JPS6118051B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6118051B2
JPS6118051B2 JP2093678A JP2093678A JPS6118051B2 JP S6118051 B2 JPS6118051 B2 JP S6118051B2 JP 2093678 A JP2093678 A JP 2093678A JP 2093678 A JP2093678 A JP 2093678A JP S6118051 B2 JPS6118051 B2 JP S6118051B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
head
screw head
screw body
ignition timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2093678A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54113751A (en
Inventor
Hiromitsu Nagae
Isamu Arano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2093678A priority Critical patent/JPS54113751A/ja
Publication of JPS54113751A publication Critical patent/JPS54113751A/ja
Publication of JPS6118051B2 publication Critical patent/JPS6118051B2/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物品の固定手段に関し、殊に締付けね
じを用いて物品を他の物体に固定する固定手段に
関する。
本発明の目的はいつたん物品を固定した後は、
締付ねじを簡単にはゆるめられないようにして、
固定した物品の位置がかつてに移動されるのを防
止する点にある。
配電器を内燃機関本体に取り付ける方法として
は、例えば特開昭54−152722号公報が知られてい
る。
例えば、自動車の内燃機関用点火時期調整装置
を機関本体に固定する固定締付ねじにおいては、
従来第1,2図に示す如く点火時期調整装置2の
一部であるボス3に設けた長穴4にワツシヤ7、
スプリングワツシヤ6を介してボルト5を通し、
ねじ止め固定していた。長穴4を設けている理由
は、排気ガス浄化、燃費向上、運転性良好化を計
り自動車としての性能を満足させるためには、点
火時期を最適値に設定する必要があるためで、機
関自体及び点火時期調整装置2自体には構成部品
の公差上、点火時期ばらつきが生ずるから、これ
らを補正する必要上設けているもので、機関本体
1に対し、補正分回動可能な取付構造となつてい
る。
ところが一般に点火時期を早めると燃費、機関
出力が向上することから、自動車組立時に適正点
火時期に設定したにも拘らず、ユーザがボルト5
をゆるめ点火時期調整装置2を長穴4のすきま分
回動させて点火時期を早めてしまうことがある。
すると排気ガス中の有害ガスが増加し、排気規制
値をオーバーしてしまい、排気チエツクを受けな
い限り、排気不合格状態で走行することになり折
角の排気規制が無意味になつてしまう。
そこで、これらの不具合が生じないよう、ユー
ザーがかつてに点火時期の再調整をできないよう
にすることが必要となつた。
本発明の特徴は、所定の締付トルク以上で締付
けるとねじ本体部のねじ頭部とが分離又は遊離
し、それ以上締付けたりゆるめられなくするとと
もに、ねじ本体の上記ねじ頭部に近接してその周
囲を取り囲む壁部を設ける。これにより、締付け
後、ユーザーが締付工具等を使用してゆるめた
り、ねじ本体の頭部側面に衝撃力を加えて強引に
ゆるめることができないようにしたものである。
第4図は内燃機関の点火時期調整装置の固定手
段として用いた本発明の一実施例を示したもの
で、多角形のねじ頭10とねじ本体8の頭部81
との間にくびれ部9を設けている。82はねじ本
体に設けたねじ部である。12はボス部3と共に
機関本体1に締付けられる部材で、従来のワツシ
ヤ7の役目もする。この部材12にはねじ本体8
の頭部81周囲を囲う壁13が設けられている。
最適点火時期の位置2を保持して、多角形ねじ頭
10をスパナ等でまわしていくと点火時期調整装
置2をボス部3で機関本体1に固定される。締付
トルクが固定に充分な締付トルク以上になると前
記くびれ部9が切断される。ねじ本体8の頭部8
1はこのとき部材12の壁13の中に入つてしま
つており、ねじ本体8をまわすことはできない。
また部材12の壁13の外周を円形等にしておけ
ば部材12をはずすことがむずかしいから市場で
ユーザによつてねじ本体8が無理やりゆるめられ
て点火時期を早められるようなことはなくなる。
勿論ねじ頭10はドライバーでまわすようにもで
き、この場合第3図に示す如くプラス、マイナス
等の係合溝を有するなべねじ形状11とする。ね
じ本体8の頭部81の形状は円形が好ましいが、
第6図の如くねじ本体17の頭部171を大き目
に作つておいて切削加工によつてくびれ部18を
形成し、これによつてねじ頭19を頭部171か
ら作りだすこともできる。第3図に示す如く穴4
の断面形状を段付として、ねじ締めした後ねじ本
体の頭部が穴4の中にかくれるようにしてもよ
い。
また、ねじ本体にねじ山を切るまえにスプリン
グワツシヤーと部材12をはめ込んでおいて、ね
じをてん造すれば、本体からワツシヤー及び部材
12がはずれなくなるので、部品の管理が楽にな
ると共に締付作業も簡単になる。
第5図は他の実施例でねじ本体14の頭部14
1をプラスチツク材でモールドし、ねじ頭16が
ある締付トルク以上になるとねじ頭16と、ねじ
本体の頭部141との間が接離してからまわりす
るようになる。部材12の壁13の内部にはねじ
頭16原形が残るが、壁13の外部にでている部
分はねじ本体をまわす機能をすでに失つているた
め市場でゆるめられることはない。
以上詳述の如く、本発明によれば、ねじ本体の
頭部に弱体部を介してねじ頭を設けるとともに、
ねじ頭部に近接しかつそのまわりを取り囲む壁部
を設けることにより、ねじ締止固定後に、一般ユ
ーザーがレンチの如く締付工具をそう入すること
ができなくなることから、勝手にゆるめることが
不可能となり、さらにねじ本体頭部に衝撃を加え
てむりやりゆるめることができなくなる。その結
果、固定後市場で調整、交換されることを嫌う場
所、部品の固定に用いるのに好適な固定手段を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃機関への点火時期調整装置取付斜
視図、第2図は第1図の固定ねじ部断面図、第3
図は本発明によるねじを用いた固定ねじ部断面
図、第4図は本発明による他の実施例のねじ部の
一部断面図、第5図は本発明による他の実施例の
ねじ部の一部断面図、第6図は本発明による他の
実施例のねじ部の一部断面図である。 5……ボルト、6……スプリングワツシヤ、7
……平ワツシヤ、8,14,17……ねじ本体、
9,18……くびれ部、10,11,16,19
……ねじ頭、12……壁部材、13……壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ねじ山を螺刻したねじ本体と、該ねじ本体の
    頭部に形成したねじ頭と、該ねじ頭に形成した工
    具との係合部と、ねじの締付けトルクが所定値を
    越えた時前記ねじ頭とねじ本体とが接離するよう
    に前記ねじ頭とねじ本体の頭部との間に形成され
    た弱体部と前記ねじの頭部の周囲を囲う壁部材と
    から形成し、前記壁部材の内径を前記ねじ頭の外
    径よりもわずかに大きな径を有しかつその高さを
    略当該ねじ頭の高さよりも高くし、これにより当
    該ねじ頭と当該壁部材との間に形成される空間に
    は工具等がそう入されないようにしたことを特徴
    とする固定手段。
JP2093678A 1978-02-27 1978-02-27 Fixing means Granted JPS54113751A (en)

Priority Applications (1)

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JP2093678A JPS54113751A (en) 1978-02-27 1978-02-27 Fixing means

Applications Claiming Priority (1)

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JP2093678A JPS54113751A (en) 1978-02-27 1978-02-27 Fixing means

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54113751A JPS54113751A (en) 1979-09-05
JPS6118051B2 true JPS6118051B2 (ja) 1986-05-10

Family

ID=12041083

Family Applications (1)

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JP2093678A Granted JPS54113751A (en) 1978-02-27 1978-02-27 Fixing means

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JPS54113751A (en) 1979-09-05

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