JP2881938B2 - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ等の機構部を制御するための制御
装置に関するものであり、詳しくは、前記機構部の調節
等のための情報の記録を書替える必要があるか否かの判
別を容易にできるようにし、且つ情報の書換えもできる
ようにした装置に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
プリンタの機構部、例えば印字部に隣接して設ける用
紙送り装置に用紙を装着したのち印字開始にあたって、
用紙始端部の印字開始箇所が印字部による印字箇所に到
達するように用紙送り装置を制御作動させて、所定の寸
法だけ用紙を吸入することが必要となる。
また、単票用紙で印字作業を終了すると、当該用紙を
プリンタから排出するために所定の寸法だけ送り出して
排出する制御を実行する。
さらに、プリンタに単票用の用紙送り装置と、連票用
の用紙送り装置との2種類設けてあるときには、これら
の装置の取付け位置の誤差等に伴う調節のための制御量
も、単票用吸入量と連票用吸入量との複数存在すること
になる。
このように、プリンタの機構部にはその機構に特有の
制御量が種々あり、これらの制御量に従って順次制御を
実行するため、近年では、プリンタにマイクロコンピュ
ータ等の制御装置を搭載し、この制御装置におけるROM
に、前記各制御量のデータ(情報)ごとに1レコードと
して所定の領域にアドレスと共に記憶させておき、制御
装置の中央処理装置における制御プログラムに従って、
前記ROMから制御量のデータを順次読み出し、そのデー
タに応じた信号で用紙送り装置等の機構部を所定の値だ
け作動させるようにしている。
ところで、前記用紙送り装置等の機構部の取付け位置
が異なったり、機構部の形状寸法等を変更すると、その
制御量も異なることになる。
この調節を実行するため、最近では前記制御装置にお
いて、機構部の標準的な制御量のデータを読み出し専用
メモリ(ROM)に記憶させる一方、電気的にデータの更
新(消去・書き込み)可能なEEPROM等の不揮発性記憶素
子(メモリ)には、前記機構部の取付け誤差の情報や、
機構部の変更に伴って生じる偏位量等の情報を、前記標
準制御量の記録位置と対応する位置に対応する補正量と
して記憶させておき、前記中央処理装置における制御プ
ログラムのアクセスに従って機構部を順次動作させると
きに、ROMからの標準制御量のデータを読み出すと共
に、これに対応させて不揮発性記憶素子におけるメモリ
マップから補正量のデータを読み出し、この両データを
加味して、制御作動させるようにしている。
例えば、第7図の(a)は、制御プログラム側のメモ
リ(ROM)に格納されている標準制御量のデータのメモ
リマップの一例を示し、上から連帳吸入量の数値デー
タ、単票吸入量の数値データ、単票排出量の数値デー
タ、ディフオルト頁数(印字制御で無指定ないし指定省
略した場合に自動的に印刷されるべき頁数、例えば最終
頁まで)の数値データ、同じくディフオルト改行量(無
指定ないし指定省略した場合に自動的に設定される行間
隔寸法)の数値データ等が順に格納されている。
同じく第7図の(b)は、前記不揮発性メモリにおけ
るメモリマップの一例を示し、上から連帳吸入量の補正
数値データ、単票吸入量の補正数値データ、単票排出量
の補正数値データ、ディフオルト頁数(印字制御で無指
定ないし指定省略した場合に自動的に印刷されるべき頁
数、例えば最終頁までの頁数)の補正数値データ、同じ
くディフオルト改行量(無指定ないし指定省略した場合
に自動的に設定される行間隔寸法)の補正数値データ等
が順に格納されている。
このように、制御プログラム側のROMにおける制御の
標準値のデータの領域と、不揮発性メモリに記憶した補
正値のデータの領域とが対応する同じアドレス関係にあ
るときには、前記不揮発性記憶素子中の必要な補正数値
データを書替え修正するだけで、通常の機構部の取付け
誤差は、極めて簡単に取り除くことができ、機構部の動
作の調節精度を向上させることができるのである。
しかしながら、前記機構部の寸法等を変更したり、前
記制御プログラムのバージョン・アップ(Version Up)
等によって、機構部の制御のために異なる種類の制御に
対する情報をROM側の記憶部において新に加入したり、
制御量を変更するため、その記憶部のアドレスを変更し
たり、記憶領域の大きさを変更しなければならないこと
がある。
例えば、第7図(c)のように、メモリマップの上か
ら2番目の箇所に連帳退避量(連続用紙の印字作業を一
旦中止して単票印字作業を割り込ませる場合に、連続用
紙の始端部をプッシュフィーダ箇所まで後退させる連続
用紙の移動量)の標準制御量のデータを加入すべく、標
準制御量のデータのメモリマップを変更した新な制御プ
ログラム側のメモリ(ROM)を交換すると、従前の不揮
発性メモリにおけるメモリマップ(第7図(b)参照)
と記録内容が一致しなくなる。
すなわち、情報内容の位置を変更したり、新な種類の
情報内容を書替えたROM自体を取り替えると、このROMに
記憶させた情報内容の位置と、すでに書き込んだ不揮発
性記憶素子内のメモリマップの情報内容の位置とが食い
違ったり、補正数値データ自体が不当になる等して、不
揮発性記憶素子中のデータが不当になる場合があると、
機構部は正常な作動をすることができない。
このような場合、従来の技術では、前記不揮発性記憶
素子中の情報群の不当性を判別する手段がないため、機
構部を実際に動作させてみて異常な動作をするのを認識
してから、初めて前記不揮発性記憶素子中の情報群のデ
ータ修正を実行するとすれば、重大な事故を引き起こ
す。
従来では、例えば特開昭60−252952号公報では、全体
プログラム及びメインプログラムと各々のモジュールと
のバージョンを記憶するバージョンテーブルと、全体プ
ログラムをロードした時、メインプログラム及びモジュ
ールの現在のバージョンと前記バージョンテーブルに記
憶されている各バージョンとを比較し、いずれかのモジ
ュールまたはメインプログラムのバージョンが変更され
ていることを検出すると、前記バージョンテーブル内の
モジーュルまたはメインプログラムのバージョン符号を
現在のバージョン符号に修正すると共に、全体プログラ
ムのバージョン符号も更新することを提案している。
しかしながら、上述のように、バージョン符号の修正
及び全体プログラムのバージョン符号の更新だけでは、
機構部を実際に動作させるための前記不揮発性記憶素子
中の情報群のデータが修正されないかぎり、正常に制御
装置が作動しないという問題があった。
そして、前記の制御プログラムに従って制御される機
構部の制御種類が多い場合には、不揮発性記憶素子に既
に記憶した情報群を一旦全部消去し、再度新な情報を順
序良く書き込んで、正当な情報群を再設定する作業を実
行していたから、その再設定のための書き込み作業量が
多くなり、手間が掛かると共に、情報群中には修正しな
くてよい箇所がある場合や全く修正不要の場合も存在す
ることから、前述のような不揮発性記憶素子におけるデ
ータの全部消去と再度の全部書込みという作業が無駄に
なるという問題があった。
このような問題は、プリンタばかりでなく、マイクロ
コンピュータ等の制御装置で機械的な機構部の動作を制
御する場合に常時生じているのであった。
本発明は、前記従来の問題点を解決すべくなされたも
のであって、前記不揮発性記憶素子中のデータの正当
性、不当性を簡単に判別できると共にそのデータの修正
もできる制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明は、中央処理装置と、
該中央処理装置を作動し、且つ交換可能なプログラム
と、該プログラムによって動作する機構部と、該機構部
における制御のための情報群のデータを読み書き可能な
不揮発性記憶素子とを備えた制御装置であって、前記不
揮発性記憶素子に記録された情報群に識別コードを付加
し、この情報群における識別コードと、前記交換可能な
プログラムにて指定された識別コードとの一致・不一致
を判別し、前記識別コードが不一致であるときには、前
記プログラム内に存在して前記不揮発性記憶素子内の情
報群に存在しない不足情報を補足し、該補足した不足情
報と同じものを不揮発性記憶素子内の情報群に書き込む
と共に不揮発性記憶素子側の識別コードを、前記プログ
ラムにて指定された識別コードと一致させるように書換
えるように制御したものである。
〔発明の作用及び効果〕
このように、中央処理装置を作動する制御プログラム
にて予め指定された識別コードと対照し得る識別コード
を、不揮発性記憶素子の記録される情報群に付加してお
けば、その識別コードの一致・不一致を判別するだけ
で、制御プログラムで制御処理すべき情報群と、不揮発
性記憶素子に記録されて機構部を制御するための情報群
との一致・不一致関係を直ちに判断することができ、機
構部を実際に動作させて異常性を確認するという不都合
を無くすことができる。
そして、前記判別の後、識別コードが不一致であると
きには、前記プログラム内に存在して前記不揮発性記憶
素子内の情報群に存在しない不足情報を補足し、該補足
して不足情報と同じものを不揮発性記憶素子内の情報群
に書き込むと共に不揮発性記憶素子側の識別コードを、
前記制御プログラムにて指定された識別コードと一致さ
せるように書換えるように制御するので、バージョン符
号が更新されるばかりでなく、作業者がいちいち前記不
足情報を確認しながらそれを不揮発性記憶素子内に写し
て記憶させるという手間が不要となり、バージョンの更
新作業が至極簡単になるという効果を奏するのである。
〔実施例〕
次に本発明をプリンタの機構部1の制御に適用する制
御装置2の実施例について説明すると、第1図はプリン
タの機構部1の要部を模式的に示したもので、符号3は
プラテン、4はシリアルドットピン印字ヘッド4a等から
成る印字部、5は連票用紙6を印字部4に送給するため
連帳吸入口に設けたプッシュトラックフィーダ、7は単
票用紙8を印字部4に送給するための単票吸入口に設け
た送りローラ、9はプルアップローラ、10は用紙の排出
口で連票用紙6を適宜切り離すためのカッター11を設け
てある。
第2図は前記プリンタに搭載した制御装置2のブロッ
ク図で、12は中央処理装置(CPU)、13は入出力インタ
フェースで、コンピュータやワードプロセッサ等の計算
機装置14に接続する。
符号15は、中央処理装置12に所定の制御プログラム及
び前記機構部1における制御量の標準値のデータセット
(情報群)を記憶させた読み出し専用のメモリ(ROM)
で、該ROM15はマスクROMやPROM等を使用する。
符号19は、印字部4の印字ヘッド4aを駆動制御するた
めの印字ヘッド制御回路、20はキャリッジリターン用駆
動モータ21や改行用駆動モータ22を駆動制御するための
モータ駆動制御回路であり、符号23は前記の印字作業の
ときの印字作業種類等を指定したときの指令データ等を
読み書き可能にしたワーク用のメモリ(RAM)である。
第3図(a)は前記ROM15に記録されるメモリマップ
の一例で、データセット(情報群)の最初の部分(1バ
イト部分)に記憶されているデータには、制御プログラ
ムのバージョン・アップに応じて書替える識別コード
(IDコード)Uを数字等の番号にて書きこむ。
第3図(a)はバージョンV=001の場合に相当する
識別コードU=1の場合で、前記識別コードUの下の領
域には所定の1バイト乃至3バイトの適宜領域に区切っ
て順次、前記機構部1におけるプッシュトラックフィー
ダ5にセットされた連続用紙6の連帳セット位置16から
印字部4による印字位置17まで連票用紙6を送給する寸
法に該当する連帳吸入量のデータ(X1)と、単票用紙8
をセットした送りローラ7の単票セット位置18から印字
位置17まで当該単票用紙8を送給する寸法に該当する単
票吸入量のデータ(Y1)と、印字位置17からカッター11
部(排出口10)まで単票用紙8を送って排出するための
単票排出量のデータ(Y2)と、ディフオルト頁数(印字
制御で無指定ないし指定省略した場合に自動的に印刷さ
れるべき頁数、例えば最終頁まで)のデータ(Z1)と、
同じくディフオルト改行量(無指定ないし指定省略した
場合に自動的に設定される行間隔寸法)のデータ(Z2)
等を書き込む。
符号24は前記ROM15にて記憶させてある各種の制御量
のデータX1,Y1,Y2,Z1,Z2等に対する補正値x1,y1,y2,z1,
Z2のデータセット(情報群)を書き込み・読み出しでき
る不揮発性記憶素子で、例えばEEPROM(電気的にデータ
を消去及び書き込みできるメモリ)を使用する。
符号25は前記中央処理装置12やROM15,RAM23,不揮発性
記憶素子24,制御回路19,20等との間で、アドレス、デー
タ、制御信号の情報を伝送するためのバスである。
符号26は前記不揮発性記憶素子24にデータを書き込む
場合の入力部であり、符号27は前記入力部26での入力信
号(数値等)を確認し、また、後述の判別結果を表示す
るための液晶表示素子等の表示部である。
第3図(b)は、前記の不揮発性記憶素子24内でのメ
モリマップを示し、データセット(情報群)の最初の部
分(1バイト分)に記憶されているデータには、前記RO
M15におけると同様に識別コードUを、数字等の番号に
て書き込む。
前記ROM15に記録されたと同じバージョンにおける場
合には、前記識別コードU=1とし、ROM15にて記憶さ
せてある前記標準制御量のデータX1,Y1,Y2,Z1,Z2等に対
する補正値x1,y1,y2,z1,z2のデータセット(情報群)
を、前記識別コードUに続いて、下の領域に所定の1バ
イト乃至3バイトの適宜領域に区切って書き込んであ
る。
第4図は、バージョン・アップ、例えばV=002の場
合に交換した新なROM15に書き込んだメモリマップを示
し、識別コードU=2とし、これに続く領域の最初の部
分に連帳吸入量のデータ(X1)を書き込み、つづいて2
番目の箇所には連帳退避量(連続用紙の印字作業を一旦
中止して単票印字作業を割り込ませる場合に、連続用紙
の始端部をプッシュフィーダ箇所まで後退させる連続用
紙の移動量)の標準制御量のデータ(X2)を書きこむ。
続いて3番から後では、前記バージョンV=001の場
合と同様に、単票吸入量のデータ(Y1)と、単票排出量
のデータ(Y2)と、ディフオルト頁数のデータ(Z1)
と、同じくディフオルト改行量のデータ(Z2)等を書き
込んである。
本発明では、プリンタの電源投入後であって機構部1
の制御を初期化する前に、前記中央処理装置12で、ROM1
5に記録されたデータセット(情報群)と、不揮発性記
憶素子24に記録されたデータセット(情報群)とが同じ
種類であるか否かを判別するのに換えて、ROM15におけ
る識別コードUの番号と不揮発性記憶素子24における識
別コードUの番号との一致・不一致を判別し、両識別コ
ードが一致しているときは機構部1の制御のための数値
が正常なものであるとして、以後の機構部制御に対する
初期化を実行するのである。
他方、前記両識別コードが不一致の場合には、不揮発
性記憶素子24における情報群の内容等を書換える等の作
業を実行するのである。
第5図は前記識別コードのチェックのための処理ルー
チンのフローチャートを示し、電源投入後に続くステッ
プ501でRAM23領域を初期化し、ステップ502でRAM23チェ
ック,ROM15チェック等を行って、制御ロジック系が正常
であるかをチェックする。
制御ロジック系が異常であるときには、電源を切る
か、他の処理を指示する。
制御ロジック系が正常であるとき、ステップ503でROM
15のデータセット読み込み、ステップ504で不揮発性記
憶素子24のデータセットを読み込み、ステップ505で前
記ROM15のデータセット中、及び不揮発性記憶素子24の
データセット中の先頭の1バイトのデータを夫々識別コ
ードUの番号として認識する。ステップ506では、この
両識別コードU,Uの番号の一致・不一致の判別を実行す
る。
一致していれば、現在の制御プログラムがアクセスし
ようとする不揮発性記憶素子におけるメモリマップと、
当該制御プログラムで指定する制御群のメモリマップ
(ROM15に記録されたメモリマップ)とが一致している
ことなる。換言すると、アクセスによって読み込まれる
不揮発性記憶素子24に記録された補正の数値が正常なも
のであると判断できるから、ステップ507ではその補正
数値を利用して機構部1の初期化を行ったのち、初期化
終了させる。
前述のように、ROM15でのデータセットのメモリマッ
プが第4図のようなものであり、他方、不揮発性記憶素
子24におけるメモリマップが第3図(b)のようなもの
であるときには識別コードUの番号は異なるので、前記
ステップ506で、不一致と判別するときには、プリンタ
に設けた液晶表示部等に、不揮発性記憶素子24での識別
コードエラーと表示させ(ステップ508)、このチェッ
クの作業者に、不揮発性記憶素子24へのデータ書替え作
業(識別コードの変更を含む)を催促するのである(ス
テップ509)。
第6図は第5図におけるステップ508から509の部分を
置き換えたフローチャートを示し、ステップ506で両識
別コードUが不一致と判別したときには、ステップ601
で、前記両識別コードUの番号から不揮発性記憶素子24
内での不足情報(ROM15側で新に加入された情報)が幾
つあり、どのアドレスにあるかを判定し、ステップ602
で前記不足情報をROM15から読出して捕捉し、ステップ6
03で不揮発性記憶素子24内の識別コードUを一致させる
べき現行の識別コードUの番号に訂正すると共に、前記
不足情報と同じデータ(数値等)を不揮発性記憶素子24
に書き込み、続いて、第5図のステップ507の前に戻し
て、以後のフローを実行するようにしても良いのであ
る。
なお、バージョン・アップでROM15側の識別コードU
の番号が自動的に変更されても、不揮発性記憶素子24に
おけるデータセット内の各数値そのものは全く変更不要
(補正値が旧のものと同じ)の場合があり、この場合に
は、不揮発性記憶素子24における識別コードUの番号だ
け書替えれば良い。
また、前記不揮発性記憶素子24へのデータ書替え作業
時に、旧のデータと同じであって書替えを必要としない
部分と、書替えが必要な部分との両方が存在する場合に
は、前記書替え不要部分のデータをそっくり残すように
再度記録し、書替え必要箇所にのみ書替え指令するよう
にアドレス等を表示すると良い。
書替えが不必要な部分に付加して、旧のデータに存在
しない新な制御の種類のデータを加入すべき場合であっ
て、その加入する箇所(領域)が、書替え不要の部分
(領域)の次の空白領域に新に加入するときには、前記
書替え不要部分をそっくり残すように再記録しすれば良
いし、新な種類の制御データを加入すべき箇所を、書
替え不要部分の最初の領域または途中の領域に割り込ま
せるときには、この割り込みによって後の領域にずれる
書替え不要部分のデータをそっくり残して領域としてず
らせるように再記録すれば良いのである。
なお、識別コードUを表示する文字は、(アラビア)
数字だけでも良いし、数字に英字、漢字、カタカナを混
在させるようなものであっても良い。
識別コードUの設置箇所はメモリマップの先頭領域に
かえて、最後部領域にしても良いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はプリンタの機構部の概略側面図、第2図は制御
装置のブロック図、第3図の(a),(b)は、識別コ
ードが一致している場合のROM内及び不揮発性記憶素子
内のメモリマップを示す図、第4図は他の識別コードの
場合のROM内のメモリマップを示す図、第5図はフロー
チャート、第6図はフローチャートの一部を置き換えた
場合の部分フローチャート、第7図(a),(b),
(c)は従来の技術のROM内及び不揮発性記憶素子内の
メモリマップを示す図である。 1……機構部、2……制御装置、3……プラテン、4…
…印字部、5……プッシュトラックフィーダ、6……連
続用紙、7……送りローラ、8……単票用紙、9……プ
ルアップローラ、10……排出口、11……カッター、12…
…中央処理装置、15……ROM、23……RAM、24……不揮発
性記憶素子、25……バス、26……入力部、27……表示
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−252952(JP,A) 特開 昭63−195733(JP,A) 特開 平2−301464(JP,A) 特開 平2−304623(JP,A) 特開 平2−258364(JP,A) 特開 平2−140826(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/38 G06F 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置と、該中央処理装置を作動
    し、且つ交換可能なプログラムと、該プログラムによっ
    て動作する機構部と、該機構部における制御のための情
    報群のデータを読み書き可能な不揮発性記憶素子とを備
    えた制御装置において、 前記不揮発性記憶素子に記録された情報群に識別コード
    を付加し、この情報群における識別コードと、前記交換
    可能なプログラムにて指定された識別コードとの一致・
    不一致を判別し、前記識別コードが不一致であるときに
    は、前記プログラム内に存在して前記不揮発性記憶素子
    内の情報群に存在しない不足情報を補足し、該補足した
    不足情報と同じものを不揮発性記憶素子内の情報群に書
    き込むと共に不揮発性記憶素子側の識別コードを、前記
    プログラムにて指定された識別コードと一致させるよう
    に書換えるように制御することを特徴とする制御装置。
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