JPH07103068A - エンジンのカムキャップ - Google Patents

エンジンのカムキャップ

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JPH07103068A
JPH07103068A JP26821793A JP26821793A JPH07103068A JP H07103068 A JPH07103068 A JP H07103068A JP 26821793 A JP26821793 A JP 26821793A JP 26821793 A JP26821793 A JP 26821793A JP H07103068 A JPH07103068 A JP H07103068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
plug tube
cam
tube
cam cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP26821793A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamada
功二 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH07103068A publication Critical patent/JPH07103068A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/18DOHC [Double overhead camshaft]
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラグチューブを圧入したり溶接などせず
に、かつ、部品点数を増やすことなくプラグチューブを
固定する。 【構成】 カムキャップ5の端部にプラグチューブ4の
外径に合った円弧状面9を形成し、この円弧状面9をプ
ラグチューブ4の外周面に当接させて二本のカムシャフ
ト19の軸支と、プラグチューブ4の固定を同時に行う。
そして、プラグチューブ4の外周面に、プラグチューブ
4がプラグホール3の所定の位置に挿入された状態でカ
ムキャップ5の締付面11にほぼ一致する高さの段部10を
設け、円弧状面9の底面でその段部10を押えて、プラグ
チューブ4の軸方向への固定をより確実に行う。更に、
プラグホール3に挿入したプラグチューブ4の頂部をシ
リンダヘッドカバー14で係止することにより、プラグチ
ューブ4の振動をなくしてより確実にプラグチューブ4
を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給気弁と排気弁のそれ
ぞれを、二本の専用のカムシャフトで作動するようにし
た、いわゆるDOHCエンジンのカムキャップの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆるDOHCエンジンのシリンダヘッド
には図6に示すように、給気弁挿入用孔1と排気弁挿入
用孔2の中間位置にプラグホール3が設けられており、
このプラグホール3にプラグチューブ4が挿入される。
そして、図には現れていないが給気弁および排気弁のそ
れぞれを作動させる二本のカムシャフトを、ボルト6に
よりカムキャップ5をシリンダヘッドに締結して軸支す
るようにしている。
【0003】図5は図6のAーA線における縦断面図で
あり、カムキャップ5をボルト6によりシリンダヘッド
7に締結することにより、カムシャフトの軸受部8を形
成している。プラグホール3に挿入されたプラグチュー
ブ4の固定は、従来にあってはプラグホール3にプラグ
チューブ4を圧入して固定したり、プラグホール3にプ
ラグチューブ4を挿入した後に、プラグチューブ4をシ
リンダブロック7に溶接したり、接着剤で固定したり、
カシメたりねじ止めしたりしていた。
【0004】また、実開昭62ー152061 号公報および特開
平2ー230965 号公報に開示されているように、プラグチ
ューブの固定はその頂部をシリンダヘッドカバーに装着
したブラケット等を介して係止するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
プラグチューブを圧入したり溶接などで固定するには相
当な工数がかかり、生産性の点で改良すべき問題があ
る。また、シリンダヘッドカバーに装着したブラケット
等を介して、プラグチューブを固定した場合には部品点
数が多くなって、加工および組付けに多くの時間がかか
り、生産性の点で改良すべき問題がある。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、プラグチューブを圧入したり溶接などせずに、
かつ、部品点数を増やすことなくプラグチューブを固定
するようにしたエンジンのカムキャップを提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る第一の手段は、二本のカムシャフトの間
にプラグホールを有するDOHCエンジンのカムキャップに
おいて、前記プラグホールに点火プラグ挿入用のプラグ
チューブを挿入し、前記カムキャップの端部を該プラグ
チューブの外径に合った円弧状に形成し、該円弧状のカ
ムキャップの端部を前記プラグチューブの外周面に当接
させて前記二本のカムシャフトを軸支することを特徴と
するものであり、
【0008】第二の手段は第一の手段に加え、プラグホ
ールに挿入されるプラグチューブの外周面に段部を設
け、該段部の高さをプラグチューブがプラグホールに挿
入された状態でカムキャップの締付面にほぼ一致する高
さにしたものであり、更に第三の手段はこれに加えて、
プラグホールに挿入したプラグチューブの先端をカムキ
ャップよりも高く突出し、該プラグチューブの頂部をシ
リンダヘッドカバーで係止したことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明はこのように構成したので次の通りの作
用がある。すなわち、二本のカムシャフトの間にプラグ
ホールを有するDOHCエンジンのカムキャップであって、
このカムキャップの端部をプラグチューブの外径に合っ
た円弧状に形成し、該円弧状のカムキャップの端部をプ
ラグチューブの外周面に当接させて前記二本のカムシャ
フトを軸支するようにしたので、カムシャフトをカムキ
ャップで軸支すると同時に、カムキャップの端部に形成
した円弧状の面で、プラグホールに挿入されているプラ
グチューブを固定することが可能になり、したがってプ
ラグチューブ自体はプラグホールに挿入するだけで済
み、プラグチューブの固定を簡単に行うことが可能にな
る。
【0010】そして、プラグホールに挿入されるプラグ
チューブの外周面に段部を設け、該段部の高さをプラグ
チューブがプラグホールに挿入された状態でカムキャッ
プの締付面にほぼ一致する高さにすることにより、プラ
グチューブの軸方向への固定をより確実に行うことが可
能になり、更に、プラグホールに挿入したプラグチュー
ブの先端をカムキャップよりも高く突出し、該プラグチ
ューブの頂部をシリンダヘッドカバーで係止しすること
により、プラグチューブの振動をなくしてより確実にプ
ラグチューブを固定することが可能になる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。図
1において、カムキャップ5はプラグホール3に挿入さ
れたプラグチューブ4を挟んでその両側に、ボルト6に
よりシリンダヘッド7に締結されて、二本のカムシャフ
トの軸受部8を形成している。そして、カムキャップ5
の端部には図3および図4にも示すように、プラグチュ
ーブ4の外径に合わせた曲率半径の円弧状面9が形成さ
れており、この円弧状面9は図3および図4にも示すよ
うに、カムキャップ5がボルト6にてシリンダヘッド7
に締結された状態で、プラグチューブ9の外周面に圧接
されるようになっている。
【0012】また、プラグチューブ4の外周には段部10
が形成されており、この段部10の頂部12の高さはプラグ
チューブ4がプラグホール3の所定の位置に挿入された
状態で、カムキャップ5の締付面11と一致する(または
幾分高い状態)ように13なっている。13はプラグホール
3の内周面とプラグチューブ4の外周面との間に形成し
た油通路である。
【0013】図2において、シリンダヘッドカバー14に
はプラグチューブ4の先端部が挿入される挿入孔16が設
けられており、この挿入孔16に挿入されるプラグチュー
ブ4の頂部を押えるように、挿入孔16の内側に突出する
係止部15がシリンダヘッドカバー14に一体成形されてい
る。18は点火プラグである。また、図3において、19は
カムシャフトであり、それぞれのカムシャフト19の両側
にボルト6を締結するためのねじ穴20がシリンダヘッド
7に設けられている。21はカムタイミングチエーンであ
る。
【0014】このように構成した本実施例の作用につい
て次に説明する。カムキャップ5の端部をプラグチュー
ブ4の外径に合った曲率半径の円弧状面9に形成し、カ
ムキャップ5の円弧状面9をプラグチューブ4の外周面
に当接(圧接)させて二本のカムシャフト19を軸支する
ようにしたので、カムシャフト19をカムキャップ5で軸
支すると同時に、カムキャップ5の端部に形成した円弧
状面9で、プラグホール3に挿入されているプラグチュ
ーブ4を固定することが可能になる。したがってプラグ
チューブ4自体はプラグホール3に挿入するだけで済
み、プラグチューブ4の固定を簡単に行うことが可能に
なる。
【0015】そして、プラグホール3に挿入されるプラ
グチューブ4の外周面に段部10を設け、この段部10の高
さをプラグチューブ4がプラグホール3の所定の位置に
挿入された状態でカムキャップ5の締付面11にほぼ一致
する高さにすることにより、この段部10の頂部11がカム
キャップ5の円弧面9の底面で押えられ、プラグチュー
ブ4の軸方向への固定をより確実に行うことが可能にな
る。
【0016】更に、プラグホール3に挿入したプラグチ
ューブ4の先端をカムキャップ5よりも高く突出し、こ
のプラグチューブ4の頂部をシリンダヘッドカバー14に
設けた挿入穴16に挿入し係止部15でプラグチューブ4の
頂部を係止しすることにより、プラグチューブ4自体の
振動をなくしてより確実にプラグチューブ4を固定する
ことが可能になる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、カム
キャップの端部をプラグチューブの外径に合った円弧状
に形成し、この円弧状のカムキャップの端部をプラグチ
ューブの外周面に当接させて二本のカムシャフトを軸支
するようにしたので、カムシャフトをカムキャップで軸
支すると同時に、カムキャップの端部に形成した円弧状
の面で、プラグホールに挿入されているプラグチューブ
を固定することができ、プラグチューブ自体はプラグホ
ールに挿入するだけで済み、プラグチューブの固定を簡
単に行うことができ、プラグチューブの組付けを簡略化
して生産性を向上することができる。
【0018】そして、プラグホールに挿入されるプラグ
チューブの外周面に段部を設け、この段部の高さをプラ
グチューブがプラグホールの所定の位置に挿入された状
態でカムキャップの締付面にほぼ一致する高さにするこ
とにより、カムキャップの円弧状面の底面でその段部を
押えて、プラグチューブの軸方向への固定をより確実に
行うことができ、更に、プラグホールに挿入したプラグ
チューブの先端をカムキャップよりも高く突出し、この
プラグチューブの頂部をシリンダヘッドカバーで係止し
することにより、プラグチューブの振動をなくしてより
確実にプラグチューブを固定することができる。
【0019】また、このようにカムキャップの端部に円
弧状面を設けてプラグチューブを固定するので、カムキ
ャップの形状のみを変更すれば既存のシリンダヘッドへ
の適用ができ、また、円弧面をプラグチューブに圧接し
てシリンダヘッドにカムキャップを締結するので、カム
シャフトの軸受けとしてのカムキャップの剛性力を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を図3のBーB線で一
部縦断面した図である。
【図2】図1の要部にシリンダヘッドカバーを装着した
状態を示す縦断面図である。
【図3】図1において、カムキャップの一部を破断して
カムシャフトを露出した状態を示す平面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】従来例の要部を図6のAーA線で一部縦断面し
た図である。
【図6】図5の平面図である。
【符合の説明】
5 カムキャップ 7 シリンダヘッド 8 軸受部 9 円弧状面 10 段部 11 締付面 12 段部の頂部 14 シリンダヘッドカバー 15 係止部 16 挿入孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二本のカムシャフトの間にプラグホール
    を有するDOHCエンジンのカムキャップにおいて、前記プ
    ラグホールに点火プラグ挿入用のプラグチューブを挿入
    し、前記カムキャップの端部を該プラグチューブの外径
    に合った円弧状に形成し、該円弧状のカムキャップの端
    部を前記プラグチューブの外周面に当接させて前記二本
    のカムシャフトを軸支することを特徴とするエンジンの
    カムキャップ。
  2. 【請求項2】 プラグホールに挿入されるプラグチュー
    ブの外周面に段部を設け、該段部の高さをプラグチュー
    ブがプラグホールに挿入された状態でカムキャップの締
    付面にほぼ一致する高さにしたことを特徴とする請求項
    1記載のエンジンのカムキャップ。
  3. 【請求項3】 プラグホールに挿入したプラグチューブ
    の先端をカムキャップよりも高く突出し、該プラグチュ
    ーブの頂部をシリンダヘッドカバーで係止したことを特
    徴とする請求項1および2記載のエンジンのカムキャッ
    プ。
JP26821793A 1993-09-30 1993-09-30 エンジンのカムキャップ Pending JPH07103068A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1134402A2 (en) 2000-03-13 2001-09-19 Mazda Motor Corporation Cylinder head structure
JP2014070602A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Honda Motor Co Ltd 火花点火式内燃機関の点火プラグ挿入筒抜け止め構造
DE102016103606A1 (de) * 2016-03-01 2017-09-07 Fev Gmbh Lagervorrichtung für die Lagerung von zwei parallelen Nockenwellen

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