JP3379423B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP3379423B2
JP3379423B2 JP3856098A JP3856098A JP3379423B2 JP 3379423 B2 JP3379423 B2 JP 3379423B2 JP 3856098 A JP3856098 A JP 3856098A JP 3856098 A JP3856098 A JP 3856098A JP 3379423 B2 JP3379423 B2 JP 3379423B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局に無線接続
される携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末やPHS子機などの携帯端
末は、所望の相手に発信するために相手番号をダイヤル
操作すると、操作されたダイヤル番号はダイヤルデータ
として最寄りの基地局に送信される。基地局ではそのダ
イヤルデータを交換網に送出することにより、相手の呼
出が行われ、相手の応答により通話が開始される。この
ような携帯端末は移動しながら相手に発信して通話を行
ったり、また移動中に最寄りの基地局を介して着信を受
信し相手と通話できるため、近年急速に普及しつつあ
る。
【0003】しかしこうした携帯端末は通話中に電波状
態が悪化すると通話が切断されることがある。また、通
話中に利用者が誤って通話を切断してしまうこともあ
る。このような場合、その通話相手に対し再度発信すれ
ば良いが、相手の電話番号が不明の場合は、相手から電
話がかかってくるのを待たなければならなかった。そし
て、該当相手からの着信が到来すると携帯端末では着信
音を鳴動して利用者に着信を報知し、利用者がその着信
報知に応じて通話キーを操作すると着信応答となり、相
手と通話が再開される。また、予め相手から電話がかか
ってくる時間がわかっている場合でも同様にその着信を
待機し、その着信が到来すると同様に着信音を鳴動させ
て利用者に着信を報知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の携
帯端末は、通話中に電波状態が悪化して通話が切断され
たり、また利用者が誤って通話を切断し、かつこのとき
通話相手の番号が不明で相手に再発信できず相手から電
話がかかってくることが予想される場合や、予め相手か
ら電話がかかってくる時間がわかっている場合でも、通
常の着信と同様に待機し、該当の相手の発信に基づく着
信が到来すると通常の着信と同様、着信音を鳴動させて
利用者に着信を報知している。このため、例えば駅等の
ように周囲に大勢の人がいるような場所で電波状態の悪
化等により通話が切断されてしまい、その通話の切断に
起因して該当の相手から着信が到来した場合でも着信音
が鳴動することから、周囲に多大の迷惑を与えるという
問題があった。また、予め約束された上記の電話のかか
ってくる時間に該当相手からの着信が到来した場合、そ
のとき利用者の周囲に大勢の人がいたとしても同様に着
信音が鳴動するため、周囲に迷惑を与えるという問題が
あった。したがって本発明は、予め予測される着信が到
来した時には周囲に迷惑を与えずに利用者に着信を報知
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、無線接続される基地局を介して通話
を行う携帯端末装置において、前記通話の切断後に起動
され所定時間を計時するタイマと、タイマの所定時間内
到来した着信を検出する検出手段と、検出手段により
検出された着信が前記通話の相手と同一の相手からの着
信の場合は前記同一の相手からの着信であることが識別
可能な着信表示を行い着信を報知する着信報知手段とを
設けたものである。また、前記通話の切断後に到来した
着信を検出する検出手段と、検出手段により着信が検出
された場合は前記通話の相手と同一相手からの着信であ
ることが識別可能な着信表示を行い着信を報知する着信
報知手段とを備え、着信報知手段は前記通話の相手と同
一の相手からの着信であることが識別可能な着信表示
行った後に、一定時間その着信への応答が検出されない
場合は、通常の着信表示を行って着信を報知するもので
ある。また、通話の切断後に押下される所定キーと、所
定キーの押下中に到来した着信を検出する検出手段と、
検出手段により着信が検出されると前記通話の相手と同
一の相手からの着信であることが識別可能な着信表示を
行い着信を報知する着信報知手段と、所定キーが非押下
状態になると着信への応答を行う着信応答手段とを設け
たものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図2は、本発明の携帯端末装置に無線接
続される基地局3の構成を示すブロック図である。同図
において、基地局3は、携帯端末装置との間で無線通信
を行う無線送受信部31、携帯端末装置側からの受信デ
ータを復調するモデム復調器32、チャネルコーディッ
ク33,35、音声のデジタル/アナログ変換及びアナ
ログ/デジタル変換を行う音声コーディック34、図示
しない交換機側からのデータを変調して無線送受信部3
1へ出力するモデム変調器36、携帯端末装置との間で
通信制御を行う無線処理用CPU37、基地局BSのI
Dコードを格納するIDROM38、メモリ39、交換
機との間で通信制御を行う回線処理用CPU40、交換
機との間でデータ伝送を行う伝送回路41からなる。
【0007】なお、無線送受信部31は、受信アンプ3
11、第1ミキサ312、第2ミキサ313、中間周波
発生部314、直交変調器315、第3ミキサ316、
受信アンプ317、アンテナスイッチ318、及び第1
〜第3ミキサ,直交変調器315,中間周波発生部31
4の周波数を制御するシンセサイザ319からなる。
【0008】以上のように構成された基地局3におい
て、無線処理用CPU37は携帯端末装置の発信操作に
基づくダイヤル操作情報等の制御データを、無線送受信
部31,モデム復調器32及びチャネルコーディック3
3を介して受信すると、その制御データを回線処理用C
PU40に送信する。回線処理用CPU40は、制御デ
ータを受信すると、伝送回路41を介して交換機側へ送
信する。これにより相手の呼出を行うことができる。そ
して、相手が応答すると基地局BSを介し相手側と携帯
端末装置との間で通話が行われる。
【0009】一方、回線処理用CPU40が伝送回路4
1を介して交換機側から着信データなどの制御データを
受信すると、その制御データを無線処理用CPU37へ
送信する。無線処理用CPU37は受信した制御データ
を、チャネルコーディック35へ送る。この結果、その
制御データは、チャネルコーディック35,モデム変調
器36及び無線送受信部31を介して携帯端末装置側へ
送信され、携帯端末装置でブザーなどの鳴動により着信
の到来が報知される。ここで、携帯端末装置側でこの着
信に応答すると、その応答データが基地局BSを介して
交換機側へ送信され携帯端末装置の基地局BSを介する
着信応答通話が開始される。
【0010】以上のような無線回線の制御チャネルを介
する制御データの流れに対し、通話チャネルを介する音
声データの流れは以下のようになる。即ち、無線送受信
部31,モデム復調器32及びチャネルコーディック3
3を経由する携帯端末装置からの通話音声データは音声
コーディック34に送出される。そして音声コーディッ
ク34でアナログ信号に変換され交換機側へ送信され
る。一方、交換機側からのアナログ音声信号は音声コー
ディック34でデジタル信号に変換され、チャネルコー
ディック35,モデム変調器36及び無線送受信部31
を経由して携帯端末装置側へ送信される。なお、基地局
3においては、交換機側との間の音声信号はアナログ信
号に変換せずにそのままデジタル信号として送受するこ
とも可能である。
【0011】次に図1は基地局3に無線接続される本発
明の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。同図
において、携帯端末装置1は、基地局3の無線送受信部
31と同様構成の無線送受信部11、モデム復調器1
2、チャネルコーディック13,15、音声コーディッ
ク14、及びモデム復調器16を有している。携帯端末
装置1の制御を行うCPU17にはタイマ17Aが内蔵
される。そしてCPU17には、自身のIDコードを格
納するIDROM18、通話キー19Aやダイヤルキー
等の各種キーを備えた操作部19、着信ランプ20A及
びLCD20B等からなる表示部20、着信時等に鳴動
するブザー21,メモリ22及び音声合成部23がそれ
ぞれ接続される。また、音声コーディック14には受話
器であるレシーバ24及び送話器であるマイク25が接
続されている。
【0012】ここで、操作部19において通話キー19
Aの操作後ダイヤル操作が行われると、CPU17はこ
れらの各操作を検出してそのダイヤル操作データ等を、
チャネルコーディック15,モデム変調器16を介し無
線送受信部11へ送る。無線送受信部11ではこの操作
データを無線回線の制御チャネルを介し基地局3へ送信
する。これにより相手の呼出が行われる。そして相手が
その呼出に応答すると通話チャネルを介する通話が開始
される。一方、基地局3側から制御チャネルを介して着
信データが到来すると、その着信データは無線送受信部
11,モデム復調器12及びチャネルコーディック13
を介しCPU17に伝達され、この場合、CPU17は
ブザー21を駆動して着信鳴動させる。そして利用者が
着信に気づいて操作部19の通話キー19Aを操作する
と、CPU17はこれを着信応答データとしてチャネル
コーディック15,モデム変調器16を介し無線送受信
部11へ送る。無線送受信部11ではこの応答データを
制御チャネルを介し基地局3へ送信する。これにより通
話チャネルを介した着信応答通話が開始される。
【0013】こうした携帯端末1は、通話中に基地局3
の圏外に移動したり基地局3からの電波が弱くなったり
すると通話が切断される。また、誤操作により通話を切
ってしまうこともある。この場合、携帯端末1の利用者
が相手番号を知らないときには相手へ再発信できないた
め、相手からの着信をひたすら待つことになる。図3
は、こうした着信待機時の携帯端末装置1のCPU17
の動作を示すフローチャートである。このフローチャー
トにしたがって本発明の要部動作を説明する。
【0014】利用者が携帯端末装置1を用いてステップ
S1で通話中の場合は、CPU17は無線送受信部11
の受信アンプ111の出力を直接監視して基地局3側か
らの受信電波のレベルを検出し、その受信電波レベルが
所定値以下の圏外か否かをステップS2で判断する一
方、ステップS3では利用者の不用意な誤操作に基づく
無線回線の開放(即ち、通話の切断)を判断している。
ここで、通話中に電波環境の悪化によりその受信電波レ
ベルが所定値以下になるとステップS2の「圏外?」の
判定が「Y」となる。また、通話中に基地局3の圏内か
ら移動すると受信電波が弱くなり、この場合もステップ
S2の「圏外?」の判定が「Y」となる。このような場
合、その通話は切断される。すると、CPU17は引き
続いて受信電波の強度を監視し、電波環境が良好な状態
に戻ってその受信電波レベルが所定値以上の正常な状態
に復旧するとステップS3の「圏内?」を「Y」と判定
する。また、利用者が基地局の圏内に戻り受信電波レベ
ルが所定値を上回るとステップS3の「圏内?」を
「Y」と判定する。
【0015】ここで、通話中に電波環境の悪化等により
通話が切断された場合、相手番号が分かれば相手に電話
をかけることができるが、相手番号が不明の場合は相手
に電話をかけることができない。したがってこの場合、
利用者は相手から電話がかかってくる可能性があるた
め、所定時間待機する。このため、受信電波レベルが所
定値を上回りステップS4の「圏内?」の判定が「Y」
となると、CPU17は内蔵タイマ17Aに所定のタイ
マ値をセットしてステップS5でタイマ17Aをスター
トさせる。
【0016】また、通話中に利用者が誤操作を行い、通
話断となって無線回線が開放されステップS3の判定が
「Y」となる場合も同様にステップS5へ移行し所定時
間のタイマをスタートさせる。なお、通話中の相手装置
が携帯端末であり、その携帯端末が基地局の圏外に移動
したりして該通話が断となり、従って無線回線が開放さ
れてステップS3の判定が「Y」となる場合も同様にス
テップS5へ移行し所定時間のタイマをスタートさせ
る。また、相手の誤操作により通話が切断され無線回線
が開放された場合もステップS5で所定時間のタイマを
スタートさせる。
【0017】ステップS5でタイマ17Aをスタートさ
せた後、CPU17はそのタイマ17Aの所定時間内に
着信が到来するか否かを監視する。ここで、その所定時
間内に着信が到来すると、CPU17はその着信データ
に含まれる発番号とメモリ22に記憶されている前回の
発IDとの一致を比較し両者が一致している場合は先程
通話断となった相手の発信に基づく着信ということで、
CPU17はステップS8で着信ランプ20Aを点滅表
示し、かつ音声合成部23を駆動して例えば「着信で
す」という音声メッセージを音声コーディック14に出
力させることによりレシーバ24から該音声メッセージ
を送出させ本装置の利用者に着信を報知する。
【0018】一方、タイマ17Aの所定時間内に着信が
到来しなければ、ステップS6の「タイムアップ」の判
定が「Y」となる。この場合、その所定時間経過後に着
信が到来するとステップS9で通常の着信処理を行う。
即ち、この場合CPU17は、着信ランプ20Aを点滅
表示させるとともに、ブザー21を駆動して着信鳴動さ
せる通常の着信処理を行う。また、タイマ17Aの所定
時間計時中に着信が到来し、着信ランプ20Aの点滅表
示及び音声メッセージを送出した後に、通話キー19A
が操作されずしたがってこの着信への応答が検出されな
いままタイマ17Aの所定時間が経過してステップS6
の「タイムアップ」の判定が「Y」となると、ステップ
S9で着信ランプ20Aの点滅表示に加え、ブザー21
を駆動して着信鳴動させる通常の着信処理を行う。
【0019】このように、通話中に利用者が基地局3の
圏外に移動したり、或いは電波状態の悪化等により通話
が切断され、その通話の切断に起因して予め該当相手か
らの着信が予測される場合には所定時間のタイマを起動
するようにしたものである。そして、その所定時間内に
到来した着信に対しては着信音を鳴動させずに着信ラン
プ20Aの点滅表示と、音声合成部23による音声メッ
セージとにより着信報知を行うようにしたので、そのと
き利用者の周囲に大勢の人がいたとしても、周囲に迷惑
を与えずに利用者に的確に着信を報知することができ
る。なお、タイマ17Aに設定される前記所定時間は一
定の時間ではなく設定により変えるようにしても良い。
【0020】また、通話中に利用者が基地局3の圏外に
移動したり、或いは電波状態の悪化等により通話が切断
され、その通話の切断に起因して予め該当相手からの着
信が予測される場合には通話キー19Aの押下を継続す
ることにより、その通話キー19Aの押下中に到来した
着信に対しては同様に着信音を鳴動させずに着信ランプ
20Aの点滅表示により着信報知を行うこともできる。
上述したように、通話中に利用者が基地局3の圏外に移
動したり、或いは電波状態が悪化すると通話が切断され
る。また、利用者の誤操作によっても通話が切断され
る。さらには相手携帯端末の基地局の圏外移動や誤操作
によっても通話が切断される。このような利用者または
相手端末の通話終了意志に起因しない通話切断の場合、
利用者が相手番号を知らずに再発信できないときは、そ
の通話切断の直後には相手から電話がかかってくる可能
性がある。
【0021】図4のステップS11に示すこのような着
信待機中には、利用者はステップS12で通話ボタン
(即ち、通話キー19A)を押下する。すると、CPU
17は通話キー19Aの押下状態を検出する。そしてそ
の後、CPU17はこの通話キー19Aの押下状態が非
押下状態になるか否かをステップS13で検出判断する
と共に、これが「N」の場合はステップS14でその他
の処理を反復実行する。そして、このような通話キー1
9Aの押下中に着信が到来し、その着信データに含まれ
る発番号がメモリ22に記憶されている前回の発番号と
一致すると、CPU17はブザー21の駆動による着信
音鳴動を行わずに、着信ランプ20Aの点滅表示により
着信報知を行う。
【0022】ここで、こうした着信中に通話キー19A
の押下状態が非押下状態に変化しステップS13の判定
が「Y」となると、CPU17は、ステップS15の
「プリセットダイヤル有り?」の「N」を経てステップ
S17の「着信有り?」を「Y」と判定する。この場
合、CPU17はステップS18で、着信応答データを
基地局3側へ送信するとともに、着信ランプ20Aを通
話中表示(点灯表示)にするなどの着信応答処理をステ
ップS18で行う。こうして着信応答処理が行われた
後、ステップS19では本装置の利用者と通話切断した
元の相手との間で通話が再開される。
【0023】なお、通話キー19Aの押下中に相手から
着信が到来せずステップS17の着信有りが「N」とな
る場合は、ステップS20でその他の処理を行う。ま
た、通話キー19Aの押下中に相手から着信が到来せ
ず、かつ通話キー19Aが非押下となった時点で既にメ
モリ22に発信用のプリセットダイヤルが記憶されてい
れば、ステップS15の「Y」を経てステップS16で
そのダイヤルをメモリ22から読み出して発信するプリ
セットダイヤル発信処理を行う。
【0024】このように、通話中に利用者が基地局3の
圏外に移動したり、或いは電波状態の悪化等により通話
が切断され、その通話の切断に起因して予め該当相手か
らの着信が予測される場合には通話キー19Aの押下を
継続することにより、その通話キー19Aの押下中に到
来した着信に対しては着信音を鳴動させずに着信ランプ
20Aの点滅表示により着信報知を行うとともに、この
とき通話キー19Aを非押下状態とすることにより着信
に応答できるようにしたものである。この結果、簡単な
操作により、周囲に迷惑を与えずに利用者に着信を報知
できる。なお、本実施の形態では、通話キー19Aを押
下状態とすることで着信音の非鳴動を制御しているが、
専用のキーか他の機能キーを用いるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線接続される基地局を介して通話を行う携帯端末装置に
おいて、通話の切断後に起動されたタイマの所定時間内
に検出手段により検出された着信が前記通話の相手と同
一の相手からの着信の場合は前記同一の相手からの着信
であることが識別可能な着信表示を行って利用者に着信
を報知するようにしたので、通話中に利用者が基地局の
圏外に移動したり、或いは電波状態の悪化等により通話
が切断され、その通話の切断に起因して該当の通話相手
から着信が到来した時には通常の着信表示のようにブザ
ーを着信鳴動させずに、通常の着信表示とは異なる着信
ランプの着信表示や音声メッセージの受話器からの出力
により着信を報知するため、このとき利用者の周囲に大
勢の人がいても、周囲の人々に迷惑を与えずに利用者に
着信を報知できる。また、前記通話の切断後に到来した
着信が検出手段により検出された場合は前記通話の相手
と同一相手からの着信であることが識別可能な着信表示
を行い着信を報知するとともに、前記着信表示が行われ
た後に、一定時間その着信への応答が検出されない場合
は、通常の着信表示を行って着信を報知するようにした
ので、電波状態の悪化等による通話断に起因する相手か
らの着信を同様に周囲に迷惑を与えずに利用者に報知で
きるとともに、利用者が相手からの着信に気づかず着信
応答しないような場合でも利用者に的確に着信を報知し
て応答させることができる。また、通話の切断後の所定
キーの押下中に着信が到来すると、前記通話の相手と同
一相手からの着信であることが識別可能な着信表示を行
って着信を報知するとともに、所定キーが非押下状態に
なると着信応答するようにしたので、簡単な操作により
利用者に着信を報知できるとともに、その着信の応答通
話が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯端末装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 上記携帯端末装置と無線接続される基地局の
構成を示すブロック図である。
【図3】 携帯端末装置の第1の要部動作を示すフロー
チャートである。
【図4】 携帯端末装置の第2の要部動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…携帯端末装置、3…基地局、11,31…無線送受
信部、14…音声コーディック、17,37,40…C
PU、17A…タイマ、19…操作部、19A…通話キ
ー、20…表示部、20A…着信ランプ、21…ブザ
ー、22…メモリ、23…音声合成部、24…レシーバ
(受話器)、25…マイク(送話器)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線接続される基地局を介して通話を行
    う携帯端末装置において、 前記通話の切断後に起動され所定時間を計時するタイマ
    と、 前記タイマの所定時間内に 到来した着信を検出する検出
    手段と、 前記検出手段により検出された着信が前記通話の相手と
    同一の相手からの着信の場合は前記同一の相手からの着
    信であることが識別可能な着信表示を行い着信を報知す
    る着信報知手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装
    置。
  2. 【請求項2】 無線接続される基地局を介して通話を行
    う携帯端末装置において、前記通話の切断後に到来した着信を検出する検出手段
    と、 前記検出手段により着信が検出された場合は前記通話の
    相手と同一の相手からの着信であることが識別可能な
    信表示を行い着信を報知する着信報知手段とを備え、 前記着信報知手段は前記通話の相手と同一の相手からの
    着信であることが識別可能な着信表示を行った後に、一
    定時間前記着信への応答が検出されない場合は、通常の
    着信表示を行って着信を報知する ことを特徴とする携帯
    端末装置。
  3. 【請求項3】 無線接続される基地局を介して通話を行
    う携帯端末装置において、前記通話の切断後に押下される所定キーと、 前記所定キーの押下中に到来した着信を検出する検出手
    段と、 前記 検出手段により着信が検出されると前記通話の相手
    と同一の相手からの着信であることが識別可能な着信表
    示を行い着信を報知する着信報知手段と、 前記所定キーが非押下状態になると前記着信への応答を
    行う着信応答手段と を備えた ことを特徴とする携帯端末
    装置。
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