JPH036162Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH036162Y2
JPH036162Y2 JP1985048084U JP4808485U JPH036162Y2 JP H036162 Y2 JPH036162 Y2 JP H036162Y2 JP 1985048084 U JP1985048084 U JP 1985048084U JP 4808485 U JP4808485 U JP 4808485U JP H036162 Y2 JPH036162 Y2 JP H036162Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilization
seeding
float
view
fertilizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985048084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61165111U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985048084U priority Critical patent/JPH036162Y2/ja
Publication of JPS61165111U publication Critical patent/JPS61165111U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH036162Y2 publication Critical patent/JPH036162Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sowing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は水田内を走行する走行装置の後部に装
着されて、播種・施肥を同時に行う湛水田用の乗
用播種・施肥装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から乗用の田植機に装着する播種装置とし
ては実願昭59−115252号があり、また同じく乗用
の田植機に装着する施肥装置としては実願昭59−
5636号の如き技術があつたのである。
また施肥・播種の専用機に関する技術として
は、実公昭59−6651号公報や、特開昭57−186404
号公報の如き技術が公知とされているのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は湛水直播と施肥とを同時に行うか、又
はクラツチの切換により、湛水直播のみを行える
ように構成した播種・施肥機に関するものであ
り、播種装置と施肥装置を走行装置の後方にコン
パクトに配置したものである。
特に、播種装置部と施肥装置部を走行装置に対
して、独立状態に取りつけることにより、播種装
置部は走行装置に対して左右にローリングを可能
とし、フロートと共に水田面の凹凸に応じて左右
に上下回動可能としたものである。
また、これに対して施肥装置は走行装置に対し
て固定し、両者は別々に支持させたものである。
これにより、播種装置は水田の凹凸に沿つて常
に一定の高さから種子を落下させ、播種深さを一
定にすることができるのである。又、施肥装置は
それほど厳密な位置を要求されないので走行装置
の作業機装着用ヒツチに固定した支持フレームに
固定支持させたものである。
また、播種装置の下方のフロート1には、播種
タンク3や繰り出しケース8の重みが主として掛
かり、施肥タンク4や施肥繰り出しケース9の重
量は別に作業機装着用ヒツチ5により支持するの
で、施肥装置が必要無い場合において、施肥タン
ク4や施肥繰り出しケース9を取り外した場合に
も、フロート1に掛かる重量の変化を無くして、
植付け深さ制御に変化が出ないように構成したも
のである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成するための構成を説明すると。
走行装置Aの後端に油圧装置により昇降する作
業機装着用ヒツチ5を装着し、該作業機装着用ヒ
ツチ5の後端に、枢支ピン34により播種フレー
ム21をローリング可能に枢支し、該播種フレー
ム21に播種タンク3と繰り出しケース8とフロ
ート支持体22とフロート1を一体化構成し、該
フロート1にセンサーを設け、該センサーの信号
により油圧装置を昇降制御する構成において、前
記播種装置の後部に配置した施肥装置は、作業機
装着用ヒツチ5より支持フレーム11を突出し、
該支持フレーム11に施肥タンク4と施肥繰り出
しケース9と施肥ガイドパイプ13を支持したも
のである。
(ホ) 実施例 本考案の目的と構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の播種・施肥装置の全体側面
図、第2図は播種・施肥装置の後面斜視図であ
る。
走行装置Aは田植機の乗用走行装置をそのまま
利用しており、その後端にトツプリンク17・ロ
アリンク18よりなる作業機装着装置が油圧によ
り上下動可能に設けられている。作業機装着用ヒ
ツチ5はこのトツプリンク17及びロアリンク1
8の後端に連設されているのである。播種装置は
播種タンク3、繰り出しケース8等により構成さ
れ、下部にフロート1を固設している。
又、施肥装置は施肥タンク4、施肥繰り出しケ
ース9、施肥培土板6等より構成されている。
第3図は、本装置の側面一部断面図、第4図は
同じく前面一部断面図である。
トツプリンク17とロアリンク18の後部に作
業機装着用ヒツチ5が連設されており、該作業機
装着用ヒツチ5の後端に横ヒツチ杆33が設けら
れている。該横ヒツチ杆33にローリング回動の
中心となる枢支ピン34を介して播種装置が装着
されている。
枢支ピン34は播種フレーム21の略中央部を
枢支しており、播種フレーム21に繰り出しケー
ス8とフロート支持体22が固定されている。フ
ロート支持体22の下端にフロート1が固定され
ている。フロート1下面には播種培土板25が左
右に固定されている。繰り出しケース8内には繰
り出し装置23が設けられており、播種タンク3
内の種子を一定量づつ繰り出す役目をしている。
フロート1の下面には播種培土板25の他に、播
種作溝体35が取り付けられている。
又、フロート1の前方で走行装置Aの車輪の軌
跡上にレベラー16が設けられている。
該レベラー16により車輪の通過跡を消してい
るのである。繰り出し装置23から繰り出された
種子は、二股ガイド筒7により2条分に分けられ
てフロート1の左右に落下されるのである。播種
装置の駆動は走行装置AのPTO軸より播種フレ
キシブル軸26を介して繰り出しケース8内へ伝
えられている。そして他の4条分の繰り出しケー
ス8へは伝達軸58にて伝えられている。
端部の繰り出しケース8の側面には、手動繰り
出しハンドル57が設けられている。
次に施肥装置について説明すると。
作業機装着用ヒツチ5の後部上方には、固定座
19が設けられており、この上の施肥ヒツチ20
を介して、支持フレーム11が固定され後方へ突
出されている。支持フレーム11は横杆11bと
取り付け杆11cと縦杆11aより構成されてい
る。横杆11bには減速ケース10が固定されて
おり、該減速ケース10に第7図の如く施肥フレ
キシブル軸29にて動力が入力されている。減速
ケース10内にて減速の後に、クランクホイール
36にてクランク運動に換えられ、リンク12を
介してワンウエイクラツチアーム37へ動力が伝
えられる。
ワンウエイクラツチアーム37はワンウエイク
ラツチ27により、クランク運動が間欠回動運動
に変換されて、施肥駆動軸28を駆動するのであ
る。施肥駆動軸28は施肥繰り出しケース9内の
施肥繰り出し装置を回転して肥料の粒を一定量づ
つ繰り出すのである。
第5図は施肥タンク4と支持フレーム11部分
の側面図、第6図は施肥繰り出しケース9と支持
フレーム11の関係を示す平面図、第7図は施肥
タンク4と施肥繰り出しケース9の部分の後面
図、第8図は同じく側面図、第9図はワンウエイ
クラツチ27の前面図断面図、第10図は施肥作
溝体14部分の平面図、第11図は同じく側面断
面図、第12図はレベラー16の斜視図である。
フロート1の後方へ施肥作溝体14が突出固定
され、該施肥作溝体14の後端に施肥ガイド15
が立設されている。
該施肥ガイド15内に可撓体により構成された
施肥ガイドパイプ13により誘導されて落下して
くる肥料の粒が入り、施肥作溝体14にて作られ
た溝に施肥されるのである。
その後、施肥培土板6にて培土されるのであ
る。可撓体により構成された施肥ガイドパイプ1
3内には、同じく可撓体よりなる搬送スパイラル
31が施肥駆動軸28の間欠回転により駆動され
ており、施肥ガイドパイプ13内での肥料の詰ま
りを解消しているのである。
施肥培土板6は、下向きにバネにて付勢されて
おり、培土作用を確実に行うべく構成されてい
る。施肥作溝体14と施肥ガイド15は調節ネジ
38にてフロート1に対して前後調節自在とされ
ている。
第13図はモニターボツクス2の斜視図、第1
4図は同じく平面図、第15図は同じく前面図で
ある。
モニターボツクス2にて、播種タンク3内に種
子が無くなれば警報を発する警報ランプ32、及
び各条を2条単位で条止めする条止めレバー39
が設けられている。条止めレバー39を引つ張る
ことにより、任意の2条の播種作用が止まるので
ある。該モニターボツクス2は走行装置Aの後方
で作業機装着用ヒツチ5の上方に突出固定されて
いる。
(ヘ) 考案の作用 次に本考案の作用を説明する。
トツプリンク17及びロアリンク18にて構成
されている作業機装着装置は走行装置Aの油圧装
置にて上下に回動され、これに連設された作業機
装着用ヒツチ5も上下に回動される。
播種装置は作業機装着用ヒツチ5にローリング
自在に枢支ピン34にて枢支されているのであ
り、ある程度横揺れができるのである。
これに対し施肥装置は作業機装着用ヒツチ5に
固定された支持フレーム11から支持されてお
り、ローリングは不可能である。
施肥装置・播種装置ともに施肥フレキシブル軸
29と播種フレキシブル軸26にて駆動されてお
り、条止めレバー39にて2条づつ条止めが可能
である。
また播種装置はフロート1に設けられたセンサ
ーにより感知された信号に基づいて、自動制御が
行われており、走行装置Aの油圧装置にて圃場面
の凹凸に沿つて上下動されている。また、本考案
の播種装置・施肥装置はそれぞれ別々に取り外し
が可能であり、単独でも使用を可能とされてい。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を有するのである。
第1に、播種装置を枢支ピン34により左右に
ローリング可能に支持し、該枢支ピン34により
支持した播種フレーム21に播種タンク3や施肥
タンク4やフロート1を一体的に支持したので、
フロート1が圃場の硬軟或いは圃場面の複雑な変
化に対応してローリングした場合において、播種
装置の全体が同じくローリングするので、施肥タ
ンク4とフロート1の間が、条毎に変化すること
が無いので、全ての条において種子の落下時間が
定で、このことが全ての条において落下位置を一
定することができ、またフロート1が圃場面に沿
うことにより、全ての条において正確な播種深さ
を得ることが出来たものである。
第2に、施肥装置全体を播種装置のフロートと
一体化すると、施肥装置を必要とする場合と必要
としない場合において、フロートに掛かる重量が
変化することとなり、自動制御に悪い影響を与え
るが、施肥タンク4と施肥繰り出しケース9を別
に作業機装着用ヒツチ5より支持することによ
り、重量の掛かる施肥タンク4と施肥繰り出しケ
ース9がフロート1の重量に影響しなくても済む
ように成つたので、フロート1の自動制御の精度
を向上することが出来たものである。
第3に、施肥装置は別に作業機装着用ヒツチ5
より支持することにより、施肥装置が必要の無い
場合において、施肥装置だけの脱着が容易となつ
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の播種・施肥装置の全体側面
図、第2図は播種・施肥装置の後面斜視図、第3
図は、本装置の側面一部断面図、第4図は同じく
前面一部断面図、第5図は施肥タンク4と支持フ
レーム11部分の側面図、第6図は施肥繰り出し
ケース9と支持フレーム11の関係を示す平面
図、第7図は施肥タンク4と施肥繰り出しケース
9の部分の後面図、第8図は同じく側面図、第9
図はワンウエイクラツチ27の前面断面図、第1
0図は施肥作溝体14部分の平面図、第11図は
同じく側面断面図、第12図はレベラー16の斜
視図、第13図はモニターボツクス2の斜視図、
第14図は同じく平面図、第15図は同じく前面
図である。 A……走行装置、1……フロート、2……モニ
ターボツクス、3……播種タンク、4……施肥タ
ンク、5……作業機装着用ヒツチ、11……支持
フレーム、17……トツプリンク、18……ロア
リンク、21……播種フレーム、33……横ヒツ
チ杆、34……枢支ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行装置Aの後端に油圧装置により昇降する作
    業機装着用ヒツチ5を装着し、該作業機装着用ヒ
    ツチ5の後端に、枢支ピン34により播種フレー
    ム21をローリング可能に枢支し、該播種フレー
    ム21に播種タンク3と繰り出しケース8とフロ
    ート支持体22とフロート1を一体化構成し、該
    フロート1にセンサーを設け、該センサーの信号
    により油圧装置を昇降制御する構成において、前
    記播種装置の後部に配置する施肥装置は、作業機
    装着用ヒツチ5より支持フレーム11を突出し、
    該支持フレーム11に施肥タンク4と施肥繰り出
    しケース9と施肥ガイドパイプ13を支持したこ
    とを特徴とする播種・施肥装置。
JP1985048084U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPH036162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985048084U JPH036162Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985048084U JPH036162Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61165111U JPS61165111U (ja) 1986-10-14
JPH036162Y2 true JPH036162Y2 (ja) 1991-02-18

Family

ID=30564002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985048084U Expired JPH036162Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH036162Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11220910A (ja) * 1998-02-03 1999-08-17 Iseki & Co Ltd 播種機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186404A (en) * 1981-05-08 1982-11-16 Kubota Ltd Seeding machine for irrigation field
JPS596651U (ja) * 1982-07-05 1984-01-17 小出 「けん」 歯付プ−リ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186404A (en) * 1981-05-08 1982-11-16 Kubota Ltd Seeding machine for irrigation field
JPS596651U (ja) * 1982-07-05 1984-01-17 小出 「けん」 歯付プ−リ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11220910A (ja) * 1998-02-03 1999-08-17 Iseki & Co Ltd 播種機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61165111U (ja) 1986-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4948043B2 (ja) 畝立て同時播種機
JPH036162Y2 (ja)
US3055322A (en) Planter frame
JPS6314Y2 (ja)
JP3185347B2 (ja) 施肥装置付き苗植機
JP3689969B2 (ja) 牽引車
JP3006027B2 (ja) 施肥装置
JPS6218170Y2 (ja)
JPH03103107A (ja) 乗用農作業機
JP2516478Y2 (ja) 播種機の連結装置
CN214385057U (zh) 农作物自动播种覆膜一体机
JPS6225073Y2 (ja)
JP3503185B2 (ja) 苗植機
US2175356A (en) Planter
JP3356919B2 (ja) 水田作業機
CN2183654Y (zh) 播种、施肥两用机
GB797923A (en) Improvements in and relating to tractor-borne seed planters
HU206007B (en) Agricultural machine group
CN2034762U (zh) 手动绳索悬挂大豆双条精密播种机
JP2861204B2 (ja) 施肥装置付き乗用型移植機
CN2489564Y (zh) 作物施肥装置
JP2531182Y2 (ja) 播種装置
JP3887948B2 (ja) 移動農機
JPH026725Y2 (ja)
JPH086409Y2 (ja) 移動農機における接地輪支持装置