JP3274093B2 - 磁気浮上式車両 - Google Patents

磁気浮上式車両

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JP3274093B2
JP3274093B2 JP03512598A JP3512598A JP3274093B2 JP 3274093 B2 JP3274093 B2 JP 3274093B2 JP 03512598 A JP03512598 A JP 03512598A JP 3512598 A JP3512598 A JP 3512598A JP 3274093 B2 JP3274093 B2 JP 3274093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気浮上式車両
に関し、特に超電導磁石装置を搭載した磁気浮上式鉄道
用車両関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は一般的な磁気浮上式車両の構造
を示す横断面図である。図において、超電導磁石装置1
は、磁気浮上式車両の車体2の台車枠3の側面に取り付
けられている。また、凹字型の地上ガイドウェイ4の内
側には、車体2に取り付けられた超電導磁石装置1に対
向するように、浮上・案内用コイル5及び推進用コイル
6からなる地上コイルが設置されている。そして、台車
枠3には、超電導磁石装置1内の冷媒の液化のための冷
凍機(図示せず)が搭載されており、蒸発した冷媒を液
化している。
【0003】図13は台車枠3を上から見た図である。
図において、台車枠3は側梁3aと横梁3bからなり、
超電導磁石装置1と固定軸(図示せず)により固定され
ている。7は超電導磁石装置1の外槽、10は内槽であ
る。図14は台車枠13を進行方向前面から見た図であ
り、超電導磁石装置1は、台車枠3の側梁3aから固定
軸8を介して接続されている。
【0004】図15は例えば特開平6一163246号
公報に記載された磁気浮上式車両に搭載された超電導磁
石装置の機能的な構成を示す側面図、図16は図15の
XII−XII矢視断面図である。各図において、超電
導磁石装置1の外槽7は、導電体であるアルミ材を用い
て長尺の平板箱状に作製されている。固定軸8はこの外
槽7の一部を構成し、一端に取付座8aを有している。
そして、外槽7は、その長手方向を車体2の長さ方向に
一致させて、この取付座8aをボルト20により台車枠
3に締着されて固定されている。
【0005】断熱支持体9は直径の異なる円筒を固定軸
8に対して同心状に配置した多重円筒から構成されてい
る。この多重円筒は、隣り合う円筒が順次端部同士ある
いは中央部同士で交互に結合されている。そして、多重
円筒は、例えば熱伝導率の低いカーボンクロス等の繊維
強化プラスチックで作製されている。ここで、9a、9
bはこの断熱支持体9の外径部としての最外筒、及び内
径部としての最内筒を示し、9cはこの断熱支持体9の
中間シールド金属を示している。
【0006】内槽10はレーストラック形の超電導コイ
ル11を収納し、複数個の断熱支持体9を取り囲むよう
に配置され、非磁性体であり、かつ、極低温でも高強度
を有するステンレス材等の材料で構成されている。この
内槽10は、断熱支持体9の最外筒9aに支持され、複
数個の円筒体を介して最内筒9bにより固定軸8に固定
されている。断熱支持体9は、外槽7から内槽1Oへの
熱伝導が低減されるように、両者間の距離を確保するよ
うに設置されている。
【0007】外槽7の上部には、冷却冷媒としての液体
ヘリウム12が貯液されている冷媒貯液槽19が配設さ
れている。そして、冷媒貯液槽19は配管16、18を
介して内槽10に接続されている。配管16は熱収縮や
内槽10の振動から絶縁するためにベロース17を介し
て配管18に接続されている。そして、配管18は外槽
7等に強固に固定されている。
【0008】液体ヘリウム12は冷媒貯液槽19から配
管16、18を介して内槽1Oに供給される。超電導コ
イル11は、内槽1O内の液体ヘリウム12により、液
体ヘリウム温度4.2K(一269℃)に冷却されてい
る。熱シールド板13は外槽7と内槽1Oとの間に設け
られ、外部からの輻射熱を遮断している。この熱シール
ド板13は、断熱支持体9の中間シールド金属9cに接
合され、各中間シールド金属9cをサーマルアンカとす
ることにより、断熱支持体9の外槽7、即ち常温からの
熱伝導による熱侵入を低減するように構成されている。
【0009】熱シールド板13は、液体窒素により、液
体窒素温度77K(一196℃)に保たれている。ま
た、外槽7と熱シールド板13との間は、超電導磁石装
置1の熱侵入の一つである対流を防ぐために真空にされ
ている。超電導コイル11は液体へリウム12によって
冷却された状態で超電導としての機能を発揮する。
【0010】ここで、内槽10の構成について、図17
を参照しながら説明する。超電導コイル11は、内槽1
0の内部において、数ケ所をリブ15で支持され、内槽
1Oの内壁に接することなく、内槽1Oの中心に配設さ
れている。そして、リブ15には複数の穴15aが穿設
され、液体ヘリウム12が内槽1O内を流通するように
なっている。
【0011】次に、超電導磁石装置1の動作について説
明する。走行中の超電導磁石装置1は、超電導コイル1
1と地上側の浮上・案内用コイル5及び推進用コイル6
との間に働く電磁力によって、車両2を上下方向に浮上
させ、また前後方向に推進させ、さらに左右方向に案内
する。この際、超電導コイル11と、浮上・案内用コイ
ル5及び推進用コイル6との間には、上下、前後、左右
方向にそれぞれ大きな電磁力が発生している。
【0012】これらの電磁力は、超電導コイル11から
リブ15を介して内槽10に作用し、内槽1Oから断熱
支持体9、さらには固定軸8を介して台車枠3へと伝え
られる。超電導コイル11は液体ヘリウム12によって
冷却された状態で超電導としての機能を発揮する。一
方、固定軸8から断熱支持体9への熱伝導による入熱や
走行時の発熱により冷媒である液体ヘリウム12は蒸発
する。そして、その蒸発分は、台車枠3に搭載した冷凍
機(図示せず)により液化される。そのために、外部か
らの冷媒の補給をせずに連続走行することが可能となっ
ている。
【0013】超電導磁石装置1が走行中に受ける外力と
しては、大きく分けて2種類ある。その1つは、定常的
に作用する車体を上下方向に浮上させる浮上力、左右方
向に案内する案内力及び前後方向に推進する推進力であ
る。もう1つは、浮上・案内用コイル5及び推進用コイ
ル6とが車両の走行方向に等間隔に設置されているため
に発生する走行速度に依存する変動荷重である。この中
で、走行速度に依存する変動荷重は交流成分であって、
走行速度に比例してその周波数が高くなる。
【0014】この変動荷重は地上コイル側外槽に発生す
る渦電流と、超電導マグネットの直流磁場が作用するた
めに生じる変動荷重である。図18は図13に示した台
車枠3の超電導磁石装置1を参照符号Cから見た、地上
コイル側外槽に作用する荷重分布を示す。図において、
aは紙面推重方向「正」に作用する荷重で、bは同じく
紙面垂直方向「負」に作用する荷重を示す。cは荷重分
布として荷重aやbよりかなり小さい部分である。すな
わち、荷重分布としては、レーストラック上の内槽コー
ナ部に集中して発生しており、この部分での値が大き
い。この荷重分布は、車両の走行により分布と周波数が
変わるような外槽に作用する加振力となる。なお、図1
8において、内槽や超電導コイルの位置をレーストラッ
ク形状で示している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の磁気浮上式車両の場合には、以下のような問題
点があった。即ち、外力により、外槽が振動すると、振
動力は固定軸を介して断熱支持体から内槽に伝達され
る。内槽に伝達された振動により内槽や超電導コイルが
有する多数の固有振動数と、走行速度に比例する周波数
とが一致し、共振状態になれば、内槽や超電導コイルを
大きく振動させる。また、外槽は固定軸を介して台車枠
に接続されており、外槽の振動も内槽と同様に固定軸を
介して台車枠に伝達される。台車枠に伝達した振動によ
り、台車枠が共振状態になれば、台車枠の振動が固定軸
を介して外槽に伝達され、外槽の振動加速度が増大する
ので、内槽や超電導コイルの振動も増大することにな
る。
【0016】内槽の振動が増大すると、内槽の振動によ
り摩擦熱が発生し、冷媒である液体ヘリウムの蒸発量が
増加する。そして、この蒸発量が異常に大きくなれば、
冷凍機により液化回収されず消費量が増大し、内槽内の
液体ヘリウム量が不足して超電導コイルの超電導状態を
保持できなくなり、車両が走行できなくなるという問題
点があった。
【0017】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、超電導磁石装置の振動や台車
枠の振動を抑制させ、以て、内槽振動に伴う発熱を抑え
て、冷媒の発熱量を低減できる磁気浮上式車両を得るこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る磁
気浮上式車両は、車両に搭載され超電導コイルや内槽を
収容する外槽と、該外槽を接続するために設けられた台
車枠とを備えた磁気浮上式車両であって、上記外槽と上
記台車枠との接続を、上記外槽に生じる外部振動荷重に
対して、該外部振動荷重が生じる部位に設置したもので
ある。
【0019】請求項2の発明に係る磁気浮上式車両は、
請求項1の発明において、上記台車枠が、側梁と横梁と
を有し、該横梁を上記外槽と上記台車枠との接続箇所近
傍に設けたものである。
【0020】請求項3の発明に係る磁気浮上式車両は、
請求項1の発明において、上記台車枠は、上記外槽の一
部を兼用したものである。
【0021】請求項4の発明に係る磁気浮上式車両は、
請求項3の発明において、上記台車枠は、上記外槽に含
まれる超電導磁石装置を連結する梁を一体物として構成
するものである。
【0022】請求項5の発明に係る磁気浮上式車両は、
請求項3の発明において、上記台車枠は、上記外槽との
接続部位の剛性をあげる補強構造としたものである。
【0023】請求項6の発明に係る磁気浮上式車両は、
請求項1〜5のいずれかの発明において、上記台車枠
は、上記外槽に含まれる超電導磁石装置を連結する梁を
上下に2分割したものである。
【0024】請求項7の発明に係る磁気浮上式車両は、
請求項6の発明において、上記2分割された梁の上下間
に補強部材を設けたものである。
【0025】請求項8の発明に係る磁気浮上式車両は、
請求項1〜7のいずれかの発明において、上記台車枠
は、上記外槽に含まれる超電導磁石装置を連結する複数
の梁に対して、進行方向に該梁を互いに接続する補強部
材を設けたものである。
【0026】請求項9の発明に係る磁気浮上式車両は、
車両に搭載され超電導コイルや内槽を収容する外槽と、
該外槽を接続するために設けられた台車からなる磁気浮
上式車両であって、上記外槽と上記台車枠との接続を、
上記外槽に生じる外部振動荷重に対して、該外部振動荷
重が生じる部位を避けて設置し、上記台車枠は、側梁と
横梁とを有し、該横梁を上記外槽と上記台車枠との接続
箇所近傍に設けたものである。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】請求項10の発明に係る磁気浮上式車両
は、請求項の発明において、上記台車枠は、上記外槽
に含まれる超電導磁石装置を連結する複数の梁に対し
て、進行方向に該梁を互いに接続する補強部材を設けた
ものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図を参照して説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す上
面図であり、実質的に超電導磁石装置を台車枠とともに
上部から見た概念図である。なお、図1において、上述
の図13および図14と対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明を省略する。図において、3Aは側梁
3aと横梁3bからなる台車枠であり、固定軸8近傍に
横梁3bを有する構造とする。つまり、本実施の形態で
は、外槽7と台車枠3Aとの接続する固定軸8の箇所
を、図1に示すように、外槽7に作用する外部力の大き
い、内槽10の端部とする。
【0035】即ち、外槽7と台車枠3Aとの接続を、外
槽7に生じる外部振動荷重に対して、この外部振動荷重
が生じる部位に設置し、台車枠7は、横梁3bを外槽7
と台車枠3Aとの接続箇所近傍に設ける。このような構
成では、外槽7が生じる加振力により、外槽7が振動し
た場合、固定軸8から台車枠3Aに伝達する。このため
に、固定軸8から伝達した振動荷重により、横梁3bに
は圧縮および引っ張りの力が作用する。従って、台車枠
3Aの横梁3bを、振動変形を拘束するために十分な圧
縮および引っ張り剛性を有する部材により構成すれば、
外槽7の振動が低減でき、そのために内槽10や超電導
マグネット11の振動が低減できる。
【0036】このように、本実施の形態では、外槽と台
車枠との接続を、外槽に生じる外部振動荷重に対して、
振動荷重が生じる部位に設置し、かつ横梁を接続箇所近
傍に設けることで、超電導磁石装置の振動や台車枠の振
動を抑制させ、その結果、内槽振動に伴う発熱を抑え
て、冷媒の発熱量を低減できる。換言すれば、超電導磁
石装置が受ける外力の大きい個所で台車枠と固定するこ
とで外槽の変形を拘束するので、超電導磁石装置の振動
を抑制でき、この結果、内槽等の振動に起因する発熱が
抑制されて、冷媒の消費量を低減できる。
【0037】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示す上面図であり、実質的に超電導磁石装置を台
車枠とともに上部から見た概念図である。また、図3は
超電導磁石装置を台車枠とともに進行方向前面から見た
概念図である。なお、各図において、上記図1と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
図において、3Bは横梁3bのみで構成される台車枠で
あり、この台車枠3Bはその側梁として外槽7の一部を
実質的に兼用した構造としている。つまり、外槽7と接
続する台車枠の一部を外槽と兼用し、超電導磁石装置1
を連結する梁である横梁3bを、一体物として構成す
る。そして、本実施の形態では、外槽7と台車枠3Bと
の接続する箇所を、図2に示すように、外槽7に作用す
る外部力の大きい、内槽10の端部とする。即ち、外槽
7と台車枠3Bとの接続を、外槽7に生じる外部振動荷
重に対して、この外部振動荷重が生じる部位に設置し、
台車枠7は、横梁3bを外槽7と台車枠3Bとの接続箇
所近傍に設ける。
【0038】このように、本実施の形態では、台車枠
を、側梁を外槽に兼用させた構造で、横梁のみで構成
し、外槽と台車枠との接続を、外槽に作用する外部力の
大きい、内槽の端部としているので、実施の形態1と同
様の効果が得られ、しかも、台車枠を横梁のみで構成し
ているので、台車枠の軽量化が可能になる。
【0039】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す上面図であり、実質的に超電導磁石装置を台
車枠とともに上部から見た概念図である。なお、図4に
おいて、上記図2と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明を省略する。図において、3Cは横梁3b
と補強部材3cからなる台車枠であり、補強部材3cは
横梁3bの外槽7との接続部位の両側に設けられ、台車
枠3Cと接続する部位近傍の剛性を上げるものである。
そして、本実施の形態でも、外槽7と台車枠3Cとの接
続する箇所を、図4に示すように、外槽7に作用する外
部力の大きい、内槽10の端部とする。
【0040】このように、本実施の形態では、台車枠
を、側梁を外槽に兼用させた構造で、横梁と補強部材で
構成し、外槽と台車枠との接続を、外槽に作用する外部
力の大きい、内槽の端部としているので、上記実施の形
態2と同様の効果が有り、外槽との接続部の剛性を増し
たために外槽の振動を抑制する効果が増す。また、台車
枠の横梁に作用する荷重が、補強部材により分散化され
るので、強度上有利となり、より信頼性の高い装置が構
成できる。また、台車枠の横梁と外槽の取り付け部に補
強部材を設けることで、外槽と台車枠の変形を抑制し
て、振動変形がしにくいものとなり、超電導磁石装置の
振動を抑制するために、内槽等の振動に起因する発熱が
抑制されるので、冷媒の消費量を低減できる。なお、本
実施の形態では、補強部材を横梁の外槽との接続部位の
両側に設けた場合に付いて説明したが、片方だけに補強
部材を設けるようにしてもよい。
【0041】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4を示す上面図であり、実質的に超電導磁石装置を台
車枠とともに上部から見た概念図である。なお、図5に
おいて、上述の図1と対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明を省略する。図において、3Dは側梁
3aと横梁3bからなる台車枠であり、固定軸8近傍に
横梁3bを有する構造とする。つまり、本実施の形態で
は、外槽7と台車枠3Dとの接続する固定軸8の箇所
を、図5に示すように、外槽7に作用する外部力の小さ
い、内槽10の中央部とする。即ち、外槽7と台車枠3
Dとの接続を、外槽7に生じる外部振動荷重に対して、
この外部振動荷重が生じる部位を避けて設置し、台車枠
3Dは、その横梁3bを外槽7と台車枠3Dとの接続箇
所近傍に設ける。
【0042】このような構成では、外槽7に生じる加振
力により、外槽7が振動した場合、固定軸8から台車枠
3Dに伝達する。外槽7に作用する加振力分布は、固定
軸8が設置している個所の荷重分布が小さいために、外
槽7で生じた振動が、台車枠3Dに伝達することが抑制
される。従って、台車枠3D等が共振状態になっても、
加振力の入力が小さく、台車枠の振動としては抑制され
るために、台車枠3Dから固定軸8を伝達して外槽7に
達する振動も抑制でき、そのために内槽10や超電導マ
グネット11の振動が低減できる。
【0043】このように、本実施の形態では、外槽と台
車枠との接続を、外槽に生じる外部振動荷重に対して、
振動荷重が生じる部位を避けて設置し、かつ横梁を接続
箇所近傍に設けることで、超電導磁石装置の振動や台車
枠の振動を抑制させ、その結果、内槽振動に伴う発熱を
抑えて、冷媒の発熱量を低減できる。換言すれば、超電
導磁石装置が受ける外力の小さい個所で台車枠と固定す
ることで外槽の変形を拘束するので、超電導磁石装置の
振動を抑制でき、この結果、内槽等の振動に起因する発
熱が抑制されて、冷媒の消費量を低減できる。
【0044】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5を示す上面図であり、実質的に超電導磁石装置を台
車枠とともに上部から見た概念図である。なお、図6に
おいて、上記図2と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明を省略する。図において、3Eは横梁3b
のみで構成される台車枠であり、この台車枠3Eはその
側梁として外槽7の一部を実質的に兼用した構造として
いる。そして、本実施の形態では、外槽7と台車枠3D
との接続する箇所を、図6に示すように、外槽7に作用
する外部力の小さい、内槽10の中央部とする。
【0045】このように、本実施の形態では、台車枠
を、側梁を外槽に兼用させた構造で、横梁のみで構成
し、外槽と台車枠との接続を、外槽に作用する外部力の
小さい、内槽の中央部としているので、実施の形態2と
同様の効果が得られ、しかも、台車枠を横梁のみで構成
しているので、台車枠の軽量化が可能になる。
【0046】実施の形態6 図7はこの発明の実施の形態6を示す上面図であり、実
質的に超電導磁石装置を台車枠とともに上部から見た概
念図である。なお、図7において、上記図4と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。図
において、3Fは横梁3bと補強部材3cからなる台車
枠であり、この台車枠3Fも図2の台車枠3Bと同様
に、その側梁として外槽7の一部を実質的に兼用した構
造としている。そして、補強部材3cは横梁3bの外槽
7との接続部位の両側に設けられ、台車枠3Fと接続す
る部位近傍の剛性を上げるものである。また、本実施の
形態では、外槽7と台車枠3Fとの接続する箇所を、図
7に示すように、外槽7に作用する外部力の小さい、内
槽10の中央部とする。
【0047】このように、本実施の形態では、台車枠
を、側梁を外槽に兼用させた構造で、横梁と補強部材で
構成し、外槽と台車枠との接続を、外槽に作用する外部
力の小さい、内槽の中央部としているので、上記実施の
形態3と同様の効果が有り、外槽との接続部の剛性を増
したために外槽の振動を抑制する効果が増す。また、台
車枠の横梁に作用する荷重が、補強部材により分散化さ
れるので、強度上有利となり、より信頼性の高い装置が
構成できる。なお、本実施の形態では、補強部材を横梁
の外槽との接続部位の両側に設けた場合に付いて説明し
たが、片方だけに補強部材を設けるようにしてもよい。
【0048】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7を示す側面図であり、実質的に超電導磁石装置を台
車枠とともに進行方向前面から見た概念図である。な
お、図8において、上記図1と対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明を省略する。図において、3G
は側梁3aと、上下で分割された構造の複数の横梁3b
からなる台車枠であり、固定軸8近傍に横梁3bを有す
る構造とする。つまり、本実施の形態も、上記実施の形
態1と同様に、外槽7と台車枠3Gとの接続する固定軸
8の箇所を、図8に示すように、外槽7に作用する外部
力の大きい、内槽10の端部とする。このような構成で
は、外槽7が生じる加振力により、外槽7が振動した場
合、固定軸8から台車枠3Gに伝達する。
【0049】このために、固定軸8から伝達した振動荷
重により、横梁3bには圧縮および引っ張りの力が作用
する。従って、台車枠3Gの横梁3bを、振動変形を拘
束するために十分な圧縮および引っ張り剛性を有する部
材により構成すれば、外槽7の振動が低減でき、そのた
めに内槽10や超電導マグネット11の振動が低減でき
る。
【0050】このように、本実施の形態では、外槽と、
その横梁を上下で分割する構造としている台車枠との接
続を、外槽に生じる外部振動荷重に対して、振動荷重が
生じる部位に設置し、かつ横梁を接続箇所近傍に設ける
ことで、超電導磁石装置の振動や台車枠の振動を抑制さ
せ、その結果、内槽振動に伴う発熱を抑えて、冷媒の発
熱量を低減でき、しかも、台車枠の横梁を上下で分割す
る構造とすることで、台車枠の軽量化が可能になる。
【0051】実施形態8.図9はこの発明の実施の形態
8を示す側面図であり、実質的に超電導磁石装置を台車
枠とともに進行方向前面から見た概念図である。なお、
図9において、上記図1と対応する部分には同一符号を
付し、その詳細説明を省略する。図において、3Hは上
下で分割された構造の複数の横梁3bのみで構成される
台車枠であり、この台車枠3Hは側梁を外槽7に実質的
に兼用した構造としている。そして、本実施の形態で
は、外槽7と台車枠3Hとの接続する箇所を、図9に示
すように、外槽7に作用する外部力の大きい、内槽10
の端部とする。
【0052】このように、本実施の形態では、台車枠
を、側梁を外槽に兼用させた構造で、しかも上下で分割
された構造の複数の横梁のみで構成し、外槽と台車枠と
の接続を、外槽に作用する外部力の大きい、内槽の端部
としているので、実施の形態2と同様の効果が得られ、
しかも、台車枠を上下で分割された構造の複数の横梁の
みで構成しているので、台車枠の軽量化が可能になる。
【0053】実施の形態9.図10はこの発明の実施の
形態9を示す側面図であり、実質的に超電導磁石装置を
台車枠とともに進行方向前面から見た概念図である。な
お、図10において、上記図1および図8と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。図に
おいて、3Iは側梁3aと、上下で分割された構造の複
数の横梁3bと、これらの横梁3bの間に設けられた補
強部材3dとからなる台車枠であり、固定軸8近傍に横
梁3bを有する構造とする。つまり、本実施の形態も、
上記実施の形態1および7と同様に、外槽7と台車枠3
Iとの接続する固定軸8の箇所を、図10に示すよう
に、外槽7に作用する外部力の大きい、内槽10の端部
とする。このような構成では、補強部材3dにより、台
車枠3Iの振動に対する変形が抑制され、超電導磁石装
置1の振動が抑制される。
【0054】このように、本実施の形態でも、上記実施
の形態1および7と同様の効果が得られると共に、更
に、本実施の形態では、上下で分割された構造の複数の
横梁の間に補強部材を設けることで、台車枠の振動に対
する変形が抑制され、超電導磁石装置の振動が抑制され
る。なお、この補強部材の追加は、台車枠が側梁と横梁
からなる場合に限定されず、台車枠が横梁のみで構成さ
れる場合にも同様に適用可能であり、同様の効果を奏す
る。
【0055】実施の形態10 図11はこの発明の実施の形態10を示す上面図であ
り、実質的に超電導磁石装置を台車枠とともに上部から
見た概念図である。なお、図11において、上記図2と
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略
する。図において、3Jは横梁3bと、横梁3b間に設
けられた複数の補強部材3eで構成される台車枠であ
り、この台車枠3Jも、実施の形態2と同様にその側梁
として外槽7の一部を実質的に兼用した構造とし、外槽
7と台車枠3Jとの接続する箇所を、図11に示すよう
に、外槽7に作用する外部力の大きい、内槽10の端部
とする。
【0056】このように、本実施の形態でも、上記実施
の形態2と同様の効果が得られると共に、更に、本実施
の形態では、横梁の間に補強部材を設けることで、台車
枠の振動に対する変形が抑制され、超電導磁石装置の振
動が抑制される。なお、この補強部材の追加は、台車枠
が横梁のみで構成される台車枠が側梁と横梁からなる場
合に限定されず、台車枠が側梁と横梁からなる場合にも
同様に適用可能であり、同様の効果を奏する。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車両
に搭載され超電導コイルや内槽を収容する外槽と、この
外槽を接続するために設けられた台車枠とを備えた磁気
浮上式車両であって、外槽と台車枠との接続を、外槽に
生じる外部振動荷重に対して、この外部振動荷重が生じ
る部位に設置したので、超電導磁石装置の振動や台車枠
の振動を抑制させ、以て、内槽等の振動に伴う発熱を抑
え、冷媒の発熱量を減少させてその消費量を低減できる
という効果がある。
【0058】また、この発明によれば、車両に搭載され
超電導コイルや内槽を収容する外槽と、この外槽を接続
するために設けられた台車からなる磁気浮上式車両であ
って、外槽と台車枠との接続を、外槽に生じる外部振動
荷重に対して、この外部振動荷重が生じる部位を避けて
設置したので、超電導磁石装置の振動や台車枠の振動を
抑制させ、以て、内槽等の振動に伴う発熱を抑えて、冷
媒の発熱量減少させてその消費量を低減でき、また、台
車枠は、側梁と横梁とを有し、横梁を外槽と台車枠との
接続箇所近傍に設けたので、超電導磁石装置の振動や台
車枠の振動を抑制させ、以て、内槽等の振動に伴う発熱
を抑えて、冷媒の発熱量を低減できるという効果があ
る。
【0059】
【0060】また、この発明によれば、台車枠は、外槽
の一部を兼用したので、台車枠の軽量化が可能になると
いう効果がある。
【0061】また、この発明によれば、台車枠は、外槽
に含まれる超電導磁石装置を連結する梁を一体物として
構成するので、台車枠のより軽量化が可能になるという
効果がある。
【0062】また、この発明によれば、台車枠は、外槽
との接続部位の剛性をあげる補強構造としたので、外槽
の振動を抑制し、また、台車枠の横梁に作用する荷重
が、補強部材により分散化されるので、強度上有利とな
り、より信頼性の高い装置が得られるという効果があ
る。
【0063】また、この発明によれば、台車枠は、外槽
に含まれる超電導磁石装置を連結する梁を上下に2分割
したので、台車枠の軽量化が図られるという効果があ
る。
【0064】また、この発明によれば、2分割された梁
の上下間に補強部材を設けたので、台車枠の振動に対す
る変形が抑制され、超電導磁石装置の振動が抑制される
という効果がある。
【0065】また、この発明によれば、台車枠は、外槽
に含まれる超電導磁石装置を連結する複数の梁に対し
て、進行方向にこれらの梁を互いに接続する補強部材を
設けたので、台車枠の振動に対する変形が抑制され、超
電導磁石装置の振動が抑制されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す上面図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す上面図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す側面図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す上面図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す上面図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態5を示す上面図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態6を示す上面図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態7を示す側面図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態8を示す側面図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態9を示す側面図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態10を示す上面図で
ある。
【図12】 一般的な磁気浮上式車両の構造を示す横断
面図である。
【図13】 従来の台車枠を示す上面図である。
【図14】 従来の台車枠を示す側面図である。
【図15】 従来の超電導磁石装置を示す側面図であ
る。
【図16】 図15のVII−VII線に沿った断面図であ
る。
【図17】 内槽内の構造を示す斜視図である。
【図18】 外槽の加振力分布を示す概念図である。
【符号の説明】
1 超電導磁石装置、2 車体、3A〜3J 台車枠、
3a 側梁、3b 横梁、3c〜3e 補強部材、7
外槽、8 固定軸、10 内槽。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され超電導コイルや内槽を収
    容する外槽と、該外槽を接続するために設けられた台車
    枠とを備えた磁気浮上式車両であって、 上記外槽と上記台車枠との接続を、上記外槽に生じる外
    部振動荷重に対して、該外部振動荷重が生じる部位に設
    置したことを特徴とする磁気浮上式車両。
  2. 【請求項2】 上記台車枠は、側梁と横梁とを有し、該
    横梁を上記外槽と上記台車枠との接続箇所近傍に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気浮上式車両。
  3. 【請求項3】 上記台車枠は、上記外槽の一部を兼用し
    たことを特徴とする請求項1記載の磁気浮上式車両。
  4. 【請求項4】 上記台車枠は、上記外槽に含まれる超電
    導磁石装置を連結する梁を一体物として構成することを
    特徴とする請求項3記載の磁気浮上式車両。
  5. 【請求項5】 上記台車枠は、上記外槽との接続部位の
    剛性をあげる補強構造としたことを特徴とする請求項3
    記載の磁気浮上式車両。
  6. 【請求項6】 上記台車枠は、上記外槽に含まれる超電
    導磁石装置を連結する梁を上下に2分割したことを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の磁気浮上式車
    両。
  7. 【請求項7】 上記2分割された梁の上下間に補強部材
    を設けたことを特徴とする請求項6記載の磁気浮上式車
    両。
  8. 【請求項8】 上記台車枠は、上記外槽に含まれる超電
    導磁石装置を連結する複数の梁に対して、進行方向に該
    梁を互いに接続する補強部材を設けたことを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の磁気浮上式車両。
  9. 【請求項9】 車両に搭載され超電導コイルや内槽を収
    容する外槽と、該外槽を接続するために設けられた台車
    からなる磁気浮上式車両であって、 上記外槽と上記台車枠との接続を、上記外槽に生じる外
    部振動荷重に対して、該外部振動荷重が生じる部位を避
    けて設置し、上記台車枠は、側梁と横梁とを有し、該横
    梁を上記外槽と上記台車枠との接続箇所近傍に設けたこ
    とを特徴とする磁気浮上式車両。
  10. 【請求項10】 上記台車枠は、上記外槽に含まれる超
    電導磁石装置を連結する複数の梁に対して、進行方向に
    該梁を互いに接続する補強部材を設けたことを特徴とす
    る請求項記載の磁気浮上式車両。
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