JP2020000161A - 水田作業機 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1では、機体の後部に昇降自在に支持された苗植付装置(作業装置に相当)の下部に、フロートが昇降自在に支持されており、苗植付装置に対するフロートの上下位置を検知する検知部が、フロートの前部に接続されている。フロートは田面に接地追従するので、フロートの位置を田面の位置とみなすことができる。
これにより、フロートの全長が短いものになるので、フロートが田面に接地追従し難くなる可能性があり、フロートの田面への接地追従性の面で改善の余地がある。
機体の後部に昇降自在に支持された作業装置と、前記作業装置を昇降操作する昇降機構と、前記昇降機構を作動させる操作部とが備えられ、
前記作業装置に、
左右方向に沿って配置された支持フレームと、
前記支持フレームの後側部に連結され後側に延出されて、田面に農用資材を供給する供給機構と、
前記供給機構の下側に配置されて、田面に接地追従するように昇降自在に支持されたフロートとが設けられて、
前記作業装置に対する前記フロートの上下位置を前記操作部に伝達する為の検知部が、前記フロートの前部に接続され、前記支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されて、
前記検知部により伝達された前記フロートの上下位置に基いて、前記操作部が前記昇降機構を作動させて、前記作業装置が田面から設定高さに維持される。
これにより、フロートの前部が支持フレームの前側部の下側付近まで延出されることになるのであり、フロートの全長が長いものとなって、フロートの田面への接地追従性を向上させることができる。
側面視において、前記支持フレームの上側部の前端部が、前記支持フレームの下側部の前端部よりも前側に位置するように、前記支持フレームの前側部が傾斜して配置され、
前記検知部が、前記支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されていると好適である。
本発明によると、支持フレームの前側部が前傾状に傾斜しているので、機体の後輪によって後側に跳ね飛ばされた泥が支持フレームの前側部に当たっても、泥は支持フレームの前側部から下側に落ち易く、支持フレームの前側部に付着し難い。
左右方向に沿って回転駆動自在に配置された駆動軸と、前記駆動軸に取り付けられて前記駆動軸と一体で回転駆動されることにより田面を整地する整地体とを有する整地装置が備えられて、
前記整地装置が、前記支持フレームの前側に支持され、
前記検知部が、側面視で前記支持フレームの前側部と前記整地装置との間に配置されていると好適である。
側面視で前記支持フレームの前側部と前記整地体との間に配置されて、前記整地体が後側に飛ばす泥を止めるカバーが備えられ、
前記検知部が、側面視で前記支持フレームの前側部と前記カバーとの間に配置されていると好適である。
本発明によると、カバーが支持フレームの前側部と整地体との間に配置された場合(整地体の後側に配置された場合)、検知部が側面視で支持フレームの前側部とカバーとの間に配置されており、支持フレームの前側部とカバーとの間の空間を有効に利用して、検知部の付近のコンパクト化を図ることができる。
図1に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体3の後部に、リンク機構4及びリンク機構4を昇降操作する油圧シリンダ5(昇降機構に相当)が備えられて、リンク機構4の後部に、4条植型式の苗植付装置6(作業装置に相当)が支持されている。
図2,3,4に示すように、苗植付装置6は、支持フレーム8、植付伝動ケース9(供給機構に相当)、回転ケース10(供給機構に相当)、植付アーム11(供給機構に相当)、フロート12、苗のせ台13等を備えている。
図1,2,4に示すように、施肥装置7は、ホッパー15、繰り出し部16、ブロア17、作溝器18及びホース19等を備えている。
図5,6,7に示すように、支持フレーム8は、アルミの引き抜き工法によって製作されており、前側部8a、後側部8b、上側部8c及び下側部8dを備えた台形状の断面形状を備えている。
図2,3,4に示すように、植付伝動ケース9の上部に、支持レール21が左右方向に沿って支持されている。苗のせ台13の下部が、左右方向に沿って往復移動自在に支持レール21に支持されており、側面視で、苗のせ台13が、植付伝動ケース9から斜め前側の上側に延出されている。
図2に示すように、苗のせ台13の4つの苗のせ面の各々に、縦送りベルト65が設けられており、苗のせ台13が横送りの端部に達すると、縦送りベルト65が所定角度だけ回転駆動されて、苗のせ台13の苗が下側に送られる。
縦送りベルト65は、平板状の本体部66、本体部66の表面に多数設けられた突部67,68、本体部66の一方の端部に設けられた2個の接続部69、本体部66の他方の端部に設けられた3個の接続部69を備えている。
接続部69において、上側に開放された半円部69aと、下側に開放された半円部69bとが、隣接して設けられており、半円部69a,69bの接続部分に、本体部66の端部に沿った横向きの開口部69cが形成されている。
図1及び図2に示すように、苗のせ台13の4つの苗のせ面の各々の上側に沿って、苗の浮き上がりを押さえる苗ステー70が設けられている。
図2,4,5に示すように、2個のフロート12が、平面視で右及び左の後輪2の後側に位置し、側面視で植付伝動ケース9の下側に位置するように配置されている。
ブラケット32が、フレーム31の左右中央部に連結されて後側に延出され、レーキ状の整地部材33がブラケット32の後端部に連結されており、整地部材33が機体3の左右中央に配置されている。
図3に示すように、苗植付装置6の右部及び左部に、マーカー75が設けられている。 図3,14,15に示すように、マーカー75は、アーム部76、回転体77及び回転体支持部78とを備えている。アーム部76は、金属製の丸棒材を折り曲げて構成されている。回転体77は、合成樹脂により円板状に一体的に形成されている。
図3,4,5に示すように、フロート12が前側に延出されて、フロート12の前端部が支持フレーム8の前側部8aの下側付近に位置している。
図5に示すように、機体3の進行に伴ってフロート12は田面Gに接地追従するのであり、田面G(フロート12)に対して苗植付装置6が上下動すると、苗植付装置6に対してフロート12が軸芯P3周りに上下に揺動する状態となり、苗植付装置6(接続部材41)に対して検知部40が上下動する状態となる。
これにより、制御弁が上昇位置に操作されて、油圧シリンダ5が上昇側に作動し、苗植付装置6が上昇操作される。
これにより、制御弁が下降位置に操作されて、油圧シリンダ5が下降側に作動し、苗植付装置6が下降操作される。
図5に示す状態は、軸芯P3(フロート12の後部)の位置を、苗植付装置6に最も接近させた状態であり、苗植付装置6が維持される田面Gからの設定高さが最も低い状態であり、苗の設定植付深さが最も深い状態である。
図1,2,3,4に示すように、苗植付装置6の前部の下部において、支持フレーム8の前側に、田面Gを整地する整地装置50が支持されている。
伝動軸35の下方の整地体53が存在しない領域は、伝動軸35と整地体53との干渉を避ける為であり、伝動軸35との干渉を避ける為の切り欠き部55aが、カバー55に設けられている。
右及び左の後輪2の後方の整地体53が存在しない領域は、右及び左の後輪2と整地体53との干渉を避ける為である。
これに加えて、図3,4,5に示すように、検知部40が、側面視及び平面視で、支持フレーム8の前側部8aと整地装置50(スペーサ54)との間に配置されており、支持フレーム8の前側部8aとカバー55との間に配置されている。
図2,3,9に示すように、左の苗のせ台フレーム22の後側部に、平板状の支持部材56が連結されており、支持部材56の後側部において、支持部材56の前後方向の軸芯P7周りに、扇形の操作ギヤ57が揺動自在に支持されている。電動モータ58及びギヤ機構59が、支持部材56の後側部に連結されて、ギヤ機構59のピニオンギヤ59aが操作ギヤ57に咬合している。
操作ギヤ57により、連係ロッド61が操作ギヤ57側に引き操作され、連係ロッド63が右の苗のせ台フレーム22側に押し操作されると、連係ロッド61,64により、整地装置50(伝動ケース46及び支持アーム47)が軸芯P6周りに上側に操作される。
図9及び図10に示すように、支持部材56にボス部56aが連結されており、板材を箱状に折り曲げて構成された抜け止め部材84が、支持部材56のボス部56aを取り囲むように支持部材56に連結されている。
抜け止め部材84に切り欠き部84bが設けられており、操作ギヤ57をギヤ機構59のピニオンギヤ59aから外れる位置まで回転させると、操作ギヤ57の基部57aが、抜け止め部材84の切り欠き部84bの位置に来る。
図3に示すように、人為的に操作されるダイヤル型式の高さスイッチ86、及び押しボタン型式の昇降スイッチ87が、左の苗のせ台フレーム22に設けられている。
ワイヤ43を廃止して、支持フレーム8の上方に、ポテンショメータ型式の高さセンサー(図示せず)を設け、検知部40を高さセンサーに接続して、苗植付装置6に対するフロート12の上下位置を高さセンサーにより検出するように構成してもよい。
5 油圧シリンダ(昇降機構)
6 苗植付装置(作業装置)
8 支持フレーム
8a 支持フレームの前側部
8b 支持フレームの後側部
8c 支持フレームの上側部
8d 支持フレームの下側部
9 植付伝動ケース(供給機構)
10 回転ケース(供給機構)
11 植付アーム(供給機構)
12 フロート
40 検知部
48 駆動軸
50 整地装置
53 整地体
55 カバー
G 田面
Claims (4)
- 機体の後部に昇降自在に支持された作業装置と、前記作業装置を昇降操作する昇降機構と、前記昇降機構を作動させる操作部とが備えられ、
前記作業装置に、
左右方向に沿って配置された支持フレームと、
前記支持フレームの後側部に連結され後側に延出されて、田面に農用資材を供給する供給機構と、
前記供給機構の下側に配置されて、田面に接地追従するように昇降自在に支持されたフロートとが設けられて、
前記作業装置に対する前記フロートの上下位置を前記操作部に伝達する為の検知部が、前記フロートの前部に接続され、前記支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されて、
前記検知部により伝達された前記フロートの上下位置に基いて、前記操作部が前記昇降機構を作動させて、前記作業装置が田面から設定高さに維持される水田作業機。 - 側面視において、前記支持フレームの上側部の前端部が、前記支持フレームの下側部の前端部よりも前側に位置するように、前記支持フレームの前側部が傾斜して配置され、
前記検知部が、前記支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されている請求項1に記載の水田作業機。 - 左右方向に沿って回転駆動自在に配置された駆動軸と、前記駆動軸に取り付けられて前記駆動軸と一体で回転駆動されることにより田面を整地する整地体とを有する整地装置が備えられて、
前記整地装置が、前記支持フレームの前側に支持され、
前記検知部が、側面視で前記支持フレームの前側部と前記整地装置との間に配置されている請求項1又は2に記載の水田作業機。 - 側面視で前記支持フレームの前側部と前記整地体との間に配置されて、前記整地体が後側に飛ばす泥を止めるカバーが備えられ、
前記検知部が、側面視で前記支持フレームの前側部と前記カバーとの間に配置されている請求項3に記載の水田作業機。
Priority Applications (1)
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