JPH0631177Y2 - 燃料噴射弁取付装置 - Google Patents

燃料噴射弁取付装置

Info

Publication number
JPH0631177Y2
JPH0631177Y2 JP1986012758U JP1275886U JPH0631177Y2 JP H0631177 Y2 JPH0631177 Y2 JP H0631177Y2 JP 1986012758 U JP1986012758 U JP 1986012758U JP 1275886 U JP1275886 U JP 1275886U JP H0631177 Y2 JPH0631177 Y2 JP H0631177Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
hole
injection valve
cylinder head
intake manifold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986012758U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62126567U (ja
Inventor
敏文 夕永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP1986012758U priority Critical patent/JPH0631177Y2/ja
Publication of JPS62126567U publication Critical patent/JPS62126567U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0631177Y2 publication Critical patent/JPH0631177Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、燃料噴射弁取付装置に係り、特に、燃料噴
射弁取付部位の加工を簡単にし得て軽量化を図り得る燃
料噴射弁取付装置に関する。
[従来の技術] 従来、例えば実開昭58−70456号公報等に開示さ
れた燃料噴射弁の取付装置は、第2図に示す如く、内燃
機関(図示せず)に燃料を噴射供給する燃料噴射弁2
を、シリンダヘッド6の接続面12に接続用フランジ1
6により接続された吸気マニホルド8に取付けている。
吸気マニホルド8には、燃料噴射弁2を取付けるために
支持部28を形成し、この支持部28に吸気マニホルド
8の吸気通路10に終端開口する燃料噴射用孔30を形
成するとともに、この燃料噴射用孔30の始端開口側に
燃料噴射用孔30よりも大径の取付孔32を形成してい
る。
燃料噴射弁2の取付時には、燃料噴射弁2の先端側の小
径の燃料噴射部4を吸気マニホルド8の支持部28の取
付孔32内に環状のシール部材20を介して挿入位置さ
せ、この取付孔32底部の支持面34に環状のシール部
材20を介して前記燃料噴射弁2の先端側の燃料噴射部
4基部の環状対向面24を支持させ、取付けている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、前記燃料噴射弁2を吸気マニホルド8に取付
けるためには、吸気マニホルド8の支持部28に燃料噴
射用孔30とこの燃料噴射用孔30の始端開口側の大径
の取付孔32とを形成しなければならない。このため、
吸気マニホルド8には、燃料噴射用孔30と取付孔32
との段付穴開け加工を必要とするので、加工が面倒であ
りコストが高くなる不都合があった。また、前記燃料噴
射弁2を取付けるためには、吸気マニホルド8に大なる
形状の支持部28を設けなければならず、吸気マニホル
ドの大型化・重量増加となる不都合があった。
また、従来の燃料噴射の取付装置としては、燃料噴射弁
を吸気マニホルドの挿入孔にシールを介して支持するも
のもある(実願昭59−110565号)。しかし、こ
の取付装置は、シールを保持するために、リング部材を
必要とすることにより、部品点数の増加を招き、コスト
が高くなる不都合があった。
[考案の目的] そこでこの考案の目的は、吸気マニホルドの燃料噴射弁
取付部位の加工を簡単にし得て小型化・軽量化を図り得
る燃料噴射弁取付装置を実現するにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの考案は、内燃機関の吸気
マニホルドが接続されるシリンダヘッドの接続面に始端
開口しこのシリンダヘッドの吸気通路に終端開口させて
燃料噴射用孔を形成し、この燃料噴射用孔に軸心を一致
させるとともにこの燃料噴射用孔よりも大径かつ一定直
径の貫通孔を前記シリンダヘッドの接続面に接続される
吸気マニホルドの接続用フランジに形成し、燃料噴射弁
の取付時にこの燃料噴射弁先端側の燃料噴射部を前記貫
通孔内に環状のシール部材を介して挿入位置させるとと
もに前記シリンダヘッドの接続面の前記燃料噴射用孔の
始端開口周縁を支持面としこの支持面に前記環状のシー
ル部材を介して前記燃料噴射弁先端側の燃料噴射部基部
の環状対向面を支持させて前記燃料噴射弁を取付けたこ
とを特徴とする。
[作用] この考案の構成によれば、シリンダヘッドの接続面に始
端開口し吸気通路に終端開口させて燃料噴射用孔を形成
し、この燃料噴射用孔に軸心を一致させて燃料噴射用孔
よりも大径でかつ一定直径の貫通孔を吸気マニホルドの
接続用フランジに形成し、燃料噴射弁の取付時に燃料噴
射弁先端側の燃料噴射部を貫通孔内に環状のシール部材
を介して挿入位置させて、シリンダヘッドの接続面の燃
料噴射用孔の始端開口周縁を支持面とし、この支持面に
環状のシール部材を介して燃料噴射弁先端側の環状対向
面を支持させて、燃料噴射弁を取付けている。
このように、吸気マニホルドの接続用フランジに貫通孔
を形成し、シリンダヘッドの接続面の燃料噴射用孔の始
端開口周縁を支持面としていることにより、従来の如く
吸気マニホルドに段付穴開け加工を要せず、別部品のリ
ング部材等を要せず、また、燃料噴射弁の環状対向面を
シリンダヘッドの支持面に環状のシール部材を介して支
持していることにより、吸気マニホルドに大なる形状の
支持部を設けることもない。
[実施例] 以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、この考案の実施例を示すものである。図にお
いて、2は燃料噴射弁、4は燃料噴射部、6はシリンダ
ヘッド、8は吸気マニホルド、10は吸気通路であ
る。。内燃機関(図示せず)に燃料を噴射供給する前記
燃料噴射弁2は、その先端側に小径の燃料噴射部4を有
し、シリンダヘッド6に支持して取付けられる。シリン
ダヘッド6と吸気マニホルド8とは、吸気通路10によ
り連通している。
シリンダヘッド6には、吸気マニホルド8の接続される
接続面12に始端開口し、シリンダヘッド6の吸気通路
10に終端開口させて、燃料噴射用孔14を形成する。
また、シリンダヘッド6の接続面12に接続される吸気
マニホルド8の接続用フランジ16には、前記燃料噴射
用孔14と軸心Cを一致させるとともに前記燃料噴射用
孔14よりも大径でかつ一定直径の貫通孔18を形成す
る。この貫通孔18内には、環状のシール部材20を設
ける。
また、前記燃料噴射弁2の取付時に、燃料噴射部4を貫
通孔18内に環状のシール部材20を介して挿入位置さ
せ、シリンダヘッド6の接続面12の燃料噴射用孔14
の始端開口周縁を支持面22とし、この支持面22に環
状のシール部材20を介して燃料噴射弁2の先端側の燃
料噴射部4基部の環状対向面24を支持させる。
この支持面22とこの支持面22に対向する燃料噴射弁
2先端側の燃料噴射部4基部に形成される環状対向面2
4とを少なくともシールするように、さらには小径の燃
料噴射部4の外周面26をもシールするように圧設され
る前記シール部材20を、貫通孔18内に設ける。
燃料噴射弁2を取付ける際には、燃料噴射弁2先端側の
燃料噴射部4をシリンダヘッド6の燃料噴射用孔14に
指向させて、吸気マニホルド8の接続用フランジ16の
貫通孔18内に環状のシール部材20を介して挿入位置
させる。そして、シリンダヘッド6の接続面12の燃料
噴射用孔14の始端開口周縁を支持面22とし、この支
持面22に環状のシール部材20を介して燃料噴射弁2
先端側の環状対向面24を支持させて燃料噴射弁2を取
付ける。
この支持面22とこの支持面22に対向する燃料噴射弁
2先端側の環状対向面24とを少なくともシールするよ
うに、さらには小径の燃料噴射部4の外周面26をもシ
ールするように圧接されるシール部材20を、前記接続
用フランジ16の貫通孔18内に設ける。
このように、シリンダヘッド6の接続面12に始端開口
し吸気通路10に終端開口させて燃料噴射用孔14を形
成し、この燃料噴射用孔14に軸心Cを一致させて燃料
噴射用孔14よりも大径でかつ一定直径の貫通孔18を
吸気マニホルド8の接続用フランジ16に形成し、燃料
噴射弁2の取付時に先端側の燃料噴射部4を貫通孔18
内に環状のシール部材20を介して挿入位置させて、シ
リンダヘッド6の接続面12の燃料噴射用孔14の始端
開口周縁を支持面22とし、この支持面22に環状のシ
ール部材20を介して燃料噴射弁2先端側の環状対向面
24を支持させて燃料噴射弁2を取付けている。
このため、吸気マニホルド8の接続用フランジ16に貫
通孔18を形成し、シリンダヘッド6の燃料噴射用孔1
4の始端開口周縁を支持面22としていることにより、
従来の如く吸気マニホルド8に燃料噴射用孔30と取付
孔32との段付穴開け加工を要しないので、加工を簡単
にし得て、別部品のリング部材を必要としないので、部
品数の増加を招くこともなく、コストを低廉とすること
ができる。また、燃料噴射弁2は、シリンダヘッド6の
接続面12の燃料噴射用孔14の始端開口周縁を支持面
22として、この支持面22に燃料噴射弁2の環状対向
面24を環状のシール部材20を介して支持しているこ
とにより、吸気マニホルド8に大なる形状の支持部を設
ける必要もなく、小型化・軽量化を図ることができる。
[考案の効果] 以上詳細に説明した如く、この考案によれば、シリンダ
ヘッドの接続面に始端開口し吸気通路に終端開口させて
燃料噴射用孔を形成し、この燃料噴射用孔に軸心を一致
させて燃料噴射用孔よりも大径かつ一定直径の貫通孔を
吸気マニホルドの接続用フランジに形成し、燃料噴射弁
の取付時に燃料噴射弁先端側の燃料噴射部を貫通孔内に
環状のシール部材を介して挿入位置させて、シリンダヘ
ッドの接続面の燃料噴射用孔の始端開口周縁を支持面と
し、この支持面に環状のシール部材を介して燃料噴射弁
先端側の環状対向面を支持させて燃料噴射弁を取付けて
いる。
このように、吸気マニホルドの接続用フランジに貫通孔
を形成し、シリンダヘッドの接続面の燃料噴射用孔の始
端開口周縁を支持面としていることにより、従来の如く
吸気マニホルドに燃料噴射用孔と取付孔との段付穴開け
加工を要しないので、加工を簡単にし得て、別部品のリ
ング部材等を要しないので、部品数の増加を招くことも
なく、コストを低廉とすることができる。また、シリン
ダヘッドの接続面の燃料噴射用孔の始端開口周縁を支持
面とし、この支持面に燃料噴射弁の環状対向面を環状の
シール部材を介して支持していることにより、吸気マニ
ホルドに大なる形状の支持部を設ける必要もなく、小型
化・軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す燃料噴射弁取付装置
の概略断面図である。第2図は、従来例を示す燃料噴射
弁取付装置の概略断面図である。 図において、2は燃料噴射弁、4は燃料噴射部、6はシ
リンダヘッド、8は吸気マニホルド、10は吸気通路、
12は接続面、14は燃料噴射用孔、16は接続用フラ
ンジ、18は貫通孔、20は環状のシール部材、22は
支持面、24は環状対向面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸気マニホルドが接続されるシ
    リンダヘッドの接続面に始端開口しこのシリンダヘッド
    の吸気通路に終端開口させて燃料噴射用孔を形成し、こ
    の燃料噴射用孔に軸心を一致させるとともにこの燃料噴
    射用孔よりも大径かつ一定直径の貫通孔を前記シリンダ
    ヘッドの接続面に接続される吸気マニホルドの接続用フ
    ランジに形成し、燃料噴射弁の取付時にこの燃料噴射弁
    先端側の燃料噴射部を前記貫通孔内に環状のシール部材
    を介して挿入位置させるとともに前記シリンダヘッドの
    接続面の前記燃料噴射用孔の始端開口周縁を支持面とし
    この支持面に前記環状のシール部材を介して前記燃料噴
    射弁先端側の燃料噴射部基部の環状対向面を支持させて
    前記燃料噴射弁を取付けたことを特徴とする燃料噴射弁
    取付装置。
JP1986012758U 1986-01-31 1986-01-31 燃料噴射弁取付装置 Expired - Lifetime JPH0631177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986012758U JPH0631177Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31 燃料噴射弁取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986012758U JPH0631177Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31 燃料噴射弁取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62126567U JPS62126567U (ja) 1987-08-11
JPH0631177Y2 true JPH0631177Y2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=30801184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986012758U Expired - Lifetime JPH0631177Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31 燃料噴射弁取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0631177Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125576U (ja) * 1984-07-20 1986-02-15 マツダ株式会社 燃料噴射式エンジンの燃料噴射弁取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62126567U (ja) 1987-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0631177Y2 (ja) 燃料噴射弁取付装置
JP2007187105A (ja) 直噴ディーゼルエンジンのシリンダヘッド構造
JP3846473B2 (ja) オーバーヘッドカムシャフト式直噴ディーゼルエンジンのシリンダヘッド部構造
JPH0459466B2 (ja)
JPH06147053A (ja) 燃料噴射ノズルと燃料供給管との接続装置
JP2002089412A (ja) インジェクタの取付構造
JP4019468B2 (ja) グロープラグの取付構造
JPH0763029A (ja) 内燃機関のカム潤滑装置
JPS60190663A (ja) 内燃機関の燃料噴射弁
JPS638855Y2 (ja)
JPH09317606A (ja) 直噴式内燃機関の燃料供給装置
JP2523202Y2 (ja) 渦流室式ディーゼルエンジン
JPS5915820Y2 (ja) 管端部接続用圧嵌型スリ−ブワツシヤ−
JP2953233B2 (ja) 内燃機関の燃料供給配管構造
JPH0455252Y2 (ja)
JPH072999Y2 (ja) 内燃機関の一体型シリンダブロック
JPH07103068A (ja) エンジンのカムキャップ
JPS6057760U (ja) 点火プラグの取付構造
JPS6339419Y2 (ja)
JPH0324870Y2 (ja)
JP3463546B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関用燃料噴射弁のシール装置
JPS6139507B2 (ja)
JPH0223768Y2 (ja)
JP2560530Y2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JPS5887937U (ja) 直接噴射式エンジンの噴射ノズル過熱防止装置