JP2769950B2 - 枠体ロック機構及び前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置 - Google Patents
枠体ロック機構及び前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置Info
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- JP2769950B2 JP2769950B2 JP4190229A JP19022992A JP2769950B2 JP 2769950 B2 JP2769950 B2 JP 2769950B2 JP 4190229 A JP4190229 A JP 4190229A JP 19022992 A JP19022992 A JP 19022992A JP 2769950 B2 JP2769950 B2 JP 2769950B2
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/1604—Arrangement or disposition of the entire apparatus
- G03G21/1623—Means to access the interior of the apparatus
- G03G21/1628—Clamshell type
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
- G03G2221/1678—Frame structures
- G03G2221/1687—Frame structures using opening shell type machines, e.g. pivoting assemblies
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は第一枠体に対して開閉可
能な第二枠体を係止してロックする枠体ロック機構及び
前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置に関する。
能な第二枠体を係止してロックする枠体ロック機構及び
前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の画像形成装置等にあっては、メン
テナンスやトナーの交換等を容易にするために、装置本
体に交換可能なプロセスカートリッジを装填して画像を
形成する装置が多くなっている。このようにな装置は装
置本体の上部に蓋体を設け、この蓋体を開閉してプロセ
スカートリッジを交換し、交換後に前記蓋体を装置本体
に対してロックするように構成している。
テナンスやトナーの交換等を容易にするために、装置本
体に交換可能なプロセスカートリッジを装填して画像を
形成する装置が多くなっている。このようにな装置は装
置本体の上部に蓋体を設け、この蓋体を開閉してプロセ
スカートリッジを交換し、交換後に前記蓋体を装置本体
に対してロックするように構成している。
【0003】そのためのロック機構としては、例えば図
15に示すように、装置本体50に対して蓋体51を軸52によ
って開閉可能に取り付け、この蓋体51に係止部材53を設
けると共に、装置本体50には前記係止部材53を係止して
ロックするためのロック部材54を設けている。この構成
にあっては蓋体51を押し下げて係止部材53がロック部材
54の下方まで押し下げられるとロック部材54を元の位置
に復帰させるためのバネ55の付勢によって復帰したロッ
ク部材54によって係止ロックされる。
15に示すように、装置本体50に対して蓋体51を軸52によ
って開閉可能に取り付け、この蓋体51に係止部材53を設
けると共に、装置本体50には前記係止部材53を係止して
ロックするためのロック部材54を設けている。この構成
にあっては蓋体51を押し下げて係止部材53がロック部材
54の下方まで押し下げられるとロック部材54を元の位置
に復帰させるためのバネ55の付勢によって復帰したロッ
ク部材54によって係止ロックされる。
【0004】また前記係止部材53をバネ56の付勢によっ
て上方へ押し上げるための押上部材57を設けている。こ
れは前記ロックを解除したときに蓋体51を上方へ押し上
げることによって、ロックが解除されたことを明らかに
すると共に、使用者が蓋体51を開くときの手掛かりを作
るためである。更に蓋体51の開閉状態をセンサによって
検出する場合にも、蓋体51が上方へ押し上げられている
と開閉状態の差が顕著になり、精度の高いセンサを用い
る必要がなくなるものである。
て上方へ押し上げるための押上部材57を設けている。こ
れは前記ロックを解除したときに蓋体51を上方へ押し上
げることによって、ロックが解除されたことを明らかに
すると共に、使用者が蓋体51を開くときの手掛かりを作
るためである。更に蓋体51の開閉状態をセンサによって
検出する場合にも、蓋体51が上方へ押し上げられている
と開閉状態の差が顕著になり、精度の高いセンサを用い
る必要がなくなるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年の画像形成装置等
にあっては装置の大型化及び記録の高速化に伴って蓋体
51の重量が増加し、また前記蓋体51上に記録した被記録
材を排出するようにしたものもあり、この場合には更に
蓋体51の重量が増加する。このため前記押上部材57に連
結したバネ56の付勢力を大きくし、押上量も大きくする
ことが要求される。しかしながら、前記バネ56の付勢力
は蓋体51を閉じるときの抵抗力となり、前記付勢力を大
きくすると蓋体51を閉じるときの抵抗も大きくなってし
まう。特に蓋体51をロックする場合、係止部材53がロッ
ク部材54を乗り越えた後も更に蓋体51を下方へ押し下げ
てオーバーストロークするようにするが、このときバネ
56の付勢力が大きいと、オーバーストロークに際して大
きな力が必要となって蓋体の開閉操作性が悪くなってし
まうという課題があった。
にあっては装置の大型化及び記録の高速化に伴って蓋体
51の重量が増加し、また前記蓋体51上に記録した被記録
材を排出するようにしたものもあり、この場合には更に
蓋体51の重量が増加する。このため前記押上部材57に連
結したバネ56の付勢力を大きくし、押上量も大きくする
ことが要求される。しかしながら、前記バネ56の付勢力
は蓋体51を閉じるときの抵抗力となり、前記付勢力を大
きくすると蓋体51を閉じるときの抵抗も大きくなってし
まう。特に蓋体51をロックする場合、係止部材53がロッ
ク部材54を乗り越えた後も更に蓋体51を下方へ押し下げ
てオーバーストロークするようにするが、このときバネ
56の付勢力が大きいと、オーバーストロークに際して大
きな力が必要となって蓋体の開閉操作性が悪くなってし
まうという課題があった。
【0006】本発明は従来の前記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、開閉操作性を向上させ
て枠体のロックをすることが可能な枠体ロック機構及び
前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置を提供せんと
するものである。
あり、その目的とするところは、開閉操作性を向上させ
て枠体のロックをすることが可能な枠体ロック機構及び
前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置を提供せんと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、第一枠体に対して開閉
可能な第二枠体を、前記第一枠体に係止してロックする
ための枠体ロック機構に於いて、前記一方の枠体に係止
部材を設け、他方の枠体に前記係止部材の移動に伴って
前記係止部材に対して押出力を付与しながら一時逃げた
後にもとの位置に復帰して前記係止部材をロックするロ
ック手段と、前記係止部材に押出力を付与するための押
出手段とを設け、前記係止部材が前記ロック手段に係止
してロックする直前位置における前記押出手段による押
出力をW1L前記ロック直前位置における前記ロック手段
による前記係止部材の前記押出手段の押出方向と同一方
向への押出力をW2max前記係止部材が前記ロック手段に
係止した位置を越え、オーバーストローク端部に至った
位置における前記押出手段による押出力をW1maxとした
場合、W1max−W1L<W2maxの関係を有するように設定
し、前記ロック後は前記係止部材に前記押出手段による
押出力のみが加わるよう構成したことを特徴とする。
の本発明に係る代表的な構成は、第一枠体に対して開閉
可能な第二枠体を、前記第一枠体に係止してロックする
ための枠体ロック機構に於いて、前記一方の枠体に係止
部材を設け、他方の枠体に前記係止部材の移動に伴って
前記係止部材に対して押出力を付与しながら一時逃げた
後にもとの位置に復帰して前記係止部材をロックするロ
ック手段と、前記係止部材に押出力を付与するための押
出手段とを設け、前記係止部材が前記ロック手段に係止
してロックする直前位置における前記押出手段による押
出力をW1L前記ロック直前位置における前記ロック手段
による前記係止部材の前記押出手段の押出方向と同一方
向への押出力をW2max前記係止部材が前記ロック手段に
係止した位置を越え、オーバーストローク端部に至った
位置における前記押出手段による押出力をW1maxとした
場合、W1max−W1L<W2maxの関係を有するように設定
し、前記ロック後は前記係止部材に前記押出手段による
押出力のみが加わるよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記構成にあっては、第二枠体を第一枠体に対
して閉じてロックするときに、ロックされる直前までは
第二枠体にロック手段と押出手段による押出力がかかる
が、ロック位置を通過した後に係止部材がオーバースト
ロークしているときは第二枠体には押出手段による押出
力のみがかかる。このオーバーストローク時の最大押出
力W1maxはロック直前における押出力W1L+W2maxより
も小さいため、オーバーストローク時に第二枠体を押し
付ける力が小さくなり、操作性が向上する。
して閉じてロックするときに、ロックされる直前までは
第二枠体にロック手段と押出手段による押出力がかかる
が、ロック位置を通過した後に係止部材がオーバースト
ロークしているときは第二枠体には押出手段による押出
力のみがかかる。このオーバーストローク時の最大押出
力W1maxはロック直前における押出力W1L+W2maxより
も小さいため、オーバーストローク時に第二枠体を押し
付ける力が小さくなり、操作性が向上する。
【0009】またロック解除時に第二枠体は前記押出手
段とロック手段による押出力によって押し出されるため
に、第二枠体の重量が大きくても確実に第一枠体から押
し出され、ロック解除の確認が容易になし得ると共に、
開放の手掛かりを得ることが出来る。
段とロック手段による押出力によって押し出されるため
に、第二枠体の重量が大きくても確実に第一枠体から押
し出され、ロック解除の確認が容易になし得ると共に、
開放の手掛かりを得ることが出来る。
【0010】
【実施例】〔第一実施例〕 次に前記構成を用いた本発明の第一実施例を図1乃至図
7を参照して具体的に説明する。尚、図1はロック機構
の模式断面説明図、図2はその模式斜視説明図、図3は
ロック途中状態の断面説明図、図4は第二枠体をオーバ
ーストロークさせている状態説明図、図5はロック状態
の説明図、図6は係止部材に係る押出力を示す説明図、
図7は前記押出力の状態を示すグラフである。
7を参照して具体的に説明する。尚、図1はロック機構
の模式断面説明図、図2はその模式斜視説明図、図3は
ロック途中状態の断面説明図、図4は第二枠体をオーバ
ーストロークさせている状態説明図、図5はロック状態
の説明図、図6は係止部材に係る押出力を示す説明図、
図7は前記押出力の状態を示すグラフである。
【0011】このロック機構Aは図1及び図2に示すよ
うに、第一枠体1に対して軸2によって第二枠体3を回
動可能に取り付け、第一枠体に対して開閉可能な第二枠
体3を閉止状態でロックし、またロック解除するための
ものである。その構成は第二枠体3の回動先端下部に二
枚の側板4を一定間隔を隔てて取り付け、その側板4間
に棒状部材よりなる係止部材5を取り付け、第一枠体1
には前記係止部材5と係止してロックするためのロック
手段6及び前記係止部材5を上方へ押し上げるための押
出手段7を設けている。
うに、第一枠体1に対して軸2によって第二枠体3を回
動可能に取り付け、第一枠体に対して開閉可能な第二枠
体3を閉止状態でロックし、またロック解除するための
ものである。その構成は第二枠体3の回動先端下部に二
枚の側板4を一定間隔を隔てて取り付け、その側板4間
に棒状部材よりなる係止部材5を取り付け、第一枠体1
には前記係止部材5と係止してロックするためのロック
手段6及び前記係止部材5を上方へ押し上げるための押
出手段7を設けている。
【0012】前記ロック手段6は第一枠体1に軸6aに
よって回動可能に取り付けられたリンク部材6bの一端
にロック部材6cを取り付け、他端にはロック解除ボタ
ン6dを取り付けている。前記ロック部材6bの先端
に、下方へ向かうに従って突出する傾斜部6c1が形成し
てあり、押圧バネ6eによって図1の左方向へ付勢され
ている。
よって回動可能に取り付けられたリンク部材6bの一端
にロック部材6cを取り付け、他端にはロック解除ボタ
ン6dを取り付けている。前記ロック部材6bの先端
に、下方へ向かうに従って突出する傾斜部6c1が形成し
てあり、押圧バネ6eによって図1の左方向へ付勢され
ている。
【0013】また前記ロック解除ボタン6dの端部は第
一枠体1の側面から突出しており、該ボタン6dを押す
とリンク部材6bが軸6aを中心に反時計回り方向へ回
転し、ロック部材6cが図1の右方向へスライドするよ
うに構成している。尚、6fはロック部材6cの下端を
スライド可能に支持する支持部材である。
一枠体1の側面から突出しており、該ボタン6dを押す
とリンク部材6bが軸6aを中心に反時計回り方向へ回
転し、ロック部材6cが図1の右方向へスライドするよ
うに構成している。尚、6fはロック部材6cの下端を
スライド可能に支持する支持部材である。
【0014】押出手段7は前記ロック部材6cと略同じ
高さに係止部材5の下端を受ける押出部材7aをリフト
バネ7bによって上方へ付勢しており、ロック及びロッ
ク解除動作時に係止部材5を介して第二枠体3を上方へ
押し上げるように構成している。
高さに係止部材5の下端を受ける押出部材7aをリフト
バネ7bによって上方へ付勢しており、ロック及びロッ
ク解除動作時に係止部材5を介して第二枠体3を上方へ
押し上げるように構成している。
【0015】次に上記構成に於いて、第二枠体3を第一
枠体1に対して閉止ロックする場合について説明する。
枠体1に対して閉止ロックする場合について説明する。
【0016】第二枠体3を閉じると、まず図1に示すよ
うに第二枠体3の係止部材5がロック部材6cの傾斜部
6c1に乗ると共に押出部材7aに乗る(係止部材5がG
1 位置)。この状態で第二枠体3を押し下げると、図3
に示すように、係止部材5が傾斜部6c1に沿ってロック
部材6cを右方向へ押し出し、且つ押出部材7aを下方
へ押し下げる(係止部材5がG2 位置)。更に第二枠体
3を押し下げると、図4に示すように、係止部材5がロ
ック部材6cの下方へ一定量オーバーストロークすると
共に、一時逃げていたロック部材6cが押圧バネ6eの
付勢によってもとの位置へ復帰する(係止部材5がG4
位置)。そして第二枠体3の押し下げを止めると、図5
に示すように、係止部材5が押出手段7によって押し上
げられてロック位置(係止部材5がG3 位置)において
ロック部材6cの下端に係止してロックされる。
うに第二枠体3の係止部材5がロック部材6cの傾斜部
6c1に乗ると共に押出部材7aに乗る(係止部材5がG
1 位置)。この状態で第二枠体3を押し下げると、図3
に示すように、係止部材5が傾斜部6c1に沿ってロック
部材6cを右方向へ押し出し、且つ押出部材7aを下方
へ押し下げる(係止部材5がG2 位置)。更に第二枠体
3を押し下げると、図4に示すように、係止部材5がロ
ック部材6cの下方へ一定量オーバーストロークすると
共に、一時逃げていたロック部材6cが押圧バネ6eの
付勢によってもとの位置へ復帰する(係止部材5がG4
位置)。そして第二枠体3の押し下げを止めると、図5
に示すように、係止部材5が押出手段7によって押し上
げられてロック位置(係止部材5がG3 位置)において
ロック部材6cの下端に係止してロックされる。
【0017】ここで第二枠体3を押し下げてロックする
場合には前述したように係止部材5がバネ6eの付勢に
抗してロック部材6cを押し出し、且つリフトバネ7b
の付勢に抗して押出部材7aを押し下げて行う。即ち、
ロックするために第二枠体3を押し下げるのに必要な力
は、図6に示すように、係止部材5がロック部材6cと
押出部材7aに係合している状態にあっては、押出部材
7aによって上方へ押し上げられる押出力W1 と、ロッ
ク部材6cの押出力の垂直方向成分(W1 と同一の上方
向成分)W2 との合力W1 +W2 である。また係止部材
5がロック部材6cの下方にあるオーバーストローク状
態にあってはロック部材6cによる押出力W2 がなくな
って押出部材7aによる押出力W1 のみとなる。
場合には前述したように係止部材5がバネ6eの付勢に
抗してロック部材6cを押し出し、且つリフトバネ7b
の付勢に抗して押出部材7aを押し下げて行う。即ち、
ロックするために第二枠体3を押し下げるのに必要な力
は、図6に示すように、係止部材5がロック部材6cと
押出部材7aに係合している状態にあっては、押出部材
7aによって上方へ押し上げられる押出力W1 と、ロッ
ク部材6cの押出力の垂直方向成分(W1 と同一の上方
向成分)W2 との合力W1 +W2 である。また係止部材
5がロック部材6cの下方にあるオーバーストローク状
態にあってはロック部材6cによる押出力W2 がなくな
って押出部材7aによる押出力W1 のみとなる。
【0018】これを図7に示すように、横軸に係止部材
5の変位を、縦軸に係止部材5にかかる上方への押し上
げ力をとって具体的に説明すると、係止部材5が押出部
材7aによって上方へ押し上げられる押出力W1 は図7
のに示す直線のように係止部材5の変位に比例して変
化する。このとき係止部材5がロック部材6cによって
ロックされる直前(両者の係合状態がはずれる直前)位
置における押出部材7aによる押出力をW1Lとし、係止
部材5がオーバーストローク端部まで変位したときの押
出部材7aによる押出力をW1maxとする。
5の変位を、縦軸に係止部材5にかかる上方への押し上
げ力をとって具体的に説明すると、係止部材5が押出部
材7aによって上方へ押し上げられる押出力W1 は図7
のに示す直線のように係止部材5の変位に比例して変
化する。このとき係止部材5がロック部材6cによって
ロックされる直前(両者の係合状態がはずれる直前)位
置における押出部材7aによる押出力をW1Lとし、係止
部材5がオーバーストローク端部まで変位したときの押
出部材7aによる押出力をW1maxとする。
【0019】一方、ロック部材6cの押出力の垂直方向
成分W2 は図7のの直線のように変化し、係止部材5
がロック部材6cによってロックされる直前位置で最大
の力W2maxとなり、係止部材5とロック部材6cとの係
合がはずれた後のオーバーストロークの状態にあっては
ロック部材6cによる押出力はなくなる。
成分W2 は図7のの直線のように変化し、係止部材5
がロック部材6cによってロックされる直前位置で最大
の力W2maxとなり、係止部材5とロック部材6cとの係
合がはずれた後のオーバーストロークの状態にあっては
ロック部材6cによる押出力はなくなる。
【0020】従って、ロックする過程において図1の状
態にあっては第二枠体3を上方へ押し上げる押出力は図
7のに示すように変化する。即ち、ロック直前位置ま
ではW1 +W2 であり、オーバーストローク時にはW1
となる。
態にあっては第二枠体3を上方へ押し上げる押出力は図
7のに示すように変化する。即ち、ロック直前位置ま
ではW1 +W2 であり、オーバーストローク時にはW1
となる。
【0021】ここで前記ロック部材6c及び押出部材7
aによる係止部材5の押出力の関係が、W1max−W1L<
W2maxとなるように設定する。
aによる係止部材5の押出力の関係が、W1max−W1L<
W2maxとなるように設定する。
【0022】このようにすると、ロック時においては第
二枠体3を押し下げるのに必要な力は、ロック直前位置
での力が最大となり、オーバーストローク状態にあって
は係止部材5の位置変位が最大になってもロック直前位
置での押し下げ力以上の力は必要とされない。従って、
オーバーストローク状態も含めて第二枠体3を第一枠体
1に係止ロックする際の押し下げ力が小さくてよくな
り、開閉操作性が向上するものである。
二枠体3を押し下げるのに必要な力は、ロック直前位置
での力が最大となり、オーバーストローク状態にあって
は係止部材5の位置変位が最大になってもロック直前位
置での押し下げ力以上の力は必要とされない。従って、
オーバーストローク状態も含めて第二枠体3を第一枠体
1に係止ロックする際の押し下げ力が小さくてよくな
り、開閉操作性が向上するものである。
【0023】尚、前記ロックを解除する場合にはロック
解除ボタン6dを押し込んでリンク部材6bを回転させ
てロック部材6cをスライドさせ、ロック部材6cと係
止部材5との係止状態を解除すると、係止部材5は押出
部材7aによる押出力W1 と、ロック部材6cの上方向
分力W2 によって図1の状態まで押し上げられる。従っ
て、ロック部材6cによる押出力W2 をある程度大きく
設定しておけば、第二枠体3の重量が大きくても確実に
図1の状態まで押し上げることが出来る。もっともロッ
ク部材6cによる押出力W2 を大きく設定することは、
押圧バネ6eの付勢力を大きくすることであり、結果的
にはロック解除時にロック解除ボタン6dを押し込むの
に大きな力が必要となる。しかし、これはリンク部材6
bの回動支点である軸6aとロック解除ボタン6dによ
る力の作用点までの長さを大きくすることによって容易
に解決し得る。
解除ボタン6dを押し込んでリンク部材6bを回転させ
てロック部材6cをスライドさせ、ロック部材6cと係
止部材5との係止状態を解除すると、係止部材5は押出
部材7aによる押出力W1 と、ロック部材6cの上方向
分力W2 によって図1の状態まで押し上げられる。従っ
て、ロック部材6cによる押出力W2 をある程度大きく
設定しておけば、第二枠体3の重量が大きくても確実に
図1の状態まで押し上げることが出来る。もっともロッ
ク部材6cによる押出力W2 を大きく設定することは、
押圧バネ6eの付勢力を大きくすることであり、結果的
にはロック解除時にロック解除ボタン6dを押し込むの
に大きな力が必要となる。しかし、これはリンク部材6
bの回動支点である軸6aとロック解除ボタン6dによ
る力の作用点までの長さを大きくすることによって容易
に解決し得る。
【0024】このような第二枠体3を第1枠体1に係止
ロックする機構は、例えば装置本体に対して蓋体を開閉
する装置等、種々のものに用いることが出来る。
ロックする機構は、例えば装置本体に対して蓋体を開閉
する装置等、種々のものに用いることが出来る。
【0025】〔第二実施例〕 次に第二実施例として前記枠体ロック機構を画像形成装
置に用いた例を図8乃至図14を参照して説明する。
置に用いた例を図8乃至図14を参照して説明する。
【0026】この画像形成装置は図8に示すように、装
置本体8に対して軸9によって蓋体10が回動可能に取り
付けられ、蓋体10を開閉してプロセスカートリッジ11を
装填して画像を形成するものである。そして前記蓋体10
がロック機構Aによって閉止状態でロックされるように
構成されている。
置本体8に対して軸9によって蓋体10が回動可能に取り
付けられ、蓋体10を開閉してプロセスカートリッジ11を
装填して画像を形成するものである。そして前記蓋体10
がロック機構Aによって閉止状態でロックされるように
構成されている。
【0027】まずこの画像形成装置の全体構成について
図8を参照して説明すると、上下二段のカセット12のう
ちどちらかのカセット12から給送ローラ13で給送された
被記録材14は、搬送ローラ15a及び重送防止のためのリ
タードローラ15bによってレジストローラ対16a,16b
に搬送され、該レジストローラ対16a,16bによってプ
ロセスカートリッジ11の画像形成動作に同期するように
搬送される。
図8を参照して説明すると、上下二段のカセット12のう
ちどちらかのカセット12から給送ローラ13で給送された
被記録材14は、搬送ローラ15a及び重送防止のためのリ
タードローラ15bによってレジストローラ対16a,16b
に搬送され、該レジストローラ対16a,16bによってプ
ロセスカートリッジ11の画像形成動作に同期するように
搬送される。
【0028】プロセスカートリッジ11は画像形成時に矢
印方向へ回転する像担持体である感光ドラム11aの周囲
に、前記感光ドラム11の表面を一様に帯電させるための
帯電ローラ11bと、図8に示すスキャナー17からのレー
ザー光を折り返しミラー18を経て感光ドラム11aに露光
して得た潜像をトナーによっ可視像化する現像器11c
と、前記トナー像を被記録材14に転写した後に感光ドラ
ム11aに残留したトナーを除去するためのクリーニング
手段11dとを有している。
印方向へ回転する像担持体である感光ドラム11aの周囲
に、前記感光ドラム11の表面を一様に帯電させるための
帯電ローラ11bと、図8に示すスキャナー17からのレー
ザー光を折り返しミラー18を経て感光ドラム11aに露光
して得た潜像をトナーによっ可視像化する現像器11c
と、前記トナー像を被記録材14に転写した後に感光ドラ
ム11aに残留したトナーを除去するためのクリーニング
手段11dとを有している。
【0029】このプロセスカートリッジ11で形成された
トナー像は前記レジストローラ対16a,16bによって感
光ドラム11aと転写ローラ19間に搬送された被記録材14
に転写される。そしてトナー像が転写された被記録材14
は駆動ローラ20aと加熱手段を内蔵した定着ローラ20b
とからなる定着器20を通過する際に、熱及び圧力が印加
されてトナー像が定着され、排出ローラ対21によって蓋
体10上に形成された排出トレイ22へと排出されるように
構成されている。
トナー像は前記レジストローラ対16a,16bによって感
光ドラム11aと転写ローラ19間に搬送された被記録材14
に転写される。そしてトナー像が転写された被記録材14
は駆動ローラ20aと加熱手段を内蔵した定着ローラ20b
とからなる定着器20を通過する際に、熱及び圧力が印加
されてトナー像が定着され、排出ローラ対21によって蓋
体10上に形成された排出トレイ22へと排出されるように
構成されている。
【0030】尚、被記録材14の両面に画像を形成する場
合には、前記定着器20を通過した被記録材14をフラッパ
23によって搬送ローラ対24へ導かれ、該ローラから半月
状の正逆転ローラ25によりスイッチバックされ、再給送
ローラ26によって再びレジストローラ対16a,16bへ搬
送されて1面目と同様に2面目に画像が形成されて排出
トレイ22へと排出される如く構成されている。
合には、前記定着器20を通過した被記録材14をフラッパ
23によって搬送ローラ対24へ導かれ、該ローラから半月
状の正逆転ローラ25によりスイッチバックされ、再給送
ローラ26によって再びレジストローラ対16a,16bへ搬
送されて1面目と同様に2面目に画像が形成されて排出
トレイ22へと排出される如く構成されている。
【0031】次にこの画像形成装置の蓋体10を装置本体
8へロックするためのロック機構Aの構成について説明
する。尚、このロック機構Aは図9に示すように、装置
本体の両側壁内側に1組ずつ設けられている。
8へロックするためのロック機構Aの構成について説明
する。尚、このロック機構Aは図9に示すように、装置
本体の両側壁内側に1組ずつ設けられている。
【0032】図9乃至図11に於いて、蓋体10には一定間
隔を隔てて取り付けられた側板27に係止部材28が取り付
けられている。そして装置本体8側にはロック手段29及
び押出手段30が設けられている。ロック手段29は図10に
示すように、ロック部材29aが装置本体に対して軸29b
を中心に回動可能に取り付けられ、且つ該軸29bに取り
付けられた捩じりバネで構成した押圧バネ29cによって
反時計回り方向へ付勢されている。このロック部材29a
は下方へ向かって突出する傾斜部29dが形成され、且つ
前記傾斜部29dの下端には係止凹部29eが形成されてい
る。
隔を隔てて取り付けられた側板27に係止部材28が取り付
けられている。そして装置本体8側にはロック手段29及
び押出手段30が設けられている。ロック手段29は図10に
示すように、ロック部材29aが装置本体に対して軸29b
を中心に回動可能に取り付けられ、且つ該軸29bに取り
付けられた捩じりバネで構成した押圧バネ29cによって
反時計回り方向へ付勢されている。このロック部材29a
は下方へ向かって突出する傾斜部29dが形成され、且つ
前記傾斜部29dの下端には係止凹部29eが形成されてい
る。
【0033】また前記ロック部材29aには、図11に示す
ように、突起29fが内方へ向かって突出して形成され、
ロック解除ボタン29gのピン29g1が係止している。従っ
て、ロック部材29aは図11の状態よりも反時計回り方向
へ回転することはない。そしてこのロック解除ボタン29
gを図11の右方向へスライドさせると、ロック部材29a
が時計回り方向へ回転する。尚、両ロック機構Aのロッ
ク解除ボタン29gは、図9に示すように、シャフト29h
によって連結されており、連動するようになっている。
ように、突起29fが内方へ向かって突出して形成され、
ロック解除ボタン29gのピン29g1が係止している。従っ
て、ロック部材29aは図11の状態よりも反時計回り方向
へ回転することはない。そしてこのロック解除ボタン29
gを図11の右方向へスライドさせると、ロック部材29a
が時計回り方向へ回転する。尚、両ロック機構Aのロッ
ク解除ボタン29gは、図9に示すように、シャフト29h
によって連結されており、連動するようになっている。
【0034】押出手段30は図11に示すように係止部材28
を受ける押出部材30aが軸30bを中心に回動可能に取り
付けられ、捩じりバネよりなるリフトバネ30cによって
時計回り方向へ付勢されている。尚、この押出部材30a
は図示しない規制部材によって図11の状態よりも時計回
り方向へ回転しないようになっている。
を受ける押出部材30aが軸30bを中心に回動可能に取り
付けられ、捩じりバネよりなるリフトバネ30cによって
時計回り方向へ付勢されている。尚、この押出部材30a
は図示しない規制部材によって図11の状態よりも時計回
り方向へ回転しないようになっている。
【0035】次に上記構成に於いて、蓋体10を装置本体
8に対して閉止してロックする場合について説明する。
8に対して閉止してロックする場合について説明する。
【0036】蓋体10を閉じると、まず図11に示すように
蓋体10の係止部材28が押出手段30の押出部材30aに乗
る。この状態で蓋体10を押し下げると、図12に示すよう
に係止部材28が傾斜部29dに沿ってロック部材29aを時
計回り方向へ押し出し、且つ押出部材30aを反時計回り
方向へ押し下げる。更に蓋体10を押し下げると、図13に
示すように、係止部材28がロック部材29aの傾斜部29d
を乗り越え、係止凹部29eによるロック位置よりも下方
へ一定量オーバーストロークすると共に、ロック部材29
aが押圧バネ29cの付勢によってもとの位置へ復帰す
る。そして蓋体10の押し下げを止めると、図14に示すよ
うに、係止部材28が押出部材30aによって押し上げら
れ、係止凹部29eの凹部上端に係止してロックされる。
蓋体10の係止部材28が押出手段30の押出部材30aに乗
る。この状態で蓋体10を押し下げると、図12に示すよう
に係止部材28が傾斜部29dに沿ってロック部材29aを時
計回り方向へ押し出し、且つ押出部材30aを反時計回り
方向へ押し下げる。更に蓋体10を押し下げると、図13に
示すように、係止部材28がロック部材29aの傾斜部29d
を乗り越え、係止凹部29eによるロック位置よりも下方
へ一定量オーバーストロークすると共に、ロック部材29
aが押圧バネ29cの付勢によってもとの位置へ復帰す
る。そして蓋体10の押し下げを止めると、図14に示すよ
うに、係止部材28が押出部材30aによって押し上げら
れ、係止凹部29eの凹部上端に係止してロックされる。
【0037】ここで蓋体10を押し下げてロックする場合
には前述したように係止部材28がバネ29cの付勢に抗し
てロック部材29aを押し出し、且つリフトバネ30cの付
勢に抗して押出部材30aを押し下げて行う。即ち、ロッ
クするために蓋体10を押し下げるのに必要な力は、係止
部材28がロック部材29aと押出部材30aと係合している
状態にあっては、押出部材30aによって上方へ押し上げ
られる押出力W1 と、ロック部材29aの押出力の垂直方
向成分(W1 と同一の上方向成分)W2 との合力W1 +
W2 である。また係止部材28がロック部材29aの下方に
あるオーバーストローク状態にあってはロック部材29a
による押出力W2 がなくなって押出部材30aによる押出
力W1 のみとなる。
には前述したように係止部材28がバネ29cの付勢に抗し
てロック部材29aを押し出し、且つリフトバネ30cの付
勢に抗して押出部材30aを押し下げて行う。即ち、ロッ
クするために蓋体10を押し下げるのに必要な力は、係止
部材28がロック部材29aと押出部材30aと係合している
状態にあっては、押出部材30aによって上方へ押し上げ
られる押出力W1 と、ロック部材29aの押出力の垂直方
向成分(W1 と同一の上方向成分)W2 との合力W1 +
W2 である。また係止部材28がロック部材29aの下方に
あるオーバーストローク状態にあってはロック部材29a
による押出力W2 がなくなって押出部材30aによる押出
力W1 のみとなる。
【0038】従って、これを係止部材28の変位を横軸に
とり、係止部材28にかかる上方への押出力を縦軸にとる
と、前述した第一実施例で示した図7と同様の関係にな
る。このため、係止部材28がロック部材29aによってロ
ックされる直前(両者の係合状態がはずれる直前)位置
における押出部材30aによる押出力をW1Lとし、係止部
材28がオーバーストローク端部まで変位したときの押出
部材30aによる押出力をW1maxとし、更に係止部材28が
ロック部材29aによってロックされる直前位置の押出力
をW2maxとすると、W1max−W1L<W2maxとなるように
設定すれば、第一実施例で説明したのと同一の作用を生
じ、同一の効果を得ることが出来る。
とり、係止部材28にかかる上方への押出力を縦軸にとる
と、前述した第一実施例で示した図7と同様の関係にな
る。このため、係止部材28がロック部材29aによってロ
ックされる直前(両者の係合状態がはずれる直前)位置
における押出部材30aによる押出力をW1Lとし、係止部
材28がオーバーストローク端部まで変位したときの押出
部材30aによる押出力をW1maxとし、更に係止部材28が
ロック部材29aによってロックされる直前位置の押出力
をW2maxとすると、W1max−W1L<W2maxとなるように
設定すれば、第一実施例で説明したのと同一の作用を生
じ、同一の効果を得ることが出来る。
【0039】尚、前記ロックを解除する場合にはロック
解除ボタン29gを図14の右方向へスライドさせ、ロック
部材29aの係止凹部29eと係止部材28との係止状態を解
除すれば良く、この場合も第一実施例と同様の作用によ
り蓋体10の重量が大きくても確実に図11の状態まで押し
上げることが出来る。
解除ボタン29gを図14の右方向へスライドさせ、ロック
部材29aの係止凹部29eと係止部材28との係止状態を解
除すれば良く、この場合も第一実施例と同様の作用によ
り蓋体10の重量が大きくても確実に図11の状態まで押し
上げることが出来る。
【0040】〔他の実施例〕 前述した第二実施例に係るプロセスカートリッジ11は前
述のように単色の画像を形成する場合のみならず、現像
手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色
画像或いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも
好適に適用することが出来る。
述のように単色の画像を形成する場合のみならず、現像
手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色
画像或いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも
好適に適用することが出来る。
【0041】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0042】また帯電手段の構成も、前述した第一実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表
面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然であ
る。
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表
面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然であ
る。
【0043】また感光ドラム4aに残存するトナーのク
リーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁
気ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良
い。
リーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁
気ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良
い。
【0044】また前述したプロセスカートリッジとは、
像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少なくと
もプロセス手段の1つを備えたものである。従って、そ
のプロセスカートリッジの態様としては、前述した実施
例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とクリー
ニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に
着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロセス
手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少なくと
もプロセス手段の1つを備えたものである。従って、そ
のプロセスカートリッジの態様としては、前述した実施
例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とクリー
ニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に
着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロセス
手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0045】また前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば複写機等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば複写機等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明は前述したように、第二枠体を第
一枠体に対して閉止ロックする直前に、オーバーストロ
ーク時も含めて操作力が最大になるようにしたために、
ロック操作力として必要以上の力を要求されず、操作性
を向上させることが出来る。
一枠体に対して閉止ロックする直前に、オーバーストロ
ーク時も含めて操作力が最大になるようにしたために、
ロック操作力として必要以上の力を要求されず、操作性
を向上させることが出来る。
【0047】更にロック後のオーバーストローク時には
操作力が軽くなるために、操作者がロック完了を容易に
認識することができる。
操作力が軽くなるために、操作者がロック完了を容易に
認識することができる。
【0048】またロック解除時に第二枠体は前記押出手
段とロック手段による押出力によって押し出されるため
に、第二枠体の重量が大きくても確実に第一枠体から押
し出され、ロック解除の確認が容易になし得ると共に、
確実に開放の手掛かりを得ることが出来るものである。
段とロック手段による押出力によって押し出されるため
に、第二枠体の重量が大きくても確実に第一枠体から押
し出され、ロック解除の確認が容易になし得ると共に、
確実に開放の手掛かりを得ることが出来るものである。
【図1】ロック機構の模式断面説明図である。
【図2】ロック機構の模式斜視説明図である。
【図3】係止部材がロック部材に係止する前の状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】オーバーストローク状態の断面説明図である。
【図5】ロック状態の説明図である。
【図6】係止部材にかかる押出力を示す説明図である。
【図7】係止部材にかかる押出力の状態を示すグラフで
ある。
ある。
【図8】画像形成装置の全体模式光像説明図である。
【図9】装置本体の両側壁内部にロック機構がある状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図10】第二実施例に係るロック機構の説明図であ
る。
る。
【図11】第二実施例に係るロック機構の模式断面説明
図である。
図である。
【図12】第二実施例に係るロック機構の係止部材がロ
ック部材に係止する前の状態を示す説明図である。
ック部材に係止する前の状態を示す説明図である。
【図13】第二実施例に係るロック機構の係止部材がオ
ーバーストロークしている状態の説明図である。
ーバーストロークしている状態の説明図である。
【図14】第二実施例に係るロック機構のロック状態の
説明図である。
説明図である。
【図15】従来技術の説明図である。
1…第一枠体、2…軸、3…第二枠体、4…側板、5…
係止部材、6…ロック手段、6a…軸、6b…リンク部
材、6c…ロック部材、6c1…傾斜部、6d…ロック解
除ボタン、6e…押圧バネ、6f…支持部材、7…押出
手段、7a…押出部材、7b…リフトバネ、8…装置本
体、9…軸、10…蓋体、11…プロセスカートリッジ、11
a…感光ドラム、11b…帯電ローラ、11c…現像器、11
d…クリーニング手段、12…カセット、13…給送ロー
ラ、14…被記録材、15a…搬送ローラ、15b…リタード
ローラ、16a,16b…レジストローラ、17…スキャナ
ー、18…ミラー、19…転写ローラ、20…定着器、20a…
駆動ローラ、20b…定着ローラ、21…排出ローラ、22…
排出トレイ、23…フラッパ、24…搬送ローラ、25…正逆
転ローラ、26…再給送ローラ、27…側板、28…係止部
材、29…ロック手段、29a…ロック部材、29b…軸、29
c…押圧バネ、29d…傾斜部、29e…係止凹部、29f…
突起、29g…ロック解除ボタン、29g1…ピン、29h…シ
ャフト、30…押出手段、30a…押出部材、30b…軸、30
c…リフトバネ
係止部材、6…ロック手段、6a…軸、6b…リンク部
材、6c…ロック部材、6c1…傾斜部、6d…ロック解
除ボタン、6e…押圧バネ、6f…支持部材、7…押出
手段、7a…押出部材、7b…リフトバネ、8…装置本
体、9…軸、10…蓋体、11…プロセスカートリッジ、11
a…感光ドラム、11b…帯電ローラ、11c…現像器、11
d…クリーニング手段、12…カセット、13…給送ロー
ラ、14…被記録材、15a…搬送ローラ、15b…リタード
ローラ、16a,16b…レジストローラ、17…スキャナ
ー、18…ミラー、19…転写ローラ、20…定着器、20a…
駆動ローラ、20b…定着ローラ、21…排出ローラ、22…
排出トレイ、23…フラッパ、24…搬送ローラ、25…正逆
転ローラ、26…再給送ローラ、27…側板、28…係止部
材、29…ロック手段、29a…ロック部材、29b…軸、29
c…押圧バネ、29d…傾斜部、29e…係止凹部、29f…
突起、29g…ロック解除ボタン、29g1…ピン、29h…シ
ャフト、30…押出手段、30a…押出部材、30b…軸、30
c…リフトバネ
Claims (3)
- 【請求項1】 第一枠体に対して開閉可能な第二枠体
を、前記第一枠体に係止してロックするための枠体ロッ
ク機構に於いて、前記一方の枠体に係止部材を設け、他
方の枠体に前記係止部材の移動に伴って前記係止部材に
対して押出力を付与しながら一時逃げた後にもとの位置
に復帰して前記係止部材をロックするロック手段と、前
記係止部材に押出力を付与するための押出手段とを設
け、前記係止部材が前記ロック手段に係止してロックす
る直前位置における前記押出手段による押出力をW1L前
記ロック直前位置における前記ロック手段による前記係
止部材の前記押出手段の押出方向と同一方向への押出力
をW2max前記係止部材が前記ロック手段に係止した位置
を越え、オーバーストローク端部に至った位置における
前記押出手段による押出力をW1maxとした場合、W1max
−W1L<W2maxの関係を有するように設定し、前記ロッ
ク後は前記係止部材に前記押出手段による押出力のみが
加わるよう構成したことを特徴とする枠体ロック機構。 - 【請求項2】 画像を形成するための装置本体に対して
開閉可能であって閉止状態でロック可能な蓋体を有する
画像形成装置に於いて、前記蓋体に係止部材を設け、装
置本体に前記係止部材の移動に伴って前記係止部材に対
して押出力を付与しながら一時逃げた後にもとの位置に
復帰して前記係止部材をロックするロック手段と、前記
係止部材に押出力を付与するための押出手段とを設け、
前記係止部材が前記ロック手段に係止してロックする直
前位置における前記押出手段による押出力をW1L前記ロ
ック直前位置における前記ロック手段による前記係止部
材の前記押出手段の押出方向と同一方向への押出力をW
2max前記係止部材が前記ロック手段に係止した位置を越
え、オーバーストローク端部に至った位置における前記
押出手段による押出力をW1maxとした場合、W1max−W
1L<W2maxの関係を有するように設定し、前記ロック後
は前記係止部材に前記押出手段による押出力のみが加わ
るよう構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記装置本体に、像担持体と少なくとも
1つのプロセス手段を有するプロセスカートリッジを装
填するための装填手段を有する請求項2記載の画像形成
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190229A JP2769950B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 枠体ロック機構及び前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置 |
US08/079,746 US5379092A (en) | 1992-06-25 | 1993-06-22 | Image forming apparatus with casing latching and opening feature |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190229A JP2769950B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 枠体ロック機構及び前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610552A JPH0610552A (ja) | 1994-01-18 |
JP2769950B2 true JP2769950B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=16254639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4190229A Expired - Fee Related JP2769950B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 枠体ロック機構及び前記枠体ロック機構を用いた画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5379092A (ja) |
JP (1) | JP2769950B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3330290B2 (ja) * | 1996-11-15 | 2002-09-30 | 京セラミタ株式会社 | 画像形成装置における上フレームの開閉機構 |
KR950006755B1 (ko) * | 1992-11-19 | 1995-06-22 | 삼성전자주식회사 | 정전기록방식 화상형성장치 |
KR970062827A (ko) * | 1996-02-17 | 1997-09-12 | 김광호 | 레이저 빔 프린터의 현상기착탈장치 |
JP3255277B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2002-02-12 | キヤノン株式会社 | 開閉部材の安全装置 |
JPH11153893A (ja) * | 1997-11-20 | 1999-06-08 | Fujitsu Ltd | 画像形成装置 |
US6834173B2 (en) * | 2001-11-05 | 2004-12-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image-forming-apparatus process cartridge having a locking portion to prevent the cartridge from disengaging from the image forming apparatus and an image forming apparatus mounting such a cartridge |
US6681090B2 (en) * | 2002-02-13 | 2004-01-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | EP print media path actuated by insertion/removal of toner cartridge |
US6731894B2 (en) * | 2002-05-17 | 2004-05-04 | Aetas Technology Inc. | Protective shutter for an electrophotographic apparatus having a replaceable developer cartridge |
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