JPH0631566Y2 - タイムレコーダ用センサ装置 - Google Patents

タイムレコーダ用センサ装置

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JPH0631566Y2
JPH0631566Y2 JP1986048617U JP4861786U JPH0631566Y2 JP H0631566 Y2 JPH0631566 Y2 JP H0631566Y2 JP 1986048617 U JP1986048617 U JP 1986048617U JP 4861786 U JP4861786 U JP 4861786U JP H0631566 Y2 JPH0631566 Y2 JP H0631566Y2
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sensor
card
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time card
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真人 鈴木
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Amano Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タイムレコーダに用いて好適なセンサ装置に
関し、更に具体的には、タイムカードに記録されている
各種データの読取りと、印字ホームポジションの検出を
行なうタイムレコーダ用センサ装置に関する。
〔従来の技術〕
タイムカードには個人コードとか部門コードと云った各
種のコードが書込まれているが、これ等のコードは、通
常、パンチ又はバーコードによってタイムカードの下側
に設けたコード欄に書込まれていて、タイムカードをレ
コーダ内部に差込むと、カード通路上に設けたセンサ
(読取器)がこれ等のコードを読取り、この読取ったコ
ードに基づいて就業データの演算と記録が成される仕組
に成っている。
しかし、上記パンチの場合は、1段毎に複数(一般的な
パンチカードの場合は12ケ所)の穿孔部が設けられて
いる関係で、これを読取るセンサも穿孔部と同じ数のセ
ンサが必要と成り、更に加えて、印字に当って印字ヘッ
ドがホームポジション(印字スタート位置)にあるか否
かを判断するホームポジション検出用のセンサも必要に
成るから、センサの数ばかり多く成って構造が複雑化
し、それだけ故障の確率も高まるとか、製造単価が高く
成ると云った問題があった。
また、バーコードで各種コードを記録する場合も、この
バーコードを読取るセンサに加えて、上記印字ホームポ
ジション検出用のセンサが別に必要になるから、上記パ
ンチの場合と同様の問題があった。
そこで、上記複数のセンサを1個のセンサで全て賄うこ
とが考えられた。しかし、パンチ穿孔部は上記一般的な
パンチカードの場合で各段毎に12ケ所有り、また、印
字ホームポジションもこれ等の穿孔部とは異なる位置に
有るし、更に、上記バーコード表示部と印字ホームポジ
ションの位置を相違する関係で、これ等全てを1個のセ
ンサで読む場合には、センサ自体を移動(走査)させる
装置が別に必要になり、この移動装置を設けた場合に
は、前記複数のセンサを使用した場合よりも却って割高
に成ってしまう問題があった。
そこで考えられたのが、例えば特開昭59−5391号
公報とか実願昭59−94177号(実開昭61−10
855号)に見られるように、センサをプリンタヘッド
の部分に組込んだり、プリンタキャリッジに取付けるこ
とによって、プリンタの移動手段をセンサの移動手段に
兼用させる技術である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
これ等の従来技術によれば、センサをプリンタの移動手
段によって移動できるため、センサ用の移動手段を設け
る必要がないから、構成の簡略化とコストの低減化を図
れる利点を備えているが、しかし、この様にセンサをプ
リンタヘッド或はキャリッジに取付けた場合は、タイム
カードの表面と印字用プラテンの表面の色調が同一であ
ると、センサがタイムカードに設けたパンチとかカード
端部を読取ることができなくなるため、印字用プラテン
の表面を上述した実願昭59−94177号(実開昭6
1−10855号)の出願に見られるようにタイムカー
ドの表面の色と異なる暗色に着色する必要があって、製
造上非常に煩雑であるとか、着色が剥がれるとセンサが
誤作動すると云った各種の問題点があった。
そこで本考案の技術的課題は、印字用プラテンを暗色に
着色しなくてもタイムカードに施したパンチとか、カー
ド端部を正確に検知して、各種データの読取りと印字ホ
ームポジションの検出を正しく行なうようにすることで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於いて講じ
た手段は以下の通りである。
タイムカードをカード通路内に差込むと、センサがタイ
ムカードの下側部に形成したコード欄にパンチ又はバー
コードで記録されている個人コードあるいは部門コード
と云った各種コードを読取り、且つ、この読取ったコー
ドに基づいて演算した就業データを印字ヘッドを駆動し
てタイムカードの上側部に形成した印字欄に印字するよ
うに構成したタイムレコーダに於いて、 (1)上記センサを、印字ヘッドを搭載したキャリッジの
前面部で、而かも、印字用プラテンから下側に外れた部
分に取付けること。
(2)センサに上記タイムカードの側端部を検出して就業
データ印字用のホームポジションを検出する印字ホーム
ポジション検出機能を具備せしめること。
ここに於いて、キャリッジとは、印字ヘッドを差込まれ
たタイムカードの横方向(幅方向)に移動させるための
ものであって、印字ヘッドはこの横移動の最中に制御部
によって印字駆動されてタイムカードの所定欄に就業デ
ータを印字する。
〔作用〕
上記(1),(2)の要素から成る手段は以下の如く作用す
る。
前記(1)の要素は、差込まれたタイムカードの下側部
に設けたコード欄に記録されている各種のコードを、印
字ヘッドを搭載したキャリッジの前面に設けたセンサが
読取る。即ち、上記タイムカードに形成したコードが複
数のパンチ穴によって構成されている場合は、先ず、キ
ャリッジに取付けたセンサの位置をキャリッジを作動す
ることによってタイムカードのコード欄に形成したスタ
ート穴を読取ると位置に待機させ、このセンサが差込ま
れたタイムカードのスタート穴を検知すると、キャリッ
ジの横移動とタイムカードの段送りを交互に行なって、
タイムカードの各パンチ段に穿孔した各パンチ穴を順番
に検出し、従って、1個のセンサで多数のパンチ穴によ
って構成された各種のコードを読取ることができる。
また、このパンチ穴の読取りに当っては、センサが印字
用プラテンから外れた下側位置に設けられているため、
印字用プラテンをいちいち暗色に着色しなくてもセンサ
の光がパンチ穴を通過して反射しないから、これをセン
サに検知させて各種コードを確実に読取ることができ
る。
一方、上記のコードがバーコードで形成されている場合
は、キャリッジをその前面に取付けたセンサが上記のバ
ーコードを読取れる位置に待機させて置けば、タイムカ
ードの送りに従ってセンサがバーコードを読むことによ
って、各種コードを読取ることができる。
前記(2)の要素によれば、前記タイムカードに記録し
たコードを読取るセンサを、印字ホームポジション検出
用のセンサとして兼用することができる。即ち、上記
で述べたデータの読取りが終了し、次にタイムカードの
上側部に設けた印字欄に就業データを印字する時は、キ
ャリッジをタイムカードに対して左方向に移動し、セン
サによってカード左側端を検出させて、この検出位置を
印字ホームポジションとして各種就業データの印字を開
始する。従って、タイムレコーダのデータ読取りと印字
ホームポジションの検出をキャリッジ前面に取付けた1
個のセンサで賄うことができる。
また、このホームポジションの検出に当っても、センサ
が印字用プラテンから外れた下側位置にあるため、印字
用プラテンを暗色に着色しなくてもセンサはカード側端
部を正確に検知してホームポジションを正確に検出する
ことを可能にする。
以上述べた如くであるから、上記の手段によって前記の
技術的課題を解決して、前述した従来技術の問題点を解
消することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係るタイムレコーダ用センサ
装置の好適な一実施例を添付した図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本考案に係るセンサ装置を実施したタイムレコ
ーダの内部構造を簡略的に示した側断面図であって、図
中、1は印字ヘッド2を搭載したキャリッジ、3はこの
キャリッジ1を差込まれたタイムカードTCに対して横
方向に移動するカム軸で、周面にはキャリッジ1を移動
する螺旋状のカム溝(図示せず)が形成されている。ま
た、4は上記カム軸3に対して平行に設けたキャリッジ
1のガイド軸、5はタイムカードTCの送りローラ、6
はこのローラ5を回転するモータ、7は印字用のプラテ
ンを示す。
次に、8は上記キャリッジ1の前面部で、而かも、第1
図の如く上述した印字用プラテン7から下側に外れた部
分に取付けたセンサで、本考案では投光素子を備えた光
反射式センサが使用される。
第2図はタイムカードTCの第1実施例を示した正面図
であって、この実施例では、カードの下側部に設けたの
コード欄T1に多数のパンチ穴P…によって個人コード
とか部門コードと云った各種のコードが形成されてい
る。また、これ等のパンチ穴Pの内、左下のパンチ穴P
Sはスタート穴であって、上記のキャリッジ1は、セン
サ8がこのスタート穴PSの位置に来る様に常時待機し
ており、タイムカードTCの差込みに従ってセンサ8が
このスタート穴PSを検知すると、キャリッジ1が横移
動を開始してセンサ8による同一段のパンチ穴Pの読取
りが行なわれ、次いで、送りローラ5によるカード送り
が一段行なわれて、再びキャリッジ1の横移動に基づく
センサ8によるパンチ穴Pの読取りが行なわれ、このカ
ード段送りとパンチ穴Pの読取りが設定された段数分繰
返されると、全てのパンチ穴Pの読取りが終了し、タイ
ムカードTCにパンチ穴P…で記録した各種のコードが
読取られる仕組に成っている。
第3図は、タイムカードTCの第2実施例を示した正面
図であって、この実施例では、カードの下側部に設けた
コード欄T2にバーコードBによって各種のコードが形
成されており、上記のキャリッジ1はセンサ8がこのバ
ーコードBの位置に来る様に常時待機していて、差込ま
れ来るタイムカードTCのバーコードBを下から上方に
向けて読取り、各種のコードを読取る仕組に成ってい
る。
タイムレコーダの制御部は以上の様にして読取ったコー
ドに従って各人の就業データを演算し、且つ、印字作動
が制御されて、タイムカードTCの上側部に形成した印
字欄T3に対して演算した就業データの印字を行なうの
であるが、印字に当ってはホームポジションを決定する
必要がある。本考案はこの印字ホームポジションの決定
(検出)も上記キャリッジ1に取付けたセンサ8が行な
う。
即ち、上記コードの読取りを終えた後、印字ヘッド2を
用いてタイムカードTCの印字欄T3に就業データの印
字を行なうに当って、キャリッジ1はカム軸3の回転に
従ってタイムカードTCに対して左方向に移動し、セン
サ8がタイムカードTCの左側端TLを検知すると、こ
の位置を印字ホームポジションとして印字を開始する仕
組に成っている。
尚、上述したパンチ穴PとタイムカードTCの左側端T
Lの検出に当っては、センサ8が印字用プラテン7から
下側に外れた位置に設けられているため、印字用プラテ
ン7はわざわざタイムカードTCの色調と異なる暗色に
着色しなくても、センサ8から発射された光がこれ等パ
ンチ穴Pとカードの左側端TLを適格に検知して、各種
コードとホームポジションを正確に検出することができ
る仕組に成っている。
第4図は上述した本考案に係るセンサ装置を備えたタイ
ムレコーダTMの電気的構成を示したブロック図であっ
て、CPU10と、上述した各動作のプログラムを格納
したメモリ11とに、夫々バス12を介して接続したイ
ンターフェイス13には、上述した印字ヘッド2(具体
的にはドットワイヤ駆動用マグネット装置)と、カード
送りローラ用のモータ6、光反射式のセンサ8に加え
て、カム軸3を回転するモータ14、時刻とか就業デー
タを表示する表示器15、並びに、基準時計信号を発振
する時計部16が接続されている。
〔効果〕
本考案に係るタイムレコーダ用センサ装置は以上述べた
如くであって、印字ヘッドを搭載したキャリッジの前面
に取付けた1個のセンサによって、タイムカードにパン
チ穴又はバーコードで形成した個人コードとか部門コー
ドと云った各種のコードを読取ることができ、更に、こ
のセンサを印字ホームポジション検出用のセンサとして
も兼用することができるから、センサ装置全体の構成を
大幅に簡略化できるものであって、印字用プラテンをわ
ざわざ暗色に着色する必要がないから、タイムレコーダ
の製造と組立てが容易となり、加えて、暗色の剥離によ
る誤作動発生の問題も解決できて、各種コード及び印字
ホームポジションの読取りと検出を正確に行なえる利点
を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るセンサ装置を備えたタイムレコー
ダの内部構造を簡略的に示した側断面図であって、第2
図と第3図はタイムカードの実施例を示した正面図、第
4図は本考案に係るセンサ装置を備えたタイムレコーダ
の電気的構成を示したブロック図である。 1はキャリッジ、2は印字ヘッド、3はカム軸、5はカ
ード送りローラ、6はモータ、8はセンサ、TCはタイ
ムカード、T1とT2はコード欄、T3は印字欄、Pは
パンチ穴、Bはバーコード、TLはタイムカードの左側
端、TMはタイムレコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイムカードをカード通路内に差込むと、
    センサがタイムカードの下側部に形成したコード欄にパ
    ンチ又はバーコードで記録されている個人コードあるい
    は部門コードと云った各種コードを読取り、且つ、この
    読取ったコードに基づいて演算した就業データを印字ヘ
    ッドを駆動してタイムカードの上側部に形成した印字欄
    に印字するように構成したタイムレコーダに於いて、 上記のセンサを、印字ヘッドを搭載したキャリッジの前
    面部で、而かも、印字用プラテンから下側に外れた部分
    に取付けると共に、このセンサに上記タイムカードの側
    端部を検出して就業データ印字用のホームポジションを
    検出する印字ホームポジション検出機能を具備せしめた
    ことを特徴とするタイムレコーダ用センサ装置。
JP1986048617U 1986-03-31 1986-03-31 タイムレコーダ用センサ装置 Expired - Lifetime JPH0631566Y2 (ja)

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JPS62162777U JPS62162777U (ja) 1987-10-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637488Y2 (ja) * 1989-09-12 1994-09-28 マツクス株式会社 タイムレコーダに於ける識別コード読取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595391A (ja) * 1982-06-30 1984-01-12 Matsushita Electric Works Ltd 読取機能付プリンタ
JPH0611823Y2 (ja) * 1984-06-22 1994-03-30 ブラザー工業株式会社 プリンタ

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JPS62162777U (ja) 1987-10-16

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