JPH063018A - 冷凍冷蔵庫の制御装置 - Google Patents
冷凍冷蔵庫の制御装置Info
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- JPH063018A JPH063018A JP15657192A JP15657192A JPH063018A JP H063018 A JPH063018 A JP H063018A JP 15657192 A JP15657192 A JP 15657192A JP 15657192 A JP15657192 A JP 15657192A JP H063018 A JPH063018 A JP H063018A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/04—Refrigerators with a horizontal mullion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/02—Sensors detecting door opening
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25D2700/12—Sensors measuring the inside temperature
- F25D2700/122—Sensors measuring the inside temperature of freezer compartments
-
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- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/14—Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食品を冷凍/冷蔵し貯蔵することができる冷
凍冷蔵庫において、キメ細かな温調を行なうことを目的
とする。 【構成】 冷凍室、冷蔵室それぞれ庫内温度検出手段2
2、29を設け、それぞれの庫内温度を検出し、ドア開
閉検出手段21、28を設け、それぞれのドア開閉状態
を検出し、また、外気温度検出手段42を設け外気温度
を検出する。第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段4
3、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段51では、
庫内温度、ドア開閉状態、と外気温度とから設定温度の
下げ幅を演算し、これを基に設定温度演算手段44、5
2は設定温度を演算する。そして、圧縮機、ファン、お
よび電動ダンパを制御する。
凍冷蔵庫において、キメ細かな温調を行なうことを目的
とする。 【構成】 冷凍室、冷蔵室それぞれ庫内温度検出手段2
2、29を設け、それぞれの庫内温度を検出し、ドア開
閉検出手段21、28を設け、それぞれのドア開閉状態
を検出し、また、外気温度検出手段42を設け外気温度
を検出する。第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段4
3、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段51では、
庫内温度、ドア開閉状態、と外気温度とから設定温度の
下げ幅を演算し、これを基に設定温度演算手段44、5
2は設定温度を演算する。そして、圧縮機、ファン、お
よび電動ダンパを制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵庫における保
存食品を鮮度よく長時間貯蔵するために、ニュ−ラルネ
ットワ−ク演算手段により最適な冷凍室、冷蔵室の設定
温度の下げ幅を演算して、その結果を出力するようにし
た冷凍冷蔵庫の制御装置に関するものである。
存食品を鮮度よく長時間貯蔵するために、ニュ−ラルネ
ットワ−ク演算手段により最適な冷凍室、冷蔵室の設定
温度の下げ幅を演算して、その結果を出力するようにし
た冷凍冷蔵庫の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵庫の制御装置は、冷凍冷蔵庫の
冷凍室、冷蔵室、野菜室の各室を設定された温度で温調
するように、ファン、圧縮機、電動ダンパを制御するも
のであり、例えば、実開昭54−4472号公報、実開
平2−29877号公報に示されている。
冷凍室、冷蔵室、野菜室の各室を設定された温度で温調
するように、ファン、圧縮機、電動ダンパを制御するも
のであり、例えば、実開昭54−4472号公報、実開
平2−29877号公報に示されている。
【0003】以下、従来の冷凍冷蔵庫の制御装置につい
て図面を参照しながら、温調制御について説明する。
て図面を参照しながら、温調制御について説明する。
【0004】図11は、従来の冷凍冷蔵庫の制御装置の
ブロック図を示すものである。図11において、1は冷
凍冷蔵庫本体で、外箱2と内箱3と両者の空隙に形成さ
れたウレタン発泡断熱材4により構成され、前面開口部
に3つのドア5、6、7が配設されている。ドア5、
6、7はそれぞれ冷凍冷蔵庫本体1の冷凍室8、冷蔵室
9、野菜室10の開口部に対応して配設されている。冷
凍室8の底板11と冷蔵室9の天板12に囲まれた区画
壁内には蒸発器13とその背後にファン14を有してい
る。また、冷凍室8、冷蔵室9の背後には、蒸発器13
からの冷却空気を各室に導入するための通風路15、1
6が形成されている。17は圧縮機であり、18は電動
ダンパである。
ブロック図を示すものである。図11において、1は冷
凍冷蔵庫本体で、外箱2と内箱3と両者の空隙に形成さ
れたウレタン発泡断熱材4により構成され、前面開口部
に3つのドア5、6、7が配設されている。ドア5、
6、7はそれぞれ冷凍冷蔵庫本体1の冷凍室8、冷蔵室
9、野菜室10の開口部に対応して配設されている。冷
凍室8の底板11と冷蔵室9の天板12に囲まれた区画
壁内には蒸発器13とその背後にファン14を有してい
る。また、冷凍室8、冷蔵室9の背後には、蒸発器13
からの冷却空気を各室に導入するための通風路15、1
6が形成されている。17は圧縮機であり、18は電動
ダンパである。
【0005】19は冷凍室8のドア5の開閉により動作
する冷凍室ドアスイッチであり、20は冷凍室温度セン
サである。
する冷凍室ドアスイッチであり、20は冷凍室温度セン
サである。
【0006】また、21は冷凍室ドアスイッチ19の動
作から冷凍室8のドア5の開閉を検出する冷凍室ドア開
閉検出手段であり、22は冷凍室温度センサ20により
冷凍室内の庫内温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段
である。23は冷凍室庫内温度検出手段22により検出
された庫内温度から、ファン14と圧縮機17のon−
off動作を求める演算手段である。
作から冷凍室8のドア5の開閉を検出する冷凍室ドア開
閉検出手段であり、22は冷凍室温度センサ20により
冷凍室内の庫内温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段
である。23は冷凍室庫内温度検出手段22により検出
された庫内温度から、ファン14と圧縮機17のon−
off動作を求める演算手段である。
【0007】24はファン14を制御するファンモ−タ
制御手段であり、25は圧縮機17をする制御する圧縮
機制御手段である。
制御手段であり、25は圧縮機17をする制御する圧縮
機制御手段である。
【0008】26は冷蔵室9のドア6の開閉により動作
する冷蔵室ドアスイッチであり、27は冷蔵室温度セン
サである。
する冷蔵室ドアスイッチであり、27は冷蔵室温度セン
サである。
【0009】また、28は冷蔵室ドアスイッチ27の動
作から冷蔵室9のドア6の開閉を検出する冷蔵室ドア開
閉検出手段であり、29は冷蔵室内内の庫内温度を検出
する冷蔵室庫内温度検出手段である。
作から冷蔵室9のドア6の開閉を検出する冷蔵室ドア開
閉検出手段であり、29は冷蔵室内内の庫内温度を検出
する冷蔵室庫内温度検出手段である。
【0010】30は冷蔵室庫内温度検出手段29により
検出された庫内温度から、電動ダンパ18の開閉動作を
求める演算手段である。31は電動ダンパ18を制御す
る電動ダンパ制御手段である。
検出された庫内温度から、電動ダンパ18の開閉動作を
求める演算手段である。31は電動ダンパ18を制御す
る電動ダンパ制御手段である。
【0011】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置について、以下図11、図12を用いてその動作を
説明する。
装置について、以下図11、図12を用いてその動作を
説明する。
【0012】図12(a)は、従来の冷凍冷蔵庫の冷凍
室8の温調制御を説明するためのフロ−チャ−トであ
る。まず、冷凍室庫内温度検出手段22は冷凍室温度セ
ンサ20により冷凍室内の庫内温度Tfcを検出する
(Step51)。すると、演算手段23は庫内温度T
fcにより、ファン14と圧縮機17のon−off動
作を演算する(Step52)。そして、ファン制御手
段24はファン14を制御し、圧縮機制御手段25は圧
縮機17を制御する(Step53)。また、冷凍室ド
ア開閉検出手段21は冷凍室ドアスイッチ19の動作か
ら冷凍室8のドア5が閉じられているかどうかの判断を
行う(Step54)。冷凍室ドア5が開けられるてい
ればファン14の制御を停止する(Step55)。
室8の温調制御を説明するためのフロ−チャ−トであ
る。まず、冷凍室庫内温度検出手段22は冷凍室温度セ
ンサ20により冷凍室内の庫内温度Tfcを検出する
(Step51)。すると、演算手段23は庫内温度T
fcにより、ファン14と圧縮機17のon−off動
作を演算する(Step52)。そして、ファン制御手
段24はファン14を制御し、圧縮機制御手段25は圧
縮機17を制御する(Step53)。また、冷凍室ド
ア開閉検出手段21は冷凍室ドアスイッチ19の動作か
ら冷凍室8のドア5が閉じられているかどうかの判断を
行う(Step54)。冷凍室ドア5が開けられるてい
ればファン14の制御を停止する(Step55)。
【0013】以上より、冷凍室8に適温の冷風を送り込
み、冷凍室の温調を行う。図12(b)は、従来の冷凍
冷蔵庫の冷蔵室9の温調制御を説明するためのフロ−チ
ャ−トである。まず、冷蔵室庫内温度検出手段29は冷
蔵室温度センサ27により冷蔵室内の庫内温度Tpcを
検出する(Step61)。すると演算手段30は庫内
温度Tpcにより、ファン14のon−off動作と、
電動ダンパ18の開閉動作を演算する(Step6
2)。そして、ファン制御手段24はファン14を制御
し、電動ダンパ制御手段31は電動ダンパ18を制御す
る(Step63)。冷蔵室ドア開閉検出手段28は冷
蔵室ドアスイッチ26の動作から冷蔵室9のドア6が閉
じられているかどうかの判断を行う(Step64)。
冷蔵室ドア6が開かれていれば、ファン14は停止する
(Step65)。以上より、冷蔵室9に適温の冷風を
送り込み、冷蔵室9の温調を行う。
み、冷凍室の温調を行う。図12(b)は、従来の冷凍
冷蔵庫の冷蔵室9の温調制御を説明するためのフロ−チ
ャ−トである。まず、冷蔵室庫内温度検出手段29は冷
蔵室温度センサ27により冷蔵室内の庫内温度Tpcを
検出する(Step61)。すると演算手段30は庫内
温度Tpcにより、ファン14のon−off動作と、
電動ダンパ18の開閉動作を演算する(Step6
2)。そして、ファン制御手段24はファン14を制御
し、電動ダンパ制御手段31は電動ダンパ18を制御す
る(Step63)。冷蔵室ドア開閉検出手段28は冷
蔵室ドアスイッチ26の動作から冷蔵室9のドア6が閉
じられているかどうかの判断を行う(Step64)。
冷蔵室ドア6が開かれていれば、ファン14は停止する
(Step65)。以上より、冷蔵室9に適温の冷風を
送り込み、冷蔵室9の温調を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、冷凍室庫内温度検出手段22により検出
した庫内温度Tfcのみの情報によって、ファンと圧縮
機のon−off動作を演算し、また、冷蔵室庫内温度
検出手段29により検出した庫内温度Tpcのみの情報
によって、ファンのon−off動作と電動ダンパの開
閉動作を演算していたので、きめ細かな温調を行なうこ
とができず、例えば夏場など、食品を詰め込んだり、急
な来客などで早く冷やしたいときに、最適な温調を行な
うことができないという問題点を有していた。
うな構成では、冷凍室庫内温度検出手段22により検出
した庫内温度Tfcのみの情報によって、ファンと圧縮
機のon−off動作を演算し、また、冷蔵室庫内温度
検出手段29により検出した庫内温度Tpcのみの情報
によって、ファンのon−off動作と電動ダンパの開
閉動作を演算していたので、きめ細かな温調を行なうこ
とができず、例えば夏場など、食品を詰め込んだり、急
な来客などで早く冷やしたいときに、最適な温調を行な
うことができないという問題点を有していた。
【0015】本発明は上記の問題点を解決するもので、
冷凍室内および冷蔵室内それぞれの庫内温度の変化と、
外気温度および、ドア開閉状態とに応じて冷凍室、冷蔵
室それぞれの設定温度の下げ幅を演算し、それぞれの設
定温度を調整することにより、きめ細かな温調を行なう
ことができる冷凍冷蔵庫の制御装置を提供することを目
的とする。
冷凍室内および冷蔵室内それぞれの庫内温度の変化と、
外気温度および、ドア開閉状態とに応じて冷凍室、冷蔵
室それぞれの設定温度の下げ幅を演算し、それぞれの設
定温度を調整することにより、きめ細かな温調を行なう
ことができる冷凍冷蔵庫の制御装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、冷凍室において
は、冷凍室温度センサと冷凍室庫内温度検出手段と、冷
凍室ドア開閉検出手段と、外気温度センサと、外気温度
検出手段と、冷凍室の設定温度の下げ幅を演算する第1
のニュ−ラルネットワ−ク演算手段と、前記ニュ−ラル
ネットワ−ク演算手段により演算された設定温度の下げ
幅から冷凍室の設定温度を演算する冷凍室設定温度演算
手段と、前記冷凍室設定温度演算手段により演算された
設定温度から、圧縮機を制御する圧縮機制御手段と、フ
ァンを制御するファン制御手段とを備えた構成である。
に本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、冷凍室において
は、冷凍室温度センサと冷凍室庫内温度検出手段と、冷
凍室ドア開閉検出手段と、外気温度センサと、外気温度
検出手段と、冷凍室の設定温度の下げ幅を演算する第1
のニュ−ラルネットワ−ク演算手段と、前記ニュ−ラル
ネットワ−ク演算手段により演算された設定温度の下げ
幅から冷凍室の設定温度を演算する冷凍室設定温度演算
手段と、前記冷凍室設定温度演算手段により演算された
設定温度から、圧縮機を制御する圧縮機制御手段と、フ
ァンを制御するファン制御手段とを備えた構成である。
【0017】また、冷蔵室においては、冷蔵室温度セン
サと冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵室ドア開閉検出手
段と、外気温度センサと、外気温度検出手段と、冷蔵室
の設定温度の下げ幅を演算する第2のニュ−ラルネット
ワ−ク演算手段と、前記ニュ−ラルネットワ−ク演算手
段により演算された設定温度の下げ幅から冷蔵室の設定
温度を演算する冷蔵室設定温度演算手段と、前記冷蔵室
設定温度演算手段により演算された設定温度から、電動
ダンパを制御する電動ダンパ制御手段とを備えた構成で
ある。
サと冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵室ドア開閉検出手
段と、外気温度センサと、外気温度検出手段と、冷蔵室
の設定温度の下げ幅を演算する第2のニュ−ラルネット
ワ−ク演算手段と、前記ニュ−ラルネットワ−ク演算手
段により演算された設定温度の下げ幅から冷蔵室の設定
温度を演算する冷蔵室設定温度演算手段と、前記冷蔵室
設定温度演算手段により演算された設定温度から、電動
ダンパを制御する電動ダンパ制御手段とを備えた構成で
ある。
【0018】また、冷凍室と冷蔵室の制御にあたり、い
ずれかの制御を優先させる優先手段とを備えた構成であ
る。
ずれかの制御を優先させる優先手段とを備えた構成であ
る。
【0019】
【作用】本発明は上記構成により、冷凍室、冷蔵室それ
ぞれの庫内温度検出手段と、冷凍室、冷蔵室それぞれの
ドア開閉検出手段および、外気温度検出手段のそれぞれ
の入力条件に基づいてニュ−ラルネットワ−ク演算手段
により演算された冷凍室、冷蔵室それぞれの設定温度の
下げ幅が求められる。上記により求めた下げ幅からそれ
ぞれの設定温度を演算し、この設定温度を基に、圧縮機
を制御し、ファンを制御し、電動ダンパを制御するた
め、最適な冷凍室、冷蔵室の温調制御を行なうことがで
きる。
ぞれの庫内温度検出手段と、冷凍室、冷蔵室それぞれの
ドア開閉検出手段および、外気温度検出手段のそれぞれ
の入力条件に基づいてニュ−ラルネットワ−ク演算手段
により演算された冷凍室、冷蔵室それぞれの設定温度の
下げ幅が求められる。上記により求めた下げ幅からそれ
ぞれの設定温度を演算し、この設定温度を基に、圧縮機
を制御し、ファンを制御し、電動ダンパを制御するた
め、最適な冷凍室、冷蔵室の温調制御を行なうことがで
きる。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例の冷凍冷蔵庫の制御装
置について、図面を参照しながら説明する。また、図に
おいて、従来例と共通のものは同一番号を賦し、その説
明は省略する。
置について、図面を参照しながら説明する。また、図に
おいて、従来例と共通のものは同一番号を賦し、その説
明は省略する。
【0021】図1は本発明の第1の実施例における冷凍
冷蔵庫の冷凍室の制御装置の構成を示すブロック図、図
2は本発明の第1の実施例における動作を説明するため
のフロ−チャ−ト、図3は本発明の第1の実施例におけ
る第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段の構成を示す
ニュ−ロン構成図、図4は本発明の第1の実施例におけ
る第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段の動作を説明
するためのフロ−チャ−トである。
冷蔵庫の冷凍室の制御装置の構成を示すブロック図、図
2は本発明の第1の実施例における動作を説明するため
のフロ−チャ−ト、図3は本発明の第1の実施例におけ
る第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段の構成を示す
ニュ−ロン構成図、図4は本発明の第1の実施例におけ
る第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段の動作を説明
するためのフロ−チャ−トである。
【0022】図1において、40は冷凍室の制御装置で
あり、冷凍室ドア開閉検出手段21、冷凍室庫内温度検
出手段22、ファン制御手段24、圧縮機制御手段2
5、外気温度検出手段42、第1のニュ−ラルネットワ
−ク演算手段43、冷凍室設定温度演算手段44よりな
る。
あり、冷凍室ドア開閉検出手段21、冷凍室庫内温度検
出手段22、ファン制御手段24、圧縮機制御手段2
5、外気温度検出手段42、第1のニュ−ラルネットワ
−ク演算手段43、冷凍室設定温度演算手段44よりな
る。
【0023】外気温度検出手段42は、外気温度センサ
41により冷凍冷蔵庫外の外気温度を検出する。
41により冷凍冷蔵庫外の外気温度を検出する。
【0024】第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段4
3は、冷凍室庫内温度検出手段22と、冷凍室ドア開閉
検出手段21と、外気温度検出手段42との入力条件か
ら、ニュ−ラルネットワ−ク演算を行い、冷凍室の設定
温度の下げ幅を演算する。
3は、冷凍室庫内温度検出手段22と、冷凍室ドア開閉
検出手段21と、外気温度検出手段42との入力条件か
ら、ニュ−ラルネットワ−ク演算を行い、冷凍室の設定
温度の下げ幅を演算する。
【0025】また、冷凍室設定温度演算手段44は、第
1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段43により演算さ
れた設定温度の下げ幅から、冷凍室の設定温度を演算す
る。
1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段43により演算さ
れた設定温度の下げ幅から、冷凍室の設定温度を演算す
る。
【0026】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の冷凍
室の制御装置について、以下図1から図4を用いてその
動作を説明する。
室の制御装置について、以下図1から図4を用いてその
動作を説明する。
【0027】まず、冷凍室ドア開閉検出手段21は冷凍
室ドアスイッチ19により冷凍室ドアの開閉状態を検出
する(Step1)。冷凍室ドア5が閉じられているか
どうかの判断を行い(Step2)、冷凍室ドア5が開
けられていればファン14を停止する(Step3)。
室ドアスイッチ19により冷凍室ドアの開閉状態を検出
する(Step1)。冷凍室ドア5が閉じられているか
どうかの判断を行い(Step2)、冷凍室ドア5が開
けられていればファン14を停止する(Step3)。
【0028】つぎに、冷凍室庫内温度検出手段22は冷
凍室温度センサ20により冷凍室内の庫内温度Tfcを
検出する(Step4)。また、外気温度検出手段42
は外気温度センサ41により冷凍冷蔵庫外の外気温度T
outを検出する(Step5)。
凍室温度センサ20により冷凍室内の庫内温度Tfcを
検出する(Step4)。また、外気温度検出手段42
は外気温度センサ41により冷凍冷蔵庫外の外気温度T
outを検出する(Step5)。
【0029】つぎに、検出されたドア開閉状態と冷凍室
庫内温度Tfcおよび外気温度Toutは、第1のニュ
−ラルネットワ−ク演算手段43に入力される(Ste
p6)。第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段43で
は冷凍室の設定温度の下げ幅を求める(Step7)。
これにより、冷凍室設定演算手段44は、第1のニュ−
ラルネットワ−ク演算手段43により求められた設定温
度の下げ幅△Tfc(+)または△Tfc(−)から冷
凍室の設定温度Tfcoff(圧縮機、ファンのOFF
温度)を演算する(Step8)。そして、この設定温
度Tfcoffを基に、圧縮機制御手段25は圧縮機1
7を制御し、ファン制御手段24はファン14を制御す
る(Step9)。
庫内温度Tfcおよび外気温度Toutは、第1のニュ
−ラルネットワ−ク演算手段43に入力される(Ste
p6)。第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段43で
は冷凍室の設定温度の下げ幅を求める(Step7)。
これにより、冷凍室設定演算手段44は、第1のニュ−
ラルネットワ−ク演算手段43により求められた設定温
度の下げ幅△Tfc(+)または△Tfc(−)から冷
凍室の設定温度Tfcoff(圧縮機、ファンのOFF
温度)を演算する(Step8)。そして、この設定温
度Tfcoffを基に、圧縮機制御手段25は圧縮機1
7を制御し、ファン制御手段24はファン14を制御す
る(Step9)。
【0030】つぎに、冷凍室の最適な温調を行うための
設定温度の下げ幅を求めるニュ−ラルネットワ−クの演
算について説明する。
設定温度の下げ幅を求めるニュ−ラルネットワ−クの演
算について説明する。
【0031】図3において、第1のニュ−ラルネットワ
−ク演算手段43は入力層ニュ−ロン45、中間層ニュ
−ロン46、出力層ニュ−ロン47とから構成された、
パタ−ン分類型のネットワ−クである。
−ク演算手段43は入力層ニュ−ロン45、中間層ニュ
−ロン46、出力層ニュ−ロン47とから構成された、
パタ−ン分類型のネットワ−クである。
【0032】入力層ニュ−ロン45は第1のニュ−ラル
ネットワ−ク演算手段43の入力層である冷凍室庫内温
度Tfc、冷凍室ドア開閉Dfc、外気温度Toutお
よびそれぞれの経過時間△tの4入力から形成されてい
る。中間層ニュ−ロン46は、入力層ニュ−ロン45に
よって各々が複数のパスに分配されて結合されている。
ネットワ−ク演算手段43の入力層である冷凍室庫内温
度Tfc、冷凍室ドア開閉Dfc、外気温度Toutお
よびそれぞれの経過時間△tの4入力から形成されてい
る。中間層ニュ−ロン46は、入力層ニュ−ロン45に
よって各々が複数のパスに分配されて結合されている。
【0033】その際、パスには入力層ニュ−ロン45と
中間層ニュ−ロン46とは結合重み付けにより結合され
ている。出力層ニュ−ロン47は、中間層ニュ−ロン4
6の各々の出力の重み付けにより結合された1つのニュ
−ロンで構成され、設定温度の下げ幅を出力する。
中間層ニュ−ロン46とは結合重み付けにより結合され
ている。出力層ニュ−ロン47は、中間層ニュ−ロン4
6の各々の出力の重み付けにより結合された1つのニュ
−ロンで構成され、設定温度の下げ幅を出力する。
【0034】以上のように構成された第1のニュ−ラル
ネットワ−ク演算手段について、図3と図4を用いて動
作を説明する。
ネットワ−ク演算手段について、図3と図4を用いて動
作を説明する。
【0035】4入力デ−タである冷凍室庫内温度Tf
c、冷凍室ドア開閉Dfc、外気温度Toutおよび経
過時間△tはそれぞれの重み係数との距離を計算する
(Step101)。この距離が入力層ニュ−ロン45
となる。(Step102)。
c、冷凍室ドア開閉Dfc、外気温度Toutおよび経
過時間△tはそれぞれの重み係数との距離を計算する
(Step101)。この距離が入力層ニュ−ロン45
となる。(Step102)。
【0036】つぎに、計算結果の距離としきい値の大小
比較を行う(Step103)。距離がしきい値より大
きいものはカテゴリ1に(Step104)、小さいも
のはカテゴリ2に(Step105)に分類される。こ
の結果から、中間層ニュ−ロン46が生成される(St
ep106)。この分類では、カテゴリ1は設定温度を
プラス側に、カテゴリ2はマイナス側となる属性となっ
ている。
比較を行う(Step103)。距離がしきい値より大
きいものはカテゴリ1に(Step104)、小さいも
のはカテゴリ2に(Step105)に分類される。こ
の結果から、中間層ニュ−ロン46が生成される(St
ep106)。この分類では、カテゴリ1は設定温度を
プラス側に、カテゴリ2はマイナス側となる属性となっ
ている。
【0037】つぎに、カテゴリ1とカテゴリ2の保有個
数を比較し(Step107)、カテゴリ1が多い場合
は設定温度下げ幅を△Tfc(+)に(Step10
8)、カテゴリ2が多い場合は設定温度下げ幅を△Tf
c(−)に(Step109)多数決で求められ、出力
層ニュ−ロン47が生成される(Step110)。
数を比較し(Step107)、カテゴリ1が多い場合
は設定温度下げ幅を△Tfc(+)に(Step10
8)、カテゴリ2が多い場合は設定温度下げ幅を△Tf
c(−)に(Step109)多数決で求められ、出力
層ニュ−ロン47が生成される(Step110)。
【0038】この結果、出力層ニュ−ロン47から、設
定温度下げ幅が出力される。これは、食品の冷凍室への
投入量が多く、あるいは冷凍室ドアの開閉が頻繁であっ
たり、冷凍室ドアの開放時間が長くなったりすると冷凍
室の庫内温度が高くなるため設定温度を大きく下げる必
要があり、また、外気温度が低いほど、食品の温度より
冷凍室の庫内温度の低下が速く、食品が冷える前に設定
温度に達してしまうため、設定温度をさらに大きく下げ
る必要がある、といった発明者が数多くの実験デ−タを
もとに第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段43の演
算に用いた重み係数や、しきい値を定めている。
定温度下げ幅が出力される。これは、食品の冷凍室への
投入量が多く、あるいは冷凍室ドアの開閉が頻繁であっ
たり、冷凍室ドアの開放時間が長くなったりすると冷凍
室の庫内温度が高くなるため設定温度を大きく下げる必
要があり、また、外気温度が低いほど、食品の温度より
冷凍室の庫内温度の低下が速く、食品が冷える前に設定
温度に達してしまうため、設定温度をさらに大きく下げ
る必要がある、といった発明者が数多くの実験デ−タを
もとに第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段43の演
算に用いた重み係数や、しきい値を定めている。
【0039】以上により、冷凍室の設定温度の下げ幅が
求められる。従って、この実施例では、ニュ−ラルネッ
トワ−クの演算に冷凍室庫内温度、冷凍室ドア開閉状
態、外気温度およびそれぞれの経過時間を使用している
ため、キメ細かい制御が可能でかつ、最適な設定温度で
冷凍室の温調制御ができる。
求められる。従って、この実施例では、ニュ−ラルネッ
トワ−クの演算に冷凍室庫内温度、冷凍室ドア開閉状
態、外気温度およびそれぞれの経過時間を使用している
ため、キメ細かい制御が可能でかつ、最適な設定温度で
冷凍室の温調制御ができる。
【0040】次に他の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。また、図において、従来例、第1の実施
例と共通した構成のものは、同一番号を付し、その詳細
な説明を省略する。
がら説明する。また、図において、従来例、第1の実施
例と共通した構成のものは、同一番号を付し、その詳細
な説明を省略する。
【0041】図5は本発明の他の実施例における冷凍冷
蔵庫の冷蔵室の制御装置の構成を示すブロック図、図6
は本発明の他の実施例における動作を説明するためのフ
ロ−チャ−ト、図7は本発明の他の実施例における第2
のニュ−ラルネットワ−ク演算手段の構成を示すニュ−
ロン構成図、図8は本発明の他の実施例における第2の
ニュ−ラルネットワ−ク演算手段の動作をを説明するた
めのフロ−チャ−トである。
蔵庫の冷蔵室の制御装置の構成を示すブロック図、図6
は本発明の他の実施例における動作を説明するためのフ
ロ−チャ−ト、図7は本発明の他の実施例における第2
のニュ−ラルネットワ−ク演算手段の構成を示すニュ−
ロン構成図、図8は本発明の他の実施例における第2の
ニュ−ラルネットワ−ク演算手段の動作をを説明するた
めのフロ−チャ−トである。
【0042】図5において、50は冷蔵室の制御装置で
あり、冷蔵室ドア開閉検出手段28、冷蔵室庫内温度検
出手段29、ファン制御手段24、電動ダンパ制御手段
31、外気温度検出手段42、第2のニュ−ラルネット
ワ−ク演算手段51、冷蔵室設定温度演算手段52より
なる。
あり、冷蔵室ドア開閉検出手段28、冷蔵室庫内温度検
出手段29、ファン制御手段24、電動ダンパ制御手段
31、外気温度検出手段42、第2のニュ−ラルネット
ワ−ク演算手段51、冷蔵室設定温度演算手段52より
なる。
【0043】第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段5
1は、冷蔵室庫内温度検出手段29と、冷蔵室ドア開閉
検出手段28と、外気温度検出手段42との入力条件か
ら、ニュ−ラルネットワ−ク演算を行い、冷蔵室の設定
温度の下げ幅を演算する。
1は、冷蔵室庫内温度検出手段29と、冷蔵室ドア開閉
検出手段28と、外気温度検出手段42との入力条件か
ら、ニュ−ラルネットワ−ク演算を行い、冷蔵室の設定
温度の下げ幅を演算する。
【0044】また、冷蔵室設定温度演算手段52は、第
2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段51により演算さ
れた設定温度の下げ幅から、冷蔵室の設定温度を演算す
る。
2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段51により演算さ
れた設定温度の下げ幅から、冷蔵室の設定温度を演算す
る。
【0045】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の冷蔵
室の制御装置について、以下図5から図8を用いてその
動作を説明する。
室の制御装置について、以下図5から図8を用いてその
動作を説明する。
【0046】まず、冷蔵室ドア開閉検出手段28は冷蔵
室ドアスイッチ26により冷蔵室ドア6の開閉状態を検
出する(Step21)。冷蔵室ドア6が閉じられてい
るかどうかの判断を行い(Step22)、冷蔵室ドア
6が開けられていればファン14を停止する(Step
23)。
室ドアスイッチ26により冷蔵室ドア6の開閉状態を検
出する(Step21)。冷蔵室ドア6が閉じられてい
るかどうかの判断を行い(Step22)、冷蔵室ドア
6が開けられていればファン14を停止する(Step
23)。
【0047】つぎに、冷蔵室庫内温度検出手段29は冷
蔵室温度センサ27により冷蔵室内の庫内温度Tpcを
検出する(Step24)。また、外気温度検出手段4
2は外気温度センサ41により冷凍冷蔵庫外の外気温度
Toutを検出する(Step25)。つぎに、検出さ
れたドア開閉状態と冷蔵室庫内温度Tpcおよび外気温
度Toutは、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段
51に入力される(Step26)。第2のニュ−ラル
ネットワ−ク演算手段51では冷蔵室の設定温度の下げ
幅を求める(Step27)。これにより、冷蔵室設定
演算手段52は、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手
段51により求められた設定温度の下げ幅△Tpc
(+)または△Tpc(−)から冷蔵室の設定温度Tp
coff(ファンのOFF温度、電動ダンパの開閉動作
温度)を演算する(Step28)。そして、この設定
温度Tpcoffを基に、ファン制御手段24はファン
14を制御し、電動ダンパ制御手段31は電動ダンパ1
8を制御する(Step29)。
蔵室温度センサ27により冷蔵室内の庫内温度Tpcを
検出する(Step24)。また、外気温度検出手段4
2は外気温度センサ41により冷凍冷蔵庫外の外気温度
Toutを検出する(Step25)。つぎに、検出さ
れたドア開閉状態と冷蔵室庫内温度Tpcおよび外気温
度Toutは、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段
51に入力される(Step26)。第2のニュ−ラル
ネットワ−ク演算手段51では冷蔵室の設定温度の下げ
幅を求める(Step27)。これにより、冷蔵室設定
演算手段52は、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手
段51により求められた設定温度の下げ幅△Tpc
(+)または△Tpc(−)から冷蔵室の設定温度Tp
coff(ファンのOFF温度、電動ダンパの開閉動作
温度)を演算する(Step28)。そして、この設定
温度Tpcoffを基に、ファン制御手段24はファン
14を制御し、電動ダンパ制御手段31は電動ダンパ1
8を制御する(Step29)。
【0048】つぎに、冷蔵室の最適な温調を行うための
設定温度の下げ幅を求めるニュ−ラルネットワ−クの演
算について説明する。
設定温度の下げ幅を求めるニュ−ラルネットワ−クの演
算について説明する。
【0049】図7において、第2のニュ−ラルネットワ
−ク演算手段51は入力層ニュ−ロン53、中間層ニュ
−ロン54、出力層ニュ−ロン55とから構成された、
パタ−ン分類型のネットワ−クである。
−ク演算手段51は入力層ニュ−ロン53、中間層ニュ
−ロン54、出力層ニュ−ロン55とから構成された、
パタ−ン分類型のネットワ−クである。
【0050】入力層ニュ−ロン53は第2のニュ−ラル
ネットワ−ク演算手段51の入力層である冷蔵室庫内温
度Tpc、冷蔵室ドア開閉Dpc、外気温度Toutお
よびそれぞれの経過時間△tの4入力から形成されてい
る。中間層ニュ−ロン54は入力層ニュ−ロン53によ
って各々が複数のパスに分配されて結合されている。
ネットワ−ク演算手段51の入力層である冷蔵室庫内温
度Tpc、冷蔵室ドア開閉Dpc、外気温度Toutお
よびそれぞれの経過時間△tの4入力から形成されてい
る。中間層ニュ−ロン54は入力層ニュ−ロン53によ
って各々が複数のパスに分配されて結合されている。
【0051】その際、パスには入力層ニュ−ロン53と
中間層ニュ−ロン54とは結合重み付けにより結合され
ている。出力層ニュ−ロン55は、中間層ニュ−ロン5
4の各々の出力の重み付けにより結合された1つのニュ
−ロンで構成され、設定温度の下げ幅を出力する。
中間層ニュ−ロン54とは結合重み付けにより結合され
ている。出力層ニュ−ロン55は、中間層ニュ−ロン5
4の各々の出力の重み付けにより結合された1つのニュ
−ロンで構成され、設定温度の下げ幅を出力する。
【0052】以上のように構成された第2のニュ−ラル
ネットワ−ク演算手段について、図7と図8を用いて動
作を説明する。
ネットワ−ク演算手段について、図7と図8を用いて動
作を説明する。
【0053】4入力デ−タである冷蔵室庫内温度Tp
c、冷蔵室ドア開閉Dpc、外気温度Toutおよび経
過時間△tはそれぞれの重み係数との距離を計算する
(Step201)。この距離が入力層ニュ−ロン53
となる。(Step202)。
c、冷蔵室ドア開閉Dpc、外気温度Toutおよび経
過時間△tはそれぞれの重み係数との距離を計算する
(Step201)。この距離が入力層ニュ−ロン53
となる。(Step202)。
【0054】つぎに、計算結果の距離としきい値の大小
比較を行う(Step203)。距離がしきい値より大
きいものはカテゴリ1に(Step204)、小さいも
のはカテゴリ2に(Step205)に分類される。こ
の結果から、中間層ニュ−ロン54が生成される(St
ep206)。この分類では、カテゴリ1は設定温度を
プラス側に、カテゴリ2はマイナス側となる属性となっ
ている。
比較を行う(Step203)。距離がしきい値より大
きいものはカテゴリ1に(Step204)、小さいも
のはカテゴリ2に(Step205)に分類される。こ
の結果から、中間層ニュ−ロン54が生成される(St
ep206)。この分類では、カテゴリ1は設定温度を
プラス側に、カテゴリ2はマイナス側となる属性となっ
ている。
【0055】つぎに、カテゴリ1とカテゴリ2の保有個
数を比較し(Step207)、カテゴリ1が多い場合
は設定温度下げ幅を△Tpc(+)に(Step20
8)、カテゴリ2が多い場合は設定温度下げ幅を△Tp
c(−)に(Step209)多数決で求められ、出力
層ニュ−ロン55が生成される(Step210)。
数を比較し(Step207)、カテゴリ1が多い場合
は設定温度下げ幅を△Tpc(+)に(Step20
8)、カテゴリ2が多い場合は設定温度下げ幅を△Tp
c(−)に(Step209)多数決で求められ、出力
層ニュ−ロン55が生成される(Step210)。
【0056】この結果、出力層ニュ−ロン55から、設
定温度下げ幅が出力される。これは、食品の冷蔵室への
投入量が多く、あるいは冷蔵室ドアの開閉が頻繁であっ
たり、冷蔵室ドアの開放時間が長くなったりすると冷蔵
室の庫内温度が高くなるため設定温度を大きく下げる必
要があり、また、外気温度が低いほど、冷蔵室の食品の
凍結の危険性が高まるため、設定温度の下げ幅を小さく
する必要がある、といった発明者が数多くの実験デ−タ
をもとに第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段51の
演算に用いた重み係数や、しきい値を定めている。
定温度下げ幅が出力される。これは、食品の冷蔵室への
投入量が多く、あるいは冷蔵室ドアの開閉が頻繁であっ
たり、冷蔵室ドアの開放時間が長くなったりすると冷蔵
室の庫内温度が高くなるため設定温度を大きく下げる必
要があり、また、外気温度が低いほど、冷蔵室の食品の
凍結の危険性が高まるため、設定温度の下げ幅を小さく
する必要がある、といった発明者が数多くの実験デ−タ
をもとに第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段51の
演算に用いた重み係数や、しきい値を定めている。
【0057】以上により、冷蔵室の設定温度の下げ幅が
求められる。従って、この実施例では、ニュ−ラルネッ
トワ−クの演算に冷蔵室庫内温度、冷蔵室ドア開閉状
態、外気温度およびそれぞれの経過時間を使用している
ため、キメ細かい制御が可能でかつ、最適な設定温度で
冷蔵室の温調制御ができる。
求められる。従って、この実施例では、ニュ−ラルネッ
トワ−クの演算に冷蔵室庫内温度、冷蔵室ドア開閉状
態、外気温度およびそれぞれの経過時間を使用している
ため、キメ細かい制御が可能でかつ、最適な設定温度で
冷蔵室の温調制御ができる。
【0058】さらに、他の実施例について図面を参照し
ながら説明する。また、図において、従来例、第1の実
施例、第2の実施例と共通した構成のものは、同一番号
を付し、その詳細な説明を省略する。
ながら説明する。また、図において、従来例、第1の実
施例、第2の実施例と共通した構成のものは、同一番号
を付し、その詳細な説明を省略する。
【0059】図9は本発明の実施例における冷凍冷蔵庫
の制御装置の構成を示すブロック図、図10は本発明の
実施例における動作を説明するためのフロ−チャ−トで
ある。
の制御装置の構成を示すブロック図、図10は本発明の
実施例における動作を説明するためのフロ−チャ−トで
ある。
【0060】図9において、60は優先手段であり、冷
凍室の制御装置40、冷蔵室の制御装置50と接続し、
冷凍室の制御装置40の動作を冷蔵室の制御装置50の
動作より優先させるまたは、冷蔵室の制御装置50の動
作を冷凍室の制御装置40の動作を優先させる働きをす
る。
凍室の制御装置40、冷蔵室の制御装置50と接続し、
冷凍室の制御装置40の動作を冷蔵室の制御装置50の
動作より優先させるまたは、冷蔵室の制御装置50の動
作を冷凍室の制御装置40の動作を優先させる働きをす
る。
【0061】以下冷凍冷蔵庫の制御装置について、以下
図9、図10および図1、図2、図4、図5、図6、図
8を用いてその動作を説明する。
図9、図10および図1、図2、図4、図5、図6、図
8を用いてその動作を説明する。
【0062】まず、冷凍室ドア開閉検出手段21は冷凍
室ドアスイッチ19により冷凍室ドアの開閉状態を検出
する(Step1)。冷凍室ドア5が閉じられているか
どうかの判断を行い(Step2)、冷凍室ドア5が開
けられていればファン14を停止する(Step3)。
室ドアスイッチ19により冷凍室ドアの開閉状態を検出
する(Step1)。冷凍室ドア5が閉じられているか
どうかの判断を行い(Step2)、冷凍室ドア5が開
けられていればファン14を停止する(Step3)。
【0063】つぎに、冷凍室庫内温度検出手段22は冷
凍室温度センサ20により冷凍室内の庫内温度Tfcを
検出する(Step4)。また、外気温度検出手段42
は外気温度センサ41により冷凍冷蔵庫外の外気温度T
outを検出する(Step5)。
凍室温度センサ20により冷凍室内の庫内温度Tfcを
検出する(Step4)。また、外気温度検出手段42
は外気温度センサ41により冷凍冷蔵庫外の外気温度T
outを検出する(Step5)。
【0064】つぎに、検出されたドア開閉状態と冷凍室
庫内温度Tfcおよび外気温度Toutは、第1のニュ
−ラルネットワ−ク演算手段43に入力される(Ste
p6)。第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段43で
は第1の実施例の図3、図4で示した動作により、冷凍
室の設定温度の下げ幅△Tfc(+)または△Tfc
(−)求める(Step7)。
庫内温度Tfcおよび外気温度Toutは、第1のニュ
−ラルネットワ−ク演算手段43に入力される(Ste
p6)。第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段43で
は第1の実施例の図3、図4で示した動作により、冷凍
室の設定温度の下げ幅△Tfc(+)または△Tfc
(−)求める(Step7)。
【0065】つぎに、冷蔵室ドア開閉検出手段28は冷
蔵室ドアスイッチ26により冷蔵室ドア6の開閉状態を
検出する(Step21)。冷蔵室ドア6が閉じられて
いるかどうかの判断を行い(Step22)、冷蔵室ド
ア6が開けられていればファン14を停止する(Ste
p23)。つぎに、冷蔵室庫内温度検出手段29は冷蔵
室温度センサ27により冷蔵室内の庫内温度Tpcを検
出する(Step24)。また、外気温度検出手段42
は外気温度センサ41により冷凍冷蔵庫外の外気温度T
outを検出する(Step25)。つぎに、検出され
たドア開閉状態と冷蔵室庫内温度Tpcおよび外気温度
Toutは、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段5
1に入力される(Step26)。第2のニュ−ラルネ
ットワ−ク演算手段51では第2の実施例の図7、図8
で示した動作により、冷蔵室の設定温度の下げ幅△Tp
c(+)または△Tpc(−)を求める(Step2
7)。
蔵室ドアスイッチ26により冷蔵室ドア6の開閉状態を
検出する(Step21)。冷蔵室ドア6が閉じられて
いるかどうかの判断を行い(Step22)、冷蔵室ド
ア6が開けられていればファン14を停止する(Ste
p23)。つぎに、冷蔵室庫内温度検出手段29は冷蔵
室温度センサ27により冷蔵室内の庫内温度Tpcを検
出する(Step24)。また、外気温度検出手段42
は外気温度センサ41により冷凍冷蔵庫外の外気温度T
outを検出する(Step25)。つぎに、検出され
たドア開閉状態と冷蔵室庫内温度Tpcおよび外気温度
Toutは、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段5
1に入力される(Step26)。第2のニュ−ラルネ
ットワ−ク演算手段51では第2の実施例の図7、図8
で示した動作により、冷蔵室の設定温度の下げ幅△Tp
c(+)または△Tpc(−)を求める(Step2
7)。
【0066】つぎに、まず冷凍室の設定温度の下げ幅
が、△Tfc(−)かどうかを判定する(Step3
1)。下げ幅が△Tfc(−)であれば、つぎに、冷蔵
室の設定温度の下げ幅が△Tpc(+)であるかを判定
する(Step32)。下げ幅が△Tpc(+)であれ
ば、優先手段60は冷蔵室の制御装置50を停止し(S
tep34)、冷凍室側は、第1のニュ−ラルネットワ
−ク演算手段43により求められた設定温度の下げ幅か
ら冷凍室設定演算手段44は、冷凍室の設定温度Tfc
off(圧縮機、ファンのOFF温度)を演算する(S
tep8)。そして、この設定温度Tfcoffを基
に、圧縮機制御手段25は圧縮機17を制御し、ファン
制御手段24はファン14を制御する(Step9)。
が、△Tfc(−)かどうかを判定する(Step3
1)。下げ幅が△Tfc(−)であれば、つぎに、冷蔵
室の設定温度の下げ幅が△Tpc(+)であるかを判定
する(Step32)。下げ幅が△Tpc(+)であれ
ば、優先手段60は冷蔵室の制御装置50を停止し(S
tep34)、冷凍室側は、第1のニュ−ラルネットワ
−ク演算手段43により求められた設定温度の下げ幅か
ら冷凍室設定演算手段44は、冷凍室の設定温度Tfc
off(圧縮機、ファンのOFF温度)を演算する(S
tep8)。そして、この設定温度Tfcoffを基
に、圧縮機制御手段25は圧縮機17を制御し、ファン
制御手段24はファン14を制御する(Step9)。
【0067】つぎに、冷蔵室の設定温度の下げ幅が△T
pc(+)であるかの判定より(Step32)、下げ
幅が△Tpc(+)でない場合には、優先手段60は冷
蔵室の制御装置50を始動し(Step35)、冷蔵室
の制御装置50は第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手
段51により求められた設定温度の下げ幅から冷蔵室設
定演算手段52は冷蔵室の設定温度Tpcoff(ファ
ンのOFF温度、電動ダンパの開閉動作温度)を演算す
る(Step28)。そして、この設定温度Tpcof
fを基に、ファン制御手段24はファン14を制御する
(Step29)。
pc(+)であるかの判定より(Step32)、下げ
幅が△Tpc(+)でない場合には、優先手段60は冷
蔵室の制御装置50を始動し(Step35)、冷蔵室
の制御装置50は第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手
段51により求められた設定温度の下げ幅から冷蔵室設
定演算手段52は冷蔵室の設定温度Tpcoff(ファ
ンのOFF温度、電動ダンパの開閉動作温度)を演算す
る(Step28)。そして、この設定温度Tpcof
fを基に、ファン制御手段24はファン14を制御する
(Step29)。
【0068】また、冷凍室設定温度の下げ幅が△Tfc
(−)であるかの判定より(Step31)、下げ幅が
△Tfc(−)でない場合にはつぎに、冷蔵室設定温度
の下げ幅が△Tpc(−)かどうかの判定を行なう(S
tep33)。下げ幅が△Tpc(−)であれば、優先
手段60は、冷凍室の制御装置40を停止し(Step
36)、冷蔵室側は、第2のニュ−ラルネットワ−ク演
算手段51により求められた設定温度の下げ幅から冷蔵
室設定演算手段52は冷蔵室の設定温度Tpcoff
(ファンのOFF温度、電動ダンパの開閉動作温度)を
演算する(Step28)。そして、この設定温度Tp
coffを基に、ファン制御手段24はファン14を制
御する(Step29)。
(−)であるかの判定より(Step31)、下げ幅が
△Tfc(−)でない場合にはつぎに、冷蔵室設定温度
の下げ幅が△Tpc(−)かどうかの判定を行なう(S
tep33)。下げ幅が△Tpc(−)であれば、優先
手段60は、冷凍室の制御装置40を停止し(Step
36)、冷蔵室側は、第2のニュ−ラルネットワ−ク演
算手段51により求められた設定温度の下げ幅から冷蔵
室設定演算手段52は冷蔵室の設定温度Tpcoff
(ファンのOFF温度、電動ダンパの開閉動作温度)を
演算する(Step28)。そして、この設定温度Tp
coffを基に、ファン制御手段24はファン14を制
御する(Step29)。
【0069】また、冷蔵室設定温度の下げ幅が△Tpc
(−)かどうかの判定より(Step33)、下げ幅が
△Tpc(−)でない場合には、優先手段60は冷凍室
の制御装置40を始動し(Step37)、第1のニュ
−ラルネットワ−ク演算手段43により求められた設定
温度の下げ幅から冷凍室設定演算手段44は、冷凍室の
設定温度Tfcoff(圧縮機、ファンのOFF温度)
を演算する(Step8)。そして、この設定温度Tf
coffを基に、圧縮機制御手段25は圧縮機17を制
御し、ファン制御手段24はファン14を制御する(S
tep9)。
(−)かどうかの判定より(Step33)、下げ幅が
△Tpc(−)でない場合には、優先手段60は冷凍室
の制御装置40を始動し(Step37)、第1のニュ
−ラルネットワ−ク演算手段43により求められた設定
温度の下げ幅から冷凍室設定演算手段44は、冷凍室の
設定温度Tfcoff(圧縮機、ファンのOFF温度)
を演算する(Step8)。そして、この設定温度Tf
coffを基に、圧縮機制御手段25は圧縮機17を制
御し、ファン制御手段24はファン14を制御する(S
tep9)。
【0070】従って、この実施例では、第1のニュ−ラ
ルネットワ−ク演算手段43で演算された冷凍室設定温
度の下げ幅と、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段
51で演算された冷蔵室設定温度の下げ幅の関係から冷
凍室の制御装置40の動作か、冷蔵室の制御装置50の
動作の優先を決め動作させることで、冷凍室の庫内温度
が上昇した時に、冷凍室により多くの冷風を送りこんで
素早く冷却し、温度上昇の影響を受けやすい冷凍室の冷
凍食品の温度上昇を防止するとともに、冷凍室のキメ細
かい温調制御ができる。また、冷蔵室の食品の冷蔵室へ
の投入量が多く、あるいは冷蔵室ドアの開閉が頻繁であ
ったりして冷蔵室の庫内温度が上昇した時に、冷蔵室に
より多くの冷風を送りこんで素早く冷却し冷蔵食品の温
度上昇を防止するとともに、冷蔵室のキメ細かい温調制
御ができる。
ルネットワ−ク演算手段43で演算された冷凍室設定温
度の下げ幅と、第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段
51で演算された冷蔵室設定温度の下げ幅の関係から冷
凍室の制御装置40の動作か、冷蔵室の制御装置50の
動作の優先を決め動作させることで、冷凍室の庫内温度
が上昇した時に、冷凍室により多くの冷風を送りこんで
素早く冷却し、温度上昇の影響を受けやすい冷凍室の冷
凍食品の温度上昇を防止するとともに、冷凍室のキメ細
かい温調制御ができる。また、冷蔵室の食品の冷蔵室へ
の投入量が多く、あるいは冷蔵室ドアの開閉が頻繁であ
ったりして冷蔵室の庫内温度が上昇した時に、冷蔵室に
より多くの冷風を送りこんで素早く冷却し冷蔵食品の温
度上昇を防止するとともに、冷蔵室のキメ細かい温調制
御ができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明は、食品を冷凍/冷
蔵し貯蔵することができる冷凍冷蔵庫において、冷凍室
においては、冷凍室温度センサと、冷凍室庫内温度検出
手段と、冷凍室ドア開閉検出手段と、外気温度センサ
と、外気温度検出手段と、冷凍室の設定温度の下げ幅を
演算する第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段と、ニ
ュ−ラルネットワ−ク演算手段により推論された設定温
度の下げ幅から冷凍室の設定温度を演算する冷凍室設定
温度演算手段と、前記冷凍室設定温度演算手段により演
算された設定温度から、圧縮機を制御する圧縮機制御手
段とファンを制御するファン制御手段とを備えた構成で
ある。
蔵し貯蔵することができる冷凍冷蔵庫において、冷凍室
においては、冷凍室温度センサと、冷凍室庫内温度検出
手段と、冷凍室ドア開閉検出手段と、外気温度センサ
と、外気温度検出手段と、冷凍室の設定温度の下げ幅を
演算する第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段と、ニ
ュ−ラルネットワ−ク演算手段により推論された設定温
度の下げ幅から冷凍室の設定温度を演算する冷凍室設定
温度演算手段と、前記冷凍室設定温度演算手段により演
算された設定温度から、圧縮機を制御する圧縮機制御手
段とファンを制御するファン制御手段とを備えた構成で
ある。
【0072】また、冷蔵室においては、冷蔵室温度セン
サと、冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵室ドア開閉検出
手段と、外気温度センサと、外気温度検出手段と、冷蔵
室の設定温度の下げ幅を演算する第2のニュ−ラルネッ
トワ−ク演算手段と、前記ニュ−ラルネットワ−ク演算
手段により演算された設定温度の下げ幅から冷蔵室の設
定温度を演算する冷蔵室設定温度演算手段と、前記冷蔵
室設定温度演算手段により演算された設定温度から、電
動ダンパを制御する電動ダンパ制御手段とを備えた構成
である。また、冷凍室と冷蔵室の制御にあたり、いずれ
かの制御を優先させる優先手段とを備えた構成である。
サと、冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵室ドア開閉検出
手段と、外気温度センサと、外気温度検出手段と、冷蔵
室の設定温度の下げ幅を演算する第2のニュ−ラルネッ
トワ−ク演算手段と、前記ニュ−ラルネットワ−ク演算
手段により演算された設定温度の下げ幅から冷蔵室の設
定温度を演算する冷蔵室設定温度演算手段と、前記冷蔵
室設定温度演算手段により演算された設定温度から、電
動ダンパを制御する電動ダンパ制御手段とを備えた構成
である。また、冷凍室と冷蔵室の制御にあたり、いずれ
かの制御を優先させる優先手段とを備えた構成である。
【0073】この構成により、冷凍室、冷蔵室それぞれ
の庫内温度検出手段と、ドア開閉検出手段と、外気温度
検出手段と、ニュ−ラルネットワ−ク演算手段により、
冷凍室、冷蔵室それぞれの設定温度の下げ幅が求められ
る。したがって、上記により求めた下げ幅によりそれぞ
れの設定温度を演算し、この設定温度をもとに、圧縮機
を制御し、ファンを制御し、電動ダンパを制御するた
め、冷凍室、冷蔵室における冷凍食品、冷蔵食品を鮮度
よく長時間貯蔵できる最適な冷凍室、冷蔵室の温調制御
を行うことができる。
の庫内温度検出手段と、ドア開閉検出手段と、外気温度
検出手段と、ニュ−ラルネットワ−ク演算手段により、
冷凍室、冷蔵室それぞれの設定温度の下げ幅が求められ
る。したがって、上記により求めた下げ幅によりそれぞ
れの設定温度を演算し、この設定温度をもとに、圧縮機
を制御し、ファンを制御し、電動ダンパを制御するた
め、冷凍室、冷蔵室における冷凍食品、冷蔵食品を鮮度
よく長時間貯蔵できる最適な冷凍室、冷蔵室の温調制御
を行うことができる。
【0074】例えば、外気温度が高い夏場に食品をたく
さん詰め込んだときなどに、既に庫内に貯蔵されている
既存食品の温度上昇を最小限にし、上昇した温度を短時
間で元の冷凍温度に復帰させることができる。
さん詰め込んだときなどに、既に庫内に貯蔵されている
既存食品の温度上昇を最小限にし、上昇した温度を短時
間で元の冷凍温度に復帰させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す冷凍冷蔵庫の冷凍室の
制御装置のブロック図
制御装置のブロック図
【図2】図1における動作を説明するためのフロ−チャ
−ト
−ト
【図3】図1における第1のニュ−ラルネットワ−ク演
算手段の構成を示すニュ−ロン構成図
算手段の構成を示すニュ−ロン構成図
【図4】図3における動作を説明するためのフロ−チャ
−ト
−ト
【図5】本発明の他の実施例を示す冷凍冷蔵庫の冷蔵室
の制御装置のブロック図
の制御装置のブロック図
【図6】図5における動作を説明するためのフロ−チャ
−ト
−ト
【図7】図5における第2のニュ−ラルネットワ−ク演
算手段の構成を示すニュ−ロン構成図
算手段の構成を示すニュ−ロン構成図
【図8】図7における動作を説明するためのフロ−チャ
−ト
−ト
【図9】本発明の他の実施例を示す冷凍冷蔵庫の制御装
置のブロック図
置のブロック図
【図10】図9における動作を説明するためのフロ−チ
ャ−ト
ャ−ト
【図11】従来の冷凍冷蔵庫の制御装置のブロック図
【図12】従来例における動作を説明するためのフロ−
チャ−ト
チャ−ト
8 冷凍室 10 冷蔵室 19 冷凍室ドアスイッチ 20 冷凍室温度センサ 21 冷凍室ドア開閉検出手段 22 冷凍室庫内温度検出手段 24 ファン制御手段 25 圧縮機制御手段 26 冷蔵室ドアスイッチ 27 冷蔵室温度センサ 28 冷蔵室ドア開閉検出手段 29 冷蔵室庫内温度検出手段 31 電動ダンパ制御手段 40 冷凍室の制御装置 41 外気温度センサ 42 外気温度検出手段 43 第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段 44 冷凍室設定温度演算手段 50 冷蔵室の制御装置 51 第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段 52 冷蔵室設定温度演算手段 60 優先手段
Claims (3)
- 【請求項1】 食品を冷凍し貯蔵することができる冷凍
室を設けた冷凍冷蔵庫において、冷凍室内に設けられた
冷凍室温度センサと、前記冷凍室温度センサにより冷凍
室内の温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段と、冷凍
室のドアの開閉により動作する冷凍室ドアスイッチと、
冷凍室のドアスイッチの開閉を検出する冷凍室ドア開閉
検出手段と、冷凍冷蔵庫外に設けられた外気温度センサ
と、前記外気温度センサにより冷凍冷蔵庫外の外気温度
を検出する外気温度検出手段と、冷凍室の設定温度の下
げ幅を演算する第1のニュ−ラルネットワ−ク演算手段
と、前記ニュ−ラルネットワ−ク演算手段により演算さ
れた設定温度の下げ幅から冷凍室の設定温度を演算する
冷凍室設定温度演算手段と、前記冷凍室設定温度演算手
段により演算された設定温度から、圧縮機を制御する圧
縮機制御手段と、ファンを制御するファン制御手段とを
備えることを特徴とする冷凍冷蔵庫の冷凍室の制御装
置。 - 【請求項2】 食品を冷蔵し貯蔵することができる冷蔵
室を設けた冷凍冷蔵庫において、冷蔵室内に設けられた
冷蔵室温度センサと、前記冷蔵室温度センサにより冷蔵
室内の温度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵
室のドア開閉により動作する冷蔵室ドアスイッチと、前
記冷蔵室ドアスイッチの開閉を検出する冷蔵室ドア開閉
検出手段と、冷凍冷蔵庫外に設けられた外気温度センサ
と、前記外気温度センサにより冷凍冷蔵庫外の外気温度
を検出する外気温度検出手段と、冷蔵室の設定温度の下
げ幅を演算する第2のニュ−ラルネットワ−ク演算手段
と、前記ニュ−ラルネットワ−ク演算手段により演算さ
れた設定温度の下げ幅から冷蔵室の設定温度を演算する
冷蔵室設定温度演算手段と、前記冷蔵室設定温度演算手
段により演算された設定温度から、電動ダンパを制御す
る電動ダンパ制御手段とを備えることを特徴とする冷凍
冷蔵庫の冷蔵室の制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の冷凍室の制御装置と、請
求項2記載の冷蔵室の制御装置と、いずれかの制御を優
先させる優先手段とを備えることを特徴とする冷凍冷蔵
庫の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15657192A JPH063018A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 冷凍冷蔵庫の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15657192A JPH063018A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 冷凍冷蔵庫の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063018A true JPH063018A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15630683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15657192A Pending JPH063018A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 冷凍冷蔵庫の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063018A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003056978A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-26 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷凍冷蔵庫 |
CN103069228A (zh) * | 2010-03-05 | 2013-04-24 | 伊莱克斯巴西有限公司 | 一种用于家用电器的门的温度均衡的系统和方法 |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP15657192A patent/JPH063018A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003056978A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-26 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷凍冷蔵庫 |
JP4682479B2 (ja) * | 2001-08-08 | 2011-05-11 | パナソニック株式会社 | 冷凍冷蔵庫 |
CN103069228A (zh) * | 2010-03-05 | 2013-04-24 | 伊莱克斯巴西有限公司 | 一种用于家用电器的门的温度均衡的系统和方法 |
CN103069228B (zh) * | 2010-03-05 | 2016-05-25 | 伊莱克斯巴西有限公司 | 一种用于家用电器的门的温度均衡的系统和方法 |
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