JP2000049911A - 携帯無線電話装置、交換機および無線電話方法 - Google Patents

携帯無線電話装置、交換機および無線電話方法

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JP2000049911A
JP2000049911A JP10217785A JP21778598A JP2000049911A JP 2000049911 A JP2000049911 A JP 2000049911A JP 10217785 A JP10217785 A JP 10217785A JP 21778598 A JP21778598 A JP 21778598A JP 2000049911 A JP2000049911 A JP 2000049911A
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battery
telephone
call
voltage
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JP10217785A
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Masaaki Suzuki
政章 鈴木
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルコードレス電話機の電池消耗による
使用者の労力を低減する。 【解決手段】 メモリ16は、電圧と通話可能な残り時
間とを対応付けたデータと、電圧のしきい値とを予め記
憶している。CPU15は、電池残量検出部13が検出
した電池14の電圧がメモリ16のしきい値以下の場合
に、メモリ16のデータから、通話可能な残り時間を求
める。そして、CPU15は残り時間をLCD・操作部
12に表示し、送受話部17に通知音を発生させて使用
者に通知し、データとして送受信部11から送信する。
送受信部21は、無線接続装置30及び交換機50を介
してこのデータを受信する。CPU25は、受信したデ
ータから通話可能な残り時間を認識し、LCD・操作部
22に表示し、送受話部27に通知音を発生させて、使
用者に通知する。従って、両方の使用者は、通話可能な
残り時間を知ることができ、時間を有効に使用すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線で通話する無
線電話装置、携帯無線電話装置、交換機および無線電話
方法に関し、特に、電池の消耗による不都合を回避する
無線電話装置、携帯無線電話装置、交換機および無線電
話方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線電話装置には、親機と子機との組み
合わせによって構成されているものがある。
【0003】このような無線電話装置では、子機の電池
の電圧が、予め設定された値以下の状態が一定時間続く
と通話が切断される。この通話の切断は突然起こるた
め、相手側に迷惑をかけた上、もう一度電話をかけ直さ
なければならないという問題があった。
【0004】この問題を解決する技術は、特開平6−3
11097号公報および特開平7−322353号公報
に開示されている。
【0005】特開平6−311097号号公報に開示さ
れている技術では、子機の電池の電圧を検出して、その
電圧が予め設定された値以下の状態が一定時間続くと、
親機に電池消耗のメッセージを送出し、親機に回線を保
留させる。そして、子機の電池が交換されると回線を回
復し、規定時間を経過しても電池が交換されない場合
は、回線が切れないように、親機に接続されている他の
電話機に回線を切り替えている。
【0006】特開平7−322353号公報に開示され
ている技術では、子機は通話時間を計測し、通話時間が
所定時間を経過した場合は、通話可能時間が残り少ない
ことを使用者に通知する。このとき親機で所定のキー入
力があった場合、親機は相手側子機の番号を記憶し、通
話切断後、所定時間内に所定のキー入力があった場合
は、同じ相手側子機に再発呼する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−31109
7号公報に開示されている技術では、子機からのメッセ
ージにより、電池の残量が少なくなったことはわかる
が、残りの電池であとどれだけの時間通話できるのかを
知ることはできない。従って、残りの通話可能時間内で
済む用事であっても、その時間がどれだけあるのかわか
らないので、回線を保留にして電池を交換してしまう。
これにより、電池と労力を無駄にするという問題があ
る。
【0008】また、この技術では、所定時間内に電池が
交換されないと、同一の親機に接続されている他の電話
機に回線を切り替えてしまうので、このような電話機が
複数存在すると、どの電話機に切り替わるかわからず、
違う人が電話に出てしまう可能性もあるという問題があ
る。
【0009】特開平7−322353号公報に開示され
ている技術でも、通話可能な残り時間が少ないことを使
用者に知らせることはできるが、電池の消耗による通話
可能な残りの時間を使用者に伝えることはできないとい
う問題がある。
【0010】また、この技術では、電池交換後に回線を
復帰するために、キーを操作して電話番号を記録しなけ
ればならず、この操作を忘れた場合は、通話回線の復帰
が行われないという問題がある。
【0011】以上の問題を解決するために、本発明は、
電池消耗による使用者の労力を低減し、相手側の迷惑を
も低減する無線電話装置、携帯無線電話装置、交換機お
よび無線電話方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明の第1の観点にかかる携帯無線電話装置
は、装置の電源となる電池と、前記電池の電圧を測定す
る電圧測定手段と、前記電池の電圧と、前記電池を使用
して通話可能な残り時間とを対応させて、データとして
記憶する記憶手段と、前記電圧測定手段が測定した電圧
と、前記記憶手段が記憶しているデータとから、前記電
池を使用して通話可能な残り時間を求める求時手段と、
前記求時手段によって求められた通話可能な残り時間を
使用者に通知する通知手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0013】この発明によれば、携帯無線電話装置の使
用者は、電池消耗による通話可能な残り時間を知ること
ができる。従って、通話時間を有効に使用することがで
きる。
【0014】前記求時手段は、予め設定された電圧のし
きい値を記憶し、前記電圧測定手段によって測定された
電圧が該しきい値以下であるか否かを判定する判定手段
を備え、前記判定手段が、前記しきい値以下であると判
断した場合に、前記通話可能な残り時間を求めてもよ
い。
【0015】本発明の第1の観点にかかる携帯無線電話
装置は、交換機を介して他の携帯無線電話装置と通話す
るものであって、前記通知手段は、前記交換機を介し
て、通話相手にも通話可能な残り時間を通知する手段
と、前記交換機を介して、他の携帯無線電話装置から送
信された通話可能な残り時間を受信して、使用者に通知
する手段を含んでもよい。
【0016】前記通知手段は、前記通話可能な残り時間
を通知するために、少なくとも文字を表示する表示手段
と、音声を送出するスピーカの何れかを備える。
【0017】本発明の第2の観点にかかる交換機は、二
台の携帯無線電話装置の通話回線を接続し、通話を可能
とする接続手段と、前記通話回線が切断されたときに、
通話切断の原因が少なくとも一方の携帯無線電話装置の
電源である電池の消耗によるものであるか否かを判断す
る判断手段と、前記判断手段が、通話回線切断の原因
が、携帯無線電話装置の電池の消耗であると判断した場
合に、他方の携帯無線電話装置に電池消耗による回線切
断である旨のメッセージを送信するメッセージ送信手段
と、を備えることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、交換機は、携帯無線電
話装置の使用者に、電池消耗による通話切断であること
を通知することができる。従って、電池が消耗した携帯
無線電話装置の使用者は、通話相手にかける迷惑を低減
することができる。
【0019】前記判断手段は、各携帯無線電話装置から
送信されてくる、その携帯無線電話装置の電源である電
池の残量に対応するデータを受信する受信手段と、該受
信手段が受信したデータを記憶する記憶手段と、通話回
線が切断されたときに、前記記憶手段が記憶しているデ
ータから、通話回線切断の原因が携帯無線電話装置の電
池の消耗であるか否かを判別する手段と、から構成され
てもよい。
【0020】本発明の第3の観点にかかる交換機は、二
台の携帯無線電話装置の通話回線を接続し、通話を可能
とする接続手段と、前記通話回線が切断されたときに、
通話切断の原因が少なくとも一方の携帯無線電話装置の
電源である電池の消耗によるものであるか否かを判断す
る判断手段と、電話回線網中の携帯無線電話装置の新た
な存在を検知する検知手段と、前記検知手段が存在を検
知した携帯無線電話装置が、前記判断手段が電池の消耗
であると判断した携帯無線電話装置であるか否かを判断
し、その携帯無線電話装置であると判断した場合に、該
携帯無線電話装置が回線切断前に通話していた携帯無線
電話装置との間の通話回線を復帰する復帰手段と、を備
えることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、電池消耗による通話回
線切断後、電池を交換すれば、使用者が再発呼処理を行
うことなく通話回線を復帰することができる。
【0022】前記判断手段は、各携帯無線電話装置から
送信されてくる、その携帯無線電話装置の電源である電
池の残量に対応するデータを受信する受信手段と、該受
信手段が受信したデータを記憶する記憶手段と、通話回
線が切断されたときに、前記記憶手段が記憶しているデ
ータから、通話回線切断の原因が携帯無線電話装置の電
池の消耗であるか否かを判別する手段と、から構成され
てもよい。
【0023】前記接続手段は、通話する二台の携帯無線
電話装置の電話番号を対応付けて記憶する記憶手段を備
え、前記復帰手段は、前記記憶手段が記憶している電話
番号を使用して、通話回線を復帰してもよい。
【0024】本発明の第4の観点にかかる無線電話方法
は、第1の携帯無線電話装置が第2の携帯無線電話装置
に発呼する発呼工程と、前記発呼工程後に前記第1およ
び第2の携帯無線電話装置の通話回線を接続する接続工
程と、前記第1および第2の携帯無線電話装置に備えら
れる電池の電圧を測定する測定工程と、前記測定工程で
測定された電圧と、予め測定された該電圧に対応した通
話可能な残り時間のデータとから、通話可能な残り時間
を求める求時工程と、前記求時工程で求められた通話可
能な残り時間を、前記第1および第2の携帯無線電話装
置の使用者に通知する通知工程と、を備えることを特徴
とする。
【0025】この発明によっても、携帯無線電話装置の
使用者は、電池消耗による通話可能な残り時間を知るこ
とができ、通話時間を有効に使用することができる。
【0026】前記求時工程は、前記測定工程で測定され
た電圧が予め設定されたしきい値以下であるか否かを判
断する電圧判断工程を備え、前記電圧判断工程で、前記
しきい値以下であると判断した場合に、前記通話可能な
残り時間を求めてもよい。
【0027】前記通知工程は、少なくとも文字と音声の
何れか一つで、使用者に通話可能な残り時間を通知す
る。
【0028】本発明の第5の観点にかかる無線電話方法
は、第1の携帯無線電話装置が第2の携帯無線電話装置
に発呼する発呼工程と、前記発呼工程後に前記第1およ
び第2の携帯無線電話装置の通話回線を接続する接続工
程と、通話回線が切断された場合、前記第1および第2
の携帯無線電話装置の何れかの電池が消耗したか否かを
判断する電池消耗判断工程と、前記電池消耗判断工程
が、電池が消耗したと判断した場合に、消耗した電池が
交換されたか否かを判断する電池交換判断工程と、前記
電池交換判断工程で、電池が交換されたと判断された場
合に、前記通話回線を復帰する復帰工程と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0029】この発明によっても、電池消耗による通話
回線切断後、電池を交換すれば、使用者が再発呼処理を
行うことなく通話回線を復帰することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態にかか
るデジタルコードレス電話機について、添付図面を参照
して説明する。
【0031】デジタルコードレス電話機は、図1に示す
ように、交換機に有線接続されている複数の無線接続装
置の内の一台と、無線で接続されて使用される。この無
線接続装置は、家庭内で使用されているコードレス電話
機の親機や携帯電話の無線を受信する屋外の基地局等で
ある。
【0032】また、デジタルコードレス電話機と無線接
続装置との無線通信は、例えば、1.9GHz帯、TD
MA−TDD(Time Division Multiple Access-Time D
ivision Duplex)方式(時分割多元接続−時分割復信方
式)、π/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shift
Keying )変調方式(π/4シフト4位相偏移変調方
式)、送信出力10mWで行われる。
【0033】図2は、図1に示したようにして使用され
るデジタルコードレス電話機の内、二台のデジタルコー
ドレス電話機が通話している状態と、それぞれの回路構
成を示している。
【0034】図2に示すように、無線接続装置30、4
0は、ISDNの基本インタフェース60、70を介し
て交換機50に接続されている。そして、デジタルコー
ドレス電話機10、20は、無線接続装置30、40と
無線で接続されている。
【0035】デジタルコードレス電話機10は、送受信
部11と、LCD(Liquid CrystalDisplay;液晶表示
器)・操作部12と、電池残量検出部13と、電池14
と、CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)
15と、メモリ16と、送受話部17と、VOX(Voic
e Operated Transmission)18とから構成されている。
【0036】送受信部6は、音声やダイヤル番号等のデ
ータを電波に変換して無線接続装置30に送信し、無線
接続装置30から送信された電波を受信し、音声や制御
信号等のデータに変換する。
【0037】LCD・操作部12は、LCDとボタンを
備え、LCDはCPU10や交換機50からのメッセー
ジ等を表示し、ボタンは電話番号等を入力する。
【0038】電池残量検出部13は、電池14の電圧を
検出し、CPU10に通知する。
【0039】電池14は、デジタルコードレス電話機1
0の電源である。
【0040】CPU15は、電池残量検出部13から通
知された電池14の電圧と、メモリ16が記憶している
情報から、電池14で通話可能な残り時間(通話可能残
量時間)を求める。また、CPU15は、デジタルコー
ドレス電話機10全体の動作を制御する。
【0041】メモリ16は、図3に示すように、電池1
4の電圧と通話可能残量時間とを対応付けて、電圧−通
話可能残量時間テーブルとして予め記憶している。この
通話可能残量時間は、デジタルコードレス電話機10の
消費電力と電池14の電圧特性から、予め実験等によっ
て測定されている。また、メモリ16は、操作部12か
ら入力された情報を記憶する。
【0042】送受話部17は、スピーカとマイクから構
成される。
【0043】VOX18は、デジタルコードレス電話機
10での送話の空き時間を検出する。
【0044】デジタルコードレス電話機20は、デジタ
ルコードレス電話機10と同一構成であり、その機能も
同一である。
【0045】無線接続装置30は、送受信部31と、基
本インタフェース回路(基本INF回路)32と、CP
U33と、メモリ34と、VOX35とから構成されて
いる。
【0046】送受信部31は、デジタルコードレス電話
機10から送信された電波を受信し、受信した電波を電
気信号に変換する。また、送受信部31は、基本インタ
フェース回路32を介して交換機50から送出されたデ
ータを電波に変換してデジタルコードレス電話機10に
送信する。
【0047】基本インタフェース回路32は、基本イン
タフェース60を介して送信された交換機50からの情
報を無線接続装置30の仕様に変換する。詳しくは、例
えば、4B+D(B=32kbps、D=16kbp
s)のS−INF(S-Interface)部(インタフェース参
照点S)と、呼制御の授受を行うLAPD(Link Acces
s Procedure on the D-channel)機能と、無線タイミン
グを制御する無線INF部(無線インタフェース部)
と、これらを制御する制御部とから構成されている。
【0048】CPU33は、無線接続装置30全体の動
作を制御する。
【0049】メモリ34は、デジタルコードレス電話機
10から送信された通話可能残量時間を一時的に格納す
る。
【0050】VOX35は、無線接続装置30での通話
中の送話の空き時間を検出する。
【0051】無線接続装置40は、無線接続装置30と
同一構成であり、その機能も同一である。
【0052】交換機50は、基本インタフェース回路5
1、52と、通話路スイッチ(TDSW)53と、CP
U54と、メモリ55とから構成されている。
【0053】基本インタフェース回路51、52は、無
線接続装置30および40から送信された情報を、交換
機50の仕様に合うように変換する。
【0054】通話路スイッチ53は、通話路を接続し、
切り替えるためのものである。
【0055】CPU54は、交換機50全体の動作を制
御する。
【0056】メモリ55は、プログラムやデジタルコー
ドレス電話機の発信、着信情報(発信者電話番号や着信
者電話番号等)や、デジタルコードレス電話機の通話可
能残量時間等を記憶する。
【0057】次に、図2で示したデジタルコードレス電
話機および交換機が行う各種処理について説明する。
【0058】無線接続装置30、40は、各デジタルコ
ードレス電話機10、20の位置登録と移動管理情報の
管理のため、自己の管轄エリア内のデジタルコードレス
電話機を検出しており、自己の管轄エリア内に移動して
来たコードレス電話機、自己の管轄エリア内で電源が投
入されたコードレス電話機、自己の管轄エリアの外に移
動したコードレス電話機、電源がオフされたコードレス
電話機等を検出し、検出情報を交換機50に通知する。
交換機50は通知された情報から、デジタルコードレス
電話機10、20と、そのデジタルコードレス電話機を
管轄する無線接続装置30、40とを対応付けてメモリ
55に格納する。
【0059】ここでは、デジタルコードレス電話機10
が発呼し、デジタルコードレス電話機20に着呼する場
合を例に説明する。
【0060】デジタルコードレス電話機10で電話番号
等が入力され、発呼が指示されると、CPU15は、送
受信部11を介して、発呼信号を送信する。この発呼信
号は、管轄の無線接続装置30で検出され、交換機50
に通知される。
【0061】交換機50は、メモリ55の記憶情報か
ら、発呼先のデジタルコードレス電話機20を管轄する
無線接続装40を判別し、該無線接続装置40を介して
デジタルコードレス電話機20を呼び出す。
【0062】デジタルコードレス電話機20は、送受信
部21を介してこの呼び出し信号を受信し、CPU25
は、通話可能な状態ならば、着信応答信号を返送する。
この着信応答信号は無線接続装置40を介して交換機5
0に通知される。
【0063】交換機50は、着信応答信号に応答し、デ
ジタルコードレス電話機10と20の間の通信回線(通
話路)を確立すると共にデジタルコードレス電話機10
と20が通話中である旨をメモリ55に記憶する。ま
た、メモリ55には、デジタルコードレス電話機10の
電話番号(発信者電話番号)と、デジタルコードレス電
話機20の電話番号(着信者電話番号)とが対応付けら
れて記憶されている。
【0064】以後、デジタルコードレス電話機10と2
0は自由に通話を行うことができる。
【0065】図4は、通話中(通信回線確立中)に、デ
ジタルコードレス電話機のCPUが行う、通話可能残量
時間の検出・通知処理を示したフローチャートである。
ここでは、デジタルコードレス電話機10を例にとって
説明する。
【0066】電池残量検出部13は、電池14の電圧を
適宜測定する(ステップ100)。
【0067】CPU15は、電池残量検出部13が検出
した電池14の電圧を、定期的又は不定期にチェック
し、メモリ16が記憶しているしきい値と比較する。
【0068】そして、電池残量検出部13が検出した電
圧が、しきい値より大きいと判別した場合(ステップ1
01;YES)、電池14の残り容量が十分あるので、
通話可能残量時間通知処理を終了する。
【0069】電池残量検出部13が検出した電圧が、し
きい値以下になったと判別した場合(ステップ101;
NO)、メモリ16が記憶している電圧−通話可能残量
時間テーブルから、電池14を使用して通話可能な残り
時間(通話可能残量時間)を求める(ステップ10
2)。
【0070】CPU15は、求めた通話可能残量時間を
LCD・操作部12のLCDに、例えば図5のように表
示して、使用者に通知する(ステップ103)。また、
送受話部17に、警告音や通話可能残量時間を通知する
メッセージ音声を報音させる(ステップ103)。
【0071】そして、CPU15は、求めた通話可能残
量時間をパケットデータ化し、VOX18が検出したデ
ジタルコードレス電話機10の送話の空き時間を使用し
て、送受信部11を介して無線接続装置30に送信して
(ステップ104)、通話可能残量時間通知処理を終了
する。このとき、パケットデータには、通話可能残量時
間のデータであることを示すヘッダを付す。このパケッ
トデータ化された通話可能残量時間は、無線接続装置3
0を介して交換機50に通知される。
【0072】交換機50のCPU54は、この交換機5
0を通過するパケットのヘッダを監視しており、通話可
能残量時間のパケットデータを検出すると、これを取り
込み、その通話可能残量時間を送信元のデジタルコード
レス電話機10に対応付けてメモリ55に記憶する。
【0073】交換機50は、通話可能残量時間のパケッ
トデータを通話相手のデジタルコードレス電話機20に
も管轄の無線接続装置40を介して送信する。
【0074】デジタルコードレス電話機20は、送受信
部21を介してパケットを受信し、CPU25は、受信
したパケットが通話可能残量時間のパケットであること
を判別し、通知された通過可能残量時間をLCD・操作
部22および送受話部23を介して使用者に報知する。
【0075】デジタルコードレス電話機20も、同様に
して、自己の通話可能残量時間を測定し、それがしきい
値以下であれば、ユーザに報知する共に、交換機50お
よびデジタルコードレス電話機10に通知する。
【0076】また、通話可能残量時間を通知するタイミ
ングは、デジタルコードレス電話機10のLCD・操作
部12で、電池14で通話可能な最大時間内で任意に設
定することができる。例えば、通話可能残量時間が3分
になったときに通知する場合は、例えばLCD・制御部
12の設定画面で、通話可能残量時間の数値入力:3の
様に入力する。そして、CPU15は、メモリ16が記
憶している電圧−通話可能残量時間テーブルから入力さ
れた時間に対応する電圧を取り出し、メモリ16の通話
可能残量時間設定エリアに記憶されているしきい値を、
取り出した電圧の値に変更する。これによって、電圧の
しきい値が変更され、通話可能残量時間が3分になった
とき通知される。
【0077】次に、交換機50の動作について説明す
る。
【0078】図6は、交換機50のCPU54が行う、
電池消耗による回線切断メッセージの送信処理を示した
フローチャートである。
【0079】通常、通話が終了して回線を切断する場合
は、デジタルコードレス電話機のボタン操作によって回
線が切断されるので、通話回線を切断したことを示す切
断信号が交換機50に送信される。
【0080】CPU54は、デジタルコードレス電話機
10から、切断信号が送信されずに回線が切断された場
合、回線切断メッセージ送信処理を開始する。
【0081】CPU54は、メモリ55にデジタルコー
ドレス電話機10に対応する通話可能残量時間の通知
が、格納されているか否かを判断する(ステップ20
0)。
【0082】通話可能残量時間の通知が格納されていな
いと判断した場合(ステップ200;NO)、CPU5
4は、回線は電池消耗以外の理由で切断されたと認識
し、通常の切断シーケンスを実施して(ステップ20
3)、メッセージ送信処理を終了する。
【0083】通話可能残量時間の通知が格納されていた
と判断した場合(ステップ200;YES)、CPU5
4は、その通話可能残量時間がある一定時間以内(例え
ば、3分以内)であるか否かを判断する(ステップ20
1)。
【0084】通話可能残量時間がある一定時間以内でな
いと判断した場合(ステップ201;NO)、通話可能
な時間は十分に残っているので、CPU54は、回線は
電池消耗以外の理由で切断されたと認識し、通常の切断
シーケンスを実施して(ステップ203)、メッセージ
送信処理を終了する。
【0085】通話可能残量時間がある一定時間内である
と判断した場合(ステップ201;YES)、CPU5
4は、回線の切断が電池消耗によるものであると認識
し、デジタルコードレス電話機20に、デジタルコード
レス電話機10の電池消耗による切断である旨のメッセ
ージを、無線接続装置40を介して送信する(ステップ
202)。
【0086】そして、CPU54は、通常の切断シーケ
ンスを実施して(ステップ203)、メッセージ送信処
理を終了する。
【0087】この処理によって、デジタルコードレス電
話機20の使用者は、回線が切断された理由を知ること
ができる。
【0088】図7は、交換機50のCPU54が行う、
電池消耗によって切断された回線を復帰するための回線
復帰処理を示したフローチャートである。
【0089】デジタルコードレス電話機10の電源が入
ると、デジタルコードレス電話機10の位置登録および
移動管理情報の授受が行われる。従って、CPU54は
デジタルコードレス電話機10の存在を検知し、回線復
帰処理を開始する。
【0090】CPU54は、メモリ55にデジタルコー
ドレス電話機10からの通話可能残量時間通知が記憶さ
れているか否かを判断する(ステップ300)。
【0091】通話可能残量時間通知が記憶されていない
場合(ステップ300;NO)、電池消耗による電池交
換後の電源入力ではないので、CPU54は、回線復帰
処理を終了する。
【0092】通話可能残量時間通知が記憶されている場
合(ステップ300;YES)、CPU54は、その通
話可能残量時間がある一定時間以内であるか否かを判断
する(ステップ301)。
【0093】通話可能残量時間がある一定時間以内でな
いと判断した場合(ステップ301;NO)、CPU5
4は、デジタルコードレス電話機10では通話可能残量
時間が十分あり、電池消耗による回線切断がなかったと
認識し、回線復帰処理を終了する。
【0094】通話可能残量時間がある一定時間以内であ
ったと判断した場合(ステップ301;YES)、CP
U54は、デジタルコードレス電話機10で電池消耗が
あり、電池が交換されたと認識し、メモリ55に記憶さ
れている発信、着信情報から、デジタルコードレス電話
機10および20の電話番号を取得する(ステップ30
2)。
【0095】CPU54は、メモリ55から取得した電
話番号(発信者電話番号)を使用して、デジタルコード
レス電話機10に対して、着信処理を行う(ステップ3
03)。
【0096】CPU54は、デジタルコードレス電話機
10から、着信に対する応答信号が規定時間内に送信さ
れるか否かを判断する(ステップ304)。
【0097】デジタルコードレス電話機10からの応答
がないと判断した場合(ステップ304;NO)、CP
U54は、デジタルコードレス電話機10の使用者が何
らかの理由で電話にでられないと認識し、回線復帰処理
を終了する。
【0098】デジタルコードレス電話機10からの応答
があったと判断した場合(ステップ304;YES)、
CPU54は、メモリ55から取得した電話番号(着信
者電話番号)を使用して、デジタルコードレス電話機2
0に対して、着信処理を行う(ステップ305)。
【0099】CPU54は、デジタルコードレス電話機
20から、着信に対する応答信号が規定時間内に送信さ
れるか否かを判断する(ステップ306)。
【0100】デジタルコードレス電話機20からの応答
がないと判断した場合(ステップ306;NO)、CP
U54は、デジタルコードレス電話機20の使用者が何
らかの理由で電話にでられないと認識し、回線復帰処理
を終了する。
【0101】デジタルコードレス電話機20からの応答
があったと判断した場合(ステップ306;YES)、
CPU54は、通話路を接続して(ステップ307)、
回線復帰処理を終了する。
【0102】この処理によって、デジタルコードレス電
話機10および20の使用者は、再発呼処理を行うこと
なく、自動的に通話を再開することができる。
【0103】次に、以上に示したデジタルコードレス電
話機10、20と交換機50の動作を具体的な実施例に
よって説明する。
【0104】デジタルコードレス電話機10の電池14
が消耗した場合。
【0105】デジタルコードレス電話機10、20は、
無線接続装置30、40および交換機50により、位置
登録、移動管理情報の授受を済ませた状態にあるとす
る。
【0106】デジタルコードレス電話機10で、デジタ
ルコードレス電話機20に対して、通常のボタン操作で
発信処理が行われると、交換機50はデジタルコードレ
ス電話機20に対して着信を行い、デジタルコードレス
電話機10とデジタルコードレス電話機20は通話状態
になる。
【0107】デジタルコードレス電話機10は、電池1
4を使用して通話を続けると、電池9は消耗してくる。
【0108】デジタルコードレス電話機10のCPU1
5は、例えば、ある一定時間毎に図6で説明した通話可
能残量時間通知処理を行っている。従って、電池14の
電圧がメモリ16が記憶している電圧のしきい値よりの
小さくなった場合(図4のステップ101;NO)、図
6に示した処理を行って、通話可能残量時間を使用者に
通知し、続いて送受信部11を介して無線接続装置30
に送信する。
【0109】無線接続装置30の送受信部31は、デジ
タルコードレス電話機10からのパケットデータ化され
た通話可能残量時間を受信する。
【0110】CPU33は、送受信部31が受信したパ
ケットデータのヘッダを識別して、通話可能残量時間を
抽出し、メモリ34に格納する。また、CPU33は、
この通話可能残量時間を、基本インタフェース回路3
2、基本インタフェース60を介して、基本インタフェ
ースの制御チャンネルを使用して、交換機50に送出す
る。
【0111】交換機50のCPU54は、基本インタフ
ェース回路51を介して送られてきたパケットデータの
ヘッダを識別して、パケットデータ化された通話可能残
量時間をメモリ55に格納する。また、CPU54は、
パケットデータ化された通話可能残量時間を基本インタ
フェース回路52、基本インタフェース70を介して、
無線接続装置40に送出する。
【0112】無線接続装置40のCPU43は、基本イ
ンタフェース回路45を介して送られてきたパケットデ
ータのヘッダを識別して、通話可能残量時間をメモリ4
4に格納する。また、VOX45は通話中の送信の空き
時間を検出し、CPU43は、この空き時間にメモリ4
4が格納している通話可能残量時間を、送受信部41か
らデジタルコードレス電話機20に送信する。
【0113】デジタルコードレス電話機20の送受信部
21は、無線接続装置40から送信されたパケットデー
タ化された通話可能残量時間を受信する。
【0114】CPU25は、送受信部21が受信したパ
ケットデータのヘッダを識別し、デジタルコードレス電
話機10の通話可能残量時間を取得する。そして、CP
U25は、電池消耗による通話可能残量時間の通知音を
送受話部27に発生させると共に、LCD・操作部22
のLCDに表示し、デジタルコードレス電話機20の使
用者に通知する。
【0115】このように、デジタルコードレス電話機1
0、20の両方の使用者は、一定時間毎に通話可能な残
り時間を知ることができ、残り時間を有効に使うことが
できる。さらに、デジタルコードレス電話機10の使用
者は、デジタルコードレス電話機20の使用者にかける
迷惑を軽減することができる。
【0116】デジタルコードレス電話機10の電池14
が消耗して、通話が切断された場合。
【0117】電池消耗による回線の切断では、何の信号
も送信されず突然回線が切断される。従って、交換機5
0のCPU54は、図6で説明した、回線切断メッセー
ジ送信処理を実行する。この場合、メモリ55に記憶さ
れている通話可能残量時間が小さな値(ある一定時間以
内)であることから(図6のステップ201;YE
S)、CPU54は、デジタルコードレス電話機10の
電池14の消耗による回線切断である旨のメッセージを
送信する。
【0118】デジタルコードレス電話機20のCPU2
5は、送受信部21が受信した切断メッセージから切断
理由を認識する。そして、CPU25は、LCD・操作
部22のLCDに、デジタルコードレス電話機10の電
池消耗による切断である旨のメッセージを表示する。こ
のメッセージは、同時に送受話部17にも出力され、デ
ジタルコードレス電話機20の使用者に通知される。従
って、デジタルコードレス電話機20の使用者は、デジ
タルコードレス電話機10の電池消耗による切断である
ことがわかる。
【0119】デジタルコードレス電話機10で、電池消
耗後に電池14が交換された場合。
【0120】デジタルコードレス電話機10の電池14
が交換され、ボタン操作によって電源が入ると、無線接
続装置30、交換機50との位置登録および移動管理情
報の授受が行われる。従って、交換機50のCPU54
は、デジタルコードレス電話機10の存在を検知し、図
7で説明した、回線復帰処理を実行する。
【0121】この場合、メモリ55に記憶されているデ
ジタルコードレス電話機10の通話可能残量時間の値は
小さい(ある一定時間以内)ので(図7のステップ30
1;YES)、CPU54は、デジタルコードレス電話
機10で、電池消耗後に電池が交換されたことを認識す
る。
【0122】そして、CPU54は、図7で示した処理
を行い、通話路スイッチ53を制御し、デジタルコード
レス電話機10とデジタルコードレス電話機20の通話
路を接続して、通話を可能にする。
【0123】従って、デジタルコードレス電話機10お
よび20の使用者は、再発呼処理を行うことなく、自動
的に通話を再開することができる。
【0124】なお、上記した通話可能残量時間の通知
は、一定時間毎ではなく、電池の電圧がしきい値以下に
なった後、一度だけ通知するようにしてもよい。また、
通話可能残量時間を通知した後、次に通話可能残量時間
通知処理を実行する時間をある一定時間ずつ少なく設定
して、通話可能残量時間が少なくなるにつれて、通知間
隔を短くするようにしてもよい。
【0125】さらに、交換機50のCPU54は、メモ
リ55に最終の通話可能残量時間通知が記憶されている
場合にのみ、電池消耗による回線切断のメッセージを送
信するようにしてもよい。例えば、デジタルコードレス
電話機のCPUが、通話可能な残り時間が3分になって
から1分毎に通話可能残量時間を通知する場合、一番最
後に通知する通話可能残量時間1分というデータのヘッ
ダにマークを付ける。そして、交換機50のCPU54
は、このマークの付いた通話可能残量時間通知がメモリ
55に記憶されている場合に、回線切断のメッセージを
送信するようにしてもよい。
【0126】また、交換機50が行う回線復帰処理にお
いて、他の電話機からの発呼等が先に行われ、ステップ
304、306で応答がない場合、発信者又は着信者に
応答がない旨のメッセージを送信して、回線復帰処理を
終了するようにしてもよい。
【0127】交換機50は、デジタルコードレス電話機
10の電池が交換された後、LCD・操作部12から所
定の入力があった場合、通話回線を接続するようにして
もよい。
【0128】
【発明の効果】以上に示したように、本発明は、電池が
消耗した場合、通話可能な残り時間を使用者に通知し、
効率よく通話回線を復帰することによって、相手側の迷
惑をも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルコードレス電話機の使用例を示した図
である。
【図2】二台のデジタルコードレス電話機が通話してい
る状態と、各装置の構成を示した図である。
【図3】電圧−通話可能残量時間テーブルを示す図であ
る。
【図4】通話可能残量時間の通知処理を説明するための
フローチャートである。
【図5】電池の残りと、通話可能残量時間の表示例であ
る。
【図6】回線切断メッセージの送信処理を説明するため
のフローチャートである。
【図7】交換機が行う回線復帰処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10,20 デジタルコードレス電話機 11,21 送受信部 12,22 LCD・操作部 13,23 電池残量検出部 14,24 電池 15,25 CPU 16,26 メモリ 17,27 送受話部 18,28 VOX 30,40 無線接続装置 31,41 送受信部 32,42 基本インタフェース回路(基本INF回
路) 33,43 CPU 34,44 メモリ 35,45 VOX 50 交換機 51,52 基本インタフェース回路(基本INF回
路) 53 通話路スイッチ(TDSW) 60,70 基本インタフェース(基本INF回路)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の電源となる電池と、 前記電池の電圧を測定する電圧測定手段と、 前記電池の電圧と、前記電池を使用して通話可能な残り
    時間とを対応させて、データとして記憶する記憶手段
    と、 前記電圧測定手段が測定した電圧と、前記記憶手段が記
    憶しているデータとから、前記電池を使用して通話可能
    な残り時間を求める求時手段と、 前記求時手段によって求められた通話可能な残り時間を
    使用者に通知する通知手段と、を備えることを特徴とす
    る携帯無線電話装置。
  2. 【請求項2】前記求時手段は、予め設定された電圧のし
    きい値を記憶し、前記電圧測定手段によって測定された
    電圧が該しきい値以下であるか否かを判定する判定手段
    を備え、前記判定手段が、前記しきい値以下であると判
    断した場合に、前記通話可能な残り時間を求めることを
    特徴とする請求項1に記載の携帯無線電話装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の携帯無線電
    話装置は、交換機を介して他の携帯無線電話装置と通話
    するものであって、 前記通知手段は、前記交換機を介して、通話相手にも通
    話可能な残り時間を通知する手段と、前記交換機を介し
    て、他の携帯無線電話装置から送信された通話可能な残
    り時間を受信して、使用者に通知する手段を含む、こと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯無線電
    話装置。
  4. 【請求項4】前記通知手段は、前記通話可能な残り時間
    を通知するために、少なくとも文字を表示する表示手段
    と、音声を送出するスピーカの何れかを備えることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の携
    帯無線電話装置。
  5. 【請求項5】二台の携帯無線電話装置の通話回線を接続
    し、通話を可能とする接続手段と、 前記通話回線が切断されたときに、通話切断の原因が少
    なくとも一方の携帯無線電話装置の電源である電池の消
    耗によるものであるか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段が、通話回線切断の原因が、携帯無線電話
    装置の電池の消耗であると判断した場合に、他方の携帯
    無線電話装置に電池消耗による回線切断である旨のメッ
    セージを送信するメッセージ送信手段と、を備えること
    を特徴とする交換機。
  6. 【請求項6】二台の携帯無線電話装置の通話回線を接続
    し、通話を可能とする接続手段と、 前記通話回線が切断されたときに、通話切断の原因が少
    なくとも一方の携帯無線電話装置の電源である電池の消
    耗によるものであるか否かを判断する判断手段と、 電話回線網中の携帯無線電話装置の新たな存在を検知す
    る検知手段と、 前記検知手段が存在を検知した携帯無線電話装置が、前
    記判断手段が電池の消耗であると判断した携帯無線電話
    装置であるか否かを判断し、その携帯無線電話装置であ
    ると判断した場合に、該携帯無線電話装置が回線切断前
    に通話していた携帯無線電話装置との間の通話回線を復
    帰する復帰手段と、を備えることを特徴とする交換機。
  7. 【請求項7】前記判断手段は、各携帯無線電話装置から
    送信されてくる、その携帯無線電話装置の電源である電
    池の残量に対応するデータを受信する受信手段と、該受
    信手段が受信したデータを記憶する記憶手段と、通話回
    線が切断されたときに、前記記憶手段が記憶しているデ
    ータから、通話回線切断の原因が携帯無線電話装置の電
    池の消耗であるか否かを判別する手段と、から構成され
    ていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の
    交換機。
  8. 【請求項8】前記接続手段は、通話する二台の携帯無線
    電話装置の電話番号を対応付けて記憶する記憶手段を備
    え、 前記復帰手段は、前記記憶手段が記憶している電話番号
    を使用して、通話回線を復帰することを特徴とする請求
    項6又は請求項7に記載の交換機。
  9. 【請求項9】第1の携帯無線電話装置が第2の携帯無線
    電話装置に発呼する発呼工程と、 前記発呼工程後に前記第1および第2の携帯無線電話装
    置の通話回線を接続する接続工程と、 前記第1および第2の携帯無線電話装置に備えられる電
    池の電圧を測定する測定工程と、 前記測定工程で測定された電圧と、予め測定された該電
    圧に対応した通話可能な残り時間のデータとから、通話
    可能な残り時間を求める求時工程と、 前記求時工程で求められた通話可能な残り時間を、前記
    第1および第2の携帯無線電話装置の使用者に通知する
    通知工程と、を備えることを特徴とする無線電話方法。
  10. 【請求項10】前記求時工程は、前記測定工程で測定さ
    れた電圧が予め設定されたしきい値以下であるか否かを
    判断する電圧判断工程を備え、 前記電圧判断工程で、前記しきい値以下であると判断し
    た場合に、前記通話可能な残り時間を求めることを特徴
    とする請求項9に記載の無線電話方法。
  11. 【請求項11】前記通知工程は、少なくとも文字と音声
    の何れか一つで、使用者に通話可能な残り時間を通知す
    ることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の無
    線電話方法。
  12. 【請求項12】第1の携帯無線電話装置が第2の携帯無
    線電話装置に発呼する発呼工程と、 前記発呼工程後に前記第1および第2の携帯無線電話装
    置の通話回線を接続する接続工程と、 通話回線が切断された場合、前記第1および第2の携帯
    無線電話装置の何れかの電池が消耗したか否かを判断す
    る電池消耗判断工程と、 前記電池消耗判断工程が、電池が消耗したと判断した場
    合に、消耗した電池が交換されたか否かを判断する電池
    交換判断工程と、 前記電池交換判断工程で、電池が交換されたと判断され
    た場合に、前記通話回線を復帰する復帰工程と、を備え
    ることを特徴とする無線電話方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030056098A (ko) * 2001-12-27 2003-07-04 에스케이텔레텍주식회사 통화중 배터리 부족시 응급 조치 방법
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KR20040051137A (ko) * 2002-12-12 2004-06-18 엘지전자 주식회사 단말기에서의 통화중 배터리 저전압 경고방법
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JP2016136764A (ja) * 2016-03-18 2016-07-28 レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) 無線通信システム、携帯通信端末、および通信方法

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