JPH06313114A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH06313114A
JPH06313114A JP10545893A JP10545893A JPH06313114A JP H06313114 A JPH06313114 A JP H06313114A JP 10545893 A JP10545893 A JP 10545893A JP 10545893 A JP10545893 A JP 10545893A JP H06313114 A JPH06313114 A JP H06313114A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
resin
resin composition
group
treated
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JP10545893A
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Teruhisa Kumazawa
輝久 熊澤
Hiroki Terawaki
弘樹 寺脇
Yutaka Nishibayashi
豊 西林
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐候性および耐熱性に優れ、成形加工時の変
色を抑制した熱可塑性樹脂組成物を提供するものであ
る。 【構成】 ポリオルガノ水素シロキサン、環状オルガノ
水素シロキサンまたはポリ炭化水素オキシシロキサン等
のポリオルガノシロキサン化合物またはシロキサン化合
物からなる表面処理剤で処理した無機顔料を、熱可塑性
樹脂100重量部に対して0.0001〜0.1重量%
添加してなる熱可塑性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前記化1の一般式で表
されるポリシロキサン化合物または化2の一般式で表さ
れるシロキサン化合物で表面処理した無機顔料を配合し
た熱可塑性樹脂組成物に関し、さらに詳しくは、本発明
は、上記の表面処理を行った無機顔料をブルーイング剤
として使用することにより、耐候性および耐熱性にすぐ
れ、かつ透明性を保持した熱可塑性樹脂組成物に関す
る。本発明に係る樹脂組成物は、照明灯カバー、シート
材料を得るのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、芳香族ポリカーボネート樹脂(以
下PC樹脂)は熱可塑性樹脂として特に衝撃性に優れて
おり、種々の用途に広く使用されている。一般に、PC
樹脂は完全な透明ではなくやや黄色味を帯びている。こ
のため透明感を発現させるために、また更に黄色味を消
すために反対色である青味を有する染料または顔料を微
量添加することが行われている。このような透明感を持
たせるような用途では、染料が顔料に比べ分散性が良好
で透明度の高いものとなり易いことから好適に使用され
ている。しかしながら、染料は顔料に比べて耐候性、耐
熱性の点で劣り、また一般に、青系の染料は耐候性に劣
る傾向が高い。
【0003】耐熱性の劣る染料は、押出時や成形前のペ
レットの乾燥中などの加熱工程時に、退色を起し易い傾
向がある。また、乾燥機の内部の温度分布は必ずしも均
一ではなく部分的に高温となることもあり色相むらの原
因となる。一方無機顔料では樹脂と化学反応を起こすよ
うなもの以外は、上記のような退色や色相むらの発生は
起こり難い。
【0004】一方、樹脂成形品は屋外の太陽光線に曝さ
れる用途に使用される場合耐候性が特に重要である。こ
のため紫外線吸収剤、安定剤などの添加により耐候性を
付与させているが、紫外線吸収剤は使用中に紫外線を吸
収して分解していくこと、樹脂成形品からしみ出してブ
リードアウト現象を起こし長期的には耐候性を失ってい
く。また青色染料はそれ自身のブリ−ドアウトも起こり
更に黄色みを帯びるようになる。
【0005】耐候性については一般に無機顔料が最も良
く、有機顔料、染料の順に悪くなる。このため屋外街灯
の用途では耐候性が優先されることから一般に無機顔料
が好ましい。しかし、無機顔料は表面活性点があり、押
出または成形加工時の高温により樹脂劣化を引き起こし
また変色を起こし易く、特に回転成形の様な長時間の空
気との接触のある成形方法の場合は、初期の色相を保つ
のがかなり困難である。更に染料に比べて無機顔料はや
や濁りが感じられ透明性が必要とされるブル−イング剤
としては使用されていない。
【0006】一方、酸化チタン等の顔料を配合して着色
を行ったり、光隠ぺい性を付与することは広く行われて
いるが、酸化チタン等の顔料の中には表面には化学的活
性点が存在し、これが原因となって成形加工時の加熱溶
融条件下で熱可塑性樹脂が分子量低下を起こし物性低下
を招くという問題点がある。この問題は樹脂への添加量
が少ないときにはあまり問題とならないが、添加量が増
えると大きな問題となる。
【0007】無機顔料の活性点を改良するため、顔料を
をシランカップリング剤などで処理することが知られて
おり、これによりマトリックス樹脂の熱時劣化をある程
度防止することが知られている(特開昭57−8354
9)。また、顔料が添加された系に前記化1の一般式で
表されるようなポリシロキサン化合物を添加した場合P
C樹脂の劣化を少なくする効果が認められる。
【0008】
【発明が解決を使用とする課題】上記の状況に鑑み、本
発明は、耐候性に優り、成形加工時の変色を抑制した熱
可塑性樹脂組成物を提供するものである。さらに、本発
明は、耐候性に優る無機顔料を表面処理を行なってブル
ーイング剤として使用することにより成型加工時の変色
を抑制した透明性のある樹脂組成物を提供するものであ
る。従って、本発明の熱可塑性樹脂組成物は回転成形、
シート加工等長時間の加工時間を伴う方法で加工する例
えば、照明灯グローブ、屋外用シート等に使用するのに
好適な材料である。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、前
記化1の一般式で表されるポリシロキサン化合物または
前記化2の一般式で表されるシロキサン化合物からなる
表面処理剤で処理した無機顔料を、熱可塑性樹脂100
重量部に対して0.0001〜0.1重量%添加してな
る熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0010】本発明に使用される無機顔料としては、着
色剤等として一般に使用されている群青、紺青、アルミ
等金属粉、カドミウム系、マンガンブルー、マンガンバ
イオレット、コバルトブルー、べんがら、マーキュリー
レッド、チタンイエロー、超微粒子酸化チタン等が挙げ
られる。
【0011】また、本発明において表面処理剤として使
用される前記化1の一般式(1)で表されるポリシロキ
サン化合物としては、ポリオルガノ水素シロキサン、環
状オルガノ水素シロキサンまたはポリ炭化水素オキシシ
ロキサンであり、具体的にはメチルハイドロジェンポリ
シロキサン、メチルハイドロジェンポリシクロシロキサ
ン、メチルポリシクロシロキサン、メチルメトキシポリ
シロキサンなどが代表的な化合物として例示される。
【0012】また、前記化2の一般式(2)で表される
シロキサン化合物としては、通常シランカップリング剤
として使用されているもので、具体的にはγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、グリシドキシプロピルトリ
エトキシシラン、グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、
グリシドキシプロピルブチルエトキシシラン、メチルト
リメトキシシラン、ブチルトリメトキシシランなどが代
表的な化合物として例示される。
【0013】本発明において表面処理剤として使用する
上記の前記化1の一般式で表されるポリシロキサン化合
物または化2の一般式で表されるシロキサン化合物は、
通常、無機顔料に対して0.01〜50重量%、好まし
くは0.5〜10重量%の範囲で使用される。
【0014】本発明において上記の表面処理剤は単独
で、または二種以上を併用して使用することができる。
【0015】本発明における熱可塑性樹脂としては、芳
香族ポリカーボネート、ポリエステルカーボネート樹
脂、ポリスチレン樹脂、アクリル系樹脂、ポリアリレー
ト樹脂さらにはポリフェニレンエーテル、ポリエステル
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオキシメチレン等の種々の
熱可塑性樹脂、またはこれらにゴムまたはゴム状樹脂な
どのエラストマーを配合した熱可塑性樹脂、またはこれ
らの樹脂を10重量%異常含有するポリマーアロイなど
が例示される。
【0016】特に、透明性を要求される場合は、上記の
種々の熱可塑性樹脂のうち、芳香族ポリカーボネート、
ポリエステルカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリアリレート樹脂、ホリフェニレンエ
ーテル、またはこれらの樹脂を10重量%以上含むポリ
マーアロイ等で例えばホリフェニレンエーテルとポリス
チレンとのアロイが好適である。
【0017】その他、本発明において熱可塑性樹脂には
所望に応じて、従来使用さている公知の種々の添加剤類
を配合することも可能であり、これらの添加剤として
は、例えば補強材、拡散剤、充填剤、安定剤、紫外線吸
収剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤、難燃剤や耐衝撃性改
良用のエラストマ−などが挙げられる。特に透明性が要
求される場合は、光を遮るようなものは不適当であり、
光が拡散して透過すればよい場合には、ガラス繊維、そ
の他透明な補強剤を添加してもよい。
【0018】芳香族ポリカーボネート樹脂は、ホモ−ま
たはコ−ポリカーボネート樹脂が使用され、通常、塩化
メチレン溶媒中で測定した粘度平均分子量が14,000〜3
0,000程度のものである。
【0019】本発明において、前記化1の一般式で表さ
れるポリオルガノ水素シロキサン、環状オルガノ水素シ
ロキサンまたはポリ炭化水素オキシシロキサン等のポリ
シロキサン化合物または化2の一般式で表されるシロキ
サン化合物からなる表面処理剤で顔料を処理する方法
は、湿式、乾式いずれの方法も可能である。湿式法の場
合は、例えば、上記の表面処理剤の有機溶媒溶液中に顔
料を浸漬し撹拌の後遠心分離等で液体を除き乾燥する。
乾式法の場合は、例えば、混合機で顔料を撹拌しながら
これに表面処理剤を噴霧または適下し混合する。なお、
表面処理剤による顔料の処理中に粒子の凝集が起こるよ
うな場合には、分散剤として表面処理剤や、添加される
樹脂に無害な公知の分散剤を添加してもよい。上記の処
理を行った後、加熱処理を実施することにより表面処理
の効果を高めることもできる。また、表面処理剤の種類
によって硬化触媒を使用することもできる。
【0020】ところで、一般に調色のために色相補正が
行われ、この場合は、複数の染料あるいは顔料が併用さ
れる。従って本発明の方法により処理さた顔料も複数も
のを併用して使用することができる。特にブルーイング
を目的とするときには本発明の表面処理を行った青系の
顔料と、処理しない補色用の他の顔料や通常の染料と併
用して使用することもできる。
【0021】本発明の表面処理された顔料を樹脂に配合
した場合に分散不良を起こすときには、いわゆるマスタ
ーバッチとして樹脂に配合することも可能である。マス
ターバッチによる方法は、特に添加量が少ないときに分
級による色斑が問題となるとき、または顔料の凝集によ
り十分な発色が得られないときなど有効である。
【0022】本発明において、樹脂組成物のコンパウン
ド化は、従来公知の方法が適用できる。通常は、樹脂の
ペレットまたは粉末と本発明の方法により表面処理され
た顔料、その他の染料または顔料、添加剤をスーパーミ
キサーやタンブラー等の混合手段で十分にブレンドし、
1軸または2軸の押出機で押出混練しペレット化する。
近年では更に特殊なペレット化システムができており着
色剤等のマスターバッチを小型フィーダーにて別フィー
ドする着色方法でもペレット化できる。
【0023】
【実施例】以下に実施例等により本発明を具体的に説明
する。
【0024】(顔料の表面処理) 製造例1 前記化1の一般式に該当する環状オルガノポリシロキサ
ンを表面処理剤として使用した。群青に対して3重量%
の表面処理剤を添加し、スーパーミキサーにより16000r
pmの速度で60秒間撹拌した。処理後の粉末をスチーム
乾燥機にて120℃で4時間加熱し、表面処理した群青を
得た。以下これを処理顔料1とする。
【0025】製造例2 前記化2の一般式に該当するブチルトリメトキシシラン
[ C4H9-Si(OCH3)3] を表面処理剤として使用した。群青
に対して3重量%表面処理剤を添加し、上記製造例1と
同様に実施した。以下これを処理顔料2とする。
【0026】製造例3 顔料をコバルトブルー〔NF−250 P、日本フェロ
ー株式会社製〕とした以外は製造例1と同様に処理し
た。これを処理顔料3とする。
【0027】製造例4 表面処理材として前記化1に相当するハイドロゼンポリ
シロキサン40%のエマルジョン水溶液である市販品S
M8707(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)を
有効成分が4%となるように水で10倍に希釈した。こ
のように調製したエマルジョンを製造例1に使用したと
同様の群青に対して2重量%添加(処理剤として0.0
8%)した以外は製造例1と同様に処理した。これを処
理顔料4とする。
【0028】実施例1 芳香族ポリカーボネート樹脂(三菱ガス化学製;ユーピ
ロンS−2000)100重量部に対して、ヒンダード
フェノール系安定剤0.1重量%、ベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤0.3重量%、補色用染料として赤染料
約0.3ppmを配合しコンパウンドとした。これに上
記の製造例1〜4で得た処理顔料1、2、3および4を
それぞれ試験例1、2、3および4として表−1に示す
量を配合し、スーパーミキサーにて充分に混合したの
ち、単軸押出機VSE50(大阪精機製)にて押出しペ
レット化した。
【0029】得られたペレットは120℃で4時間乾燥
したもの(これを標準品とする)と、140℃で18時
間乾燥したもの(乾燥時の褪色製への影響)とを得た。
【0030】これらのペレットを射出成形機(日精樹脂
製FS−55N)を用いて、樹脂温度が280℃となる
ように温度を設定し、金型温度100℃で3×50×9
0mmの試料片を成形した。また上記の120 ℃、4 時間の
条件で乾燥したペレットを用いて、20分間の滞留成形
を行い、3×50×90mmの試料片を成形した。
【0031】評価は120℃で4時間乾燥した標準品ペ
レットから作製した試料片を基準として色差計(日本電
色製SZΣ80)により試料片の色相を測定し色差を求
めた。(測定は試料5点につき行い、その平均値を示
す)滞留成形、乾燥条件による成型品の色差をそれぞれ
表−1に示す。
【0032】なお、比較として、青顔料として製造例で
示した本発明の処理を行わない未処理の群青、青染料と
してMacrolex−BLUE 2R(バイエル社
製)および製造例3に使用したコバルトブルーを使用し
た。これらにつきそれぞれ比較例1、2および3に示し
た。
【0033】さらに120 ℃、4 時間の条件で乾燥したペ
レットを用いた試料片につきサンシャインウエザーメー
ター(スガ試験機製、WEL−SUN−DC型)による
500時間の耐候性試験を行った。試験条件はブラック
パネル温度で63℃、500時間とした。測定結果を表
−1に示す。
【0034】
【表1】 表−1(成形初期色との色差) ──────────────────────────────────── 試験例 試験例 試験例 試験例 比較例 比較例 比較例 1 2 3 4 1 2 3 ──────────────────────────────────── 添加量 (ppm) 29 29 50 29 15 0.7 40 ──────────────────────────────────── 滞留成形 0.07 0.10 0.10 0.25 0.40 0.33 0.88 品 (ΔE) ──────────────────────────────────── 乾燥褪色 0.04 0.13 0.08 0.22 0.36 0.29 0.39 性 (ΔE) ──────────────────────────────────── 耐候性 3.0 3.5 6.8 3.0 3.6 5.7 7.8 (500 時間) ────────────────────────────────────
【0035】実施例2 実施例1のポリカーボネート樹脂の代わりに、ポリスチ
レン樹脂(商品名トーポレックス550 三井東圧化学
社製)を使用した以外は、実施例1におけると同様の副
資材を使用した。ポリスチレン樹脂と製造例1で得た処
理顔料1とをタンブラーにより混合し押出機により着色
ペレットを得、通気乾燥した。このペレットを射出成形
機により、成形時の樹脂温度が240℃となるようにし
て実施例1と同様な試料片を成形した。この試料につき
実施例1と同様に滞留成形品の色差、耐候性試験を行っ
た(試験例5)。未処理の顔料(群青)を比較例4とし
た。なお、滞留成形は20分間とし、耐候性試験は温度
40℃にて行った。その結果を表−2に示す。
【0036】
【表2】 表−2 ─────────────────────── 試験例 比較例 5 4 ─────────────────────── 添加量 (ppm) 50 50 ─────────────────────── 滞留成形 0.25 1.02 品 (ΔE) ─────────────────────── 耐候性 5.2 5.0 (500 時間) ───────────────────────
【0037】
【発明の効果】本発明による表面処理を行った無機顔料
をブルーイング剤として使用した樹脂組成物は、耐候性
および耐熱性にすぐれており、色相変化が極めて少な
く、さらに透明性に優れた成形品を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 69/00 KKP 9363−4J C09C 3/12 PCH 8933−4J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂に、下記一般式(1)また
    は(2)で表される表面処理剤0.01〜50重量%で
    処理した無機顔料を0.0001〜0.1重量%添加し
    てなる熱可塑性樹脂組成物。 【化1】 (但し、300≧m≧0、300≧n≧1、300≧m
    +n≧1であってmとnの構成単位は任意の配列が可能
    である。 Aは、(CH3)3-Si-O-、または (CH3)2H-Si-O-
    であり、Bが(CH3)3-Si-または (CH3)2H-Si-である。ま
    たはA、Bが結合して環状を形成してもよい。R1 〜R
    3 はそれぞれ炭素数1〜10の炭化水素基である。) 【化2】 (但し、R4 はアルキル基、アミノ基、エポキシ基、ビ
    ニル基、アリル基、メルカプト基から選択された基であ
    り、R5 およびR6 はそれぞれ炭素原子数1〜4のアル
    キル基である。p は0 または炭素数1〜10の炭化水素
    基であり、 a+b=3,1≦ a≦3である。)
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂が芳香族ポリカーボネート
    樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステルカーボネート樹
    脂、アクリル系樹脂、またはこれらのポリマーアロイで
    ある請求項1記載の熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 無機顔料が群青または紺青、コバルトブ
    ルー、マンガンブルーでから選ばれた少なくとも一種で
    ある請求項2記載の熱可塑性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 表面処理剤0.5〜10重量%で処理し
    た無機顔料を使用する請求項1記載の熱可塑性樹脂組成
    物。
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