JP4572560B2 - 熱可塑性の廃プラスチックから得られる再生樹脂及びその製造方法 - Google Patents

熱可塑性の廃プラスチックから得られる再生樹脂及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱可塑性の廃プラスチック粉砕物より得られる黒色、白色又は有彩色に再度着色された再生樹脂及びその製造方法に関する。
近年、環境への負担を減らすために、自動車部品や家電部品などによって代表される合成樹脂製品の合成樹脂材料の再利用が求められており、多くの企業が、そのような合成樹脂材料の有効な再利用を検討している。合成樹脂製品の合成樹脂材料の再利用は一般に、その合成樹脂製品の多くが熱可塑性樹脂から形成されていることから、合成樹脂製品を粉砕して粉砕物とし、この粉砕物を洗浄し、加熱溶融した後、粒状物として利用されている。
例えば、特許文献1及び特許文献2には、エチレン−プロピレン共重合ゴムの割合が10乃至40重量%で変性されたポリプロピレン樹脂からなる塗装廃プラスチック部品に、高密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂及び低密度ポリエチレン樹脂を配合して行うことを特徴とする塗装済樹脂の再利用方法が開示されている。
特許文献3には、(A)基板が芳香族ポリカーボネート樹脂である不用の光学式情報記録媒体から回収された芳香族ポリカーボネート樹脂であり、且つ本文中に規定する方法で測定された該回収芳香族ポリカーボネート樹脂中の異物が0.01〜0.1重量%である回収芳香族ポリカーボネート樹脂90〜30重量%(a成分)及び(B)無機顔料10〜70重量%(b成分)の合計100重量%よりなる着色マスター用樹脂組成物が開示されている。
特開2000−281846号公報 特開2000−281846号公報 特開2000−327896号公報
近年、環境への負担を減らすために、自動車部品や家電部品などによって代表される合成樹脂製品の合成樹脂材料の再利用が求められており、多くの企業が、そのような合成樹脂材料の有効な再利用を検討している。
上記のような合成樹脂製品は一般に廃プラスチックとよばれている。廃プラスチックは、様々な物品から回収するため、様々な色に着色されている。
これら様々な色に着色された廃プラスチックを再利用すると、得られる成形物の色調の変化が大きく、再生品に色ムラが発生する場合がある。そのため、廃プラスチックを再利用する場合に、用途が限定されたり、生産コストがかかるなど問題がある。
本発明は、成形品の厚み変化に対して色調の変化の少ない、色ムラの問題が起きにくい外観の優れた再生樹脂を明度と色相を調整して提供することを目的とする。
本発明の発明者は、再生対象の廃プラスチックの粉砕物に、
光遮蔽性顔料及び光遮蔽性フィラーから選ばれる光遮蔽性成分を混合して加熱溶融固化して得られる再生樹脂の厚みが異なる時の色差(ΔE)に着目することにより、色調変化が少なく、色ムラのない、外観に優れる、明度と色相を調整した再生樹脂が得られることを見いだした。
本発明の第一は、熱可塑性の廃プラスチックに、
光遮蔽性顔料及び光遮蔽性フィラーから選ばれる光遮蔽性成分を混合し加熱溶融して得られる再生樹脂であり、
該再生樹脂の色差(ΔE)が下記数式(1)で表されることを特徴とする再生樹脂を提供することができる。
Figure 0004572560
本発明の第二は、熱可塑性の廃プラスチックに、
光遮蔽性顔料及び光遮蔽性フィラーから選ばれる光遮蔽性成分を混合し加熱溶融して得られる再生樹脂の製造方法であり、
該再生樹脂の色差(ΔE)が下記数式(1)で表されるように光遮蔽性成分の添加量を調整することを特徴とする再生樹脂の製造方法を提供することができる。
Figure 0004572560
本発明の再生樹脂及び再生樹脂の製造方法の好ましい実施の態様を次に記載する。本発明の再生樹脂及び再生樹脂の製造方法では、好ましい実施の態様を複数組み合わせることが出来る。
1:再生樹脂が、黒色、灰色、白色又は有彩色である。
2:加熱溶融において、熱可塑性樹脂及び/又はエラストマーを混合する。
3:熱可塑性の廃プラスチック粉砕物が、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリスチレン、ABS樹脂、及びポリアミドからなる群より選ばれる熱可塑性樹脂を含む。
4:熱可塑性の廃プラスチックが、エラストマー及びフィラーから選ばれる成分を含む。
5:光遮蔽性成分として、二酸化チタン(酸化チタン)及びチタンイエローから選ばれる光遮敵性顔料を含む。
6:廃プラスチックが粉砕物である。
本発明の再生樹脂より、射出成形などの成形物を得ることができる。
本発明の再生樹脂は、色調変化が少なく、色ムラのない、外観に優れる成形物を得ることが出来る。
本発明の再生樹脂は、黒色、白色又は有彩色に再着色された再生樹脂である。
本発明の再生樹脂は、用いる廃プラスチックの色を新たに調色して再生したものである。
本発明の再生樹脂は、熱可塑性の廃プラスチックの粉砕物に、新たに光遮敵性を有する顔料やフィラーを配合し、そしてまた必要により熱可塑性樹脂やエラストマーなどを配合した再生樹脂である。
本発明の再生樹脂は、熱可塑性の廃プラスチックに、
光遮蔽性顔料及び光遮蔽性フィラーから選ばれる光遮蔽性成分を混合し加熱溶融して得られる再生樹脂であり、
該再生樹脂の色差(ΔE)が下記数式(1)で表されることを特徴とする。
再生樹脂の色差(ΔE)は、2未満であり、好ましくは1.9未満、さらに好ましくは1.7未満、より好ましくは1.5未満、特に好ましくは1.3未満である。
Figure 0004572560
本発明において、廃プラスチックの粉砕物に、さらに新しい熱可塑性樹脂及びエラストマーから選択される少なくとも一以上の成分を加えることは、得られる再生樹脂の成形物の機械特性などの物性が向上するため好ましい。
本発明の再生樹脂は、例えば、廃プラスチック(粉砕物)1〜100重量%に、熱可塑性樹脂0〜99重量%、エラストマー0〜40重量%及びフィラー0〜50重量%(粉砕物と、ポリオレフィン、エラストマー及び/又はフィラーの合計は100重量%)を添加し、また粉砕物100重量部に、光遮蔽性顔料(黒色顔料、白色顔料、有彩色顔料などを一種以上)を0.01〜20重量部、好ましくは0.05〜15重量部、さらに好ましくは0.15〜12重量部、より好ましくは0.2〜12重量部、特に好ましくは0.25〜10重量部を配合することが好ましい。
本発明における再生対象となる廃プラスチックの粉砕物の例としては、樹脂の成形(成型)時や加工時に発生する不要部分、使用済のインストルメントパネル、バンパー、モールなどの車内外装部材などの自動車部品、家電製品、工業用部材、住宅などの建材部材などから回収された使用済みの樹脂材料の粉砕物を挙げることができる。特に使用済の無着色、淡白色、淡黒色、淡有彩色、白色、黒色、有彩色などの自動車製品、家電製品、工業用部材、住宅などの建材部材などから回収された樹脂材料の粉砕物が再生対象となる。
本発明における再生対象となる廃プラスチックは、熱可塑性の廃プラスチックであり、熱可塑性の廃プラスチックの粉砕物が好ましい。
本発明における再生対象となる廃プラスチックは、廃プラスチックを溶融する温度又は再生樹脂を製造する加熱溶融温度で不溶な砂状無機物、植物片、金属片、樹脂分解物、金属酸化物、樹脂硬化物などの不溶物を少量含んだ物を用いることが出来る。
本発明における再生対象となる廃プラスチックの粉砕物に混在する不溶物としては、長辺の長さが1.5mm以下であることが好ましく、得られる再生樹脂の成形物外観の不良が少なくなるために好ましい。
廃プラスチックは、粉砕されていることが好ましく、粉砕の大きさは直径が通常30mm以下、好ましくは1〜30mm、さらに好ましくは1〜25mm、より好ましくは1〜20mm、特に好ましくは1〜12mmとなるように粉砕した粉砕品である。また、廃プラスチックの粉砕物を加熱押出機などを用いて、溶融し、ペレット状にした物もまた、合成樹脂製品の粉砕物と同様に利用できる。
廃プラスチックに添加配合することのできる光遮蔽性成分としては、光遮蔽性を有する顔料及び光遮蔽性を有するフィラーから選ばれる光遮蔽性成分を用いることができる。
光遮蔽性成分としては、光遮蔽性顔料が好ましく、二酸化チタン(酸化チタン)、カーボンブラック及びチタンイエローから選ばれる成分を少なくとも1種含むことが好ましい。
光遮蔽性を有する顔料としては、白色顔料、有彩色顔料、黒色顔料などを用いることができる。
白色顔料としては、二酸化チタン(酸化チタン)、鉛白、酸化亜鉛をあげることができる。特に好ましいのは二酸化チタンである。
二酸化チタンとしては、従来より顔料用として用いられているものを制限なく使用することができ、例えば塩素法や硫酸法で製造したものを用いることが出来る。塩素法で製造した物が好ましい。粒子形状は特に制限されないが、正方晶系、ルチル型、アナターゼ型などを用いることが出来、特に正方晶系及びルチル型が好ましい。平均粒子径は特に制限されないが、好ましくは0.01〜0.5μm、さらに好ましくは0.05〜0.5μm、より好ましくは0.1〜0.4μm、特に好ましくは0.2〜0.3μmが、分散性、取扱性及び作業性に優れるため好ましい。二酸化チタンのDOP吸油量は、特に制限されないが、好ましくは5〜40(cc/100g)、さらに好ましくは8〜30(cc/100g)、より好ましくは10〜20(cc/100g)、特に好ましくは12〜18(cc/100g)である。
有彩色顔料は、公知のものが制限なく使用でき、例えば金属の酸化物、水酸化物、硫化物、クロム酸塩、炭酸塩、硫酸塩、ケイ酸塩などの無機顔料;アゾ系、ジフェニルメタン系、トリフェニルメタン系、フタロシアニン系、ニトロ系、ニトロソ系、アントラキノン系、キナクリドンレッド系、ベンジジン系、縮合多環系等の有機顔料などを挙げることが出来る。また、着色繊維や光沢を有する金属粒子などであってもよい。有彩色顔料の色相については特に制限がなく、黄、青、赤、緑などのいずれのものでも使用することができる。これらの顔料は二種類以上を併用することができる。
本発明で用いることのできる有彩色顔料の具体例としては、弁柄、群青、コバルトブルー、チタンイエロー、紺青、硫化亜鉛、バリウム黄、コバルト青、コバルト緑等の無機顔料;キナクリドンレッド、ポリアゾイエロー、アンスラキノンレッド、アンスラキノンイエロー、ポリアゾレッド、アゾレーキイエロー、ベリレン、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、イソインドリノンイエロー、ウォッチングレッド、パーマネントレッド、パラレッド、トルイジンマルーン、ベンジジンイエロー、ファーストスカイブルー、ブリリアントカーミン6B等の有機顔料、着色繊維、光沢を有する金属粒子などが挙げられ、これらの顔料は二種類以上を併用して使用することができる。
チタンイエローの平均粒子径は特に制限されないが、好ましくは0.1〜1.5μm、さらに好ましくは0.5〜1.3μm、より好ましくは0,7〜1.1μm、特に0.8〜1μmのものが、分散性、取扱性、そして作業性に優れるため好ましい。チタンイエローのDOP吸油量は、特に制限されないが、好ましくは15〜40(cc/100g)、さらに好ましくは20〜35(cc/100g)、特に好ましいのは20〜30(cc/100g)の範囲である。チタンイエローのpHは、特に制限されないが、好ましくは6〜10、特に好ましくは7〜9の範囲である。
群青としては、従来より顔料用として用いられているものを制限なく使用することができる。群青の平均粒子径は、特に制限されないが、好ましくは0.1〜5μm、さらに好ましくは0.5〜4μm、より好ましくは0.8〜3.5μm、そして特に好ましいのは1〜3μmである。これらは、分散性、取扱性及び作業性に優れるため好ましい。群青のDOP吸油量は、特に制限されないが、好ましくは20〜50(cc/100g)、さらに好ましくは25〜40(cc/100g)、特に30〜35(cc/100g)が好ましい。群青のPHは、特に制限されないが、好ましくは5〜11、さらに好ましくは5.5〜11、特に好ましくは7〜11の範囲である。
フタロシアニンブルーとしては、従来より顔料用として用いられているものを制限なく使用することができ、例えばワーラー法やフタロニトリル法で製造したものを用いることが出来る。フタロシアニンブルーの粒子形状は特に制限されないが、α型、β型などを用いることが出来る。フタロシアニンブルーの平均粒子径は特に制限されないが、好ましくは0.01〜2μm、さらに好ましくは0.05〜1.5μm、より好ましくは0.1〜0.4μm、特に好ましくは0.1〜1μmの範囲である。
フタロシアニングリーンとしては、従来より顔料用として用いられているものを制限なく使用することができ、例えばワーラー法やフタロエトリル法で製造したものを用いることが出来る。フタロシアエングリーンの粒子形状は、特に制限されないが、α型、β型などを用いることが出来る。フタロシアニングリーンの平均粒子径は、特に制限されないが、好ましくは0.01〜2μm、さらに好ましくは0.05〜1.5μm、より好ましくは0.1〜0.4μm、特に好ましくは0.1〜1μmの範囲である。フタロシアニングリーンのpHは、特に制限されないが、好ましくは4〜9、さらに好ましくは4〜8の範囲である。
弁柄としては、従来より顔料用として用いられているものを制限なく使用することができる。弁柄の粒子形状は、特に制限されないが、等軸晶系などを用いることが出来る。弁柄の平均粒子径は、特に制限されないが、好ましくは0.01〜1μm、さらに好ましくは0.05〜0.5μm、より好ましくは0.08〜0.4μm、特に好ましくは0.1〜0.3μmの範囲である。弁柄のDOP吸油量は、特に制限されないが、好ましくは10〜50(cc/100g)、さらに好ましくは12〜40(cc/100g)、特に好ましくは15〜30(cc/100g)の範囲である。弁柄のpHは、特に制限されないが、好ましくは4〜8、さらに好ましくは5〜7の範囲である。
キナクリドンレッドとしては、従来より顔料用として用いられているものを制限なく使用することができる。キナクリドンレッドの粒子形状は、特に制限されないが、α聖、β型、γ型などを用いることが出来る。キナクリドンレッドの平均粒子径は、特に制限されないが、好ましくは0.01〜2μm、さらに好ましくは0.05〜1.5μm、特に好ましくは0.1〜1μmの範囲である。
アンスラキノンレッドとしては、従来より顔料用として用いられているものを制限なく使用することができる。アンスラキノンレッドの平均粒子径は、特に制限されないが、好ましくは0.01〜2μm、さらに好ましくは0.05〜1.5μm、特に好ましくは0.1〜1μmが好ましい。アンスラキノンレッドのpHに制限されないが、好ましくは4〜9の範囲である。
黒色顔料としては、カーボンブラック、鉄黒などをあげることができる。黒色顔料は、再生樹脂成形物に高い光遮蔽性を付与することができる。黒色顔料は二種類以上を併用して使用することができる。
カーボンブラックとしては、従来より顔料用として用いられているものを制限なく使用することができ、例えばファーネス法やチャンネル法で製造したカーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブラック、チャネルブラック、ケッチェンブラックなどを用いることが出来る。また、カーボンブラックは酸化処理した物を用いることが出来る。カーボンブラックとしては、特にファーネス法で製造したファーネスブラックを用いることが、外観の均一性に優れ、分散性に優れ、得られる戊形物の黒色度、光沢向上の効果も大きなものとなるので好ましい。カーボンブラックの平均粒子径は、特に制限されないが、好ましくは0.001〜0.3μm、さらに好ましくは0.005〜0.2μm、より好ましくは0.01〜0.1μm、特に好ましくは0.1〜0.03μmのものが、分散性、取扱性及び作業性に優れ、黒色度、光沢の向上にも高い効果を発揮するため好ましい。
鉄黒としては、焼成法により得られる黒色の酸化鉄を用いることが出来る。鉄黒の粒子形状は、特に制限されないが、八面体などの多面体形、球状などを用いることが出来、特に八面体が好ましい。鉄黒の平均粒子径は、特に制限されないが、好ましくは0.05〜0.4μm、さらに好ましくは0.15〜0.35μm、特に好ましくは0.2〜0.35μmが好ましい。鉄黒のDOP吸油量は、特に制限されないが、好ましくは10〜80(cc/100g)、さらに好ましくは15〜50(cc/100g)、より好ましくは20〜40(cc/100g)、特に好ましいのは25〜35(cc/100g)の範囲である。鉄黒のpHは、制限されないが、好ましくは9〜11であり、特に9〜10が好ましい。
白色顔料、黒色顔料、及び/又は有彩色顔料は、そのまま直接添加してもよく、あるいは顔料をマスターバッチ化して添加してもよい。顔料と樹脂成分を用いるマスターバッチ化技術は既に知られている。
樹脂製品粉砕物には、所望により、フィラーを添加配合することもでき、再生樹脂成形物の物性を向上させるためには、その添加が好ましい。フィラーは二種類以上を併用して使用することができる。
光遮敵性フィラーとしては、顔料を除く、樹脂に配合して光を遮敵するものであればよく、有機系フィラー及び無機系フィラーを用いることができる。
無機系フィラーとしては、タルク、クレー、マイカ、シリカ、ケイソウ上、モスハイジ、ティスモ、ワラストナイト、モンモリロナイト、ベントナイト、ドロマイト、ドーソナイト、ケイ酸塩類、炭素繊維、ガラス(ガラス繊維を含む)、バリウムフェライト、酸化ベリリウム、水酸化アルミニウム(水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸アンモニウム、亜硫酸カルシウム、蛙酸カルシウム、硫化モリブテン、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリウムなど、あるいは亜鉛、銅、鉄、鉛、アルミニウム、ニッケル、クロム、チタン、マンガン、スズ、白金、タングステン、金、マグネシウム、コバルト、ストロンチウムなどの金属及びこれらの金属酸化物、ステンレス鋼、ハンダ、真鍮などの合金、炭化珪素、窒化珪素、ジルコニア、窒化アルミニウム、炭化チタンなどの金属系セラミックスなどの粉末、繊維状ウィスカ及び繊維などを用いることが出来る。繊維又は繊維状ウィスカとしては、L/Dが好ましくは10以上、さらに好ましくは15以上の物を用いることが出来る。繊維としては、繊維長が好ましくは0.1〜5mm、さらに好ましくは1〜5mmのものを用いることができ、繊維径が好ましくは30μm以下、さらに好ましくは1〜30μm、特に好ましくは1〜15μmのものを用いることが出来る。特に炭素織維としては、繊維長が好ましくは0.1〜5mm、さらに好ましくは1〜5mmのものを用いることができ、繊維径が好ましくは30μm以下、さらに好ましくは1〜30μm、特に好ましくは1〜15μmのものを用いることが出来る。
光遮敵性フィラーは、無機フィラーが好ましく、タルク、マイカなどが好ましい。
本発明の廃プラスチックの紛砕物の再生に際しては、必要に応して、滑剤、帯電防止剤、界面活性剤、増核剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、難燃剤などの添加剤や分散剤などを加えることが出来る。
分散剤としては、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド、金属石鹸、グリセリンエステル、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなどを挙げることが出来る。
添加剤としては、フェノール系、リン系、イオウ系等の酸化防止剤、ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール等の紫外線吸収剤、HALS等の光安定剤、リン系、ハロゲン系等の難燃剤などを挙げることが出来る。
本発明の廃プラスチックの再生に際しては、前述のように、必要に応じて、熱可塑性樹脂及び/又はエラストマーを添加配合することができる。
添加配合する熱可塑性樹脂やエラストマーは、合成樹脂製品の樹脂材料と同じ樹脂、もしくは均等の樹脂を用いることが望ましい。従って、廃プラスチックの粉砕物の再利用に利用できる熱可塑性樹脂材料の例としては、オレフィン系樹脂(例、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、結晶性ポリプロピレン)、ポリカーボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、スチレン系樹脂、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、変性ポリフェエレンエーテル、ポリフェエレンスルフィドなどのポリフェニルエーテル系樹脂、ポリメタクリル酸メチルのようなポリアクリル酸系樹脂、6−ナイロン、66−ナイロン、12−ナイロン、6・12−ナイロンなどのポリアミド系樹脂、ポリスルホンなどを挙げることができる。
本発明の再生樹脂を製造方法の一例を示すと、
(1)原料の不溶物を有する廃プラスチックの粉砕物に、適量と想像される顔料やフィラーなどの光遮蔽性成分、あるいはそれらの光遮蔽性成分の任意な組み合わせ、そして必要に応して、熱可塑性樹脂やエラストマー等を添加する。
(2)(1)を溶融混練し、次いで、直接あるいは粒状物を介して、厚み100μmのフィルムと厚み3mmの成形物の2種類の試験片を製造する。
(3)2種類の試験片の色差(ΔE)を測定し、その測定結果を数式(1)により適否を判断する。試験片の色差(ΔE)が、2を越えている場合には、上記(1)の工程に戻る、この場合主として光遮蔽性成分の追加を行う。試験片の色差(ΔE)が、2以下の場合、再生樹脂として再利用する。又同時に光遮蔽成分として反対色の有彩色顔料を用いて色相の調整を行う。明度の調整は主に白色顔料と黒色顔料、有彩色顔料を用いて行う。
(4)再生樹脂は、溶融して成形物を製造する。
上記の操作を行うことにより、所望の色調、外観そして物性を有する、成形に用いることのできる再生樹脂を製造することが出来る。
本発明の再生樹脂の製造方法は、熱可塑性の廃プラスチック粉砕物に、さらに必要に応じて熱可塑性樹脂やエラストマー等を添加し、
光遮蔽性顔料及び光遮蔽性フィラーから選ばれる光遮蔽性成分を混合し加熱溶融して再生樹脂を製造し、
得られる再生樹脂の色差(ΔE)を測定し、その色差の関係が下記数式(1)で表されるように光遮蔽性成分の添加量、必要に応じて熱可塑性樹脂やエラストマー等を添加を調整することを特徴とする。
Figure 0004572560
本発明の再生樹脂を製造方法の(1)において、原料の廃プラスチックの粉砕物、適量と想像される顔料やフィラーなどの光遮蔽性成分、あるいはそれらの光遮蔽性成分の任意な組み合わせ、そして必要に応して、熱可塑性樹脂やエラストマー等の添加順序は、適宜選択することができる。
また、本発明の再生樹脂を製造方法の(1)において、
(i)原料の廃プラスチックの粉砕物と光遮蔽性成分とを予め溶融混練し、さらに必要に応じて熱可塑性樹脂やエラストマー等を添加してもよく、(ii)原料の廃プラスチックの粉砕物と熱可塑性樹脂やエラストマー等を予め溶融混練し、光遮蔽性成分を添加してもよく、
(iii)光遮蔽性成分と熱可塑性樹脂やエラストマー等を予め溶融混練し、原料の廃プラスチックの粉砕物を添加してもよく、
これらの各成分の添加順序及び溶融は、適宜選択することができる。
溶融混練する場合には、10メッシュ、好ましくは10メッシュより細かいメッシュスクリーンを樹脂出口などに有する二軸押出機や単軸押出機などの混練装置を用いることことができ、再生樹脂の成形物外観の不良が少なくなるために好ましい。
本発明では、廃プラスチックの粉砕物と、各成分との混合方法、混合装置、混合設備については特に制限はなく、混練装置としては、公知の単軸押出機(混練機)、二軸押出機(混練機)、二軸押出機と単軸押出機(混練機)を直列に接続したタンデム型混練装置、カレンダー、バンバリーミキサー、混練ロール、ブラベンダー、プラストグラフ、ニーダーなどを用いることが出来る。
本発明で得られた再生樹脂は、押出成形、シート成形、射出成形、射出圧縮成形、ガス注入射出成形、プロー成形、真空成型など公知の成形や成型方法を用いて、バンパー、モール、ドアトリム、インストルメントパネル、トリム、コンソールボックスなどの車用内外装部品、バッテリー、ファンシュラウドなどのエンジンルーム内部品などの自動車部材、家電製品の内外装部材、住宅建材の内外装部材、緩衝部材、包業部材などに用いられる成形物として再使用することができる。
本発明の再生樹脂より得られる成形物は、光沢面を有する成形物、絞などの凹凸や模様を有する成形物や滑らかな凹凸や模様を有する成形物などを得ることが出来る。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(1)明度及び色相の測定(3mm成形品):
二軸混練機で作成した再生ペレットを型締力130トンの射出成形機を用い、金型:角板(100×100×3mmt;片面:皮紋形状、片面:鏡面)、成形温度:C1−C2−C3−C4=180−190−200−210℃、射出圧力:P1−P2−P3−P4=108−98−88−78MPa、射出速度:V1−V2−V3−V4=30−30−20−20%、スクリュウ背圧:フリー、スクリュウ回転数:60%、金型温度:40℃、サイクル:射出10秒、冷却20秒、の射出条件で10ショット連続成形し、6〜10ショットの成形物(試験片A)を採取した。得られた10ショット目の試験片Aの鏡面側を倉敷紡績株式会社製の分光光度計(光源:D−65 10度視野)を用いて、明度L*、色相a*及び色相b*(CIE1976)を測定した。
測定した明度L*、色相a*及び色相b*を基準とした。
(2)明度及び色相の測定(ΔE):
型締め力40トンのホットプレス成形機を用い、2軸混練機で作成した再生ペレットを写真用フェロタイプ板に挟み(スペーサー70×50×0.1mmt)加熱板温度230℃、余熱時間2分、脱泡処理時間1分、加圧時間1分(圧力:100kg/cm)、冷却温度20℃、冷却時間2分の成形条件で100±3μmのフィルムを作成した。得られた厚み100μmのフィルムを倉敷紡績株式会社製の分光光度計(光源:D−6510度視野)を使用し、フィルムを標準白色板(L*:98.29、a*:−0.22、b*:0.37)の上に置き、反射光の明度L*、色相a*及び色相b*(CIE1976)を測定した。
測定した明度L*、色相a*及び色相b*と3mm成形品の測定値より、色差(ΔE)を算出した。
(3)色調差評価方法(目視):
再生ペレットより成形された試験片A及び厚み100μmのフィルムの色調差を、目視観察を行い3段階で評価した。
3:試験片Aの色調とフィルムの色調に差が感じられない、
2:試験片Aの色調とフィルムの色調に差が少し感じられる、
1:試験片Aの色調とフィルムの色調に差が感じられる。
[実施例1〜3、比較例1〜3]
・使用材料
(1)再生処理対象の廃プラスチック(再生対象樹脂の粉砕物)
市場より回収されたポリプロピレン製の自動車バンパーの洗浄品又は自動車内装部品を5〜11mmに粉砕したものを用いた。この粉砕品を二軸混練機(宇部興産社製UME40−48T)を用いて、バレル温度:220℃、処理量:60Kg/hの条件で溶融混練し、ペレットを得た。
(2)顔料:
1)弁柄:平均粒子径0.16μm、DOP吸油量23(CC/100g)、pH5〜7。
2)群青:平均粒子径1〜3μm、DOP吸油量31〜33(CC/100g)、pH8.5〜10.5。
3)鉄黒:平均粒子径0.27μm、DOP吸油量26〜30(CC/100g)、pH9〜10。
4)二酸化チタン:平均粒子径0.22μm、DOP吸油量14(CC/100g)、pH5.5〜7.5。
5)チタンイエロー:平均粒子径0.91μm、DOP吸油量25(CC/100g)、pH7.8。
6)カーボンブラック:平均粒子径0.017μm(ファーネス法)。
(3)無機フィラー
1)タルクは、平均粒子径(レーザー回折法)が2.7μmのもの。
(4)熱可塑性樹脂
1)結晶性ポリプロピレン(H−PP):(ホモ)[メルトフローレート(MFR):30g/10分、ペンダント分率:96.0%]。
(5)その他添加成分:
1)分散剤:ステアリン酸カルシウム。
2)酸化防止剤:Irgafos168、Irganox1010。
・再生樹脂の製造:
表1に示す割合の再生対象樹脂の粉砕物、結晶性ポリプロピレン、タルク及び顔料と、分散剤及び酸化防止剤を、プラテック社製のブレンダーを用いてドライブレンドを行った後、樹脂出口側に40メッシュスクリーンを設けた二軸混練機(宇部興産社製:UME40−48T)を用いて、バレル温度:220℃、処理量:60Kg/時の条件で、溶融混練し再生ペレットを得た。
得られた再生ペレットより3mm成形品及び厚み100μmのフィルムを製造し、L*、a*及びb*を測定し、結果を表2に示す。3mm成形品とフィルムとの色調の差を目視観察と分光光度計により評価し、結果を表2に示す。実施例は自動車バンパーの粉砕物、比較例は自動車内装部品の粉砕物を使用した。
Figure 0004572560
Figure 0004572560


Claims (13)

  1. 熱可塑性の廃プラスチックの粉砕物100重量部に対して、二酸化チタン及び有彩色顔料とを含む光遮蔽性顔料0.25〜10重量部を混合し加熱溶融して得られる再生樹脂組成物であり、
    熱可塑性の廃プラスチックが、ポリオレフィン、ポリスチレン、ABS樹脂、及びポリアミドからなる群より選ばれる熱可塑性樹脂を含み、
    該再生樹脂組成物の色差(ΔE)が下記数式(1)で表されることを特徴とする再生樹脂組成物。
    Figure 0004572560
  2. 再生樹脂組成物が、廃プラスチックの色を新たに灰色又は有彩色に調色した再生樹脂組成物であることを特徴とする請求項1に記載の再生樹脂組成物。
  3. 再生樹脂組成物は、L*が34.82〜60.52の範囲であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の再生樹脂組成物。
  4. 再生樹脂組成物が、車用内外装部品、自動車部材、家電製品の内外装部材、住宅建材の内外装部材、緩衝部材又は包業部材用であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の再生樹脂組成物。
  5. 加熱溶融において、熱可塑性樹脂及び/又はエラストマーを混合することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の再生樹脂組成物。
  6. 熱可塑性の廃プラスチックの粉砕物が、自動車のバンパーの粉砕物であることを特徴とする請求項1に記載の再生樹脂組成物。
  7. 請求項1〜6に記載の再生樹脂組成物の成形物。
  8. 熱可塑性の廃プラスチックが、ポリオレフィン、ポリスチレン、ABS樹脂、及びポリアミドからなる群より選ばれる熱可塑性樹脂を含み、
    熱可塑性の廃プラスチックの粉砕物100重量部に対して、二酸化チタン及び有彩色顔料とを含む光遮蔽性顔料0.25〜10重量部を混合し加熱溶融して得られる再生樹脂組成物の製造方法であり、
    該再生樹脂組成物の色差(ΔE)が下記数式(1)で表されるように光遮蔽性成分の添加量を調整することを特徴とする再生樹脂組成物の製造方法。
    Figure 0004572560
  9. 再生樹脂が、廃プラスチックの色を新たに灰色又は有彩色に調色した再生樹脂であることを特徴とする請求項8に記載の再生樹脂組成物の製造方法。
  10. 再生樹脂組成物は、L*が34.82〜60.52の範囲であることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の再生樹脂組成物の製造方法。
  11. 再生樹脂組成物が、車用内外装部品、自動車部材、家電製品の内外装部材、住宅建材の内外装部材、緩衝部材又は包業部材用であることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の再生樹脂組成物の製造方法。
  12. 加熱溶融において、熱可塑性樹脂及び/又はエラストマーを混合することを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の再生樹脂組成物の製造方法。
  13. 熱可塑性の廃プラスチックの粉砕物が、自動車のバンパーの粉砕物であることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の再生樹脂組成物の製造方法。
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