JPH10155032A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH10155032A
JPH10155032A JP8312142A JP31214296A JPH10155032A JP H10155032 A JPH10155032 A JP H10155032A JP 8312142 A JP8312142 A JP 8312142A JP 31214296 A JP31214296 A JP 31214296A JP H10155032 A JPH10155032 A JP H10155032A
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JP
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signal
earphone microphone
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terminal
communication
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JP8312142A
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Inventor
Hiroyuki Ishikawa
博行 石川
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 みなし音声によるデータ通信を行うに際し
て、簡単な構成で自動発呼・着呼の可能な通信端末装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 無線電話機5は、イヤホンマイク端子5
1にイヤホンマイク6が装着されているか否かを不図示
のメカスイッチ等により検出し、次いで、イヤホンマイ
ク6がイヤホンマイク端子51に接続されているという
検知結果が得られた場合には、自機が通話中であるか否
かを検出し、非通話中である場合には、イヤホンマイク
6からイヤホンマイク端子51に入力される送話信号
が、所定期間、所定レベル以上を保持していることを検
出した場合に、特定の相手先に自動発呼する一方、イヤ
ホンマイク端子51を介してイヤホンマイク6へ出力さ
れる受話信号が、所定期間、所定レベル以上を保持して
いることを検出した場合に、呼を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に関
し、詳細には、外部機器と自機のイヤホンマイク端子を
介して接続され、当該外部機器とホスト側とで行われる
みなし音声によるデータ通信を中継する通信端末装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話や携帯電話、さらに
は、家庭内コードレス電話の子機端末を宅外では携帯電
話としても利用できる次世代デジタル・コードレス電話
(PHS:Personal Handy Phone System)なども実用
化され、電話機の小型化やパーソナル化が急速な勢いで
進展しつつある。
【0003】ところで、これら電話機を中継器として、
パソコン間等で、いわゆるみなし音声によるデータ通信
が行われている。例えば、データ通信システムの一方
側、即ちデータ通信システム1は、図4に示すように、
パソコン2と、モデム3と、変換ケーブル4、無線電話
機5、及びイヤホンマイク6等とから構成される。以
下、図4を参照して、従来のデータ通信システムの一例
を説明する。
【0004】パソコン2は、例えば、ノート型パソコン
からなり、図示せぬが、ROMに格納されたプログラム
に従って、装置全体を制御する制御装置と、液晶表示装
置と、キーボード等の入力装置が具備されており、制御
装置は、モデム3、変換ケーブル4、及び無線電話機5
を介して、ホスト側とみなし音声によるデータ通信を行
う。
【0005】モデム3は、例えば、カードモデムからな
り、パソコンから送信されコマンド(例えば、ATコマ
ンド)に基づいて、自動的に、回線の接続を実行する変
復調回路である。ここで、ATコマンドとは、Hayes Mi
crocomputer Products IncTというモデム・メーカによ
り考案された調歩同期のコマンド体系である。
【0006】変換ケーブル4は、モデム3から出力され
る2線信号をイヤホンマイク6の3線信号{送話(=マ
イク)信号と受話(=スピーカ)信号に分離した信号}
に変換し、また、その逆の変換を行う。
【0007】図5は、図4のデータ通信システム1によ
り実行されるみなし音声のデータ通信処理の概略動作を
説明するためのフローチャートである。図5において、
先ず、パソコン2からモデム3に、電話をかけるコマン
ドと電話番号を示すコマンドであるATDP電話番号コ
マンド{ここで、Dはダイヤルのコマンドで、Pは、ダ
イヤル関連コマンドで、パルス(ダイヤル)を示す。}
を送信する(ステップS1)。モデム3では、パソコン
2からATDP電話番号コマンドを受信すると、番号オ
フフックし、接続相手先である電話機(ホスト側)の電
話番号をDTMFトーンで送出する(ステップS2)。
【0008】次いで、ホスト側と接続された(極性の反
転またはアンサートーンにより判定)場合、モデム間
(自システム1のモデム2とホスト側のモデム3間)で
ネゴシエーションを行い各種機能を設定する(ステップ
S3)。そして、自システム1のパソコン2とホスト側
のパソコンとで、データを双方向で転送する(ステップ
S4)。尚、モデム間は独自の手順を持ち、パソコンか
らのデータが無い場合でもキャリア信号は常時転送され
る。
【0009】そして、モデム3は、パソコン3から、エ
スケープ信号及び回線の切断を指示するコマンドである
ATH信号(ここで、エスケープ信号は、データモード
の時に、コマンド・モードに戻ることを指示する信号で
あり、Hは、モデムのONフックONフックを指示する
コマンドである。)を受信すると、キャリア信号を止
め、回線を切る(ステップS5)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、上記した如く、みなし音声によるデータ
通信を行う場合に、最初に、パソコン2側で発呼操作を
行って通信回線を接続した後に、パーソナルコンピュー
タ間等でデータ通信を行っていたため、発呼操作が煩わ
しいという問題がある。
【0011】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、みなし音声によるデータ通信を行うに際して、
簡単な構成で自動発呼・着呼の可能な通信端末装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外部機器と自機のイヤホンマイク端子を介して接続さ
れ、当該外部機器とホスト側とで行われるみなし音声に
よるデータ通信を中継する通信端末装置であって、非通
話時において、前記イヤホンマイク端子に入力される信
号が、所定期間、所定レベル以上を保持しているか否か
を検出する信号レベル検出手段と、前記信号レベル検出
手段により、前記信号が、所定期間、所定レベル以上を
保持していることが検出された場合に、自動的に通信を
制御する制御手段と、を備えたことにより上記課題を解
決する。
【0013】従って、イヤホンマイクがイヤホン端子に
装着されている場合に、非通話時において、イヤホンマ
イクからイヤホンマイク端子に入力される信号が、所定
期間、所定レベル以上を保持していることを検出した場
合に、特定の相手先に自動発呼する構成であるので、専
用のコネクタや、複雑な回路を必要としせず、簡単な構
成及び方法で、自動的に通信を制御することが実行可能
となるといる効果を奏する。
【0014】さらに、制御手段は、請求項2記載の発明
のように、前記信号レベル検出手段により、前記信号が
所定期間、所定レベル以上を保持していることが検出さ
れた場合に、所定の相手先に発信処理をするようにすれ
ば、専用のコネクタや、複雑な回路を必要としせず、簡
単な構成及び方法で、前記イヤホンマイク端子に外部機
器が接続されていれば自動的に所定の相手先に発信でき
るといる効果を奏する。
【0015】さらに、制御手段は、請求項3記載の発明
のように、前記信号レベル検出手段により、前記信号が
所定期間、所定レベル以上を保持していることが検出さ
れた場合に、着信すると着信処理をするようにしたの
で、専用のコネクタや、複雑な回路を必要とせず、簡単
な構成及び方法で、自動着呼が実行可能となるという効
果を奏する。
【0016】さらに、制御手段は、請求項4記載の発明
のように、前記信号レベル検出手段により、前記信号が
所定期間、所定レベル以上を保持していないことが検出
された場合に、通信回線を切断する処理をするようにし
たので、専用のコネクタや、複雑な回路を必要とせず、
簡単な構成及び方法で、自動的に呼を切断可能となると
いう効果を奏する。
【0017】また、この場合、請求項5記載の発明の如
く、前記外部機器は、パーソナルコンピュータ等からな
ることにしても良い。
【0018】従って、パーソナルコンピュータによるみ
なし音声によるデータ通信が可能となるという効果を奏
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態を説明する。なお、本発明に係る電話
機を適用したみなし音声によるデータ通信を行うデータ
通信システムの概略構成を示すシステム構成図は、図4
と同様である。図1は、無線電話機5に備えられたイヤ
ホン・マイク端子51及びイヤホン・マイク端子51に
装着されるイヤホンマイク6のイヤホンジャック6Aの
概略構成を示す図である。
【0020】図1に示す如く、イヤホン・マイク端子5
1は、イヤホン・マイクコネクタ51A、送話信号端子
51B(マイク端子)、受話信号端子51C(イヤホン
端子)、及び接地端子51D等から構成されており、ま
た、イヤホン・ジャック61からは、3線信号、即ち、
送話信号及び受話信号が入出力される。
【0021】図2は、図4に示した無線電話機5の概略
構成を示すブロック構成図である。この図2において、
無線電話機5は、上記図1に示したイヤホンマイク端子
51、アンテナ52、液晶表示部53、キー入力部5
4、受話スピーカ55、送話マイク56、スイッチ(S
W)57、受信部58、送信部59、シンセサイザ6
0、ディジタル変復調部61、TDMA処理部62、ス
ピーチコーディック部63、音声変換回路部64、制御
部65、ROM66、RAM67、EEPROM68及
びリンガ−69により構成されている。
【0022】アンテナ52は、公衆用無線基地局等との
間で所定の周波数帯の、無線ゾーンIDコードや無線電
話機IDコード、あるいは、呼出信号や音声信号を含む
送・受信信号を送・受信し、スイッチ57を介して受信
した受信信号を受信部58に出力するとともに、スイッ
チ57を介して送信部59から入力される送信信号を送
信する。
【0023】スイッチ57は、制御部65により切換え
制御され、アンテナ52に対して受信部58及び送信部
59を切換えて接続し、通常は、アンテナ52と受信部
58を接続し、送信時にアンテナ52と送信部59を接
続する。受信部58は、シンセサイザ60によって設定
される受信周波数帯の受信信号をスイッチ57を介して
アンテナ52から受信すると、その受信信号を所定の増
幅率で増幅してディジタル変復調部61に出力する。
【0024】送信部59は、ディジタル変復調部61か
ら送信信号が入力されると、シンセサイザ60によって
設定される送信周波数帯でスイッチ57を介してアンテ
ナ51から送信する。シンセサイザ60は、制御部65
により発振周波数帯が指示されると、その周波数帯を受
信部58及び送信部59に設定する。
【0025】ディジタル変復調部61は、受信部58か
ら入力されるディジタル変調された受信信号をディジタ
ル復調してTDMA処理部62に出力するとともに、T
DMA処理部62から入力される送信信号をディジタル
変調して送信部59に出力する。
【0026】TDMA(Time Division Multiple Acces
s :時分割多元接続)処理部62は、ディジタル変復調
部61とスピーチコーディック部63との間で送・受信
音声信号を授受し、また、制御部65との間で通信用制
御信号を授受し、所定のタイムスロットで受信したディ
ジタルデータの実データを抽出するとともに、無線電話
機内部で作成されるディジタルデータ(音声データ)に
制御部65から入力されるヘッダ部を付加して所定のデ
ータフォーマットに変換し、所定のタイムスロットに挿
入してディジタル変復調部61に出力する。
【0027】スピーチコーディック部63は、TDMA
処理部62から入力されるADPCM方式等により圧縮
されたディジタル音声データを伸張して音声変換回路部
34に出力するとともに、音声変換回路部34から入力
されるディジタル音声データをADPCM方式等により
圧縮してTDMA処理部62に出力する。
【0028】音声変換回路部64は、A/D変換器、D
/A変換器等から構成され、スピーチコーディック部6
3から入力されるディジタル音声データをアナログ音声
信号(受話信号)に変換して、受話用ピーカ55やイヤ
ホンマイク端子51を介してイヤホンマイク6に出力す
るとともに、マイク56やイヤホンマイク6からイヤホ
ンマイク端子51を介して入力されるアナログ音声信号
(送話信号)をディジタル音声データに変換してスピー
チコーディック63に出力する。
【0029】制御部65は、CPU(Central Processi
ng Unit)等から構成され、ROM66内に格納されてい
る各種制御プログラムに従って無線電話機の各部を制御
する。例えば、制御部65は、キー入力部54のキー入
力に対応した処理を行ったり、ROM66に格納されて
いる通信制御処理プログラムに基づいて通信制御シーケ
ンスを実行する。
【0030】即ち、制御部65は、公衆基地局との間で
無線通信プロトコルに基づく通信制御シーケンスを実行
し、例えば、通信制御処理プログラムに従った通信制御
処理、キー入力部54から入力される電話番号の液晶表
示部53への表示、着呼があったことを通知するための
リンガー69の駆動等の各種処理を行う。
【0031】また、制御部65は、ROM66に格納さ
れた回線接続処理プログラムに基づいて、後述する回線
接続処理(図3参照)を実行する。即ち、制御部65
は、イヤホンマイク端子51にイヤホンマイク6Aが装
着されているか否かを不図示のメカスイッチ等により検
出し、次いで、イヤホンマイク6がイヤホンマイク端子
51に接続されているという検知結果が得られた場合に
は、自機が通話中であるか否かを検出し、非通話中であ
る場合には、イヤホンマイク6からイヤホンマイク端子
51に入力される送話信号(図1参照)が、所定期間、
所定レベル以上を保持していることを検出した場合に、
特定の相手先に自動発呼する一方、イヤホンマイク端子
51を介してイヤホンマイク6へ出力される受話信号
が、所定期間、所定レベル以上を保持していることを検
出した場合に、呼を接続する。
【0032】また、制御部65は、イヤホンマイク6が
イヤホンマイク端子51に接続されている場合で、か
つ、通話中である場合には、イヤホンマイク6からイヤ
ホンマイク端子51に入力される送話信号、若しくは、
イヤホンマイク端子51を介してイヤホンマイク6へ出
力される受話信号が、所定期間、所定レベル以上を保持
していることを検出した際に、呼を切断する。
【0033】ROM66は、制御部65が実行する各種
制御プログラムを格納しており、制御プログラムとして
は、例えば、通信制御プログラムや、図3のフローチャ
ートに示す回線接続処理の機能を実行するための回線接
続処理プログラム等がある。これら各種制御プログラム
は、制御部65が読み取り可能なプログラムコードの形
態で格納されている。
【0034】RAM67は、制御部65のワークメモリ
として使用され、各種データを一時的に格納するデータ
エリアを形成する。リンガー69は、着呼時に制御部6
5から入力されるリンガ信号により駆動されてリンガ音
を発生する。以上が、データ通信システム1における無
線電話機5の構成である。
【0035】次に、図3を参照して、無線電話機5の制
御部65の制御により実行される回線接続処理を説明す
る。図3は、無線電話機5の制御部65の制御により実
行される回線接続処理を説明するためのフローチャート
である。
【0036】先ず、制御部65は、イヤホンマイク端子
51に、イヤホンマイク6が装着されているか否かを、
メカスイッチ等(図示せず)により検出する(ステップ
S11)。イヤホンマイク端子51にイヤホンマイク6
が未装着であることを検出した場合には、ステップS1
9に移行して、通常の他の処理を実行して、再び、ステ
ップS11に戻り、イヤホンマイク6の装着・未装着の
検出を行う。
【0037】一方、制御部65は、イヤホンマイク6が
イヤホンマイク端子51に装着されていることを検出し
た場合には、ステップS12に移行して、自機が、回線
接続中であるか否かを判断する。判断の結果、回線接続
中でない場合は、ステップS13に移行して、イヤホン
マイク6から入力される送話信号が、所定期間、所定レ
ベル以上であるか否かを、イヤホンマイク端子51の送
話信号端子51Bに印加される電圧レベルが所定期間、
所定レベル以上であるか否かを判断する。
【0038】制御部65は、イヤホンマイク6から入力
される送話信号(イヤホンマイク端子51の送話信号端
子51Bに印加される電圧レベル)が、所定期間、所定
レベル以上であると判断した場合、即ち、モデム3が変
換ケーブル4を介して接続されていると判断した場合に
は、ステップS14に移行して、特定の相手の電話番号
へ発呼して、ステップS19に移行する。ここで、特定
の相手先は、例えば、インターネットサービスプロバイ
ダの電話番号、あるいは所定のサーバの電話番号等で電
話帳等に記憶されている。なお、ステップS13及びス
テップS14の処理は、図5で示した上記みなし音声の
データ通信処理のフローチャートのステップS1、S2
の操作を検出することに相当する。即ち、モデム3によ
り実行される番号オフフック、及び、モデム2により送
出される接続相手先の電話機(ホスト側)の電話番号の
DTMFトーンを送話信号から検出することに相当す
る。ホスト側との回線接続後は、受話信号及び送話信号
として、みなし音声信号が、イヤホンマイク6を介して
両モデム間で双方に転送され、データ通信が行われるこ
とになる。
【0039】また、ステップS13で、イヤホンマイク
6から入力される送話信号が、所定期間、所定レベル以
上でない場合、即ち、イヤホンマイク端子51の送話信
号端子51Bに印加される電圧レベルが、所定期間、所
定レベル以上でない場合には、ステップS15に移行す
る。
【0040】ステップS15においては、制御部65
は、イヤホンマイク6へ出力される受話信号が、所定期
間、所定レベル以上であるか否かを、イヤホンマイク端
子51の受話信号端子51Cに印加される電圧レベルが
所定期間、所定レベル以上であるか否かにより判断す
る。制御部65は、イヤホンマイク6へ出力される受話
信号が、所定期間、所定レベル以上である場合、即ち、
イヤホンマイク端子51の受話信号端子51Bに印加さ
れる電圧レベルが、所定期間、所定レベル以上である場
合には、ステップS16に移行して、呼を接続する。即
ち、ホスト側からの着呼に応答してホスト側との回線を
接続することに相当する。
【0041】ところで、ステップS12で、自機が通話
中である場合には、ステップS17に移行する。ステッ
プS17においては、制御部65は、イヤホンマイク6
に入力若しくは出力される送話信号若しくは受話信号
が、所定期間、所定レベル以上であるか否かを、イヤホ
ンマイク端子51の送話信号端子51B若しくは受話信
号端子51Cに印加される電圧レベルが、所定期間、所
定レベル以上であるか否かを検出して判断する。
【0042】検出の結果、イヤホンマイク6に入力若し
くは出力される送話信号若しくは受話信号が、所定期
間、所定レベル以上であると検出した場合、即ち、イヤ
ホンマイク端子51の送話信号端子51B若しくは受話
信号端子51Cに印加される電圧レベルが、所定期間、
所定レベル以上であるという検出結果が得られた場合に
は、マイクロホン6に音声信号が入力若しくは出力され
ている(通話中である)ものと判断して、ステップS1
9に移行して、通常の通話状態の処理を行う。
【0043】また、ステップS17において、イヤホン
マイク6に入力若しくは出力される送話信号及び受話信
号が、所定期間、所定レベル以上でないと検出した場
合、即ち、イヤホンマイク端子51の送話信号端子51
B及び受話信号端子51Cに印加される電圧レベルが、
所定期間、所定レベル以上でないという検出結果が得ら
れた場合には、通話が終了したと判断して、ステップS
18に移行して、ホスト側との呼を切断する。尚、ステ
ップS17の操作は、図5で示したみなし音声のデータ
通信処理のステップS5の操作を検出することに相当す
る。即ち、自システム1若しくはホスト側のパソコンに
よるデータ通信の終了を検出して、呼を切断するもので
ある。
【0044】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、制御部65は、イヤホンマイク端子51にイヤホ
ンマイク6が装着されている場合で、且つ、非通話中で
ある場合において、イヤホンマイク6の送話信号が、所
定期間、所定レベル以上を保持していることを検出した
際に、特定の相手先に自動発呼する構成であるので、専
用のコネクタや、複雑な回路を必要とせず、簡単な構成
及び方法で、自動発呼が実行可能となるといる効果を奏
する。
【0045】また、本実施の形態においては、イヤホン
マイク端子51にイヤホンマイク6が接続されている場
合で、且つ、非通話中である場合において、イヤホンマ
イクの受話信号が、所定期間、所定レベル以上を保持し
ていることを検出した際に、呼を接続する構成であるの
で、専用のコネクタや、複雑な回路を必要とせず、簡単
な構成及び方法で、自動着呼が実行可能となるという効
果を奏する。
【0046】また、本実施の形態においては、イヤホン
マイク端子51にイヤホンマイク6が接続されている場
合で、且つ、通話中である場合において、イヤホンマイ
クの送話信号、若しく受話信号が、所定期間、所定レベ
ル以上を保持していることを検出した際に、呼を切断す
る構成であるので、専用のコネクタや、複雑な回路を必
要とせずに、簡単な構成及び方法で、自動的に呼を切断
可能となるという効果を奏する。
【0047】また、イヤホンマイク端子51に印加され
る電圧レベルを検出して、イヤホンマイク6の送話信号
若しくは受話信号が、所定期間、所定レベル以上を保持
しているか否かを検出する構成としたので、簡単な構成
及び方法で、送話信号若しくは受話信号が、所定期間、
所定レベル以上を保持しているか否かを検出することが
可能となる。
【0048】尚、本実施の形態においては、通信端末装
置として、無線電話機を用いたが本発明はこれに限るも
のではないことは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、非通話時
において、イヤホンマイク端子に入力される信号が、所
定期間、所定レベル以上を保持していることを検出した
際に、自動的に通信を制御する構成であるので、専用の
コネクタや、複雑な回路を必要としせず、簡単な構成及
び方法で、自動的に通信の制御が可能となるといる効果
を奏する。その結果、操作者の使い勝手が良くなる。
【0050】さらに、請求項2記載の発明によれば、イ
ヤホンマイク端子に外部機器が接続さたことを検出する
と、自動的に所定の相手先に発信処理をする構成である
ので、専用のコネクタや、複雑な回路を必要としせず、
簡単な構成及び方法で、自動的に発信の制御が可能とな
るといる効果を奏する。その結果、操作者の使い勝手が
良くなる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、イヤホンマ
イク端子に外部機器が接続されている時に着信すると自
動的に着信処理をする構成であるので、専用のコネクタ
や、複雑な回路を必要としせず、簡単な構成及び方法
で、自動着信が実行可能となるという効果を奏する。そ
の結果、操作者の使い勝手が良くなる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、イヤホンマ
イク端子に外部機器が接続されていない時に自動的に切
断処理をする構成であるので、専用のコネクタや、複雑
な回路を必要とせず、簡単な構成及び方法で、自動的に
呼を切断可能となるという効果を奏する。その結果、操
作者の使い勝手が良くなる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、記請求項1
〜4記載のいずれかに記載の発明の効果に加えて、パー
ソナルコンピュータを利用して、みなし音声によるデー
タ通信が可能となるという効果を奏する。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置を適用した無線電話
機に備えられたイヤホン・マイク端子及びイヤホン・マ
イク端子に装着されるイヤホンマイクのイヤホンマイク
ジャックの構成を示す図である。
【図2】本発明に係る通信端末装置を適用した無線電話
機の概略構成を示すブロック構成図である。
【図3】図2の無線電話機5の制御部65の制御により
実行される回線接続処理を説明するための図である。
【図4】従来のデータ通信システムの概略構成を示すシ
ステム構成図である。
【図5】図4のデータ通信システムにより実行されるみ
なし音声のデータ通信処理の概略動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 データ通信システム 2 パソコン 3 モデム 4 変換ケーブル 5 無線電話 6 イヤホンマイク 6A イヤホンマイクジャック 51 イヤホンマイク端子 52 アンテナ 53 液晶表示部 54 キー入力部 55 受話スピーカ 56 送話マイク 57 スイッチ(SW) 68 受信部 59 送信部 60 シンセサイザ 61 ディジタル変復調部 62 TDMA処理部 63 スピーチコーディック部 64 音声変換回路部 65 制御部 66 ROM 67 RAM 68 EEPROM 69 リンガ−

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器と自機のイヤホンマイク端子を介
    して接続され、当該外部機器とホスト側とで行われるみ
    なし音声によるデータ通信を中継する通信端末装置であ
    って、 非通話時において、前記イヤホンマイク端子に入力され
    る信号が、所定期間、所定レベル以上を保持しているか
    否かを検出する信号レベル検出手段と、 前記信号レベル検出手段により、前記信号が、所定期
    間、所定レベル以上を保持していることが検出された場
    合に、自動的に通信を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記信号レベル検出手段
    により、前記信号が所定期間、所定レベル以上を保持し
    ていることが検出された場合に、所定の相手先に発信処
    理をすることを特徴とする請求項1記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記信号レベル検出手段
    により、前記信号が所定期間、所定レベル以上を保持し
    ていることが検出された場合に、着信すると着信処理を
    することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】前記通信制御手段は、前記信号レベル検出
    手段により、前記信号が所定期間、所定レベル以上を保
    持していないことが検出された場合に、通信回線を切断
    する処理をすることを特徴とする請求項1記載の通信端
    末装置。
  5. 【請求項5】前記外部機器は、パーソナルコンピュータ
    等からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の通信端末装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100442797C (zh) * 2005-02-11 2008-12-10 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 利用耳机的多重呼叫处理方法

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