JPH0631012B2 - 自動車のフルホイ−ルカバ− - Google Patents

自動車のフルホイ−ルカバ−

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JPH0631012B2
JPH0631012B2 JP59155457A JP15545784A JPH0631012B2 JP H0631012 B2 JPH0631012 B2 JP H0631012B2 JP 59155457 A JP59155457 A JP 59155457A JP 15545784 A JP15545784 A JP 15545784A JP H0631012 B2 JPH0631012 B2 JP H0631012B2
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仲穂 沼田
光男 青木
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/16Mud-guards or wings; Wheel cover panels
    • B62D25/18Parts or details thereof, e.g. mudguard flaps
    • B62D25/182Movable mudguards, or mudguards comprising movable or detachable parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はタイヤを保護し、雨水、泥等の跳ね上りを防止
し、自動車の空力特性を向上し、さらに見栄えをよくす
るために、車輪の外側に設けられる自動車のフルホイー
ルカバーの改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の自動車のフルホイールカバーを第14図により説
明すると、(1)(1)が車体外板、(2)が可撓性材製カバー
で、同可撓性材製カバー(2)は、タイヤを保護し、雨
水、泥等の跳ね上りを防止し、自動車の空力特性を向上
し、さらに見栄え(外観)をよくするために、上記車体
外板(1)(1)に取付けられて、同車体外板(1)(1)の間で連
続面を形成している。また(3)がタイヤカバー、(4)が車
輪で、直進時には、タイヤカバー(3)が可撓材性カバー
(2)から離れているが、操舵時には、タイヤカバー(3)が
可撓性カバー(2)に接し、これを押して、同可撓性カバ
ー(2)を撓ませるようになつている。
(発明が解決しようとする課題) 前記自動車のフルホイールカバーでは、操舵時に、タイ
ヤカバー(3)が可撓性カバー(2)を押して、同可撓性カバ
ー(2)を撓ませるので、可撓性カバー(2)を早期に損耗さ
せるという問題があつた。
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その
目的とする処は、特に高速道路においてステアリングハ
ンドルをあまり操舵しない高速走行時に空力特性を著し
く向上できる。また雨水や泥の跳ね上げ等から確実にタ
イヤを確実に保護ができる。また作業性を向上できる。
さらにレイアウト上、何ら支障を来さない自動車のフル
ホイールカバーを提供しようとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の自動車のフルホ
イールカバーは、ステアリングハンドルが中立状態のと
きに車体外板に連続して略同一面を形成するようタイヤ
の外側を覆うカバー本体と、一端が車体側フレームに連
結され他端が上記カバー本体の側端に連結され、上記カ
バー本体の前後両側端に配設されるリンク機構と、上記
カバー本体の前後両側端に配設され同カバー本体を車体
内方へ付勢するばね部材と、上記タイヤの上部外周に沿
って略半円弧状に形成され上記カバー本体に対してある
所定の間隔をおいて配置されると共に、同タイヤの上方
に位置するアッパフレームに回転自在に取り付けられる
押圧部材と、上記ステアリングハンドルの操舵に伴い車
幅方向に変位し上記タイヤの向きを変えるステアリング
部材と、一端がプルロッドを介して上記ステアリング部
材に取り付けられ他端が上記押圧部材の車体後方側に取
り付けられている第1のワイヤと、両側が車体両側に配
設される上記カバー本体の車体前方側に連結される第2
のワイヤとを具備し、上記ステアリングハンドルを操舵
した際、上記ステアリング部材が車幅方向に変位するの
に伴い上記第1のワイヤを介して上記押圧部材を回動さ
せ、同押圧部材の一端が同カバー本体を押圧することで
同カバー本体を上記タイヤの変位に連動するよう回動さ
せたことを特徴としている。
(作用) 本発明の自動車のフルホイールカバーは前記のように構
成されており、(1)ステアリングハンドルを操舵しな
い場合、タイヤの外側は車体外板に略同一面を形成する
カバー本体により覆われているため、タイヤと車体外板
との隙間が極めて少なくなるので、特に高速道路におい
てステアリングハンドルをあまり操舵しない高速走行時
に空力特性が著しく向上する。(2)またステアリング
ハンドルを操舵した場合には、ステアリング部材が車幅
方向に変位してタイヤの向きが変わり、このとき、ステ
アリング部材と押圧部材とは第1のワイヤを介して連結
されているため、ステアリング部材が車幅方向へ変位し
た量だけ押圧部材の後方が第1ワイヤにより引っ張られ
ることとなり、押圧部材はタイヤの向きと同じ方向に回
動する。そして押圧部材の一端はカバー本体を車体内方
に付勢するばね部材の付勢力を抗してカバー本体を押圧
し、その際、カバー本体は、押圧部材により押圧される
側のリンク機構が伸びることで、タイヤの変位する向き
と同じ向きに回動される。また第1のワイヤにより引っ
張られない他方の押圧部材は、第2のワイヤにより車体
両側に位置する互いの押圧部材の前方が連結されている
ので、一方の押圧部材の回動に連動して他方の押圧部材
も同様に回動して、他方のカバー本体もタイヤの変位す
る向きに回動する。そのため、ステアリングハンドルを
操舵する場合においても、タイヤの外側を覆うことにな
って、雨水や泥の跳ね上げ等からタイヤが確実に保護さ
れる。(3)また第2のワイヤにより押圧部材が連結さ
れているため、左右の押圧部材が均一に回動して左右の
カバー本体を押圧するので、カバー本体を装着した際
に、カバー本体の回動する量を左右別々に調整する必要
がなくなって、作業性が向上する。(4)さらにカバー
本体を回動させるための押圧部材が、タイヤの上部外周
に沿って略半円弧状に形成、配置されているので、タイ
ヤとアッパフレームとの空間が有効に利用されて、レイ
アウト上に何らの支障もない。
(実施例) 次に本発明の自動車のフルホイールカバーを第1図乃至
第12図に示す実施例により説明すると、第1図の(10)
が車体外板、第1,2図の(11)が鋼板、繊維強化合成樹
脂、硬質ウレタン等の材料により作られたカバー本体、
第10,11,12図の(17)が上記車体外板(10)の内側
に位置するボデイフレーム、(12)が前側のボデイフレー
ム(17)に固定されたボデイ側ブラケツト、(14)が同ボデ
イ側ブラケツト(12)にピン(13)を介して枢着されたリン
ク、(15)が同リンク(14)の他端部にピン(図示せず)を
介して枢着されたリンク、(16)が上記カバー本体(11)の
内側面に固定されたカバー本体側ブラケツトで、上記リ
ンク(15)の他端部が同カバー本体側ブラケツト(16)の前
端部にピン(図示せず)を介して枢着されている。また
第10,11,12図の(22)が後側のボデイフレーム(1
7)に固定されたボデイ側ブラケツト、(24)が同ボデイ側
ブラケツト(22)にピン(13′)を介して枢着されたリン
ク、(25)が同リンク(24)の他端部にピン(図示せず)を
介して枢着されたリンクで、同リンク(25)の他端部が上
記カバー本体側ブラケツト(16)の後端部にピン(図示せ
ず)を介して枢着されている。また第5図の(26)が上記
ボデイ側ブラケツト(12)に設けられたストツパ、(20)が
上記前側のフレームボデイ(17)と上記カバー本体側ブラ
ケツト(16)の前端部との間に懸装された圧縮バネで、カ
バー本体(11)及びカバー本体側ブラケツト(16)の前端部
が同圧縮バネ(20)によりボデイフレーム(17)の方向へ付
勢され、リンク(15)(14)が折たたまれ、リンク(14)がス
トツパ(26)に当接して、カバー本体(11)の前端部側が車
体外板(10)に連続して、同一面を形成するようになつて
いる(第10,11図参照)。また上記後側のフレーム
ボデイ(17)と上記カバー本体側ブラケツト(16)の後端部
との間にも、圧縮バネ(20)と同じ圧縮バネが介装されて
おり、カバー本体(11)及びカバー本体側ブラケツト(16)
の後端部が同圧縮バネによりボデイフレーム(17)の方向
へ付勢され、リンク(24)(25)が折たたまれ、リンク(24)
がブラケツト(22)のストツパに当接して、カバー本体(1
1)の後端部が車体外板(10)に連続して、同一面を形成す
るようになつている(第10,12図参照)。また上記
圧縮バネ(20)に抗してカバー本体(11)及びカバー本体側
ブラケツト(16)の前端部側を外側へ押すと、カバー本体
(11)及びカバー本体側ブラケツト(16)が後側のピン(1
3′)を中心に外側方へ回動するように(第12図参
照)、上記後側の圧縮バネに抗してカバー本体(11)及び
カバー本体側ブラケツト(16)の後端部側を外側へ押す
と、カバー本体(11)及びカバー本体側ブラケツト(16)が
前側のピン(13)を中心に外側方へ回動するように(第1
1図参照)、なつている。なお第6図(I)(II)は、上記
ストツパ(26)に相当するストツパ(27)をボデイフレーム
(17)に設ける一方、上記圧縮バネ(20)に相当する螺旋状
バネ(21)をリンク(14)とブラケツト(12)との間に介装し
た他の実施例を示している。また第7図の(28)が前側の
ボデイ側ブラケツト(12)及びリンク(14)と後側のボデイ
側ブラケツト(22)及びリンク(24)とに対応する部分を切
欠いた弾性材製シール部材で、上記カバー本体(11)の内
側端面に取付けられており、カバー本体(11)が第11図
または第12図の状態に回動したときに、カバー本体(1
1)とボデイ外板(10)との間を閉じるようになつている。
次に上記カバー本体(11)をステアリングハンドルの操舵
角に応じて移動させるカバー本体用作動装置を第3,
4,8図により具体的に説明する。(31)が上記カバー本
体(11)の内側に位置する半円状のパイプ部材(押圧部
材)(32)が同パイプ部材(31)の中央部に設けた垂直軸
で、同パイプ部材(31)が同垂直軸(32)を介してアツパフ
レーム(33)に左右方向への回動を可能に取付けられてい
る。また第4,8図の(34)が上記パイプ部材(31)の両端
部に取付けた1対のローラで、同各ローラ(34)は、カバ
ー本体(11)の内側のブラケツト(16)に対向し、同カバー
本体(11)及びブラケツト(16)が中立位置(B)にあるとき
には、同ブラケツト(16)との間に20mm程度の隙間(S)
が形成されている。なおこのように隙間(S)を設けたの
は、高速走行時、ハンドル角で70゜程度まではカバー
本体(11)を動かさないようにするためである。上記パイ
プ部材(31)と同様に構成されたパイプ部材(44)が反対側
(矢印(F)が前側で、パイプ部材(44)が左側)にも設け
られ、左右のパイプ部材(31)(34)がプルワイヤ(45)を介
して連結されている。なおこのプルワイヤ(45)は、ブラ
ケツト(43)を介して車体側に取付けられたパイプ(37)の
中を通つている。また(39)がステアリングリンケージ
(ステアリング部材)で、同ステアリングリンケージ(3
9)は、ステアリングハンドルを右に切ると左方へ移動
し、ステアリングハンドルを左に切ると右方へ移動す
る。また(40)(40)がボールジョイント(41)(41)を介して
連結された左右のタイロツド(ステアリング部材)、(4
2)(42)が上記各ボールジヨイント(40)に取付けられたブ
ラケツト、(35)(35)がプルワイヤ(第1、第2のワイ
ヤ)、(38)(38)が同各プルワイヤ(35)の一端に取付けら
れたプルロツドで、同各プルロツド(38)の他端が調節用
ナツト(46)(46)を介して上記各ボールジヨイント(41)に
取付けられている。また上記プルワイヤ(35)(35)のう
ち、一方のプルワイヤ(35)の他端が右側のパイプ部材(3
1)に、他方のプルワイヤ(35)の他端が左側のパイプ部材
(44)に、それぞれ取付けられ、これらのプルワイヤ(35)
(35)も、車体側に取付けられたパイプ(37)の中を通つて
いる。(47)はギヤボツクスである。なおカバー本体(11)
は、走行時に気流が剥離しない程度に外側へふくらませ
てもよい。
次に前記自動車のフルホイールカバーの作用を具体的に
説明する。ステアリングハンドルを右に切ると、ステア
リングリンケージ(39)が左方へ移動し、その動きが左側
のボールジヨイント(41)ブラケツト(42)プルロツド(38)
プルワイヤ(35)を介し右側のパイプ部材(31)に伝えら
れ、同パイ部材(31)が垂直軸(32)を中心に中立位置から
(c)方向に回動して、前側のローラ(34)が右側のカバー
本体(11)(ブラケツト(16))の前側を押す。また上記パ
イプ部材(31)の動きがプルワイヤ(45)を介し左側のパイ
プ部材(44)に伝えられ、同パイプ部材(44)が垂直軸(32)
を中心に中立位置からパイプ部材(31)と同方向に回動し
て、後側のローラ(図示せず)が左側のカバー本体の後
側を押す。そのため、右側のカバー本体(11)が後側のピ
ン(13′)を中心に外側方へ(第12図の位置へ)、左側
のカバー本体(11)が前側のピン(13)を中心に外側方へ
(第11図の位置へ)、車輪(23)の動きに追従して回動
する。またステアリングハンドルを左に切ると、上記各
部が反対方向に移動、回動する。なお第9図(I)は、直
進時のカバー本体(11)の状態を、第9図(II)は、高速操
舵時のカボー本体(11)の状態を、第9図(III)は、フル
操舵時のカバー本体(11)の状態を、それぞれ示してい
る。
第13図は前記パイプ部材(31)(44)を省略した他の実施
例を示している。即ち、同第13図において、(10)(11)
(23)(34)(37)(39)(40)(41)(42)(43)(47)が前記と同一の
部分、(35′)(35′)がステアリングリンケージ(39)の左
右両端部にボールジヨイント(41)とブラケツト(42)とを
介して取付けた押し引き可能なワイヤ、(49)が同各ワイ
ヤ(35′)(35′)の両端部に取付けた合計4個のプツシユ
プルロツドで、同各プツシユプルロツド(49)がローラ(3
4)を有して、右側2個のローラ(34)が右側のカバー本体
(11)(ブラケツト(16))の前後部内面に、左側2個のロ
ーラ(34)が左側のカバー本体(ブラケツト(16))の前後
部内面に、それぞれ対向しており、ステアリングハンド
ルを右に切ると、ステアリングリンケージ(39)が左方へ
移動し、その動きがワイヤ(35′)(35′)と各プツシユプ
ルロツド(49)と各ローラ(34)とを介し左右のカバー本体
(11)に伝えられて、右側のカバー本体(11)の前側、及び
左側のカバー本体(11)の後側が外側に押され、右側のカ
バー本体(11)が後端部のピン(13)を中心に外側方へ、左
側のカバー本体(11)が前端部のピン(13′)を中心に外側
方へ、それぞれ回動して、車輪(23)の動きに追従する。
またステアリングハンドルを左に切ると、ステアリング
リンケージ(39)が右方へ移動して、上記各部が反対方向
に移動、回動する。
(発明の効果) 本発明の自動車のフルホイールカバーは前記のようにス
テアリングハンドルを操舵しない場合、タイヤの外側は
車体外板に略同一面を形成するカバー本体により覆われ
ているため、タイヤと車体外板との隙間が極めて少なく
なるので、特に高速道路においてステアリングハンドル
をあまり操舵しない高速走行時に空力特性を著しく向上
できる。
またステアリングハンドルを操舵した場合には、ステア
リング部材が車幅方向に変位してタイヤの向きが変わ
り、このとき、ステアリング部材と押圧部材とは第1の
ワイヤを介して連結されているため、ステアリング部材
が車幅方向へ変位した量だけ押圧部材の後方が第1ワイ
ヤにより引っ張られることとなり、押圧部材はタイヤの
向きと同じ方向に回動する。そして押圧部材の一端はカ
バー本体を車体内方に付勢するばね部材の付勢力を抗し
てカバー本体を押圧し、その際、カバー本体は、押圧部
材により押圧される側のリンク機構が伸びることで、タ
イヤの変位する向きと同じ向きに回動される。また第1
のワイヤにより引っ張られない他方の押圧部材は、第2
のワイヤにより車体両側に位置する互いの押圧部材の前
方が連結されているので、一方の押圧部材の回動に連動
して他方の押圧部材も同様に回動して、他方のカバー本
体もタイヤの変位する向きに回動する。そのため、ステ
アリングハンドルを操舵する場合においても、タイヤの
外側を覆うことになって、雨水や泥の跳ね上げ等からタ
イヤを確実に保護できる。
また第2のワイヤにより押圧部材が連結されているた
め、左右の押圧部材が均一に回動して左右のカバー本体
を押圧するので、カバー本体を装着した際に、カバー本
体の回動する量を左右別々に調整する必要がなくなっ
て、作業性を向上できる。
さらにカバー本体を回動させるための押圧部材が、タイ
ヤの上部外周に沿って略半円弧状に形成、配置されてい
るので、タイヤとアッパフレームとの空間が有効に利用
されて、レイアウト上、何ら支障を来さない。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車のフルホイールカバーの一
実施例を示す側面図、第2図はカバー本体部分の分解斜
視図、第3図は第8図の矢印III方向からみた作動装置
の背面図、第4図はその側面図、第5図はカバー本体の
前部を示す平面図、第6図(I)は同部分の他の実施例を
示す平面図、第6図(II)はその斜視図、第7図はカバー
本体部分の斜視図、第8図は作動装置の詳細を示す平面
図、第9図(I)(II)(III)はカバー本体の直進時、高速操
舵時、及びフル操舵時を示す斜視図、第10,11,1
2図は第1図の矢視X−X線に沿う作用説明図、第13
図は作動装置の他の実施例を示す平面図、第14図は従
来の自動車のホイールカバーを示す平面図である。 (10)……車体外板、(11)……カバー本体、(14)……リン
ク、(17)……車体側フレーム、(31)……押圧部材(パイ
プ部材)、(35)(35)……第1、第2ワイヤ、(39)……ス
テアリング部材(ステアリングリンケージ)、(40)……
ステアリング部材(タイロツド)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングハンドルが中立状態のときに
    車体外板に連続して略同一面を形成するようタイヤの外
    側を覆うカバー本体と、一端が車体側フレームに連結さ
    れ他端が上記カバー本体の側端に連結され、上記カバー
    本体の前後両側端に配設されるリンク機構と、上記カバ
    ー本体の前後両側端に配設され同カバー本体を車体内方
    へ付勢するばね部材と、上記タイヤの上部外周に沿って
    略半円弧状に形成され上記カバー本体に対してある所定
    の間隔をおいて配置されると共に、同タイヤの上方に位
    置するアッパフレームに回転自在に取り付けられる押圧
    部材と、上記ステアリングハンドルの操舵に伴い車幅方
    向に変位し上記タイヤの向きを変えるステアリング部材
    と、一端がプルロッドを介して上記ステアリング部材に
    取り付けられ他端が上記押圧部材の車体後方側に取り付
    けられている第1のワイヤと、両側が車体両側に配設さ
    れる上記カバー本体の車体前方側に連結される第2のワ
    イヤとを具備し、上記ステアリングハンドルを操舵した
    際、上記ステアリング部材が車幅方向に変位するのに伴
    い上記第1のワイヤを介して上記押圧部材を回動させ、
    同押圧部材の一端が同カバー本体を押圧することで同カ
    バー本体を上記タイヤの変位に連動するよう回動させた
    ことを特徴とする自動車のフルホイールカバー。
JP59155457A 1984-07-27 1984-07-27 自動車のフルホイ−ルカバ− Expired - Lifetime JPH0631012B2 (ja)

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