JPH0682141A - 冷凍冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷凍冷蔵庫の制御装置

Info

Publication number
JPH0682141A
JPH0682141A JP23441592A JP23441592A JPH0682141A JP H0682141 A JPH0682141 A JP H0682141A JP 23441592 A JP23441592 A JP 23441592A JP 23441592 A JP23441592 A JP 23441592A JP H0682141 A JPH0682141 A JP H0682141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
compartment
outside air
freezer
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23441592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Takeuchi
和▲よし▼ 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP23441592A priority Critical patent/JPH0682141A/ja
Publication of JPH0682141A publication Critical patent/JPH0682141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/11Fan speed control
    • F25B2600/112Fan speed control of evaporator fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/21Temperatures
    • F25B2700/2117Temperatures of an evaporator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/12Sensors measuring the inside temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/12Sensors measuring the inside temperature
    • F25D2700/122Sensors measuring the inside temperature of freezer compartments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品を冷凍/冷蔵し貯蔵することができる冷
凍冷蔵庫において、キメ細かな温調を行なうことを目的
とする。 【構成】 冷凍室、冷蔵室それぞれ温度上昇度の演算手
段32、42を設け、庫内の温度上昇度を演算し、また
外気温度検出手段31を設け、外気温度を検出し、冷却
器温度検出手段56を設け、冷却器の温度を検出する。
ファジィ推論プロセッサ34、44では、温度上昇度、
外気温度と、メモリ33、43から取り出した制御ルー
ルに基づいてファジィ論理演算を行ない、設定温度の下
げ幅を求め、これを基に設定温度演算手段35、45は
設定温度を調整する。そして、コンプレッサ、電動ダン
パを制御し、冷凍室温度センサまたは冷蔵室温度センサ
が一定温度以上になりしかも、冷却器温度センサが一定
温度以下になった時、ファンの回転数を高回転に切り換
える制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵庫における冷
凍食品、冷蔵食品を鮮度よく長期間貯蔵するために、経
験則を基にした制御ルールと、それを構成するファジィ
変数のメンバシップ関数とによって最適な冷凍室、冷蔵
室の設定温度の下げ幅を推論して、その結果を出力する
ようにした冷凍冷蔵庫の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵庫の制御装置は、冷凍冷蔵庫
(以下冷蔵庫と省略する)の冷凍室,冷蔵室,野菜室の
各室を設定された温度で温調するように、ダンパ,ファ
ン,コンプレッサを制御するものである(例えば、実開
平2−47424号公報)。
【0003】以下、従来の冷凍冷蔵庫の制御装置につい
て図面を参照しながら、温調制御について説明する。
【0004】図8は、従来の冷凍冷蔵庫の制御装置のブ
ロック図を示すものである。図8において、1は冷蔵庫
本体で、外箱2と内箱3と両者の空隙に形成されたウレ
タン発泡断熱材4とにより構成され、前面開口部に3つ
のドア5、6、7が配設されている。ドア5、6、7は
それぞれ冷蔵庫本体1の冷凍室8、冷蔵室9、野菜室1
0の開口部に対応して配設されている。
【0005】冷凍室8の底板11と冷蔵室9の天板12
に囲まれた区画壁内には蒸発器13とその背後にファン
14を有している。また、冷凍室8、冷蔵室9の背部に
は、蒸発器13からの冷却空気を各室に導入するための
通風路15、16が形成されている。17はコンプレッ
サであり、18は電動ダンパである。
【0006】また、19は冷凍室温度センサである。2
0は冷凍室温度センサ19により冷凍室内の庫内温度を
検出する冷凍室庫内温度検出手段である。21は冷凍室
庫内温度検出手段20により検出された庫内温度が、冷
凍室の設定温度の範囲内であるかを判断する冷凍室庫内
温度判定手段である。22はコンプレッサ17を制御す
るコンプレッサ制御手段であり、23はファン14を制
御するファン制御手段である。
【0007】また、24は冷蔵室温度センサである。2
5は冷蔵室温度センサ24により冷蔵室内の庫内温度を
検出する冷蔵室庫内温度検出手段である。26は冷蔵室
庫内温度検出手段25により検出された庫内温度が、冷
蔵室の設定温度の範囲内であるかを判断する冷蔵室庫内
温度判定手段である。27は電動ダンパ18を制御する
電動ダンパ制御手段である。
【0008】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置について、以下図9を用いてその動作を説明する。
【0009】図9(a)は、従来の冷凍冷蔵庫の冷凍室
8の温調制御を説明するためのフローチャートである。
まず、冷凍室庫内温度検出手段20は冷凍室温度センサ
19により冷凍室内の庫内温度Tfcを検出する(Ste
p51)。すると冷凍室庫内温度判定手段21は、庫内
温度Tfcが冷凍室の設定温度(Tfcon:コンプレッサ、
ファンのON温度,Tfcoff:コンプレッサ、ファンのOFF
温度)の範囲内であるかを判断し(Step52)、こ
の判断を基に、コンプレッサ制御手段22はコンプレッ
サ17を制御し、ファン制御手段23はファン14を制
御する。(Step53)。以上より、冷凍室8に適温
の冷風を送り込み、冷凍室8の温調を行なう。
【0010】図9(b)は、従来の冷凍冷蔵庫の冷蔵室
9の温調制御を説明するためのフローチャートである。
まず、冷蔵室庫内温度検出手段25は冷蔵室温度センサ
24により冷蔵室内の庫内温度Tpcを検出する(Ste
p61)。すると冷蔵室庫内温度判定手段26は、庫内
温度Tpcが冷蔵室の設定温度(Tpcon:電動ダンパの開
温度,Tpcoff:電動ダンパの閉温度)の範囲内である
かを判断し(Step62)、この判断を基に、電動ダ
ンパ制御手段27は電動ダンパ18を制御する。(St
ep63)。以上より、冷蔵室9に適温の冷風を送り込
み、冷蔵室9の温調を行なう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、冷凍室においては、コンプレッサ及びフ
ァンを制御する基になる冷凍室の設定温度(Tfcon,T
fcoff)が、庫内温度Tfcによらず一定であり、また、
冷蔵室においては、電動ダンパを制御する基になる設定
温度(Tpcon,Tpcoff)が、庫内温度Tpcによらず一
定であったため、キメ細かな温調を行なうことができ
ず、例えば夏場など、ドア開閉により冷却器におおきく
着霜を起こし、冷却器が霜で目詰まりを起こした状態に
おいては通常の冷却用ファンの回転では庫内に冷気が循
環せず、冷凍室、冷蔵室とも、最適な温調を行なうこと
ができないと共に、ファンの回転数がドア開閉により庫
内温度が上昇しても一定回転であったため、庫内温度上
昇を抑えることができないという問題点を有していた。
【0012】本発明は上記の問題点を解決するもので、
冷凍室、冷蔵室それぞれの庫内の温度上昇度と外気温度
に応じて、冷凍室、冷蔵室それぞれの設定温度の下げ幅
を演算し、それぞれ設定温度を調整すると共に、全ての
庫内温度センサが温度上昇した時ファンを高回転に切り
換えることにより、キメ細かな温調を行なうことができ
る冷凍冷蔵庫の制御装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、冷凍室において
は、複数個の冷凍室温度センサと、冷凍室庫内温度検出
手段と、冷凍室庫内温度が前回のコンプレッサが運転開
始する時の各冷凍室温度センサの温度を記憶し、この温
度に対し各冷凍室温度センサが一定温度を越えたかどう
かを判定する冷凍室庫内温度判定手段と、外気温度セン
サと、外気温度検出手段と、冷却器温度センサと、冷却
器温度を検出する冷却器温度検出手段と、前記冷凍室庫
内温度検出手段の出力により前回のコンプレッサが運転
開始する時の各冷凍室温度センサの温度からの庫内の温
度上昇度を演算する冷凍室温度上昇度演算手段と、冷凍
室の設定温度の下げ幅を求めるための経験則に基づく制
御ルールを記憶する第1のメモリと、庫内の温度上昇度
と、外気温度と、前記メモリから取り出された制御ルー
ルに基づいて、ファジィ論理演算を行ない冷凍室の設定
温度の下げ幅を演算する第1のファジィ推論プロセッサ
と、設定温度の下げ幅から冷凍室の設定温度を演算する
冷凍室設定温度演算手段と、前記冷凍室設定温度演算手
段により演算された設定温度から、コンプレッサを制御
するコンプレッサ制御手段と、全ての冷凍室温度センサ
が一定温度以上になりしかも、冷却器温度センサが一定
温度以下になった時、ファンの回転数を高回転に切り換
えるファン制御手段とを備える。
【0014】また、冷蔵室においては、複数個の冷蔵室
温度センサと、冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵室庫内
温度が前回の電動ダンパーが開く時の各冷蔵室温度セン
サの温度を記憶し、この温度に対し各冷蔵室温度センサ
が一定温度を越えたかどうかを判定する冷蔵室庫内温度
判定手段と、前記冷蔵室庫内温度検出手段の出力により
前回の電動ダンパーが開く時の各冷蔵室温度センサの温
度からの庫内の温度上昇度を演算する冷蔵室温度上昇度
演算手段と、冷蔵室の設定温度の下げ幅を求めるための
経験則に基づく制御ルールを記憶する第2のメモリと、
庫内の温度上昇度と、前記外気温度検出手段により検出
された外気温度と、冷却器温度センサと冷却器温度を検
出する冷却器温度検出手段と、前記メモリから取り出さ
れた制御ルールに基づいて、ファジィ論理演算を行ない
冷蔵室の設定温度の下げ幅を演算する第2のファジィ推
論プロセッサと、設定温度の下げ幅から冷蔵室の設定温
度を演算する冷蔵室設定温度演算手段と、前記冷蔵室設
定温度演算手段により演算された設定温度から、電動ダ
ンパを制御する電動ダンパ制御手段と冷蔵室温度センサ
が一定温度以上になりしかも、冷却器温度センサが一定
温度以下になった時ファンの回転数を高回転に切り換え
るファン制御手段とを備える。
【0015】また、冷凍室と冷蔵室の制御にあたり、冷
凍室の制御を優先させる優先手段とを備えた構成であ
る。
【0016】
【作用】本発明は上記構成により、冷凍室、冷蔵室それ
ぞれの温度上昇度演算手段により演算された庫内の温度
上昇度と、外気温度検出手段により検出された外気温度
と、メモリから取り出された制御ルールに基づいて、フ
ァジィ推論プロセッサによってファジィ論理演算を行な
い、冷凍室、冷蔵室それぞれの設定温度の下げ幅が求め
られる。また、各室の温度センサが一定温度以上になり
しかも、冷却器温度センサが一定温度以下になった時、
ファンの回転数を高回転に切り換えることにより、ドア
開閉により冷却器の着霜により目詰まりを生じた時も庫
内に冷気を循環させ、庫内の温度上昇を抑えることがで
きる。したがって、上記により求めた下げ幅によりそれ
ぞれの設定温度を調整し、この設定温度を基に、コンプ
レッサを制御し、ファンを制御し、電動ダンパを制御す
るため、最適な冷凍室、冷蔵室の温調制御を行なうこと
ができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。また、図において、従来例と共通の
ものは同一の番号を賦し、その説明を省略する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例における冷凍
冷蔵庫の冷凍室の制御装置の構成を示すブロック図、図
2(a)は本発明の第1の実施例における冷凍室の庫内
の温度上昇度に対するファジィ変数のメンバシップ関数
を示すグラフ、図2(b)は本発明の第1の実施例にお
ける外気温度に対するファジィ変数のメンバシップ関数
を示すグラフ、図3は本発明の第1の実施例における動
作を説明するためのフローチャート、図4は本発明の第
1の実施例におけるファジィ推論の手順を説明するため
のフローチャートである。
【0019】図1において、30は冷凍室の制御装置で
あり、冷凍室庫内温度検出手段20及び51、冷凍室庫
内温度判定手段21、コンプレッサ制御手段22、ファ
ン制御手段23、外気温度検出手段31、冷却器温度検
出手段56、冷凍室温度上昇度演算手段32、第1のメ
モリ33、第1のファジィ推論プロセッサ34、冷凍室
設定温度演算手段35よりなる。また冷却器温度検出手
段56は冷却器13に取り付けられた冷却器温度センサ
55より冷却器の温度を検出する。
【0020】外気温度検出手段31は、外気温度センサ
28により冷蔵庫外の外気温度を検出する。冷凍室温度
上昇度演算手段32は、冷凍室庫内温度検出手段20の
出力により庫内の温度上昇度を演算する。
【0021】第1のメモリ33は、冷凍室の設定温度の
下げ幅を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶
する。第1のファジィ推論プロセッサ34は、冷凍室温
度上昇度演算手段32により演算された温度上昇度と、
外気温度検出手段31により検出された外気温度と、メ
モリ33から取り出された制御ルールに基づいてファジ
ィ論理演算を行ない、冷凍室の設定温度の下げ幅を演算
する。また、冷凍室設定温度演算手段35は、第1のフ
ァジィ推論プロセッサ34により演算された設定温度の
下げ幅から、冷凍室の設定温度を演算する。
【0022】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の冷凍
室の制御装置について、以下図1から図4を用いてその
動作を説明する。
【0023】まず、冷凍室庫内温度検出手段20及び5
1は冷凍室温度センサ19及び50により冷凍室内の庫
内温度Tfcを検出し、各冷凍室温度センサ19及び50
の温度Tfc1、Tfc2について毎回コンプレッサ17の運
転開始する時の温度Tfcon1及びTfcon2を記憶する(S
tep1)。前記冷凍室庫内温度検出手段20及び51
は冷凍室温度センサ19及び50により冷凍室内の庫内
温度Tfcを検出する(Step2)。前記コンプレッサ
17の運転開始時の各冷凍室温度センサ19及び50の
温度Tfcon1及びTfcon2に対して、冷凍室センサ19及
び50の温度Tfc1及びTfc2が越えたかどうか判定を行
い(Step3)、毎回のコンプレッサ17の運転開始
する時の温度Tfcon1及びTfcon2を越えていなければ、
この設定温度Tfcon1を基に、コンプレッサ制御手段2
2はコンプレッサ17を制御し、ファン制御手段23は
ファン14を制御する(Step4)。
【0024】そして、庫内温度Tfcの値が、前記コンプ
レッサ17の運転開始時の各冷凍室温度センサ19及び
50の温度Tfcon1及びTfcon2 を越えたとき、冷凍室
温度上昇度演算手段32は、以下に示すように冷凍室の
温度上昇度Tfcup1及びTfcup2を演算する(Step
5)。またこの時冷却器温度を検出し、これに応じてフ
ァン制御をStep4にて行う(Step10)。
【0025】Tfcup=Tfc−Tfcon また、外気温度検出手段31は外気温度センサ28によ
り冷蔵庫外の外気温度Toutを検出する(Step
6)。
【0026】つぎに、演算された温度上昇度Tfcup1と
Tfcup2の大きい方および外気温度Toutは、第1のファ
ジィ推論プロセッサ34に入力される(Step7)。
ファジィ推論プロセッサ34では、予め第1のメモリ3
3に記憶されている制御ルールを取り出して、ファジィ
推論によって冷凍室の設定温度の下げ幅△Tfcoffを求
める(Step8)。これより、冷凍室設定温度演算手
段35は、ファジィ推論プロセッサ34により求められ
た設定温度の下げ幅△Tfcoffから冷凍室の設定温度Tf
coff(コンプレッサ、ファンのOFF温度)を演算する
(Step9)。そして、この設定温度Tfcoffを基
に、コンプレッサ制御手段22はコンプレッサ17を制
御し、ファン制御手段23はファン14を制御する。
【0027】ここで、冷凍室の最適な温調を行なうため
の設定温度の下げ幅を求めるファジィ推論は、下記のよ
うな制御ルールを基にして実行される。
【0028】本実施例で採用した制御ルールは次のよう
な9つの言語ルールである。例えば 言語ルール 11:もし温度上昇度が小さく、外気温度
が低ければ、設定温度の下げ幅を小さくせよ。
【0029】言語ルール 12:もし温度上昇度が小さ
く、外気温度が中位なら、設定温度の下げ幅を小さくせ
よ。
【0030】言語ルール 13:もし温度上昇度が小さ
く、外気温度が高ければ、設定温度の下げ幅を非常に小
さくせよ。 ・ ・ ・ 言語ルール 17:もし温度上昇度が大きく、外気温度
が低ければ、設定温度の下げ幅を非常に大きくせよ。
【0031】言語ルール 18:もし温度上昇度が大き
く、外気温度が中位なら、設定温度の下げ幅を大きくせ
よ。
【0032】言語ルール 19:もし温度上昇度が大き
く、外気温度が高ければ、設定温度の下げ幅を大きくせ
よ。等である。
【0033】これは、食品の冷凍室への投入量が多くな
れば温度上昇度が大きくなるので、温度上昇度が大きい
程、庫内温度が高いため設定温度を大きく下げる必要が
あり、また、外気温度が低い程、食品の温度より庫内温
度センサの温度の低下が速く、食品が冷える前に設定温
度に達っしてしまうため、設定温度をさらに大きく下げ
る必要がある、といった経験から得られた言語ルールで
ある。よって、上記言語ルールは、発明者が数多くの実
験データから求めた、最適な冷凍室の温調を行なうこと
ができる設定温度の下げ幅に対する制御ルールであり、
これを温度上昇度Tおよび外気温度ATの関係で示すと
(表1)のようになる。
【0034】
【表1】
【0035】(表1)は制御ルールの関係を示す表であ
り、横方向に温度上昇度Tを3段階(BT=大,MT=
中,ST=小)に分け、縦方向に外気温度ATを3段階
(HAT=高,MAT=中,LAT=低)に分けて配置
し、上記区分された温度上昇度Tと外気温度ATとのお
のおの交わった位置には、その温度上昇度T,外気温度
ATに対応する最適な冷凍室の設定温度の下げ幅△Tを
配置している。
【0036】また、上記言語ルールは図1のメモリ33
の内に記憶する場合には次のような制御ルール則で記憶
されている。本実施例で採用した制御ルールは9個であ
る。
【0037】 制御ルール 11:IF T is ST and AT is LAT THEN △T is S 制御ルール 12:IF T is ST and AT is MAT THEN △T is S 制御ルール 13:IF T is ST and AT is HAT THEN △T is VS ・ ・ ・ 制御ルール 17:IF T is BT and AT is LAT THEN △T is VB 制御ルール 18:IF T is BT and AT is MAT THEN △T is B 制御ルール 19:IF T is BT and AT is HAT THEN △T is B 前記制御ルール11,12、・・・、19は、温度上昇
度T,外気温度AT,冷凍室の設定温度の下げ幅△Tを
(表1)のように段階的に決めているので、キメ細かな
制御を行なう場合には、温度上昇度T,外気温度ATの
各段階の中間における実測の温度上昇度Tfcup、外気温
度Toutでは、前記制御ルールの前件部(IF部)をど
の程度満たしているかの度合いを算出して、その度合い
に応じた設定温度の下げ幅△Tfcoffを推定する必要が
ある。そのため、本実施例では前記度合いを温度上昇度
T,外気温度ATに対するファジィ変数のメンバシップ
関数を利用して算出する。
【0038】図2(a)は、冷凍室の庫内の温度上昇度
Tに対するファジィ変数ST,MT,BTのメンバシッ
プ関数μST(Tfcup),μMT(Tfcup),μBT
(Tfcup)を示したものであり、図2(b)は、外気温
度ATに対するファジィ変数LAT,MAT,HATの
メンバシップ関数μLAT(Tout),μMAT(Tou
t),μHAT(Tout)を示したものである。
【0039】ファジィ推論プロセッサ34で実行するフ
ァジィ推論は前記制御ルール1,ルール2,・・・,ル
ール9と図2(a),(b)のメンバシップ関数とを用
いてファジィ論理演算を行なって冷凍室の設定温度の下
げ幅の演算を行なう。
【0040】以下、図4のフローチャートをもとに、図
3のStep7であるファジィ推論の手順を説明する。
【0041】Step10では、ファジィ推論プロセッ
サ34によって温度上昇度Tfcupと外気温度Toutに対
するファジィ変数のメンバシップ関数を用いて、温度上
昇度Tfcupと外気温度Toutにおけるメンバシップ値
(図中ではM値と表示)の算出を行なう。
【0042】Step11では、得られた温度上昇度T
fcupと外気温度Toutに対するファジィ変数のメンバシ
ップ値が、前記9個の各ルールの前件部をどの程度満た
しているかの度合いを下記のように合成法で算出する。
【0043】図中では、温度上昇度に対するファジィ変
数をA、外気温度に対するファジィ変数をBで示してい
る。
【0044】 制御ルール 11:h11 =μST(Tfcup)∩μLAT(Tout) =μST(Tfcup)×μLAT(Tout) −−−(1) 制御ルール 12:h12 =μST(Tfcup)∩μMAT(Tout) =μST(Tfcup)×μMAT(Tout) −−−(2) 制御ルール 13:h13 =μST(Tfcup)∩μHAT(Tout) =μST(Tfcup)×μHAT(Tout) −−−(2) ・ ・ ・ 制御ルール 17:h17 =μBT(Tfcup)∩μLAT(Tout) =μBT(Tfcup)×μLAT(Tout) −−−(7) 制御ルール 18:h18 =μBT(Tfcup)∩μMAT(Tout) =μBT(Tfcup)×μMAT(Tout) −−−(8) 制御ルール 19:h19 =μBT(Tfcup)∩μHAT(Tout) =μBT(Tfcup)×μHAT(Tout) −−−(9) (1)式は、前記Tfcupが温度上昇度Tに対する領域S
Tに入り、かつ、前記Toutが外気温度ATに対する領
域LATに入るという命題は、TfcupがSTに入る割
合、ToutがLATに入る割合の積の値で成立するこ
と、すなわち制御ルール11の前件部は、h11の割合
で成立することを表わしている。同様に(2)式,・・
・,(9)式である制御ルール12,・・・,19の場
合、前件部はそれぞれh2,・・・,h9の割合で成立
することを表わしている。
【0045】Step12では、制御ルールの実行部の
メンバシップ関数によって、温度上昇度Tfcupと外気温
度Toutにおける冷凍室の設定温度の下げ幅△Tfcoffを
下記のようにして求める。設定温度の下げ幅△Tfcoff
は、一点化法のひとつである高さ法を用いて、各制御ル
ールの前件部の成立する割合h11,h12,・・・,
h19の加重平均の値として、(数1)に示すように算
出する。
【0046】
【数1】
【0047】これにより、設定温度の下げ幅△Tfcoff
が求まる。従って、この実施例では、制御パラメータと
して冷凍室内の温度上昇度および外気温度を使用してい
るため、キメ細かい制御が可能である。また、制御ルー
ルが人間の経験則から成り立っているため、最適な設定
温度で冷凍室の温調制御ができる。また、冷凍室温度セ
ンサ19、50が一定温度以上になりしかも冷却器温度
センサ55が一定温度以下になった時、即ちドア開閉に
より冷却器13に多量の着霜が起こり、冷却器13が目
詰まり状態になった時、ファン14を高回転にすること
により冷却器13から庫内に送る風量を増加させ、庫内
温度上昇を抑えることができる。ここで全ての冷凍室温
度センサ19、50が一定温度以上になった時としたの
は、全ての冷凍室温度センサ19、50が上昇しない時
は冷却器13は着霜による目詰まりを起こしておらず、
こういう時にファン14を高回転にしても冷却器13の
蒸発温度が上昇して冷却効果が向上しないためである。
【0048】次に他の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。また、図において、従来例、第1の実施
例と共通した構成のものは、同一番号を付し、その詳細
な説明を省略する。
【0049】図5は本発明の他の実施例における冷凍冷
蔵庫の冷蔵室の制御装置の構成を示すブロック図、図6
は本発明の他の実施例における冷蔵室の庫内の温度上昇
度に対するファジィ変数のメンバシップ関数を示すグラ
フ、図7は本発明の他の実施例における動作を説明する
ためのフローチャートである。
【0050】図5において、40は冷蔵室の制御装置で
あり、冷蔵室庫内温度検出手段25、冷蔵室庫内温度判
定手段26、電動ダンパ制御手段27、ファン制御手段
23、外気温度検出手段31、冷却器温度検出手段5
6、冷蔵室温度上昇度演算手段42、第2のメモリ4
3、第2のファジィ推論プロセッサ44、冷蔵室設定温
度演算手段45よりなる。
【0051】冷蔵室温度上昇度演算手段42は、冷蔵室
庫内温度検出手段25の出力により庫内の温度上昇度を
演算する。
【0052】第2のメモリ43は、冷蔵室の設定温度の
下げ幅を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶
する。第2のファジィ推論プロセッサ44は、冷蔵室温
度上昇度演算手段42により演算された温度上昇度と、
外気温度検出手段31により検出された外気温度と、メ
モリ43から取り出された制御ルールに基づいてファジ
ィ論理演算を行ない、冷蔵室の設定温度の下げ幅を演算
する。また、冷蔵室設定温度演算手段45は、第2のフ
ァジィ推論プロセッサ44により演算された設定温度の
下げ幅から、冷蔵室の設定温度を演算する。また冷却器
温度検出手段56は冷却器に取り付けられた冷却器温度
センサ55より冷却器13の温度を検出する。
【0053】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の冷蔵
室の制御装置について、以下図5から図7および図2、
図4を用いてその動作を説明する。
【0054】まず、冷蔵室庫内温度検出手段25及び5
3は冷蔵室温度センサ24及び52により冷蔵室内の庫
内温度Tpcを検出し、各冷蔵室温度センサ24及び52
の温度Tpc1及びTpc2について毎回電動ダンパー18が
開く時の温度Tpcon1及びTpcon2を記憶する(Step
20)。前記冷蔵室庫内温度検出手段25及び53は冷
蔵室温度センサ24及び52により冷蔵室内の庫内温度
Tpcを検出する(Step21)。前記電動ダンパー1
8の開く時の各冷蔵室温度センサ24及び52の温度T
pcon1及びTpcon2に対して、冷蔵室センサ24及び52
の温度Tpc1及びTpc2が越えたかどうか判定を行い(S
tep22)、毎回の電動ダンパーが開く時の温度Tpc
on1及びTpcon2を越えていなければ、この設定温度Tpc
on1を基に、電動ダンパー制御手段27は電動ダンパー
18を制御する(Step23)。
【0055】そして、庫内温度Tpcの値が、前記電動ダ
ンパー18が開く時の各冷蔵室温度センサ24及び52
の温度Tpcon1及びTpcon2を越えたとき、冷蔵室温度上
昇度演算手段42は、以下に示すように冷蔵室の温度上
昇度Tpcup1及びTpcup2を演算する(Step24)。
またこの時冷却器13の温度を検出し、これに応じてフ
ァンの制御をStep23にて行う(Step29)。
【0056】Tpcup=Tpc−Tpcon また、外気温度検出手段31は外気温度センサ28によ
り冷蔵庫外の外気温度Toutを検出する(Step2
5)。
【0057】つぎに、演算された温度上昇度Tpcup1と
Tpcup2の大きい方および外気温度Toutは、第2のファ
ジィ推論プロセッサ44に入力される(Step2
6)。ファジィ推論プロセッサ44では、予め第2のメ
モリ43に記憶されている制御ルールを取り出して、フ
ァジィ推論によって冷蔵室の設定温度の下げ幅△Tpcof
fを求める(Step27)。これより、冷蔵室設定温
度演算手段45は、ファジィ推論プロセッサ44により
求められた設定温度の下げ幅△Tpcoffから冷蔵室の設
定温度Tpcoff(電動ダンパの閉温度)を演算する(S
tep28)。そして、この設定温度Tpcoffを基に、
電動ダンパ制御手段27は電動ダンパ18を制御する。
またファン制御手段23はファン14の回転数を制御す
る。
【0058】ここで、冷蔵室の最適な温調を行なうため
の設定温度の下げ幅を求めるファジィ推論は、下記のよ
うな制御ルールを基にして実行される。
【0059】本実施例で採用した制御ルールは次のよう
な9つの言語ルールである。例えば 言語ルール 21:もし温度上昇度が小さく、外気温度
が低ければ、設定温度の下げ幅を非常に小さくせよ。
【0060】言語ルール 22:もし温度上昇度が小さ
く、外気温度が中位なら、設定温度の下げ幅を小さくせ
よ。
【0061】言語ルール 23:もし温度上昇度が小さ
く、外気温度が高ければ、設定温度の下げ幅を小さくせ
よ。 ・ ・ ・ 言語ルール 27:もし温度上昇度が大きく、外気温度
が低ければ、設定温度の下げ幅を大きくせよ。
【0062】言語ルール 28:もし温度上昇度が大き
く、外気温度が中位なら、設定温度の下げ幅を大きくせ
よ。
【0063】言語ルール 29:もし温度上昇度が大き
く、外気温度が高ければ、設定温度の下げ幅を非常に大
きくせよ。等である。
【0064】これは、食品の冷蔵室への投入量が多くな
れば温度上昇度が大きくなるので、温度上昇度が大きい
程、庫内温度が高いため設定温度を大きく下げる必要が
あり、また、外気温度が低い程、冷蔵室の食品の凍結の
危険性が高まるため、設定温度の下げ幅を小さくする必
要がある、といった経験から得られたルールである。
【0065】よって、上記言語ルールは、発明者が数多
くの実験データから求めた、最適な冷蔵室の温調を行な
うことができる設定温度の下げ幅に対する制御ルールで
あり、これを温度上昇度Tおよび外気温度ATの関係で
示すと(表2)のようになる。
【0066】
【表2】
【0067】(表2)は制御ルールの関係を示す表であ
り、詳細は第1の実施例で述べた通りである。温度上昇
度Tと外気温度ATとのおのおの交わった位置には、そ
の温度上昇度T,外気温度ATに対応する最適な冷蔵室
の設定温度の下げ幅△Tを配置している。
【0068】また、上記言語ルールは図1のメモリ43
の内に記憶する場合には次のような制御ルール則で記憶
されている。本実施例で採用した制御ルールは9個であ
る。
【0069】 制御ルール 21:IF T is ST and AT is LAT THEN △T is VS 制御ルール 22:IF T is ST and AT is MAT THEN △T is S 制御ルール 23:IF T is ST and AT is HAT THEN △T is S ・ ・ ・ 制御ルール 27:IF T is BT and AT is LAT THEN △T is B 制御ルール 28:IF T is BT and AT is MAT THEN △T is B 制御ルール 29:IF T is BT and AT is HAT THEN △T is VB 前記制御ルール21,22、・・・、29は、温度上昇
度T,外気温度AT,冷蔵室の設定温度の下げ幅△Tを
(表2)のように段階的に決めているので、キメ細かな
制御を行なう場合には、温度上昇度T,外気温度ATの
各段階の中間における実測の温度上昇度Tpcup、外気温
度Toutでは、前記制御ルールの前件部(IF部)をど
の程度満たしているかの度合いを算出して、その度合い
に応じた設定温度の下げ幅△Tpcoffを推定する。その
ため、本実施例では第1の実施例で述べたと同様に、前
記度合いを温度上昇度T,外気温度ATに対するファジ
ィ変数のメンバシップ関数を利用して算出する。
【0070】図6は、冷蔵室の庫内の温度上昇度Tに対
するファジィ変数ST,MT,BTのメンバシップ関数
μST(Tpcup),μMT(Tpcup),μBT(Tpcu
p)を示したものであり、外気温度ATに対するファジ
ィ変数のメンバシップ関数は図2(b)で示した通りで
ある。
【0071】ファジィ推論プロセッサ44で実行するフ
ァジィ推論は前記制御ルール21,・・・、29と図
6,図2(b)のメンバシップ関数とを用いてファジィ
論理演算を行なって冷蔵室の設定温度の下げ幅の演算を
行なう。
【0072】その手順は、第1の実施例で述べたと同様
であり、図4のフローチャートをもとに、図7のSte
p27であるファジィ推論の手順を説明する。
【0073】Step10では、ファジィ推論プロセッ
サ44によって温度上昇度Tpcupと外気温度Toutに対
するファジィ変数のメンバシップ関数を用いて、温度上
昇度Tpcupと外気温度Toutにおけるメンバシップ値
(図中ではM値と表示)の算出を行なう。
【0074】Step11では、得られた温度上昇度T
pcupと外気温度Toutに対するファジィ変数のメンバシ
ップ値が、前記9個の各ルールの前件部をどの程度満た
しているかの度合いを下記のように合成法で算出する。
【0075】図中では、温度上昇度に対するファジィ変
数をA、外気温度に対するファジィ変数をBで示してい
る。
【0076】 制御ルール 21:h21 =μST(Tpcup)∩μLAT(Tout) =μST(Tpcup)×μLAT(Tout) −−−(1) 制御ルール 22:h22 =μST(Tpcup)∩μMAT(Tout) =μST(Tpcup)×μMAT(Tout) −−−(2) 制御ルール 23:h23 =μST(Tpcup)∩μHAT(Tout) =μST(Tpcup)×μHAT(Tout) −−−(2) ・ ・ ・ 制御ルール 27:h27 =μBT(Tpcup)∩μLAT(Tout) =μBT(Tpcup)×μLAT(Tout) −−−(7) 制御ルール 28:h28 =μBT(Tpcup)∩μMAT(Tout) =μBT(Tpcup)×μMAT(Tout) −−−(8) 制御ルール 29:h29 =μBT(Tpcup)∩μHAT(Tout) =μBT(Tpcup)×μHAT(Tout) −−−(9) (1)式は、前記Tpcupが温度上昇度Tに対する領域S
Tに入り、かつ、前記Toutが外気温度ATに対する領
域LATに入るという命題は、TpcupがSTに入る割
合、ToutがLATに入る割合の積の値で成立するこ
と、すなわち制御ルール21の前件部は、h21の割合
で成立することを表わしている。同様に(2)式,・・
・,(9)式である制御ルール22,・・・,29の場
合、前件部はそれぞれh22,・・・,h29の割合で
成立することを表わしている。
【0077】Step12では、制御ルールの実行部の
メンバシップ関数によって、温度上昇度Tpcupと外気温
度Toutにおける冷蔵室の設定温度の下げ幅△Tpcoffを
下記のようにして求める。設定温度の下げ幅△Tpcoff
は、高さ法を用いて、各制御ルールの前件部の成立する
割合h21,h22,・・・,h29の加重平均の値と
して、(数2)に示すように算出する。また、冷蔵室温
度センサ24、52が一定温度以上になりしかも、冷却
器温度センサ55が一定温度以下になった時、即ちドア
開閉により冷却器13に多量に着霜が起こり、冷却器1
3が目詰まり状態になった時ファン14を高回転にする
ことにより、冷却器13から庫内に送る風量を増加さ
せ、庫内温度上昇を抑えることができる。ここで、全て
の冷蔵室温度センサ24、52が一定温度以上になった
時としたのは、全ての冷蔵室温度センサが上昇しない時
は冷却器13は着霜による目詰まりを起こしておらず、
こういう時にファン14を高回転にしても冷却器13の
蒸発温度が上昇して冷却効果が向上しないためである。
【0078】
【数2】
【0079】これにより、設定温度の下げ幅△Tpcoff
が求まる。従って、この実施例では、制御パラメータと
して冷蔵室内の温度上昇度および外気温度を使用してい
るため、キメ細かい制御が可能である。また、制御ルー
ルが人間の経験則から成り立っているため、最適な設定
温度で冷蔵室の温調制御ができる。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明は、食品を冷凍/冷
蔵し貯蔵することができる冷凍冷蔵庫において、冷凍室
においては、複数個の冷凍室温度センサと、冷凍室庫内
温度検出手段と、冷凍室庫内温度が前回のコンプレッサ
が運転開始する時の各冷凍室温度センサの温度を記憶
し、この温度に対して各センサが一定温度を越えたかど
うかを判定する冷凍室庫内温度判定手段と、外気温度セ
ンサと、外気温度検出手段と、冷却器に設けられた冷却
器温度センサと、前記冷却器温度センサにより冷却器温
度を検出する冷却器温度検出手段と、前記冷凍室庫内温
度検出手段の出力により前回のコンプレッサが運転開始
する時の各冷凍室温度センサの温度からの庫内の温度上
昇度を演算する冷凍室温度上昇度演算手段と、冷凍室の
設定温度の下げ幅を求めるための経験則に基づく制御ル
ールを記憶する第1のメモリと、庫内の温度上昇度と、
冷却器に設けられた冷却器温度センサと、前記冷却器温
度センサにより冷却器温度を検出する冷却器温度検出手
段と、外気温度と、前記メモリから取り出された制御ル
ールに基づいて、ファジィ論理演算を行ない冷凍室の設
定温度の下げ幅を演算する第1のファジィ推論プロセッ
サと、設定温度の下げ幅から冷凍室の設定温度を演算す
る冷凍室設定温度演算手段と、前記冷凍室設定温度演算
手段により演算された設定温度から、コンプレッサを制
御するコンプレッサ制御手段と、冷凍室温度センサが一
定温度以上になりしかも、冷却器温度センサが一定温度
以下になった時、ファンの回転数を高回転に切り換える
ファン制御手段とを備える。
【0081】また、冷蔵室においては、複数個の冷蔵室
温度センサと、冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵室庫内
温度が前回の電動ダンパーが開く時の各冷蔵室温度セン
サの温度を記憶し、この温度に対し各センサが一定温度
を越えたかどうかを判定する冷蔵室庫内温度判定手段
と、前記冷蔵室庫内温度検出手段の出力により前回の電
動ダンパーが開く時の各冷凍室温度センサの温度からの
庫内の温度上昇度を演算する冷蔵室温度上昇度演算手段
と、冷蔵室の設定温度の下げ幅を求めるための経験則に
基づく制御ルールを記憶する第2のメモリと、庫内の温
度上昇度と、前記外気温度検出手段により検出された外
気温度と、冷却器に設けられた冷却器温度センサと、前
記冷却器温度センサにより冷却器温度を検出する冷却器
温度検出手段と、前記メモリから取り出された制御ルー
ルに基づいて、ファジィ論理演算を行ない冷蔵室の設定
温度の下げ幅を演算する第2のファジィ推論プロセッサ
と、設定温度の下げ幅から冷蔵室の設定温度を演算する
冷蔵室設定温度演算手段と、前記冷蔵室設定温度演算手
段により演算された設定温度から、電動ダンパを制御す
る電動ダンパ制御手段と、冷蔵室温度センサが一定温度
以上になりしかも、冷却器温度センサが一定温度以下に
なった時、ファンの回転数を高回転に切り換えるファン
制御手段とを備える。
【0082】また、冷凍室と冷蔵室の制御にあたり、冷
凍室の制御を優先させる優先手段とを備えた構成であ
る。
【0083】この構成により、冷凍室、冷蔵室それぞれ
の温度上昇度演算手段により演算された庫内の温度上昇
度と、外気温度検出手段により検出された外気温度と、
メモリから取り出された制御ルールに基づいて、ファジ
ィ推論プロセッサによってファジィ論理演算を行ない、
冷凍室、冷蔵室それぞれの設定温度の下げ幅が求められ
る。また、冷凍室、冷蔵室の温度をきめ細かく検知する
ために、複数個の温度センサを各室に設けた場合、安定
時の各温度センサの温度にバラツキが生じた時も、冷凍
室にあっては毎回のコンプレッサ運転開始時の各センサ
の温度、冷蔵室にあっては毎回の電動ダンパーが開く時
の温度を記憶し、この温度を基準にして温度上昇度を演
算するために、各センサ間のバラツキを吸収し適切な温
度上昇値をファジィ推論プロセッサに入力することがで
きる。したがって、上記により求めた下げ幅によりそれ
ぞれの設定温度を調整し、この設定温度を基に、コンプ
レッサを制御し、ファンを制御し、電動ダンパを制御す
ると共に、冷凍室温度センサまたは、冷蔵室温度センサ
が一定温度以上になりしかも、冷却器温度センサが一定
温度以下になった時、即ちドア開閉により冷却器に多量
の着霜が起こり、冷却器が目詰まり状態になった時、フ
ァンを高回転にすることにより冷却器から庫内に送る風
量を増加させ、庫内温度上昇を抑えることにより、冷凍
室、冷蔵室における冷凍/冷蔵食品を鮮度よく長期間貯
蔵できる経験則に基づいた最適な冷凍室、冷蔵室の温調
制御を行なうことができる。
【0084】例えば、夏場に食品をたくさん詰め込んだ
ときなどに、既に庫内に貯蔵されている既存食品の温度
上昇を最小限にし、上昇した温度を短時間で元の冷凍温
度に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷凍冷蔵庫の冷凍室の
制御装置のブロック図
【図2】(a)は冷凍室の庫内の温度上昇度に対するフ
ァジィ変数のメンバシップ関数を示すグラフ (b)は外気温度に対するファジィ変数のメンバシップ
関数を示すグラフ
【図3】図1における動作を説明するためのフローチャ
ート
【図4】図1におけるファジィ推論の手順を説明するた
めのフローチャート
【図5】本発明の他の実施例を示す冷凍冷蔵庫の冷蔵室
の制御装置のブロック図
【図6】図5における冷蔵室の庫内の温度上昇度に対す
るファジィ変数のメンバシップ関数を示すグラフ
【図7】図5における動作を説明するためのフローチャ
ート
【図8】従来の冷凍冷蔵庫の制御装置のブロック図
【図9】(a)は図8におけるコンプレッサ及びファン
の制御をせつめいするためのフローチャート (b)は図8における電動ダンパーの制御を説明するた
めのフローチャート
【符号の説明】 8 冷凍室 9 冷蔵室 19 冷凍室温度センサ 20 冷凍室庫内温度検出手段 21 冷凍室庫内温度判定手段 22 コンプレッサ制御手段 23 ファン制御手段 24 冷蔵室温度センサ 25 冷蔵室庫内温度検出手段 26 冷蔵室庫内温度判定手段 27 電動ダンパ制御手段 28 外気温度センサ 30 冷凍室の制御装置 31 外気温度検出手段 32 冷凍室温度上昇度演算手段 33 第1のメモリ 34 第1のファジィ推論プロセッサ 35 冷凍室設定温度演算手段 40 冷蔵室の制御装置 42 冷蔵室温度上昇度演算手段 43 第2のメモリ 44 第2のファジィ推論プロセッサ 45 冷蔵室設定温度演算手段 50 冷凍室温度センサ 51 冷凍室庫内温度検出手段 52 冷蔵室温度センサ 53 冷蔵室庫内温度検出手段 55 冷却器用温度センサ 56 冷却器温度検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室内に設けられた複数個の冷凍室温
    度センサと、前記冷凍室温度センサにより冷凍室内の温
    度を検出する冷凍室庫内温度検出手段と、前記冷凍室庫
    内温度検出手段により検出された温度が、前回のコンプ
    レッサが運転開始する時の各冷凍室温度センサの温度を
    記憶し、この温度に対し、各冷凍室温度センサが一定温
    度を越えたかどうかを判定する冷凍室庫内温度判定手段
    と、冷凍冷蔵庫外に設けられた外気温度センサと、前記
    外気温度センサにより冷凍冷蔵庫外の外気温度を検出す
    る外気温度検出手段と、前記冷凍室庫内温度検出手段の
    出力により前回のコンプレッサが運転開始するときの各
    冷凍室温度センサの温度からの庫内の温度上昇度を演算
    する冷凍室温度上昇度演算手段と、冷凍室の設定温度の
    下げ幅を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶
    する第1のメモリと、前記冷凍室温度上昇度演算手段に
    より演算された温度上昇度と、前記外気温度検出手段に
    より検出された外気温度と、冷却器に設けられた冷却器
    温度センサと、前記冷却器温度センサにより冷却器温度
    を検出する冷却器温度検出手段と、前記メモリから取り
    出された制御ルールに基づいて、ファジィ論理演算を行
    ない冷凍室の設定温度の下げ幅を演算する第1のファジ
    ィ推論プロセッサと、前記ファジィ推論プロセッサによ
    り演算された設定温度の下げ幅から、冷凍室の設定温度
    を演算する冷凍室設定温度演算手段と、前記冷凍室設定
    温度演算手段により演算された設定温度から、コンプレ
    ッサを制御するコンプレッサ制御手段と、冷凍室温度セ
    ンサが一定温度以上になりしかも、冷却器温度センサが
    一定温度以下になった時、ファンの回転数を高回転に切
    り換えるファン制御手段とを備えることを特徴とする冷
    凍冷蔵庫の制御装置。
  2. 【請求項2】 冷蔵室内に設けられた複数個の冷蔵室温
    度センサと、前記冷蔵室温度センサにより冷蔵室内の温
    度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段と、前記冷蔵室庫
    内温度検出手段により検出された温度が、前回の電動ダ
    ンパーが開く時の各冷蔵室温度センサの温度を記憶し、
    この温度に対し各冷蔵室温度センサが一定温度を越えた
    かどうかを判定する冷蔵室庫内温度判定手段と、冷凍冷
    蔵庫外に設けられた外気温度センサと、前記外気温度セ
    ンサにより冷凍冷蔵庫外の外気温度を検出する外気温度
    検出手段と、冷却器に設けられた冷却器温度センサと、
    前記冷却器温度センサにより冷却器温度を検出する冷却
    器温度検出手段と、前記冷蔵室庫内温度検出手段の出力
    により前回の電動ダンパーが開く時の各冷蔵室温度セン
    サの温度からの庫内の温度上昇度を演算する冷蔵室温度
    上昇度演算手段と、冷蔵室の設定温度の下げ幅を求める
    ための経験則に基づく制御ルールを記憶する第2のメモ
    リと、前記冷蔵室温度上昇度演算手段により演算された
    温度上昇度と、前記外気温度検出手段により検出された
    外気温度と、前記メモリから取り出された制御ルールに
    基づいて、ファジィ論理演算を行ない冷蔵室の設定温度
    の下げ幅を演算する第2のファジィ推論プロセッサと、
    前記ファジィ推論プロセッサにより演算された設定温度
    の下げ幅から、冷蔵室の設定温度を演算する冷蔵室設定
    温度演算手段と、前記冷蔵室設定温度演算手段により演
    算された設定温度から、電動ダンパを制御する電動ダン
    パ制御手段と、冷蔵室温度センサが一定温度以上になり
    しかも、冷却器温度センサが一定温度以下になった時、
    ファンの回転数を高回転に切り換えるファン制御手段を
    備えることを特徴とする冷凍冷蔵庫の制御装置。
JP23441592A 1992-09-02 1992-09-02 冷凍冷蔵庫の制御装置 Pending JPH0682141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23441592A JPH0682141A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 冷凍冷蔵庫の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23441592A JPH0682141A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 冷凍冷蔵庫の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682141A true JPH0682141A (ja) 1994-03-22

Family

ID=16970660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23441592A Pending JPH0682141A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 冷凍冷蔵庫の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0682141A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686818A2 (en) * 1994-06-08 1995-12-13 Merloni Elettrodomestici S.p.A. Control method for a refrigerator apparatus and an apparatus implementing such method
EP1030147A1 (en) * 1999-02-19 2000-08-23 Ranco Incorporated of Delaware Controller and method for controlling the temperature in a refrigerator
WO2005124252A3 (en) * 2004-06-15 2006-04-20 Itw Ind Components Srl Method and device for controlling the inside temperature of a refrigeration compartment, in particular of a refrigerator or freezer
KR100577417B1 (ko) * 1999-08-05 2006-05-08 삼성전자주식회사 냉장고 및 제어방법
KR100630922B1 (ko) * 1999-02-26 2006-10-02 삼성전자주식회사 냉장고 및 그 제어방법
CN1322296C (zh) * 2003-12-02 2007-06-20 三星电子株式会社 冰箱
CN104412054A (zh) * 2012-06-29 2015-03-11 株式会社东芝 冰箱
US9140479B2 (en) 2012-05-21 2015-09-22 Whirlpool Corporation Synchronous temperature rate control and apparatus for refrigeration with reduced energy consumption
US9140477B2 (en) 2012-05-21 2015-09-22 Whirlpool Corporation Synchronous compartment temperature control and apparatus for refrigeration with reduced energy consumption
US9140478B2 (en) 2012-05-21 2015-09-22 Whirlpool Corporation Synchronous temperature rate control for refrigeration with reduced energy consumption

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686818A2 (en) * 1994-06-08 1995-12-13 Merloni Elettrodomestici S.p.A. Control method for a refrigerator apparatus and an apparatus implementing such method
EP0686818A3 (en) * 1994-06-08 1998-01-14 Merloni Elettrodomestici S.p.A. Control method for a refrigerator apparatus and an apparatus implementing such method
EP1030147A1 (en) * 1999-02-19 2000-08-23 Ranco Incorporated of Delaware Controller and method for controlling the temperature in a refrigerator
WO2000049354A1 (en) * 1999-02-19 2000-08-24 Ranco Incorporated Of Delaware Controller and method for controlling the temperature in a refrigerator
KR100630922B1 (ko) * 1999-02-26 2006-10-02 삼성전자주식회사 냉장고 및 그 제어방법
KR100577417B1 (ko) * 1999-08-05 2006-05-08 삼성전자주식회사 냉장고 및 제어방법
CN1322296C (zh) * 2003-12-02 2007-06-20 三星电子株式会社 冰箱
WO2005124252A3 (en) * 2004-06-15 2006-04-20 Itw Ind Components Srl Method and device for controlling the inside temperature of a refrigeration compartment, in particular of a refrigerator or freezer
US7971444B2 (en) 2004-06-15 2011-07-05 Itw Industrial Components S.R.L. Method and device for controlling the inside temperature of a refrigeration compartment, in particular of a refrigerator or freezer
US9140479B2 (en) 2012-05-21 2015-09-22 Whirlpool Corporation Synchronous temperature rate control and apparatus for refrigeration with reduced energy consumption
US9140477B2 (en) 2012-05-21 2015-09-22 Whirlpool Corporation Synchronous compartment temperature control and apparatus for refrigeration with reduced energy consumption
US9140478B2 (en) 2012-05-21 2015-09-22 Whirlpool Corporation Synchronous temperature rate control for refrigeration with reduced energy consumption
US9810472B2 (en) 2012-05-21 2017-11-07 Whirlpool Corporation Synchronous temperature rate control for refrigeration with reduced energy consumption
CN104412054A (zh) * 2012-06-29 2015-03-11 株式会社东芝 冰箱
CN104412054B (zh) * 2012-06-29 2016-08-10 株式会社东芝 冰箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0682141A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH06137738A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP3135287B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP2998852B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH0760048B2 (ja) 冷蔵庫の急冷制御装置
JPH08261624A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP3193923B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP3164869B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP3098780B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH07229668A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH05288449A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP2998848B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH06300416A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH06300415A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH06294568A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP2998851B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP3135302B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP3110479B2 (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH05288450A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JP3197593B2 (ja) 冷蔵庫の温度制御装置
JP2998847B2 (ja) 冷蔵庫の制御装置
JPH05203313A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH0518649A (ja) 冷凍冷蔵庫の制御装置
JPH0758149B2 (ja) 冷蔵庫の急冷制御装置
JP2584342B2 (ja) 冷凍・冷蔵庫の冷却制御装置