JPH06316209A - 車両の牽引構造 - Google Patents

車両の牽引構造

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Publication number
JPH06316209A
JPH06316209A JP5106363A JP10636393A JPH06316209A JP H06316209 A JPH06316209 A JP H06316209A JP 5106363 A JP5106363 A JP 5106363A JP 10636393 A JP10636393 A JP 10636393A JP H06316209 A JPH06316209 A JP H06316209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
lock
vehicle body
car body
operator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5106363A
Other languages
English (en)
Inventor
Gonshiro Kawabata
川端  権四郎
Akio Ema
昭男 江間
Hachiro Yasui
八郎 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH06316209A publication Critical patent/JPH06316209A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷車等の被牽引体を車体から切り離す作業を
車体に搭乗したまま作業者が行うことのできる車両の牽
引構造を提供する。 【構成】 車体に位置変更自在に設けたロック部材24
と、被牽引体30に設けた係合部21とを係合可能に構
成するとともに、ロック部材24を係合作用がわに弾性
付勢し、かつ、車体に設けたロック解除操作具32と、
ロック部材24とを連係機構26を介して係合解除操作
可能に連係してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば荷車等を牽引で
きるように装着することのできる車両の牽引構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両の牽引構造として
は、車体後部等に設置したヒッチに、牽引するための荷
車等に設けた連結具を装着して、ヒッチと連結具とに共
にピン等のロック部材を係合することでヒッチと連結具
とを接続するものが周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、ロック部材をヒッチと連結具
とに係合したり、逆にその係合を解除したりする作業
は、ロック部材に備えた取手箇所を人手によって直接操
作することによって行うものであったため、作業者がわ
ざわざその牽引構造を設けた箇所まで行ってヒッチと連
結具との着脱作業を行わねばならないものであって、例
えば荷車等を用いた作業が終了してその荷車等を格納庫
まで車両によって移動させたときに、荷車等を車両から
切り離すのに作業者がわざわざ降車してからその切り離
し箇所まで行って手作業でその切り離しを行うことにな
るので、煩わしい作業となっていた。本発明は、上記実
情に鑑みてなされたものであって、荷車等の被牽引体を
車体から切り離す作業を車体に搭乗したまま作業者が行
うことのできる車両の牽引構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる車両の牽
引構造は、上記目的を達成するために、車体に位置変更
自在に設けたロック部材と、被牽引体に設けた係合部と
を係合可能に構成するとともに、前記ロック部材を係合
作用がわに弾性付勢し、かつ、前記車体に設けたロック
解除操作具と、前記ロック部材とを連係機構を介して係
合解除操作可能に連係してあることを特徴構成とする。
かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、車体に設けたロック解除操作具とロック
部材とが連係機構を介して係合解除操作可能に連係して
あるから、作業者が車体に搭乗したままロック解除操作
具を操作することで、ロック部材と、被牽引体に設けた
係合部との係合が解除され、その係合を解除した状態
で、被牽引体をその場において、車体を移動させること
ができる。
【0006】
【発明の効果】従って、車体に搭乗した状態で作業者は
被牽引体と車体との連結解除を行うことができるので、
その連結解除のためわざわざ降車するという煩わしさが
解消されるとともに、降車しないことで解除作業が迅速
になされるので作業能率が向上するに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に、本発明にかかる車両の一例としてのスク
ータ式の小型電動車を示している。この小型電動車は、
操縦ハンドル1で操向操作される前車輪2と、電動モー
タ3で駆動される左右一対の後車輪4,4とを車体フレ
ーム5に支持するとともに、この車体フレーム5の後部
に、バッテリー6、操縦座席7、制御装置8等を搭載装
備して構成している。
【0008】図3に示すように、操縦ハンドル1には、
左右一対のグリップ部9,9を設けているとともに、そ
れぞれのグリップ部9,9の前方にはアクセルレバー1
0を横軸芯P周りで揺動自在に支持された状態で設け、
このアクセルレバー10の揺動操作量をポテンショメー
タ11で検出して、その検出結果に基づいて制御装置8
によって電動モータ3を駆動するように構成している。
さらに、左右の両グリップ部9,9をそれぞれ左右の手
で握持してアクセルレバー10も左右の手で握持する
と、例えば一方の手が不自由な場合にアクセルレバー1
0をその不自由な手でうまく操作できないので、その不
自由な手でアクセルレバー10を操作しなくても済むよ
う、不自由な手のがわのグリップ部9に着脱自在に設け
た補助グリップ部12を握持させるようにしている。こ
の補助グリップ部12は、ボルト等の締結具によって左
右それぞれのグリップ部9,9に適宜着脱可能に構成し
ている。
【0009】次に、操縦座席7を支持する構造について
簡単に説明する。図4に示すように、操縦座席7の着座
部7aの下部に板金製のシート受け部材13を設けると
ともに、このシート受け部材13から下方に延設した軸
部材14を、パイプ材製のサポート15に内挿してお
り、その内挿した状態でシート受け部材13を前方又は
左右側の3つの向きの1つを選択して姿勢固定できる構
成のフランジ15aをサポート15の上端に備えてい
る。このサポート15を、車体フレーム5から立設した
パイプフレーム16に内挿して、セットボルト17でパ
イプフレーム16に対してサポート15を位置固定する
ように構成している。詳述すると、サポート15には段
付きセットボルト17の小径ネジ部17aが螺着可能な
ネジ孔部18を形成しているとともに、このセットボル
ト17をパイプフレーム16に穿設した透孔19を通し
て前記ネジ孔部18に螺着するとともに、パイプフレー
ム16の外側からロックナット20をセットボルト17
の大径ネジ部17bに装着してサポート15をパイプフ
レーム16に対して固定している。ここで、セットボル
ト17の小径ネジ部17aの長さをネジ孔部18より短
く設定することで、セットボルト17をサポート15に
最終まで締め込んでもセットボルト17の先端が軸部材
14に接当することがなく、軸部材14はサポート15
に対して常に軽く回動できる状態にある。
【0010】次に、牽引構造について説明する。図1及
び図2に示すように、車体を構成する車体フレーム5の
後端部に、後述する連結部材21を挿入可能な間隔を隔
てて上下一対の板部材22,23を配設するとともに、
それら板部材22,23及び連結部材21には、ロック
部材としてのロックピン24を嵌め入れることの可能な
上下方向に貫通した連通孔22a,23a,21aを穿
設している。上側の板部材22には、ロックピン24の
上部に横向きに突設したレバー部25を案内するガイド
溝27aを備え、かつロックピン24を上動操作するた
めの操作ワイヤ26のアウターワイヤ26a端部の固定
部27bを備えた支持案内部材27を立設している。連
結部材21は、係合部材を構成するものであって、左右
一対の走行車輪28,28で支持された荷台29で構成
された被牽引体としての台車30の前端部に連設されて
いる。そして、前記操作ワイヤ26のインナーワイヤ2
6bは、ロックピン24の上端部に係止可能にしている
とともに、ロックピン24の上端と前記固定部27bと
の間にコイルスプリング31を介装しており、このコイ
ルスプリング31によってロックピン24を下向きに弾
性付勢している。又、前記連通孔21a,22a,23
aに対してロックピン24の外径を比較的小にしてある
ので、ロックピン24の前記連通孔21a,22a,2
3aに対する上下移動は円滑なものとなっている。さら
に、前記レバー部25のガイド溝27aは、レバー部2
5が下端に達した状態でロックピン24が前記連通孔2
1a,22a,23aに差し込まれた状態となり、レバ
ー部25が上端に達した状態でロックピン24が連通孔
22aにのみ差し込まれた状態となるように設定して構
成している。そして、操作ワイヤ26におけるインナー
ワイヤ26bの他端部は、操縦座席7の横側方箇所に配
設されたロック解除具としての揺動操作レバー32に連
設している。この揺動操作レバー32は2位置切換自在
に枢着されており、その切換位置で固定保持されるよう
にしている。
【0011】上記構成により、車体に台車30を装着す
る場合は、作業者がレバー部25を把持して上下動操作
することで、一旦ロックピン24をコイルスプリング3
1の付勢力に抗して持ち上げた後、位置合わせした連結
部材21の連通孔21a及び下側の板部材23の連通孔
23aにロックピン24を挿入する。一方、車体と台車
30との連結を解除する場合は、作業者は操縦座席7に
着座したまま揺動操作レバー32をロック位置からロッ
ク解除位置に揺動操作する。そうすると、操作ワイヤ2
6のインナーワイヤ26bが引き操作されてロックピン
24上端部に係止されそしてロックピン24をコイルス
プリング31に抗して持ち上げるため、連結部材21の
連通孔21a及び下側の板部材23の連通孔23aから
ロックピン24が抜かれることになり、その状態で車体
を前進等させると、台車30はその場に残されたままに
なる。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型電動車と台車とを示す全体側面図
【図2】小型電動車と台車との連結構造を示す縦断側面
【図3】操縦ハンドルを示す平面図
【図4】操縦座席を示す縦断側面図
【符号の説明】
21 係合部 24 ロック部材 26 連係機構 30 被牽引体 32 ロック解除操作具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に位置変更自在に設けたロック部材
    (24)と、被牽引体(30)に設けた係合部(21)
    とを係合可能に構成するとともに、前記ロック部材(2
    4)を係合作用がわに弾性付勢し、かつ、前記車体に設
    けたロック解除操作具(32)と、前記ロック部材(2
    4)とを連係機構(26)を介して係合解除操作可能に
    連係してある車両の牽引構造。
JP5106363A 1993-05-07 1993-05-07 車両の牽引構造 Pending JPH06316209A (ja)

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JP5106363A JPH06316209A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 車両の牽引構造

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JP5106363A JPH06316209A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 車両の牽引構造

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JPH06316209A true JPH06316209A (ja) 1994-11-15

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JP5106363A Pending JPH06316209A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 車両の牽引構造

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100952396B1 (ko) * 2008-07-18 2010-04-14 (주)삼호정기 자재 이송용 운반대차
JP4864971B2 (ja) * 2005-09-05 2012-02-01 エアバス・フランス 航空機エンジンのパイロンに対してクロスバーを連結するためのシステム
US8240696B1 (en) 2011-03-17 2012-08-14 Cnh America Llc Hitch pin assembly
JP2013018453A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Atex Co Ltd 電動牽引車
JP2015042549A (ja) * 2010-06-10 2015-03-05 ヤマハモーターエンジニアリング株式会社 車両

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