JPH0631479Y2 - 回転型多色現像装置 - Google Patents
回転型多色現像装置Info
- Publication number
- JPH0631479Y2 JPH0631479Y2 JP1986108874U JP10887486U JPH0631479Y2 JP H0631479 Y2 JPH0631479 Y2 JP H0631479Y2 JP 1986108874 U JP1986108874 U JP 1986108874U JP 10887486 U JP10887486 U JP 10887486U JP H0631479 Y2 JPH0631479 Y2 JP H0631479Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing
- toner
- port
- rotary
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Color Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、現像装置に係り、特に、カラー電子写真複写
機等の各種画像形成装置に適用しうる回転型多色現像装
置に関する。
機等の各種画像形成装置に適用しうる回転型多色現像装
置に関する。
(従来技術) カラー電子写真複写機等においては、原稿を赤、緑、青
の3色に色分解して各色に対応する光像を各色の補色で
あるシアン、マゼンタ、イエローあるいはブラックの各
トナーで各別に現像する。このため、現像器を複数個必
要とする。この場合、各現像器をそれぞれ別個独立に構
成して潜像担持体の周辺に並設することは装置が大型化
してしまう。
の3色に色分解して各色に対応する光像を各色の補色で
あるシアン、マゼンタ、イエローあるいはブラックの各
トナーで各別に現像する。このため、現像器を複数個必
要とする。この場合、各現像器をそれぞれ別個独立に構
成して潜像担持体の周辺に並設することは装置が大型化
してしまう。
そこで、順次異なる色のトナーを静電潜像に供給して多
色現像を行なうようにした回転型多色現像装置が提案さ
れている。このような回転型多色現像装置では、静電潜
像に近接して現像ドラムが回転自在に設けられるととも
に、この現像ドラムの内側には、半径方向に複数に仕切
られてなる複数の現像室が形成されており、これらの各
現像室に現像口および現像手段が設けられている。
色現像を行なうようにした回転型多色現像装置が提案さ
れている。このような回転型多色現像装置では、静電潜
像に近接して現像ドラムが回転自在に設けられるととも
に、この現像ドラムの内側には、半径方向に複数に仕切
られてなる複数の現像室が形成されており、これらの各
現像室に現像口および現像手段が設けられている。
しかし、この回転型多色現像装置は、小型化には極めて
有効であるが、現像に供しない現像口からトナーが漏泄
したり飛散したりすることが多いという問題がある。す
なわち、多重画像を形成すべく現像ドラムが回転される
場合において、各現像口が下方に向けられることがあ
る。現像口が下方に向けられると、重力、回転遠心力あ
るいは回転振動さらには空気流の発生によって、現像室
内に蓄えられていたトナーが、現像口から外部に流出落
下してしまうことがある。そして、漏泄あるいは飛散し
たトナーが光学部品に付着すると、光学特性を著しく損
い、画質の劣化を招来してしまう。また、電気部品にト
ナーが付着すると、短絡を生じ、誤動作の原因となる。
さらに、飛散したトナーが、機械部品の摺動部に付着す
ると、部品の摩耗が著しく促進され、機械の耐久性を低
下させることになる。しかも、カラー現像の場合におい
ては、各色トナーの漏泄あるいは飛散によって各色トナ
ーどうしが混じり合ってしまうことになると、画像色が
正規に出されなくなってしまうという問題がある。
有効であるが、現像に供しない現像口からトナーが漏泄
したり飛散したりすることが多いという問題がある。す
なわち、多重画像を形成すべく現像ドラムが回転される
場合において、各現像口が下方に向けられることがあ
る。現像口が下方に向けられると、重力、回転遠心力あ
るいは回転振動さらには空気流の発生によって、現像室
内に蓄えられていたトナーが、現像口から外部に流出落
下してしまうことがある。そして、漏泄あるいは飛散し
たトナーが光学部品に付着すると、光学特性を著しく損
い、画質の劣化を招来してしまう。また、電気部品にト
ナーが付着すると、短絡を生じ、誤動作の原因となる。
さらに、飛散したトナーが、機械部品の摺動部に付着す
ると、部品の摩耗が著しく促進され、機械の耐久性を低
下させることになる。しかも、カラー現像の場合におい
ては、各色トナーの漏泄あるいは飛散によって各色トナ
ーどうしが混じり合ってしまうことになると、画像色が
正規に出されなくなってしまうという問題がある。
(目的) そこで本考案は、現像口からのトナーの漏泄および飛散
を簡易な構造で確実に防止することができるようにした
回転型多色現像装置を提供することを目的とする。
を簡易な構造で確実に防止することができるようにした
回転型多色現像装置を提供することを目的とする。
(構成) 上記目的を達成するため、本考案による回転型多色現像
装置は、現像口形成部分に、該現像口から流出落下され
るトナーを受けるように、樋状のトナー受けを設置し、
このトナー受けに、トナーの流動性を促進する振動付与
手段を付設し、回転型現像ドラムの回転に伴なって、ト
ナー受けが、現像ローラの上方にその位置を占めたとき
に、現像ローラ上にトナーを流下させ、且つ、現像ロー
ラによって流下トナーを現像室内に戻すことを特徴とし
ている。
装置は、現像口形成部分に、該現像口から流出落下され
るトナーを受けるように、樋状のトナー受けを設置し、
このトナー受けに、トナーの流動性を促進する振動付与
手段を付設し、回転型現像ドラムの回転に伴なって、ト
ナー受けが、現像ローラの上方にその位置を占めたとき
に、現像ローラ上にトナーを流下させ、且つ、現像ロー
ラによって流下トナーを現像室内に戻すことを特徴とし
ている。
このような構成からなる回転型多色現像装置において
は、現像口が下方に向かって開口する位置に現像ドラム
が回動されるときに、現像口からトナーが流出落下され
ようとすると、この落下トナーは、トナー受けにより受
け止められ、トナーの外部漏泄および外部飛散が防止さ
れ、しかも、トナー受けが、現像ローラの上方にその位
置を占めたときに、振動付与手段により、現像ローラ上
にトナーを流下させ、現像ローラによって流下トナーを
現像室内に戻すようになっている。
は、現像口が下方に向かって開口する位置に現像ドラム
が回動されるときに、現像口からトナーが流出落下され
ようとすると、この落下トナーは、トナー受けにより受
け止められ、トナーの外部漏泄および外部飛散が防止さ
れ、しかも、トナー受けが、現像ローラの上方にその位
置を占めたときに、振動付与手段により、現像ローラ上
にトナーを流下させ、現像ローラによって流下トナーを
現像室内に戻すようになっている。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第6図は、1成分非磁性トナーを使用する回転型多色現
像装置を示している。その主要部を構成する現像ドラム
1は、図示を省略したケース内にて回転自在に支持され
ている。ケースには、細長矩形状の窓が開口されてお
り、この窓からは、現像ドラム1の一部が現われるよう
になされている。すなわち、現像ドラム1の内側は、複
数の現像室に仕切られていて、各現像室には現像手段と
しての現像ローラがそれぞれ設けられている。そして、
該現像ドラム1の回転に応じて各色トナーが付着された
現像ローラが順次窓に現われて感光体ドラム上の静電潜
像を可視化するようになっている。
像装置を示している。その主要部を構成する現像ドラム
1は、図示を省略したケース内にて回転自在に支持され
ている。ケースには、細長矩形状の窓が開口されてお
り、この窓からは、現像ドラム1の一部が現われるよう
になされている。すなわち、現像ドラム1の内側は、複
数の現像室に仕切られていて、各現像室には現像手段と
しての現像ローラがそれぞれ設けられている。そして、
該現像ドラム1の回転に応じて各色トナーが付着された
現像ローラが順次窓に現われて感光体ドラム上の静電潜
像を可視化するようになっている。
現像ドラム1およびその周辺について詳しく説明する
と、現像ドラム1は、静電潜像担持体としての感光体ド
ラム2に近接して設けられている。この現像ドラム1
は、回転軸3に対して着脱自在にカートリッジ式にて嵌
着されている。上記回転軸3は、別設のモータ回転軸と
結合されており、モータの駆動に従って現像ドラム1が
回転されるようになされている。
と、現像ドラム1は、静電潜像担持体としての感光体ド
ラム2に近接して設けられている。この現像ドラム1
は、回転軸3に対して着脱自在にカートリッジ式にて嵌
着されている。上記回転軸3は、別設のモータ回転軸と
結合されており、モータの駆動に従って現像ドラム1が
回転されるようになされている。
現像ドラム1の内側は、半径方向に放射状に延びる仕切
り板P1,P2,P3,P4により円周方向上、等分に
4つの現像室1Y,1M,1C,1Bに仕切られてい
る。上記各現像室1Y,1M,1C,1Bは、軸方向に
長い空間により形成されている。そして、図中、時計回
りの順に、現像室1YにはイエロートナーTY、現像室
1MにはマゼンタトナーTM、現像室1Cにはシアント
ナーTC、現像室1BにはブラックトナーTBの各色現
像用のトナーが収容されるものとする。
り板P1,P2,P3,P4により円周方向上、等分に
4つの現像室1Y,1M,1C,1Bに仕切られてい
る。上記各現像室1Y,1M,1C,1Bは、軸方向に
長い空間により形成されている。そして、図中、時計回
りの順に、現像室1YにはイエロートナーTY、現像室
1MにはマゼンタトナーTM、現像室1Cにはシアント
ナーTC、現像室1BにはブラックトナーTBの各色現
像用のトナーが収容されるものとする。
たとえば、第6図に示すように、感光体ドラム2に対向
して現像プロセス態位にある現像室1Yには、現像ドラ
ム1の周面に相当する部分に、軸方向に長いスリット状
の現像口1Y1が形成されている。そして、この現像口
1Y1を内側から塞ぐような態様でトナー担持体として
の現像ローラ4Yが、現像ドラム1に軸支されている。
して現像プロセス態位にある現像室1Yには、現像ドラ
ム1の周面に相当する部分に、軸方向に長いスリット状
の現像口1Y1が形成されている。そして、この現像口
1Y1を内側から塞ぐような態様でトナー担持体として
の現像ローラ4Yが、現像ドラム1に軸支されている。
この現像ローラ4Yは、上記感光体ドラム2に接触ある
いは近接して配置されている。
いは近接して配置されている。
また、特に第1図に示すように、現像ローラ4Yにトナ
ーを供給するトナー供給ローラ5Yが上記現像ローラ4
Yに接触するようにして設けられるとともに、現像ロー
ラ4Y上に付着されたトナーを均一薄層化および摩擦帯
電せしめるトナー規制ブレード6Yが、上記現像ローラ
4Yに圧接するようにして設置されている。さらに、上
記トナー供給ローラ5Yの後方には、トナーを攪拌ある
いは搬送せしめるアジテータ7Yが配設されている。
ーを供給するトナー供給ローラ5Yが上記現像ローラ4
Yに接触するようにして設けられるとともに、現像ロー
ラ4Y上に付着されたトナーを均一薄層化および摩擦帯
電せしめるトナー規制ブレード6Yが、上記現像ローラ
4Yに圧接するようにして設置されている。さらに、上
記トナー供給ローラ5Yの後方には、トナーを攪拌ある
いは搬送せしめるアジテータ7Yが配設されている。
さらに、前記現像口1Y1の開口縁部には、トナー受け
8Yが設置されている。このトナー受け8Yは、軸方向
に延在する横断面コ字状の樋状体から形成されており、
上記現像口1Y1のトナー流出領域すなわち現像ローラ
4Yと現像口1Y1との隙間部分近傍に設けられてい
る。このトナー受け8Yを構成する樋状体の開口部は、
上記現像口1Y1側に向けられており、現像口1Y1の
トナー流出領域を外部から覆うようになされている。こ
れにより、現像口1Y1から流出するトナーが該トナー
受け8Y内に受け入れられるようになっている。
8Yが設置されている。このトナー受け8Yは、軸方向
に延在する横断面コ字状の樋状体から形成されており、
上記現像口1Y1のトナー流出領域すなわち現像ローラ
4Yと現像口1Y1との隙間部分近傍に設けられてい
る。このトナー受け8Yを構成する樋状体の開口部は、
上記現像口1Y1側に向けられており、現像口1Y1の
トナー流出領域を外部から覆うようになされている。こ
れにより、現像口1Y1から流出するトナーが該トナー
受け8Y内に受け入れられるようになっている。
さらに、上記トナー受け8Y内には、トナー粒子を加振
せしめる振動付与手段としてのピエゾ板9が設置されて
いる。このビエゾ板9は、前記トナー受け8Yの側壁部
に固定されており、電源回路11に接続されている。電
源回路11としては、交播バイアスを出力する機能を有
するものが採用されており、これによって、ピエゾ板9
に振動を発生させるようになっている。
せしめる振動付与手段としてのピエゾ板9が設置されて
いる。このビエゾ板9は、前記トナー受け8Yの側壁部
に固定されており、電源回路11に接続されている。電
源回路11としては、交播バイアスを出力する機能を有
するものが採用されており、これによって、ピエゾ板9
に振動を発生させるようになっている。
他の現像室1M,1C,1Bについても上記現像室1Y
内における構造と全く同様の構造になっている。そこ
で、上記他の各現像室1M,1C,1Bについて、その
構成部材を示す符号は、第6図中、現像室1Yについて
の各符号中の数字はかえずに文字YをM,C,Bにそれ
ぞれ置き代えて表現し、説明は省略する。
内における構造と全く同様の構造になっている。そこ
で、上記他の各現像室1M,1C,1Bについて、その
構成部材を示す符号は、第6図中、現像室1Yについて
の各符号中の数字はかえずに文字YをM,C,Bにそれ
ぞれ置き代えて表現し、説明は省略する。
このような実施例における回転型現像装置では、第6図
の状態で、現像室1Y内に蓄えられたイエロートナー
は、アジテータ7Yによってトナー供給ローラ5Yに送
られ、さらに、このトナー供給ローラ5Yの回転によっ
てイエロートナーが現像ローラ4Y側に摩擦帯電されな
がら付着される。現像ローラ4Y上のイエロートナー
は、トナー規制ブレード6Yにより、均一薄層化されな
がら所定の極性に摩擦帯電され、現像部に送られてい
く。現像部では、感光対ドラム2上の静電潜像がイエロ
ートナーにより可視化される。
の状態で、現像室1Y内に蓄えられたイエロートナー
は、アジテータ7Yによってトナー供給ローラ5Yに送
られ、さらに、このトナー供給ローラ5Yの回転によっ
てイエロートナーが現像ローラ4Y側に摩擦帯電されな
がら付着される。現像ローラ4Y上のイエロートナー
は、トナー規制ブレード6Yにより、均一薄層化されな
がら所定の極性に摩擦帯電され、現像部に送られてい
く。現像部では、感光対ドラム2上の静電潜像がイエロ
ートナーにより可視化される。
他の色のトナーすなわちマゼンタトナーTM、シアント
ナーTC、ブラックトナーTBで現像を行なう場合に
は、現像ドラム1を所定量ずつ間欠的に回動させ、各現
像室を順次、感光体ドラム2と対向する現像プロセス位
置に置きながら現像を行なう。その際の回動量の制御
は、回転駆動軸3に設けたロータリーエンコーダーとホ
トカプラー(共に図示しない)との組み合せを利用す
る。
ナーTC、ブラックトナーTBで現像を行なう場合に
は、現像ドラム1を所定量ずつ間欠的に回動させ、各現
像室を順次、感光体ドラム2と対向する現像プロセス位
置に置きながら現像を行なう。その際の回動量の制御
は、回転駆動軸3に設けたロータリーエンコーダーとホ
トカプラー(共に図示しない)との組み合せを利用す
る。
この回動時において、例えば現像室の現像口1Y1が、
第2図(a)に示すように、下方側に向かって開口する
位置に搬送されたときには、現像室1Y内のトナーは、
現像口1Y1を通って下方に落下しようとする。この落
下トナーは、トナー受け8Y内に受入れられ、外部流出
が防止される。
第2図(a)に示すように、下方側に向かって開口する
位置に搬送されたときには、現像室1Y内のトナーは、
現像口1Y1を通って下方に落下しようとする。この落
下トナーは、トナー受け8Y内に受入れられ、外部流出
が防止される。
さらに、現像口1Y1が、第2図(b)に示すように、
水平位置に搬送されたときには、ピエゾ板9に対して電
源回路11から電流を供給し、トナー受け8Y内のトナ
ー粒子に振動を与える。これにより、トナー受け8Y内
のトナーが、現像ローラ4Y上に落され、トナーが再び
元の現像室1Y内に戻される。この場合、各現像ローラ
を第2図矢印方向に回転させるように設定しておけば、
トナーの戻し作用を良好に行なわせることができる。ま
た、他の現像室1M,1C,1Bにおいても、全く同様
な作用・機能が行なわれる。
水平位置に搬送されたときには、ピエゾ板9に対して電
源回路11から電流を供給し、トナー受け8Y内のトナ
ー粒子に振動を与える。これにより、トナー受け8Y内
のトナーが、現像ローラ4Y上に落され、トナーが再び
元の現像室1Y内に戻される。この場合、各現像ローラ
を第2図矢印方向に回転させるように設定しておけば、
トナーの戻し作用を良好に行なわせることができる。ま
た、他の現像室1M,1C,1Bにおいても、全く同様
な作用・機能が行なわれる。
なお、上述のように、ピエゾ板9は、トナーを現像ロー
ラ上に落下させる場合にのみ作動させることが好ましい
が、常時作動させるようにしてもよい。
ラ上に落下させる場合にのみ作動させることが好ましい
が、常時作動させるようにしてもよい。
さらに、第3図に示す実施例においては、振動付与手段
として、加振カムが採用されている。この加振カム12
は、トナー受け8Yの外表面に接触するように配設され
ており、回転時にトナー受け8Yを上下方向に往復振動
させるようになっている。この場合、トナー受け8Yを
弾性部材から形成しておけば、より良好に振動を行なわ
せることができる。
として、加振カムが採用されている。この加振カム12
は、トナー受け8Yの外表面に接触するように配設され
ており、回転時にトナー受け8Yを上下方向に往復振動
させるようになっている。この場合、トナー受け8Yを
弾性部材から形成しておけば、より良好に振動を行なわ
せることができる。
また、図中、符号13は、現像ローラ上に残留する電荷
を除去せしめる除電ブラシを示している。この除電ブラ
シ13は、トナー受け8Yの先端部分から現像ローラ5
Y側に向かって延出するように設けられている。このた
め、この除電ブラシ13上にトナーが堆積し易くなる。
を除去せしめる除電ブラシを示している。この除電ブラ
シ13は、トナー受け8Yの先端部分から現像ローラ5
Y側に向かって延出するように設けられている。このた
め、この除電ブラシ13上にトナーが堆積し易くなる。
そこで本実施例では、第4図のように、各除電ブラシ1
3の穂どうしの間に所定の隙間を設けたり(第4図
(a))、ブラシをスクリーン状にして、各スクリーン
の目からトナーを掻き落すようにしたり(第4図
(b))している。
3の穂どうしの間に所定の隙間を設けたり(第4図
(a))、ブラシをスクリーン状にして、各スクリーン
の目からトナーを掻き落すようにしたり(第4図
(b))している。
さらに、トナー受けは、第5図(a)のように、横断面
レ字状の樋状体から形成してもよいし、第5図(b)の
ように、横断面釣り針状の樋状体から形成してもよく、
その他種々の横断面形状になすこともできる。この場合
のトナー受けの条件としては、現像口が下方に向かって
開口するように位置されたときには、トナーを受けるよ
うに開口されるとともに、該トナー受け内のトナーが、
トナー受けからこぼれ出すように位置されたときには、
流出トナーが現像室内に戻されるような形状になすこと
である。
レ字状の樋状体から形成してもよいし、第5図(b)の
ように、横断面釣り針状の樋状体から形成してもよく、
その他種々の横断面形状になすこともできる。この場合
のトナー受けの条件としては、現像口が下方に向かって
開口するように位置されたときには、トナーを受けるよ
うに開口されるとともに、該トナー受け内のトナーが、
トナー受けからこぼれ出すように位置されたときには、
流出トナーが現像室内に戻されるような形状になすこと
である。
なお、本実施例は、1成分現像剤を用いる現像装置につ
いてのものであるが、本考案は、2成分現像剤を用いる
現像装置にも適用することができる。
いてのものであるが、本考案は、2成分現像剤を用いる
現像装置にも適用することができる。
(効果) 以上述べたように、本考案による回転型多色現像装置
は、現像口に流出トナーを受けるトナー受けを設置し、
このトナー受けにトナーの流動性を促進する振動付与手
段を付設し、回転型現像ドラムの回転に伴なって、トナ
ー受けが、現像ローラの上方にその位置を占めたとき
に、現像ローラ上にトナーを流下させ、且つ、現像ロー
ラによって流下トナーを現像室内に戻すから、トナーの
外部漏泄及び外部飛散を防止することができ、画像品質
の安定化を図ることができるばかりでなく、トナー受け
に溜ったトナーを再び効率よく現像室へ戻すことができ
トナーを再使用することによりトナーの節約と、現像装
置の信頼性を高めることができる。
は、現像口に流出トナーを受けるトナー受けを設置し、
このトナー受けにトナーの流動性を促進する振動付与手
段を付設し、回転型現像ドラムの回転に伴なって、トナ
ー受けが、現像ローラの上方にその位置を占めたとき
に、現像ローラ上にトナーを流下させ、且つ、現像ロー
ラによって流下トナーを現像室内に戻すから、トナーの
外部漏泄及び外部飛散を防止することができ、画像品質
の安定化を図ることができるばかりでなく、トナー受け
に溜ったトナーを再び効率よく現像室へ戻すことができ
トナーを再使用することによりトナーの節約と、現像装
置の信頼性を高めることができる。
第1図は本考案の一実施例における回転型多色現像装置
の部分拡大縦断面図、第2図(a),(b)はその作用
図、第3図は本考案の他の実施例における回転型多色現
像装置の部分拡大縦断面、第4図(a)および(b)は
第3図中の除電ブラシ部分の拡大側面図および拡大平面
図、第5図(a),(b)はトナー受けの他の実施例を
表わした説明的縦断面図、第6図は多色現像装置の全体
縦断面図である。 1……現像ドラム、2……感光体ドラム、4Y,4M,
4C,4B……現像ローラ、8Y,8M,8C,8B…
…トナー受け、9……ピエゾ板、12……加振カム。
の部分拡大縦断面図、第2図(a),(b)はその作用
図、第3図は本考案の他の実施例における回転型多色現
像装置の部分拡大縦断面、第4図(a)および(b)は
第3図中の除電ブラシ部分の拡大側面図および拡大平面
図、第5図(a),(b)はトナー受けの他の実施例を
表わした説明的縦断面図、第6図は多色現像装置の全体
縦断面図である。 1……現像ドラム、2……感光体ドラム、4Y,4M,
4C,4B……現像ローラ、8Y,8M,8C,8B…
…トナー受け、9……ピエゾ板、12……加振カム。
Claims (1)
- 【請求項1】潜像担持体に近接配置された回転型現像ド
ラムの内側を、円周方向に複数に仕切って複数の現像室
を形成し、これらの各現像室に、現像口と、この現像口
から一部を露呈させた現像ローラとを有し、上記現像口
形成部分に、上記回転型現像ドラムに一体的に形成され
ていて、上記現像口から流出落下するトナーを受ける樋
状のトナー受けを設けてなる回転型多色現像装置におい
て、 上記トナー受けに、トナーの流動性を促進する振動付与
手段を付設し、上記回転型現像ドラムの回転に伴なっ
て、上記トナー受けが、上記現像ローラの上方にその位
置を占めたときに、上記現像ローラ上にトナーを流下さ
せ、且つ、現像ローラによって流下トナーを現像室内に
戻すことを特徴とする回転型多色現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986108874U JPH0631479Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 回転型多色現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986108874U JPH0631479Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 回転型多色現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6319847U JPS6319847U (ja) | 1988-02-09 |
JPH0631479Y2 true JPH0631479Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=30986469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986108874U Expired - Lifetime JPH0631479Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 回転型多色現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631479Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520579A (en) * | 1978-08-01 | 1980-02-14 | Shinko Seisakusho:Kk | Character board for chinese character keyboard |
JPS58172660A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-11 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1986
- 1986-07-16 JP JP1986108874U patent/JPH0631479Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520579A (en) * | 1978-08-01 | 1980-02-14 | Shinko Seisakusho:Kk | Character board for chinese character keyboard |
JPS58172660A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-11 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6319847U (ja) | 1988-02-09 |
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