JP2736160B2 - 冷蔵庫の温度制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の温度制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍室、冷蔵室及び、かれらの区画室とは
異なる温度で使用するチルド室などの第3温度室を有す
る冷蔵庫の温度制御装置に関する。
(従来の技術) 冷凍室、冷蔵室及びチルド室を有し、各室にそれぞれ
温度センサを設けた冷蔵庫の各室の温度制御は、従来、
次のように行なわれていた。
冷凍室用の温度センサ(以下Fセンサという)の検知
した検知温度のみによってコンプレッサ及びファンの制
御を行っていた。これにより、冷凍室の温度が、冷凍室
の冷却を終了する設定温度(以下OFF温度という)以下
になった場合には、コンプレッサ及びファンを停止さ
せ、冷凍室の冷却を開始する設定温度(以下ON温度とい
う)以上になった場合には、コンプレッサ及びファンを
作動させ、冷凍室の温度を一定の範囲内に制御してい
た。
また,冷蔵室、チルド室の温度制御は、冷蔵室用の温
度センサ(以下Rセンサという)及びチルド室用の温度
センサ(以下Cセンサという)により検知した検知温度
によって、各室に設けられたダンパの開閉制御を行ない
各室に流れる冷気を制御していた。
(発明が解決しようとする課題) 前記したようにこのような冷蔵庫において、冷凍室の
温度でコンプレッサとファンの制御がなされていたた
め、冷凍室の温度が、OFF温度以下になった場合には、
冷蔵室やチルド室がOFF温度まで冷却されていない場合
でもコンプレッサとファンが停止する危険性があった。
そのため、従来より冷凍室よりも冷蔵室やチルド室に
より多くの冷却空気を流すために、各室への送風ダクト
の容積をできるだけ大きくし、冷凍室よりも冷蔵室やチ
ルド室が早く冷却されるような構造にしていた。
しかしながら、最近の冷蔵庫は、冷蔵庫の容積効率を
優先させる傾向があり、送風ダクトの容積を大きくする
ことができず、冷蔵室やチルド室への冷却空気の量が少
なくなるという問題があった。例えば、冷凍室の温度調
整ダイヤルを「弱」に合せた場合には、前記したよう
に、冷蔵室やチルド室の温度がOFF温度に達していない
うちに冷凍室の温度がOFF温度に達し、コンプレッサや
ファンが停止するという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決した冷蔵庫の温度
制御装置を提供するものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の冷蔵庫の温度制御装置は、第1温度帯で使用
する冷凍室、第2温度帯で使用する冷蔵室及び第3温度
帯で使用する第3温度室にそれぞれ温度センサを備え、
冷凍室に設けられた温度センサの検知温度によりコンプ
レッサとファンを制御し、冷蔵室及び第3温度室の温度
センサの各検知温度により両室の温度調整用のダンパの
開閉制御を行なう冷蔵庫であって、冷凍室の温度がOFF
温度以下になり、かつ、冷蔵室及び第3温度室の少なく
とも一方の検知温度がOFF温度以上である場合にコンプ
レッサとファンを作動させる第1制御手段と、第1制御
手段による制御が行なわれ、その後冷蔵室及び第3温度
室の少なくとも一方の検知温度がON温度以上になった場
合にファンを作動させる第2制御手段を備えたものであ
る。
(作 用) 上記構成の冷蔵庫の温度制御装置であると、冷凍室の
温度がOFF温度以下になり、かつ、冷蔵室及び第3温度
室の少なくとも一方の検知温度がOFF温度以上である場
合には、第1制御手段が冷凍室の温度にかかわらずコン
プレッサとファンを作動させる。これにより、各温度が
全てOFF温度以下まで冷却される。
第2制御手段は、第1制御手段による制御が行なわ
れ、かつ、冷蔵室及び第3温度室の少なくとも一方の検
知温度がON温度以上になった場合にコンプレッサとの同
期運転を行なわず、ファンのみを作動させる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の冷蔵庫は、冷凍室、冷蔵室及びこれらの区
画室とは異なる温度で使用するチルド室の3つの区画室
を有している。
第1図は、冷蔵庫の温度を調整する関係を示すブロッ
ク図である。
符号10はコンプレッサである。
符号12はコンプレッサ10によって冷却された空気を冷
凍室、冷蔵室及び第3温度室に送風するファンである。
符号14は、冷凍室に設けられたFセンサである。
符号16は、冷蔵室に設けられたRセンサである。
符号18は、チルド室に設けられたCセンサである。
符号20は、チルド室に設けられたダンパ(以下Rダン
パという)である。
符号22は、チルド室に設けられたダンパ(以下Cダン
パという)である。
符号24はRダンパ20、Cダンパ22を開閉させるモータ
である。このモータ24とRダンパ20、Cダンパ22はギア
ボックス26を経て連結され、モータ24が回転すると、ギ
アボックス26内のギア等が回転して、Rダンパ20、Cダ
ンパ20の開閉が行われる。また、このRダンパ20、Cダ
ンパ20の開閉状態は、位置検出スイッチ27によってモー
タ24の回転位置を検出することにより行っている。いわ
ゆる、1モータ・2バッフル方式の温度調整方法となっ
ている。
符号28はマイコンよりなる制御部であって、Fセンサ
14、Rセンサ16、Cセンサ18の入力信号及び位置検出ス
イッチ27からの位置検出信号に合せて、コンプレッサ1
0、ファン12及びモータ24を制御する。すなわち、この
制御部28は、冷凍室、冷蔵室及びチルド室の温度を、各
室毎に設定されたON温度とOFF温度との間に調整する。
以下、上記構成の冷蔵庫において、制御部28の作動状
態を第2図のフローチャートに基づいて説明する。
なお、下記の説明において、Aとは冷凍室が過冷却状
態かどうかを判断する値であり、A=0の時は通常の冷
却帯であり、A=1の時は過冷却状態であることを示
す。
ステップ1において、A=0すなわち、通常の冷却状
態であるとして、ステップ2に進む。
ステップ2において、コンプレッサ10及びファン12を
作動させ、ステップ3に進む。
ステップ3において、冷凍室のFセンサの検知温度が
OFF温度以下であれば、ステップ4に進み、そうでなけ
ればステップ1に戻る。
ステップ4において、冷蔵室のRセンサ16の検知した
温度がOFF温度以下であれば、ステップ5に進み、そう
でなければ、ステップ13に進む。
ステップ5において、チルド室のCセンサの検知した
温度が、OFF温度以下であれば、ステップ6に進み、そ
うでなければステップ13に進む。
ステップ6において、コンプレッサ10及びファン12を
停止させ、ステップ7に進む。
ステップ7において、A=0であればステップ8に進
み、そうでなければステップ9に進む。ステップ8にお
いて、冷凍室のFセンサ14が検知した温度がON温度以上
であれば、ステップ1に戻り、そうでなければステップ
8の動作を続ける。
ステップ9において、冷凍室のFセンサ14が検知した
温度がON温度以上であればステップ1に戻り、そうでな
ければステップ10に進む。
ステップ10において、チルド室のCセンサ18が検知し
た温度がON温度以上であればステップ12に進み、そうで
なければステップ11に進む。
ステップ11において、冷蔵室のRセンサ16が検知した
温度がON温度以上であれば、ステップ12に進み、そうで
なければステップ9に戻る。ステップ12においてファン
を運転しステップ9に戻る。
ステップ13において、A=1としてステップ2に戻
る。
上記構成の冷蔵庫であると、冷凍室の温度がOFF温度
以下になり、かつ、冷蔵室及びチルド室の温度がOFF温
度以下にならないとコンプレッサ10及びファン12が停止
しない。そのため、全ての温度がOFF温度以下まで冷却
され、従来の冷蔵庫のように冷凍室の温度だけがOFF温
度以下で、冷蔵室及びチルド室がOFF温度に到達してい
ないのにかかわらずコンプレッサ10やファン12が停止す
ることがない。
ところで、上記制御が行なわれた場合に、冷凍室の温
度がOFF温度以下になっているにもかかわらず、コンプ
レッサ10とファン12を作動させるため、冷凍室の温度が
過冷却になる可能性がある。そのため、例えば、冷凍室
の温度がOFF温度以下の場合において、冷蔵室やチルド
室の扉を開閉して少なくともどちらか一方の温度がON温
度以上になった場合には、ファン12のみが作動させてON
温度以上になった区画室の温度を下げさせる。この場合
に、コンプレッサ10は動いていないため、冷凍室が過冷
却なることを防止できる。そして、冷凍室がもし過冷却
になってコンプレッサ10の停止時間が長くなった場合で
も、ファン12のみが運転されるため、冷蔵室やチルド室
の温度が上り難い。また、ファン12のみの作動のための
消費電力量を少なくすることができる。
さらに、冷蔵室やチルド室に通じるダクトを従来のよ
うに大きくする必要がないため、冷蔵庫全体の容積効率
を小さくできるという効果もある。
[発明の効果] 上記により、本発明の冷蔵庫の温度制御装置である
と、冷凍室の温度がOFF温度以下になり、かつ、冷蔵室
及び第3温度室の温度がOFF温度以下にならないと、コ
ンプレッサ及びファンが停止しない。そのため、全ての
温度がOFF温度以下まで冷却される。
また、冷凍室の温度がOFF温度以下の場合において、
冷蔵室や第3温度室の少なくともどちらか一方の温度が
ON温度以上になった場合には、ファンが回転を初めてON
温度以上になった区画室の温度を下げる。第1制御手段
による制御が行なわれた場合には、冷凍室の温度がOFF
温度以下になっているにもかかわらず、コンプレッサと
ファンを作動させるため、冷凍室が過冷却になる可能性
があるが、コンプレッサは作動していないため、冷凍室
はそれ以上冷却されざ過冷却を防止できる。そして、冷
凍室がもし過冷却になってコンプレッサの停止時間が長
くなった場合でも、ファンのみが運転さるれため、冷蔵
室や第3温度室の温度が上り難い。また、ファンのみが
運転されるため、消費電力量を少なくすることができ
る。
冷蔵室や第3温度室に通じるダクトを従来のように大
きくする必要がないため、冷蔵庫全体の容積効率を小さ
くできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す冷蔵庫の温度制御関
係のブロック図であり、 第2図は、制御部のフローチャートである。 [符号の説明] 10……コンプレッサ 12……ファン 14……Fセンサ 16……Rセンサ 18……Cセンサ 28……制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1温度帯で使用する冷凍室、第2温度帯
    で使用する冷蔵室及び第3温度帯で使用する第3温度室
    にそれぞれ温度センサを備え、冷凍室に設けられた温度
    センサの検知温度によりコンプレッサとファンを制御
    し、冷蔵室及び第3温度室の温度センサの各検知温度に
    より両室の温度調整用のダンパの開閉制御を行なう冷蔵
    庫において、 冷凍室の温度が冷却を終了する設定温度以下になり、か
    つ、冷蔵室及び第3温度室の少なくとも一方の検知温度
    が冷却を終了する設定温度以上である場合にコンプレッ
    サとファンを作動させる第1制御手段と、 第1制御手段による制御が行なわれ、その後冷蔵室及び
    第3温度室の少なくとも一方の検知温度が冷却を開始す
    る設定温度以上になった場合にファンのみを作動させる
    第2制御手段を備えた ことを特徴とする冷蔵庫の温度制御装置。
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