JPH0630687Y2 - 筐 体 - Google Patents

筐 体

Info

Publication number
JPH0630687Y2
JPH0630687Y2 JP9637688U JP9637688U JPH0630687Y2 JP H0630687 Y2 JPH0630687 Y2 JP H0630687Y2 JP 9637688 U JP9637688 U JP 9637688U JP 9637688 U JP9637688 U JP 9637688U JP H0630687 Y2 JPH0630687 Y2 JP H0630687Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing arm
lock mechanism
housing
upper lid
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9637688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0219766U (ja
Inventor
孝弘 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9637688U priority Critical patent/JPH0630687Y2/ja
Publication of JPH0219766U publication Critical patent/JPH0219766U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0630687Y2 publication Critical patent/JPH0630687Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、上蓋を開けて内筐を外筐から引出すような構
成の筐体に係わり、特に内筐を引出すときに上蓋と内筐
のロック機構を連動させた筐体に関するものである。
[従来の技術] 例えば、旅券発行装置の端末機を構成する筐体の内部に
は、印刷用のプリンターや多数の旅券をストックしたホ
ッパーなどが配置されている。そして、外筐の前部付近
に上蓋が設けられ、この上蓋を開けて内筐が外筐の前面
に引出せるように作られていて随時内部を点検したり調
整することができるようになっている。
第3図は、従来のこの種の筐体の構成説明図である。
第3図において、(1)は角箱形の筐体である。筐体
(1)は、外筐(2)と内筐(3)とからなる。(4)
は外筐(2)の上蓋、(5)は支え柱、(6)摺動レー
ルである。また、2点鎖線で書かれた(7)は外筐
(2)の前面扉である。
このような構成の従来の筐体において、内部の保守・点
検を行うときは、先ず、前面扉(7)を開けてから上蓋
(4)を持ち上げる。次に、持ち上げた上蓋(4)の開
放端と外筐(2)との間に支え柱(5)を差込んで、上
蓋(4)の開放状態を保持させる。続いて、外筐(2)
の中に収容された破線で示めされた内筐(3)を、矢印
のように摺動レール(6)上に摺動させて、外筐(2)
から外に引き出して内部を点検したり、調整することが
できる。
[考案が解決しようとする課題] 従来の筐体は上記のように、“前目扉の開放→、上蓋の
持ち上げ→支柱の差込み”の3つの操作を経て、内筐が
外筐から引き出せるようになっている。したがって、操
作手順が重なるばかりか、取扱も極めて面倒である。ま
た、内筐を収納するときに上蓋と外筐との隙間に手指を
挾に易く、特に外部の振動などで支え柱が外れると怪我
をする危険がある等の問題点があった。
本考案は、このような従来の筐体の問題点を解決するた
めに成されたもので、内筐を引出すときに上蓋と内筐の
ロック機構を連動して解除する等により操作が容易で、
しかも危険性のない筐体を提供するようにしたものであ
る。
[課題を解決するための手段] この考案は、上蓋と内筐をロックするための第1と第2
の2つのロック機構を備えた筐体を構成したものであ
る。
[作用] 前面扉を開けて引出し用のレバーを操作すると、第1と
第2のロック機構が動作してバネにより上蓋が開放され
る。これに連動して第1のロック機構が動作して内筐の
ロックが外れ、内筐を摺動レール上に摺動させて外筐か
ら外に引き出すことができる。内筐を外筐内に収納する
と、第1ロック機構により内筐が自動的にロックされ
る。引続いて上蓋を閉めれば、第2のロック機構が動作
してこの上蓋も自動的にロックされる。
[考案の実施例] 第1図は本考案の実施例の構成説明図、第2図はその1
部の詳細説明図である。
第1図と第2図において、第3図と同じ記号が付された
外筐(2)や内筐(3)等は、構成・機能において殆ど
変わるところがない。(8)は内筐(3)を支えるフレ
ーム、(9)は丸棒材を適当に折曲げて作った把手であ
る。把手(9)の一端は内筐(3)の側壁に固定され、
他端はフレーム(8)に取付けられている。(10)はフ
レーム(8)に固定された揺動軸で、この揺動軸(10)
は内筐(3)の引出し方向に直交して設けられている。
(11)は第1揺動腕(12)を備えた第1ロック機構、
(21)は第2揺動腕(22)を有する第2ロック機構であ
る。第1揺動腕(12)と第2揺動腕(22)は、共に途中
が揺動軸(10)に回動可能に取付けられている。(13)
は第1揺動腕(12)の一端に形成された係止部、(14)
と(15)は他端側に設けられた連結ピンと連動部であ
る。(16)は把手(9)に軸ピン(17)によって取付け
られた引出しレバー、(18)は把手(9)の手前側に延
長された二股部である。二股部(18)は、連結ピン(1
4)に係合している。
(23)は第2揺動腕(22)の上端に形成された係止部、
(24)は下端に設けられた連動部である。連動部(24)
は、上記第1揺動腕(12)の連動部(15)に対向してい
る。(25)と(26)はそれぞれフレーム(8)上の植設
ピン(27)と(28)に取付けられた引張りバネで、第1
揺動腕(12)と第2揺動腕(22)に時計方向の回転力を
与えるためのものである。(31)は第1揺動腕(12)に
係止する第1係止体、(32)は第2揺動腕(22)に係止
する第2係止体である。第1係止体(31)は太い柱材が
用いられて外筐(2)に固定され、第2係止体(32)は
細い線材をコの字形に曲げて作られていて上蓋(4)の
内面に固着されている。(33)は上蓋(4)のヒンジ部
に配置されたトーションバネで、このトーションバネ
(33)の弾性力により上蓋(4)が開放されるようにな
っている。
なお、前面扉(7)を開けたときに前面の隙間(S)か
ら把手(9)が掴めるように構成されている。
上記のような構成の本考案筐体の内筐の引出し動作を説
明すれば、次の通りである。
前面扉(7)を開けて、上記した隙間(S)から把手
(9)と共に引出しレバー(16)を掴む。掴んだ指を握
り込むと、引出しレバー(16)が軸ピン(17)を中心に
矢印方向に回転する。この引出しレバー(16)の矢印方
向の回転は、二股部(18)と連結ピン(14)を介して第
1揺動腕(12)に伝わって揺動軸(10)を支点に反時計
方向(第1図)の回転力を与える。第1揺動腕(12)が
反時計方向に回動すると、この回動力が連動部(15)か
ら連動部(24)に伝わり、第2揺動腕(22)が同じ方向
に回動する。この結果、先ず第2揺動腕(22)の係止部
(23)が細い線材の第2係止体(32)から離脱して、上
蓋(4)がトーションバネ(33)の弾性力によって開放
される。引続いて、第1揺動腕(12)の係止部(13)が
太い柱材の第1係止体(31)から脱け出し、そのまま把
手(9)を掴んで引寄せれば内筐(3)が外筐(2)の
前面に引出される。そして、前述の従来装置の時のよう
に、必要な内部の点検等を行うことができる。
点検等が終了したら、内筐(3)を外筐(2)の方向に
移動する。第1揺動腕(12)が第1係止体(31)に到達
すると、係止部(13)の傾斜部が第1係止体(31)に接
触して上に持ち上げられる。そして、内筐(3)が更に
押込まれて、係止部(13)の係合部が第1係止体(31)
の位置に来ると、引張りバネ(25)により下に押されて
第1ロック機構(11)が再びロックされる。その後、上
蓋(4)を閉めて引張りバネ(26)とトーションバネ
(33)の弾性力に対抗して上から押し付ければ、第2揺
動腕(22)が同様に動作して、係止部(23)が第2係止
体(32)に係合して第2ロック機構がロックされる。こ
の結果、内筐(3)が外筐(2)内に収容され、全面扉
(7)を閉めて筐体(1)を元の閉成された状態に復元
することができる。
なお、上述の実施例では2つの揺動腕を1本の装着軸に
装着した場合で説明したが、別の装着軸に装着するよう
にしてもよい。また、引出しレバーを内筐をロックする
揺動腕に連結したが、上蓋をロックする揺動腕側に連結
しても良い。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、上蓋を開けて内筐を外
筐から引出す構成の筐体において、内筐を外筐から引出
すときは2つのロック機構を連動して開放し、収容する
ときは独立に自動的にロックするように構成した。した
がって、従来のように動作が重なることがなくロック機
構の係脱がワンタッチで操作でき、しかも怪我をするよ
うな危険もない。
よって、本考案を発券機端末に適用すれば、保守点検に
便利な筐体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成説明図、第2図はその1
部の詳細説明図、第3図は従来装置の構成説明図であ
る。 第1図において、(1)は筐体、(3)は内筐、(4)
は上蓋、(8)はフレーム、(9)は把手、(10)は揺
動軸、(11)は第1ロック機構、(12)は第1揺動腕、
(13)は係止部、(14)は連結ピン、(15)および(2
4)は連動部、(16)は引出しレバー、(17)は軸ピ
ン、(18)は二股部、(21)は第2ロック機構、(22)
は第2揺動腕、(23)は係止部、(25)及び(26)は引
張りバネ、(27)と(28)は植設ピン、(31)は第1係
止体、(32)は第2係止体、(33)はトーションバネ、
(S)は隙間である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筐に設けられた上蓋に開放する方向の弾
    性力を与えるバネと、内筐に取付けられた揺動軸に回動
    可能に装着されバネにより前記外筐に固定された第1係
    止体に係合する係止部を設けた第1揺動腕を備えた第1
    ロック機構と、前記内筐に取付けられた揺動軸に回動可
    能に装着されバネにより前記上蓋に設けられた第2係止
    体に係合する係止部を設けた第2揺動腕を備えた第2ロ
    ック機構と、該第2ロック機構または前記第1ロック機
    構に連結された引出しレバーとを具備し、 該引出しレバーにより前期内筐を外筐から引出すときに
    第1揺動腕と第2揺動腕とを駆動して前記第1ロック機
    構と第2ロック機構とを連動的に開放することを特徴と
    する筐体。
JP9637688U 1988-07-22 1988-07-22 筐 体 Expired - Lifetime JPH0630687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9637688U JPH0630687Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 筐 体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9637688U JPH0630687Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 筐 体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0219766U JPH0219766U (ja) 1990-02-08
JPH0630687Y2 true JPH0630687Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=31321266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9637688U Expired - Lifetime JPH0630687Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 筐 体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630687Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0219766U (ja) 1990-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920008496B1 (ko) 프린터가 데이타를 기록하는 동안 디스플레이를 프린터의 상방에 유지하는 기구를 가진 휴대장치
US5893593A (en) Latch device used in vehicle door
JPH0630687Y2 (ja) 筐 体
JP2004137805A (ja) ドアロック装置
JPS6245250Y2 (ja)
JPH0723986Y2 (ja) 蓋体の開閉装置
JPH0633470Y2 (ja) ロツク解除装置
JP2005263237A (ja) 蓋付ボックスの蓋開閉機構
JPH04328045A (ja) 自動車のコンソールボックス
JPH0433904Y2 (ja)
JP2526429Y2 (ja) グローブロック装置
JPS633963Y2 (ja)
JP2564935Y2 (ja) プリンタ卓
JP3718878B2 (ja) コントロールパネルの開閉機構
JPH0223019Y2 (ja)
JPH1176550A (ja) パチンコ機の前面扉枠のヒンジ構造
JP2002349113A (ja) 蓋体開閉装置
KR940005681Y1 (ko) 자동차도어의 잠금장치
JPS6184637A (ja) 複写機等の上ぶたの開閉機構
JPH0739017Y2 (ja) 自動販売機の鍵機構
JPH0717740Y2 (ja) 扉の予圧機構
JPH05333610A (ja) 画像形成装置
JPH0246177Y2 (ja)
JPS606530Y2 (ja) ロツク装置
JP3325724B2 (ja) ヒンジ機構