JPH06312561A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH06312561A
JPH06312561A JP10478193A JP10478193A JPH06312561A JP H06312561 A JPH06312561 A JP H06312561A JP 10478193 A JP10478193 A JP 10478193A JP 10478193 A JP10478193 A JP 10478193A JP H06312561 A JPH06312561 A JP H06312561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
updated
eeprom
range
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP10478193A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Suzuki
道雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP10478193A priority Critical patent/JPH06312561A/ja
Publication of JPH06312561A publication Critical patent/JPH06312561A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】書替え回数が制限された不揮発性カウンタ1個
で、使用頻度の低いユーザや使用頻度の高いユーザに対
して良好な寿命管理を行う。 【構成】電源オン時のイニシャライズ処理においてEE
PROMからカウント値を走行距離ワークカウンタに読
出し、その後印字が1ライン行われる毎に印字走行距離
更新処理を行う。この更新処理では走行距離ワークカウ
ンタの更新を行い、例えば印字走行距離が0〜1Kmの
範囲では0.2 m毎にEEPROMの更新を行い、距離が
1〜10Kmの範囲では1m毎にEEPROMの更新を
行い、距離が10〜100Kmの範囲では5m毎にEE
PROMの更新を行い、距離が100〜1,000Km
の範囲では20m毎にEEPROMの更新を行い、距離
が1,000〜3,200Kmの範囲では100m毎に
EEPROMの更新を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙の搬送距離をカウ
ントするカウンタを設けたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばサーマルプリンタは、サーマルヘ
ッドによりプラテンに装填された用紙にインクリボンを
使用して熱転写により所望の印字を行うようになってい
るが、サーマルヘッドやプラテン等は消耗部品で、使用
量がある程度になると交換の対象となる。このような消
耗部品の寿命管理を行うために不揮発性のカウンタを設
け、このカウンタで用紙の搬送距離をカウントし、カウ
ンタの内容から消耗部品の寿命を判断するようにしてい
た。例えばサーマルヘッドの発熱体の故障が発生した場
合に、カウンタの内容をチェックして寿命からくる故障
か偶発的な故障かを判断している。
【0003】従来、このようなカウンタとしては書替え
回数が制限された不揮発性カウンタ、例えばEEPRO
Mからなるカウンタが使用され、例えば表1に示すよう
に、印字走行距離(用紙の搬送距離)が0〜3,200
Kmの範囲に対して32m毎に不揮発性カウンタを更新
し、10万回更新できるようにしたもの、また4個の不
揮発性カウンタを設け、表2に示すように、1個目のカ
ウンタで印字走行距離が0〜800Kmの範囲に対して
8m毎にカウンタを更新し、カウンタが10万回更新す
ると、2個目のカウンタで印字走行距離が800〜1,
600Kmの範囲に対して8m毎にカウンタを更新し、
カウンタが10万回更新すると、3個目のカウンタで印
字走行距離が1,600〜2,400Kmの範囲に対し
て8m毎にカウンタを更新し、カウンタが10万回更新
すると、4個目のカウンタで印字走行距離が2,400
〜3,200Kmの範囲に対して8m毎にカウンタを更
新するようにしたものが知られている。なお、不揮発性
カウンタが更新されるまでの印字走行距離はRAMに設
けられた別途カウンタでカウントされ、このカウンタが
32mや8mをカウントしたとき不揮発性カウンタの内
容を更新するようになっている。
【0004】また更新回数の10万回はEEPROMの
書き替え可能回数によって決められている。また印字走
行距離の3,200Kmは装置寿命との関係から設定さ
れる。
【0005】そして不揮発性カウンタの内容は例えば表
示出力や印字出力により確認できるようになっている。
【0006】
【表1】
【表2】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし1つの不揮発性
カウンタで印字走行距離32m毎にカウントアップする
ものでは走行距離が32mに達しないうちに装置の電源
がオフされることがあると走行距離を細かくカウントし
ている別のカウンタのカウント内容がクリアされてしま
うため最大32mの誤差が生じ、例えば使用頻度の低い
ユーザにとっては不揮発性カウンタが更新される前にR
AMのカウンタがクリアされるような事態が比較的頻繁
に発生し、その結果誤差が大きくなって管理上で問題が
あった。
【0008】また4つの不揮発性カウンタを使用してカ
ウンタの更新距離を8mと短くしたものは、使用頻度の
低いユーザであっても不揮発性カウンタの更新がより確
実となり誤差が少なくできるが、多数の不揮発性カウン
タを使用しなければならず、またコスト高となるなどの
問題があった。
【0009】このため、例えばDRAMをバッテリーで
バックアップして書き替え可能回数が制限されない不揮
発性カウンタを構成して使用することも考えられるが、
このようなカウンタではバッテリーが寿命になるとカウ
ント内容が消失してしまう問題があった。
【0010】そこで本発明は、書替え回数が制限された
不揮発性カウンタを使用して用紙の搬送距離を管理する
ものにおいて、使用するカウンタが1個で、しかも使用
頻度の低いユーザに対しても、また使用頻度の高いユー
ザに対しても良好な管理ができるプリンタを提供しよう
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙を搬送
し、その用紙に所望の印字を行うプリンタにおいて、書
替え回数が制限された不揮発性のカウンタを設け、その
カウンタの更新間隔を、更新する値が小さいときには短
く設定し、更新する値が大きくなるに従って長くなるよ
うに設定する設定手段と、用紙の搬送距離が設定手段で
設定された値になるとカウンタを更新する更新手段を設
けたものである。
【0012】
【作用】このような構成の本発明においては、印字動作
により用紙搬送が行われ、その用紙の搬送距離が設定し
た値に達するとカウンタが更新される。このときカウン
タは更新する値が小さいときには用紙が短い距離搬送さ
れる毎に更新される。従って使用頻度の低いユーザに対
してもカウンタは確実に更新が行われる。そしてカウン
タの更新する値が大きくなると用紙が比較的長い距離搬
送されなければカウンタは更新されなくなる。これによ
り使用頻度の高いユーザに対してはカウンタは比較的長
い間隔で更新されるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1において1は制御部本体を構成するC
PU(中央処理装置)、2はこのCPU1が各部を制御
するためのプログラムデータが格納されたROM(リー
ド・オンリー・メモリ)、3は走行距離ワークカウンタ
や各種のデータ処理のためのメモリが形成されたRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)である。
【0015】また4は用紙に対して印字を行うサーマル
ヘッド5を駆動するヘッドドライバ、6はラベル用紙を
用紙供給部から前記サーマルヘッド5の設置部を経由し
てラベル発行口部へ搬送する紙送りモータ7を駆動する
モータドライバ、8はホストコンピュータ(図示せず)
とのデータ通信を行う非同期式レシーバ/トランスミッ
タ、9はホストコンピュータからの印字データが解析さ
れドットパターンに展開されて格納するデータバッファ
RAM、10は印字データをドットパターンに展開する
ときに使用されるキャラクタ情報が格納されたキャラク
タROM、11はは書替え回数が制限された不揮発性カ
ウンタを構成するEEPROMである。
【0016】前記CPU1とROM2、RAM3、ヘッ
ドドライバ4、モータドライバ6、非同期式レシーバ/
トランスミッタ8、データバッファRAM9、キャラク
タROM10及びEEPROM11とはバスライン12
によって電気的に接続されている。
【0017】前記CPU1は、図2に示す印字制御を行
うようになっている。
【0018】すなわち電源がオンされると、RAMクリ
ア等のイニシャライズ処理を行う。またこのイニシャラ
イズ処理ではEEPROM11に記憶されているカウン
ト値が読み出されて走行距離ワークカウンタに格納され
る。
【0019】イニシャライズ処理が終了すると、前記非
同期式レシーバ/トランスミッタ8を介してホストコン
ピュータからデータ受信が有るか否かをチェックし、デ
ータ受信が有れば受信データを解析する。
【0020】そして解析結果印字であれば受信データを
キャラクタROM10のキャラクタ情報を使用してデー
タバッファRAM9にドットパターンとして描画する。
【0021】続いてモータドライバ6を制御して紙送り
モータ7を駆動し、プラテンに装填された用紙の搬送を
行うと共にヘッドドライバ4を制御してサーマルヘッド
5に1ライン毎のドットパターンデータを出力し印字を
行わせる。
【0022】この印字制御を用紙に対する全ラインの印
字が終了するまで繰り返す。
【0023】この印字制御において1ラインの印字が行
われる毎に印字走行距離更新処理を行う。
【0024】この印字走行距離更新処理は図3に示すよ
うに、先ず走行距離ワークカウンタのカウント値を読出
し、そのカウント値を更新した後、更新した値を走行距
離ワークカウンタに格納する。
【0025】続いてEEPROM11の更新チェックを
行う。この更新チェックは例えばROM2に格納された
テーブルの情報に基づいて行われる。この情報は表3に
示すように、印字走行距離0〜1Kmの範囲に対して
0.2m毎にEEPROM11の更新を行わせ、印字走
行距離1〜10Kmの範囲に対して1m毎にEEPRO
M11の更新を行わせ、印字走行距離10〜100Km
の範囲に対して5m毎にEEPROM11の更新を行わ
せ、印字走行距離100〜1,000Kmの範囲に対し
て20m毎にEEPROM11の更新を行わせ、さらに
印字走行距離1,000〜3,200Kmの範囲に対し
て100m毎にEEPROM11の更新を行わせる情報
となっている。(設定手段)
【表3】 そして印字走行距離が更新の距離に達していればEEP
ROM11に走行距離ワークカウンタのカウント値を書
き込む。(更新手段) また印字走行距離が更新の距離に達していなければEE
PROM11への書き込みは行われない。
【0026】このような構成の実施例においては、電源
をオンすると、EEPROM11に書き込まれているカ
ウント値が読み出されて走行距離ワークカウンタに格納
される。
【0027】この状態で印字動作が行われると、走行距
離ワークカウンタは1ラインの印字が行われるごとにカ
ウントアップ動作を行う。そして印字走行距離が0〜1
Kmの範囲では走行距離ワークカウンタのカウント値が
印字走行距離の20cmに対応する値になる毎にEEPR
OM11の更新が行われる。
【0028】そしてEEPROM11の更新回数が50
00回に達すると、今度は印字走行距離が10Kmにな
るまでは走行距離ワークカウンタのカウント値が印字走
行距離の1mに対応する値になる毎にEEPROM11
の更新が行われる。
【0029】従って使用頻度の低いユーザの場合は印字
走行距離はそれ程大きくならない状態で常に装置を使用
することになり、その状態では印字走行距離が20cmや
1mに達した時点でEEPROM11の更新が行われる
ことになる。すなわち短い印字走行距離でEEPROM
11の更新が行われ、従って装置の電源がオフされるま
えにEEPROM11の更新が確実に行われることにな
る。また走行距離ワークカウンタのカウント値に基づい
てEEPROM11の更新が行われる直前で電源がオフ
されることがあってもその誤差は20cmか1m程度であ
り、大きな支障は生じない。
【0030】また使用頻度の高いユーザの場合は、印字
走行距離が0〜1Kmの範囲や1〜10Kmの範囲は比
較的早い時期に通過する。これにより印字走行距離が1
0〜100Kmや100〜1,000Kmの範囲に比較
的短時間のうちに到達し、これにより大抵の印字動作に
おいては印字走行距離が10〜100Kmや100〜
1,000Kmの範囲で使用されることになる。
【0031】従ってEEPROM11が更新される印字
走行距離は5mあるいは20mとなり、使用中に頻繁に
EEPROM11が更新されることはなくなる。すなわ
ち装置の電源をオンしてからオフするまでの間に適当な
回数EEPROM11が更新され、更新が確実に行われ
ると共に更新が頻繁に行われないので更新のためにCP
Uのデータ処理のための稼働効率が大きく低下すること
もない。
【0032】なお、前記実施例では書替え回数が制限さ
れた不揮発性カウンタとしてEEPROMを使用した場
合について述べたが必ずしもこれに限定されるものでは
なく、例えばフラッシュメモリを不揮発性カウンタとし
て使用したものであってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、書
替え回数が制限された不揮発性カウンタを使用して用紙
の搬送距離を管理するものにおいて、使用するカウンタ
が1個で、しかも使用頻度の低いユーザに対しても、ま
た使用頻度の高いユーザに対しても良好な管理ができる
プリンタを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例のCPUによる印字制御処理を示す流
れ図。
【図3】図2における印字走行距離更新処理を示す流れ
図。
【符号の説明】
1…CPU(中央処理装置) 2…ROM(リード・オンリー・メモリ) 5…サーマルヘッド 7…紙送りモータ 11…EEPROM(不揮発性カウンタ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を搬送し、その用紙に所望の印字を
    行うプリンタにおいて、書替え回数が制限された不揮発
    性のカウンタを設け、前記カウンタの更新間隔を、更新
    する値が小さいときには短く設定し、更新する値が大き
    くなるに従って長くなるように設定する設定手段と、用
    紙の搬送距離が前記設定手段で設定された値になると前
    記カウンタを更新する更新手段を設けたことを特徴とす
    るプリンタ。
JP10478193A 1993-04-30 1993-04-30 プリンタ Pending JPH06312561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10478193A JPH06312561A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10478193A JPH06312561A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06312561A true JPH06312561A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14390018

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10478193A Pending JPH06312561A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 プリンタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH06312561A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337402A (ja) * 2001-03-15 2002-11-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010221599A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Fujitsu Component Ltd プリンタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337402A (ja) * 2001-03-15 2002-11-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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