシャッタ57
とが相対移動し、それらの貫通孔55a、57aを上下
に位置合わせすると共に、これらの貫通孔55a、57
aを部品搬送パイプ10の上端と位置合わせする。する
と分配スライダ55の複数の貫通孔55aに収納された
チップ状部品aが、シャッタ57の貫通孔57aを通し
て複数の部品搬送パイプ10へ各々同時に送り出され、
同パイプ10を通して、複数のチップ状部品が同時に供
給される。
【実施例】
【0012】次に、本発明の実施例について、図面を参
照しながら具体的に説明する。本発明が適用されるチッ
プ状部品のマウント装置全体の概要が図5に示されてい
る。すなわち、チップ状部品をバルク状に収納した容器
1が複数配置され、これにチューブ10を介してエスケ
ープメントである送出部11が接続されている。さら
に、この送出部11の下にディストリビュータ2が配置
されている。
【0013】このディストリビュータ2は、前記送出部
11の下に固定された上側のベース23と、この下に平
行に配置された下側のベース22とを有し、これらのベ
ース22、23の間にチップ状部品を案内、搬送する可
撓性の案内チューブ21が配管されている。この案内チ
ューブ21は、前記送出部11の部品排出口と下側のベ
ース22の通孔(図示せず)とを結ぶよう配管されてい
る。そして、この下側のベース22の通孔は、チップ状
部品を配線基板に搭載しようとする位置に合わせて開設
されており、この通孔の位置は、テンプレート6の収納
凹部61に対応している。
【0014】ベース22の下には、チップ状部品aの回
路基板への搭載位置に合わせて収納凹部61を設けたテ
ンプレート6が挿入され、固定される。このとき、前記
案内チューブ21の下端に通じるベース22の通孔が、
テンプレート6の各々の収納凹部61の上に配設され
る。さらに、ベース22の下にテンプレート6が挿入さ
れたとき、その下にバキュームケース4が当てられ、容
器1から案内チューブ21及び収納凹部61を経て吸気
ダクト5から吸引される空気の流れが形成される。
【0015】テンプレート6の収納凹部61に収納され
たチップ状部品を回路基板bに移動し、搭載するための
部品移載手段が備えられており、この部品移載手段とし
ては、通常ダクト81を介して吸引ポンプ(図示せず)
に接続され、前記収納凹部61から電子部品を吸引して
保持する形式の吸着ユニット8が使用される。例えば、
この吸着ユニット8の下面には、テンプレート6上の収
納凹部61の位置に各々対応して吸着ヘッド(図示せ
ず)が突設され、負圧に維持されたその先端部にチップ
状部品を吸着、保持する。回路基板bは、コンベア7等
の搬送手段によって搬送され、一旦吸着ユニット8の真
下で位置決め、停止された後、次に送られる。
【0016】このようなチップ状部品マウント装置に用
いられる本発明の実施例による部品供給装置が図1及び
図2に示されている。この部品供給装置は、底面に漏斗
状の勾配を有し、チップ状部品aがバルク状に収納され
る容器1が複数備えられ、図1では、その1つが示され
ている。この容器1の底面が最も低くなった中央部に縦
に通孔が開設され、この通孔から部品排出パイプ49の
上端がスライド自在に嵌め込まれ、同パイプ49の上端
が容器1の中に挿入されている。図示の場合、部品排出
パイプ49は、容器1の中心軸にほぼ一致するよう挿入
され、その上端は斜に開口している。
【0017】前記ベース部材35の底面中央部から突設
されたスライド部材37がガイド部材36の凹部にスラ
イド自在に嵌合している。また、前記容器1の上部に図
7に示すのと同様のアーム45が取り付けられ、このア
ーム45に、ブラケット46を介して図6に示したのと
同様の上下駆動機構(図6に55の符合で示す)が連結
される。これにより、前記ガイド部材36に案内され
て、容器1が上下に往復駆動される。
【0018】前記部品排出パイプ49の下端には、ディ
ストリビュータ2の案内パイプ21に通じる部品搬送路
10へチップ状部品aを1つずつ逃がすエスケープメン
ト機構が設けられている。すなわち、前記部品排出パイ
プ49の下端の下に分離スライダ54が配置され、この
分離スライダ54は、その下の中板53に図1において
左右方向にスライド自在に支持されている。さらに、こ
の分離スライダ54の上面に凹部が形成され、この凹部
に前記部品排出パイプ49の下端が配置され、この部品
排出パイプ49の下端をストッパとして、分離スライダ
54が図1において所定のストロークで左右に移動でき
るようになっている。
【0019】図2に示すように、この分離スライダ54
の前記凹部の一方の端にチップ状部品aが1つだけ入る
深さの貫通孔54aが設けられている。また、この分離
スライダ54にエアシリンダ等のアクチュエータ62が
連結されると共に、分離スライダ54と前記ガイド部材
37の下部との間にバネ58が係装されている。このア
クチュエータ62とバネ58との作用により、分離スラ
イダ54は、中板53に案内されて、図1において左右
にスライドする。そのスライドするストロークは、前記
貫通孔54aが部品排出パイプ49の下端開口部の直下
にある位置と、同貫通孔54aが中板53に設けられた
貫通孔53aの真上にある位置との間である。
【0020】前記中板53の下に、分配スライダ55と
シャッタ57とが配置されている。これら、分配スライ
ダ55とシャッタ57とは共にフレーム35にスライド
自在に支持され、前記分離スライダ54と同じ方向、つ
まり図1において左右方向にスライドする。また、分配
スライダ55は、シャッタ57の両端部の立ち上がった
壁の間にあると共に、シャッタ57の上面から突設した
ピン67が分配スライダ55に設けられた長孔59に嵌
合している。このため、分配スライダ55は、シャッタ
57に対して或るストローク範囲で図1において左右の
方向に相対移動することができる。これら分配スライダ
55とシャッタ57とを同時に移動させ、或いは相対移
動させるため、シャッタ57にエアシリンダ等のアクチ
ュエータ64が連結されていると共に、前記長孔59内
において、シャッタ57のピン67と分配スライダ55
の長孔59の壁面との間にバネ66が係装されている。
【0021】これら分配スライダ55とシャッタ57と
には、各々同じ間隔で同じ方向に配列されて貫通孔55
a、57aが設けられている。このうち、分配スライダ
55側の貫通孔55aは、チップ状部品aの長さより深
い貫通孔55aとなっている。図示の実施例では、貫通
孔55a、57aが分配スライダ55とシャッタ57に
各々4つずつ設けられているが、その数は必要に応じて
適宜選択できる。
【0022】これら分配スライダ55とシャッタ57の
貫通孔55a、57aは、図1に示すようにピン67が
長孔59の一方の端にあるとき互いにずれており、この
位置は前記バネ66の弾力により保持されている。この
状態から、ばね66の弾力に抗して、シャッタ57を分
配スライダ55に対して図1において右方向に移動させ
ると、それらの貫通孔55a、57aが互いに上下に一
致する。
【0023】シャッタ57の下に配置されたフレーム3
5には、分配スライダ55及びシャッタ57の貫通孔5
5a、57aと同じ数の部品搬送路10が連結され、こ
の部品搬送路10の上端は、前記分配スライダ55及び
シャッタ57の貫通孔55a、57aと同間隔で同方向
に配列されている。
【0024】この部品供給装置では、図1に矢印で示す
容器1の上下動に伴い、その中に収納されたチップ状部
品aが部品排出パイプ49の中に縦に一列になって取り
出される。アクチュエータ62の作動により、分離スラ
イダ54が図1に示す位置から右方向にスライドし、図
3(a)で示すように、その貫通孔54aが部品排出パ
イプ49の真下の位置に移動すると、部品排出パイプ4
9から貫通孔54aの中に1つのチップ状部品aが収納
される。次に、アクチュエータ62及びバネ58の作動
により、分離スライダ54が図3(a)に示す位置から
左方向にスライドし、図3(b)で示すように、その貫
通孔54aが中板53の貫通孔53aの真上に移動する
と、この中板53の貫通孔53aを通ってその下の分配
スライダ55の1つ目の貫通孔55aにチップ状部品a
が収納される。このとき、分配スライダ55の貫通孔5
5aとシャッタ57の貫通孔57aとは互いにずれてい
る。
【0025】次に、前記分離スライダ54は、再び右方
向にスライドし、その貫通孔54aにチップ状部品aが
収納される。さらに、分離スライダ54が左方向にスラ
イドし、その貫通孔54aが中板53の貫通孔53aの
真上に移動する。この間に、第3図(c)に示すよう
に、分配スライダ55とシャッタ57とが共に図におい
て左方向に貫通孔55a、57aの1間隔分だけ移動す
る。このため、分配スライダ55の2つ目の貫通孔55
aが中板53の貫通孔53aの真下に移動し、同貫通孔
55aにチップ状部品aが収納される。
【0026】以下、この動作を繰り返すことで、図4
(a)に示すように、分配スライダ55の3つ目及び4
つ目の貫通孔55aにチップ状部品aが順次収納され
る。このとき、アクチュエータ62による分離スライダ
54の往復動作の回数を適宜変えることにより、チップ
状部品aを収納する分配スライダ55の貫通孔55aの
数を任意に選択することができる。
【0027】次に、分配スライダ55とシャッタ57と
が共に移動し、分配スライダ55の貫通孔55aが各々
部品搬送パイプ10の上端開口部の真上に移動する。こ
こで、図4(b)に示すように、分配スライダ55を停
止させた状態で、バネ66の弾力に抗してシャッタ57
のみを図において右にスライドさせ、その貫通孔57a
を分配スライダ55の貫通孔55aの真下に位置合わせ
する。すると、分配スライダ55の貫通孔55aがシャ
ッタ57の貫通孔57aを通して各々部品搬送パイプ1
0の上端開口部に通じ、その貫通孔55aにあるチップ
状部品aが部品搬送パイプ10に送り出される。これに
より、分配スライダ55の貫通孔55aに収納されたチ
ップ状部品aが同時に部品搬送パイプ10に送り出され
る。すなわち、図示の実施例では、4つのチップ状部品
aが部品搬送パイプ10に同時に送り出される。次に、
分離スライダ54、分配スライダ55及びシャッタ57
が図1に示す元の位置に復帰し、以下同様の動作が繰り
返される。これにより、複数のチップ状部品aが同時に
繰り返し部品搬送パイプ10から送り出される。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、単
一の容器から複数のチップ状部品aを各々別の部品搬送
路へ同時に送り出すことができる。これにより、回路基
板に同じ種類のチップ状部品を複数マウントする場合
に、多数の容器を備える必要が無くなる等、部品供給装
置の簡略化や小形化が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるチップ状部品供給装置の
要部縦断斜視図である。
【図2】同部品供給装置のエスケープメントを構成する
各要素の関係を示す要部分解斜視図である。
【図3】同チップ状部品供給装置の動作を示す要部拡大
縦断側面図である。
【図4】同チップ状部品供給装置の動作を示す要部拡大
縦断側面図である。
【図5】同チップ状部品供給装置が使用されるチップマ
ウンタの概略斜視図である。
【図6】従来の部品供給装置を備えたチップ状部品マウ
ント装置の要部を示す一部断面側面図である。
【図7】同従来の部品供給装置を示す要部縦断側面図で
ある。
【図8】同部品供給装置のエスケープメントであるスラ
イダとストッパの部分の平面図である。
【符号の説明】
10 部品搬送パイプ 49 部品排出パイプ 53 中板 53a 中板の貫通孔 54 分離スライダ 54a 分離スライダの貫通孔 55 分配スライダ 55a 分配スライダの貫通孔 57 シャッタ 57a シャッタの貫通孔 62 アクチュエータ 64 アクチュエータ a チップ状部品

Claims (1)

    【整理番号】 0050285−01 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状部品(a)をバルク状に収納し
    た容器からチップ状部品(a)が一列に整列されて1つ
    ずつ供給される部品排出パイプ(49)と、該部品排出
    パイプ(49)の下側に配置され、該部品排出パイプ
    (49)の下端開口部の直下の第一の位置と同開口部か
    らずれた第二の位置との間を往復移動し、チップ部品a
    が1つだけ収納される貫通孔(54a)を有する分離ス
    ライダ(54)と、該分離スライダ(54)の下側に配
    置され、該分離スライダ(54)の貫通孔(54a)の
    前記第二の位置の直下に貫通孔(53a)を有する中板
    (53)と、該中板(53)の下側に配置され、複数の
    貫通孔(55a)を有すると共に、この貫通孔(55
    a)が前記中板(53)の貫通孔(53a)の直下を通
    るようにスライド自在に保持された分配スライダ(5
    3)と、該分配スライダ(53)の下に配置され、分配
    スライダ(53)の貫通孔(53a)と同じ間隔で同じ
    方向に配列された複数の貫通孔(57a)を有し、その
    貫通孔(57a)の配列方向にスライド自在に保持され
    たシャッタ(57)と、該シャッタ(57)の下側にそ
    の貫通孔(57a)と同じ間隔で同じ方向に上端が配列
    された複数の部品搬送パイプ(10)と、前記分離スラ
    イダ(54)を、その貫通孔(54a)が前記第一の位
    置と第二の位置との間で往復するよう移動させる機構
    と、前記分配スライダ(55)とシャッタ(57)と
    を、それらの貫通孔(55a)、(57a)の配列方向
    に共に移動させると共に、それらを相対的に移動させる
    機構とを有することを特徴とするチップ状部品供給装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009149405A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Toyota Motor Corp 部品供給装置
KR20150002598U (ko) * 2015-05-13 2015-07-02 김규정 공급위치 조절형 피스 분배장치
CN109368195A (zh) * 2018-11-09 2019-02-22 宁波均普工业自动化有限公司 一种球形物料排列组合选择装置
DE102015010924B4 (de) 2014-08-27 2021-11-18 Fanuc Corporation Artikelzufuhrvorrichtung zum Zuführen von Artikeln gemäß deren Typ

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