JP3266354B2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP3266354B2 JP3346793A JP3346793A JP3266354B2 JP 3266354 B2 JP3266354 B2 JP 3266354B2 JP 3346793 A JP3346793 A JP 3346793A JP 3346793 A JP3346793 A JP 3346793A JP 3266354 B2 JP3266354 B2 JP 3266354B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事業所等の構内で使用
し、交換機能を備え、無線により無線電話子機との音声
および制御信号が伝送可能で、無線電話子機が通話可能
領域を逸脱した場合でも通話が途切れることなく継続で
きる無線電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話装置は電子技術の急速な
発達に応じて一般の民間用にも幅広く活用されてきた。
一般に無線電話装置は、無線電話主装置と無線電話子機
の組合わせによって構成され、音声および制御情報は使
用する周波数の電波に変調されて送信され、相手側で復
調されて取り出される。
【0003】以下に、従来の無線電話装置について図面
を参照して説明する。図3は従来の無線電話装置を用い
て電話回線を形成した場合の構成を示すものである。図
3において、51は無線電話主装置であって、無線電話子
機インタフェース52,無線電話子機53と電波の送受信を
行うアンテナ部54,音声信号を無線電話子機53に伝送す
るために電波に変調したり、アンテナ部54で受信した変
調された信号から目的とする音声信号を取り出す変復調
部55,変復調部55で得られる音声信号を運ぶキャリアの
信号レベルの大きさから受信電界強度を検出する受信電
界強度検出部56,変復調部55および受信電界強度検出部
56を制御する無線電話子機インタフェース制御部57、外
線59を収容し外線からのベル検知,回線捕捉,ダイヤル
情報送出等の制御を行う外線インタフェース58、内線電
話機60を接続し着呼時のベル呼動,発呼時のダイヤル情
報,フック検知等の制御を行う内線インタフェース61、
内外線の通話路を形成する通話路スイッチ部62、交換接
続動作の制御および各部の制御を行う制御部63から構成
される。
【0004】53は無線電話子機であって、無線電話子機
インタフェース52と電波の送受信を行うアンテナ部64、
通話中に無線電話子機53で保留とした場合に、無線電話
子機インタフェース52側に保留音を送出するための保留
音送出部65、マイク66、スピーカ67、マイク66から送ら
れてきた音声信号のゲイン調整を行うとともに変復調部
69と保留音送出部65を接続する音声インタフェース部6
8、音声インタフェース部68から送られてきた音声信号
を無線電話子機インタフェース52に伝送するために電波
に変調したり、アンテナ部64で受信した変調された信号
から目的とする音声信号を取り出す変復調部69、音声イ
ンタフェース部68および変復調部69の制御を行う子機制
御部70から構成されている。
【0005】以上の構成要素よりなる従来の無線電話装
置について、以下その各構成要素の関係と動作を説明す
る。まず、無線電話子機53は無線電話子機インタフェー
ス52を介して電気的に通話路スイッチ部62に接続され、
内線電話機60は内線インタフェース61を介して通話路ス
イッチ部62と接続されている。ここで、無線電話子機53
と内線電話機60とで通話を行っている場合、通話路スイ
ッチ部62は通話が可能なように通話路が形成されてい
る。通話中において、無線電話子機53の話者が無線電話
子機インタフェース52から遠ざかれば受信電界強度が低
下していく。このとき受信電界強度検出部56では、常に
受信電界強度レベルを検証しており、予め決められた電
界強度レベル以下のレベルが検出され、引き続き一定時
間この状態が続けば、無線電話子機インタフェース制御
部57は正常に通話ができないと判断し通話終了処理を行
う。また通話中に無線電話子機53で保留としても音声イ
ンタフェース部68でマイク66からの音声信号を遮断し、
変復調部69と保留音送出部65を接続するため、内線電話
機60には保留音送出部65で送出された保留音が聞こえて
いるので、通常の通話状態との違いがわからない。保留
中に無線電話子機53と無線電話子機インタフェース52と
の距離が遠ざかれば、同様に通話終了処理が行われる。
以上の場合は、無線電話子機53と内線電話機60との通話
の場合を説明したが、無線電話子機53と外線インタフェ
ース58に収容された外線59側と通話を行う場合も同様に
して、通話終了処理が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の無線電話装置では、通話中に無線電話子機の
話者が正常に通話できる範囲を一定時間以上逸脱すれ
ば、無線電話子機と無線電話子機インタフェースとの接
続が電気的に切り離されるため、内線電話機または外線
側と無線電話子機との通話が途切れていた。その結果、
もう一度電話をかけ直さなければならないという問題が
あった。本発明は上記従来の問題を解決し、無線電話子
機の話者が正常に通話できる範囲を一定時間逸脱して
も、再び正常に通話できる範囲内に入れば通話が回復で
きるとともに、正常に通話できる範囲内に戻れない場合
でも無線電話主装置に接続された他の電話機で通話でき
る無線電話装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、無線電話主装置に接続された無線電話子機
を収容し制御を行う無線電話子機インタフェースと、前
記無線電話子機から送信される信号を復調する復調部
と、前記復調部で復調された制御信号をチェックし通信
エラーの判定を行う通信制御手順実行部と、経過時間を
計測するためのタイマ管理部と、内線電話機を収容する
内線インタフェースと、外線を収容する外線インタフェ
ースと、内線または外線にメッセージを送出するメッセ
ージ送出部と、内外線の交換接続動作を行う通話路スイ
ッチ部と、他の電話機との通話路を形成する際にどの電
話機との通話路を形成するかを設定しておく転送先メモ
リ部とを有し、通話中に前記通信制御手順実行部で通信
エラーを検出し、検出した通信エラーが前記タイマ管理
部に設定された一定時間連続した場合、通話相手側の回
線を前記メッセージ送出部と接続して保留状態とし、
記保留状態において前記通信制御手順実行部で正常通信
を検出し、正常通信が前記タイマ管理部に設定された一
定時間連続した場合には前記メッセージ送出部を切り離
して前記通話路スイッチ部で通話相手側の回線の接続を
回復させ、前記保留状態において前記タイマ管理部に予
め設定された時間以上経過しても正常通信状態に戻らな
い場合には前記転送先メモリ部に予め設定された前記無
線電話主装置に接続された他の電話機に通信相手側の回
線を接続することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は上記のように構成したことにより、通
話中に無線電話子機の話者が正常通話範囲を逸脱した場
合でも、通話が途切れることもなく、正常通話範囲を逸
脱した場合は正常通話範囲内に戻れば通話が再開でき、
もし正常に通話できる範囲内に戻れない場合もタイマ管
理部の経過時間により他の電話機に転送することができ
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例における無線電話装
置を用いて電話回線を形成した構成を示すものである。
図1において、21は無線電話主装置であって、無線電話
子機インタフェース23、各部の制御および交換動作の制
御を行う制御部24、各回線の通話路を形成する通話路ス
イッチ部25、通話回線が一時的に通話不能になった旨の
メッセージを送出するメッセージ送出部26、無線電話子
機22と電波の送受信を行うアンテナ部27,音声および制
御信号を無線電話子機22に伝送するために電波を変調し
たりアンテナ部27で受信した変調された信号から目的と
する音声および制御信号を取り出す変復調部28,変復調
部28で得られる主装置制御等の制御信号をチェックし通
信エラーの判定を行うとともに、通信エラーを検出した
場合は無線電話子機22に対して制御信号の再送要求を送
出する等の通信制御手段を実行する通信制御手順実行部
29で検出された正常通信および通信エラーの回数を計測
し任意の回数を設定できる回数計測部30,通信制御手順
実行部29で通信エラーが検出されてからの経過時間,正
常通信が検出されてからの経過時間および無線電話子機
22に対して制御信号の再送要求を送出してからの経過時
間を計測するとともに任意の時間を設定できるタイマ管
理部31、回数計測部30,タイマ管理部31,変復調部28,
通信制御手順実行部29を制御する無線電話子機インタフ
ェース制御部32、無線電話子機が設定時間内に正常通話
可能領域に戻らないときには無線電話主装置21に接続さ
れた他の内線電話機に転送するための転送先を記憶する
転送先メモリ部44、内線電話機33を接続し着呼時のベル
呼動,発呼時のダイヤル情報,フック検知の制御を行う
内線インタフェース34、外線36を収容し外線からのベル
検知,回線捕捉,ダイヤル情報送出等の制御を行う外線
インタフェース35から構成される。22は無線電話子機で
あって、無線電話子機インタフェース23と電波の送受信
を行うアンテナ部37、変復調部39で得られる子機制御等
の制御信号をチェックし通信エラーの判定を行うととも
に、通信エラーを検出した場合は無線電話子機インタフ
ェース23に対して制御信号の再送要求を送出する等の通
信制御手順を実行する通信制御手順実行部38、マイク4
0、スピーカ41、マイク40から送られてきた音声信号の
ゲインおよびスピーカ41に送出する音声信号のゲイン調
整を行う音声インタフェース部42、音声インタフェース
部42から送られてきた音声信号や通信制御手順実行部38
から送られてきた制御信号を無線電話子機インタフェー
ス23に伝送するための電波に変調したりアンテナ部37で
受信した変調された信号から目的とする音声および制御
信号を取り出すための変復調部39、通信エラーが増加し
たことを原因として通話相手側回線側保留を表示する表
示部45、通信制御手順実行部38,音声インタフェース部
42,変復調部39,表示部45を制御する子機制御部43で構
成される。なお、内線電話機33および内線インタフェー
ス34は複数個存在してもよい。
【0010】図2は本発明の一実施例における通信エラ
ー検知から無線電話子機の保留状態への移行、通信不能
時間の測定および通話回復までの処理フローチャートで
ある。
【0011】図1および図2に基づいて、上記構成要素
よりなる無線電話装置の各構成要素の関係と動作につい
て説明する。例えば、無線電話子機22と内線電話機33で
通話しているとき、無線電話子機インタフェース23と内
線インタフェース34は通話路スイッチ部25で通話が行え
るように接続されている。無線電話子機22のマイク40で
入力された音声信号は、音声インタフェース部42でゲイ
ン調整された後、変復調部39で変調されアンテナ部37か
ら電波として送出される。無線電話子機22から送出され
た電波は無線電話主装置21のアンテナ部27で受信され、
変復調部28で変調された信号から目的とする音声および
制御信号を取り出す。このとき通信制御手順実行部29は
主装置制御等の制御信号をチェックし通信エラーの判定
を行う。
【0012】通話中において、無線電話子機22の話者が
無線電話子機インタフェース23から遠ざかると、通信制
御手順実行部29で検出される通信エラーの回数は次第に
増加し、通話も次第に明瞭ではなくなる。通信制御手順
実行部29で通信エラーを検出すると(S1)、回数計測部3
0で通信エラーの回数が計測され、タイマ管理部31で通
信エラーが検出されてからの経過時間が計測される。こ
こでの回数計測部30に設定されている通信エラーの回数
は無線電話主装置21と無線電話子機22間の通信が全くで
きなくなる回数よりも低い回数に設定されている必要が
ある。通信エラー回数が連続して回数計測部30に予め設
定されている回数を上回り、なおかつ通信エラーが検出
されてからの経過時間がタイマ管理部31に予め設定され
ている時間を越えれば(S2のYES)、無線電話子機インタ
フェース制御部32は正常通話不能と判断し、制御部24に
内線インタフェース34側の回線を保留とし、通話路スイ
ッチ部25においてメッセージ送出部26との接続を要求す
る信号を送る。制御部24は無線電話子機インタフェース
制御部32からの信号に基づき、一定時間以上連続して通
信エラーが検出される直前の通話路状態を保持し(S
6)、通話路スイッチ部25に対して内線インタフェース34
とメッセージ送出部26とを接続し保留状態とするように
信号を送る。
【0013】一方、通信エラー回数が連続して回数計測
部30に予め設定された回数より少なければ(S2のNO)、
制御信号の再送信要求を送出し(S3)、制御信号が再送
されてきた場合には(S4のYES)、同様に制御信号のチェ
ックを行うが(S1,S2)、制御信号の再送信要求を送出
しても制御信号が再送されてこない場合には、タイマ管
理部31で予め設定された通話相手側の回線を保留とする
時間を越えていなければ(S5のNO)、再び制御信号の再
送信を要求し、越えていれば(S5のYES)、一定時間以上
連続して通信エラーが検出された場合と同様の段階を踏
み(S6)、保留状態とするように信号を送る。
【0014】そして、通話路スイッチ部25は制御部24か
ら送られてきた信号に基づき、内線インタフェース34と
メッセージ送出部26とを接続するように通話路を形成
し、メッセージ送出部26では予め記憶されたメッセー
ジ、例えば「ただ今、相手方回線に障害が発生しまし
た。少々お待ち下さい。」等のメッセージを送出し(S
7)、内線電話機33で通話をしている人に生じる不安を少
しでも和らげるようにする。また、無線電話子機インタ
フェース制御部32は正常通話不能と判断すると、無線電
話子機22に対して正常通話可能領域を逸脱したことの表
示を要求する信号を送出する(S8)。無線電話子機22に
おいては、無線電話子機インタフェース23からの信号を
もとに表示部45に正常通話可能領域より逸脱した旨の表
示を行い、話者に対して正常通話可能領域に戻るよう促
す。
【0015】そして、無線電話子機22での話者が再び、
無線電話子機インタフェース23に近づけば、通信制御手
順実行部29で検出される通信エラーの回数は次第に低下
し、正常通信の回数が増加してくる。このとき、通信制
御手順実行部29で正常通信を検出すると、回数計測部30
で正常通信の回数が計測され、タイマ管理部31で正常通
信が検出されてから経過時間が計測される。正常通信回
数が連続して回数計測部30に予め設定された回数を上回
り、なおかつ正常通信が検出されてからの経過時間がタ
イマ管理部31に予め設定されている時間を越えれば(S9
のYES)、無線電話子機インタフェース制御部32は制御部
24に対し、通話路スイッチ部25において通話が再開でき
るような通話路の形成を要求する信号を送出する。この
とき、回数計測部30に予め設定される回数は通信エラー
の場合と正常通信の場合とがあり、必ずしもこの2つの
回数が同じである必要はない。
【0016】制御部24は無線電話子機インタフェース制
御部32からの信号により、一定時間以上連続して通信エ
ラーが検出される直前の通話路状態情報に基づき、通話
路スイッチ部25に対して無線電話子機インタフェース23
よ内線インタフェース34とを接続するように信号を送
る。通話路スイッチ部25は制御部24から送られてきた信
号に基づき、無線電話子機インタフェース23と内線イン
タフェース34とを接続するように通話路を形成する(S1
0)。これにより、無線電話子機22と内線電話機33との通
話が再開できる。
【0017】無線電話子機22での話者が無線電話子機イ
ンタフェース23に近づかない場合は、連続して通信エラ
ーが検出されるため通話が回復できない。これを防止す
るために、タイマ管理部31で無線電話子機インタフェー
ス制御部32が正常通話不能と判断してからの時間を計測
し、予め設定されている無線電話主装置21に接続された
他の電話機に転送される間での時間と比較を行う(S1
2)。そして、無線電話子機インタフェース制御部32が正
常通話不能と判断してからの経過時間が予め設定された
時間内であれば、再び制御信号のチェックを行う。しか
し、経過時間が設定された時間を越えた場合は、タイマ
管理部31より無線電話子機インタフェース制御部32にタ
イムアップ信号を送る。これにより、無線電話子機イン
タフェース制御部32は、制御部24に対して、内線電話機
33と転送先メモリ部44に設定された転送先の内線電話機
との接続を要求する信号を送る。制御部24は無線電話子
機インタフェース制御部32より送られてきた信号に基づ
き、通話路スイッチ部25に対して、内線電話機33と無線
電話主装置21に接続された転送先の内線電話機とを接続
するように信号を送る。通話路スイッチ部25は制御部24
から送られてきた信号に基づき、内線電話機33と無線電
話主装置21に接続された転送先の電話機とを接続するよ
うに通話路を形成する(S13)。これにより、無線電話子
機22での話者が無線電話子機インタフェース23に近づか
ない場合でも、無線電話主装置21に接続された他の内線
電話機を用いて内線電話機33との通話が再開できる。ま
た、他の電話機に転送するまでの時間を0と設定する
と、正常通話領域を逸脱し正常通話不能となった場合
に、すぐに他の電話機に転送する。
【0018】一方、無線電話子機インタフェース制御部
32が正常通話不能と判断し、予め設定された時間が経過
し転送された後でも、内線電話機33と転送先内線電話機
との通話が開始されていなければ(S11のYES,S14)再
び制御信号のチェックを行う。このとき、通信制御手順
実行部29で正常通信を検出すると、回数計測部30で正常
通信の回数が計測され、タイマ管理部31で正常通信が検
出されてからの経過時間が計測され、正常通信回数が連
続して回数計測部30に予め設定された回数を上回り、な
おかつ正常通信が検出されてからの経過時間がタイマ管
理部31に予め設定されている時間を越えれば(S9)、転
送を中断し、無線電話子機インタフェース制御部32は制
御部24に対し、通話路スイッチ部25において通話が再開
できるような通話路の形成を要求する信号を送出する。
制御部24は無線電話子機インタフェース制御部32からの
信号により、一定時間以上連続して通信エラーが検出さ
れる直前の通話路状態情報に基づき、通話路スイッチ部
25に対して無線電話子機インタフェース23と内線インタ
フェース34とを接続するように信号を送る。通話路スイ
ッチ25は制御部24から送られてきた信号に基づき、無線
電話子機インタフェース23と内線インタフェース34とを
接続するように通話路を形成する(S10)。これにより無
線電話子機22と内線電話機33との通話が再開できる。
【0019】以上の例は、無線電話子機22と内線電話機
33との通話を例にあげたが、無線電話子機22と外線イン
タフェース35を介して外線36側と通話している場合も同
様に通話ができることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明に
よれば、通話中に無線電話子機の話者が無線電話子機イ
ンタフェースより離れた場合でも、通話が途切れること
がなく、無線電話主装置と無線電話子機間の通話エラー
レートにかかわらず通話が再開でき、従来のように通話
相手に迷惑をかけることも、電話をかけ直す必要もない
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線電話装置を用い
て電話回線を形成した場合の構成図である。
【図2】本発明の一実施例における通信エラー検知から
無線電話子機の保留状態への移行,通話不能時間の測定
および通話回復までの処理フローチャートである。
【図3】従来の無線電話装置を用い電話回線を形成した
場合の構成図である。
【符号の説明】
21,51…無線電話主装置、 22,53…無線電話子機、
23,52…無線電話子機インタフェース、 24,63…制御
部、 25,62…通話路スイッチ部、 26…メッセージ送
出部、 27,37,54,64…アンテナ部、 28,39,55
69…変復調部、29,38…通信制御手順実行部、 30…回
数計測部、 31…タイマ管理部、 32,57…無線電話子
機インタフェース制御部、 33,60…内線電話機、 3
4,61…内線インタフェース、 35,58…外線インタフ
ェース、 36,59…外線、 40,66…マイク、 41,67
…スピーカ、 42,68…音声インタフェース部、 43,
70…子機制御部、 44…転送先メモリ部、 45…表示
部、 65…保留音送出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/20 H04B 7/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線電話主装置に接続された無線電話子
    機を収容し制御を行う無線電話子機インタフェースと、
    前記無線電話子機から送信される信号を復調する復調部
    と、前記復調部で復調された制御信号をチェックし通信
    エラーの判定を行う通信制御手順実行部と、経過時間を
    計測するためのタイマ管理部と、内線電話機を収容する
    内線インタフェースと、外線を収容する外線インタフェ
    ースと、内線または外線にメッセージを送出するメッセ
    ージ送出部と、内外線の交換接続動作を行う通話路スイ
    ッチ部と、他の電話機との通話路を形成する際にどの電
    話機との通話路を形成するかを設定しておく転送先メモ
    リ部とを有し、 通話中に前記通信制御手順実行部で通信エラーを検出
    し、検出した通信エラーが前記タイマ管理部に設定され
    た一定時間連続した場合、通話相手側の回線を前記メッ
    セージ送出部と接続して保留状態とし、前記保留状態において 前記通信制御手順実行部で正常通
    信を検出し、正常通信が前記タイマ管理部に設定された
    一定時間連続した場合には前記メッセージ送出部を切り
    離して前記通話路スイッチ部で通話相手側の回線の接続
    を回復させ、前記保留状態において 前記タイマ管理部に予め設定され
    た時間以上経過しても正常通信状態に戻らない場合には
    前記転送先メモリ部に予め設定された前記無線電話主装
    置に接続された他の電話機に通信相手側の回線を接続す
    ることを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御手順実行部でチェックされ
    た各状態の回数を計測し、かつ任意の回数を設定できる
    回数計測部を備え、通話中に前記通信制御手順実行部で
    通信エラーを検出すると、前記タイマ管理部で前記通信
    エラーを検出されてからの経過時間を計測するとともに
    前記回数計測部で前記通信エラーの回数を計測し、前記
    通信制御手順実行部で正常通信を検出すると前記タイマ
    管理部で正常通信が検出されてからの経過時間を計測す
    るとともに前記回数計測部で正常通信の回数を計測する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線電話装置。
  3. 【請求項3】 予め前記転送先メモリ部に設定された前
    記無線電話主装置に接続された他の電話機に通話相手側
    の回線を接続しても、前記他の電話機において応答がな
    い場合、前記回数計測部で計測される正常通信の回数が
    予め設定されている回数を超えた場合は、前記通話路ス
    イッチ部で他の電話機に前記通話相手 側の回線を接続す
    ることをとりやめ前記通話相手側の回線を前記無線電話
    子機に接続することを特徴とする請求項1または2記載
    無線電話装置。
  4. 【請求項4】 前記無線電話子機に表示部を備え、通信
    エラーが発生して正常通話不能と判断され前記通話路ス
    イッチ部において通話相手側の回線を前記メッセージ送
    出部と接続したことを前記無線電話主装置から前記無線
    電話子機に通知することにより、前記表示部にその通知
    内容を表示する子機制御部を有することを特徴とする請
    求項2または3記載の無線電話装置。
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