JPH0535406Y2 - - Google Patents

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JPH0535406Y2
JPH0535406Y2 JP7942687U JP7942687U JPH0535406Y2 JP H0535406 Y2 JPH0535406 Y2 JP H0535406Y2 JP 7942687 U JP7942687 U JP 7942687U JP 7942687 U JP7942687 U JP 7942687U JP H0535406 Y2 JPH0535406 Y2 JP H0535406Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、複写機、液晶プリンタ、レーザビー
ムプリンタ等の画像形成装置に関し、特にその開
閉機構に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
一般に、複写機、プリンタ等の画像形成装置
は、修理、点検を容易とするため、装置本体を開
閉自在な第1及び第2の機体に分割する形式、例
えば上部機体が大きく開放する所謂ジエルオープ
ン形式のものが広く採用されている。第6図は、
これらの画像形成装置の中で転写紙の印字面を下
にして排出する所謂、フエイスダウン形式のプリ
ンタを示す構成図である。以下、添付図面に従つ
て、従来技術及びその問題点について述べる。
第6図で実線はプリンタ1の第1機体としての
上部機体1aが第2機体としての下部機体1bに
対して閉じた状態を示す構成図であり、二点鎖線
は、上部機体1aがヒンジ1cを中心に開いた状
態を示す構成図である。また、第6図において上
部機体1aの一部に設けられた開閉部2はヒンジ
3を中心に矢印a方向へ開放可能に設けられてい
る。このような構成のプリンタ1では、給紙カセ
ツト4から一枚づつ搬送された転写紙は公知の画
像形成プロセスにより記録情報が印字された後、
開閉部2内に配設された搬送ロールで上方へ搬送
され、印字面を下にされて排紙部へ排出される。
ここで、開閉部2はジヤムした転写紙等を取り
除く処理を行うため、ヒンジ3を中心に開放可能
に設けられている。この場合、開閉部2は、上部
機体1aが閉じている時に、a方向へ開放可能で
あると、何らかの拍子に解放してしまい危険であ
る。このため、上部機体の開放時、つまり装置の
運転が停止される所謂シエルオープン時にのみ開
放可能なように通常、ロツク機構が設けられてい
る。そして、従来の画像形成装置では、ロツク機
構の解除のためにプツシユロツドを下部機体から
上部機体まで連結して配設しなければならないた
め、そのためのスペースが余分に必要であつた。
また、プツシユロツドの代わりにギア機構を用い
た場合は、ロツドの代わりにギアを下部機体から
上部機体まで配設しなければならず、やはり余分
のスペースを必要とした。更に、上部機体の開放
と、ロツク機構の解除が連動していない構成のも
のでは、上部機体の開放後に、レバー操作を行い
機構を解除する必要があつた。このため、開閉の
ための操作性が劣るという問題点が存在した。
また、ロツク機構を操作するためのロツド部材
やギア機構が必要であるため、余分なスペースを
要すると共に部品点数が増大するという問題点が
存在した。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、画像形成装
置のシエル開閉機構が閉じている時は、開閉部を
開くことができず、シエル開閉機構の開成時に開
閉部を開いたままでは、閉成できない構成とした
画像形成装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するために、本体部
に対し開閉自在に軸支された開閉部を有する第1
機体と該第1機体を開閉自在に軸支する第2機体
とから成る画像形成装置において、前記第1機体
に設けられ、前記開閉部を前記本体部に対し閉位
置にロツクするロツク機構と、前記ロツク機構を
構成する一部材と係合し前記ロツクを解除する方
向に移動可能なロツク解除機構と、前記第2機体
に設けられ、前記ロツク機構を構成する一部材と
係合可能な突起部と、を備え、前記ロツク機構は
前記開閉部と前記本体部が非ロツク状態時に前記
突起部と係合して前記第1機体と第2機体との閉
動作を阻止することを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
詳述する。
第5図は、本考案の画像形成装置であるプリン
タを示す全体斜視図である。同図において、プリ
ンタ10は、第1機体である上部機体10aと第
2機体である下部機体10bとから構成されてお
り、図示しないヒンジ機構により開閉可能に設け
られている。11は、シエルオープンレバーであ
り、下方に押し下げることによりロツク機構が解
除され、上部機体10aを開く(シエルオープン
する)ことができる。下部機体10bの一側部に
は、メインスイツチ10cが設けられておりプリ
ンタ10全体の主要電源をON,OFFする。
また、プリンタ10の正面(操作側)には、操
作キー15が設けられており、プリント枚数、濃
度等の指定を行うとともに、トナーなし、ジヤム
等の表示が成される。プリンタ10の正面には、
用紙の収納されたカセツト12が着脱自在に設け
られており、後述する給紙機構により、画像形成
部に用紙を供給する。プリンタ10の上面には、
傾斜したフエイスダウン排出用のスタツカ14が
着脱可能に設けられており、操作部材をフエイス
ダウン排出に設定することにより、画像の形成さ
れた面を下にして排出することができる。
また、上部機体10aの一部に設けられた開閉
部13は、開閉部ロツクつまみ16を操作するこ
とにより上部機体本体部に対し開放することがで
きる。従つて、上部機体10aは上部機体本体部
と開閉部13とから構成されている。
第1図は、本考案の画像形成装置の一例を示す
プリンタの上部機体本体部と開閉部とのロツク機
構を示す要部斜視図、第2図、第3図は、本考案
の上記ロツク機構の動作を説明するための模式的
断面図である。開閉部13は、支持部17(図で
は手前側のみ示されている)で上部機体本体部の
図示しない軸に開閉自在に支障され、両端部に設
けられたロツク部18,18により係止可能に設
けられている。また、ロツク部18の係止穴18
aには、上部機体10aの一部に設けられたスト
ツパ19の先端に設けられた突部19aが係止可
能に配設されている。ストツパ19は、前記ロツ
ク部18に対応する左右両端位置の軸20上にビ
ス21で固着されている。また、該軸20は、上
部機体10aの側板22に回動自在に支承される
とともにバネ23で矢印A方向へ付勢されてい
る。ここで、バネ23の一端は、上部機体本体部
を構成する側板22の一部に穿設された掛止部2
2aに掛止されるとともに、軸20に巻回された
後、ストツパ19の上部に巻回されている。
従つて、軸20の左右両端に固着されたストツ
パ19,19は、軸20の回動運動と連動する。
また、ストツパ19の一方(第1図で手前側)に
は、外側に突片19bが立設されており、後述す
る開閉ロツクつまみ16の内部に設けられた係合
部37と当接し、上記ロツク機構を解除する働き
をする。また、軸20の一端(第1図中手前側)
にレバー部材24が固着されている。レバー部材
24の先端には、後述する突起部31の突部31
aと係合する凹部24aが設けられるとともに、
側板22に立設されたピンに25が中央部に穿設
された長穴26内に遊嵌されており、前記ピン2
5の先端に嵌着されたEリング27で抜け止めさ
れている。従つて、ロツク部18,18、ストツ
パ19,19、軸20、ビス21,21、側板2
2,22、バネ23、レバー部材24等で上記ロ
ツク機構が構成されている。
また、上部機体10aの側板22から切り起こ
された支片22bには、先の尖つた突起28が立
設されており、該突起28の周囲には、圧縮バネ
29が挿着されている。この突起28は、第1図
では、手前側のみしか図示しないが、実際には左
右両端に設けられており、後述する開閉部13に
立設された固定部38の係合穴38aと係合す
る。
また、下部機体10bの後端で、前述の上部機
体10aの軸支されたレバー部材24の下端に穿
設された凹部24aに対応した位置に突起部31
が固設されている。また、突起部31の上端部
は、先細りの突部31aが形成されており、レバ
ー部材24の凹部24aが対応位置に存在すると
きのみ上部機体10aは、開放することができ
る。
一方、開閉部13の内側には、定着工程を終了
した用紙を反転させる湾曲したターンガイド32
が複数個立設されており、図示しない搬送ロール
で搬送されてきた用紙を反転させて、フエイスダ
ウンFDで排出する。また、開閉部13の側部に
設けられた開閉ロツクつまみ16は、軸33で内
部の支持板34a,34bで回動自在に支承され
るとともに、軸33に巻回されたバネ35で矢印
B方向へ付勢されており、前記開閉ロツクつまみ
16から延設された係合部37がストツパ36と
当接して停止している。
従つて、開閉ロツクつまみ16は、バネ35の
付勢力に抗して、矢印C方向へのみ回動すること
ができる。開閉ロツクつまみ16を矢印C方向へ
回動すると、係合部37がストツパ19の突片1
9bを押し上げて係止穴18aに係合していたス
トツパ19を解除する。従つて、開閉ロツクつま
み16、軸33、支持板34a,34b、バネ3
5、ストツパ34、係合部37等でロツク解除機
構が構成されている。
また、開閉部13には、前述の上部機体10a
に設けられた突起28の係合する固定部38が固
着され、該固定部38の係合穴38aに係合する
ことにより開閉部13の閉時における取付を補強
している。
次に、以上のように構成された画像形成装置の
動作について説明する。第2図は、開閉部13が
閉じた状態を模式的に示す要部断面図である。図
に示す如く、ストツパ19は、ロツク部18に係
合しているため、該ストツパ19と同一の軸20
に固着された上記ロツク機構の一部であるレバー
部材24の凹部24aが突起部31の突部31a
に挿嵌されている。従つて、この時のみ上部機体
10aは、開放(シエルオープン)することがで
きる。
しかし、レバー部材24の凹部24aが突起部
31に挿嵌されているので、開閉ロツクつまみ1
6を廻すことはできない。従つて、上部機体10
aの閉時において、開閉部13は、上部機体本体
部に対して開放することができない。
第3図は、画像形成装置の上部機体10aが開
いた状態を示す要部断面図である。上部機体10
aが開放した状態では、レバー部材24と下部機
体10bに固着された突起部31との係合は解除
されるので開閉ロツクつまみ16は、第1図に示
す矢印C方向へ廻すことができる。開閉ロツクつ
まみ16回動されると一体的に設けられた係合部
37がストツパ19の外側に設けられた突片19
bを押し上げる。ストツパ19がロツク部18の
係止穴18aから外れると、開閉部13は突起2
8の外周に巻回された圧縮バネ29で開方向へ押
圧され開放する。第4図は、上部機体10a及び
開閉部13が開放された状態におけるレバー部材
24と突起部31との関係を示す模式図である。
図において、二点鎖線は、開閉部13が完全に開
いた状態を示し、実線は、開閉部13が不完全に
閉じた状態を示す。すなわち、開閉部13が完全
に開いた状態では、ストツパ19がバネ23によ
り反時計廻り方向に付勢され、従つてレバー部材
24が二点鎖線位置となり、開閉部13が不完全
に閉じた状態ではストツパ19の突部19aがロ
ツク部18の係止穴18a以外の部分に当接する
ためレバー部材24が実線位置となる。そして、
実線及び二点鎖線で示す状態においては、レバー
部材24の下端部が突起部31に当接するため、
上部機体10aを閉じることができない。つま
り、ストツパ19がロツク部18に完全にロツク
された状態においてのみレバー部材24の凹部2
4aが突起部31の突部31aと嵌合する位置に
ある。このように、本考案の画像形成装置によれ
ば、開閉部13を確実にロツクしないと、上部機
体10aを閉じることができない。また、上部機
体10aが閉じている時は、開閉部13の開閉操
作を行うことができない。従つて、画像形成装置
の誤動作、例えば、開閉部が不完全に閉じたま
ま、コピー動作を行つたりする虞れもない。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように、本考案の画像形
成装置によればシエルオープン機構の確実なロツ
クを行うことができる。また、本考案に適用され
た開閉機構によれば、開閉部を開いたままシエル
開閉機構を閉じることができず、シエル開閉機構
を閉じたままの状態で開閉部を開くことができな
い。従つて、誤動作を未然に防止することがで
き、従来のようにコピー動作中に開閉部を誤つて
開いてしまうこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の画像形成装置の上部機体本
体部と開閉部とのロツク機構を示す要部斜視図、
第2図、第3図は、本考案の画像形成装置の上部
機体本体部と開閉部とのロツク機構を説明するた
めの模式的断面図、第4図は、本考案の上部機体
本体部と開閉部とのロツク機構のレバー部材を示
す説明図、第5図は、本考案の画像形成装置を示
す全体斜視図、第6図は、従来の画像形成装置を
示す概略構成図である。 10……プリンタ、10a……上部機体、10
b……下部機体、11……シエルオープンレバ
ー、12……カセツト、13……開閉部、14…
…スタツカ、15……操作キー、16……開閉ロ
ツクつまみ、17……支持部、18……ロツク
部、18a……係止穴、19……ストツパ、19
a……突部、19b……突片、20……軸、21
……ビス、22……側板、22a……掛止部、2
2b……支片、23……バネ、24……レバー部
材、24a……凹部、25……ピン、26……長
穴、27……Eリング、28……突起、29……
圧縮バネ、31……突起部、31a……突部、3
2……ターンガイド、33……軸、34a,34
b……支持板、35……バネ、36……ストツ
パ、37……係合部、38……固定部、38a…
…係合穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体部に対し開閉自在に軸支された開閉部13
    を有する第1機体10aと該第1機体10aを開
    閉自在に軸支する第2機体10bとから成る画像
    形成装置10において、 前記第1機体10aに設けられ、 前記開閉部13を前記本体部に対し閉位置にロ
    ツクするロツク機構18,19,20,21,2
    2,23,24と、 前記ロツク機構18,19,20,21,2
    2,23,24を構成する一部材19と係合し前
    記ロツクを解除する方向に移動可能なロツク解除
    機構16,33,34a,34b,35,36,
    37と、 前記第2機体10bに設けられ、 前記ロツク機構18,19,20,21,2
    2,23,24を構成する一部材24と係合可能
    な突起部31と、 を備え、 前記ロツク機構18,19,20,21,2
    2,23,24は前記開閉部13と前記本体部が
    非ロツク状態時に前記突起部31と係合して前記
    第1機体10aと第2機体10bとの閉動作を阻
    止することを特徴とする画像形成装置。
JP7942687U 1987-05-26 1987-05-26 Expired - Lifetime JPH0535406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7942687U JPH0535406Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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JP7942687U JPH0535406Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188657U JPS63188657U (ja) 1988-12-02
JPH0535406Y2 true JPH0535406Y2 (ja) 1993-09-08

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ID=30929272

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JP7942687U Expired - Lifetime JPH0535406Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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JPS63188657U (ja) 1988-12-02

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