JPH0746049Y2 - 車両用空気調和装置の送風電動機 - Google Patents

車両用空気調和装置の送風電動機

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JPH0746049Y2
JPH0746049Y2 JP1985190583U JP19058385U JPH0746049Y2 JP H0746049 Y2 JPH0746049 Y2 JP H0746049Y2 JP 1985190583 U JP1985190583 U JP 1985190583U JP 19058385 U JP19058385 U JP 19058385U JP H0746049 Y2 JPH0746049 Y2 JP H0746049Y2
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JP
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rotary shaft
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▲祀▼男 石川
栄二 津山
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日本電装株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、回転軸の両端が軸受により支持された車両用
空気調和装置の送風電動機に係わり、特に、組立終了後
に回転軸の軸方向のがたつきを調整すると共に、回転バ
ランスの良好な送風電動機に関する。
【従来の技術】
従来、車両用空気調和装置の送風機の駆動源として使用
されている送風電動機としては第12図のものが知られて
いる。まず、この第12図において、ハウジング1内には
中央に回転子2を有する回転軸3が配設されている。ハ
ウジング1は有底の筒状体の上端に第1エンドブラケッ
ト部4および下部開口端に第2エンドブラケツト5を取
付けて成っており、これらの中央には外方に膨出する第
1受け部6および第2受け部7が形成されている。そし
て、これらの第1受け部6および第2受け部7には、回
転軸3を支持した第1含油軸受8および第2含油軸受9
が各一端面を宛うようにして取付けられている。この状
態で、回転軸3にはスラストワッシャ10,11を挿入して
第1含油軸受8および第2含油軸受9の各受け部の端面
に当接させ、この当接状態をスプラシユワツシヤ12,13
により保持している。
【考案が解決しようとする問題点】
ところで、使用時の騒音発生を防止するため回転軸が含
油軸受間を軸方向にがたつく量を所定範囲内、例えば0
〜0.2mm以内に規制している。このため工場のラインで
は送風電動機の租立終了時に、回転軸のがたつきを調整
するようにしている。かかるがたつき調整時、第12図の
ものでは、スラストワッシヤ11の数量を増減して回転軸
3の上下変位許容量を規制するようにしている。ところ
が、がたつき調整作業は、例えば第2エンドブラケット
5を取外して行わなけれはならす、面倒で手間取りがち
であり、生産性の向上を阻害する一方、組立の自動化を
阻む原因となる。 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、回転軸の軸方向がたつきを組立後の簡単な外部
操作により容易に調整できると共に、回転バランスが良
好で静粛な車両用空気調和装置の送風電動機を提供する
ことである。
【問題点を解決するための手段】
そこで、本考案は上記目的を達成するために、 内部に固定子(52)を配設し、対向する開口端部に第1
エンドブラケット(54)および第2エンドブラケット
(61)をそれぞれ取り付けたハウジング(53)と、 このハウジング(53)の第1エンドブラケット(54)お
よび第2エンドブラケット(61)の各外側面にそれぞれ
形成した第1受け部(57)および第2受け部(63)と、 これら第1受け部(57)および第2受け部(63)に一端
面が支持され、他端面が外部に向かって置かれた第1軸
受(58)および第2軸受(65)と、 前記ハウジング(53)内に配設され、前記固定子(52)
に対応する回転子(73)を有すると共に一端が前記第1
軸受(58)に支持され、他端が前記第2軸受(65)に支
持された回転軸(71)と、 この回転軸(71)の一端部に取付けられ、前記第1軸受
(58)の外部側の端面に当接することにより前記回転軸
(71)が前記第1軸受(58)方向から前記第2軸受(6
5)方向にスラスト移動するのを防止する第1ストッパ
部材(76)と、 前記第1軸受(58)と前記第1ストッパ部材(76)との
間に配設され、前記回転軸(71)の回転を円滑にするた
めのスラストワッシャ(75)と、 前記回転軸(71)が挿入される開口を中央部に有して環
状に形成された環状体(78a)と該環状体(78a)の内周
縁に形成され前記回転軸(71)表面に圧接する複数の係
合歯(78b)とを有し、前記回転軸(71)の外側から前
記第2軸受(65)方向に圧入嵌合されて前記回転軸(7
1)が前記第2軸受(65)側から前記第1軸受(58)側
にスラスト移動するのを防止する第2ストッパ部材(7
8)を成す金属製の薄板状歯付ワッシャ(78)と、 前記第2軸受(65)と前記第2ストッパ部材(78)との
間に配設され、前記回転軸(71)の回転を円滑にするた
めのスラストワッシャ(77)と、 少なくとも前記第2ストッパ部材(78)を成す前記歯付
ワッシャ(78)を覆い、外部から直接歯付ワッシャ(7
8)に接触させないためのホルダー(51)とを備えると
いう技術的手段を採用する。
【作用および考案の効果】
上記の如く構成した本考案によれば、回転軸(71)上に
設けた第1ストッパ部材(76)が、第1軸受(58)の外
部側の端面に当接して第1軸受(58)方向から第2軸受
(65)方向に回転軸が軸方向移動するのを阻止し、一方
では第2軸受(65)の外側から回転軸(71)に沿って歯
付ワッシャ(78)を圧入嵌合すると、この歯付ワッシャ
(78)が第2ストッパ部材(78)として上記第1ストッ
パ部材(76)と共に回転軸(71)が軸方向の移動を規制
できる。そして、ホルダー(51)を除き最後に組付けら
れる歯付きワッシャ(78)の回転軸(71)への圧入摺動
量(圧入嵌合量)によって回転軸(71)の軸方向のがた
つきを任意に調整できる。つまり、個々の部品の寸法等
の設計公差を厳しくすることなく、最適なガタツキ量
(スラスト量)の調整が可能な構造が提供できる。 さらに、上記歯付ワッシャ(78)は、金属製で薄板状を
成しており、回転軸(71)が挿入される開口を中央部に
有して環状に形成された環状体(78a)とこの環状体(7
8a)の内周縁に形成された複数の係合歯(78b)とを有
して歯付ワッシャ(78)自体がラジアル方向の回転バラ
ンスの良好な形状を成している。よって、回転軸(71)
への組付を行っても何ら回転アンバランスを生じない。 以上述べたように本考案によれば、歯付ワッシャ(78)
の回転軸(71)への圧入摺動量を調整するだけで、容易
に任意の最適な軸方向がたつきを調整でき、さらには、
回転軸(71)へ圧入嵌合される歯付ワッシャ(78)自体
がラジアル方向の回転バランスの良好な形状をなしてい
るため、回転軸(71)への装着によって回転子(73)の
回転アンバランスが生じず、車両用空気調和装置の送風
電動機として軸方向およびラジアル方向のいずれにも振
動の少ない静粛な構造を提供できるといった優れた効果
がある。 また、本考案では回転軸(71)に第1ストッパ部材(7
6)を組付け後に第1図下側から上方向に向かって、ス
ラストワッシャ(75)や第1軸受(58)等を組付けてい
く。そして、最後に第2ストッパ部材(78)を成す歯付
ワッシャ(78)が組付けるられる構成になっており、本
願考案は第1図下側から上方向に向かって、一方向のみ
の組付けが可能である。そのため、歯付ワッシャ(78)
のみならず他の部品の組み付けも迅速であり、高速組付
(自動組付)が可能となる。 さらに、この歯付ワッシャ(78)はホルダー(51)によ
り保護されているため、外部からの影響、例えば他の物
が歯付きワッシャ(78)に接触したり、ぶつかったりす
ることがなく最適なスラスト量の確保が可能となり、初
期の良好で円滑な回転状態が維持されて長寿命化に貢献
する。
【実施例】
以下本考案の一実施例を第1図ないし第11図に基づいて
説明する。送風電動機50は、例えば自動車用空気調和装
置の送風機(図示せす)を駆動するもので、この送風電
動機50のホルダー51は第1図および第2図に示す如く、
合成樹脂により形成された有底円筒状の収容部51aとこ
の収容部51aの外周部に一体成形されたフランジ部51bと
から成っている。このホルダー51は底部の中央に椀状の
油溜部51Cを形成し、この状態でホルダー51はフランジ
部51bを介して送風機におけるケーシング(図示せず)
の下面開口部に連通するように取付けられている。そし
て、ケーシングはいずれも図示はしないが、その吐出口
を内部にヒータコアおよびクーリングユニットが設けら
れたダクトに連結している。一方、ホルダー51の収容部
51a内には、永久磁石製の固定子52を取着した円筒状の
ハウジング53が抜止め状態に嵌合され、ホルダー51と同
芯的に位置している。このハウジング53は開口部を上下
方向に指向させており、開口上端部には合成樹脂、例え
ばベークライト製の第1エンドブラケット54が取付けら
れている。この第1エンドブラケット54は中央部に挿通
孔55を形成していると共に、この挿通孔55と同芯状をな
し上方に突出する取付筒部56が一体に設けられている。
そして、第1エンドブラケット54の上面における挿通孔
55の開口周縁部は円弧状に面取りされて第1受け部57を
形成している。取付筒部56内には、焼桔合金により球面
状に形成された第1含油軸受58が下端部を第1受け部57
に宛うようにして配設されていると共に、ロックワッシ
ャ59が圧入されている。このロックワッシャ59は第3図
に示すように環状を成し、外周縁のフランジ59aを取付
筒部56の内周面に圧接させる一方、内周縁の押圧片59b
を第1含油軸受58の上端部に弾接させ、もって第1含油
軸受58を抜止め状態に保持している。さらに、取付筒部
56内にはロツクワッシャ59と第1エンドブラケット54と
の間に位置し、第1含油軸受58に潤滑油を補給するフェ
ルトなどの油浸部材60が設けられている。この一方、ハ
ウジング53の開口下端部には金属製の第2エンドブラケ
ット61が取付けられている。この第2エンドブラケット
61は第4図および第5図に示すように中央に透孔62を有
すると共に、この透孔62に同芯状となるよう外方に環状
に膨出されている。この膨出により形成された内方の窪
みを第2受け部63とし、外周縁部を嵌合部64としてい
る。しかして、第2エンドブラケット61には、焼結合金
により球面状に形成された第2含油軸受65が上端部を第
2受け部に宛うようにして油溜部51C内に配設されてい
ると共に、金属製のロックワッシャ66が取付けられてい
る。このロックワッシャ66は第6図および第7図に示す
如く短尺な筒状体67の各開口端に取付フランジ68および
中心方向に延出された押圧片69をそれぞれ設けて成って
いる。そして、このロックワッシャ66は第8図および第
9図にも示す如く筒状体67を嵌合部64に嵌合させると共
に、押圧片69を第2含油軸受65の上端部に弾接させてい
る。この状態で取付フランジ68を第2エンドブラケット
61に固定し、もって第2含油軸受65を抜止め状態に保持
している。この場合、第2エンドブラケット61の嵌合部
64はロックワッシャ66の筒状体67を介して油溜部51の上
端開口部内に嵌合されており、ホルダー51の収容部51a
に装着する際に位置決め部として作用するようになる。
さらには、ロックワッシャ66の筒状体67と第2エンドブ
ラケット61との間には第2含油軸受65に潤滑油を補給す
るフェルトなどの油浸部材70が設けられている。 さて、回転軸71はハウジング53内に上下方向に指向する
よう縦形に配置されており、上端部は第1エンドブラケ
ット54の挿通孔55を介して第1含油軸受58に支持され、
最上端は取付筒部56から上方に突出してファン72を装着
し、下端部は第2エンドブラケット61の透孔62を介して
第2含油軸受65に支持されている。そして、この回転軸
71は固定子52に対応する回転子73を装着する一方、第1
エンドブラケット54に近接し、一対の刷子(図示せず)
が接触する整流子74を取着している。この状態で回転軸
71には、上端部において第1含油軸受58の上端面に当接
する環状のスラストワッシャ75が挿通されていると共
に、Eリングなどの止め輪76が第1ストッパ部材として
スラストワッシャ75に係合するよう固定されている。ま
た、回転軸71の下端部においては、環状のスラストワッ
シャ77が第2合油軸受65の下端面に当接するように挿通
されていると共に、薄板状で金属製の歯付ワッシャ78が
第2ストッパ部材として装着されている。この歯付ワッ
シャ78は第10図および第11図に見られるように、環状体
78aとこの環状体78aの内周縁に形成された係合歯78bと
から成り、環状体78aは回転軸71を挿通してスラストワ
ッシャ77に当接する一方、係合歯78bは回転軸71の表面
に圧接し、もってスラストワッシャ77が第2含油軸受65
に弾接するよう付勢している。尚、刷子からはブレード
状の端子79,80が外部に導出されており、これら端子79,
80はホルダー51のフランジ部51bに形成されたスロット
(図示せず)内に装着されプラグ部81を形成している。 さて、上記構成にて空気調和装置の運転時には、通電に
より回転子73が回転し回転軸71を介してファン72が駆動
される。これにより内気あるいは外気がケーシング内に
吸入され吐出口からダクト内に流通し、ヒータコアもし
くはクーリングユニットを介して車室内に供給されて暖
房あるいは冷房が行われる。かかる運転時には、従来技
術の項でも述べたように騒音の発生を抑制すべく回転軸
71の軸方向の変位を所定の範囲内、例えは0〜0.2mm以
内に規制している。このため生産現場にあつては、組立
終了時に回転軸71のがたつき調整を行うようにしてい
る。この場合、第1図に示すように第1エンドブラケッ
ト54および第2エンドブラケット61に第1含油軸受58お
よび第2含油軸受65を取付け、この状態で回転軸71を第
1含油軸受58および第2含油軸受65に支持させ、しかる
後に止め輪76および歯付ワッシャ78を回転軸71に装着す
る。この状態でがたつき調整を行うものであるが、上記
構成では回転軸71に止め輪76を設けると共に、歯付ワッ
シャ78を取付けた。このためがたつき調整時には、第1
図の状態で回転軸71を静止状態に保持しつつ歯付ワッシ
ャ78を上方、即ちスラストワッシャ77に圧接する方向に
押圧して回転軸71に沿って上方に摺動させる。すると、
回転軸71の整流子74と第1含油軸受58との軸方向間隙が
小さくなり、回転軸71の軸方向変位が規制される。しか
も、この調整は歯付ワッシャ78が第2エンドブラケット
61の外部に存するので従来と異なり、第2エンドブラケ
ット61を取付けたままで済み、簡単で迅速になり、組立
の自動化が可能となる一方、生産性の向上に寄与する。
さらには、第2図に矢印Yを示す如く回転軸71に不用意
に軸方向の力が加わっても、第1含油軸受58及び第2含
油軸受65はそれぞれロックワッシャ59と第1受け部57、
及びロックワッシャ66と第2受け部63によって保持され
ているので第1含油軸受58及び第2含油軸受65が位置ず
れしてしまうことがない。したがって、初期の良好で円
滑な回転状態が維持される。 しかる後、第1図の状態のハウジング53をホルダー51の
収容部51aに抜止め状態に嵌合して組立が終了する。こ
のとき、第2エンドブラケット61の嵌合部64が最初にロ
ックワッシャ66を介して油溜部51Cに嵌合するので位置
決めが自動的になされるという実施例上の効果が得られ
る。 また、上記実施例では、特に第2エンドブラケット61に
嵌合部64を形成したことに伴いロックワッシャ66の装着
時、筒状体67を嵌合部64に嵌合することにより実施例
上、位置決めがなされる利点がある。 さらには、特にホルダー51の収容部51aに油溜部51Cを形
成したので、第2合油軸受65から潤滑油が回転軸71を流
下して落下するものの、潤滑油は油溜部51Cに受けられ
て収容される。このため潤滑油により外部が汚損される
といったことが実施例上、未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1ないし第11図は本考案の一実施例を示し、第1図は
全体の分解縦断面図、第2図は全体の縦断面図、第3図
はロックワッシャの拡大斜視図、第4図および第5図は
第2エンドブラケットの正面図および縦断面図、第6図
および第7図はロックワッシャの正面図および縦断面
図、第8図および第9図は軸受の取付状態を示す正面図
および縦断面図、第10図および第11図は歯付ワッシャの
正面図および縦断面図であり、第12図は従来の送風電動
機をそれぞれ示す縦断面図である。 図中 51…ホルダー、52…固定子、53…ハウジング、54
…第1エンドブラケット、57…第1受け部、58…第1含
油軸受(第1軸受)、61…第2エンドブラケット、63…
第2受け部、65…第2含油軸受(第2軸受)、71…回転
軸、73…回転子、75、77…スラストワッシャ、76…止め
輪(第1ストッパ部材)、78…歯付ワッシャ(第2スト
ツパ部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−167643(JP,A) 特開 昭59−204439(JP,A) 実開 昭52−57204(JP,U) 実開 昭60−7418(JP,U) 実公 昭52−33521(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に固定子(52)を配設し、対向する開
    口端部に第1エンドブラケット(54)および第2エンド
    ブラケット(61)をそれぞれ取り付けたハウジング(5
    3)と、 このハウジング(53)の第1エンドブラケット(54)お
    よび第2エンドブラケット(61)の各外側面にそれぞれ
    形成した第1受け部(57)および第2受け部(63)と、 これら第1受け部(57)および第2受け部(63)に一端
    面が支持され、他端面が外部に向かって置かれた第1軸
    受(58)および第2軸受(65)と、 前記ハウジング(53)内に配設され、前記固定子(52)
    に対応する回転子(73)を有すると共に一端が前記第1
    軸受(58)に支持され、他端が前記第2軸受(65)に支
    持された回転軸(71)と、 この回転軸(71)の一端部に取付けられ、前記第1軸受
    (58)の外部側の端面に当接することにより前記回転軸
    (71)が前記第1軸受(58)方向から前記第2軸受(6
    5)方向にスラスト移動するのを防止する第1ストッパ
    部材(76)と、 前記第1軸受(58)と前記第1ストッパ部材(76)との
    間に配設され、前記回転軸(71)の回転を円滑にするた
    めのスラストワッシャ(75)と、 前記回転軸(71)が挿入される開口を中央部に有して環
    状に形成された環状体(78a)と該環状体(78a)の内周
    縁に形成され前記回転軸(71)表面に圧接する複数の係
    合歯(78b)とを有し、前記回転軸(71)の外側から前
    記第2軸受(65)方向に圧入嵌合されて前記回転軸(7
    1)が前記第2軸受(65)側から前記第1軸受(58)側
    にスラスト移動するのを防止する第2ストッパ部材(7
    8)を成す金属製の薄板状歯付ワッシャ(78)と、 前記第2軸受(65)と前記第2ストッパ部材(78)との
    間に配設され、前記回転軸(71)の回転を円滑にするた
    めのスラストワッシャ(77)と、 少なくとも前記第2ストッパ部材(78)を成す前記歯付
    ワッシャ(78)を覆い、外部から直接歯付ワッシャ(7
    8)に接触させないためのホルダー(51)とを備えた車
    両用空気調和装置の送風電動機。
JP1985190583U 1985-12-11 1985-12-11 車両用空気調和装置の送風電動機 Expired - Lifetime JPH0746049Y2 (ja)

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