JPH06303809A - 乗用苗植機の補助苗受枠 - Google Patents

乗用苗植機の補助苗受枠

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Publication number
JPH06303809A
JPH06303809A JP9399193A JP9399193A JPH06303809A JP H06303809 A JPH06303809 A JP H06303809A JP 9399193 A JP9399193 A JP 9399193A JP 9399193 A JP9399193 A JP 9399193A JP H06303809 A JPH06303809 A JP H06303809A
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JP
Japan
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seedling
auxiliary
reserve
seedlings
receiving frame
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Pending
Application number
JP9399193A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ishida
石田  伊佐男
Toshio Tamai
玉井  利男
Takahide Shiozaki
塩崎  孝秀
Masaru Nomura
野村  勝
Hiroyuki Niiyama
裕之 新山
Michinori Seike
清家  理伯
Hitoshi Yamazaki
仁史 山崎
Hisashi Kamiya
神谷  寿
Hideyuki Kusamoto
英之 草本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】苗植機の補助苗を収容する補助苗支枠7を、簡
単な構成で支持させ、軽量化を図る。 【構成】フロントアクスルハウジング1の左右両端のフ
ァイナルケース2部に、前車輪3上に亘るブラケット4
を設け、この左右のブラケット4間に亘ってステアリン
グポスト5上方を左右ループ状に形成する補助苗受6を
支持する補助苗支枠7を設けてなる乗用苗植機の補助苗
受枠の構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗用苗植機の補助苗
受枠に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】乗用
形態の苗植機では、多量の補助苗を搭載して走行するた
め、この補助苗受枠の取付構成の剛性が大でなければな
らず、車体重量が増大する。通常補助苗受枠を車体に取
付けるときは、特別の支持フレームを設けて、車体を補
強してから、この支持フレームに補助苗受枠を取付支持
させる(例えば、実公平4−51539号公報)。
【0003】この発明は、簡単な構成で、補助苗支枠を
取付支持させて、軽量化を図るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、フロントア
クスルハウジング1の左右両端のファイナルケース2部
に、前車輪3上に亘るブラケット4を設け、この左右の
ブラケット4間に亘ってステアリングポスト5上方を左
右ループ状に形成する補助苗受6を支持する補助苗支枠
7を設けてなる乗用苗植機の補助苗受枠の構成とする。
【0005】
【作用、及び発明の効果】苗植作業にあたり補助苗支枠
7の補助苗受6上に補助苗を載せておき、苗植途中で苗
植装置の苗載台の苗が減少すると、この補助苗受6の補
助苗を取出してその苗載台上に供給しながら、苗植作業
を継続する。このような補助苗受6を載せる補助苗支枠
7は、ステアリングポスト5の上方部を左右に亘ってル
ープ状に連結構成され、左右の下端部は、ブラケット4
によってフロントアクスルハウジング1のファイナルケ
ース2部に取付けて支持されるものであるから、車体を
補強するための特別の重量部材を要しない。又、前車輪
3近くで、しかも剛性の大きいファイナルケース2部に
支持させ、左右の補助苗支枠7間はループ状にして連結
されているから、軽量でありながら安定した補助苗の支
持構成とすることができる。しかも、ステアリングポス
ト5の左右両側部において、補助苗の取出時において
も、補助苗支枠7がこのステアリングポスト5上を左右
にまたぐようにループ状に形成されているために邪魔に
なり難い。
【0006】
【実施例】トラクタ車体8は、ステアリングハンドル9
によって操向自在の前車輪3と後車輪10とを有し、操
縦席11下のエンジンEによって伝動走行する四輪駆動
走行形態である。車体8前部のステアリングポスト5の
左右両側部から後部の操縦席11の左右両側部に亘って
操縦フロア13を設け、操縦者が移動でき易くしてい
る。27aは、後輪ロ−リング軸、10aは、後車輪1
0,10の車軸が突出する左右のリヤケ−ス10b,1
0bを横につなぐ後輪フレ−ムである。後車輪10,1
0は、機体に対して後輪ロ−リング軸27aまわりにロ
−リングできるようになっている。
【0007】苗植装置12は、この車体8の後方に平行
リンク機構14によって昇降自在にして連結され、この
平行リンク機構14を油圧によるリフトシリンダ15の
伸縮で車体8に対して上下回動することにより、昇降制
御される。又、この苗植装置12は、苗植機体16に、
土壌面を接地滑走するフロート25と、マット状の苗を
収容して一定間隔左右へ往復移動しながら傾斜の後下端
部へ縦送りして苗供給する苗載台17、及び、この苗載
台17から供給される苗を分離挿植する苗植付装置18
等から多条植形態として構成される。
【0008】車体8の操縦席11と苗載台17との間に
は、苗植付土壌面に施肥する施肥装置19を設けてい
る。この施肥装置19は、苗載台17の移動幅方向に沿
う施肥ホッパー20と、この施肥ホッパー20の収容肥
料を繰出す繰出装置21と、この繰出される肥料を送風
によってパイプ22に案内させて移送する送風機23等
からなり、パイプ22の先端部の施肥口24は、各フロ
ート25の均平部の後側で苗植付位置近くの土壌中に施
肥するように開口している。前記車体8は、フロントア
クスルハウジング1の中央部の前部伝動ケース26と、
リヤアクスルハウジング中央部の後部伝動ケースとの間
が、縦フレーム27で連結されて、これら伝動ケースや
縦フレーム27等の内部の伝動機構を介して前車輪3や
後車輪10等を一定の関係に伝動しうる。
【0009】フロントアクスルハウジング1の左右端に
は、下方に向けて適宜高さのファイナルケース2が一体
的に構成され、このファイナルケース2の下側に上下方
向のキンクピン軸心回りに操向自在の操向ケース28を
設け、この操向ケース28の外側に前車軸29によって
軸装する前車輪3を操向できる構成である。左右のファ
イナルケース2の上側には、クランク形態で前車輪3の
上側から外側に亘って突出し、前記ステアリングポスト
5横のフロア13の外側に支柱部30を有した補助苗支
枠7をボルト、ナット等の締付具で取付ける。この左右
の支柱部30には、マット状の苗を載せる補助苗植6を
多段形態にした苗受支柱部31を支持し、上端部間は、
ステアリングポスト5の上方部を左右にまたぐようにし
てループ状に形成された連結杆部32で連結する。
【0010】この苗受支柱部31の外周部に一定間隔に
配設した補助苗受6中央部のパイプ部33を旋回自在に
嵌合させて、平面視方形状で、各々複数枚宛ての苗を載
せる補助苗受6を、下部のレバー34操作によって旋回
させたり固定させることができ、補助苗受6に対する苗
載せや苗取出し等の行う易い向きに旋回させることがで
きる。35はこのレバー34の係合できるラックを形成
したラック板である。
【0011】このような構成の補助苗支枠7は、該支柱
部30を有するブラケット4、補助苗受6をのパイプ部
33、連結杆部32に一体の苗受支柱部31等で、分解
組立自在の構成である。なお、図1、図2のブラケット
4は、角材をクランク状に溶接して一体構成としたもの
であるが、図3では厚手の板金部材をL字状に曲げてブ
ラケット4の一部を構成するものである。又、各ブラケ
ット4、補助苗支枠7は、一体的に連結して、ファイナ
ルケース2等と共に剛体的構成とするもよい。
【0012】苗植作業中に苗載台17の苗量が少なくな
ると、その場で苗植を一旦停止して、操縦者が補助苗受
6上の苗を一枚毎取出して後側の苗載台17へ供給す
る。補助苗受6に載せられた苗重量は、この補助苗支枠
7及びブラケット4を介してフロントアクスルハウジン
グ1のファイナルケース2に支持されるものであるか
ら、前車輪3に直接支持される。又、これらの左右上端
部間は、ループ状に連結されているために、重量物であ
る苗を受けた補助苗受6が前車輪3の上方から外側へ突
出した姿勢に支持されていても安定した支持を行い、ブ
ラケット4やこのファイナルケース2に対する取付部等
に無理を与えない。
【0013】図4、図5において、上例と異なる点は、
前記施肥パイプ22の施肥口24を、各苗植付装置18
による苗植付条のフロート25寄りに設定し、これに対
して苗載台17の苗縦送装置36の縦送アーム37を駆
動する駆動アーム38を、該施肥口24の位置されない
苗植条間部に対向して設けることによって、施肥口24
や施肥パイプ22等の設置を容易にする。
【0014】多条植形態のフロート25は、各苗植付装
置18の挿苗位置の土壌面を均平するため、フロート前
部41を幅広く形成し、フロート後部を幅狭く形成し
て、このフロート後部39を、左右の相隣接する苗植付
装置18間に位置させる。又、フロート25が複数個配
設される形態となるから、各フロート25間において
は、このフロート後部39の位置されない苗植条間とな
る。
【0015】前記各施肥パイプ22の先端部をのぞませ
て土壌面に施肥溝を切りながら施肥案内する施肥口24
は、各フロート25のフロート後部39の各苗植付装置
18側に取付け、苗Aの植付条に接近した位置に施肥す
る。このとき、苗植付装置18の左右両側部にフロート
後部39が位置するフロート形態であるときは、いずれ
か片側にのみ施肥する構成とする。
【0016】このような施肥口24の設置位置に対し
て、前記苗縦送用の駆動アーム38は、苗植機体16の
該施肥口24の位置しない苗A植付条間部に対向して設
けられる。図例では8条植形態の苗植機であるが、苗載
台17は左右4条毎に駆動される苗縦送装置36及び縦
送アーム37を有し、苗載台17と一体的に左右一定幅
に亘り往復移動される。この移動中は苗縦送装置36は
停止していて苗の縦送を行わないが、左右横端に達する
と、この苗縦送装置36の縦送アーム37が定位置で回
転する駆動アーム38によって係合駆動されて、苗を一
定間隔苗植付装置18側へ縦送りするものである。この
駆動アーム38は、苗植機体16において定位置で伝動
回転され、左右の隣接フロート25間の間隔部に位置し
て設けられる。
【0017】このような左右の隣接フロート25間で
は、施肥口24が苗植付装置18のフロート後部39側
に位置するため、苗載台17の下側でフロート25上面
部との間隔が高く開いているために、駆動アーム38や
このアーム軸40等の設置や回転等の邪魔になり難く、
従って、施肥口24の設置も容易である。図6におい
て、上例と異なる点は、多条植(8条植)形態のフロー
ト25のうち、左右両側端のサイドフロート42を、セ
ンターフロート43のフロート後部39程度に幅狭くし
て、このフロート前端部44を鋭角に形成して、横外側
方への泥押作用を少なくするものである。45は苗植付
部を均平する均平部で、横側へ張出形成され、フロート
中央部の高さよりも低く形成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の正面図。
【図2】側面図。
【図3】一部別実施例を示す斜視図。
【図4】その平面図。
【図5】苗植装置部の背面図。
【図6】一部別実施例を示すフロート部の平面図。
【符号の説明】
1 フロントアクスルハウジング 2 ファイナルケース 3 前車輪 4 ブラケット 5 ステアリングポスト 6 補助苗受 7 補助苗支枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 勝 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 新山 裕之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 山崎 仁史 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 草本 英之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントアクスルハウジング1の左右両
    端のファイナルケース2部に、前車輪3上に亘るブラケ
    ット4を設け、この左右のブラケット4間に亘ってステ
    アリングポスト5上方を左右ループ状に形成する補助苗
    受6を支持する補助苗支枠7を設けてなる乗用苗植機の
    補助苗受枠。
JP9399193A 1993-04-21 1993-04-21 乗用苗植機の補助苗受枠 Pending JPH06303809A (ja)

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JP2000244540A Division JP3914695B2 (ja) 2000-08-11 2000-08-11 偶数条植えの苗植機
JP2003120061A Division JP3914893B2 (ja) 2003-04-24 2003-04-24 偶数条植えの苗植機

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