JP2020000161A - 水田作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】水田作業機において、作業装置を田面(フロート)から設定高さに維持されるように昇降操作する場合、フロートの田面への接地追従性を向上させる。【解決手段】作業装置に、左右方向に沿って配置された支持フレーム8と、支持フレーム8の後側部8bに連結され後側に延出されて田面Gに農用資材を供給する供給機構と、供給機構の下側に配置されて田面Gに接地追従するように昇降自在に支持されたフロート12とが設けられる。作業装置に対するフロート12の上下位置を操作部に伝達する為の検知部40が、フロート12の前部に接続され、支持フレーム8の前側部8aの前側に沿って上側に延出される。検知部40により伝達されたフロート12の上下位置に基いて、操作部が昇降機構を作動させて、作業装置が田面Gから設定高さに維持される。【選択図】図5

Description

本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機等の水田作業機に関する。
水田作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているような構成を備えたものがある。
特許文献1では、機体の後部に昇降自在に支持された苗植付装置(作業装置に相当)の下部に、フロートが昇降自在に支持されており、苗植付装置に対するフロートの上下位置を検知する検知部が、フロートの前部に接続されている。フロートは田面に接地追従するので、フロートの位置を田面の位置とみなすことができる。
これにより、検知部により検知されたフロート(田面)の上下位置に基いて、機体に対して苗植付装置が昇降操作されるのであり、苗植付装置が田面(フロート)から設定高さに維持される(苗植付装置による苗の植付深さが設定植付深さに維持される)。
特開2015−62352号公報
特許文献1では、苗植付装置に、左右方向に沿って配置された支持フレームが設けられて、植付伝動ケース(供給機構に相当)が支持フレームの後側部に連結されて後側に延出されており、植付伝動ケースの下側にフロートが配置されている。フロートの前部に接続された検知部が、支持フレームの後側部の後側を通って上側に延出されている。
これにより、フロートの全長が短いものになるので、フロートが田面に接地追従し難くなる可能性があり、フロートの田面への接地追従性の面で改善の余地がある。
本発明は、水田作業機において、検知部により検知されたフロート(田面)の上下位置に基いて、作業装置を田面(フロート)から設定高さに維持されるように昇降操作する場合、フロートの田面への接地追従性を向上させることを目的としている。
本発明の水田作業機は、
機体の後部に昇降自在に支持された作業装置と、前記作業装置を昇降操作する昇降機構と、前記昇降機構を作動させる操作部とが備えられ、
前記作業装置に、
左右方向に沿って配置された支持フレームと、
前記支持フレームの後側部に連結され後側に延出されて、田面に農用資材を供給する供給機構と、
前記供給機構の下側に配置されて、田面に接地追従するように昇降自在に支持されたフロートとが設けられて、
前記作業装置に対する前記フロートの上下位置を前記操作部に伝達する為の検知部が、前記フロートの前部に接続され、前記支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されて、
前記検知部により伝達された前記フロートの上下位置に基いて、前記操作部が前記昇降機構を作動させて、前記作業装置が田面から設定高さに維持される。
作業装置において、左右方向に沿って配置された支持フレームと、支持フレームの後側部に連結され後側に延出された供給機構とを設けることにより、支持フレームが作業装置の前部に配置されることになる。
本発明によると、フロートが供給機構の下側に配置されて、作業装置に対するフロートの上下位置を操作部に伝達する為の検知部が、フロートの前部に接続され、支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されている。
これにより、フロートの前部が支持フレームの前側部の下側付近まで延出されることになるのであり、フロートの全長が長いものとなって、フロートの田面への接地追従性を向上させることができる。
前述のようにフロートの前部が支持フレームの前側部の下側付近まで延出された場合、本発明によると、フロートの前部に接続された検知部が、支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されるので、検知部の向きを必要以上に曲げたりしなくても、検出部を無理なく上側に延出することができる。これにより、検知部の付近のコンパクト化を図ることができる。
本発明では、
側面視において、前記支持フレームの上側部の前端部が、前記支持フレームの下側部の前端部よりも前側に位置するように、前記支持フレームの前側部が傾斜して配置され、
前記検知部が、前記支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されていると好適である。
水田作業機では、機体の後輪によって泥が後側に跳ね飛ばされることがあり、後側に跳ね飛ばされた泥が、支持フレームの前側部に当たることがある。
本発明によると、支持フレームの前側部が前傾状に傾斜しているので、機体の後輪によって後側に跳ね飛ばされた泥が支持フレームの前側部に当たっても、泥は支持フレームの前側部から下側に落ち易く、支持フレームの前側部に付着し難い。
前述の構成において、本発明によると、検知部が支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されているので、作業装置において支持フレームの上側に設けられた各部分を無理なく避けながら、検知部を斜め前側の上側に延出することができる。これにより、検知部の付近のコンパクト化を図ることができる。
本発明では、
左右方向に沿って回転駆動自在に配置された駆動軸と、前記駆動軸に取り付けられて前記駆動軸と一体で回転駆動されることにより田面を整地する整地体とを有する整地装置が備えられて、
前記整地装置が、前記支持フレームの前側に支持され、
前記検知部が、側面視で前記支持フレームの前側部と前記整地装置との間に配置されていると好適である。
水田作業機では、作業装置の前側に整地装置を支持することがある。整地装置は、左右方向に沿って回転駆動自在に配置された駆動軸と、駆動軸に取り付けられて駆動軸と一体で回転駆動されることにより田面を整地する整地体とを有するものがあり、整地装置の全体の前後幅は小さく、整地装置の全体の左右幅は大きなものとなっている。
本発明によると、検知部が側面視で支持フレームの前側部と整地装置との間に配置されており、支持フレームの前側部と整地装置との間の空間を有効に利用して、検知部の付近のコンパクト化を図ることができる。
本発明では、
側面視で前記支持フレームの前側部と前記整地体との間に配置されて、前記整地体が後側に飛ばす泥を止めるカバーが備えられ、
前記検知部が、側面視で前記支持フレームの前側部と前記カバーとの間に配置されていると好適である。
前述のような整地装置において、整地体が後側に飛ばす泥を止めるカバーを備えることがある。
本発明によると、カバーが支持フレームの前側部と整地体との間に配置された場合(整地体の後側に配置された場合)、検知部が側面視で支持フレームの前側部とカバーとの間に配置されており、支持フレームの前側部とカバーとの間の空間を有効に利用して、検知部の付近のコンパクト化を図ることができる。
乗用型田植機の左側面図である。 苗植付装置の左側面図である。 苗植付装置及び整地装置の正面図である。 苗植付装置及び整地装置の平面図である。 支持フレーム及びフロート付近の縦断側面図である。 支持フレーム及び苗のせ台フレームの縦断側面図である。 支持フレーム及び苗のせ台フレームの分解斜視図である。 支持フレームの左の端部付近の斜視図である。 整地装置の昇降用の電動モータ及び操作ギヤの付近の斜視図である。 整地装置の昇降用の電動モータ及び操作ギヤの付近の分解斜視図である。 縦送りベルトの斜視図である。 苗ステーの分解斜視図である。 苗ステーと支持部材との連結構造を示す断面図である。 マーカーの回転体の斜視図である。 マーカーの回転体支持部の斜視図である。
図1〜図15に、水田作業機の一例である乗用型田植機が示されている。本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、機体3の走行時における前進側の進行方向が「前」であり、後進側の進行方向が「後」である。前後方向での前向き姿勢を基準として右側に相当する方向が「右」であり、左側に相当する方向が「左」である。
(乗用型田植機の全体構成)
図1に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体3の後部に、リンク機構4及びリンク機構4を昇降操作する油圧シリンダ5(昇降機構に相当)が備えられて、リンク機構4の後部に、4条植型式の苗植付装置6(作業装置に相当)が支持されている。
機体3の後部及び苗植付装置6に亘って、田面Gに肥料を供給する施肥装置7が備えられている。苗植付装置6の前側の下部に、田面Gを整地する整地装置50が支持されている。
(苗植付装置の全体構成)
図2,3,4に示すように、苗植付装置6は、支持フレーム8、植付伝動ケース9(供給機構に相当)、回転ケース10(供給機構に相当)、植付アーム11(供給機構に相当)、フロート12、苗のせ台13等を備えている。
支持フレーム8が左右方向に沿って配置されており、支持フレーム8の左右中央にフィードケース14が連結されている。リンク機構4の後部の下部の前後方向の軸芯P1周りに、フィードケース14がローリング自在に支持されており、苗植付装置6の全体が軸芯P1周りにローリング自在に支持されている。
2個の植付伝動ケース9が支持フレーム8に連結されて後側に延出されており、植付伝動ケース9の後部の右部及び左部に、回転ケース10が回転自在に支持され、回転ケース10の両端に、植付アーム11が支持されている。苗のせ台13が、左右方向に往復移動自在に支持されている。
図1及び図2に示すように、機体3の前部に搭載されたエンジン34の動力が、伝動軸35を介して、フィードケース14の内部の伝動機構(図示せず)に伝達されて、フィードケース14に備えられた横送り軸(図示せず)により、苗のせ台13が所定のストロークで左右方向に往復横送り駆動される。
図4に示すように、フィードケース14の伝動機構に伝達された動力が、伝動軸36、植付伝動ケース9の内部のトルクリミッター37、伝動チェーン38及び少数条クラッチ39を介して、回転ケース10に伝達される。
これにより、図2及び図4に示すように、苗のせ台13が左右方向に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース10が回転駆動され、苗のせ台13の下部から植付アーム11が交互に苗(農用資材に相当)を取り出して田面Gに植え付ける。
(施肥装置の全体構成)
図1,2,4に示すように、施肥装置7は、ホッパー15、繰り出し部16、ブロア17、作溝器18及びホース19等を備えている。
機体3において運転座席20の後側に、肥料を貯留するホッパー15及び繰り出し部16が支持されており、繰り出し部16の左の横外側にブロア17が備えられている。フロート12に作溝器18が連結されて、4個の作溝器18が備えられており、繰り出し部16と作溝器18とに亘って4本のホース19が接続されている。
エンジン34の動力が、繰り出し部16に伝達されて、ホッパー15の肥料が繰り出し部16により繰り出され、ブロア17の搬送風によりホース19を通って作溝器18に供給されるのであり、作溝器18により田面Gに溝が形成されながら、作溝器18から田面Gの溝に肥料が供給される。
(支持フレームの構成)
図5,6,7に示すように、支持フレーム8は、アルミの引き抜き工法によって製作されており、前側部8a、後側部8b、上側部8c及び下側部8dを備えた台形状の断面形状を備えている。
側面視(断面視)において、支持フレーム8の上側部8c及び下側部8dが水平方向に沿っており、支持フレーム8の後側部8bが鉛直方向に沿っている。これにより、支持フレーム8の後側部8bに広い連結面を確保することができるのであり、図2及び図4に示すように、支持フレーム8の後側部8bに、植付伝動ケース9が連結されて後側に延出されている。
側面視(断面視)において、支持フレーム8の下側部8dの前後長さL1が、支持フレーム8の上側部8cの前後長さL2よりも、短いものに設定されている。これにより、支持フレーム8の上側部8cの前端部が、支持フレーム8の下側部8dの前端部よりも前側に位置しており、支持フレーム8の前側部8aが前傾状態で傾斜して配置されている。
(苗のせ台の支持構造)
図2,3,4に示すように、植付伝動ケース9の上部に、支持レール21が左右方向に沿って支持されている。苗のせ台13の下部が、左右方向に沿って往復移動自在に支持レール21に支持されており、側面視で、苗のせ台13が、植付伝動ケース9から斜め前側の上側に延出されている。
図2,3,6,7に示すように、支持フレーム8の前側部8aに、直線状の苗のせ台フレーム22が、ボルト23により連結されて上側に延出されており、苗のせ台フレーム22の上部に亘ってフレーム24が連結されている。苗のせ台13の上部に、支持レール25が左右方向に沿って連結されており、苗のせ台フレーム22の上部に支持されたローラー26が、支持レール25に挿入されている。
支持フレーム8の前側部8aが前傾状態となっているので、苗のせ台フレーム22が、支持フレーム8の前側部8aから斜め前側の上側に直線的に延出されて、苗のせ台13の上部に達している。
以上の構造により、苗のせ台13の下部が、植付伝動ケース9及び支持レール21により左右方向に移動自在に支持され、苗のせ台13の上部が、苗のせ台フレーム22及びローラー26により左右方向に移動自在に支持されるのであり、苗のせ台13が所定のストロークで左右方向に往復横送り駆動される。
(縦送りベルトの構成)
図2に示すように、苗のせ台13の4つの苗のせ面の各々に、縦送りベルト65が設けられており、苗のせ台13が横送りの端部に達すると、縦送りベルト65が所定角度だけ回転駆動されて、苗のせ台13の苗が下側に送られる。
図11に示すように、1つの縦送りベルト65はゴムにより一体的に形成されており、2つの縦送りベルト65がリング状に接続されて使用される。
縦送りベルト65は、平板状の本体部66、本体部66の表面に多数設けられた突部67,68、本体部66の一方の端部に設けられた2個の接続部69、本体部66の他方の端部に設けられた3個の接続部69を備えている。
突部67は、円錐形状に形成されている。突部68は、立方体形状に形成されており、本体部66の横幅方向に沿って等間隔に一列状に配置されている。
接続部69において、上側に開放された半円部69aと、下側に開放された半円部69bとが、隣接して設けられており、半円部69a,69bの接続部分に、本体部66の端部に沿った横向きの開口部69cが形成されている。
以上のように接続部69を構成することによって、本体部66の面と直交する方向に、雄型及び雌型を抜くことにより、本体部66、突部67,68及び接続部69(半円部69a,69b及び開口部69c)を、一体的に形成することができる。
2つの縦送りベルト65をリング状に接続する場合、一方の縦送りベルト65の2個の接続部69を、他方の縦送りベルト65の3個の接続部69の間に入れ、接続ピン(図示せず)を、接続部69の半円部69a,69b及び開口部69cに挿入することにより、縦送りベルト65を接続する。
(苗ステーの構成)
図1及び図2に示すように、苗のせ台13の4つの苗のせ面の各々の上側に沿って、苗の浮き上がりを押さえる苗ステー70が設けられている。
図12及び図13に示すように、苗ステー70は、ステンレスの棒材によって構成されており、苗ステー70の上部及び下部が折り曲げられて、横向き部70a,70bが形成されている。
アルミの押し出し成型によって構成された棒状の支持部材73が設けられており、断面視でU字状(チャンネル状)の連結部73aが、支持部材73の全長に亘って形成されている。
苗ステー70の横向き部70aが支持部材73の連結部73aに挿入され、支持部材73の連結部73aにおける苗ステー70の横向き部70aの部分が、外側からカシメ加工されて、支持部材73と苗ステー70の横向き部70aとが連結されている。
苗ステー70の横向き部70bが別の支持部材73の連結部73aに挿入され、支持部材73の連結部73aにおける苗ステー70の横向き部70bの部分が、外側からカシメ加工されて、支持部材73と苗ステー70の横向き部70bとが連結されている。
以上のようにして、上下方向に配置される6本の苗ステー70の上部及び下部に、支持部材73が左右方向に沿って連結されている。6本の苗ステー70と上及び下の支持部材73とが連結された構成品を、2組用意する。
図2に示すように、苗のせ台13の4つの苗のせ面を仕切る縦壁状の仕切り部13aが設けられている。苗のせ台13の仕切り部13aの上部に、支持ロッド71が設けられ、苗のせ台13の仕切り部13aの下部に、支持板72が設けられている。
上の支持部材73の右部及び左部を、支持ロッド71に支持させ、下の支持部材73の右部及び左部を、支持板72に支持させる。これにより、苗のせ台13において、一つの苗のせ面の上側に沿って3本の苗ステー70が配置される。
(フロートの支持構造)
図2,4,5に示すように、2個のフロート12が、平面視で右及び左の後輪2の後側に位置し、側面視で植付伝動ケース9の下側に位置するように配置されている。
支持フレーム8の後側部8bにブラケット27が連結されており、フロートパイプ28が、植付伝動ケース9の下側に左右方向に沿って配置されて、左右方向の軸芯P2周り回転自在にブラケット27に支持されている。フロートパイプ28に連結された支持アーム28aが後側に延出されて、支持アーム28aの後端部の左右方向の軸芯P3周りに、フロート12の後部が上下に揺動自在に支持されている。
植付深さレバー29が、フロートパイプ28に連結されて、斜め前側の上側に延出されている。支持フレーム8の上側部8cにレバーガイド30が連結されており、植付深さレバー29がレバーガイド30に挿入されている。
植付深さレバー29を上下に操作することにより、フロートパイプ28の支持アーム28aを上下に操作して、軸芯P3(フロート12の後部)の位置を上下に変更することができる。植付深さレバー29をレバーガイド30に係合させることより、軸芯P3(フロート12の後部)の位置を固定することができる。
2個のフロート12の前部に亘って、フレーム31が連結されており、2個のフロート12が一体で軸芯P3周りに上下に揺動する。
ブラケット32が、フレーム31の左右中央部に連結されて後側に延出され、レーキ状の整地部材33がブラケット32の後端部に連結されており、整地部材33が機体3の左右中央に配置されている。
(マーカーの構成)
図3に示すように、苗植付装置6の右部及び左部に、マーカー75が設けられている。 図3,14,15に示すように、マーカー75は、アーム部76、回転体77及び回転体支持部78とを備えている。アーム部76は、金属製の丸棒材を折り曲げて構成されている。回転体77は、合成樹脂により円板状に一体的に形成されている。
図15に示すように、回転体支持部78は、円柱部78a及び支持板78bを備えて、合成樹脂により一体的に形成されている。回転体支持部78の円柱部78aに、フランジ部78c、軸芯方向に沿った穴部78d、半径方向に貫通した取付孔78eが設けられている。回転体支持部78の支持板78bに、互いに向き合う3個の爪部78fが設けられている。
アーム部76の先端部76aが折り曲げられている。アーム部76の先端部76aが、回転体支持部78の穴部78dに挿入され、アーム部76が回転体支持部78の爪部78fの間に嵌め込まれて、アーム部76の先端部76aに、回転体支持部78が取り付けられる。
回転体77が、回転体支持部78の円柱部78aに取り付けられ、回転体支持部78の取付孔78eに抜け止めピン(図示せず)が取り付けられて、回転体77がアーム部76の先端部76a(回転体支持部78の円柱部78a)に回転自在に支持される。
図2,3,4,8に示すように、支持フレーム8の左の端部及び右の端部に、支持部材74が連結されている。支持部材74に支持ブラケット79が連結され、パイプ状の支持部材80が、支持部材74及び支持ブラケット79に連結されている。パイプ状のガード81が、支持部材80に取り付けられて、支持レール21の端部に延出されており、支持レール21がガード81により保護されている。
マーカー75において、アーム部76の基部76bが、前後方向の軸芯周りに支持ブラケット79に揺動自在に支持されており、回転体77が田面Gに接地する作用位置、及び回転体77が田面Gから上方に位置する退避位置に、マーカー75が昇降操作される。
乗用型田植機では、前回の植付走行においてマーカー75によりで田面Gに形成された指標に沿って、機体3を走行させて植付走行を行いながら、同時にマーカー75により次の植付走行の指標を田面Gに形成するという作業を繰り返す。この場合、植付走行において、田面Gの指標が機体3の左右中央に位置するように、機体3を走行させる。
前述の(フロートの支持構造)の記載及び図4に示すように、整地部材33が機体3の左右中央に配置されていることにより、植付走行において、田面Gの指標が機体3の左右中央に位置するように機体3を走行させた際、整地部材33により田面Gの指標を整地して消すことができる。
(苗植付装置の自動昇降制御に関する構成)
図3,4,5に示すように、フロート12が前側に延出されて、フロート12の前端部が支持フレーム8の前側部8aの下側付近に位置している。
正面視で逆チャンネル状の検知部40が、フレーム31の左部に連結されたブラケット31aの左右方向の軸芯P4周りに揺動自在に支持されており、検知部40がフロート12の前部に接続されている。検知部40が、支持フレーム8の前側部8aの前側に沿って斜め前側の上側に延出されており、支持フレーム8の上側部8cを越えて上側に延出されている。
丸棒材を折り曲げて構成された接続部材41が備えられている。支持フレーム8の上側部8cにブラケット42が連結されて、接続部材41の中間部が、ブラケット42の左右方向の軸芯P5周りに揺動自在に支持されている。
検知部40の上下方向に沿って長孔40aが開口されており、接続部材41の一方の端部41aが、検知部40の長孔40aに挿入されている。植付深さレバー29に長孔29aが開口されており、接続部材41の他方の端部41bが、植付深さレバー29の長孔29aに挿入されている。
油圧シリンダ5(図1参照)に作動油を給排操作する制御弁(操作部に相当)(図示せず)が、機体3に備えられており、制御弁にワイヤ43のインナー43aの一方の端部が接続されている。ワイヤ43の他方の端部において、ワイヤ43のインナー43aが、接続部材41の端部41aに接続され、ワイヤ43のアウター43bが、検知部40の上端部に接続されている。
図5に示す構造において、前項の(フロートの支持構造)に記載のように、植付深さレバー29がレバーガイド30に係合されて、軸芯P3(フロート12の後部)の位置が固定されていると、接続部材41の姿勢も植付深さレバー29により固定されている。
(苗植付装置の自動昇降制御の作動状態)
図5に示すように、機体3の進行に伴ってフロート12は田面Gに接地追従するのであり、田面G(フロート12)に対して苗植付装置6が上下動すると、苗植付装置6に対してフロート12が軸芯P3周りに上下に揺動する状態となり、苗植付装置6(接続部材41)に対して検知部40が上下動する状態となる。
図5に示す状態から、苗植付装置6が下降して田面Gに接近すると、苗植付装置6に対してフロート12が上昇する状態となり、接続部材41に対して検知部40が上昇する状態となって、ワイヤ43のインナー43aが苗植付装置6側に引き操作される。
これにより、制御弁が上昇位置に操作されて、油圧シリンダ5が上昇側に作動し、苗植付装置6が上昇操作される。
図5に示す状態から、苗植付装置6が上昇して田面Gから離れると、苗植付装置6に対してフロート12が下降する状態となり、接続部材41に対して検知部40が下降する状態となって、ワイヤ43のインナー43aが制御弁側に押し操作される。
これにより、制御弁が下降位置に操作されて、油圧シリンダ5が下降側に作動し、苗植付装置6が下降操作される。
以上のようにして、苗植付装置6に対するフロート12の上下位置が、検知部40により、ワイヤ43を介して制御弁に伝達されて、制御弁が操作される。検知部40の上端部と接続部材41の端部41aとの位置関係(ワイヤ43のアウター43bから出るインナー43aの長さ)が、図5に示す状態であると、制御弁が中立位置に操作されて油圧シリンダ5が停止する。
これにより、検知部40の上端部と接続部材41の端部41aとの位置関係(ワイヤ43のアウター43bから出るインナー43aの長さ)が、図5に示す状態に維持されるように、制御弁が操作され、苗植付装置6が昇降操作されて、苗植付装置6が田面Gから図5に示す設定高さに維持されるのであり、苗植付装置6(植付アーム11)による苗の植付深さが、設定植付深さに維持される。
(苗の設定植付深さの変更)
図5に示す状態は、軸芯P3(フロート12の後部)の位置を、苗植付装置6に最も接近させた状態であり、苗植付装置6が維持される田面Gからの設定高さが最も低い状態であり、苗の設定植付深さが最も深い状態である。
図5に示す状態から植付深さレバー29を操作して、苗植付装置6に対する軸芯P3(フロート12の後部)の位置を下側に変更していくと、苗植付装置6が維持される田面Gからの設定高さが高くなっていき、苗の設定植付深さが浅くなっていく。
植付深さレバー29を操作して苗の設定植付深さを変更すると、苗植付装置6に対するフロート12及び検知部40の位置が上下に変化する。この場合、植付深さレバー29に連動して、接続部材41が軸芯P5周りに揺動する。
苗植付装置6に対する軸芯P3(フロート12の後部)の位置が上側に変更されると(苗植付装置6に対して検知部40の位置が上昇すると)、これに伴ってワイヤ43のインナー43a(接続部材41の端部41a)の位置も上側に変更される。
苗植付装置6に対する軸芯P3(フロート12の後部)の位置が下側に変更されると(苗植付装置6に対して検知部40の位置が下降すると)、これに伴ってワイヤ43のインナー43a(接続部材41の端部41a)の位置も下側に変更される。
これにより、植付深さレバー29を操作して苗の設定植付深さを変更しても、検知部40の上端部と接続部材41の端部41aとの位置関係(ワイヤ43のアウター43bから出るインナー43aの長さ)が、図5に示す状態に維持される。
(整地装置の全体構成)
図1,2,3,4に示すように、苗植付装置6の前部の下部において、支持フレーム8の前側に、田面Gを整地する整地装置50が支持されている。
図3及び図4に示すように、支持フレーム8の左の端部及び右の端部に連結された支持部材74(前項の(マーカーの構成)参照)に、支持部材44,45が連結されている。図2,3,4,8に示すように、伝動軸36と同一の軸芯P6周りに、伝動ケース46が上下に揺動自在に支持部材44に支持され、支持アーム47が上下に揺動自在に支持部材45に支持されている。
図2,3,4に示すように、伝動ケース46及び支持アーム47の延出部に亘って、駆動軸48が回転自在に支持されており、多数の整地体53が駆動軸48に取り付けられている。伝動軸36の動力が、植付伝動ケース9と伝動ケース46とに亘って架設された伝動軸49から、伝動ケース46の内部のトルクリミッター51及び伝動チェーン52を介して、駆動軸48に伝達される。
伝動軸36の動力により、駆動軸48及び整地体53が図2の反時計方向に回転駆動されて、整地体53により田面Gの整地が行われる。支持部材74が前側に延出されて、支持部材74の延出部分に亘って、カバー55が取り付けられている。整地体53によって後側に跳ね飛ばされる泥が、カバー55により止められて、フロート12に泥が堆積する状態が防止される。
駆動軸48の3箇所に、スペーサ54が取り付けられて、右及び左の後輪2の後方、伝動軸35の下方に、整地体53が存在しない領域が設定されている。
伝動軸35の下方の整地体53が存在しない領域は、伝動軸35と整地体53との干渉を避ける為であり、伝動軸35との干渉を避ける為の切り欠き部55aが、カバー55に設けられている。
右及び左の後輪2の後方の整地体53が存在しない領域は、右及び左の後輪2と整地体53との干渉を避ける為である。
前述の(苗植付装置の自動昇降制御に関する構成)の記載のように、検知部40が、支持フレーム8の前側部8aの前側に沿って斜め前側の上側に延出されて、支持フレーム8の上側部8cを越えて上側に延出されている。
これに加えて、図3,4,5に示すように、検知部40が、側面視及び平面視で、支持フレーム8の前側部8aと整地装置50(スペーサ54)との間に配置されており、支持フレーム8の前側部8aとカバー55との間に配置されている。
(整地装置の昇降の構成)
図2,3,9に示すように、左の苗のせ台フレーム22の後側部に、平板状の支持部材56が連結されており、支持部材56の後側部において、支持部材56の前後方向の軸芯P7周りに、扇形の操作ギヤ57が揺動自在に支持されている。電動モータ58及びギヤ機構59が、支持部材56の後側部に連結されて、ギヤ機構59のピニオンギヤ59aが操作ギヤ57に咬合している。
操作ギヤ57に連係部材60が連結されて、連係部材60と伝動ケース46とに亘って連係ロッド61が接続されている。右の苗のせ台フレーム22の後側部において、右の苗のせ台フレーム22の前後方向の軸芯P8周りに、連係部材62が揺動自在に支持されており、連係部材60,62に亘って連係ロッド63が接続され、連係部材62と支持アーム47とに亘って連係ロッド64が接続されている。
図8に示すように、連係ロッド61の下端部61aがU字状に折り曲げられており、伝動ケース46に接続部材82が連結されている。ボルト83が連係ロッド61の下端部61aに挿入されて接続部材82に締め付けられて、連係ロッド61の下端部61aが接続部材82に連結されている。
これにより、ボルト83の締め付け位置を、連係ロッド61の下端部61aに沿って変更することにより、連係ロッド61と伝動ケース46との接続位置を、連係ロッド61の長手方向に沿って微調節することができる。連係ロッド64と支持アーム47との接続部分にも、前述と同様な構造が備えられている。
電動モータ58によりギヤ機構59のピニオンギヤ59aが正逆に回転駆動されるのであり、操作ギヤ57が正逆に揺動操作される。
操作ギヤ57により、連係ロッド61が操作ギヤ57側に引き操作され、連係ロッド63が右の苗のせ台フレーム22側に押し操作されると、連係ロッド61,64により、整地装置50(伝動ケース46及び支持アーム47)が軸芯P6周りに上側に操作される。
操作ギヤ57により、連係ロッド61が伝動ケース46側に押し操作され、連係ロッド63が操作ギヤ57側に引き操作されると、連係ロッド61,64により、整地装置50(伝動ケース46及び支持アーム47)が軸芯P6周りに下側に操作される。
(整地装置の昇降において操作ギヤに関する構成)
図9及び図10に示すように、支持部材56にボス部56aが連結されており、板材を箱状に折り曲げて構成された抜け止め部材84が、支持部材56のボス部56aを取り囲むように支持部材56に連結されている。
操作ギヤ57の基部57aが、クランク状に折り曲げられて、操作ギヤ57の基部57aに支点軸57bが連結されている。操作ギヤ57の支点軸57bが支持部材56のボス部56aに挿入されて、操作ギヤ57が支持部材56の軸芯P7周りに揺動自在に支持されている。ポテンショメータ型式の高さセンサー85が、抜け止め部材84に取り付けられて、操作ギヤ57の支点軸57bに接続されている。
抜け止め部材84の全ての端部が支持部材56に連結されているのではなく、抜け止め部材84において支持部材56に連結されていない部分が存在しており、この部分が、支持部材56との間の抜け止め部材84のスリット部84aとなっている。
前述の(整地装置の昇降の構成)に記載のように、ギヤ機構59のピニオンギヤ59aが操作ギヤ57に咬合し、電動モータ58により操作ギヤ57が正逆に揺動操作されて、整地装置50が昇降操作される状態において、操作ギヤ57は抜け止め部材84のスリット部84aに入り込んでいる。
これにより、操作ギヤ57が支持部材56と抜け止め部材84(スリット部84a)との間に挟まれた状態となるのであり、操作ギヤ57の支点軸57bが支持部材56のボス部56aから抜けることはない。
操作ギヤ57を支持部材56から取り外す場合、高さセンサー85を、抜け止め部材84及び操作ギヤ57の支点軸57bから取り外す。
抜け止め部材84に切り欠き部84bが設けられており、操作ギヤ57をギヤ機構59のピニオンギヤ59aから外れる位置まで回転させると、操作ギヤ57の基部57aが、抜け止め部材84の切り欠き部84bの位置に来る。
この後、操作ギヤ57を後側に移動させることにより、操作ギヤ57の支点軸57bを支持部材56のボス部56aから抜き出すことができ、操作ギヤ57の基部57a及び支点軸57bを、抜け止め部材84の切り欠き部84bから抜き出すことができる。
(整地装置の高さ制御)
図3に示すように、人為的に操作されるダイヤル型式の高さスイッチ86、及び押しボタン型式の昇降スイッチ87が、左の苗のせ台フレーム22に設けられている。
前述の(整地装置の昇降において操作ギヤに関する構成)に記載のように、高さセンサー85が操作ギヤ57の支点軸57bに接続されており、高さセンサー85により苗植付装置6に対する整地装置50の上下位置が検出される。
植付深さレバー29の操作位置を検出する位置センサー(図示せず)が設けられて、位置センサーの検出値により、田面Gからの苗植付装置6の設定高さ(設定植付深さ)が検出される(前述の(苗植付装置の自動昇降制御に関する構成)〜(苗の設定植付深さの変更)参照)。
これにより、高さセンサー85(前述の(整地装置の昇降において操作ギヤに関する構成)参照)による苗植付装置6に対する整地装置50の上下位置、及び位置センサーによる苗植付装置6の設定高さ(設定植付深さ)に基いて、田面Gからの整地装置50の高さが検出される。
高さスイッチ86により、田面Gに対する整地装置50の高さ(整地深さ)である設定高さ(設定整地深さ)を、設定及び変更することができるのであり、田面Gからの整地装置50の高さが設定高さ(設定整地深さ)となるように、電動モータ58が自動的に操作されて、整地装置50が昇降操作される。
植付深さレバー29が操作されて、苗植付装置6の設定高さ(設定植付深さ)を変更すると、これに伴って田面Gからの整地装置50の高さも変化する。この場合、田面Gからの整地装置50の高さが設定高さ(設定整地深さ)となるように、電動モータ58が自動的に操作されて、整地装置50が昇降操作される。
前述のように、整地装置50が田面Gに接地している状態において、昇降スイッチ87を押し操作すると、整地装置50が上限位置まで上昇操作されて、田面Gに接地しない状態となる。
整地装置50が上限位置に位置している状態において、昇降スイッチ87を押し操作すると、田面Gからの整地装置50の高さが設定高さ(設定整地深さ)となるように、整地装置50が下降操作される。
(発明の実施の別形態)
ワイヤ43を廃止して、支持フレーム8の上方に、ポテンショメータ型式の高さセンサー(図示せず)を設け、検知部40を高さセンサーに接続して、苗植付装置6に対するフロート12の上下位置を高さセンサーにより検出するように構成してもよい。
この構成によると、油圧シリンダ5に作動油を給排操作する制御弁を電磁操作型式に構成して、高さセンサーの検出値に基いて、制御弁が電気的に操作されるように構成すればよい。
整地装置50を苗植付装置6に支持するのではなく、機体3の後部から延出されたリンク機構(図示せず)や、リンク機構4から下側に延出されたリンク機構(図示せず)により、整地装置50を支持するように構成してもよい。
本発明は、4条植型式の乗用型田植機ばかりではなく、3,5,6,8条植型式等の乗用型田植機にも適用できるのであり、田面Gに種子(農用資材に相当)を供給する播種装置(作業装置に相当)を備えた乗用型直播機にも適用できる。
3 機体
5 油圧シリンダ(昇降機構)
6 苗植付装置(作業装置)
8 支持フレーム
8a 支持フレームの前側部
8b 支持フレームの後側部
8c 支持フレームの上側部
8d 支持フレームの下側部
9 植付伝動ケース(供給機構)
10 回転ケース(供給機構)
11 植付アーム(供給機構)
12 フロート
40 検知部
48 駆動軸
50 整地装置
53 整地体
55 カバー
G 田面

Claims (4)

  1. 機体の後部に昇降自在に支持された作業装置と、前記作業装置を昇降操作する昇降機構と、前記昇降機構を作動させる操作部とが備えられ、
    前記作業装置に、
    左右方向に沿って配置された支持フレームと、
    前記支持フレームの後側部に連結され後側に延出されて、田面に農用資材を供給する供給機構と、
    前記供給機構の下側に配置されて、田面に接地追従するように昇降自在に支持されたフロートとが設けられて、
    前記作業装置に対する前記フロートの上下位置を前記操作部に伝達する為の検知部が、前記フロートの前部に接続され、前記支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されて、
    前記検知部により伝達された前記フロートの上下位置に基いて、前記操作部が前記昇降機構を作動させて、前記作業装置が田面から設定高さに維持される水田作業機。
  2. 側面視において、前記支持フレームの上側部の前端部が、前記支持フレームの下側部の前端部よりも前側に位置するように、前記支持フレームの前側部が傾斜して配置され、
    前記検知部が、前記支持フレームの前側部の前側に沿って上側に延出されている請求項1に記載の水田作業機。
  3. 左右方向に沿って回転駆動自在に配置された駆動軸と、前記駆動軸に取り付けられて前記駆動軸と一体で回転駆動されることにより田面を整地する整地体とを有する整地装置が備えられて、
    前記整地装置が、前記支持フレームの前側に支持され、
    前記検知部が、側面視で前記支持フレームの前側部と前記整地装置との間に配置されている請求項1又は2に記載の水田作業機。
  4. 側面視で前記支持フレームの前側部と前記整地体との間に配置されて、前記整地体が後側に飛ばす泥を止めるカバーが備えられ、
    前記検知部が、側面視で前記支持フレームの前側部と前記カバーとの間に配置されている請求項3に記載の水田作業機。
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