JP3428826B2 - タイムカード発行機能付きタイムレコーダ - Google Patents

タイムカード発行機能付きタイムレコーダ

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JP3428826B2
JP3428826B2 JP22318096A JP22318096A JP3428826B2 JP 3428826 B2 JP3428826 B2 JP 3428826B2 JP 22318096 A JP22318096 A JP 22318096A JP 22318096 A JP22318096 A JP 22318096A JP 3428826 B2 JP3428826 B2 JP 3428826B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイムカードに氏
名等の文字情報とバーコード等で造った個人識別情報
(社員コード等)を印字して発行することができるタイ
ムカード発行機能(作成機能)を備えたタイムレコーダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイムレコーダには、例えば実公
平4−41408号公報に見られるように、差込まれた
タイムカードから識別情報を読取って出退勤データを収
集するタイムレコーダ本来の出退勤データ収集機能に加
えて、タイムカードに氏名等の文字情報と上記の識別情
報(識別コード)を印字して発行するタイムカード発行
機能(作成機能)を備えたものが存在する。
【0003】更に、例えば特開平6−227053号公
報に見られるように、タイムカードに個人識別情報をバ
ーコードで印字し、このバーコードの良否をバーコード
ベリファイセンサで判定して、不良の場合は作成したカ
ードを発行しないでNGストッカに排出するNG判定機
能を備えたものも存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したタイ
ムレコーダのうち、前者のタイムカード発行機能付きタ
イムレコーダは、印字リボンが古くなって印字が薄くな
ってもタイムカードの発行を続けるため、タイムカード
に印字された識別情報が薄くかすれてしまって、使用時
に読取器が識別情報を読み取れない場合があった。
【0005】一方、上述した後者のNG判定機能付きタ
イムレコーダは、印字した識別情報が薄くかすれてしま
ったような場合、即ち、コード不良が発生した場合は、
このタイムカードをNGストッカーに排出して廃棄する
ため、読み取り不良の問題は発生しないが、反面、新し
いタイムカードを未使用のまま廃棄するため、カードの
無駄が多くなる問題があった。
【0006】従って本発明の技術的課題は、タイムカー
ドの発行に当って印字した識別情報が薄くなってしまっ
た場合でも、このタイムカードを廃棄せずに使用可能な
状態に再処理して、カードの無駄を無くすようにするこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0008】差込まれたタイムカードから識別情報を読
取って出退勤データを収集する出退勤データ収集機能
と、タイムカードに氏名等の文字情報と識別情報を印字
して発行するタイムカード発行機能とを備えたタイムレ
コーダに於いて、
【0009】(1) タイムカードに対して識別情報を
印字した後に、この識別情報を読取ってその印字濃度の
合否を判定する印字濃度判定手段と、判定の結果が予め
定めた合格注意値と合格下限値の間の注意領域である場
合に、印字リボン交換の注意を促し、且つ、次回のカー
ド発行時からタイムカード上に印字される識別情報の印
字密度を高めるための高密度印字フラグをONする注意
喚起手段と、判定の結果が上記の合格注意値以上の場
合、及び、この合格注意値と合格下限値の間の注意領域
である場合に、タイムカードを合格としたものとして発
行するタイムカード発行手段と、判定の結果が合格下限
値を下回った場合に、不合格を知らせ、且つ、印字リボ
ンの交換を指示する不合格告知手段とを備えて成るこ
と。
【0010】(2) 差込まれたタイムカードに識別情
報を印字するに当って、高密度印字フラグが確認された
場合に、識別情報を印字密度を高めて印字する高密度印
字手段と、この高密度印字された識別情報の印字濃度の
合否を判定する高密度印字濃度判定手段と、判定の結果
が予め定めた合格注意値以上の場合に、上記の高密度印
字フラグをOFFにする印字フラグOFF手段と、判定
結果が上記合格注意値以上の場合と、この合格注意値と
合格下限値の間の注意領域である場合に、タイムカード
を合格したものとして発行するタイムカード発行手段
と、判定の結果が合格下限値を下回った場合に、不合格
を知らせ、且つ、印字リボンの交換を指示する不合格告
知とを備えて成ること。
【0011】(3) タイムカードに対して識別情報を
高密度で印字する高密度印字手段が、一度印字を行った
後に、同一タイムカードの同一箇所に同一の識別情報を
同一ポイントに2度打ちする2度打ち手段であること。
【0012】(4) タイムカードに対して識別情報を
高密度で印字する高密度印字手段が、同一タイムカード
の同一箇所に同一の識別情報を縦横いずれかの方向、又
は、縦横両方向に夫々半ピッチずつ位置をずらしながら
印字する半ピッチ印字手段であること。
【0013】上記(1)で述べた手段によれば、タイム
カード発行時に於ける識別情報の濃度判定の合否にある
程度の幅を持たせて、その判定結果が合格注意値と合格
下限値との間の注意領域の場合は、印字リボンの交換を
促すと同時に、高密度印字フラグをONして次回の発行
分からは印字密度を高くした鮮明な識別情報の印字を行
うことができると共に、判定の結果が不合格である場合
は、不合格を知らせて印字リボンの交換を指示するた
め、この指示に従って印字リボンを新しいものと交換す
ることによって、いつも識別情報を鮮明に印字した良品
のタイムカードを発行することを可能にする。
【0014】上記(2)で述べた手段によれば、識別情
報をタイムカードに印字して発行するに当って、高密度
印字フラグが確認された場合は、印字密度を高めて識別
情報を鮮明に印字するため、印字リボンが多少薄くなっ
ても引続き使用することができると共に、高密度印字後
の濃度判定が合格注意値以上である場合は、印字濃度が
元に戻ったものとして高密度印字フラグをOFFにし
て、次回からの印字を1回で済ませるようにする一方、
合格注意値以上の場合と注意領域の場合は、そのままタ
イムカードを発行し、高密度印字を行っても不合格の場
合は、不合格を知らせて印字リボンの交換を指示するた
め、この指示に従って印字リボンを新しいものと交換す
ることにより、再び良品のタイムカードを発行すること
を可能にする。
【0015】上記(3)で述べた手段によれば、同一タ
イムカードの同一箇所に同一の識別情報を2度打ちして
高密度の印字を行うため、印字リボンが多少薄くなって
いても鮮明な印字を得ることができ、暫くの間印字リボ
ンをそのまま使用すること、即ち、寿命を長くすること
を可能にする。
【0016】上記(4)で述べた手段によれば、同一タ
イムカードの同一箇所に同一の識別情報を、縦横いずれ
かの方向、又は、縦横両方向に半ピッチ位置をずらして
2度打ちするため、印字リボンが多少薄くなっても鮮明
な印字を得ることができ、暫くの間印字リボンをそのま
ま使用すること、即ち、寿命を長くすることを可能にす
る。
【0017】以上の如くであるから、上記(1)〜
(4)で述べた手段によって上述した技術的課題を解決
して、前記従来の技術の問題点を解消することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、上述した本発明に係るタ
イムカード発行機能付きタイムレコーダの実施の形態
を、添付した図面と共に詳細に説明する。
【0019】図1は本発明に係るタイムカード発行機能
付きタイムレコーダの内部構成を示した正面図であっ
て、符号1で全体的に示したタイムレコーダには、タイ
ムカードTCの差込口2と、差込まれたタイムカードT
Cを検知するカード検知センサ7と、このセンサ7から
の検知信号に従って作動するカード搬送モータ5と、両
端部を左右の軸受3B,3Bに回転自在に支持し、中間
部にはカード送りローラ4を取付けると共に、一端に取
付けたウオームホイール3Aを上記モータ5の駆動ウオ
ーム5Aに噛合することにより、このモータ5によって
連動回転してカード送りローラ4によるタイムカードT
Cの搬送を行うことができるローラ軸3が設けられてい
る。
【0020】また、9はガイド軸9Gに沿って横移動す
るプリンタ、9Hはその印字ヘッド、9Pはプラテン、
10はプリンタ用モータ11によって回転する円筒カ
ム、9Aはこの円筒カム10の周面に形成したカム溝1
0A内に嵌込んだプリンタ9側のガイド突子、10Rと
11Rは円筒カム10とモータ11側の各ギヤであっ
て、これ等両ギヤ10Rと11Rの噛合によってモータ
11が回転すると円筒カム10が回転し、ガイド突子9
Aがカム溝10Aにガイドされて移動して、プリンタ9
をガイド軸9Gに沿って横方向に印字移動する仕組に成
っている。
【0021】上記のプリンタ9には、後述する入力装置
(キー)の操作に従って差込まれたタイムカードTCに
対して図5に示すように年、月T1と、社員コードN
o.T2と、氏名T3と、所属T4、及び、個人識別用
の識別コードT5等から成る各種の情報を印字するカー
ド作成機能と、差込まれたタイムカードTCから読み取
られた識別コードT5に基づいて演算された出退勤デー
タを、タイムカードTCの印字欄に印字出力する出退勤
データ収集機能(印字機能)とを備えている。
【0022】同じく図1に於いて、8Aは差込まれたタ
イムカードTCから識別コードT5を読取る識別コード
読取りセンサ、8Bは上記のプリンタ9によって印字さ
れた識別コードT5の印字濃度を測定する識別コード測
定装置(センサ)であって、いずれもタイムカードTC
のガイド通路に面して設けられている。
【0023】図2は上記本発明に係るタイムカード発行
機能付きタイムレコーダの電気的構成を説明したブロッ
ク図であって、図中20は制御部の中心を成すCPU、
21はシステムプログラム等を格納したROMと、各人
の就業データ等を記憶するRAMとによって構成したメ
モリで、これ等CPU20とメモリ21の間にバス22
を介して接続したインターフエイス回路23には、上述
したカード搬送モータ5、カード検知センサ7、識別コ
ード読取りセンサ8A、識別コード測定装置8B、プリ
ンタ9、プリンタ用モータ11、入力装置27に加え
て、基準時計信号を発振する時計回路24、時刻や警報
等を表示する表示器25、選択スイッチ26、及び、カ
ード搬送センサ28が接続されていて、夫々がメモリ2
1に格納したプログラムに従って制御作動される仕組に
成っている。
【0024】また上述したメモリ21に格納したプログ
ラムには、前述した特許請求の範囲及び図8に示した全
体構成図に記載した各種の手段、即ち、印字濃度判定手
段、高密度印字手段(2度打ち手段と半ピッチ印字手
段)、高密度印字濃度判定手段、タイムカード発行手
段、不合格検知手段、注意喚起手段、及び、印字フラグ
OFF手段を遂行するための各種のプログラムが含まれ
ている。
【0025】図3は、印字濃度を高めるためにプリンタ
9によって行われる高密度印字の印字例を示したもので
あって、図中、(イ)は通常の印字パターンと、1回目
の印字を行った後に、同一の識別コードT5を同一のポ
イントで2回目の打刻を行う2度打ちの印字例を示し、
また、(ロ)は1回目の印字を行った後に、カード搬送
モータ5を制御してカード送りを半ピッチずらし、上下
のドットの中間に2回目の打刻を行う半ピッチ印字手段
による印字例を示す。
【0026】更に(ハ)は、プリンタ用モータ11を制
御してプリンタ9の横送りを半ピッチ単位で行いながら
印字を行う半ピッチ印字手段の印字例であり、また
(ニ)は、1回目の印字を行った後に、カード搬送モー
タ5とプリンタ用モータ11を制御して、2往復目にカ
ード送りを半ピッチずらし、且つ、プリンタ9の横送り
を半ピッチずらして上下左右のドットの中間に2回目の
打刻を行う半ピッチ印字手段の印字例を示す。
【0027】図4は、上述した識別コードT5の印字濃
度の合否基準と、濃度の推移の具合を表わした線図であ
って、新しい印字リボンによる印字濃度を100%とし
た場合、その濃度が合格注意値以上の場合はそのまま印
字を続け、この合格注意値を下回ったR1のポイントで
は、高密度打ちフラグをONして印字リボンの交換を促
す表示を行う。
【0028】ポイントR2は、高密度印字の実施によっ
て識別コードT5の印字濃度が合格注意値を上回った状
態を示し、更にポイントR3は、高密度印字によっても
充分な濃度を得られずに印字濃度が合格下限値以下に下
がってしまった状態を示したものであって、この状態に
なると警報を発して印字リボンの交換を指示する。
【0029】また、ポイントR4は、印字リボンの交換
によって濃度が100に戻り、且つ、高密度打ちフラグ
が再びOFFに成った状態を示す。
【0030】図は識別コードT5の濃度判定にある程
度の幅を持たせて処理する本発明の請求項1と2に記載
したタイムカード発行の処理手順を説明したフローチャ
ートであって、カード発行指示(ステップS21)、カ
ード挿入(ステップS22)の各処理を行った後、ステ
ップS23で高密度打ちフラッグがONしているか否か
が判定され、NOの場合は、ステップS24、同S2
5、同S26のカード送りと印字の処理を終えた後、ス
テップS27で印字された識別コードT5の印字濃度が
判定される。
【0031】ステップS27では、印字濃度Nが合格注
意値R以上であるか(N>R)、或は、合格注意値Rと
合格下限値Zの間の注意領域であるか(R>N>Z)、
又は、合格下限値Z以下であるか(N<Z)が判定さ
れ、N>Rの場合はステップS30のカード排出(カー
ド発行)に進み、R>N>Zの場合は、印字リボンの交
換を促す注意喚起表示(ステップS28)、高密度打ち
フラグON(ステップS29)の各処理を行った後、上
記のステップS30に進んで処理を終える。
【0032】また、ステップS27でN<Z(不合格)
と判定した場合は、警報・NGマーク印字(ステップS
31)、カード排出(ステップS32)、印字リボン交
換の指示表示(ステップS33)を行って処理を終え
る。
【0033】更に上述したステップS23で高密度打ち
フラグがONされていると判定された場合は、カード送
り(ステップS34)、印字(ステップS35)、カー
ド送り(ステップS36)の各処理を行った後、ステッ
プS37で識別コードT5を図3に示したいずれかの印
字方法によって高密度印字し、次いで、印字終了の判定
(ステップS38)、カード送り(ステップS39)の
各処理を行った後、ステップS40で上述した高密度印
字された識別コードT5の印字濃度を、前記ステップS
27と同じ判定基準で判定する。
【0034】その結果、N>Rの場合はステップS41
に進んで高密度打ちフラグをOFFした後、上述したス
テップS30に進み、R>N>Zの場合は直接ステップ
S30に進み、N<Zの場合は上述したステップS31
の警告処理に進む。
【0035】尚、図1には識別コード読取りセンサ8A
に加えて、識別コード測定装置8Bを設けて、識別コー
ドT5の読取りとその濃度を別々に判定しているが、読
取りセンサ8Aによるコード読取りデータに基づいて濃
度も一緒に判定するようにしてもよい。
【0036】また、識別コードT5の印字濃度の判定
は、例えば、識別コードT5(バーコード)の全てのバ
ーを読取り、その中から一番薄いバーを選び出して白の
部分との差の比(PCS値)で表わす方法で判別すれば
よい。
【0037】
【発明の効果】本発明に係るタイムカード発行機能付き
タイムレコーダは以上述べた如くであって、常に読取り
可能な識別コードをタイムカードに印字することができ
ると共に、使用が進んで印字リボンが薄くなっても、高
密度印字によって印字濃度を読取り可能な濃度に修正で
きるため、印字リボンの寿命を長くすることができ、且
つ、不良カードの発行を極力少くできる経済性を発揮で
きると共に、印字濃度が薄くなると印字リボンの交換を
促す警告を行い、更に、印字濃度が合格下限値を下回る
と印字リボンの交換を指示する警告を行うため、常に良
品のタイムカードを作成して発行できる利点を発揮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイムカード発行機能付きタイム
レコーダの内部構造を説明した正面図である。
【図2】本発明の電気的構成を説明したブロック図であ
る。
【図3】高密度印字の例を説明した説明図である。
【図4】印字濃度の基準とその推移を説明した線図であ
る。
【図5】本発明によって発行されたタイムカードの一例
を示した一部破断断面図である。
【図6】請求項1と2に記載した発明によるカード発
行の処理手順を説明したフローチャートである。
【図7】本発明の全体を説明した構成図である。
【符号の説明】
1 タイムレコーダ 5 カード搬送モータ 8A 識別コード読取りセンサ 9 プリンタ 11 プリンタ用モータ TC タイムカード T5 識別コード
フロントページの続き (72)発明者 坂井 敏也 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 (72)発明者 野中 義浩 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−303290(JP,A) 特開 昭63−203339(JP,A) 実開 平5−75870(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 1/00 - 15/00 B41J 29/00 - 29/70 B41J 3/24 - 3/58 B41J 17/00 - 17/42 B41J 27/00 - 27/22 B41J 31/00 - 35/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差込まれたタイムカードから識別情報を
    読取って出退勤データを収集する出退勤データ収集機能
    と、タイムカードに氏名等の文字情報と識別情報を印字
    して発行するタイムカード発行機能とを備えたタイムレ
    コーダに於いて、 タイムカードに対して識別情報を印字した後に、この識
    別情報を読取ってその印字濃度の合否を判定する印字濃
    度判定手段と、判定の結果が予め定めた合格注意値と合
    格下限値の間の注意領域である場合に、印字リボン交換
    の注意を促し、且つ、次回のカード発行時からタイムカ
    ード上に印字される識別情報の印字密度を高めるための
    高密度印字フラグをONする注意喚起手段と、判定の結
    果が上記の合格注意値以上の場合、及び、この合格注意
    値と合格下限値の間の注意領域である場合に、タイムカ
    ードを合格としたものとして発行するタイムカード発行
    手段と、判定の結果が合格下限値を下回った場合に、不
    合格を知らせ、且つ、印字リボンの交換を指示する不合
    格告知手段とを備えて成ることを特徴とするタイムカー
    ド発行機能付きタイムレコーダ。
  2. 【請求項2】 差込まれたタイムカードに識別情報を印
    字するに当って、高密度印字フラグが確認された場合
    に、識別情報を印字密度を高めて印字する高密度印字手
    段と、この高密度印字された識別情報の印字濃度の合否
    を判定する高密度印字濃度判定手段と、判定の結果が予
    め定めた合格注意値以上の場合に、上記の高密度印字フ
    ラグをOFFにする印字フラグOFF手段と、判定結果
    が上記合格注意値以上の場合と、この合格注意値と合格
    下限値の間の注意領域である場合に、タイムカードを合
    格したものとして発行するタイムカード発行手段と、判
    定の結果が合格下限値を下回った場合に、不合格を知ら
    せ、且つ、印字リボンの交換を指示する不合格告知とを
    備えて成ることを特徴とする請求項1に記載のタイムカ
    ード発行機能付きタイムレコーダ。
  3. 【請求項3】 タイムカードに対して識別情報を高密度
    で印字する高密度印字手段が、一度印字を行った後に、
    同一タイムカードの同一箇所に同一の識別情報を同一ポ
    イントに2度打ちする2度打ち手段であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のタイムカード発行機能付き
    タイムレコーダ。
  4. 【請求項4】 タイムカードに対して識別情報を高密度
    で印字する高密度印字手段が、同一タイムカードの同一
    箇所に同一の識別情報を縦横いずれかの方向、又は、縦
    横両方向に夫々半ピッチずつ位置をずらしながら印字す
    る半ピッチ印字手段であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のタイムカード発行機能付きタイムレコー
    ダ。
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