JP2003159709A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JP2003159709A
JP2003159709A JP2001363069A JP2001363069A JP2003159709A JP 2003159709 A JP2003159709 A JP 2003159709A JP 2001363069 A JP2001363069 A JP 2001363069A JP 2001363069 A JP2001363069 A JP 2001363069A JP 2003159709 A JP2003159709 A JP 2003159709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
material form
display section
electronic device
recycled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001363069A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Ozasa
秀明 小笹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001363069A priority Critical patent/JP2003159709A/ja
Publication of JP2003159709A publication Critical patent/JP2003159709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後に樹脂製部品をリサイクルする際に、
それらから成形されるリサイクル樹脂材料の品質を安定
させて、リサイクル利用が容易にできる電子機器を提供
する。 【解決手段】 リサイクル樹脂材料を含む同一のポリマ
ー又はポリマーアロイで成形された複数の樹脂製部品1
0で構成される部材を有する電子機器において、樹脂製
部品10の材料形態を一括表示する材料形態表示部50
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ、パーソナルコンピュータ、テレビ、ビ
デオ装置等の電子機器に関し、詳しくはこれら電子機器
に使用される樹脂製部品のリサイクル促進に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ポリマー又はポリマーアロイで成形され
た樹脂製部品(プラスチック部品)は射出成形等によっ
て所望の形状に成形するのが容易であることから、近年
では、複写機やパーソナルコンピュータ等の画像形成装
置の筐体、自動車のバンパーやダッシュボード等、各種
機器に多用されている。そして、これらの電子機器が使
用済みとなった場合に、使用されているプラスチック部
品をそのまま廃棄物として処理することは環境問題上好
ましくないことから、近年では、これら機器から回収し
たプラスチック部品を元の樹脂材料に戻し、斯かる樹脂
材料(リサイクル樹脂材料)をプラスチック部品の成形
に再利用するリサイクルシステムの構築が促進されてい
る。
【0003】ここで、樹脂材料は一旦プラスチック部品
に成形されると、成形加工時の熱履歴や、製品や部品と
して使用された環境等によって不純物の混入及び物性劣
化が懸念される。
【0004】そこで、新規の樹脂材料(以下、「ヴァー
ジン樹脂材料」と称す。)を用いて成形したプラスチッ
ク部品の性能と同程度の性能を持つようなプラスチック
部品を、リサイクル樹脂材料から成形する方法の1つ
に、特開平5−301222号公報等に開示される如
く、粉砕されたリサイクル樹脂材料に対してヴァージン
樹脂材料や添加物を所定量だけ添加して、リサイクル樹
脂材料とヴァージン樹脂材料等とを混合溶融させて、新
たなプラスチック部品の成形に供する再生ペレット(リ
ペレット)を生産する方法がある。
【0005】又、リペレットの生産に係るコストアッ
プ、リサイクル樹脂材料の使用による外観不良や物性不
良の対策技術の1つとして、サンドイッチ成形によりヴ
ァージン樹脂材料より成形されるスキン層と、リサイク
ル樹脂材料より成形されるコア層と、で構成される多層
積層成形体とする対処方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市場よ
り回収されたプラスチック部品は、粉砕して洗浄し不純
物を所定レベルまで取り除いてリサイクル樹脂材料にし
た場合で、同一のポリマー又はポリマーアロイであって
も、材料形態はヴァージン樹脂材料、粉砕された回
収材にヴァージン樹脂材料や添加物を所定量だけ添加し
て、ヴァージン樹脂材料と混合溶融させてリペレット化
したペレットを用いて成形したリサイクル樹脂材料、
サンドイッチ成形法によりヴァージン樹脂材料より成形
されるスキン層とリサイクル樹脂材料より成形されたコ
ア層とで構成される多層積層体に成形したもの、等、
〜のように材料形態が異なることを原因として、物性
にばらつきが生じる。
【0007】従って、上記の材料形態では、リサイク
ル樹脂材料を再使用してヴァージン樹脂材料と混合溶融
させて再生ペレットを生産する際は、添加物であるヴァ
ージン樹脂材料や添加物の量を一定にできないという問
題が生じる。
【0008】又、上記の材料形態では、サンドイッチ
成形する際にはリサイクル樹脂材料の物性が安定してい
ないためコア材として使用可能な量が把握できないとい
う問題が生じる。
【0009】従って、本発明の目的は、使用後に樹脂製
部品をリサイクルする際に、それらから成形されるリサ
イクル樹脂材料の品質を安定させて、リサイクル利用が
容易にできる電子機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子機器にて達成される。要約すれば、本発明は、リサ
イクル樹脂材料を含む同一のポリマー又はポリマーアロ
イで成形された複数の樹脂製部品で構成される部材を有
する電子機器において、前記樹脂製部品の材料形態を一
括表示する材料形態表示部を有することを特徴とする電
子機器を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子機器を図
面に則して更に詳しく説明する。
【0012】実施例1 本発明に係る電子機器の一例として、本実施例において
は画像形成装置である複写機を採用し、図1にその本発
明が適用された複写機1の斜視図を示す。本実施例にお
いては、リサイクル樹脂材料を含む同一のポリマー又は
ポリマーアロイで成形された複数の樹脂製部品で構成さ
れる部材として、複写機の筐体である外装カバーをリサ
イクルするように適用された例を説明する。
【0013】図1において、複写機本体1には外装カバ
ーとして、ヴァージン樹脂材料で成形された樹脂製カバ
ー10〜17、回収樹脂製部品を破砕/洗浄/不純物の
除去の工程を経て、ヴァージン樹脂材料と添加物を所定
量添加してリペレット化した破砕リサイクル樹脂材料で
成形された樹脂製カバー20〜22、スキン層にヴァー
ジン樹脂材料を用いると共にコア層に回収樹脂製部品を
破砕/洗浄/不純物の除去の工程を経て得られた破砕リ
サイクル樹脂材料を用いてサンドイッチ成形された樹脂
製カバー30〜31が使用されている。
【0014】上記の外装カバーは、具体的に述べると、
以下の〜の材料形態に分類される樹脂製部品から構
成される。
【0015】ヴァージン材料で成形される樹脂製部
品:フロント右カバー10、フロント左カバー11、排
紙トレイ40を維持する排紙カバー12、DF前カバー
13、DF上カバー14、DFサイズ規制カバー15、
及び排紙下カバー16、及び左カバー17。
【0016】回収樹脂製部品を破砕/洗浄/不純物の
除去の工程を経て、ヴァージン樹脂材料と添加物を所定
量添加してリペレット化したリサイクル樹脂材料で成形
された樹脂製部品:カセットカバー20、カセットカバ
ー21、及びDFカバー22。
【0017】スキン層にヴァージン樹脂材料を用いる
と共にコア層に回収樹脂製部品を破砕/洗浄/不純物の
除去の工程を経て得られた破砕リサイクル樹脂材料を用
いてサンドイッチ成形された樹脂製部品:前下カバー3
0及び前下カバー31。
【0018】本発明の電子機器の特徴としては、これら
の〜に記載したような、樹脂製部品の材料形態を一
括表示する材料形態表示部を有することが挙げられる。
材料形態表示部に樹脂製部品のリサイクル樹脂材料使用
の有無及び使用形態を一括表示することによって、容易
に材料形態別に樹脂製部品を分別することが可能とな
り、リサイクル樹脂材料の品質を安定させてリサイクル
利用が容易にできるようになる。
【0019】本実施例において、これらの樹脂製部品で
構成される外装カバーにおける材料形態表示部の例を図
2、3を用いて説明する。
【0020】図2は、複写機1の外装カバーを構成する
樹脂製部品のひとつであるフロント右カバー10を複写
機本体1に取り付けた状態の裏面側を示しており、リサ
イクル樹脂材料使用の有無及び使用形態を一括表示(リ
スト表示)する材料形態表示部50が設けられている。
材料形態表示部50はフロント右カバー10の射出成形
の際に型文字として同時に刻印されるようになってい
る。
【0021】詳しく説明すると、材料形態表示部50
は、図3に示すような表示であり、ISOの材質表示に
準じた樹脂材料の一般名称及び難燃剤の種類51が記載
され、本実施例ではリン系の難燃剤を用いたPC+AB
S樹脂であることを示している。
【0022】又、材料形態表示部50には、樹脂材料の
グレード記号52も記載されており、この実施例ではM
C5400というグレードを使用していることを示して
いる。グレード記号52の部分にリサイクル樹脂材料を
使用している場合には重量割合を併記しても良い。
【0023】又、樹脂製部品の色53が記載されてお
り、この実施例ではアートグレイ7.5を使用している
ことを示している。
【0024】そして、材料形態54が一括表示されてお
り、この実施例では外装カバーで使用されているPC+
ABS樹脂は上記材料形態であるヴァージン樹脂材
料、上記材料形態であるヴァージン樹脂材料と添加剤
を添加したリペレットリサイクル樹脂材料、上記材料形
態であるサンドイッチ成形された、ヴァージン樹脂材
料+破砕リサイクル樹脂材料の3種類で構成されている
ことを示している。
【0025】そして、材料形態表示部50が設けられた
樹脂製部品、つまりここではフロント右カバー10に使
用されている材料形態55を、☆印で示しており、この
フロント右カバー10にはヴァージン樹脂材料が使用さ
れていることを示している。
【0026】このように、材料形態表示部50には、樹
脂材料及び難燃剤の種類51、グレード52、色53、
一括表示された材料形態54の4つの項目が表示され、
材料形態の一括表示54には、材料形態表示部50が設
けられた樹脂製部品であるフロント右カバー10の材料
形態55が示されている。
【0027】このように、材料形態表示部50を有し、
リサイクル使用が困難にならないように材質表示やグレ
ード又は色に加えて、リサイクル樹脂材料使用の有無及
び材料形態を一括表示することで、例えば、上記の材料
形態のような物性劣化に違いが生じるものを分別する
ことが可能となる。
【0028】図4は、上記の材料形態における、サン
ドイッチ成形した樹脂製部品である前下カバー30、3
1の断面図であり、ヴァージン樹脂材料で構成されたス
キン層60が、回収樹脂製部品を破砕/洗浄/不純物の
除去の工程を経て得られた破砕リサイクル樹脂材料で構
成されたコア層61をサンドイッチしている形態をと
る。
【0029】リサイクル樹脂材料の使用された、つま
り、多層成形された樹脂製部品、バージン樹脂材料と
添加物を混合してリペレット化されたリサイクル樹脂材
料、ヴァージン樹脂材料のみ、を使用した樹脂製部
品は、それぞれに対して市場から回収した時(使用期間
3〜7年)の劣化の程度が異なっている。
【0030】例えば、PC+ABS樹脂のヴァージン樹
脂材料で成形された樹脂製部品の回収時の物性劣化が、
アイゾット衝撃値でヴァージン樹脂材料の550J/
mに対して、10〜20%低下するのに対して、サンド
イッチ成形された樹脂製部品はコア層61を構成する
破砕リサイクル樹脂材料の重量割合によってその割合は
異なるが、その重量割合30%の場合で、20〜30%
低下する。
【0031】又、回収樹脂製部品を破砕/洗浄/不純物
の除去の工程を経てヴァージン樹脂材料と添加物を所定
量添加してリペレット化したリサイクル樹脂材料で成形
された樹脂製部品は、ヴァージン樹脂材料及び添加物
の添加量によって異なるが、リペレット化したリサイク
ル樹脂材料の重量割合が30%の場合で、15〜25%
程度低下する。
【0032】このように材料形態の違いによって市場か
ら回収した時の物性劣化に違いが生じ、回収樹脂製部品
のリサイクル使用が困難にならないように材質表示やグ
レード及び色に加えてリサイクル樹脂材料使用の有無及
び材料形態を一括表示し、複数の樹脂製部品のうちひと
つの材料形態表示部を視認することで、構成する外装カ
バーの材料形態が確認でき、材料形態毎に樹脂製部品の
分別が容易となる。
【0033】又、本実施例では材料形態のみリスト表示
したが、スペースに余裕がある樹脂製部品に使用個所を
イラスト表示すると、より分別回収の効率がよくなる。
【0034】又、液晶等の表示機能を有する電子機器で
はこれらの情報を材料形態表示部に表示可能にして確認
できるようにしても同様の効果が得られる。
【0035】実施例2 材料形態表示部の実施例2を、図5を用いて説明する。
図5に示す外装カバー100は、図1にては、フロント
右カバー10の位置に取り付けられる、ジャム処理等の
ユーザー操作のために開閉自在に本体装置に取り付けら
れた外装カバーである。外装カバー100には、嵌め込
み式ラベルの嵌め込み部101が設けられ、はめ込み部
101には、嵌め込み式ラベルを嵌め込むための規制リ
ブ102及び規制リブ103によって、ラベル(ジャム
処理ラベル)150が嵌め込まれる。
【0036】ジャム処理ラベル150は、左右方向を規
制リブ102によって規制され、上下方向を規制リブ1
03によって規制されることで、ラベル嵌め込み部10
1に着脱自在に嵌め込まれている。
【0037】図6に、ジャム処理ラベル150の断面を
示す。ユーザーのための操作方法、本実施例においては
ジャム処理情報が印刷された操作表示部151は、材質
51/グレード52/色53/リサイクル樹脂材料使用
の有無及び材料形態54を示す、図3に示す材料形態表
示部50と同様の形式の材料形態表示部152と、間に
表裏で粘着強度の異なる両面テープ153によって、表
裏に貼り合わされている。両面テープ153は、基材1
55の操作表示部151側の面が弱粘着面154、材料
携帯表示部152側が、強粘着面156となるように、
基材155の表裏で異なる接着力を持つ接着剤が塗布さ
れている。
【0038】こうして、ジャム処理ラベル150はジャ
ム処理情報が印刷された操作表示部151と材料形態表
示部152が両面テープ153によって一体に結合され
ている。
【0039】本実施例にては、両面テープ153は、厚
さが10〜30μmの基材155と、初期接着強度(接
着力800〜1100gf/20mm)の強粘着層15
6と、再剥離容易な接着剤(接着力450〜650gf
/20mm)が塗布された弱粘着層154とで構成され
ている。尚、接着力は被着体に20mm幅に切断したテ
ープを2kgfローラ1往復(23℃/65%RH)加
圧で貼合し、測定した結果である。
【0040】操作表示部151が弱粘着層154側に取
り付けられ、材料形態表示部152が強粘着層156側
に取り付けられ、又、操作表示部151と材料形態表示
部152及び両面テープ153の長さは少なくとも1辺
においてL(操作表示部151)>L(材料形態表示部
152)>L(両面テープ153)の関係とされること
で、回収された時に弱粘着層154と操作表示部151
の間で剥離できる構成になっている。又、ジャム処理ラ
ベル150及び両面テープ153は、外装カバー100
を成形する材料と相溶性がある樹脂材料で成形され、取
外すことなくリサイクル利用可能に構成されている。
【0041】よって、本実施例においては、市場から回
収された時に外装カバー100を開いてジャム処理ラベ
ル150を裏返すことによって工具を使用することなく
材質51/グレード52/色53/リサイクル樹脂材料
使用の有無及び材料形態54を確認することができる。
又、ジャム処理ラベル150の両面テープ153の弱粘
着層と表示ラベル151の間で剥離させて外装カバー1
00の表面に弱粘着層で再貼付けすることができ、視認
性向上の効果もある。
【0042】実施例1、実施例2にて説明した材料形態
表示部50又は152については、フロント右カバー1
0、100に設けられていたが、例えば、図1の画像形
成装置の外装カバーを構成する樹脂製部品10〜17、
20〜22、30、31それぞれ全部に設けられている
ことが好ましい。なぜなら、樹脂製部品それぞれに設け
ることによって、どの樹脂製部品で確認した場合でも対
象部品をすべて取外すことなくリサイクルの対象となる
樹脂製部品の材料形態を知ることができ、効率よく材料
形態別に樹脂製部品を分別することが可能となるからで
ある。
【0043】又、図3に示すように、材料形態表示部5
0に色53を表示するのは、材料形態を樹脂製部品の色
ごとに表示すれば、効率よく材料形態別に樹脂製部品を
分別することができるからである。
【0044】そして、特に、材料形態表示部は、実施例
2の場合のように、電子機器に開閉自在のカバーが設け
られているときは、開閉自在のカバーの裏面側に着脱自
在にユーザーに電子機器の操作方法を知らせるラベルが
嵌め込まれ、該ラベルの裏面に材料形態表示部が設けら
れていれば、材料形態表示部が設けられたカバーを開閉
して材料形態表示部を確認することによって、取外し工
具なしに対象となる樹脂製部品の材料形態を知ることが
できる。
【0045】実施例1、2を用いて説明したように、本
発明の電子機器は、材料形態表示部に樹脂製部品のリサ
イクル樹脂材料使用の有無及び材料形態を一括表示する
ことによって容易に材料形態別に樹脂製部品を分別する
ことが可能となり、リサイクル樹脂材料の品質を安定さ
せてリサイクル利用が容易にできる電子機器を提供する
ことができる。
【0046】そして、本発明は、上記に説明した複写機
のような構成のものに限定されずに、リサイクル樹脂材
料を含む同一のポリマー又はポリマーアロイで成形され
た複数の樹脂製部品で構成された構成部材を有する、あ
らゆる構成の電子機器に適用でき、上記の実施例1、2
に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相
対配置等は、特に特定的な記載が無い限りは、この発明
の範囲をそれらのみに限定するものではない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子機器
は、材料形態表示部に樹脂製部品のリサイクル樹脂材料
使用の有無及び使用形態を一括表示することによって、
容易に材料形態別に樹脂製部品を分別することが可能と
なり、リサイクル樹脂材料の品質を安定させてリサイク
ル利用が容易にできる電子機器を提供することができ
る。
【0048】又、更に、材料形態表示部は樹脂製部品そ
れぞれに設けられていれば、どの樹脂製部品で確認した
場合でも対象部品をすべて取外すことなくリサイクルの
対象となる樹脂部品の材料形態を知ることができ、効率
よく材料形態別に樹脂部品を分別することができる。
又、樹脂製部品として開閉自在のカバーに着脱自在に設
けられた、ラベルの操作表示部の裏面に材料形態表示部
が設けられていると、取外し工具なしに対象となる樹脂
部品の材料形態を知ることができ、視認性が良くなり、
効率よく材料形態別に樹脂部品を分別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る樹脂製部品の一例を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明に係る材料形態表示部の一例を示す正面
図である。
【図4】本発明に係るサンドイッチ形態の樹脂製部品の
一例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る樹脂製部品の他の例を示す斜視図
である。
【図6】本発明に係る材料形態表示部の他の例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 複写機(電子機器) 10〜17 材料形態の樹脂製部品 20〜22 材料形態の樹脂製部品 30、31 材料形態の樹脂製部品 50、152 材料形態表示部 51 樹脂材料の一般名称及び難燃剤の
種類 52 グレード記号 53 色 54 材料形態の一括表示 55 材料形態 60 スキン層 61 コア層 100 外装カバー(樹脂製部品) 150 ジャム処理ラベル(ラベル) 151 操作表示部 153 両面テープ 154、156 接着面 155 両面テープ基材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リサイクル樹脂材料を含む同一のポリマ
    ー又はポリマーアロイで成形された複数の樹脂製部品で
    構成される部材を有する電子機器において、前記樹脂製
    部品の材料形態を一括表示する材料形態表示部を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記材料形態表示部は前記樹脂製部品そ
    れぞれに設けられていることを特徴とする請求項1の電
    子機器。
  3. 【請求項3】 前記材料形態表示部は前記材料形態を前
    記樹脂製部品の色ごとに表示することを特徴とする請求
    項1又は2の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記部材が、前記樹脂製部品として開閉
    自在のカバーを有し、該開閉自在のカバーは、電子機器
    の操作方法を表示する操作表示部を有するラベルが着脱
    自在に設けられ、該ラベルの前記操作表示部の裏面に前
    記材料形態表示部が設けられていることを特徴とする請
    求項1、2又は3の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記ラベルは、表裏で剥離力が異なる両
    面テープを介して、前記操作表示部と前記材料形態表示
    部とが一体化して裏表に構成され、且つ、前記両面テー
    プ及び前記ラベルを成形する樹脂材料は、前記樹脂製部
    品を成形する樹脂材料に対して相溶性であることを特徴
    とする請求項4の電子機器。
JP2001363069A 2001-11-28 2001-11-28 電子機器 Pending JP2003159709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363069A JP2003159709A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363069A JP2003159709A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003159709A true JP2003159709A (ja) 2003-06-03

Family

ID=19173479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001363069A Pending JP2003159709A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003159709A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005139423A (ja) * 2003-10-17 2005-06-02 Ube Ind Ltd 熱可塑性の廃プラスチックから得られる再生樹脂及びその製造方法
JP2008203024A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005139423A (ja) * 2003-10-17 2005-06-02 Ube Ind Ltd 熱可塑性の廃プラスチックから得られる再生樹脂及びその製造方法
JP4572560B2 (ja) * 2003-10-17 2010-11-04 宇部興産株式会社 熱可塑性の廃プラスチックから得られる再生樹脂及びその製造方法
JP2008203024A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bogue Design for disassembly: a critical twenty‐first century discipline
US6127012A (en) Recyclable article and sheet-like member included therein
US20180160551A1 (en) Multi-part electronic device housing having contiguous filled surface
JP2002336832A (ja) リサイクル方法
KR100352964B1 (ko) 현상제용기,프로세스카트리지,현상제밀봉부재및밀봉방법
JP2003159709A (ja) 電子機器
CN100519122C (zh) 再生树脂的制造方法及含有由该方法制造的再生树脂的树脂材料
US20060099424A1 (en) Multilayer injection compression molding method using recycled material, and molded product molded through the same
JP3099577U (ja) 食品容器
JP4088952B2 (ja) 使用済みプラスチック材料のリサイクル方法
JP3569033B2 (ja) リサイクル可能な部品を有する製品
JP3057472B2 (ja) 電子機器の部品及び該部品に貼着されるシート状部材
JP4614634B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物廃材の再資源化方法、熱可塑性樹脂組成物成形体の製造方法および熱可塑性樹脂組成物成形体
JP2003191279A (ja) プラスチック成形品
JP2006243699A (ja) 装置の外装カバー、これを用いた装置及び画像形成装置
JP2000153524A (ja) リサイクル樹脂材料を含むプラスチック部品
JPH0997009A (ja) シート状部材
JPH09309110A (ja) 樹脂製品ユニット
WO2024036246A2 (en) Overmolded thermoplastic articles formed from high-purity recovered thermoplastic elastomer materials
JP2003091333A (ja) 情報処理装置
JP2000127283A (ja) 電子機器の部品及び該部品に貼着されるシ―ト状部材
JP2003308019A (ja) 貼り付けシート及び被貼り付け体
JP3954878B2 (ja) 外装カバー構造及び電子機器
JP2005305978A (ja) 電子機器
JP2003218548A (ja) リサイクル対応機器