JPH1094061A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPH1094061A
JPH1094061A JP9292589A JP29258997A JPH1094061A JP H1094061 A JPH1094061 A JP H1094061A JP 9292589 A JP9292589 A JP 9292589A JP 29258997 A JP29258997 A JP 29258997A JP H1094061 A JPH1094061 A JP H1094061A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユ―ザが通話状態にあるか否かを確認するこ
とができる無線電話装置の提供。 【解決手段】 ユ―ザにより終話操作が行われたとき
(ステップ 301)、ユ―ザにより終話されたことが報知
される(ステップ 303)。相手先が終話を行うと(ステ
ップ 304)相手先から終話されたことが報知される(ス
テップ 306)。回線状態の悪化により終話されると(ス
テップ 307)、回線状態の悪化により終話されたことが
報知される(ステップ 309)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば自動車電
話装置等の無線電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車電話装置では、終話時に受
話音声が無音状態となる場合がある。たとえば、相手が
通話を終了させたり、フェ―ジングなどにより無線回線
の状態が悪化し、自動車電話装置が自動的に通話を終了
させたような場合、受話音声は無音状態である。
【0003】しかしながら、このような受話音声の無音
状態は、通話中に相手が黙っている場合に生じる無音状
態と聴感上は区別し難い。
【0004】従って、通話の終了処理を忘れて車から下
車してしまう場合などがあった。
【0005】また、相手が電話を切ってしまったのでは
ないかという困惑を招くことがあり、このような場合、
ユ―ザは自動車電話装置に設けられた通話中インジケ―
タが通話中を示しているか否かを確認しなければならな
かった。
【0006】このように、従来の自動車電話装置におい
ては、ユ―ザが意識的に確認しなければ、通話状態を把
握できないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきたよう
に、従来の自動車電話装置では、通話状態が通話中イン
ジケ―タに表示されるだけなので、ユ―ザは意識的にこ
れを確認しなければならないという問題があった。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
成されたもので、ユ―ザが通話状態にあるか否かを確認
することができる無線電話装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載に係る本発
明の無線通信装置は、通常の終話か回線状態の悪化によ
る終話かを判別する手段と、少なくとも通常の終話の場
合に所定の報知音を出力する手段とを具備する。
【0010】請求項2記載に係る本発明の無線通信装置
は、使用者による終話か通話相手先による終話通常の終
話か回線状態の悪化による終話かを判別する手段と、前
記各終話に応じてそれぞれ異なる報知音を出力する手段
とを具備する。
【0011】請求項3記載に係る本発明の無線通信装置
は、請求項1または2記載の無線電話装置にあって、前
記回線状態の悪化による終話を基地局から送信される音
声信号に付加されているトーン信号に基づき判別するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4記載に係る本発明の無線通信装置
は、通話中に基地局により送信される音声信号に付加さ
れるトーン信号を検出する検出手段と、この検出手段に
より所定時間前記トーン信号を検出しない場合に所定の
報知音を出力すると共に終話処理を行う処理手段とを具
備する。
【0013】本発明では、通話状態の遷移を報知音でユ
―ザに報知するので、ユ―ザが通話状態を容易に把握す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の詳細を
図面に基づいて説明する。
【0015】第1図は本発明の一実施形態に係る自動車
電話装置の構成を示すブロック図である。
【0016】同図に示す自動車電話装置100は、アン
テナ200、無線機300、電話機400から構成され
る。
【0017】ここで、アンテナ200は自動車の外部に
取付けられ、無線機300は自動車のトランク内に搭載
される。また、電話機400は電話機本体400aとハ
ンドセット400bとからなり、自動車内の運転席近傍
に搭載される。
【0018】無線機300は、アンテナ200を介して
基地局(図示省略)との間で無線回線600を形成し信
号のやりとりを行う無線部310、この装置全体の統括
的制御を行うオ―ディオ/制御部330、音声認識およ
び音声合成等を行う音声ダイヤル部350、各種報知の
ための音声合成を行う音声合成部352、ID番号およ
び電話番号が登録されているIDROM370、自動車
に搭載されているバッテリの電力を入力しこの装置の各
部に供給する電源部390からその主要部が構成され
る。
【0019】無線部310は、復調器312、変調器3
14、パワ―アンプ316、送受共用器318、シンセ
サイザ320から構成される。
【0020】復調器312は、無線回線600、アンテ
ナ200、送受共用器318を介し入力される基地局か
らの受信信号の復調を行う。なお、この受信信号には可
聴音信号、制御信号等が含まれている。
【0021】変調器314は、オ―ディオ/制御部33
0から出力される可聴音信号、制御信号等の変調を行っ
て送信信号とする。
【0022】パワ―アンプ316は、変調器314から
出力される送信信号を増幅する。
【0023】送受共用器318は、無線回線600、ア
ンテナ200を介して入力される受信信号を復調器31
2に送出するとともに、変調器314、パワ―アンプ3
16を介して入力される送信信号をアンテナ200に送
出する。
【0024】シンセサイザ320は、チャネル選択用局
部発振器であり、復調器312で復調すべき周波数およ
び変調器314で変調すべき周波数を指定する。 オ―
ディオ/制御部330は、CPU331、発振器/分周
器332、アドレスデコ―ダ333、ROM334、R
AM335、無線部制御部336、オ―ディオ部33
7、制御信号処理部338、オ―ディオ部制御部33
9、ディジタルインタフェ―ス340、電源部制御部3
41、割込コントロ―ラ342から構成される。なお、
図中符号343はたとえば 8ビットのデ―タバス、34
4はアドレスバス、345はコントロ―ルバスである。
【0025】CPU331は、このオ―ディオ/制御部
330全体の統括的制御を行う。
【0026】発振器/分周器332は、CPU331に
クロックを供給するとともに、このクロックを分周しタ
イミング信号として各部に供給する。
【0027】アドレスデコ―ダ333は、CPU331
からの命令信号に応じて各部に所定の動作信号を出力す
る。
【0028】ROM334は、CPU331の動作に必
要な各種プログラムを記憶する。
【0029】RAM335は、CPU331の処理時に
各種デ―タを記憶する。
【0030】無線部制御部336は、CPU331の命
令に基づいて無線部310の制御を行う。たとえば、無
線部制御部336はシンセサイザ320が指定すべき周
波数、パワ―アンプ316が増幅すべき増幅率、変調器
314が変調すべき変調度等を指示するとともに、誤動
作防止対策としてシンセサイザ320から出力される同
期外れ信号、パワ―アンプ316から出力される出力検
出信号等を入力しこれをCPU331に伝える。
【0031】オ―ディオ部337は、復調器312で復
調された受信信号のうち制御信号を制御信号処理部33
8に、可聴音信号を音声ダイヤル部350および電話機
400に送出し、制御信号処理部338から出力される
制御信号ならびに電話機400および音声ダイヤル部3
50から出力される可聴音信号を変調器314に送出す
る。また、音声合成部352から出力される可聴音信号
を電話機400に送出する。なお、オ―ディオ部337
は、制御信号処理部338に送出する制御信号のフィル
タリングおよび波形整形ならびに変調器314に送出す
べき制御信号のフィルタリングの機能をも有している。
【0032】制御信号処理部338は、オ―ディオ部3
37から出力される制御信号とのビット同期およびフレ
―ム同期をとり、シリアル信号である制御信号に含まれ
ている基地局からの制御デ―タをパラレル信号として取
り込み、一方基地局に送出すべきパラレル信号としての
制御デ―タをシリアル信号である制御信号としてオ―デ
ィオ部337に送出する。
【0033】オ―ディオ部制御部339は、オ―ディオ
部337の各種制御を行う。たとえば、オ―ディオ部制
御部339は、受信信号をオ―ディオ部337から制御
信号処理部338、音声ダイヤル部350あるいは電話
機400のいずれかに送出する切換え制御、制御信号処
理部338、音声ダイヤル部350あるいは電話機40
0から出力される送信信号のうちいずれかをオ―ディオ
部337に取り込む切換え制御を行う。
【0034】ディジタルインタフェ―ス340は、この
無線機300と電話機400との間のインタフェ―スを
とる。
【0035】電源部制御部341は、電源部390の制
御を行う。たとえば、電源部制御部341は、電源部3
90にバッテリ(図示省略)から供給される電圧を所定
の電圧に設定させて各部に供給させる制御を行う。
【0036】割込コントロ―ラ342は、各部からの割
込指令を受けてCPU331に割込をかける。
【0037】電話機本体400aは、増幅器413、4
14、ハンズフリ―回路415、スイッチ416、41
7、ハンズフリ―マイク494、スピ―カ492、フッ
クスイッチ472、オン/オフスイッチ474からその
主要部が構成される。
【0038】増幅器413は、無線機300のオ―ディ
オ部337から送出される音声信号を増幅しスピ―カ4
92から出力する。
【0039】増幅器414は、ハンズフリ―マイク49
4により入力された音声信号を増幅しオ―ディオ部33
7に送出する。
【0040】ハンズフリ―回路415は、ハンズフリ―
マイク494により入力された音声信号(送話音声)と
スピ―カ492から出力された音声信号(受話音声との
音響的結合によるハウリングを防止する。
【0041】スイッチ416は、オ―ディオ部337か
ら送出される音声信号をスピ―カ492から出力させる
か否かの切換えを行う。
【0042】スイッチ417は、ハンズフリ―マイク4
94からの音声信号をオ―ディオ部337に送出するか
否かの切換えを行う。なお、これらスイッチ416、4
17の切換えは、無線機300のオ―ディオ/制御部3
30から送出される制御信号に基づいて行われる。
【0043】フックスイッチ472は、ハンドセット4
00bのオンフックまたはオフフックを検出する。この
検出された信号は、無線機300のディジタルインタフ
ェ―ス340に送出される。
【0044】オン/オフスイッチ474は、この自動車
電話装置100全体のオン/オフの切換えを行うもので
あり、この切換え信号は、無線機300の電源部390
に送出される。
【0045】ハンドセット400bは、制御部418、
増幅器419a、419c、スイッチ423、424、
液晶表示器452、LCDドライバ454、複数のキ―
パッドからなるキ―部430、ハンドセットマイク49
6、ハンドセットレシ―バ498から構成される。
【0046】制御部418は、無線機300のオ―ディ
オ/制御部330から送出される制御信号に基づいてこ
のハンドセット400b全体の統括的制御を行うととも
に、キ―部430から入力される制御信号等を無線機3
00のオ―ディオ/制御部330に送出する。
【0047】増幅器419aは、オ―ディオ部337か
ら送出された音声信号を増幅しハンドセットレシ―バ4
98から出力する。
【0048】増幅器419cは、ハンドセットマイク4
96から入力される音声信号を増幅しオ―ディオ部33
7に送出する。
【0049】スイッチ423は、オ―ディオ部337か
らの音声信号をハンドセットレシ―バ498から出力さ
せるか否かの切換えを行う。
【0050】スイッチ424は、ハンドセットマイク4
96からの音声信号をオ―ディオ部337に送出するか
否かの切換えを行う。なお、これらスイッチ423、4
24の切換えは制御部418の制御により行われる。
【0051】液晶表示器452は、数桁の数字表示部と
各機能の表示部等からなる。
【0052】LCDドライバ454は、制御部418の
制御に基づいて液晶表示器452を駆動し所定の表示を
行わせる。
【0053】キ―部430は、「0」〜「9」の数字キ
―、「*」、「#」、「SND」、「STO」、「EN
D」、「RCL」、「FNC」、「CLR」、「EM
R」、「MUTE」、「TONE」の機能キ―等のキ―
パッドからなり、キ―パッドが押下されるとこれが制御
部418で認識される。
【0054】次にこのような構成を有する自動車電話装
置100の動作をフロ―チャ―トに基づいて詳細に説明
する。
【0055】まず、この自動車装置100の発呼の動作
を説明する。
【0056】第2図は発呼の動作を示すフロ―チャ―ト
である。
【0057】キ―部430から入力あるいは音声ダイヤ
ルにより発呼要求があると、まず局を呼出し中であるこ
とを報知する報知音がCPU331で発生されオ―ディ
オ部337を経由してスピ―カ492から出力される
(ステップ 201)。これは、たとえば相手先を呼出し中
に局側から送出されるリングバックト―ンと同様のもの
が発生される。
【0058】次いで、発呼受付け時間を計数するタイマ
―がセットされる(ステップ 202)。そのセット時間は
たとえば12秒とされている。
【0059】この後、無線部におけるオ―ディオ/制御
部は、復調器で各所定の制御チャネルをスキャンさせる
(ステップ 203)ことで受信電界強度を得る。
【0060】そして、これら制御チャネルのうち最も電
界強度の強い制御チャネルを受信する状態となる。な
お、この際、制御チャネルのうち次に電界強度の強い制
御チャネルの情報も得られている。
【0061】次に、ユ―ザが発呼の意思があるか否かが
確認される(ステップ 204)。これはユ―ザがキ―部4
30により発呼したい相手先の電話番号を設定した後、
「SND」キ―を押下することにより状態遷移する発呼
フラグが「1」であれば、発呼の意思ありと判断され、
「SND」のキ―を押下したのち「END」キ―を押下
することにより発呼フラグが「0」となれば発呼の意思
なしと判断される。なお、ユ―ザが発呼の意思がないと
きは、報知音が停止され(ステップ 205)、再び各部の
イニシャライズが行われる。
【0062】この後、制御信号処理部が受信している制
御チャネルとのビット同期およびフレ―ム同期をとり、
この制御チャネルからシステム情報を得る(ステップ 2
06)。なおワ―ド同期がとれない場合には、次に電界強
度の強い制御チャネルによって同様の事が行われる(ス
テップ 207)。この場合においてワ―ド同期がとれない
場合には、報知音が停止され(ステップ 205)、再び各
部のイニシャライズが行われる。
【0063】また、この時点で再度ユ―ザが発呼の意思
があるか否かが確認される(ステップ 208)。これは上
述した場合と同様に発呼フラグが「1」であれば発呼の
意思ありと判断され、発呼フラグが「0」であれば発呼
の意思なしと判断される。なお、ユ―ザが発呼の意思な
しと判断された場合は、報知音が停止され(ステップ20
5)、再び各部のイニシャライズが行われる。
【0064】しかる後、この自動車電話装置100は、
上述したシステム情報に基づいて所定の発信制御チャネ
ルをつかむ(ステップ 209)。なお、この発信制御チャ
ネルの捕捉により発呼信号送出可能フラグが「0」から
「1」に状態遷移する。また、発信制御チャネルをつか
むことができない場合には、報知音が停止され(ステッ
プ 205)、再び各部のイニシャライズが行われる。ま
た、発信制御チャネルをつかむことが遅延した場合には
(ステップ 210)、再び発呼の意思の確認が行われる
(ステップ 208)。
【0065】そして、ユ―ザの発呼の意思ありと判断さ
れ(発呼フラグが「1」であり)かつ発信制御チャネル
が捕捉されると(発呼信号送出可能フラグが「1」であ
れば)、この発信制御チャネルでユ―ザが設定した相手
先の電話番号情報を少なくとも含む発呼信号を送出する
(ステップ 211)。
【0066】この後、基地局からの制御チャネルのシス
テム情報に含まれている発呼に対する応答信号を受信し
(ステップ 212)発呼信号が送出されたことを認識す
る。なお、基地局側では発呼信号に含まれている電話番
号情報に基づき、相手先との回線接続を行う。
【0067】そして、基地局からの制御チャネルのシス
テム情報により指定された通話チャネル(ステップ 21
3)で通話状態となる。なお、通話チャネルを得ること
ができないときは、報知音が停止され(ステップ 20
5)、再び各部のイニシャライズが行われる。
【0068】こうして通話チャネルが得られた後、報知
音が停止される(ステップ 214)。なお、この報知音の
停止は、相手先がオフフックして通話が開始される際に
行うようにしてもよい。
【0069】また、報知音には、上述したようなリング
バックト―ンを合成して出力する以外にもDTMF音や
音声合成による合成音声メッセ―ジなどを用いてもよ
い。
【0070】次に通話が終了されるときの動作について
説明する。
【0071】第3図は終話時の動作を詳細に示す図であ
る。
【0072】すなわち、ユ―ザにより終話操作が行われ
たかが確認される(ステップ 301)。これはキ―部43
0の「END」キ―が押下されたならばユ―ザにより終
話されたものと判断する。この後、所定の終話処理が行
われ(ステップ 302)、続いて、ユ―ザにより終話され
たことが報知される(ステップ 303)。たとえば「終話
しました。」といったような合成音声メッセ―ジが音声
合成部352で合成され、オ―ディオ部337を介して
スピ―カ492から出力される。
【0073】また、ユ―ザにより終話操作が行われない
ならば、相手先が終話を行おうとしていないかを確認す
る(ステップ 304)。これは相手先から終話要求信号が
おくられてきたかどうかが確認される。そして、終話要
求信号が受信されたならば、所定の終話処理が行われ
(ステップ 305)、続いて、相手先から終話されたこと
が報知される(ステップ 306)。たとえば「終話されま
した。」といったような合成音声メッセ―ジが音声合成
部352で合成され、オ―ディオ部337を介してスピ
―カ492から出力される。
【0074】また、相手先が終話を行っていないなら
ば、SAT(監視ト―ン)の状態が確認され(ステップ
307)、所定時間SATが検出されない場合には、所定
の終話処理を行う(ステップ 308)。すなわち、SAT
は基地局が移動局の動作を監視するために基地局から送
信される音声信号に付加されているト―ン信号である。
そして、自動車電話装置100内ではオ―ディオ部33
7において受信信号中からSATが検出される。このS
ATがたとえば 5秒間に渡って検出されなかったとき、
フェ―ジング等により通話を維持するのが困難な状況で
あるとして、終話処理される。
【0075】この後、回線状態の悪化により終話された
ことを報知する(ステップ 309)。たとえば「接続を切
断しました。」といったような合成音声メッセ―ジが音
声合成部352で合成され、オ―ディオ部337を介し
てスピ―カ492から出力される。
【0076】また、SATに問題がなければ、再びユ―
ザによる終話操作の確認が行われる(ステップ 301)。
【0077】このように本実施形態では、発呼時および
終話時に所定の報知音や合成音声メッセ―ジが出力され
るので、ユ―ザは通話状態の遷移を知ることができる。
【0078】なお、終話処理(ステップ 302、 305、 3
08)に先立って終話報知(ステップ303、 306、 309)
が行われてもよい。
【0079】また、報知手段として音声合成以外にもD
TMF音などを利用してもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線電話装
置では、発呼時または終話時に報知音で報知を行うの
で、ユ―ザが通話状態を容易に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動車電話装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】この自動車電話装置における発呼の動作を示す
フロ―チャ―トである。
【図3】この自動車電話装置における終話の動作を示す
フロ―チャ―トである。
【符号の説明】
337…オ―ディオ部 352…音声合成部 430…キ―部 492…スピ―カ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の終話か回線状態の悪化による終話
    かを判別する手段と、 少なくとも通常の終話の場合に所定の報知音を出力する
    手段とを具備することを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】 使用者による終話か通話相手先による終
    話通常の終話か回線状態の悪化による終話かを判別する
    手段と、 前記各終話に応じてそれぞれ異なる報知音を出力する手
    段とを具備することを特徴とする無線電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の無線電話装置に
    あって、 前記回線状態の悪化による終話を基地局から送信される
    音声信号に付加されているトーン信号に基づき判別する
    ことを特徴とする無線電話装置。
  4. 【請求項4】 通話中に基地局により送信される音声信
    号に付加されるトーン信号を検出する検出手段と、 この検出手段により所定時間前記トーン信号を検出しな
    い場合に所定の報知音を出力すると共に終話処理を行う
    処理手段とを具備することを特徴とする無線電話装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003125461A (ja) * 2001-08-06 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ハンズフリー通話システムおよびハンズフリー通話システムにおける中継装置
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