JPH06316263A - 浮上式鉄道用車両 - Google Patents

浮上式鉄道用車両

Info

Publication number
JPH06316263A
JPH06316263A JP4303351A JP30335192A JPH06316263A JP H06316263 A JPH06316263 A JP H06316263A JP 4303351 A JP4303351 A JP 4303351A JP 30335192 A JP30335192 A JP 30335192A JP H06316263 A JPH06316263 A JP H06316263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bogie frame
bogie
transverse beam
transverse
superconducting magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4303351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3305377B2 (ja
Inventor
Masatoshi Shinobu
正壽 忍
Motoaki Terai
元昭 寺井
Hiroshi Oshima
浩 大島
Kazuhiro Oda
和裕 小田
Masayoshi Azagami
雅芳 阿座上
Eiji Suzuki
栄司 鈴木
Taiji Fujimoto
泰司 藤本
Takashi Yamaguchi
孝 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Mitsubishi Electric Corp
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Mitsubishi Electric Corp
Central Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute, Mitsubishi Electric Corp, Central Japan Railway Co filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP30335192A priority Critical patent/JP3305377B2/ja
Publication of JPH06316263A publication Critical patent/JPH06316263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3305377B2 publication Critical patent/JP3305377B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮上式鉄道用車両の乗りこごち改善方法の一
つである2重系台車の構成を簡単化して台車上の機器ス
ペースを確保するとともに車両全体の重量軽減を図る。 【構成】 対向したフランジ121dとこのフランジ1
21d同士を進行方向に間隔をおいて接続した複数個の
第1の横梁121aとからなる第1の台車枠121と、
前記第1の横梁121aを囲繞する中空の第2の横梁1
22aとこの第2の横梁122aの両端部でそれぞれの
前記第2の横梁同士を接続した側梁122bとからなる
第2の台車枠122とから台車を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、台車と、この台車の
両側に配設された超電導磁石装置と、台車上に設けられ
た車体とを備えた浮上式鉄道用車両に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平2−21607号公
報に示された従来の浮上式鉄道用車両の構成を示す断面
図である。図において、1は冷媒タンク1aや超電導コ
イル1bなどから構成される超電導磁石装置であり、こ
の超電導磁石装置は台車2の両側面にボルト3を用いて
取付られる。4は客室を有する車体であり、車体4は客
室の乗りこごちを良くするために台車2には空気バネな
どの1次バネ5を介して取付られている。6は地上側の
軌道であり、推進用コイル7や浮上用コイル8が設置さ
れ、これら地上側のコイル7と超電導磁石装置1との間
で磁気的に推進,浮上され車両は走行する。
【0003】ここで、1次バネ5より上の車体4の重量
と、1次バネ5より下の台車2と超電導磁石装置1との
合計重量との比率や、超電導磁石装置1と地上側の浮上
コイル8との間に浮上時発生する上下方向の磁気的なバ
ネの定数によっては車両走行時に車体4の客室内での乗
りこごちが悪くなる場合があり、乗りこごち改善のため
図9に示すように1次バネ5とは別のバネを介しまた台
車部分を2分割して車両を構成する方法がある。
【0004】図において21は第1の台車枠であり、こ
の第1の台車枠21は車両両側の側梁21bと複数個の
横梁21aとで構成し、側梁21bに超電導磁石装置1
が取付られている。22は第1の台車枠21と車体4と
の中間に位置する第2の台車枠であり、第1の台車枠2
1と同様に側梁22bと複数個の横梁22aで構成す
る。この台車枠22には後述する冷凍装置や図は省略さ
れているが、車両が浮上しないとき低速で走行するため
に引き出される車輪から構成される走り装置などが、ま
たこれらの操作用としての空圧および油圧装置などの各
種機器がそれぞれ搭載されている。第2の台車枠22と
車体4との間には前述の1次バネ5が設けられ第2の台
車枠22と第1の台車枠21との間には乗りこごち改善
のための空気バネなどによる2次バネ9が設けられる。
10は車両が低速で車輪走行するときには超電導磁石装
置1には上方へは浮上力が作用しないため、第1の台車
枠21と超電導磁石装置とが自重によって下方に落下す
ることを防止するための自重支持用空気バネであり、第
2の台車枠22に取付けられた走り装置により軌道6に
対して空気バネ10を介して横梁21aおよび超電導磁
石装置1が支持されている。11は第1の台車枠21と
第2の台車枠22との車両左右方向の相対変位を拘束す
る左右リンクであり、車両上下方向を支持する2次バネ
9が空気バネなどの柔かいバネ支持であるために上下方
向に相対変位することに対しては上下に可動できる構造
となっている。
【0005】図10は以上説明の構成を示す台車部分の
全体斜視図である。図において12は第1の台車枠21
と第2の台車枠22との車両前後方向の相対変位を拘束
するとともに超電導磁石装置1に発生する推力を第1の
台車枠21から第2の台車枠22に伝達するための前後
リンクであり、上下方向に可動なことは左右リンク11
と同様である。13は冷凍装置であり、第2の台車枠2
2に取付られ超電導磁石装置1内の冷媒(液体ヘリウム
など)を冷却するために冷媒タンク1aに配管14を用
いて接続されている。15は冷媒ガスを一時的に貯蔵す
るためのバッファタンクであり、第2の台車枠22上へ
の取付けはスペース上困難で車体4に取付られるのが一
般的であり、冷凍装置13とは配管16で接続されてい
る。配管14,16は前述のリンク構造で説明したとお
り冷凍装置13と接続される相手側との間で相対変位が
発生するための可撓性の配管である。
【0006】ここで、浮上式鉄道用車両の超電導磁石装
置1や冷凍装置13による低温機器のシステムについて
詳細を述べる。図11は車両の低温機器システムのフロ
ー図であり、図において冷凍装置13は冷凍機本体13
a、圧縮機13b、熱交換器13cなどから構成され、
超電導磁石装置1の冷媒タンク1aに配管14で接続し
て超電導磁石装置1に加わる熱負荷によって蒸発する冷
媒(液体ヘリウムなど)を冷却する。通常は図示の矢印
の方向に冷媒タンク1a内の蒸発したガスは圧縮機13
bの吸い込側に入り、冷凍機本体13aで冷却され、熱
交換器13cを経由して最終的に冷媒タンク1内に設け
られたJ−T弁(ジュール トムソン弁)1cで液化さ
れ、冷媒タンク1a内に液として戻るという閉サイクル
のループでこれが繰りかえされている。超電導コイル1
bを励磁、消磁するときなど一時的に冷媒の蒸発量が増
加して冷凍装置13の冷却能力を越えた場合は能力を越
えた分のガスはバルブ13dを開き圧縮機13bによっ
て配管16を経由してバッファタンク15に貯蔵してお
く。この貯蔵したガスは励磁、消磁などの作業の後にバ
ルブ13eを開いて圧縮機13bの吸い込側に戻して冷
凍装置13の余力を使って冷却し再び冷媒タンク1a内
に液にして戻す。
【0007】以上のようにこの低温機器のシステムは高
価な液体ヘリウムなどの冷媒を外部に排出することな
く、また超電導磁石装置1への冷媒の注入作業などを省
き省資源省力化を図る意味から浮上式鉄道用車両にとっ
ては不可欠であり、車両上の構成をできる限り簡素化す
る必要性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明のとおり従来
の浮上式鉄道用車両は、車体4、第1及び第2の台車枠
21,22、超電導磁石装置1、冷凍装置13による低
温機器システム、その他車両搭載各種機器によって構成
される。車両としては乗りこごちを良くすることと浮上
して高速走行する車両であるので各種外力に対して剛性
を保ちつつ軽量化を図らなければならないという基本的
な命題がある。しかし、従来の乗りこごち改善方法の台
車部での構成では前記説明のように側梁22bと横梁2
1a,22aとを組み合せた2つの台車枠21,22を
重ね合せる方法ではそれぞれ応分の剛性が必要なため台
車自体が大きくなって重量が増加するという課題があっ
た。また、台車上に搭載する冷凍装置13などの機器ス
ペースが小さくなってこの浮上式鉄道の特徴である超電
導磁石装置1を利用した低温機器システムを構成する上
で支障をきたす課題もあった。
【0009】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、車両走行時の乗りこごちを改善する方
法をとりながら台車および低温機器システムをコンパク
トに配置して結局は車両全体の重量を軽減することが可
能な浮上式鉄道用車両を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る浮上式鉄道用車両は、対向したフランジとこのフラン
ジ同士を進行方向に間隔をおいて接続した複数個の第1
の横梁とからなる第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲
繞する中空の第2の横梁とこの第2の横梁の両端部でそ
れぞれの前記第2の横梁同士を接続した側梁とからなる
第2の台車枠とから台車を構成したものである。
【0011】この発明の請求項2に係る浮上式鉄道用車
両は、対向したフランジとこのフランジ同士を進行方向
に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とからなる
第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空の第2
の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前記第2
の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車枠とか
ら台車を構成し、前記第1の台車枠と前記第2の台車枠
との間を、進行方向に対して第1の台車枠および第2の
台車枠の左右方向および前後方向の移動を規制するリン
クで接続し、また前記第1の台車枠と前記第2の台車枠
との間にはバネを介装し、さらに前記フランジに超電導
磁石装置を直結したものである。
【0012】この発明の請求項3に係る浮上式鉄道用車
両は、対向したフランジとこのフランジ同士を進行方向
に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とからなる
第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空の第2
の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前記第2
の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車枠とか
ら台車を構成し、前記第1の台車枠の前記フランジと前
記第2の台車枠の前記側梁との間にリング状の弾性体を
介装したものである。
【0013】この発明の請求項4に係る浮上式鉄道用車
両は、対向したフランジとこのフランジ同士を進行方向
に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とからなる
第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空の第2
の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前記第2
の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車枠とか
ら台車を構成し、前記第1の台車枠の前記フランジと前
記第2の台車枠の前記側梁との間に上下に鞍形形状に二
分割された空気バネを介装したものである。
【0014】この発明の請求項5に係る浮上式鉄道用車
両は、対向するフランジとこのフランジ同士を進行方向
に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とからなる
第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空の第2
の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前記第2
の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車枠とか
ら台車を構成し、前記第2の横梁を貫通した前記第1の
横梁同士を機器取付枠で連結し、この機器取付枠に前記
超電導磁石装置を冷却するための冷凍装置を設置したも
のである。
【0015】この発明の請求項6に係る浮上式鉄道用車
両は、第1の台車枠の第1の横梁内に中空状の中空部を
形成し、この中空部を超電導磁石装置を冷却するための
冷凍装置に接続し、ガス冷媒を貯蔵するバッファタンク
としたものである。
【0016】この発明の請求項7に係る浮上式鉄道用車
両は、第1の横梁と第2の横梁とを同心軸線上に配置
し、かつこの同心軸線上に超電導磁石装置の超電導コイ
ルの中心軸線を一致させて超電導コイルを配置したもの
である。
【0017】
【作用】この発明の請求項1に係る浮上式鉄道用車両に
おいては、第1の横梁を中空の第2の横梁で囲繞したこ
とにより、台車上の機器設置スペースが増大する。
【0018】この発明の請求項2に係る浮上式鉄道用車
両においては、第1の台車枠のフランジに超電導磁石装
置を直結したので、台車上の設置スペースが増大すると
ともに、車両全体の重量を軽くすることができる。
【0019】この発明の請求項3に係る浮上式鉄道用車
両においては、第1の台車枠のフランジと第2の台車枠
の側梁との間にリング状の弾性体を介装したので、第1
の台車枠に対する第2の台車枠の上下、左右および前後
方向の変位が緩衝される。
【0020】この発明の請求項4に係る浮上式鉄道用車
両においては、第1の台車枠のフランジと第2の台車枠
の側梁との間に鞍形形状に二分割された空気バネを介装
したので、第1の台車枠に対する第2の台車枠の上下方
向の変位が緩衝される。
【0021】この発明の請求項5に係る浮上式鉄道用車
両においては、第2の横梁を貫通した第1の横梁同士を
機器取付枠で連結し、この機器取付枠に超電導磁石装置
を冷却するための冷凍装置を設置したので、第1の台車
枠に対する冷凍装置の相対変位がなくなる。
【0022】この発明の請求項6に係る浮上式鉄道用車
両においては、第1の横梁内に中空状の中空部を形成
し、ガス冷媒を貯蔵するバッファタンクとしたので、小
型化を図ることができる。
【0023】この発明の請求項7に係る浮上式鉄道用車
両においては、第1の横梁と第2の横梁とを同心軸線上
に配置し、かつ同心軸線上に超電導コイルの中心軸線を
一致させて超電導コイルを配置したことにより、走行中
超電導コイルに働く左右方向の案内力に対する抗力が向
上する。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1は第1の実施例を示す浮上式鉄道用車両
の断面図であり、1は冷媒タンク1aや超電導コイル1
bで構成する超電導磁石装置であり、121は第1の横
梁121aとその両端に設けられたフランジ121dで
構成する第1の台車枠で、フランジ121dにおいて両
側にそれぞれ配設される超電導磁石装置1とボルト3に
よって直結する。121cは第1の横バネ121a内を
空洞にしてガスを貯蔵するためのタンクである。122
は第1の横梁121aの外側を同心状に包みこむように
設けた中空の第2の横梁122aとその両端に設けられ
た側梁122bで構成する第2の台車枠である。第2の
台車枠122には後述の冷凍装置や各種機器が搭載され
ることは従来例で説明のとおりである。
【0025】第2の台車枠122と車体4との間には1
次バネ5が設けられ、第2の台車枠122と第1の台車
枠121との間には乗りこごち改善のための2次バネ9
が設けられるが、第1の台車枠121と超電導磁石装置
とが一体化されているので、図示では超電導磁石装置1
上に2次バネ9が設置されている。第1の台車枠121
から取付座を設けて設置しても効果は同じである。10
は第1の台車枠121と超電導磁石装置1との落下防止
のための自重支持用空気バネであり、111は第1の台
車枠21と第2の台車枠122とを接続し第1の台車枠
121と第2の台車枠122との車両左右方向の相対変
位を拘束する左右リンクであり、第1の台車枠21およ
び第2の台車枠22の上下方向に対して可動できるよう
になっている。
【0026】図2は以上説明の構成の全体を示す台車部
分の全体斜視図である。図において、112は第1の台
車枠121と第2の台車枠122との車両前後方向の相
対変位を拘束するとともに超電導磁石装置1に発生する
推力を第1の台車枠121から第2の台車枠122に伝
達するための前後リンクであり、上下方向に可動できる
ことは左右リンク111と同様である。
【0027】13は冷凍装置であり、第2の台車枠12
2に搭載する。冷凍装置13は配管14で冷媒タンク1
aに、配管16で第1の台車枠121のタンク121c
にそれぞれ接続する。第1の台車枠121と第2の台車
枠122との間には相対変位があるので、これら配管1
4,16は可撓性であることについては従来例で説明の
とおりである。なお、図示していないが各々の横梁12
1a,122a内のタンク121cは全て配管で接続さ
れている。
【0028】ここで、図示では超電導磁石装置1内の超
電導コイル1bの個数は4個で構成されているが、第1
の横梁121aおよび第2の横梁122aの個数は1台
車当り4本であり、これら横梁121a,122aは両
側の超電導磁石装置1の超電導コイル1bの中心同士を
結ぶ線上に配置する。これら横梁121a,122a以
外に図示はしないが台車必要剛性によっては超電導コイ
ル1b中心を結ぶ線上でなくとも別の補助用横梁を設け
てもよい。また、第1の台車枠121のフランジ121
dは4本の第1の横梁121aをそれぞれつないだもの
として図示しているが、このフランジ121dは第1の
横梁121aに各々取付られた単独のものとしてもよ
い。
【0029】以上のように構成された浮上式鉄道用車両
では、第1の台車枠121の端部が超電導磁石装置1と
結合できるだけのフランジ121dだけでよいことと、
第1の横梁121aと同心状に第2の横梁122aを設
けたので、第1の台車枠121と第2の台車枠122と
の組み合せがコンパクト化するため台車全体で台車上の
機器設置スペースが増加して結局は全体を軽くすること
ができる。
【0030】また、超電導磁石装置1の超電導コイル1
bの中心位置に第1の横梁121aを直接取付る構成で
あるので走行中超電導コイル1bに働く左右方向の案内
力などの力に対して従来の台車のように側梁を介さない
ので台車の剛性を確保しやすい構造となる。ひいては、
超電導磁石装置1を取付る土台としての台車の剛性が向
上するので超電導磁石装置の安定性向上にも効果があ
る。
【0031】さらに、第1の横梁121a内をタンク1
21cとしたので、従来の車両のように台車構成が複雑
化して台車上に取付が難かしくやむを得ず車体4側に取
付られたバッファタンク15が不要となり、車両構成が
簡単化し重量的にも軽量化を図ることになる。
【0032】実施例2.図3は第2の実施例を示す浮上
式鉄道用車両の断面図であり、第1の台車枠121と第
2の台車枠122との構成や超電導磁石装置1の取付方
法は前記実施例1で示したものと同様であるが、第1の
台車枠121のフランジ121dと第2の台車枠122
の側梁122bとの間に第1の台車枠121の第1の横
梁121aと同心であってリング状のゴムなどで構成さ
れる3弾性体17を挿入したものである。この弾性体1
7は、車両の左右方向では第1の台車枠121のフラン
ジ121dと第2の台車枠122の側梁122bとに接
し、径方向では内周側が第1の横梁121aと外周側が
側梁22bにそれぞれ嵌め合わされて取付られる。
【0033】図4は以上の構成の全体を示す台車部分の
全体斜視図であり、弾性体17は台車の横梁121aの
両端に設けられる。冷凍装置13の取付方法や冷媒タン
ク1aおよび第1の横梁121a内のタンク121cと
の接合方法は前記実施例1で説明したものと同様であ
る。
【0034】図5は弾性体17が取付られた台車の横梁
部分での断面図であり、弾性体17の内周側が第1の台
車枠121の第1の横梁121aと、外周側が第2の台
車枠122の側梁122bと嵌合接合されることによっ
て、第1の台車枠121と第2の台車枠122とが車両
の前後、上下方向が支持される。また、左右方向は前記
図3で説明のとおり第1の台車枠121のフランジ12
1dと第2の台車枠222の側梁122bとが接するよ
うに取付られるので左右方向も支持される。
【0035】以上のように、この実施例では第1の台車
枠121と第2の台車枠122とを弾性体17のみによ
って車両の前後、上下、左右を支持し図示はしないが弾
性体に穴などを設けて前後、上下、左右方向のバネ定数
を各々変え必要なバネ定数を得ることもできるので、従
来設けられていた2次バネや自重支持用空気バネ、さら
に左右および前後リンクも省略することが可能であり、
車両構成を簡単化して全体の自重軽減を図ることもでき
る。また、弾性体をゴムなどで構成した場合はこの弾性
体が振動ダンパーの役目をするので、超電導磁石装置1
や台車に発生する各種振動を抑制して車両の乗りこごち
を改善するために間接的な効果がある。
【0036】実施例3.第3の実施例は前記第2の実施
例における弾性体を取付る部分において空気バネを設け
る方法であり、第1の台車枠121と第2の台車枠12
2との構成や、超電導磁石装置を取付る方法は前記実施
例1で示したものと同様である。
【0037】図6はこの発明を示す空気バネが取付られ
た台車の横梁部分の断面図であり、第1の台車枠121
の第1の横梁121aに仕切板121eを設け、第2の
台車枠122の側梁122bとの間に上部には形状が鞍
型で空気バネからなる2次バネ109を、下部にも同形
状の自重支持用空気バネ110を設け、これら空気バネ
の内周側は第1の横梁121aと外周側は側梁122b
に接する。このように構成することによって、従来の第
1の台車枠121と第2の台車枠122とに設けられて
いた2次バネ9と自重支持用空気バネ10が1カ所にま
とまり、ひいては台車構成をコンパクト化し全体の自重
軽減を図ることができる。また、ここでは2次バネ10
9と自重支持用空気バネ110を同一大きさで説明した
が各々に加わる荷重、必要なバネ定数によっては各々の
大きさを変えて配置してもよい。なお第2の実施例と異
なるところは車両の上下方向の支持は可能だが空気バネ
を使用するので、車両左右,前後方向の支持のためには
第1の実施例で説明した左右リンクや前後リンクを台車
上に設置することになる。
【0038】実施例4.図7は第4の実施例における台
車の前後方向での断面図であり、第1の台車枠121と
第2の台車枠122との構成や超電導磁石装置1との取
付方法などは前記実施例1で説明のものと同一である。
図において、隣接した第2の横梁122aを貫通して機
器取付枠18の両端部を第1の横梁121aに接合し、
この機器取付枠18に冷凍装置13が搭載されている。
この冷凍装置13から配管16を第1の横梁121aの
タンク121cに接続することや図示はしていないが冷
凍装置13から超電導磁石装置1の冷媒タンク1aへ配
管を接続することは前記実施例1で説明したとおりであ
る。
【0039】このように第1の台車枠121に冷凍装置
13を搭載することになるので、第1の台車枠121に
設けられたタンク121cや第1の台車枠121に取付
けられる超電導磁石装置1との間に相対変位がなくな
る。したがって、配管の可撓性が不要になって配管の構
成が簡略化することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る浮
上式鉄道用車両においては、第1の横梁を中空の第2の
横梁で囲繞したことにより、台車上の機器設置スペース
が増大するという効果がある。
【0041】請求項2に係る浮上式鉄道用車両において
は、第1の台車枠のフランジに超電導磁石装置を直結し
たので、台車上の機器設置スペースが増大し、車両全体
の重量を軽くすることができるという効果がある。
【0042】請求項3に係る浮上式鉄道用車両において
は、第1の台車枠のフランジと第2の台車枠の側梁との
間にリング状の弾性体を介装したので、従来必要とした
左右リンク、前後リンク、2次バネが不要となり、車両
構成が簡単化するという効果がある。また、弾性体が振
動ダンバーの役目をするため、車両の乗りごごちが良く
なるという効果もある。
【0043】請求項4に係る浮上式鉄道用車両において
は、第1の台車枠のフランジと第2の台車枠の側梁との
間に鞍形形状に二分割された空気バネを介装したので、
第1の台車枠に対する第2の台車枠の上下方向の変位が
緩衝され、従来必要とした2次バネが不要となり、台車
構成を簡単化することができる。
【0044】請求項5に係る浮上式鉄道用車両において
は、第2の横梁を貫通した第1の横梁同士を機器取付枠
で連結し、この機器取付枠に冷凍装置を設置したので、
第1の台車枠に対する冷凍装置の相対変位がなくなり、
冷凍装置と低温機器間を接続する配管を可撓性にする必
要がなくなり、配管を簡略化できる。
【0045】請求項6に係る浮上式鉄道用車両において
は、第1の横梁内に中空状の中空部を形成し、ガス冷媒
を貯蔵するバッファタンクとしたので、台車上の機器設
置スペースが増大するという効果もある。
【0046】請求項7に係る浮上式鉄道用車両において
は、第1の横梁と第2の横梁とを同心軸線上に配置し、
かつ同心軸線上に超電導コイルの中心軸線と一致させて
超電導コイルを配置したことにより、走行中超電導コイ
ルに働く左右方向の案内力に対する抗力が向上するとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す浮上式鉄道用車両の
断面図である。
【図2】この発明の実施例1を示す台車部分の全体斜視
図である。
【図3】この発明の実施例2を示す浮上式鉄道用車両の
断面図である。
【図4】この発明の実施例2を示す台車部分の全体斜視
図である。
【図5】この発明の実施例2の台車横梁部の断面図であ
る。
【図6】この発明の実施例3の台車横梁部の断面図であ
る。
【図7】この発明の実施例4を示す台車の断面図であ
る。
【図8】従来の浮上式鉄道用車両の一例を示す断面図で
ある。
【図9】従来の浮上式鉄道用車両の他の例を示す断面図
である。
【図10】図9の台車部分の全体斜視図である。
【図11】従来の低温機器システムフロー図である。
【符号の説明】
1 超電導磁石装置 1b 超電導コイル 4 車体 5 1次バネ 9 2次バネ 10 自重支持用空気バネ 11 左右リンク 12 前後リンク 13 冷凍装置 17 弾性体 18 機器取付枠 121 第1の台車枠 121a 第1の横梁 121c タンク 121d フランジ 122 第2の台車枠 122a 第2の横梁 122b 側梁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【実施例】 実施例1.図1は第1の実施例を示す浮上式鉄道用車両
の断面図であり、1は冷媒タンク1aや超電導コイル1
bで構成する超電導磁石装置であり、121は第1の横
梁121aとその両端に設けられたフランジ121dで
構成する第1の台車枠で、フランジ121dにおいて両
側にそれぞれ配設される超電導磁石装置1とボルト3に
よって直結する。121cは第1の横121a内を空
洞にしてガスを貯蔵するためのタンクである。122は
第1の横梁121aの外側を同心状に包みこむように設
けた中空の第2の横梁122aとその両端に設けられた
側梁122bで構成する第2の台車枠である。第2の台
車枠122には後述の冷凍装置や各種機器が搭載される
ことは従来例で説明のとおりである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】第2の台車枠122と車体4との間には1
次バネ5が設けられ、第2の台車枠122と第1の台車
枠121との間には乗りこごち改善のための2次バネ9
が設けられるが、第1の台車枠121と超電導磁石装置
とが一体化されているので、図示では超電導磁石装置1
上に2次バネ9が設置されている。第1の台車枠121
から取付座を設けて設置しても効果は同じである。10
は第1の台車枠121と超電導磁石装置1との落下防止
のための自重支持用空気バネであり、111は第1の台
車枠21と第2の台車枠122とを接続し第1の台車枠
121と第2の台車枠122との車両左右方向の相対変
位を拘束する左右リンクであり、第1の台車枠121
よび第2の台車枠122の上下方向に対して可動できる
ようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】実施例2.図3は第2の実施例を示す浮上
式鉄道用車両の断面図であり、第1の台車枠121と第
2の台車枠122との構成や超電導磁石装置1の取付方
法は前記実施例1で示したものと同様であるが、第1の
台車枠121のフランジ121dと第2の台車枠122
の側梁122bとの間に第1の台車枠121の第1の横
梁121aと同心であってリング状のゴムなどで構成さ
る弾性体17を挿入したものである。この弾性体17
は、車両の左右方向では第1の台車枠121のフランジ
121dと第2の台車枠122の側梁122bとに接
し、径方向では内周側が第1の横梁121aと外周側が
側梁122bにそれぞれ嵌め合わされて取付られる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺井 元昭 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 大島 浩 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 小田 和裕 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 阿座上 雅芳 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 鈴木 栄司 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 藤本 泰司 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 山口 孝 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社伊丹製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車と、この台車の両側に配設された超
    電導磁石装置と、前記台車上に設けられた車体とを備え
    た浮上式鉄道用車両において、 前記台車は、対向したフランジとこのフランジ同士を進
    行方向に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とか
    らなる第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空
    の第2の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前
    記第2の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車
    枠とから構成されたことを特徴とする浮上式鉄道用車
    両。
  2. 【請求項2】 台車と、この台車の両側に配設された超
    電導磁石装置と、前記台車上に設けられた車体とを備え
    た浮上式鉄道用車両において、 前記台車は、対向したフランジとこのフランジ同士を進
    行方向に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とか
    らなる第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空
    の第2の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前
    記第2の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車
    枠とから構成され、 前記第1の台車枠と前記第2の台車枠との間は、前記進
    行方向に対して第1の台車枠および第2の台車枠の左右
    方向および前後方向の移動を規制するリンクで接続さ
    れ、また前記第1の台車枠と前記第2の台車枠との間に
    はバネが介装され、さらに前記フランジに前記超電導磁
    石装置が直結されたことを特徴とする浮上式鉄道用車
    両。
  3. 【請求項3】 台車と、この台車の両側に配設された超
    電導磁石装置と、前記台車上に設けられた車体とを備え
    た浮上式鉄道用車両において、 前記台車は、対向したフランジとこのフランジ同士を進
    行方向に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とか
    らなる第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空
    の第2の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前
    記第2の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車
    枠とから構成され、 前記第1の台車枠と前記フランジと前記第2の台車枠の
    前記側梁との間にリング状の弾性体を介装したことを特
    徴とする浮上式鉄道用車両。
  4. 【請求項4】 台車と、この台車の両側に配設された超
    電導磁石装置と、前記台車上に設けられた車体とを備え
    た浮上式鉄道用車両において、 前記台車は、対向したフランジとこのフランジ同士を進
    行方向に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とか
    らなる第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空
    の第2の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前
    記第2の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車
    枠とから構成され、 前記第1の台車枠と前記フランジと前記第2の台車枠の
    前記側梁との間に上下に鞍形形状に二分割された空気バ
    ネを介装したことを特徴とする浮上式鉄道用車両。
  5. 【請求項5】 台車と、この台車の両側に配設された超
    電導磁石装置と、前記台車上に設けられた車体とを備え
    た浮上式鉄道用車両において、 前記台車は、対向するフランジとこのフランジ同士を進
    行方向に間隔をおいて接続した複数個の第1の横梁とか
    らなる第1の台車枠と、前記第1の横梁を囲繞する中空
    の第2の横梁とこの第2の横梁の両端部でそれぞれの前
    記第2の横梁同士を接続した側梁とからなる第2の台車
    枠とから構成され、 前記第2の横梁を貫通した前記第1の横梁同士を機器取
    付枠で連結し、この機器取付枠に前記超電導磁石装置を
    冷却するための冷凍装置を設置したことを特徴とする浮
    上式鉄道用車両。
  6. 【請求項6】 第1の台車枠の第1の横梁内に中空状の
    中空部を形成し、この中空部を超電導磁石装置を冷却す
    るための冷凍装置に接続し、ガス冷媒を貯蔵するバッフ
    ァタンクとしたことを特徴とする請求項第1項ないし第
    5項のいずれかに記載の浮上式鉄道用車両。
  7. 【請求項7】 第1の横梁と第2の横梁とを同心軸線上
    に配置し、かつこの同心軸線上に超電導磁石装置の超電
    導コイルの中心軸線を一致させて超電導コイルを配置し
    たことを特徴とする請求項第1ないし第6項のいずれか
    に記載の浮上式鉄道用車両。
JP30335192A 1992-11-13 1992-11-13 浮上式鉄道用車両 Expired - Fee Related JP3305377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30335192A JP3305377B2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 浮上式鉄道用車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30335192A JP3305377B2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 浮上式鉄道用車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06316263A true JPH06316263A (ja) 1994-11-15
JP3305377B2 JP3305377B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=17919936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30335192A Expired - Fee Related JP3305377B2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 浮上式鉄道用車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3305377B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013003387A3 (en) * 2011-06-30 2014-01-16 Skytran Drive system for a transportation system
KR101351796B1 (ko) * 2011-11-17 2014-01-16 한밭대학교 산학협력단 충격완충재를 구비한 복합소재를 적용한 대차프레임
KR101881153B1 (ko) * 2016-10-31 2018-07-23 한국철도기술연구원 철도 차량용 저상 대차
WO2019024554A1 (zh) * 2017-08-03 2019-02-07 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 磁浮车辆的悬浮架组件
CN111806244A (zh) * 2019-04-11 2020-10-23 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) 一种适用于低真空管道超高速磁浮的悬浮架
CN112224031A (zh) * 2020-09-07 2021-01-15 中车工业研究院有限公司 具有轮体的悬浮架结构及电动磁悬浮轨道车辆
EP3778337A4 (en) * 2018-03-27 2021-05-19 Crrc Tangshan Co., Ltd. ROTARY BASE WITH MAGNETIC SUSPENSION AND PULL
CN113352903A (zh) * 2021-08-10 2021-09-07 西南交通大学 一种轮轨-永磁悬浮混合承载转向架

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0350066A (ja) * 1989-04-14 1991-03-04 Hitachi Ltd 鉄道車両用台車枠
JPH0382664A (ja) * 1989-08-24 1991-04-08 Toshiba Corp 超電導磁気浮上車
JPH0439156A (ja) * 1990-06-01 1992-02-10 Toshiba Corp 超電導磁気浮上車の超電導磁石取付け装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0350066A (ja) * 1989-04-14 1991-03-04 Hitachi Ltd 鉄道車両用台車枠
JPH0382664A (ja) * 1989-08-24 1991-04-08 Toshiba Corp 超電導磁気浮上車
JPH0439156A (ja) * 1990-06-01 1992-02-10 Toshiba Corp 超電導磁気浮上車の超電導磁石取付け装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107054153B (zh) * 2011-06-30 2019-10-11 Skytran公司 用于运输系统的驱动系统
US10899236B2 (en) 2011-06-30 2021-01-26 Skytran Inc. Drive system for a transportation system
US9090167B2 (en) 2011-06-30 2015-07-28 Skytran Inc. Drive system for a transportation system
CN107054153A (zh) * 2011-06-30 2017-08-18 Skytran公司 用于运输系统的驱动系统
US11724602B2 (en) 2011-06-30 2023-08-15 Skytran Inc. Drive system for a transportation system
WO2013003387A3 (en) * 2011-06-30 2014-01-16 Skytran Drive system for a transportation system
KR101351796B1 (ko) * 2011-11-17 2014-01-16 한밭대학교 산학협력단 충격완충재를 구비한 복합소재를 적용한 대차프레임
KR101881153B1 (ko) * 2016-10-31 2018-07-23 한국철도기술연구원 철도 차량용 저상 대차
US11577614B2 (en) 2017-08-03 2023-02-14 Crrc Qingdao Sifang Co., Ltd. Suspension frame assembly of magnetic levitation vehicle
WO2019024554A1 (zh) * 2017-08-03 2019-02-07 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 磁浮车辆的悬浮架组件
EP3778337A4 (en) * 2018-03-27 2021-05-19 Crrc Tangshan Co., Ltd. ROTARY BASE WITH MAGNETIC SUSPENSION AND PULL
US11465510B2 (en) 2018-03-27 2022-10-11 Crrc Tangshan Co., Ltd. Magnetic suspension bogie and train
CN111806244B (zh) * 2019-04-11 2023-09-12 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) 一种适用于低真空管道超高速磁浮的悬浮架
CN111806244A (zh) * 2019-04-11 2020-10-23 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) 一种适用于低真空管道超高速磁浮的悬浮架
CN112224031A (zh) * 2020-09-07 2021-01-15 中车工业研究院有限公司 具有轮体的悬浮架结构及电动磁悬浮轨道车辆
CN113352903B (zh) * 2021-08-10 2021-11-02 西南交通大学 一种轮轨-永磁悬浮混合承载转向架
CN113352903A (zh) * 2021-08-10 2021-09-07 西南交通大学 一种轮轨-永磁悬浮混合承载转向架

Also Published As

Publication number Publication date
JP3305377B2 (ja) 2002-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110304092B (zh) 一种磁悬浮转向架及列车
CA1326973C (en) Railway car body and method of fabricating a railway car body
CN111994120B (zh) 轨道车辆
JPH06316263A (ja) 浮上式鉄道用車両
CN209921070U (zh) 一种适用于低真空管道超高速磁浮的悬浮架
JP2007320556A (ja) 端部構造アセンブリ、車体、及び車体のセット
CN111559391B (zh) 一种轨道用两轴构架式蓄电池机车
CN110304093B (zh) 一种磁悬浮转向架及列车
CN208746007U (zh) 一种轨道车辆的转向架及轨道车辆
CN111806244B (zh) 一种适用于低真空管道超高速磁浮的悬浮架
CN110549862A (zh) 一种小型磁浮轨道交通系统
JP3493274B2 (ja) 磁気浮上列車
JP3274093B2 (ja) 磁気浮上式車両
CN113581225A (zh) 一种大载重轻量化集装箱平车车体及包括该车体的平车
CN213384252U (zh) 高温超导磁悬浮转向架
CN110091883B (zh) 一种高温超导磁悬浮车车身
CN219339452U (zh) 适用于单节超导电动磁悬浮车的悬浮架
JP2599711Y2 (ja) 磁気浮上式鉄道車両の遮音構造
JPH0232842B2 (ja)
CN111994115B (zh) 转向架
JP2644928B2 (ja) 磁気浮上車
JPH06255486A (ja) 磁気浮上式鉄道車両用台車の台車枠
JP2691078B2 (ja) 磁気浮上車
JP2018090039A (ja) 鉄道車両用台車およびその製造方法
CN115009315B (zh) 前端底架结构、车底架及轨道车辆

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees