JP2691078B2 - 磁気浮上車 - Google Patents

磁気浮上車

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JP2691078B2 JP3015223A JP1522391A JP2691078B2 JP 2691078 B2 JP2691078 B2 JP 2691078B2 JP 3015223 A JP3015223 A JP 3015223A JP 1522391 A JP1522391 A JP 1522391A JP 2691078 B2 JP2691078 B2 JP 2691078B2
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気浮上車に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気浮上車では、例えば、日立評
論、Vol.70,No.7(1988−7)、第6
頁、図11のように、磁気浮上するためのヘリウム系統
の機器である超電導磁石装置、冷却支援装置、冷凍機、
タンクなどを全部台車に取付けており、前記の機器は車
体と台車の分離時にも台車に取付けられたままである。
また、磁気浮上車が低速走行する時にはタイヤで支持す
るためにディスクブレ−キ装置が必要になり、ディスク
ブレ−キ装置等の油圧系統の各種の機器が台車に取付け
られることになる。さらに、各種の空気ばねやアクチュ
エ−タを作動させるための空気系統の各種の機器が台車
に取付けられる場合もある。
【0003】このように各種の機器を台車に取付けるこ
とになるために該機器の配管や配線だけでなく、機器そ
のものによって車体と台車を結合した状態(「在姿状
態」と呼ばれている)で行う必要のある台車自体の保守
や点検に多大の工夫を要するといえる。さらに、台車は
車体に比べて振動加速度が数倍以上であり、機器を台車
に取付けることによって機器の故障が増え、ひいては機
器の寿命が短くなるともいえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気浮上車では
各種の機器を台車に取付けていたために、在姿状態でし
ばしば行われる台車自体の保守や点検が非常に不便であ
ると同時に、各種の機器の故障を減じて寿命を延ばすに
は大きい振動や衝撃を与えないということが重要であ
る。これらのことを解決するためには各種の機器に大き
い振動や衝撃を与えない個所、すなわち、台車以外の個
所で支持する以外にないといえる。このことは台車で必
要な機器といえども車体で支持せざるを得ないというこ
とを意味している。
【0005】しかし、台車で必要な各種の機器を車体に
取付けると車体と台車を分離する時に機器間の継手や接
続管を切り離さなければならないという問題がある。し
たがって、車体と台車の分離時に機器間の継手や接続管
を切り離さないためには車体と台車を分離しても機器が
台車側に付いているという状態を設定した扱いが必要に
なる。このためには走行時に車体に取付いていた機器を
車体と台車の分離時に台車に仮に支持させるという工夫
がいり、本発明ではこの点の解決をはかったものであ
る。
【0006】つまり、本発明の目的は在姿状態でしばし
ば行われる台車の保守や点検がやりやすく、また、台車
で必要な機器に過大な振動や衝撃を与えないようにする
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、超電導磁石装
置を備えた台車に、前記超電導磁石装置を冷却するヘリ
ウムの冷却系統の機器を備えており、前記冷却系統の機
器の1つを前記台車および該台車に支持される車体に択
一的に着脱できるように構成しており、 前記車体に設置
する前記機器と前記台車の前記冷却系統とを可とう性の
管で接続していること、を特徴とする。
【0008】
【作用】前記機器を車体に設置した状態で走行を行い、
車体と台車を分離した状態で台車の保守や点検を行う場
合には、前記機器を台車に設置した状態で行う。
【0009】このため、点検時には前記機器と台車の機
器との間を分離する必要が無いので、異物が機器内に混
入する恐れが無いものである。また、走行中は前記機器
は車体に有るので、走行中に機器が過大な振動や衝撃を
受けることはなくなるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1〜図3を
用いて説明する。磁気浮上車の本発明の第1の実施例に
関する車体と台車の部品配置の平面図を図1に、図1の
正面図を図2に示し、車体と台車を分離して行う保守時
の図2相当の正面図を図3に示している。図2は磁気浮
上車が在姿状態であって走行できる状態を示しているだ
けでなく、在姿状態で車体や台車の保守や点検が行われ
る状態をも示している。図3は磁気浮上車の車体と台車
を分離して車体や台車の保守や点検を詳細に行う場合の
車体と台車の分離時の状態を示している。なお、各機器
間の継手や接続管については図示していない。
【0011】超電導磁石装置1には超電導コイルが内蔵
されており、液体ヘリウムによって超電導状態を持続さ
せ、地上コイル(図示せず)との間で磁気浮上車の浮上
状態を作出するものである。台車枠2は磁気浮上しない
時に超電導磁石装置1を支持すると同時に、浮上時は超
電導磁石装置1に支持されるものであり、台車枠2には
この他に台車内で必要な各種の機器が取付けられてい
る。冷却支援装置3は液体ヘリウム等の冷媒を溜めた
り、超電導磁石装置1の中に液体ヘリウムを送るための
装置であり、冷媒は冷凍機4によって作成され、該冷媒
は冷凍機4から冷却支援装置3を経由して超電導磁石装
置1に供給される。超電導磁石装置1の中で気化したヘ
リウムは図2で示すように車体6の取付座7に取付けら
れているタンク5の中に一時的に溜められ、高価なヘリ
ウムを大気に放出してしまうことのないようになってい
るが、タンク5にはガスヘリウムを溜めることになるた
めにタンク5の容積は非常に大きなものが必要になる。
図3ではタンク5は車体と台車の分離前に台車枠2に仮
に取付けられた支持座10に支えられている。超電導磁
石装置1、冷却支援装置3、冷凍機4、タンク5は液体
ヘリウムやガスヘリウムを流通させるためのヘリウム管
によって連結されて、ヘリウム系統を構成している。磁
気浮上車が走行したり、在姿状態で車体や台車の保守や
点検が行われる場合にはタンク5は図2のように車体6
に取付けられ、車体と台車の分離を行う場合にはタンク
5は図3のように台車枠2に仮に支持されていることに
なる。したがって、タンク5から台車側へのヘリウム管
は可とう性を十分に持たせて置くことになるが、車体と
台車を分離してもヘリウム管を切り離すことは全く不要
である。ゆえに、車体と台車を分離する場合にヘリウム
管に不純分や異物等が入る恐れはなくなる。
【0012】台車枠2に対しては磁気浮上しない場合に
走行させるためのタイヤ8が設けられており、タイヤ8
の回転を止めるためのディスクブレ−キ装置(図示せ
ず)があり、該ディスクブレ−キ装置は油圧装置9によ
ってブレ−キ力を出させるようになっている。以上の実
施例では油圧装置9を台車枠2に取付けているが、前記
のタンク5と同じように磁気浮上車が走行したり、在姿
状態で車体や台車の保守や点検が行われる場合には油圧
装置9を車体6に取付け、車体と台車の分離を行う場合
には台車枠2に仮に支持させる方法が可能である。この
場合には車体と台車を分離しても油圧管を切り離すこと
は全く不要であり、車体と台車を分離する場合に作動油
の中にごみや異物等が入るおそれはないし、作動油がも
れることも全くなくなる。
【0013】以上、ヘリウム系統と油圧系統について述
べたが、空気圧縮機、空気ばね、各種の空気アクチュエ
−タ、空気タンクなどの空気系統についても各機器を車
体と台車の間で着脱を繰返すことが考えられる。すなわ
ち、磁気浮上車が走行したり、在姿状態で車体や台車の
保守や点検が行われる場合に車体に取付けている機器を
車体と台車の分離を行う場合に台車に支持させると、車
体と台車の分離を行っても空気管を切り離すことは不要
になり、空気管に異物等が入る恐れはなくなる。
【0014】次に本発明の第2の実施例を図4〜図6を
用いて説明する。
【0015】車体と台車の部品配置の平面図を図4に、
図4の正面図を図5に示し、車体と台車を分離して行う
保守時の図5相当の正面図を図6に示している。図5は
図2と同じように磁気浮上車が在姿状態であって走行で
きる状態を示しているだけでなく、車体や台車の保守や
点検が行われる状態も示している。図6は図3と同じよ
うに磁気浮上車の車体と台車の分離を行って車体や台車
の保守や点検を行う場合の車体と台車の分離時の状態を
示している。
【0016】超電導磁石装置11には超電導コイルを内
蔵していて液体ヘリウムによって超電導状態を持続さ
せ、地上コイル(図示せず)との間で磁気浮上車の浮上
状態を作出するものである。台車枠12は磁気浮上しな
い時に超電導磁石装置11を支持すると同時に、浮上時
は超電導磁石装置11に支持されるものであり、台車枠
12にはこの他に台車内で必要な各種の機器が取付けら
れている。ガスヘリウムは台車枠12に取付けたタンク
13の中に一時的に溜められ、超電導磁石装置11に液
体ヘリウムを供給するための液化ヘリウム作成装置14
が図5では車体15に設けた取付座16に取付けられて
おり、図6では液化ヘリウム作成装置14は車体と台車
を分離する前に台車枠12に仮に取付けた支持座20に
支えられている。
【0017】台車枠12に対しては磁気浮上しない場合
に走行させるためのタイヤ17が設けられており、タイ
ヤ17の回転を止めるためのディスクブレ−キ装置(図
示せず)があり、該ディスクブレ−キ装置を駆動させる
油圧装置18が図5では車体15に設けた取付座19に
取付けられており、図6では油圧装置18は車体と台車
を分離する前に台車枠12に仮に取り付けた支持座21
に支えられている。
【0018】液化ヘリウム作成装置14と油圧装置18
は車体15に取付けられていることになるので台車との
間ではヘリウム管や油圧管を十分に可とう性を持たせて
おくことになる。車体と台車を分離する場合には液化ヘ
リウム作成装置14と油圧装置18は台車枠12に仮に
支持させるためにヘリウム管内や油圧管内に不純分、ご
み及び異物等が混入する恐れはなくなるし、油圧装置か
らの作動油のもれは全くなくなる。
【0019】次に機器を車体と台車の間で着脱する場合
の具体的な着脱要領について図7〜図15を用いて説明
する。
【0020】図7は数本平行に並べたロ−ラが同心円上
を回転するようなロ−ラ装置によって機器を水平方向に
移動させて着脱を行う要領図であり、台車枠31に車体
側の取付座32に取付けた機器33を移す際に台車枠3
1にロ−ラ装置34を仮に取付け、ボルト等を弛めて取
付座32から機器33を外し、その後ロ−ラ装置34で
機器33を支え、機器33を台車枠31の方に引き寄せ
る。機器33を車体の取付座32に取付ける場合は台車
枠31の近くにある機器33を取付座32の方に押付け
て機器33を取付座32にボルト等によって締結し、ロ
−ラ装置34を台車枠31から取外せば車体への取付作
業が終了する図8は長いボルトを使用して機器を水平方
向に移動させて着脱を行う要領図であり、台車枠41に
車体側の取付座42に取付けた機器43を移す際に台車
枠41から支持ボルト45で機器43を支え、その後取
付ボルト44を弛めながら支持ボルト45を締めあげて
機器43を取付座42から台車枠41に移す。機器43
を車体の取付座42に取付ける場合は台車枠41に支持
されている機器43を車体の取付座42から取付ボルト
44で支え、その後支持ボルト45を弛めながら取付ボ
ルト44を締めあげて機器43を台車枠41から取付座
42に移す。図8は反時計回りに90°回転させて台車
枠41の上に取付座42が配置されても車体と台車間で
機器43の着脱を前記と同一の方法で行うことができ
る。
【0021】図9はリンクによって機器を振子状に移動
させて着脱を行う要領図であり、台車枠51に車体側の
取付座52に取付けた機器53を移す際に車体のリンク
受54と機器53の間にリンク55を取付けた後で取付
座52から機器53を弛めて、リンク55の振子によっ
て機器53を台車枠51に近付けて機器53を台車枠5
1に締結した後でリンク55取外せば、機器53を取付
座52から台車枠51に移したことになる。機器53を
車体の取付座52に取付ける場合はリンク55を機器5
3とリンク受54の間に取付け、台車枠51と機器53
の間で締結を弛めて機器53を取付座52の方へ押し上
げて、機器53を取付座52に締結すると機器53を台
車枠51から取付座52に移したことになる。
【0022】図10から図13まではキ−の着脱によっ
て機器を車体に取付けたり、台車に仮に支えさせたりす
る要領図である。台車枠61に設けた支持座(第2の
座)62の下側に仮受座63(第3の座)を設けてお
き、車体64に設けた取付座(第2の座)65の上側に
浮上止66を、下側に反力受(第4の座)67を設け、
機器68について車体64の側に取付金69と反力金7
0並びに台車枠61の側に支持金(第1の座)71と仮
受金(第3の座)72をそれぞれ設けている。図10と
図11は取付座65と取付金(第1の座)69の間に取
付キ−73を取付けることによって機器68を車体64
に取付けている。図12と図13は支持座62と支持金
71の間に支持キ−74を仮に取付けること及び仮受座
63と仮受金72の間に仮受スペ−サ75を挾むことに
よって機器68を台車枠61に仮に支持させている。取
付キ−73及び支持キ−74と仮受スペ−サ75の着脱
によって簡単に機器68を車体及び台車に着脱すること
ができる。なお、前記のキ−の抜止め等についての記述
は省略している。
【0023】図14から図17まではピンの着脱によっ
て機器を車体に取付けたり、台車に仮に支えさせたりす
る要領図である。台車枠81に設けた支持座(第2の
座)82の下側に仮受座(第3の座)83を設けてお
き、車体84に設けた取付座(第2の座)85の下側に
反力受(第4の座)86を設け、機器87について車体
84の側に取付金(第1の座)88と反力金89並びに
台車枠81の側に支持金(第1の座)90と仮受金(第
3の座)91をそれぞれ設けている。図14と図15は
取付座85と取付金88の間に取付ピン92を取付ける
ことによって機器87を車体84に取付けている。図1
6と図17は支持座82と支持金90の間に支持ピン9
3を仮に取付けること及び仮受座83と仮受金91の間
に仮受スペ−サ94を挾むことによって機器87を台車
枠81に仮に支持させている。取付ピン92及び支持ピ
ン93と仮受スペ−サ94の着脱によって簡単に機器8
7を車体及び台車に着脱することができる。なお、前記
のピンの抜止め等についての記述は省略している。
【0024】車体と台車の間で機器を着脱する場合に機
器の移動は直線運動機構や近似直線運動機構によって機
器を水平に動かすこと及びリンク機構によって機器を振
子状に動かすことによって機器を移動させるためのエネ
ルギ−が僅かでよいことになる。また、車体と台車の間
には空気ばねもあり、車体と台車の間で上下相対変位を
与えることは簡単にできることである。これらのことか
ら車体と台車の間で機器の着脱を行うことは非常に簡単
な作業といえる。
【0025】このように上記実施例によれば車体と台車
を結合された状態で台車で使用する機器を車体に取付け
ているので台車内の保守や点検がやりやすく、また、機
器を車体に取付けているので機器に過大な振動や衝撃を
与えることがなくなる。車体と台車の分離前に車体の機
器を台車側に仮に支持させるために車体と台車を連結す
るヘリウム管、油圧管、空気管などを切り離さないで車
体と台車を分離できるのでヘリウム管内、油圧管内、空
気管内などが不純分や異物等で汚損することはなくな
し、これら管内の気体や液体が外部に流出する恐れもな
くなる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、点検時には車体に取り
付けていた機器と台車の機器との間を 分離する必要が無
いので、異物が機器内に混入する恐れが無いものであ
る。また、走行中は前記機器は車体に有るので、走行中
に機器が過大な振動や衝撃を受けることはなくなるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の磁気浮上車の車体と台
車の部品配置の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】車体と台車を分離して行う保守時の図2相当の
正面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の磁気浮上車の車体と台
車の部品配置の平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】車体と台車を分離して行う保守時の図5相当の
正面図である。
【図7】ロ−ラ装置によって機器を水平方向に移動させ
て着脱を行う要領を示す要部正面図である。
【図8】長いボルトを使用して機器を水平方向に移動さ
せて着脱を行う要領を示す要部一部断面の正面図であ
る。
【図9】リンクによって機器を振子状に移動させて着脱
を行う要領を示す要部正面図である。
【図10】機器を車体にキ−で取付ける要領を示す要部
正面図である。
【図11】図10のA−A断面図である。
【図12】図10の機器を台車にキ−で支えさせる要領
を示す要部正面図である。
【図13】図12のB−B断面図である。
【図14】機器を車体にピンで取付ける要領を示す要部
正面図である。
【図15】図14のC−C断面図である。
【図16】図14の機器を台車にピンで支えさせる要領
を示す要部正面図である。
【図17】図16のD−D断面図である。
【符号の説明】
1,11…超電導磁石装置、2,12…台車枠、3…冷
却支援装置、4…冷凍機、5,13…タンク、6,15
…車体、7,16,19,65,85…取付座、8,1
7…タイヤ、9,18…油圧装置、10,20,21,
62,82…支持座、14…液化ヘリウム作成装置、3
3,43,53,68,87…機器、34…ロ−ラ装
置、44…取付ボルト、45…支持ボルト、54…リン
ク受、55…リンク、63,83…仮受座、66…浮上
止、67,86…反力受、69,88…取付金、70,
89…反力金、71,90…支持金、72,91…仮受
金、73…取付キ−、74…支持キ−、75,94…仮
受スペ−サ、92…取付ピン、93…支持ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 訓司 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 永岡 斉 山口県下松市大字東豊井794番地 日立 笠戸エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 奥野 澄生 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 寺田 勝之 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−261571(JP,A) 日立評論,Vol.70,No.7 (1988−7),第6頁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超電導磁石装置を備えた台車に、前記超電
    導磁石装置を冷却するヘリウムの冷却系統の機器を備え
    ており、 前記冷却系統の機器の1つを前記台車および該台車に支
    持される車体に択一的に着脱できるように構成してお
    り、 前記車体に設置する前記機器と前記台車の前記冷却系統
    とを可とう性の管で接続していること、 を特徴とする磁気浮上車。
  2. 【請求項2】台車の運転に必要な機器を、前記台車およ
    び該台車に支持された車体に択一的に設置しており、 前記機器は両端のそれぞれにキーまたはピンを支持する
    第1の座を有し、 前記第1の座に対応して前記台車および前記車体のそれ
    ぞれに前記キーまたは前記ピンを支持する第2の座を有
    し、前記台車の前記第2の座から前記車体の前記第2の
    座までの距離は前記機器の一端の前記第1の座から他端
    の前記第1の座までの距離と同一であり、 前記台車側の前記第2の座の下方において前記台車と前
    記機器のそれぞれに着脱自在なスペーサを受ける第3の
    座を設けており、 前記車体側の前記第2の座の下方において前記機に接触
    する第4の座を設けていること、 を特徴とする磁気浮上車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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日立評論,Vol.70,No.7(1988−7),第6頁

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