JPS6247074A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電子写真複写プロセス等で使用される現像装置
に関するものである。

（従来の技術及びその問題点） 従来、前記現像装置としては種々の形態のものが提供さ
れており、磁性キャリアとトナーとからなる二成分系現
像剤を現像スリーブの周面に沿って搬送するものが一般
的である。そして、この種の現像装置では、外周部にＮ
極、Ｓ極を周方向に順次着磁した磁気ローラを現像スリ
ーブに内臓し、この磁気ローラの磁力にて現像剤を刷子
状に現像スリーブ周面に吸着するとともに、磁気ローラ
の回転による磁界の移動にて刷子状の現像剤を攪拌しつ
つ一方向に搬送している。

しかしながら、磁気ローラの回転に基づいて現像剤を搬
送しようとすると、磁気ローラをかなり高速で回転させ
る必要があり、現像装置の駆動系に係る負担が増大し、
近年の傾向である複写機の、小型、軽量、コンパクト化
に逆行することとなる。

そのため、現像スリーブ内の磁石を固定し、現像スリー
ブのみを回転させて現像剤を搬送する方法が提案されて
いるが、これては、絶縁性トナーは現像スリーブに供給
されてから現像領域に至るまでの短距離間でいかにして
効率よく磁性キャリアと混合、攪拌して現像に適するま
での帯電位を向」ニさせるかが問題となっていた。

（間麗点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、
現像スリーブの周面上に磁気吸着されている磁性キャリ
アに対して絶縁性トナーを供給することにより、現像ス
リーブ周面上において磁性キャリアと絶縁性トナーとの
混合物からなる磁性現像剤を調整し、この磁性現像剤を
用いて静電潜像を現像する形態の現像装置であって、ト
ナー供給部と現像領域間で前記現像スリーブ近傍に、現
像剤の攪拌性の向上を図るため、内部に回転駆動するマ
グネットローラを有する攪拌スリーブを設けたしのであ
る。

（実施例） 以下、本発明を一実施例である図面に基づいて説明する
。

第１図において、（１）は感光体ドラムで、この感光体
ドラム（りは図中時計回り方向（矢印ａ方向）に回転駆
動可能としてあり、その側部には現像装置（２）が付設
されている。

現像装置（２）は、現像器（３）と、該現像器（３）の
背部に着脱自在に取り付けられたトナー収容槽（４）と
から構成されている。

現像器（３）は、概略、ケーシング（５）内に現像スリ
ーブ（６）と攪拌スリーブ（８）とを設けたもので、現
像スリーブ（６）は、図中反時計回り方向（矢印す方向
）に回転駆動可能としてあり、攪拌スリーブ（８）との
対向部を除き外周部にＳ極、Ｎ極を周方向に順次着磁し
た磁気ローラ（７）を固定状態に収納し、ケーシング（
５）の開口部に感光体ドラム（１）に対向して設置され
ている。

攪拌スリーブ（８）は、外周部にＳ極、Ｎ極を周方向に
順次着磁され、時計回り方向（矢印Ｃ方向）に回転駆動
可能なマグネットローラ（９）を収納し、攪拌スリーブ
（８）自身は反時計回り方向（矢印ｄ方向）に回転駆動
可能としてあり、この攪拌スリーブ（８）には回転方向
に向ってスクレーパ（１０）が軽圧接触し、攪拌スリー
ブ（８）に付着した現像剤を掻き落とすようにしである
。

なお、攪拌スリーブ（８）の周速は１．現像スリーブ（
６）のそれよりも速く設定されており、これら両スリー
ブの間隔は０．５〜１　、０＋ｎ＋ｎとしである。

また、ケーシング（５）の上部には下記するトナー収容
槽（４）の回転軸（４２）が係合する軸受部（ｌｌ）が
形成され、下部にはトナー収容槽（４）の受は台（１２
）が形成されている。

トナー収容槽（４）は、外部をトナー収容槽本体（４１
）と！（４４）とから構成され、内部に絶縁性トナーを
収納したもので、本体（４Ｉ）の上部で現像器（３）側
には前記軸受部（１１）に回転可能に係合する回転軸（
４２）が形成されている。

、なお、前記絶縁性トナーとしては、磁°性のものある
いは非磁性のもの、゛いずれも使用することができる。

また、本体（４１）の現像器（３）側の下部には開口部
（４８）が形成されており、この開口部（４８）にはト
ナー供給ローラ（４５）、ブレード（４６）およびシー
ル部材（４７）が取り付けである。

トナー供給ローラ（４５）は導電性非磁性体、例えば、
アルミニウムからなり、その表面にはブラスト処理ある
いはローレット加工にて５０μｍ程度の微小凹部が形′
成され、現像スリーブ（６）と同期して回転可能としで
ある。

ブレード（４６）は開口部（４８）上部にトナー収容槽
（４）の内側に向って突出状態に取り付けられ、トナー
供給ローラ（４５）の表面に接触し、トナー供給ローラ
（４５）によって搬送される余分なトナーを掻き落とす
ようにしである。そして、シール部材（４７）は、開口
部（４８）下部に取り付けられ、トナー供給ローラ（４
５）の回転方向に沿って軽圧接触し、本体（４１）内の
トナーが流出するのを防止している。

以上の構成からなる現像装置の動作について説明する。

まず、現像器（３）内に磁性キャリアと絶縁性トナーと
の混合物からなるスタータを、そして、トナー収容槽（
４）内に絶縁性トナーを装填する。

そして、この状態で現像装置（２）による現像が可能と
なる。

ここで、トナー収容槽（４）内に収容されているトナー
はトナー供給ローラ（４−５）周面の微小凹部に入り、
このトナー供給ローラ（４５）の矢印（ｅ）方向への回
転に基づいて同方向に搬送され、ブレード（４６）で余
分な付着トナーが掻き落とされて、現像スリーブ（６）
との対向部（トナー供給部（Ｂ））に至り、現像スリー
ブ（６）に対してトナーを定量供給する。

現像スリーブ（６）に供給されたトナーは、現像スリー
ブ（６）の周面に保持されているキャリアと混合されな
がら、その回転に基づいて矢印（ｒ）方向に搬送されて
、攪拌スリーブ（８）との対向部に至ると、磁気ローラ
（７）の攪拌スリーブ（８）との対向部は着磁されてい
ないため、現像剤は拘束力を失い、今度はマグネットロ
ーラ（９）の磁力に引かれて攪拌スリーブ（９）の表面
に吸着される。

このとき、攪拌スリーブ（８）の周速は現像スリーブ（
６）の周速よりも速く設定しであるため、これら両スリ
ーブの対向部に現像、剤が滞留することなく、スムーズ
に現像剤は攪拌スリーブ（８）の表面に保持される。

そして、現像剤は攪拌スリーブ（８）の周囲を矢印（Ｊ
）方向に混合攪拌されながら搬送されて、スクレーパ（
１０）に至ると攪拌スリーブ（８）上の現像剤は掻き落
とされて、現像スリーブ（６）に向かって落下し、再び
磁気ローラ（７）の磁力にて現像スリーブ（６）表面に
保持される。

さらに、現像剤は現像スリーブ（６）上で混合攪拌され
ながら磁気刷子を形成し、この磁気刷子は現像スリーブ
（６）と感光体ドラム（１）との対向部（現像領域（Ａ
））で感光体ドラム（１）の表面を摺擦し、図示しない
露光工程にて形成された表面上の静電潜像を現像して顕
像化する。

現像領域（Ａ）を通過した後、現像スリーブ（６）の周
面に残留する磁性現像剤はトナー供給ローラ（４５）と
の対向部に至り、ここで新たなトナーが供給された後、
再度現像に供される。

前記実施例では攪拌スリーブ（８）は回転駆動可能とし
たが、これに限らず、攪拌スリーブ（８）を固定してお
き、内部に収納したマグネットローラ（９）の回転のみ
で現像剤を矢印（ｆ）方向に搬送するようにしてもよい
。

ただし、前記実施例のように攪拌スリーブ（８）とマグ
ネットローラ（９）とを回転させて現像剤を搬送するよ
うにした場合、現像剤を効率良く攪拌することができる
ことは勿論である。

（発明の効果） 以上の説明で明らかなように、本発明にカカル現像装置
は、現像スリーブの周面上に磁気吸着されている磁性キ
ャリアに対して直接絶縁性トナーを供給することにより
、現像スリーブの周面上において磁性キャリアと絶縁性
トナーとの混合物からなる磁性現像剤を調整し、この磁
性現像剤を用いて静電潜像を現像する形態の現像装置で
あって、トナー供給部と現像領域間で前記現像スリーブ
近傍に、内部に回転駆動するマグネットローラを有する
攪拌スリーブを設けた構成としている。

これにより、トナーはトナー供給部から現像領域に搬送
される間に、現像スリーブのみならず攪拌スリーブ上に
おいてもキャリアと十分混合攪拌されること（、−よっ
て、帯電位の向上したトナーを感光体ドラム上に形成さ
れた静電潜像に供給することができ、濃度むら、ノイズ
、カブリのない鮮明な画像を得ることができる。

しかも、現像剤は現像器内を磁気ローラ、マグネットロ
ーラの磁力で拘束された状聾で搬送されるため、感光体
ドラムに対する現像装置の取り付は位置を比較的自由に
設定することができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる現像装置を示す断面図である。 ｌ・・・感光体ドラム、２・・・現像装置、３・・・現
像器、４・・トナー収容槽、５・・・ケーシング、６・
・・現像スリーブ、訃・・攪拌スリーブ、４！・・・ト
ナー収容槽本体、 ４５・・・トナー供給ローラ、４６・・ブレード、４７
・・・シール部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）現像スリーブと、現像スリーブの内部に設けられ
   ていると共に現像スリーブの周方向において複数に磁極
   を形成する磁石とを有し、現像スリーブの周面上に磁気
   吸着されている磁性キャリアに対して絶縁性トナーを供
   給することにより、現像スリーブの周面上において磁性
   キャリアと絶縁性トナーとの混合物からなる磁性現像剤
   を調整し、この磁性現像剤を用いて静電潜像を現像する
   形態の現像装置であって、トナー供給部と現像領域間で
   前記現像スリーブ近傍に、内部にマグネットローラを有
   する攪拌スリーブを設けたことを特徴とする現像装置。