JPH0630723U - 電気式計器構造 - Google Patents

電気式計器構造

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Publication number
JPH0630723U
JPH0630723U JP7366792U JP7366792U JPH0630723U JP H0630723 U JPH0630723 U JP H0630723U JP 7366792 U JP7366792 U JP 7366792U JP 7366792 U JP7366792 U JP 7366792U JP H0630723 U JPH0630723 U JP H0630723U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
fixing
rotating shaft
peripheral portion
inner peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP7366792U
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English (en)
Inventor
浩一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP7366792U priority Critical patent/JPH0630723U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電気式計器のケース2,3において、環状の
ステータの外周部4a,7aとケース2,3の内周部2
a,3aとで位置決め固定を行い、さらにロータ13を備
えた回転軸10で支える軸受部11,12を設け、さらに回転
軸10を帰零するためのヒゲ全舞の固定部17を設け、さら
にケース2に文字板18を固定する取付凸部20を設けた。 【効果】 ステッピングモータの理想的な作動が得ら
れ、さらにケースに一体に形成したことで、部品点数の
削減と組付け工数の削減が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気式速度計,タコメータ等にステッピングモータを用いた電気式 計器構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、速度計,タコメータ等の車両用の計器の駆動装置として小型のステッピ ングモータが使用されつつあり、たとえば特公平4−4551号公報で開示され ている。この計器におけるステッピングモータは互いに整合して対向配設された 2つのハウジングの間に嵌合装着されたステータと、前記ハウジングと前記ステ ータとの間に装着された励磁コイル及び前記ハウジング、ステータ内に僅かな空 隙で遊嵌され且つ回転軸が前記ハウジングの各軸受装置に軸支されたロータ等に より構成されている。
【0003】 また前記回転軸の駆動側端部には所定の間隔で2つのストッパカラーが圧入嵌 挿され、前記ストッパカラーとの間にはウオームギアが前記回転軸に回転自在に 遊嵌されている。そして前記ステッピングモータを本体枠にボルトで固着し、前 記本体枠の軸受装置に指針の指針軸の一端部及びヘリカルギヤを互いに回転自在 に装着し、緩衝用の渦巻きばねの一端部を前記指針軸に圧入嵌合したストッパに 固着し、他端部を前記ヘリカルギヤの端面に突設した突起部に固着し、前記指針 軸と前記ヘリカルギヤとを前記緩衝用の渦巻きばねを介して係合している。次い で保持板の孔、パネルの孔に前記指針軸の端部を挿通し、前記保持板に前記パネ ルとハウジングとをボルトで螺着すると共に、前記指針軸の端部に指針を固着し 、前記ヘリカルギヤとウオームギヤとを接続させて電気式速度計を構成している 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の電気式速度計のステッピングモータにおいて、ステータ とロータとをハウジングに組みつける時に寸法誤差または、組立精度の低さなど が原因で、環状のステータと、このステータの同心円の中心点にロータを備えた 回転軸にズレが生じてしまい、磁性を備えたステータと磁性を備えたロータとが 、ズレが生じたことによってステータとロータとで、磁力の強く働く位置に移動 ・安定しやすくなり、ステッピングモータが製作者の意図した作動をおこなわな いことがあった。さらに、ウオームギヤとヘリカルギヤとをラジアル方向に接続 することにより、本体枠などの部品点数が増え、コストアップや組み付け作業時 の工数の増加の原因ともなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、従来の問題点を解決するために、ステッピングモータを用い て指針を駆動させる電気式計器において、環状のステータと環状の励磁コイルと を筒状ケースに収納しケースの内周部と環状のステータの外周部とで位置決め固 定を行うとともに、前記ケースにはロータを備えた回転軸を支える軸受部を設け 、さらに前記回転軸を戻すために回転軸にその一端を固定したヒゲ全舞の他端を 固定するヒゲ全舞固定部を設け、前記回転軸に固定される前記指針が表示を行う ための文字板を取りつけ固定する取付凸部を設け、さらに前記ケースの内周部と 軸受部との間に環状のステータをケースの内周部と狭着固定する立上り壁部を設 けたものである。
【0006】
【作用】
前記構成により、環状のステータと円柱状のロータとの間隔が適正となりステ ップモータが最適の作動を行うことが可能となり、さらにケースに一体に形成し たことにより、部品点数を削減することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案について、図1,2に基づき説明する。図1は本考案の断面図、 図2は他の実施例の断面図である。
【0008】 ステッピングモータ1は、上下に分割可能なケース2,3との間に嵌合装着さ れるステータ4,5,6,7と、このステータ4,5と6,7とに嵌合保持され る励磁コイル8,9と、及びケース2,3とステータ4,5,6,7内に少許空 隙で遊嵌され且つ回転軸10がケース2,3の各々に一体に形成された軸受部11, 12に軸支されたロータ13により構成されている。
【0009】 このステッピングモータ1は、ケース2とステータ4,5とは、ケース2の内 周部2aとステータ4の外周部4aとで嵌合することで位置決めが行われる。さ らにケース3とステータ6,7とはケース3の内周部3aとステータ7の外周部 7aとで嵌合し、位置決めが行える。
【0010】 回転軸10の端部10aには指針14が圧入固定され、図示していない駆動回路によ り、励磁コイル8,9に電流が流れ、回転軸10が回転し、この回転軸10にともな って指針14が回転するが、この回転した回転軸10を指示基点に戻すために、ヒゲ 全舞15を設けており、その一方の端部を固定するため回転軸10にストッパ16を設 け、このストッパ16にはヒゲ全舞15がかしめ等で固定されており、他方の端部は 、ケース2に突出して設けられたヒゲ全舞固定部17に熱かしめ等で固定されてい る。
【0011】 加えて、ケース2には、文字板18をネジ19等で固定する取付凸部20を設けてお り、ケース3には、図示しないプリント基板等に図示しないネジ等で固定するた めの取付凸部21を設けている。
【0012】 他の実施例として、ケース2,3に環状ステータ4,5,6,7の位置決め固 定を確実に行うために、上方のケース2の軸受部11とケース2の内周部2aの中 間位置に立上り壁部22を設け、同じく下方のケース3にも同様の位置に立上り壁 部23を設けた。
【0013】 この立上り壁部22,23は、ケース内に円形状に設ける必要はなく、位置決め固 定ができるならば、部分的に立上り壁部を設けてもなんら問題はない。
【0014】 なお、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨の範 囲内で適宜変形可能であり、たとえば、ステッピングモータ1の種類は問わず、 どのような形式でもよく、さらに、ステッピングモータを用いる計器であればど のような計器に用いても何ら差しつかえない。
【0015】 また、ケースは上下に中央部で分割する必要はなく、上方のケースを蓋状とし 、下方のケースをカップ状としてもよく、適宜自由である。
【0016】
【考案の効果】
以上、本考案の構成により、ステップモータの理想的な作動が得られ、さらに 、ケースに計器構成部品の固定部を一体に形成したことで、部品点数の削減と組 付け工数の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の断面図。
【図2】他の実施例の断面図。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2,3 ケース 2a,3a 内周部 4,5,6,7 ステータ 4a,7a 外周部 8,9 励磁コイル 10 回転軸 11,12 軸受部 13 ロータ 14 指針 15 ヒゲ全舞 18 文字板 20 取付凸部 22,23 立上り壁部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータを用いて指針を駆動
    させる電気式計器において、環状のステータと環状の励
    磁コイルとを筒状ケースに収納しケースの内周部と環状
    のステータの外周部とで位置決め固定を行うとともに、
    前記ケースにはロータを備えた回転軸を支える軸受部を
    設け、さらに前記回転軸を戻すために回転軸にその一端
    を固定したヒゲ全舞の他端を固定するヒゲ全舞固定部を
    設け、前記回転軸に固定される前記指針が表示を行うた
    めの文字板を取りつけ固定する取付凸部を設けたことを
    特徴とする電気式計器構造。
  2. 【請求項2】 前記ケースの内周部と軸受部との間に環
    状のステータをケースの内周部と狭着固定する立上り壁
    部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気式計
    器構造。
JP7366792U 1992-09-29 1992-09-29 電気式計器構造 Pending JPH0630723U (ja)

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JP7366792U JPH0630723U (ja) 1992-09-29 1992-09-29 電気式計器構造

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JP7366792U JPH0630723U (ja) 1992-09-29 1992-09-29 電気式計器構造

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Publication Number Publication Date
JPH0630723U true JPH0630723U (ja) 1994-04-22

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ID=13524834

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JP7366792U Pending JPH0630723U (ja) 1992-09-29 1992-09-29 電気式計器構造

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