JP2952504B2 - 施肥装置 - Google Patents

施肥装置

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JP2952504B2 JP8517590A JP8517590A JP2952504B2 JP 2952504 B2 JP2952504 B2 JP 2952504B2 JP 8517590 A JP8517590 A JP 8517590A JP 8517590 A JP8517590 A JP 8517590A JP 2952504 B2 JP2952504 B2 JP 2952504B2
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Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 本発明は田植機など走行車の移動時、繰出パイプによ
って田面内に深層作溝を形成すると共に、繰出パイプに
内装するスクリュコンベアによって搬送される肥料をこ
の作溝内に散布するようにした施肥装置に関する。 「従来の技術」 従来、特開平1−231815号公報に示す如く、繰出パイ
プを植付部に設けて肥料を田面内に注入させる技術があ
る。
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術は、田面泥土などによって繰出パイプが
上方に押上げられ、肥料注入深さが変化したり繰出パイ
プが上方に折曲し易い等の不具合がある。そこで、実開
平1−77315号公報に示す如く、作溝輪が形成する作溝
内に肥料を送出させる技術もあるが、植付部機体に作溝
輪を儲けるから、作溝輪の走行抵抗及び作溝抵抗の変化
により、植付部が上方に押上げられたり下降し易く、植
付部の苗植付け深さが変更されたり植付部が左右に傾斜
させられる等の不具合があり、しかも田面均平フロート
を設ける植付部下側部の前後幅が作溝輪取付け幅だけ大
きくなり、植付部を持上げて畦越え移動するとき、作溝
輪の上昇量を多くすることによって植付部の高位置にな
って走行車が転倒し易くなる不具合があり、植付部を低
位置にして走行車を安定させることによって作溝輪が畦
に衝突して損傷する不具合がある。
【課題を解決するための手段】
然るに、本発明は、作業輪が形成する施肥作溝内に肥
料を押出させる繰立パイプを植付部に設ける施肥装置に
おいて、リンク機構を介して植付部を後側に昇降自在に
取付ける走行車の左右後輪間に前記作溝輪を設ける、前
記繰出パイプ前方に昇降自在に支持させる作溝輪の支持
アームを前記リンク機構の連結させたもので、走行車の
左右後輪間に作溝輪を設けるから、作溝輪の作溝抵抗が
植付部に作用する不具合をなくし得、繰出パイプに必要
な幅広に作溝輪を形成し得、かつ植付部を適性姿勢に容
易に維持し得、苗植付け深さまたは植付部左右傾斜が作
溝輪によって変更されるのを容易に阻止し得ると共に、
植付部を持上げる畦越え等において、リンク機構の上昇
動作によって作溝輪が持挙げられ、かつ植付部下側部の
前後幅が田面均平フロート設置幅よりも大きくならない
から、作溝輪を必要な高さに容易に持上げて支持し得、
かつ植付部を低位置に持上げて走行車を容易に安定させ
得、畦越え等の作業時に走行車を転倒させたり作溝輪を
畦に衝突させる不具合を容易になくし得るものである。 「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は繰出パイプ部の平面説明図、第2図は全体の側
面図、第3図は同平面図を示し、図中(1)は作業車が
搭乗する走行車である田植機であり、エンジン(2)を
搭載する車体フレーム(3)後端をミッションケース
(4)に連設させ、前記ミッションケース(4)の前方
両側にアクスルケース(5)を介して水田走行用前輪
(6)を支持させると共に、前記ミッションケース
(4)の後部両側に伝動ケース(7)を介して水田走行
用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)
等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台(10)を取
付けると共に、ステップ(11)を形成する車体カバー
(12)によって前記伝動ケース(7)等を覆い、前記車
体カバー(12)上部に運転席(13)を取付け、その運転
席(13)の前方に操向ハンドル(14)を設ける。 また、図中(15)は多条植え用の苗載台(16)並びに
複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高
後低の前傾式苗載台(16)を下部レール(18)及びガイ
ドレール(19)を介して中央及び左右の植付ケース(20
a)(20b)(20b)に左右往復摺動自在に支持させると
共に、クランク運動させる植付アーム(21)並びにロー
タリケース(22)を介して植付ケース(20a)(20b)
(20b)に前記植付爪(17)を取付ける。そして前記植
付ケース(20a)(20b)(20b)の下方に中央及び左右
の植付用均平フロート(23)(24)(24)を、植付深さ
調節リンク(25)及び植付深さ調節支点軸(26)を介し
て支持すると共に、前記各植付ケース(20a)(20b)
(20b)を植付駆動ケースである植付ミッションケース
(27)を連設し、トップリンク(28)及びロワーリンク
(2)を含む三点リンク機構(30)を用いて田植機
(1)後側にこの植付ミッションケース(27)を介して
植付部(15)を連結させ、植付部(15)を昇降させる油
圧シリンダ(31)を植付機(1)後部とトップリンク
(28)との間に介設させ、前記油圧シリンダ(31)の伸
縮動作で植付部(15)を昇降させる一方、前記植付部
(15)を降下させて各フロート(23)(24)を着地さ
せ、左右に往復移動させる苗載台(16)から一株分の苗
を植付爪(17)によって順次取出して植えつけるように
構成している。 また図中(32)は走行変速レバー、(23)は植付昇降
レバー、(34)は植付深さ感度調節レバー、(35)は走
行クラッチペダル、(36)(36)は左右ブレーキペダル
である。 第4図乃至第6図にも示す如く、前記植付部(15)の
後側に側条施肥装置(37)及び深層施肥装置(38)を前
後に配設するもので、各施肥装置(37)(38)の肥料タ
ンク(39)(40)及び肥料繰出ケース(41)(42)を、
各植付ケース(20a)(20b)(20b)に立設固定する支
柱(43)(44)の上端に横フレーム(45)(46)及び各
アーム(47)(48)を介しそれぞれ固定支持させてい
る。前記側条施肥装置(37)の肥料タンク(39)は2条
分を1組としたもので、1つの肥料タンク(39)に左右
2条用の肥料繰出ケース(41)(41)を備え、各フロー
ト(23)(24)(24)底面の左右両側に装着させる作溝
器(49)(49)の肥料放出体(50)(50)に繰出ホース
(51)(51)を介し前記繰出ケース(41)(41)の肥料
繰出口(52)(52)を接続させ、前記作溝器(49)(4
9)により形成される側条施肥溝内に前記放出体(50)
(50)より放出される肥料タンク(39)内の肥料を順次
落下させこの後方の培土板(53)により覆土を施すよう
に構成している。 第7図にも示す如く、前記深層施肥装置(38)は1組
の左右作溝器(49)(49)間後方に作溝器である肥料繰
出パイプ(54)をそれぞれ1つ配設するようにしたもの
で、前記パイプ(54)は肥料を強制搬送するスクリュコ
ンベア(55)を内部に有し、前記植付ケース(20a)(2
0b)(20b)間を相互に連結する植付駆動伝達ケース(5
6)の略中間に介設させるPTO用チェンケース(57)の動
力取出し軸58に、前記スクリュコンベア(55)をフレキ
シブルワイヤ(59a)を内挿するフレキシブルシャフト
(59)を介して連動連結させて、前記伝達ケース(56)
内を挿通させる伝達軸(56a)より分岐させる動力取出
し軸(58)でもってスクリュコンベア(55)の駆動を行
うように構成している。 そして前記繰出パイプ(54)の送り始端側に設ける試
料投入口(54a)を繰出ケース(42)の肥料繰出口(6
0)に繰出ホース(61)を介して接続させ、繰出口(6
0)からパイプ(54)内に投入される肥料を前記スクリ
ュコンベア(55)でもってこの後端の開口部に強制搬送
して、パイプ(54)でもって形成される作溝内に順次放
出するように構成している。 また、前記繰出パイプ(54)は各植付ケース(20a)
(20b)の後端に固設する取付フレーム(62)に上下揺
動支点軸(63)を介してパイプ連結アーム(64)の基端
を上下揺動自在に支持すると共に、アーム(64)の他端
と取付フレーム(62)間に上下揺動軸(65)(66)・受
金具(67)・上下バネ受座(68)(69)・調節ボルト
(70)を介して圧縮バネ(71)を介設させ、作業時には
パイプ(54)後端をフロート(23)(24)下面より一定
高さ(略120mm)下方に突出させる状態に傾斜姿勢に保
持する一方、パイプ(54)後端に下方からの突上げ力が
作用するような異常時、前記バネ(70)を抗しフロート
(23)(24)下面より上方にパイプ(54)を退入させて
破損などの防止を図るように構成している。 さらに、前記スクリュコンベア(55)に動力を伝達す
るフレキシブルシャフト(59)は各植付ケース(20a)
(20b)の真下位置でフロート(23)(24)との間を挿
通させるようにしたもので、前記支点軸(26)にフロー
ト(23)(24)を支持するリンク(25)の左右リンク部
材(25a)(25a)間を挿通させることによってフロート
(23)(24)の支持構造に悪影響の与えることないコン
パクトな動力伝達を行わしめるように構成している。 第8図に示す如く、前記繰立ケース(42)と繰出パイ
プ(54)とを接続する繰出ホース(61)も、パイプ(5
4)の取付部材である取付フレーム(62)及び連結アー
ム(64)の略中央部を挿通させるもので、取付フレーム
(62)の左右側板(62a)(62a)間及び連結アーム(6
4)の左右アーム部材(64a)(64a)間を挿通させて、
構造コンパクトに且つ最短距離で繰出ケース(42)と繰
出パイプ(54)間を接続させてこの途中での肥料詰まり
などの防止を図るように構成している。 ところで、第1図に示す如くセンタフロート(23)よ
り後端を後方に突出させる左右サイドフロート(24)の
後端略中央を切欠いて、該フロート(24)にパイプ施肥
溝(72)を形成させ、該フロート(24)に設ける繰出パ
イプ(54)を前記溝(72)を介してフロート(24)下方
に突出される状態とさせて、繰出パイプ(54)を最大前
方に位置させるように構成している。 さらに第1図及び第9図に示す如く、センタフロート
(23)に設ける繰出パイプ(54)は田植機(1)に備え
る作溝輪(73)の作溝輪跡を通過する位置に、またサイ
ドフロート(24)に設ける繰出パイプ(54)は後輪
(8)の車輪跡を通過する位置に配設されていて、土塊
や雑草がある場合などにこれら作溝輪(73)や後輪
(8)で田面内に沈み込ませたり踏み固める状態とさせ
て繰出パイプ(54)の走行抵抗となるのを最小に抑制す
るように構成している。 前記作溝輪(73)は前記伝動ケース(7)の左右両側
のファイナルケース(7a)(7a)間を連結する補強パイ
プ(74)に作溝輪(73)の支持アーム(75)基端を上下
回動自在に取付けると共に、前記油圧シリンダ(31)に
連結して三点リンク機構(30)を昇降操作する昇降リン
ク(76)の固定ブラケット(77)に、連結リンク(78)
を介し前記支持アーム(75)を連動連結させている。つ
まり前記支持フレーム(75)を連結リンク(78)の長孔
(79)に軸(80)を介し係合連結させると共に、連結リ
ンク(78)の固定バネ座(81)と前記軸(80)間にロッ
ド(82)を介して圧縮バネ(83)を介設して、植付部
(15)の下降作業時作溝輪(73)を田面を弾圧接地させ
ると共に、植付部(15)の上昇操作時作溝輪(73)もこ
れに追従して田面より上方に上昇させる状態とさせて、
機体旋回時などに作溝輪(73)を障害とさせることのな
いように構成している。またこのような作溝輪(73)の
上下動作時にあってはフロート(23)(24)との干渉は
ないものである。 上記から明らかなように、作溝輪(73)が形成する施
肥作溝内に肥料を送出させる繰出パイプ(54)を植付部
(15)に設ける施肥装置において、リンク機構(30)を
介して植付部(15)を越側に昇降自在に取付ける走行車
である田植機(1)の左右後輪(8)間に前記作溝輪
(73)を設け、前記繰出パイプ(54)前方に昇降自在に
支持させる作溝輪(73)の支持アーム(75)を前記リン
ク機構(30)に連結させている。そして、田植機(1)
の左右後輪(8)間に作溝輪(73)を設け、作溝輪(7
3)の作溝抵抗が植付部(15)に作用する不具合をなく
し、繰出パイプ(54)に必要な幅広に作溝輪(73)を形
成し、かつ植付部(15)を適正姿勢に容易に維持し、苗
植付け深さまたは植付部(15)左右傾斜が作溝輪(73)
によって変更されるのを阻止すると共に、植付部(15)
を持上げる畦越え等において、リンク機構(30)の上昇
動作によって作溝輪(73)が持上げられ、かつ植付部
(15)下側部の前後幅が田面均平フロート(23)(24)
設置幅よりも大きくならないから、作溝輪(73)を必要
な高位置に持上げて支持し、かつ植付部(15)を低位置
に持上げて田植機(1)を安定させ、畦越え等の作業時
に走行車(1)を転倒させたり作溝輪(73)を畦に衝突
させる不具合をなくすように構成している。 第4図及び第10図に示す如く、前記肥料タンク(39)
(40)には肥料の貯留量の一定以下を検出する肥料補給
センサ(84a)(84b)(84c)及び(85a)(85b)(85
c)をそれぞれ設け、側条施肥装置(37)のタンク(3
9)毎の補給センサ(84a)(84b)(84c)に深層施肥装
置(38)の対応するタンク(40)の各補給センサ(85
a)(85b)(85c)をそれぞれ並列に接続させて、左側
或いは中央或いは右側タンク(39)(40)の補給が必要
なとき、これに対応する左側或いは中央或いは右側タン
ク補給ランプ(86)或いは(87)或いは(88)を適宜点
燈させると同時に警報ブザー(89)を作動させるように
構成している。なお(90)は電源、(91)はメーンスイ
ッチである。 また、このような深層施肥装置(38)を装備する田植
機(1)にあっては、この施肥装置(38)に対する接地
抵抗も極めて大きく、田植機(1)における植深の感度
にも大きな影響を与えるため、側条施肥装置(37)だけ
の場合とこの深層施肥装置(38)を用いた場合とでは前
記感度調節レバー(34)で感度の設定変更を行う必要が
あり、深層施肥の場合基準感度を敏感側に設定変更する
ように構成したものである。 なお、前記繰出パイプ(54)を支持する圧縮バネ(7
1)にあっては、上下バネ受座(68)(69)を調節ボル
ト(70)に位置固定させる調節ナット(68a)(69a)を
操作することによって繰出パイプ(54)による施肥深さ
や、圧縮バネ(71)の初期荷重の設定変更などが行われ
るものである。また(42a)は前記繰出ケース(42)の
ロール駆動軸である。 本実施例は上記の如く構成するものにして、田植作業
時側条施肥装置(37)によって植付条の側方に側条施肥
が行われると共に、フロート(23)(24)が通過する左
右側条施肥位置の中央部に前記深層施肥装置(38)によ
って側条施肥より深い(側条施肥深さはフロート下面に
より略40mmに対し深層施肥は略120mm)位置での深層施
肥が行われる。 而してこの深層施肥にあっては繰出パイプ(54)で形
成される作溝内に、スクリュコンベア(55)で搬送され
る肥料が強制的に放出されるものであるから、パイプ
(54)内に肥料や泥の詰まりがなく確実な施肥が行われ
る。 またスクリュコンベア(55)の駆動も前記伝達ケース
(56)の略中間に介設するチェンケース(57)より取出
して行うものであるから、別途の駆動系も必要とするこ
となく、しかもこのチェンケース(57)からの動力取出
し軸(58は、各植付ケース(20a)(20b)の後端部に内
設する各条止め用のユニットクラッチより前位側で、植
付ミッションケース(27)に内設する植付クンラッチよ
りは後位側に設けるため、適宜条での植付停止時にあっ
てもスクリュコンベア(55)は停止することなく回転し
パイプ(54)内の肥料や泥による詰まりが防止できると
共に、植付クラッチの切による全条の植付作業中断時に
は自動的にスクリュコンベア(55)も停止して肥料のロ
スが防止され作業精度の向上が図られるものである。 さらに、前記繰出パイプ(54)による施肥作業中にあ
って、該パイプ(54)が後輪(8)や作溝輪(73)の走
行輪跡を移動しながら施肥を行うものであるから、田面
上に雑草などの夾雑物が仮にあっても、これらを後輪
(8)や作溝輪(73)で沈み込ませたり踏み固める状態
とさせて、繰出パイプ(54)に雑草などが巻き付いて走
行抵抗を大とさせるなどとした不都合の防止が図れるも
のである。 「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、作溝輪(7
3)が形成する施肥作溝内に肥料を送出させる繰出パイ
プ(54)を植付部(15)に設ける施肥装置において、リ
ンク機構(30)を介して植付部(15)を後側に昇降自在
に取付ける走行車(1)の左右後輪(8)間に前記作溝
輪(73)を設け、前記繰出パイプ(54)前方に昇降自在
に支持させる作溝輪(73)の支持アーム(75)を前記リ
ンク機構(30)に連結させたもので、走行車(1)の左
右後輪(8)間に作溝輪(73)を設けるから、作溝輪
(73)の作溝抵抗が植付部(15)に作用する不具合をな
くすことができ、繰出パイプ(54)に必要な幅広に作溝
幅(73)を形成でき、かつ植付部(15)を適正姿勢に容
易に維持でき、苗植付け深さまたは植付部(15)左右傾
斜が作溝輪(73)によって変更されるのを容易に阻止で
きると共に、植付部(15)を持上げる畦肥え等におい
て、リンク機構(30)の上昇動作によって作溝輪(73)
が持上げられ、かつ植付部(15)下側部の前後幅が田面
均平フロート(23)(24)設置幅よりも大きくならない
から、作溝輪(73)を必要な高さに容易に持上げて支持
でき、かつ植付部(15)を低位置に持上げて走行車
(1)を容易に安定させることができ、畦越え等の作業
時に走行車(1)を転倒させたり作溝輪(73)を畦に衝
突させる不具合を容易になくすことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は繰出パイプ部の平面説明図、第2図は全体の側
面図、第3図は同平面図、第4図は植付部の側面説明
図、第5図は施肥装置部の背面説明図、第6図は同部分
説明図、第7図は繰出パイプ部の断面説明図、第8図は
繰出パイプ部の斜視説明図、第9図は作溝輪部の側面説
明図、第10図は電気回路図である。 (1)……田植機(走行車) (8)……後輪(車輪) (54)……繰出パイプ (73)……作溝輪
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01C 15/00 - 15/18 A01C 5/00 - 5/08 A01C 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作溝輪(73)が形成する施費作溝内に肥料
    を送出させる繰出パイプ(54)を植付部(15)に設ける
    施肥装置において、リンク機構(30)を介して植付部
    (15)を後側に昇降自在に取付ける走行車(1)の左右
    後輪(8)間に前記作溝輪(73)を設け、前記繰出パイ
    プ(54)前方に昇降自在に支持させる作溝輪(73)の支
    持アーム(75)を前記リンク機構(30)に連結させたこ
    とを特徴とする施肥装置。
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