JPH06311097A - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- JPH06311097A JPH06311097A JP5094037A JP9403793A JPH06311097A JP H06311097 A JPH06311097 A JP H06311097A JP 5094037 A JP5094037 A JP 5094037A JP 9403793 A JP9403793 A JP 9403793A JP H06311097 A JPH06311097 A JP H06311097A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線電話子機の電池が消耗した場合に通話回
線が切れる事を防止し、電話を掛け直す必要がなく通話
を続行できる無線電話装置を提供する。 【構成】 無線電話子機114に電池122の残量を検
出する電池残量検知部123、無線電話主装置101に
通話相手側の回線を保留としメッセージを通話相手に伝
えるメッセージ送出部107、様々な経過時間を測定す
るタイマ管理部110、通話路スイッチ部103を備
え、電池が消耗したと判断されると、通話相手側の回線
をメッセージ送出部107と接続した上保留とし、その
後電池122が交換されれば、通話を再開できる様に
し、電池122を交換できない場合は、他の電話機に転
送し通話を継続できるように制御部102,子機制御部
120が制御する。
線が切れる事を防止し、電話を掛け直す必要がなく通話
を続行できる無線電話装置を提供する。 【構成】 無線電話子機114に電池122の残量を検
出する電池残量検知部123、無線電話主装置101に
通話相手側の回線を保留としメッセージを通話相手に伝
えるメッセージ送出部107、様々な経過時間を測定す
るタイマ管理部110、通話路スイッチ部103を備
え、電池が消耗したと判断されると、通話相手側の回線
をメッセージ送出部107と接続した上保留とし、その
後電池122が交換されれば、通話を再開できる様に
し、電池122を交換できない場合は、他の電話機に転
送し通話を継続できるように制御部102,子機制御部
120が制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事業所等の構内で使用
し、交換機能を備え、無線により無線電話子機との音声
及び制御信号が伝送可能で、無線電話子機の電池が消耗
した場合に通話が途切れる事なく通話を継続できる無線
電話装置に関するものである。
し、交換機能を備え、無線により無線電話子機との音声
及び制御信号が伝送可能で、無線電話子機の電池が消耗
した場合に通話が途切れる事なく通話を継続できる無線
電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線電話装置は、無線電話主装置と無線
電話子機の組み合わせによって構成されている。そし
て、音声及び制御情報は、使用する周波数の電波に変調
されて送信され、相手側で復調されて取り出される。以
下、図面を参照しながら従来の無線電話装置の構成につ
いて説明する。
電話子機の組み合わせによって構成されている。そし
て、音声及び制御情報は、使用する周波数の電波に変調
されて送信され、相手側で復調されて取り出される。以
下、図面を参照しながら従来の無線電話装置の構成につ
いて説明する。
【0003】図3は従来の無線電話装置の構成図であ
る。301は無線電話主装置、302は交換接続動作の
制御及び各部の制御を行う制御部、303は内外線の通
話路を形成する通話路スイッチ部、304は無線電話子
機インタフェース、305は外線311を収容し外線か
らのベル検知、回線捕捉、ダイアル情報送出等の制御を
行う外線インタフェース、306は内線電話機312を
接続し着呼時のベル呼動、発呼時のダイアル情報、フッ
ク検知等の制御を行う内線インタフェース、307は無
線電話子機313と電波の送受信を行うアンテナ部、3
08は音声信号を無線電話子機313に伝送する為に電
波に変調したり、アンテナ部307で受信した変調され
た信号から目的とする音声信号を取り出す変復調部、3
09は変復調部308で得られる音声信号を運ぶキャリ
アの信号レベルの大きさから受信電界強度を検出する受
信電界強度検出部、310は変復調部308及び受信電
界強度検出部309を制御する無線電話子機インタフェ
ース制御部、312は内線電話機、313は無線電話子
機、314は無線電話子機インタフェース304と電波
の送受信を行うアンテナ部、315は音声インタフェー
ス部316から送られてきた音声信号を無線電話子機イ
ンタフェース304に伝送する為に電波に変調したり、
アンテナ部314で受信した変調された信号から目的と
する音声信号を取り出す変復調部、316はマイク31
9から送られてきた音声信号のゲイン調整を行うと共
に、変復調部315と保留音送出部317を接続する音
声インタフェース部、317は通話中に無線電話子機3
13で保留とした場合に、無線電話子機インタフェース
304側に保留音を送出する為の保留音送出部、318
はスピーカ、319はマイク、320は音声インタフェ
ース部316及び変復調部315の制御を行う子機制御
部である。
る。301は無線電話主装置、302は交換接続動作の
制御及び各部の制御を行う制御部、303は内外線の通
話路を形成する通話路スイッチ部、304は無線電話子
機インタフェース、305は外線311を収容し外線か
らのベル検知、回線捕捉、ダイアル情報送出等の制御を
行う外線インタフェース、306は内線電話機312を
接続し着呼時のベル呼動、発呼時のダイアル情報、フッ
ク検知等の制御を行う内線インタフェース、307は無
線電話子機313と電波の送受信を行うアンテナ部、3
08は音声信号を無線電話子機313に伝送する為に電
波に変調したり、アンテナ部307で受信した変調され
た信号から目的とする音声信号を取り出す変復調部、3
09は変復調部308で得られる音声信号を運ぶキャリ
アの信号レベルの大きさから受信電界強度を検出する受
信電界強度検出部、310は変復調部308及び受信電
界強度検出部309を制御する無線電話子機インタフェ
ース制御部、312は内線電話機、313は無線電話子
機、314は無線電話子機インタフェース304と電波
の送受信を行うアンテナ部、315は音声インタフェー
ス部316から送られてきた音声信号を無線電話子機イ
ンタフェース304に伝送する為に電波に変調したり、
アンテナ部314で受信した変調された信号から目的と
する音声信号を取り出す変復調部、316はマイク31
9から送られてきた音声信号のゲイン調整を行うと共
に、変復調部315と保留音送出部317を接続する音
声インタフェース部、317は通話中に無線電話子機3
13で保留とした場合に、無線電話子機インタフェース
304側に保留音を送出する為の保留音送出部、318
はスピーカ、319はマイク、320は音声インタフェ
ース部316及び変復調部315の制御を行う子機制御
部である。
【0004】以上のように構成された従来の無線電話装
置について、以下その動作を説明する。まず、無線電話
子機313は無線電話子機インタフェース304を介し
て電気的に通話路スイッチ部303に接続され、内線電
話機312は内線インタフェース306を介して通話路
スイッチ部303と接続されている。ここで、無線電話
子機313と内線電話機312とで通話を行っている場
合、通話路スイッチ部303で通話が可能な様に通話路
が形成されている。
置について、以下その動作を説明する。まず、無線電話
子機313は無線電話子機インタフェース304を介し
て電気的に通話路スイッチ部303に接続され、内線電
話機312は内線インタフェース306を介して通話路
スイッチ部303と接続されている。ここで、無線電話
子機313と内線電話機312とで通話を行っている場
合、通話路スイッチ部303で通話が可能な様に通話路
が形成されている。
【0005】通話中に於いて、無線電話子機313の電
池(図示せず)が消耗した場合には、受信電界強度が低
下していく。このとき受信電界強度検出部309では、
常に受信電界強度レベルを検出しており、予め決められ
た電界強度レベル以下のレベルが検出され、引き続き一
定時間この状態が続けば、無線電話子機インタフェース
制御部310は正常に通話ができないと判断し通話終了
処理を行う。また、通話中に無線電話子機313で保留
としても、音声インタフェース部316でマイク319
からの音声信号を遮断し、変復調部315と保留音送出
部317を接続する為、内線電話機312には保留音送
出部317で送出された保留音が聞こえており、通常の
通話状態と変わらない。この場合、無線電話子機313
の電池が消耗した場合は保留音が送出されず、前記と同
様の段階を踏んで通話終了処理が行われる。また、保留
中に無線電話子機313の電池を交換しようとしても、
電池を無線電話子機313と切り離さなければならず、
電池が消耗したものと同様に通話終了処理が行われる。
池(図示せず)が消耗した場合には、受信電界強度が低
下していく。このとき受信電界強度検出部309では、
常に受信電界強度レベルを検出しており、予め決められ
た電界強度レベル以下のレベルが検出され、引き続き一
定時間この状態が続けば、無線電話子機インタフェース
制御部310は正常に通話ができないと判断し通話終了
処理を行う。また、通話中に無線電話子機313で保留
としても、音声インタフェース部316でマイク319
からの音声信号を遮断し、変復調部315と保留音送出
部317を接続する為、内線電話機312には保留音送
出部317で送出された保留音が聞こえており、通常の
通話状態と変わらない。この場合、無線電話子機313
の電池が消耗した場合は保留音が送出されず、前記と同
様の段階を踏んで通話終了処理が行われる。また、保留
中に無線電話子機313の電池を交換しようとしても、
電池を無線電話子機313と切り離さなければならず、
電池が消耗したものと同様に通話終了処理が行われる。
【0006】以上の場合は、無線電話子機313と内線
電話機312との通話の場合を説明したが、無線電話子
機313と外線インタフェース305に収容された外線
311側と通話を行う場合も同様にして、通話終了処理
が行われる。
電話機312との通話の場合を説明したが、無線電話子
機313と外線インタフェース305に収容された外線
311側と通話を行う場合も同様にして、通話終了処理
が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の無線電
話装置では、通話中に於いて、無線電話子機の電池が消
耗すれば、無線電話子機と無線電話子機インタフェース
との接続が電気的に切り離される為、内線電話機または
外線側と無線電話子機との通話が途切れていた。この
為、相手方に迷惑を掛けた上、もう一度電話を掛け直さ
なければならなかった。
話装置では、通話中に於いて、無線電話子機の電池が消
耗すれば、無線電話子機と無線電話子機インタフェース
との接続が電気的に切り離される為、内線電話機または
外線側と無線電話子機との通話が途切れていた。この
為、相手方に迷惑を掛けた上、もう一度電話を掛け直さ
なければならなかった。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、かかる
欠点を解消し、通話中に電池が消耗しても電池を交換す
れば、通話も回復できると共に、電池を交換できない場
合でも無線電話主装置に接続された他の電話機で通話を
再開できる無線電話装置を提供する事を目的とする。
欠点を解消し、通話中に電池が消耗しても電池を交換す
れば、通話も回復できると共に、電池を交換できない場
合でも無線電話主装置に接続された他の電話機で通話を
再開できる無線電話装置を提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為に、従来の構成の他に、無線電話主装置に通話中
に無線電話子機と無線電話子機インタフェースとの接続
が電気的に切断された場合に、通話回線が一時的に通話
不能になった旨のメッセージを送出するメッセージ送出
部、相手側の通話回線を保留にしてからの経過時間等を
計測し、無線電話主装置に接続された他の電話機に転送
されるまでの時間を任意設定できるタイマ管理部、無線
電話子機に電池の残量を監視する電池残量検知部、通話
相手側の回線が保留とされたかどうかを表示する表示部
を設け、無線電話主装置の制御部及び無線電話子機の子
機制御部に、電池の消耗の通知、内外線の保留切換え、
そのメッセージの送出の制御を行うようにした。
する為に、従来の構成の他に、無線電話主装置に通話中
に無線電話子機と無線電話子機インタフェースとの接続
が電気的に切断された場合に、通話回線が一時的に通話
不能になった旨のメッセージを送出するメッセージ送出
部、相手側の通話回線を保留にしてからの経過時間等を
計測し、無線電話主装置に接続された他の電話機に転送
されるまでの時間を任意設定できるタイマ管理部、無線
電話子機に電池の残量を監視する電池残量検知部、通話
相手側の回線が保留とされたかどうかを表示する表示部
を設け、無線電話主装置の制御部及び無線電話子機の子
機制御部に、電池の消耗の通知、内外線の保留切換え、
そのメッセージの送出の制御を行うようにした。
【0010】
【作用】本発明は、電池残量検知部が子機の電池の消耗
を検出すると、メッセージ送出部が作動して電池消耗の
メッセージを送出して回線を保留状態とし、子機の電池
の交換が済むと子機との回線を復旧して通話可能とし、
更に電池交換がない場合はタイマ管理が作動して他の電
話機へ転送できるようにし、電話の回線切れがなく、電
話の掛け直しもなく通話を続行できるものとした。
を検出すると、メッセージ送出部が作動して電池消耗の
メッセージを送出して回線を保留状態とし、子機の電池
の交換が済むと子機との回線を復旧して通話可能とし、
更に電池交換がない場合はタイマ管理が作動して他の電
話機へ転送できるようにし、電話の回線切れがなく、電
話の掛け直しもなく通話を続行できるものとした。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例における無線電話装
置の構成図である。以下、図面を参照しながら本発明の
無線電話装置の構成について説明する。
置の構成図である。以下、図面を参照しながら本発明の
無線電話装置の構成について説明する。
【0012】図中、101は無線電話主装置、102は
各部の制御及び交換動作の制御を行う制御部、103は
各回線の通話路を形成する通話路スイッチ部、104は
無線電話子機インタフェース、105は外線112を収
容し外線からのベル検知、回線捕捉、ダイアル情報送出
等の制御を行う外線インタフェース、106は内線電話
機113を接続し着呼時のベル呼動、発呼時のダイアル
情報、フック検知等の制御を行う内線インタフェース、
107は通話回線が一時的に通話不能となった旨のメッ
セージを送出するメッセージ送出部、108は無線電話
子機114と電波の送受信を行うアンテナ部、109は
音声及び制御信号を無線電話子機114に伝送する為の
電波に変調したり、アンテナ部108で受信した変調さ
れた信号から目的とする音声及び制御信号を取り出す変
復調部、110は無線電話子機114から通話相手側の
回線を保留とする旨の通知を受け取ってからの経過時間
を計測し、任意の時間を設定できるタイマ管理部、11
1は変復調部109、タイマ管理部110を制御する無
線電話子機インタフェース制御部、113は内線電話
機、114は無線電話子機、115は無線電話子機イン
タフェース104と電波の送受信を行うアンテナ部、1
16は音声インタフェース部117から送られてきた音
声信号や子機制御部120から送られてきた制御信号を
無線電話子機インタフェース104に伝送する為の電波
に変調したり、アンテナ部115で受信した変調された
信号から目的とする音声及び制御信号を取り出す為の変
復調部、117はマイク119から送られてきた音声信
号のゲイン及びスピーカ118に送出する音声信号のゲ
イン調整等を行う音声インタフェース部、118はスピ
ーカ、119はマイク、120は変復調部116、音声
インタフェース部117、表示部121、電池残量検知
部123を制御する子機制御部、121は通話相手側の
回線が保留にされた旨の通知を受け取った場合にその旨
を表示する表示部、122は無線電話子機114の各部
に電源を供給する電池、123は電池122の残量を監
視する電池残量検知部である。なお、内線電話機113
及び内線インタフェース106は複数個存在する。
各部の制御及び交換動作の制御を行う制御部、103は
各回線の通話路を形成する通話路スイッチ部、104は
無線電話子機インタフェース、105は外線112を収
容し外線からのベル検知、回線捕捉、ダイアル情報送出
等の制御を行う外線インタフェース、106は内線電話
機113を接続し着呼時のベル呼動、発呼時のダイアル
情報、フック検知等の制御を行う内線インタフェース、
107は通話回線が一時的に通話不能となった旨のメッ
セージを送出するメッセージ送出部、108は無線電話
子機114と電波の送受信を行うアンテナ部、109は
音声及び制御信号を無線電話子機114に伝送する為の
電波に変調したり、アンテナ部108で受信した変調さ
れた信号から目的とする音声及び制御信号を取り出す変
復調部、110は無線電話子機114から通話相手側の
回線を保留とする旨の通知を受け取ってからの経過時間
を計測し、任意の時間を設定できるタイマ管理部、11
1は変復調部109、タイマ管理部110を制御する無
線電話子機インタフェース制御部、113は内線電話
機、114は無線電話子機、115は無線電話子機イン
タフェース104と電波の送受信を行うアンテナ部、1
16は音声インタフェース部117から送られてきた音
声信号や子機制御部120から送られてきた制御信号を
無線電話子機インタフェース104に伝送する為の電波
に変調したり、アンテナ部115で受信した変調された
信号から目的とする音声及び制御信号を取り出す為の変
復調部、117はマイク119から送られてきた音声信
号のゲイン及びスピーカ118に送出する音声信号のゲ
イン調整等を行う音声インタフェース部、118はスピ
ーカ、119はマイク、120は変復調部116、音声
インタフェース部117、表示部121、電池残量検知
部123を制御する子機制御部、121は通話相手側の
回線が保留にされた旨の通知を受け取った場合にその旨
を表示する表示部、122は無線電話子機114の各部
に電源を供給する電池、123は電池122の残量を監
視する電池残量検知部である。なお、内線電話機113
及び内線インタフェース106は複数個存在する。
【0013】図2は無線電話子機の電池がある一定レベ
ル以下になってから通話相手側回線の保留状態への移
行、通話回復までの処理フローチャートである(以下説
明ではステップで示す)。
ル以下になってから通話相手側回線の保留状態への移
行、通話回復までの処理フローチャートである(以下説
明ではステップで示す)。
【0014】次に、各部の動作を説明すると、例えば、
無線電話子機114と内線電話機113で通話をしてい
るとき、無線電話子機インタフェース104と内線イン
タフェース106は通話路スイッチ部103で通話が行
える様に接続されている。無線電話子機114のマイク
119で入力された音声信号は、音声インタフェース部
117でゲイン調整をされた後、変復調部116で変調
されアンテナ部115から電波として送出される。ま
た、子機制御部120からの制御信号も同様に変復調部
116で変調されアンテナ部115から電波として送出
される。無線電話子機114から送信された電波は、ア
ンテナ部108で受信され、変復調部109で変調され
た信号から目的とする音声及び制御信号を取り出す。
無線電話子機114と内線電話機113で通話をしてい
るとき、無線電話子機インタフェース104と内線イン
タフェース106は通話路スイッチ部103で通話が行
える様に接続されている。無線電話子機114のマイク
119で入力された音声信号は、音声インタフェース部
117でゲイン調整をされた後、変復調部116で変調
されアンテナ部115から電波として送出される。ま
た、子機制御部120からの制御信号も同様に変復調部
116で変調されアンテナ部115から電波として送出
される。無線電話子機114から送信された電波は、ア
ンテナ部108で受信され、変復調部109で変調され
た信号から目的とする音声及び制御信号を取り出す。
【0015】ここで通話中に於いて、無線電話子機11
4の電池122が消耗すると電池残量検知部123で検
知される。無線電話子機114と無線電話主装置101
との通信が正常に行えないと判断されるレベルの一歩手
前のレベルを予め設定しておき、電池残量検知部123
で検知されたレベルが、一定時間以上予め設定されたレ
ベル以下になったと判断された場合(ステップ201)
には、子機制御部120より内線インタフェース106
をメッセージ送出部107と接続し、保留とする様に要
求する信号を無線電話子機インタフェース104に送出
する(ステップ202)。
4の電池122が消耗すると電池残量検知部123で検
知される。無線電話子機114と無線電話主装置101
との通信が正常に行えないと判断されるレベルの一歩手
前のレベルを予め設定しておき、電池残量検知部123
で検知されたレベルが、一定時間以上予め設定されたレ
ベル以下になったと判断された場合(ステップ201)
には、子機制御部120より内線インタフェース106
をメッセージ送出部107と接続し、保留とする様に要
求する信号を無線電話子機インタフェース104に送出
する(ステップ202)。
【0016】無線電話子機インタフェース制御部111
は正常通話不能と判断し(ステップ203)、制御部1
02に内線インタフェース106側の回線を保留とし、
通話路スイッチ部103に於いてメッセージ送出部10
7との接続を要求する信号を送る。制御部102は無線
電話子機インタフェース制御部111からの信号に基づ
き、無線電話子機114の電池122が一定時間以上予
め設定されたレベル以下になる直前の通話路状態を保持
し(ステップ204)、通話路スイッチ部103に対し
て内線インタフェース106とメッセージ送出部107
とを接続し保留状態とする様に信号を送る。
は正常通話不能と判断し(ステップ203)、制御部1
02に内線インタフェース106側の回線を保留とし、
通話路スイッチ部103に於いてメッセージ送出部10
7との接続を要求する信号を送る。制御部102は無線
電話子機インタフェース制御部111からの信号に基づ
き、無線電話子機114の電池122が一定時間以上予
め設定されたレベル以下になる直前の通話路状態を保持
し(ステップ204)、通話路スイッチ部103に対し
て内線インタフェース106とメッセージ送出部107
とを接続し保留状態とする様に信号を送る。
【0017】通話路スイッチ部103は制御部102か
ら送られてきた信号に基づき、内線インタフェース10
6とメッセージ送出部107とを接続する様に通話路を
形成し、メッセージ送出部107では、予め記憶された
メッセージ、例えば「ただ今、相手方回線に障害が発生
しました。少々お待ち下さい」等のメッセージを送出
し、内線電話機113で通話をしている人に生じる不安
を少しでも和らげる様にする(ステップ205)。そし
て、無線電話子機114に対して通話相手側の回線を保
留とした旨の信号を送出する(ステップ206)。
ら送られてきた信号に基づき、内線インタフェース10
6とメッセージ送出部107とを接続する様に通話路を
形成し、メッセージ送出部107では、予め記憶された
メッセージ、例えば「ただ今、相手方回線に障害が発生
しました。少々お待ち下さい」等のメッセージを送出
し、内線電話機113で通話をしている人に生じる不安
を少しでも和らげる様にする(ステップ205)。そし
て、無線電話子機114に対して通話相手側の回線を保
留とした旨の信号を送出する(ステップ206)。
【0018】無線電話子機インタフェース104から通
話相手側の回線を保留にした旨の信号を受け取ると(ス
テップ207)、スピーカ118にトーンまたは音声情
報を送出するか、表示部121に表示する(ステップ2
08)。トーン、音声情報または表示部121で通話相
手が回線が保留にされた事を確認して電池122を交換
すると、電池残量検知部123で電池が交換されたと判
断され(ステップ209)、無線電話子機インタフェー
ス104に対して電池122が交換された旨の信号を送
出する(ステップ210)。
話相手側の回線を保留にした旨の信号を受け取ると(ス
テップ207)、スピーカ118にトーンまたは音声情
報を送出するか、表示部121に表示する(ステップ2
08)。トーン、音声情報または表示部121で通話相
手が回線が保留にされた事を確認して電池122を交換
すると、電池残量検知部123で電池が交換されたと判
断され(ステップ209)、無線電話子機インタフェー
ス104に対して電池122が交換された旨の信号を送
出する(ステップ210)。
【0019】ここで、無線電話子機インタフェース10
4では、タイマ管理部110で無線電話子機114から
通話相手側回線を保留にする旨の信号を受けてからの経
過時間を計測し、無線電話主装置101に接続された他
の電話機に転送されるまでの時間と比較を行い(ステッ
プ211)、転送時間に達していない場合は、無線電話
子機114からの電池が交換された旨の信号を受けたか
どうかを検知し(ステップ212)、信号を受けていな
い場合は、再び、経過時間と転送されるまでの時間との
比較を行う。信号を受けた場合は、電池122が予め設
定されたレベル以下になる直前の通話路を形成する様に
無線電話子機インタフェース制御部111は制御部10
2に対し、通話路スイッチ部103に於いて通話が再開
できる様に通話路の形成を要求する信号を送出する。
4では、タイマ管理部110で無線電話子機114から
通話相手側回線を保留にする旨の信号を受けてからの経
過時間を計測し、無線電話主装置101に接続された他
の電話機に転送されるまでの時間と比較を行い(ステッ
プ211)、転送時間に達していない場合は、無線電話
子機114からの電池が交換された旨の信号を受けたか
どうかを検知し(ステップ212)、信号を受けていな
い場合は、再び、経過時間と転送されるまでの時間との
比較を行う。信号を受けた場合は、電池122が予め設
定されたレベル以下になる直前の通話路を形成する様に
無線電話子機インタフェース制御部111は制御部10
2に対し、通話路スイッチ部103に於いて通話が再開
できる様に通話路の形成を要求する信号を送出する。
【0020】制御部102は無線電話子機インタフェー
ス制御部111からの信号により、電池122が予め設
定されたレベル以下になる直前の通話路状態情報に基づ
き、通話路スイッチ部103に対して無線電話子機イン
タフェース104と内線インタフェース106とを接続
する様に信号を送る。通話路スイッチ部103は制御部
102から送られてきた信号に基づき、無線電話子機イ
ンタフェース104と内線インタフェース106とを接
続する様に通話路を形成する(ステップ213)。これ
により、無線電話子機114と内線電話機113との通
話が再開できる。
ス制御部111からの信号により、電池122が予め設
定されたレベル以下になる直前の通話路状態情報に基づ
き、通話路スイッチ部103に対して無線電話子機イン
タフェース104と内線インタフェース106とを接続
する様に信号を送る。通話路スイッチ部103は制御部
102から送られてきた信号に基づき、無線電話子機イ
ンタフェース104と内線インタフェース106とを接
続する様に通話路を形成する(ステップ213)。これ
により、無線電話子機114と内線電話機113との通
話が再開できる。
【0021】しかし、電池122を交換できない場合
は、制御信号を送出する事ができない為通話が回復でき
ない。これを防止する為に、タイマ管理部110で無線
電話子機114から通話相手側回線を保留にする旨の信
号を受けてからの経過時間を計測し、予め設定されてい
る無線電話主装置101に接続された他の電話機に転送
されるまでの時間と比較を行う(ステップ211)。そ
して、タイマ管理部110で計測されている経過時間が
予めタイマ管理部110に設定されている無線電話主装
置101に接続された他の電話機に転送されるまでの時
間を超えた場合は、タイマ管理部110より無線電話子
機インタフェース制御部111にタイムアップ信号を送
る。これにより、無線電話子機インタフェース制御部1
11は、内線電話機113と無線電話主装置101に接
続された他の内線電話機との接続を要求する信号を送
る。
は、制御信号を送出する事ができない為通話が回復でき
ない。これを防止する為に、タイマ管理部110で無線
電話子機114から通話相手側回線を保留にする旨の信
号を受けてからの経過時間を計測し、予め設定されてい
る無線電話主装置101に接続された他の電話機に転送
されるまでの時間と比較を行う(ステップ211)。そ
して、タイマ管理部110で計測されている経過時間が
予めタイマ管理部110に設定されている無線電話主装
置101に接続された他の電話機に転送されるまでの時
間を超えた場合は、タイマ管理部110より無線電話子
機インタフェース制御部111にタイムアップ信号を送
る。これにより、無線電話子機インタフェース制御部1
11は、内線電話機113と無線電話主装置101に接
続された他の内線電話機との接続を要求する信号を送
る。
【0022】制御部102は無線電話子機インタフェー
ス制御部111より送られてきた信号に基づき、通話路
スイッチ部103に対して、内線電話機113と無線電
話主装置101に接続された他の内線電話機とを接続す
る様に信号を送る。通話路スイッチ部103は制御部1
02から送られてきた信号に基づき、内線電話機113
と無線電話主装置101に接続された他の電話機とを接
続する様に通話路を形成する(ステップ214)。これ
により、無線電話子機114の電池122を交換できな
い場合でも、無線電話主装置101に接続された他の内
線電話機を用いて内線電話機113との通話が再開でき
る。また、他の電話機に転送するまでの時間を0と設定
すると、電池が消耗した場合にすぐに他の電話機に転送
される。
ス制御部111より送られてきた信号に基づき、通話路
スイッチ部103に対して、内線電話機113と無線電
話主装置101に接続された他の内線電話機とを接続す
る様に信号を送る。通話路スイッチ部103は制御部1
02から送られてきた信号に基づき、内線電話機113
と無線電話主装置101に接続された他の電話機とを接
続する様に通話路を形成する(ステップ214)。これ
により、無線電話子機114の電池122を交換できな
い場合でも、無線電話主装置101に接続された他の内
線電話機を用いて内線電話機113との通話が再開でき
る。また、他の電話機に転送するまでの時間を0と設定
すると、電池が消耗した場合にすぐに他の電話機に転送
される。
【0023】以上の例は、無線電話子機114と内線電
話機113との通話を例に挙げたが、無線電話子機11
4と外線インタフェース105を介して外線112側と
通話している場合も同様に通話が継続できる。
話機113との通話を例に挙げたが、無線電話子機11
4と外線インタフェース105を介して外線112側と
通話している場合も同様に通話が継続できる。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例から明らかな様に、本発明
によれば、通話中に無線電話子機の電池が消耗した場合
でも、通話が途切れる事がなく、電池を交換する事が可
能かどうかにかかわらず通話が再開でき、従来の様に通
話相手に迷惑を掛ける事も、電話を掛け直す必要もな
い。
によれば、通話中に無線電話子機の電池が消耗した場合
でも、通話が途切れる事がなく、電池を交換する事が可
能かどうかにかかわらず通話が再開でき、従来の様に通
話相手に迷惑を掛ける事も、電話を掛け直す必要もな
い。
【図1】本発明の一実施例における無線電話装置の構成
図
図
【図2】本発明の一実施例における無線電話装置の処理
フローチャート
フローチャート
【図3】従来の無線電話装置の構成図
101 無線電話主装置 102 制御部 103 通話路スイッチ部 104 無線電話子機インタフェース 105 外線インタフェース 106 内線インタフェース 107 メッセージ送出部 108,115 アンテナ部 109,116 変復調部 110 タイマ管理部 111 無線電話子機インタフェース制御部 112 外線 113 内線電話機 114 無線電話子機 117 音声インタフェース部 118 スピーカ 119 マイク 120 子機制御部 121 表示部 122 電池 123 電池残量検知部
Claims (4)
- 【請求項1】無線電話主装置とこれに接続される無線電
話子機と内線電話機とからなり、 無線電話主装置は、無線電話子機との交信制御を行う無
線電話子機インタフェースと、内線を収容し着呼時のベ
ル呼動、発呼時のダイアル情報、フック検知等の制御を
行う内線インタフェースと、外線を収容し外線からのベ
ル検知、回線捕捉、ダイアル情報送出等の制御を行う外
線インタフェースと、無線電話主装置に接続された内外
線にメッセージを送出するメッセージ送出部と、内外線
の交換接続動作を行う通話路スイッチ部とこれらを制御
する制御部とを備え、無線電話子機はその電池の残量を
監視する電池残量検知部と音声インタフェース部と変復
調部及びこれらを制御する子機制御部とを備え、 しかも無線電話主装置の制御部と無線電話子機の子機制
御部とは、通話中に於いて無線電話子機の電池の残量が
前記電池残量検知部で予め設定されたレベル以下になっ
たと判断されると、その旨の信号を無線電話子機より無
線電話主装置に送出し、無線電話主装置ではその信号を
受け取り、前記通話路スイッチ部に於いて、通話相手側
の回線を前記メッセージ送出部と接続し保留とした上、
メッセージを送出し、無線電話主装置から無線電話子機
に対して通話相手側の回線を保留とした旨の信号を送出
した後、無線電話子機から電池が復旧した旨の信号を受
け取れば、通話相手側の回線を前記メッセージ送出部よ
り切り離し、前記通話路スイッチ部に於いて無線電話子
機と通話相手側との通話が再開できる様に接続するよう
に制御を行う事を特徴とする無線電話装置。 - 【請求項2】上記無線電話子機に表示部を備え、通話相
手側の回線を上記メッセージと接続し保留とした旨の信
号を上記無線電話子機インタフェースより受け取ると前
記表示部に表示する請求項1記載の無線電話装置。 - 【請求項3】通話相手側の回線を上記メッセージと接続
し保留とした旨の信号を、上記無線電話子機インタフェ
ースより受け取ると無線電話子機でトーンまたは音声情
報を送出する請求項1記載の無線電話装置。 - 【請求項4】無線電話主装置に様々な経過時間を計測
し、任意時間を設定できるタイマ管理部を備え、予め前
記タイマ管理部に設定された時間内に無線電話子機から
電池が復旧した旨の信号を受け取らない場合は、無線電
話主装置に接続された他の電話機との通話路を形成し通
話が継続できる請求項1記載の無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094037A JPH06311097A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094037A JPH06311097A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 無線電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311097A true JPH06311097A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14099376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5094037A Pending JPH06311097A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06311097A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335141B1 (ko) * | 1999-06-18 | 2002-05-04 | 서평원 | 이동 단말기의 전원 오프 감지 장치 및 그를 이용한 전원차단 등록 방법 |
KR20040049715A (ko) * | 2002-12-07 | 2004-06-12 | 엘지전자 주식회사 | 이동 통신 단말기의 전력 제어 장치 및 방법 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP5094037A patent/JPH06311097A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335141B1 (ko) * | 1999-06-18 | 2002-05-04 | 서평원 | 이동 단말기의 전원 오프 감지 장치 및 그를 이용한 전원차단 등록 방법 |
KR20040049715A (ko) * | 2002-12-07 | 2004-06-12 | 엘지전자 주식회사 | 이동 통신 단말기의 전력 제어 장치 및 방법 |
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