JPH0631473Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0631473Y2
JPH0631473Y2 JP19697886U JP19697886U JPH0631473Y2 JP H0631473 Y2 JPH0631473 Y2 JP H0631473Y2 JP 19697886 U JP19697886 U JP 19697886U JP 19697886 U JP19697886 U JP 19697886U JP H0631473 Y2 JPH0631473 Y2 JP H0631473Y2
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opening
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JP19697886U
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政俊 丸山
隆雄 依藤
潔 太田
英之 鷺
茂樹 木村
光夫 林
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、画像形成部材の一部がユニット化され、装置
に対して着脱自在な画像形成装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
電子写真複写機、各種プリンタ等の画像形成装置の中に
は、画像形成部材の一部である感光体ドラムと現像器、
クリーナ等の他の消耗部材とを一体化し、装置本体にガ
イドを介して着脱可能に構成されたものがある。通常、
上述の様な構成の画像形成装置では、一体化された画像
形成部材(以下ユニットで表す)が寿命に達する毎に新
しいユニットに交換される。このユニットは装置本体の
所定位置に正しく固定する必要があり、その固定のため
の機構が設けられている。従って、ユニットの挿脱の際
には、繁雑な固定あるいは固定解除等の作業が必要であ
った。また、このような作業をなくすため、カバーの閉
成、開放に連動して固定や解除が行なわれる工夫等も成
されている。
しかしながら、カバーに連動するものは、通常カバーが
外装部品として樹脂等から形成されているため、ユニッ
トの固定や解除等に用いるのは強度が不足し、破損する
おそれがあった。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、カバーの閉成、開放
によりユニットの固定、解除が確実に行われ、かつカバ
ーに余分な力が加わらず特別な強度を必要としない画像
形成装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するために、画像形成に関与
する消耗部材をユニット化し装置本体に対して着脱可能
に設けた画像形成装置において、前記ユニットを着脱す
るための開口部と、該開口部を覆う開閉可能なカバー
と、前記ユニットを所定位置に押圧固定可能なストッパ
とを有し、該ストッパは装置本体に固設された支持部材
と、該支持部材上の第1の支点を中心として回動可能な
第1の回動部材と、前記支持部材上の第2の支点を中心
として回動可能な第2の回動部材と、第1の回動部材上
の第3の支点と第2の回動部材上の第4の支点を連結し
該第3及び第4の支点のそれぞれを中心として回動可能
な連結部材より構成され、前記第2の回動部材は前記ユ
ニットを押圧固定する固定部を備え、前記第1の回動部
材もしくは連結部材は前記カバーの開閉操作に連動する
ための連動部を有し、前記カバーの開閉時には前記固定
部が前記ユニットを押圧固定するとともに、前記第3の
支点は前記第1の支点と第4の支点を結ぶ線の線上かも
しくは該線よりも前記支持部材側に位置することを特徴
とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案の実施例について図面を参照しながら詳述す
る。
本実施例は本考案の画像形成装置として、記録装置の例
を説明するものであり、第2図(a)は記録装置の斜視
図、第2図(b)はカバーを開いた状態を示す記録装置の
斜視図である。
同図において、記録装置1はレーザービームプリンタ、
結晶プリンタ等の電子写真技術を応用した装置であり、
該装置本体2に装着された給紙カセット3内の記録紙に
画像を記録して排紙口4から排出し、この排出された記
録紙5を排紙トレイ6上に積載するものである。記録装
置1の正面上部には、操作用の表示部7が設けられ、こ
の表示部7の下側にはカバー8が設けられている。この
カバー8は、装置本体2側の正面側を形成するフレーム
2aに下部側のヒンジ9を中心として矢印A方向に回動
可能に取付けられており、第2図(b)に示す如く開放す
ることができる。上記記録装置1は、その装置本体2の
フレーム2aに、開口部2bが形成されており、この開
口部2bにユニット10を装着することにより記録動作
が可能となる。上記ユニット10は、図示しない感光体
ドラムと現像器、クリーナ等を一体として構成したもの
であり、該ユニット10が寿命に達する毎に一体として
新しいものに交換される構成である。また、上記開口部
2b近傍のフレーム2aには、装置の動作時にユニット
10が抜け出さないよう固定するためのストッパ11が
設けられている。
第1図(a)はカバー8を閉じた状態におけるストッパ1
1の構成を示す側面図、第1図(b)はカバー8を開く途
中の状態におけるストッパ11の構成を示す側面図、第
1図(c)はカバー8を完全に開いた状態におけるストッ
パ11の構成を示す側面図である。
ストッパ11は支持部材12と、回動部材としてのレバ
ー部材13及び14と、連結部材15等とから構成され
ている。支持部材12は、開口部2bの下側近傍のフレ
ーム2aに固定されており、該開口部2bから離れた位
置に第1支点を構成する軸16と、開口部2bから近い
位置に第2支点を構成する軸17とが設けられている。
レバー部材13は、ほぼく字形に曲折された板材から成
り、その一端部側が第1支点を構成する軸16に回動可
能に取付けられるとともに、途中の曲折部分には第3支
点を構成する軸18が設けられ、かつ他端部側は細長く
延出され連動部13aが形成されている。この連動部1
3aの端部は、カバー8の内面側に所定の距離を隔てて
一体的に立設された係合片8a及び8bの間に係入され
ている。また、連動部13aは、その端部と係合片8a
との間に圧縮コイルばね19が介装されており、該圧縮
コイルばね19により係合片8b側に付勢されている。
レバー部材14は、ほぼL字に曲折された板材14aの
端部に棒状の固定部14bをナット14cで取り付け、
全体としてコ字形に形成されている。固定部14bはナ
ット14cによりその長さが調製できるようになってい
る。レバー部材14の板材14aの端部は、第2支点を
構成する軸17に回動可能に取付けられ、かつ該板材1
4aの曲折部分には第4支点を構成する軸20が設けら
れている。連結部材15は、リンクプレート状に形成さ
れており、その一端側は第3支点を構成する軸18に、
他端部側は第4支点を構成する軸20に回動可能に連結
されている。すなわち、ストッパ11の支持部材12
と、レバー部材13及び14と、連結部材15は、軸1
6を第1支点、軸17を第2支点、軸18を第3支点、
軸20を第4支点とする4節のリンク機構を構成してい
る。このリンク機構は、第1図(a)に示す如くカバー8
を閉じた状態においては、レバー部材14の固定部14
bの先端部がユニット10の端面を押圧する位置にあ
り、かつこのとき第1支点近傍の支持部材12に設けら
れた係合部12aにレバー部材13が当接して停止す
る。この状態において、第3支点を構成する軸18の軸
芯は第1支点と第4支点の軸16と軸20の軸芯間を結
ぶ線の線上あるいはその線よりもやや支持部材12側に
位置するよう形成されており、またレバー部材13はこ
の状態を維持するよう圧縮コイルばね19により反時計
方向Bに付勢されるようになっている。次に、上記リン
ク機構は、第1図(c)に示す如くカバー8を時計方向C
に回動させ完全に開いた状態においては、レバー部材1
4がユニット10が抜け出せる位置まで回動し、かつ第
2支点近傍の支持部材12に設けられた係合部12bに
レバー部材14が当接して停止する。この状態におい
て、第4支点を構成する軸20の軸芯が第2支点と第3
支点の軸17と軸18の軸芯間を結ぶ線より支持部材1
2から離れた側に位置するため再びカバー8を閉じるこ
とができる。なお、カバー8は第1支点とほぼ同じ位置
に設けられたヒンジ9を中心に回動する。
以上の様な記録装置1において、新しいユニット10を
装着するときには、第1図(c)に示す如くカバー8を完
全に開いた状態にして、開口部2bにユニット10を押
し込む。カバー8を第1図(b)に示す如く反時計方向D
に回動させると、レバー部材13の連動部13aが係合
片8aと圧縮コイルばね19に押され連動し、第1図
(a)に示す如くレバー部材14の固定部14bの先端側
がユニット10に当接され、該ユニット10を押圧固定
する。なお、固定部14bはユニット10を適切な力で
押圧できるようナット14cで調整されている。この状
態では、レバー部材13が係合部12aに当接し停止し
ており、かつ圧縮コイルばね19によりレバー部材13
がB方向に付勢されその状態が維持される。また、第1
支点を構成する軸16と第4支点を構成する軸20の軸
芯間を結んだ線の線上またはその線よりもやや支持部材
12側に第3支点を構成する軸20が位置するため、ユ
ニット10が機外に抜け出る方向への反力(第1図(a)
で矢印Eで示す)によりレバー部材14が軸17を中心
として時計方向へのモーメントを受けるものの、上記リ
ンク機構によりレバー部材14は回動できず、ユニット
10は固定部14bにより矢印F方向に押圧され機内の
所定位置を保つ。カバー9はリンク機構とレバー部材1
3を介して連動するが、ユニット10からの押圧が直接
作用することがない。
次に、ユニット10を取り出すときには、カバー9を開
き時計方向Cに回動させると、レバー部材14の固定部
14bが時計方向Cに回動し、ユニット10が押圧から
解除され取り出すことができる。第1図(c)に示す如く
カバー8が完全に開いた状態においても、第4支点を構
成する軸20の位置が第2支点と第4支点を構成する軸
17と軸18の軸芯を結ぶ線より支持部材12から離れ
たところにあるため、カバー8を再び閉じることができ
る。
尚、本考案においては、リンク機構がユニット10を固
定したときに、少なくとも第3の支点が第1の支点と第
4の支点とを結ぶ線の線上(死点上)あるいはその線を
過ぎた支持部材12側に位置するように構成されていれ
ばよい。また、上記実施例ではレバー部材13の連動部
13aによりカバー8と連動するようにしているが、連
結部材15に連動部を設け、該連動部を介して連動させ
るようにしてもよい。更に、圧縮コイルばね19はユニ
ット10を固定押圧状態にあるとき、そのリンク機構を
維持するよう付勢するものであればよく実施例に限定さ
れない。
また、レバー部材13及び14は回動部材であればよ
く、かつリンクを構成する部材の形状、あるいはユニッ
トの構成は実施例に限定されない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、カバーの閉成、開
放に連動するリンク機構によりユニットを確実に押圧、
解除できるため、煩雑な作業を行う必要がなくなる。ま
た、カバーにはユニットが抜け出そうとする力が伝わら
ないため、カバー自体は特別な強度が必要なく安価で美
観にすぐれた樹脂製品等を使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例に関するものであっ
て、 第1図(a)はカバーを閉じた状態におけるストッパの構
成を示す側面図、 第1図(b)はカバーを開く途中の状態におけるストッパ
の構成を示す側面図、 第1図(c)はカバーを完全に開いた状態におけるストッ
パの構成を示す側面図、 第2図(a)は記録装置の斜視図、 第2図(b)はカバーを開いた状態の記録装置の斜視図で
ある。 1……記録装置、 2……装置本体、 2a……フレーム、 2b……開口部、 8……カバー、 8a、8b……係合片、 9……ヒンジ、 10……ユニット、 11……ストッパ、 12……支持部材、 13、14……レバー部材、 13a……連動部、 14b……固定部、 15……連結部材、 16、17、18、20……軸、 19……圧縮コイルばね.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 太田 潔 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (72)考案者 鷺 英之 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (72)考案者 木村 茂樹 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (72)考案者 林 光夫 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−194047(JP,A) 特開 昭60−114868(JP,A) 特開 昭61−267061(JP,A) 特開 昭60−17475(JP,A) 特開 昭62−127850(JP,A) 特開 昭62−163071(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成に関与する消耗部材をユニット化
    し装置本体に対して着脱可能に設けた画像形成装置にお
    いて、 前記ユニットを着脱するための開口部と、該開口部を覆
    う開閉可能なカバーと、前記ユニットを所定位置に押圧
    固定可能なストッパとを有し、該ストッパは装置本体に
    固設された支持部材と、該支持部材上の第1の支点を中
    心として回動可能な第1の回動部材と、前記支持部材上
    の第2の支点を中心として回動可能な第2の回動部材
    と、第1の回動部材上の第3の支点と第2の回動部材上
    の第4の支点を連結し該第3及び第4の支点のそれぞれ
    を中心として回動可能な連結部材より構成され、前記第
    2の回動部材は前記ユニットを押圧固定する固定部を備
    え、前記第1の回動部材もしくは連結部材は前記カバー
    の開閉操作に連動するための連動部を有し、前記カバー
    の閉成時には前記固定部が前記ユニットを押圧固定する
    とともに、前記第3の支点は前記第1の支点と第4の支
    点を結ぶ線の線上かもしくは該線よりも前記支持部材側
    に位置することを特徴とする画像形成装置。
JP19697886U 1986-12-22 1986-12-22 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0631473Y2 (ja)

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JP19697886U JPH0631473Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22 画像形成装置

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JPS63100736U JPS63100736U (ja) 1988-06-30
JPH0631473Y2 true JPH0631473Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=31156285

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2528634Y2 (ja) * 1989-10-18 1997-03-12 株式会社リコー 画像形成装置

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JPS63100736U (ja) 1988-06-30

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