JPH06294568A - 冷凍冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷凍冷蔵庫の制御装置

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JPH06294568A
JPH06294568A JP8173293A JP8173293A JPH06294568A JP H06294568 A JPH06294568 A JP H06294568A JP 8173293 A JP8173293 A JP 8173293A JP 8173293 A JP8173293 A JP 8173293A JP H06294568 A JPH06294568 A JP H06294568A
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JP
Japan
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temperature
compartment
refrigerating
output
detecting means
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Application number
JP8173293A
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English (en)
Inventor
Hideo Hayashi
秀雄 林
Katsumi Endo
勝己 遠藤
Shusaku Watakabe
周作 渡壁
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Publication of JPH06294568A publication Critical patent/JPH06294568A/ja
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00—Control issues
    • F25B2600/02—Compressor control
    • F25B2600/025—Compressor control by controlling speed
    • F25B2600/0251—Compressor control by controlling speed with on-off operation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 庫内の負荷量に合わせてコンプレッサのＯＮ
／ＯＦＦ時間を最適に制御することで冷凍冷蔵庫の庫内
の温度分布を一定に保ち、食品保線能力を向上させる冷
凍冷蔵庫の制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 冷凍室庫内温度センサ１９と、冷凍室内の庫
内温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段２０と、冷凍
室の安定状態を判定する冷凍室安定状態判定手段３２
と、庫内の既存負荷量をコンプレッサ１７のＯＮ時間か
ら算出するコンプレッサＯＮ時間タイマ３３と、コンプ
レッサ１７の起動温度と停止温度の温度差を設定する冷
凍室温度差設定手段３５と、庫内温度が設定温度の範囲
内であるかを判断する冷凍室庫内温度判定手段２１と、
コンプレッサ１７の制御を行うコンプレッサ制御手段２
２とからなる冷凍冷蔵庫の制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵庫において、
庫内の温度分布を一定に保ち、食品鮮度保持能力を向上
させる冷凍冷蔵庫の制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】冷凍冷蔵庫の制御装置は、冷凍冷蔵庫の
冷凍室，冷蔵室，野菜室の各室を設定された温度で温調
するように、電動ダンパ，ファン，コンプレッサを制御
するものである（例えば、実開平２−４７４２４号公
報）。
【０００３】以下、従来の冷凍冷蔵庫の制御装置につい
て図面を参照しながら、温調制御について説明する。
【０００４】図９は、従来の冷凍冷蔵庫の制御装置の機
能ブロック図を示すものである。図９において、１は冷
凍冷蔵庫本体で、外箱２と内箱３と両者の空隙に形成さ
れたウレタン発泡断熱材４により構成され、前面開口部
に３つのドア５、６、７が配設されている。ドア５、
６、７はそれぞれ冷凍冷蔵庫本体１の冷凍室８、冷蔵室
９、野菜室１０の開口部に対応して配設されている。
【０００５】冷凍室８の底板１１と冷蔵室９の天板１２
に囲まれた区画壁内には蒸発器１３とその背後にファン
１４を有している。また、冷凍室８、冷蔵室９の背部に
は、蒸発器１３からの冷却空気を各室に導入するための
通風路１５、１６が形成されている。１７はコンプレッ
サであり、１８は電動ダンパである。
【０００６】また、１９は冷凍室庫内温度センサであ
る。２０は冷凍室庫内温度センサ１９により冷凍室内の
庫内温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段である。２
１は冷凍室庫内温度検出手段２０により検出された庫内
温度が、冷凍室の設定温度の範囲内であるかを判断する
冷凍室庫内温度判定手段である。２２はコンプレッサ１
７のＯＮ／ＯＦＦを制御するコンプレッサ制御手段であ
り、２３はファン１４のＯＮ／ＯＦＦを制御するファン
制御手段である。
【０００７】また、２４は冷蔵室庫内温度センサであ
る。２５は冷蔵室庫内温度センサ２４により冷蔵室内の
庫内温度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段である。２
６は冷蔵室庫内温度検出手段２５により検出された庫内
温度が、冷蔵室の設定温度の範囲内であるかを判断する
冷蔵室庫内温度判定手段である。２７は電動ダンパ１８
の開閉を制御する電動ダンパ制御手段である。
【０００８】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置について、以下図９，図１０を用いてその動作を説
明する。
【０００９】図１０（ａ）は、従来の冷凍冷蔵庫の冷凍
室８の温調制御を説明するためのフローチャートであ
る。まず、冷凍室庫内温度検出手段２０は冷凍室庫内温
度センサ１９により冷凍室内の庫内温度Ｔfcを検出する
（Ｓｔｅｐ８１）。すると冷凍室庫内温度判定手段２１
は、庫内温度Ｔfcが冷凍室の設定温度（Ｔfcon：コンプ
レッサ、ファンの起動温度，Ｔfcoff：コンプレッサ、
ファンの停止温度）の範囲内であるかを判断し（Ｓｔｅ
ｐ８２）、この判断を基に、コンプレッサ制御手段２２
はコンプレッサ１７のＯＮ／ＯＦＦを制御し、ファン制
御手段２３はファン１４のＯＮ／ＯＦＦを制御する（Ｓ
ｔｅｐ８３）。以上より、冷凍室８に適温の冷風を送り
込み、冷凍室８の温調を行なう。
【００１０】図１０（ｂ）は、従来の冷凍冷蔵庫の冷蔵
室９の温調制御を説明するためのフローチャートであ
る。まず、冷蔵室庫内温度検出手段２５は冷蔵室庫内温
度センサ２４により冷蔵室内の庫内温度Ｔpcを検出する
（Ｓｔｅｐ９１）。すると冷蔵室庫内温度判定手段２６
は、庫内温度Ｔpcが冷蔵室の設定温度（Ｔpcon：電動ダ
ンパの開温度，Ｔpcoff：電動ダンパの閉温度）の範囲
内であるかを判断し（Ｓｔｅｐ９２）、この判断を基
に、電動ダンパ制御手段２７は電動ダンパ１８の開閉を
制御する（Ｓｔｅｐ９３）。以上より、冷蔵室９に適温
の冷風を送り込み、冷蔵室９の温調を行なう。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、冷凍室８においては、コンプレッサ１７
及びファン１４を制御する基になる冷凍室の設定温度
（Ｔfcon，Ｔfcoff）が、庫内温度Ｔfcによらず一定で
あった。
【００１２】そのため庫内温度安定時に庫内の既存負荷
量が大きければ、コンプレッサのＯＮ時間とＯＦＦ時間
が長くなる。そのため庫内の吹き出し口と吸い込み口な
どでの温度ムラが大きくなり食品保鮮能力が低下すると
いう問題点を有していた。
【００１３】また、上記のような構成では、冷蔵室にお
いては、電動ダンパを制御する基になる冷蔵室の設定温
度（Ｔpcon，Ｔpcoff）が、庫内温度Ｔpcによらず一定
であった。
【００１４】そのため庫内温度安定時に庫内の既存負荷
量が大きければ、電動ダンパの開時間と閉時間が長くな
る。そのため吹き出し口と吸い込み口などでの温度ムラ
が大きくなるという問題点を有していた。
【００１５】本発明は従来の課題を解決するもので、冷
凍冷蔵庫において、庫内の温度分布を一定に保ち、食品
鮮度保持能力を向上させる冷凍冷蔵庫の制御装置を提供
することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、冷凍室内に設けられ
た冷凍室庫内温度センサと、前記冷凍室庫内温度センサ
により冷凍室内の庫内温度を検出する冷凍室庫内温度検
出手段と、冷凍室庫内温度検出手段からの出力により１
サイクル中の最高温度を検出する冷凍室最高温度検出手
段と、一定時間を算出するタイマＡと、前記冷凍室最高
温度検出手段の出力と前記タイマＡの出力により一定時
間内の最高温度の変化を算出する冷凍室最高温度変化算
出手段と、前記最高温度変化算出手段の出力により冷凍
室の安定状態を算出する冷凍室安定状態検出手段と、前
記冷凍室最高温度検出手段と前記タイマＡと前記冷凍室
最高温度変化算出手段と前記冷凍室安定状態検出手段と
からなり前記冷凍室庫内温度検出手段からの出力により
冷凍室の安定状態を判定する冷凍室安定状態判定手段手
段と、機械室に設けられたコンプレッサと、前記コンプ
レッサのＯＮ時間を算出するコンプレッサＯＮ時間タイ
マと、前記冷凍室安定状態判定手段の出力と前記コンプ
レッサＯＮ時間タイマの出力によりコンプレッサの起動
温度と停止温度の温度差を設定する冷凍室温度差設定手
段と、前記冷凍室庫内温度検出手段と前記冷凍室温度差
設定手段からの出力により庫内温度が設定温度の範囲内
であるかを判断する冷凍室庫内温度判定手段と、前記冷
凍室庫内温度判定手段からの出力により前記コンプレッ
サの制御を行うコンプレッサ制御手段とから構成されて
いる。
【００１７】また、さらに、冷凍室内に設けられた冷凍
室庫内温度センサと、前記冷凍室庫内温度センサにより
冷凍室内の庫内温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段
と、冷凍室庫内温度検出手段からの出力により１サイク
ル中の最高温度を検出する冷凍室最高温度検出手段と、
一定時間を算出するタイマＡと、前記冷凍室最高温度検
出手段の出力と前記タイマＡの出力により一定時間内の
最高温度の変化を算出する冷凍室最高温度変化算出手段
と、前記冷凍室最高温度変化算出手段の出力により冷凍
室の安定状態を算出する冷凍室安定状態検出手段と、前
記冷凍室最高温度検出手段と前記タイマＡと前記冷凍室
最高温度変化算出手段と前記冷凍室安定状態検出手段と
からなり前記冷凍室庫内温度検出手段からの出力により
冷凍室の安定状態を判定する冷凍室安定状態判定手段手
段と、機械室に設けられたコンプレッサと、前記コンプ
レッサのＯＦＦ時間を算出するコンプレッサＯＦＦ時間
タイマと、前記冷凍室安定状態判定手段の出力と前記コ
ンプレッサＯＦＦ時間タイマの出力によりコンプレッサ
の起動温度と停止温度の温度差を設定する冷凍室温度差
設定手段と、前記冷凍室庫内温度検出手段と前記冷凍室
温度差設定手段からの出力により庫内温度が設定温度の
範囲内であるかを判断する冷凍室庫内温度判定手段と、
前記冷凍室庫内温度判定手段からの出力により前記コン
プレッサの制御を行うコンプレッサ制御手段とから構成
されている。
【００１８】また、さらに、冷蔵室に設けられた冷蔵室
庫内温度センサと、前記冷蔵室庫内温度センサにより冷
蔵室内の庫内温度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段
と、冷蔵室庫内温度検出手段からの出力により１サイク
ル中の最高温度を検出する冷蔵室最高温度検出手段と、
一定時間を算出するタイマＢと、前記冷蔵室最高温度検
出手段の出力と前記タイマＢの出力により一定時間内の
最高温度の変化を算出する冷蔵室最高温度変化算出手段
と、前記冷蔵室最高温度変化算出手段の出力により冷蔵
室の安定状態を算出する冷蔵室安定状態検出手段と、前
記冷蔵室最高温度検出手段と前記タイマＢと前記冷蔵室
最高温度変化算出手段と前記冷蔵室安定状態検出手段と
からなり前記冷蔵室庫内温度検出手段からの出力により
冷蔵室の安定状態を判定する冷蔵室安定状態判定手段手
段と、電動ダンパと、前記電動ダンパの開時間を算出す
る電動ダンパ開時間タイマと、前記冷蔵室安定状態判定
手段の出力と前記電動ダンパ開時間タイマの出力により
電動ダンパの開温度と閉温度の温度差を設定する冷蔵室
温度差設定手段と、前記冷蔵室庫内温度検出手段と前記
冷蔵室温度差設定手段からの出力により庫内温度が設定
温度の範囲内であるかを判断する冷蔵室庫内温度判定手
段と、前記冷蔵室庫内温度判定手段からの出力により前
記ダンパの制御を行う電動ダンパ制御手段とから構成さ
れている。
【００１９】また、さらに、冷蔵室に設けられた冷蔵室
庫内温度センサと、前記冷蔵室庫内温度センサにより冷
蔵室内の庫内温度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段
と、冷蔵室庫内温度検出手段からの出力により１サイク
ル中の最高温度を検出する冷蔵室最高温度検出手段と、
一定時間を算出するタイマＢと、前記冷蔵室最高温度検
出手段の出力と前記タイマＢの出力により一定時間内の
最高温度の変化を算出する冷蔵室最高温度変化算出手段
と、前記冷蔵室最高温度変化算出手段の出力により冷蔵
室の安定状態を算出する冷蔵室安定状態検出手段と、前
記冷蔵室最高温度検出手段と前記タイマＢと前記冷蔵室
最高温度変化算出手段と前記冷蔵室安定状態検出手段と
からなり前記冷蔵室庫内温度検出手段からの出力により
冷蔵室の安定状態を判定する冷蔵室安定状態判定手段手
段と、電動ダンパと、前記電動ダンパの閉時間を算出す
る電動ダンパ閉時間タイマと、前記冷蔵室安定状態判定
手段の出力と前記電動ダンパ閉時間タイマの出力により
電動ダンパの開温度と閉温度の温度差を設定する冷蔵室
温度差設定手段と、前記冷蔵室庫内温度検出手段と前記
冷蔵室温度差設定手段からの出力により庫内温度が設定
温度の範囲内であるかを判断する冷蔵室庫内温度判定手
段と、前記冷蔵室庫内温度判定手段からの出力により前
記電動ダンパの制御を行う電動ダンパ制御手段とから構
成されている。
【００２０】
【作用】本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、上記構成に
より、冷凍室庫内温度検出手段からの１サイクル毎の出
力の最高温度が、一定時間以上大きく変化していないこ
とを冷凍室庫内温度安定状態検出手段により検出し、ま
たコンプレッサ制御手段からの１サイクル中のＯＮ時間
をコンプレッサＯＮ時間タイマにより検出し、それらの
出力から冷蔵室温度差設定手段によりコンプレッサ起動
温度とコンプレッサ停止温度の温度差を小さくする。そ
のため、庫内温度安定時に既存負荷量が大きくなっても
コンプレッサのＯＮ時間とＯＦＦ時間が長くならなくな
り、庫内の吹き出し口と吸い込み口などで温度ムラによ
る食品保鮮能力の低下を防止し、庫内の温度分布を一定
に保ち、食品鮮度保持能力を向上させることができる。
【００２１】また、本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、
上記構成により、冷凍室庫内温度検出手段からの１サイ
クル毎の出力の最高温度が、一定時間以上大きく変化し
ていないことを冷凍室庫内温度安定状態検出手段により
検出し、またコンプレッサ制御手段からの１サイクル中
のＯＦＦ時間をコンプレッサＯＦＦ時間タイマにより検
出し、それらの出力から冷凍室温度差設定手段によりコ
ンプレッサ起動温度とコンプレッサ停止温度の温度差を
小さくする。そのため、冷凍室が安定で冷蔵室に負荷が
挿入されたときなどでも正確に冷凍室の負荷状態を判定
でき、庫内温度安定時に既存負荷量が大きくなってもコ
ンプレッサのＯＮ時間とＯＦＦ時間が長くならなくな
り、庫内の吹き出し口と吸い込み口などで温度ムラによ
る食品保鮮能力の低下を防止し、庫内の温度分布を一定
に保ち、食品鮮度保持能力を向上させることができる。
【００２２】また、本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、
上記構成により、冷蔵室庫内温度検出手段からの１サイ
クル毎の出力の最高温度が、一定時間以上大きく変化し
ていないことを冷蔵室庫内温度安定状態検出手段により
検出し、また電動ダンパ制御手段からの１サイクル中の
開時間を電動ダンパ開時間タイマにより検出し、それら
の出力から冷蔵室温度差設定手段により電動ダンパ開温
度と電動ダンパ閉温度の温度差を小さくする。そのた
め、庫内温度安定時に既存負荷量が大きくなっても電動
ダンパの開時間と電動ダンパの閉時間が長くならなくな
り、庫内の吹き出し口と吸い込み口などで温度ムラによ
る食品保鮮能力の低下を防止し、庫内の温度分布を一定
に保ち、食品鮮度保持能力を向上させることができる。
【００２３】また、本発明の冷凍冷蔵庫の制御装置は、
上記構成により、冷蔵室庫内温度検出手段からの１サイ
クル毎の出力の最高温度が、一定時間以上大きく変化し
ていないことを冷蔵室庫内温度安定状態検出手段により
検出し、また電動ダンパ制御手段からの１サイクル中の
閉時間を電動ダンパ閉時間タイマにより検出し、それら
の出力から冷蔵室温度差設定手段により電動ダンパの開
温度と電動ダンパの閉温度の温度差を小さくする。その
ため、冷蔵室が安定で冷凍室に負荷が挿入されたときな
どでも正確に冷蔵室の負荷状態を判定でき、庫内温度安
定時に既存負荷量が大きくなっても電動ダンパの開時間
と閉時間が長くならなくなり、庫内の吹き出し口と吸い
込み口などで温度ムラによる食品保鮮能力の低下を防止
し、庫内の温度分布を一定に保ち、食品鮮度保持能力を
向上させることができる。
【００２４】
【実施例】以下、本発明による冷凍冷蔵庫の制御装置の
第１の実施例について図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【００２５】図１は、本発明の第１の実施例による冷凍
冷蔵庫の制御装置の機能ブロック図である。図２は、同
実施例の冷凍冷蔵庫の制御装置のフローチャートであ
る。
【００２６】図１において、２８は冷凍室庫内温度検出
手段２０により検出された庫内温度の１サイクル毎の最
高温度を検出する冷凍室最高温度検出手段である。
【００２７】２９は一定時間をカウントするタイマＡで
ある。３０は冷凍室最高温度検出手段２８とタイマＡ２
９の出力により一定時間内の最高温度の温度変化を算出
する冷凍室最高温度変化算出手段である。
【００２８】３１は冷凍室最高温度変化算出手段３０の
出力から庫内の安定状態を検出する冷凍室庫内温度安定
状態検出手段である。
【００２９】３２は冷凍室最高温度検出手段２８とタイ
マＡ２９と冷凍室最高温度変化算出手段３０と冷凍室安
定状態検出手段３１により構成される冷凍室安定状態判
定手段である。
【００３０】３３はコンプレッサ制御手段２２からの出
力によりコンプレッサのＯＮ時間を検出するコンプレッ
サＯＮ時間タイマである。
【００３１】３４はコンプレッサＯＮ時間タイマ３３に
より構成される冷凍室庫内負荷量判定手段である。
【００３２】３５は冷凍室安定状態判定手段３２と冷凍
室既存負荷量判定手段３４からの出力によりコンプレッ
サ１７の起動温度と停止温度の温度差を設定する冷凍室
温度差設定手段である。
【００３３】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置のついて、以下に図１、図２を用いてその動作を説
明する。
【００３４】まず、冷凍室庫内温度検出手段２０は冷凍
室庫内温度センサ１９により冷凍室内の庫内温度Ｔfcを
検出する（Ｓｔｅｐ１）。
【００３５】すると冷凍室最高温度検出手段２８はコン
プレッサ１７の１サイクル毎の最高温度Ｔfcx(x=1,2,3,
・・・n)を検出する（Ｓｔｅｐ２）。
【００３６】冷凍室最高温度変化算出手段３０はタイマ
Ａ２９の出力により、一定時間が経過すると（Ｓｔｅｐ
３）冷凍室最高温度検出手段２８の出力から最高温度Ｔ
fcxの変化量△Ｔfcを（数１）に示すように算出する
（Ｓｔｅｐ４）。
【００３７】
【数１】
【００３８】そして冷凍室安定状態検出手段３１により
最高温度の変化量△Ｔfcが充分小さければ安定状態と判
断する（Ｓｔｅｐ５）。
【００３９】次にコンプレッサＯＮ時間タイマ３３は、
コンプレッサ制御手段２２からの出力によりコンプレッ
サのＯＮ時間を算出し（Ｓｔｅｐ６）ＯＮ時間が長けれ
ば庫内の既存負荷量が大きいと判定する（Ｓｔｅｐ
７）。
【００４０】次に庫内が安定状態であり、かつ既存負荷
量が大きければ冷凍室温度差設定手段３５によりコンプ
レッサの起動温度Ｔfconと停止温度Ｔfcoffの温度差△
Ｔを一定温度△ｔだけ小さくし（数２）に示すように設
定する（Ｓｔｅｐ８）。
【００４１】
【数２】
【００４２】庫内が安定状態で無ければ、コンプレッサ
の起動温度と停止温度の温度差△Ｔを一定温度△ｔ小さ
くなるように設定したコンプレッサ起動温度Ｔfcon'と
停止温度Ｔfcoff'を初期状態にもどす（Ｓｔｅｐ９）。
【００４３】すると冷凍室庫内温度判定手段２１は、冷
凍室温度差設定手段３５に従い、庫内温度Ｔfcが冷凍室
の設定温度Ｔfcon、またはＴfcoffの範囲内であるかを
判断し（Ｓｔｅｐ１０）、この判断を基に、コンプレッ
サ制御手段２２はコンプレッサ１７のＯＮ／ＯＦＦを制
御し、ファン制御手段２３はファン１４のＯＮ／ＯＦＦ
を制御する（Ｓｔｅｐ１１）。
【００４４】以上より、冷凍室８に適温の冷風を送り込
み、冷凍室８の温調を行なう。なお、本実施例において
冷凍室最高温度検出手段３０と冷凍室最高温度変化算出
手段３２はそれぞれ冷凍室最低温度検出手段、冷凍室最
低温度変化算出手段としても良い。
【００４５】次に、本発明の第２の実施例による冷凍冷
蔵庫の制御装置について、図面を参照しながら説明す
る。なお、第１の実施例と同一の構成については、同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
【００４６】図３は、本発明の第２の実施例による冷凍
冷蔵庫の制御装置の機能ブロック図である。図４は、同
実施例の動作を示すフローチャートである。
【００４７】図３において、３６はコンプレッサ制御手
段２２からの出力によりコンプレッサのＯＦＦ時間を検
出するコンプレッサＯＦＦ時間タイマである。
【００４８】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置のついて、以下に図３、図４を用いてその動作を説
明する。
【００４９】まず、冷凍室庫内温度検出手段２０は冷凍
室庫内温度センサ１９により冷凍室内の庫内温度Ｔfcを
検出する（Ｓｔｅｐ２１）。
【００５０】すると冷凍室最高温度検出手段２８はコン
プレッサ１７の１サイクル毎の最高温度Ｔfcx(x=1,2,3,
・・・n)を検出する（Ｓｔｅｐ２２）。
【００５１】冷凍室最高温度変化算出手段３０はタイマ
Ａ２９の出力により、一定時間が経過すると（Ｓｔｅｐ
２３）冷凍室最高温度検出手段２８の出力から最高温度
Ｔfcxの変化量△Ｔfcを（数３）に示すように算出する
（Ｓｔｅｐ２４）。
【００５２】
【数３】
【００５３】そして冷凍室安定状態検出手段３１により
最高温度の変化量△Ｔfcが充分小さければ安定状態と判
断する（Ｓｔｅｐ２５）。
【００５４】次にコンプレッサＯＦＦ時間タイマ３６
は、コンプレッサ制御手段２２からの出力によりコンプ
レッサのＯＦＦ時間を算出し（Ｓｔｅｐ２６）ＯＦＦ時
間が長ければ庫内の既存負荷量が大きいと判定する（Ｓ
ｔｅｐ２７）。
【００５５】次に庫内が安定状態であり、かつ既存負荷
量が大きければ冷凍室温度差設定手段３５によりコンプ
レッサの起動温度Ｔfconと停止温度Ｔfcoffの温度差△
Ｔを一定温度△ｔだけ小さく（数４）に示すように設定
する（Ｓｔｅｐ２８）。
【００５６】
【数４】
【００５７】庫内が安定状態で無ければ、コンプレッサ
の起動温度と停止温度の温度差△Ｔを一定温度△ｔ小さ
くなるように設定したコンプレッサ起動温度Ｔfcon'と
停止温度Ｔfcoff'を初期状態にもどす（Ｓｔｅｐ２
９）。
【００５８】すると冷凍室庫内温度判定手段２１は、冷
凍室温度差設定手段３５に従い、庫内温度Ｔfcが冷凍室
の設定温度Ｔfcon、またはＴfcoffの範囲内であるかを
判断し（Ｓｔｅｐ３０）、この判断を基に、コンプレッ
サ制御手段２２はコンプレッサ１７のＯＮ／ＯＦＦを制
御し、ファン制御手段２３はファン１４のＯＮ／ＯＦＦ
を制御する（Ｓｔｅｐ３１）。
【００５９】以上より、冷凍室８に適温の冷風を送り込
み、冷凍室８の温調を行なう。なお、本実施例において
冷凍室最高温度検出手段３０と冷凍室最高温度変化算出
手段３２はそれぞれ冷凍室最低温度検出手段、冷凍室最
低温度変化算出手段としても良い。
【００６０】次に、本発明の第３の実施例による冷凍冷
蔵庫の制御装置について、図面を参照しながら説明す
る。なお、第１の実施例、第２の実施例と同一の構成に
ついては、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【００６１】図５は、本発明の第３の実施例による冷凍
冷蔵庫の制御装置の機能ブロック図である。図６は、同
実施例の動作を示すフローチャートである。
【００６２】図５は、本発明の第３の実施例による冷凍
冷蔵庫の制御装置の機能ブロック図である。図６は、同
実施例の冷凍冷蔵庫の制御装置のフローチャートであ
る。
【００６３】図５において、３７は冷蔵室庫内温度検出
手段２５により検出された庫内温度の１サイクル毎の最
高温度を検出する冷蔵室最高温度検出手段である。
【００６４】３８は一定時間をカウントするタイマＢで
ある。３９は冷蔵室最高温度検出手段３７とタイマＢ３
８の出力により一定時間内の最高温度の温度変化を算出
する冷蔵室最高温度変化算出手段である。
【００６５】４０は冷蔵室最高温度変化算出手段３９の
出力から庫内の安定状態を検出する冷蔵室庫内温度安定
状態検出手段である。
【００６６】４１は冷蔵室最高温度検出手段３７とタイ
マＢ３８と冷蔵室最高温度変化算出手段３９と冷蔵室安
定状態検出手段４０により構成される冷蔵室安定状態判
定手段である。
【００６７】４２は電動ダンパ制御手段２７からの出力
により電動ダンパの開時間を検出する電動ダンパ開時間
タイマである。
【００６８】４３は電動ダンパ開時間タイマ４２により
構成される冷蔵室庫内負荷量判定手段である。
【００６９】４４は冷蔵室安定状態判定手段４１と冷蔵
室庫内負荷量判定手段４３からの出力により電動ダンパ
２８の開温度と閉温度の温度差を設定する冷蔵室温度差
設定手段である。
【００７０】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置のついて、以下に図５、図６を用いてその動作を説
明する。
【００７１】まず、冷蔵室庫内温度検出手段２５は冷蔵
室庫内温度センサ２４により冷蔵室内の庫内温度Ｔpcを
検出する（Ｓｔｅｐ４１）。
【００７２】すると冷蔵室最高温度検出手段３７は電動
ダンパ２８のの１サイクル毎の最高温度Ｔpcx(x=1,2,3,
・・・n)を検出する（Ｓｔｅｐ４２）。
【００７３】冷蔵室最高温度変化算出手段３９はタイマ
Ｂ３８の出力により、一定時間が経過すると（Ｓｔｅｐ
４３）冷蔵室最高温度検出手段３７の出力から最高温度
Ｔpcxの変化量△Ｔpcを（数５）に示すように算出する
（Ｓｔｅｐ４４）。
【００７４】
【数５】
【００７５】そして冷蔵室安定状態検出手段４０により
最高温度の変化量△Ｔpcが充分小さければ安定状態と判
断する（Ｓｔｅｐ４５）。
【００７６】次に電動ダンパ開時間タイマ４２は、電動
ダンパ制御手段２７からの出力により電動ダンパの開時
間を算出し（Ｓｔｅｐ４６）開時間が長ければ庫内の既
存負荷量が大きいと判定する（Ｓｔｅｐ４７）。
【００７７】次に庫内が安定状態であり、かつ既存負荷
量が大きければ冷蔵室温度差設定手段４４により電動ダ
ンパの開温度Ｔpconと閉温度Ｔpcoffの温度差△Ｔを一
定温度△ｔだけ小さく（数６）に示すように設定する
（Ｓｔｅｐ４８）。
【００７８】
【数６】
【００７９】庫内が安定状態で無ければ、電動ダンパの
開温度と閉温度の温度差△Ｔを一定温度△ｔ小さくなる
ように設定した電動ダンパ開温度Ｔpcon'と閉温度Ｔpco
ff'を初期状態にもどす（Ｓｔｅｐ４９）。
【００８０】すると冷蔵室庫内温度判定手段２６は、冷
蔵室温度差設定手段４４に従い、庫内温度Ｔpcが冷蔵室
の設定温度Ｔpcon、またはＴpcoffの範囲内であるかを
判断し（Ｓｔｅｐ５０）、この判断を基に、電動ダンパ
制御手段２７は電動ダンパ２８の開／閉を制御する（Ｓ
ｔｅｐ５１）。
【００８１】以上より、冷蔵室９に適温の冷風を送り込
み、冷蔵室９の温調を行なう。なお、本実施例において
冷蔵室最高温度検出手段３７と冷蔵室最高温度変化算出
手段３９はそれぞれ冷蔵室最低温度検出手段、冷蔵室最
低温度変化算出手段としても良い。
【００８２】次に、本発明の第４の実施例による冷凍冷
蔵庫の制御装置について、図面を参照しながら説明す
る。なお、第１の実施例、第２の実施例、第３の実施例
と同一の構成については、同一符号を付して詳細な説明
は省略する。
【００８３】図７は、本発明の第４の実施例による冷凍
冷蔵庫の制御装置の機能ブロック図である。図８は、同
実施例の動作を示すフローチャートである。
【００８４】図７は、本発明の第４の実施例による冷凍
冷蔵庫の制御装置の機能ブロック図である。図８は、同
実施例の冷凍冷蔵庫の制御装置のフローチャートであ
る。
【００８５】図７において、４５は電動ダンパ制御手段
２７からの出力により電動ダンパの閉時間を検出する電
動ダンパ閉時間タイマである。
【００８６】以上のように構成された冷凍冷蔵庫の制御
装置のついて、以下に図７、図８を用いてその動作を説
明する。
【００８７】まず、冷蔵室庫内温度検出手段２５は冷蔵
室庫内温度センサ２４により冷蔵室内の庫内温度Ｔpcを
検出する（Ｓｔｅｐ６１）。
【００８８】すると冷蔵室最高温度検出手段３７は電動
ダンパ２８のの１サイクル毎の最高温度Ｔpcx(x=1,2,3,
・・・n)を検出する（Ｓｔｅｐ６２）。
【００８９】冷蔵室最高温度変化算出手段３９はタイマ
Ｂ３８の出力により、一定時間が経過すると（Ｓｔｅｐ
６３）冷蔵室最高温度検出手段３７の出力から最高温度
Ｔpcxの変化量△Ｔpcを（数７）に示すように算出する
（Ｓｔｅｐ６４）。
【００９０】
【数７】
【００９１】そして冷蔵室安定状態検出手段４０により
最高温度の変化量△Ｔpcが充分小さければ安定状態と判
断する（Ｓｔｅｐ６５）。
【００９２】次に電動ダンパ閉時間タイマ４５は、電動
ダンパ制御手段２７からの出力により電動ダンパの閉時
間を算出し（Ｓｔｅｐ６６）閉時間が長ければ庫内の既
存負荷量が大きいと判定する（Ｓｔｅｐ６７）。
【００９３】次に庫内が安定状態であり、かつ既存負荷
量が大きければ冷蔵室温度差設定手段４４により電動ダ
ンパの開温度Ｔpconと閉温度Ｔpcoffの温度差△Ｔを一
定温度△ｔだけ小さくし（数８）に示すように設定する
（Ｓｔｅｐ６８）。
【００９４】
【数８】
【００９５】庫内が安定状態で無ければ、電動ダンパの
開温度と閉温度の温度差△Ｔを一定温度△ｔ小さくなる
ように設定した電動ダンパ開温度Ｔpcon'と閉温度Ｔpco
ff'を初期状態にもどす（Ｓｔｅｐ６９）。
【００９６】すると冷蔵室庫内温度判定手段２６は、冷
蔵室温度差設定手段４４に従い、庫内温度Ｔpcが冷蔵室
の設定温度Ｔpcon、またはＴpcoffの範囲内であるかを
判断し（Ｓｔｅｐ７０）、この判断を基に、電動ダンパ
制御手段２７は電動ダンパ２８の開／閉を制御する（Ｓ
ｔｅｐ７１）。
【００９７】以上より、冷蔵室９に適温の冷風を送り込
み、冷蔵室９の温調を行なう。なお、本実施例において
冷蔵室最高温度検出手段３７と冷蔵室最高温度変化算出
手段３９はそれぞれ冷蔵室最低温度検出手段、冷蔵室最
低温度変化算出手段としても良い。
【００９８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、冷凍室内
に設けられた冷凍室庫内温度センサと、前記冷凍室庫内
温度センサにより冷凍室内の庫内温度を検出する冷凍室
庫内温度検出手段と、冷凍室庫内温度検出手段からの出
力により１サイクル中の最高温度を検出する冷凍室最高
温度検出手段と、一定時間を算出するタイマＡと、前記
冷凍室最高温度検出手段の出力と前記タイマＡの出力に
より一定時間内の最高温度の変化を算出する冷凍室最高
温度変化算出手段と、前記冷凍室最高温度変化算出手段
の出力により冷凍室の安定状態を算出する冷凍室安定状
態検出手段と、前記冷凍室最高温度検出手段と前記タイ
マＡと前記冷凍室最高温度変化算出手段と前記冷凍室安
定状態検出手段とからなり前記冷凍室庫内温度検出手段
からの出力により冷凍室の安定状態を判定する冷凍室安
定状態判定手段手段と、機械室に設けられたコンプレッ
サと、前記コンプレッサのＯＮ時間を算出するコンプレ
ッサＯＮ時間タイマと、前記冷凍室安定状態判定手段の
出力と前記コンプレッサＯＮ時間タイマの出力によりコ
ンプレッサの起動温度と停止温度の温度差を設定する冷
凍室温度差設定手段と、前記冷凍室庫内温度検出手段と
前記冷凍室温度差設定手段からの出力により庫内温度が
設定温度の範囲内であるかを判断する冷凍室庫内温度判
定手段と、前記冷凍室庫内温度判定手段からの出力によ
り前記コンプレッサの制御を行うコンプレッサ制御手段
とから冷凍冷蔵庫の制御装置を構成するので、冷凍室庫
内温度安定時に庫内の既存負荷量が大きければ、コンプ
レッサの起動温度と停止温度の温度差を小さくし、ＯＮ
／ＯＦＦ時間を最適に制御することができる。そのた
め、庫内の温度分布を一定に保ち、食品鮮度保持能力を
向上させることができる。
【００９９】また、本発明は、冷凍室内に設けられた冷
凍室庫内温度センサと、前記冷凍室庫内温度センサによ
り冷凍室内の庫内温度を検出する冷凍室庫内温度検出手
段と、冷凍室庫内温度検出手段からの出力により１サイ
クル中の最高温度を検出する冷凍室最高温度検出手段
と、一定時間を算出するタイマＡと、前記冷凍室最高温
度検出手段の出力と前記タイマＡの出力により一定時間
内の最高温度の変化を算出する冷凍室最高温度変化算出
手段と、前記冷凍室最高温度変化算出手段の出力により
冷凍室の安定状態を算出する冷凍室安定状態検出手段
と、前記冷凍室最高温度検出手段と前記タイマＡと前記
冷凍室最高温度変化算出手段と前記冷凍室安定状態検出
手段とからなり前記冷凍室庫内温度検出手段からの出力
により冷凍室の安定状態を判定する冷凍室安定状態判定
手段手段と、機械室に設けられたコンプレッサと、前記
コンプレッサのＯＦＦ時間を算出するコンプレッサＯＦ
Ｆ時間タイマと、前記冷凍室安定状態判定手段の出力と
前記コンプレッサＯＦＦ時間タイマの出力によりコンプ
レッサの起動温度と停止温度の温度差を設定する冷凍室
温度差設定手段と、前記冷凍室庫内温度検出手段と前記
冷凍室温度差設定手段からの出力により庫内温度が設定
温度の範囲内であるかを判断する冷凍室庫内温度判定手
段と、前記冷凍室庫内温度判定手段からの出力により前
記コンプレッサの制御を行うコンプレッサ制御手段とか
ら冷凍冷蔵庫の制御装置を構成するので、冷凍室庫内温
度安定時に庫内の既存負荷量が大きければ、コンプレッ
サの起動温度と停止温度の温度差を小さくし、ＯＮ／Ｏ
ＦＦ時間を最適に制御することができる。また冷凍室安
定時に冷蔵室へ熱負荷が挿入されたときや、着霜による
冷却能力低下時にも正確に冷凍室内の既存負荷状態を検
出できる。そのため、庫内の温度分布を一定に保ち、食
品鮮度保持能力を向上させることができる。
【０１００】また本発明は、冷蔵室に設けられた冷蔵室
庫内温度センサと、前記冷蔵室庫内温度センサにより冷
蔵室内の庫内温度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段
と、冷蔵室庫内温度検出手段からの出力により１サイク
ル中の最高温度を検出する冷蔵室最高温度検出手段と、
一定時間を算出するタイマＢと、前記冷蔵室最高温度検
出手段の出力と前記タイマＢの出力により一定時間内の
最高温度の変化を算出する冷蔵室最高温度変化算出手段
と、前記冷蔵室最高温度変化算出手段の出力により冷蔵
室の安定状態を算出する冷蔵室安定状態検出手段と、前
記冷蔵室最高温度検出手段と前記タイマＢと前記冷蔵室
最高温度変化算出手段と前記冷蔵室安定状態検出手段と
からなり前記冷蔵室庫内温度検出手段からの出力により
冷蔵室の安定状態を判定する冷蔵室安定状態判定手段手
段と、電動ダンパと、前記電動ダンパの開時間を算出す
る電動ダンパ開時間タイマと、前記冷蔵室安定状態判定
手段の出力と前記電動ダンパ開時間タイマの出力により
電動ダンパの開温度と閉温度の温度差を設定する冷蔵室
温度差設定手段と、前記冷蔵室庫内温度検出手段と前記
冷蔵室温度差設定手段からの出力により庫内温度が設定
温度の範囲内であるかを判断する冷蔵室庫内温度判定手
段と、前記冷蔵室庫内温度判定手段からの出力により前
記電動ダンパの制御を行う電動ダンパ制御手段とからな
る冷凍冷蔵庫の制御装置を構成するので、冷蔵室庫内温
度安定時に庫内の既存負荷量が大きければ、電動ダンパ
の開温度と閉温度の温度差を小さくし、開／閉時間を最
適に制御することができる。そのため、庫内の温度分布
を一定に保ち、食品鮮度保持能力を向上させることがで
きる。
【０１０１】また本発明は、冷蔵室に設けられた冷蔵室
庫内温度センサと、前記冷蔵室庫内温度センサにより冷
蔵室内の庫内温度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段
と、冷蔵室庫内温度検出手段からの出力により１サイク
ル中の最高温度を検出する冷蔵室最高温度検出手段と、
一定時間を算出するタイマＢと、前記冷蔵室最高温度検
出手段の出力と前記タイマＢの出力により一定時間内の
最高温度の変化を算出する冷蔵室最高温度変化算出手段
と、前記冷蔵室最高温度変化算出手段の出力により冷蔵
室の安定状態を算出する冷蔵室安定状態検出手段と、前
記冷蔵室最高温度検出手段と前記タイマＢと前記冷蔵室
最高温度変化算出手段と前記冷蔵室安定状態検出手段と
からなり前記冷蔵室庫内温度検出手段からの出力により
冷蔵室の安定状態を判定する冷蔵室安定状態判定手段手
段と、電動ダンパと、前記電動ダンパの閉時間を算出す
る電動ダンパ閉時間タイマと、前記冷蔵室安定状態判定
手段の出力と前記電動ダンパ閉時間タイマの出力により
電動ダンパの開温度と閉温度の温度差を設定する冷蔵室
温度差設定手段と、前記冷蔵室庫内温度検出手段と前記
冷蔵室温度差設定手段からの出力により庫内温度が設定
温度の範囲内であるかを判断する冷蔵室庫内温度判定手
段と、前記冷蔵室庫内温度判定手段からの出力により前
記電動ダンパの制御を行う電動ダンパ制御手段とからな
る冷凍冷蔵庫の制御装置を構成するので、冷蔵室庫内温
度安定時に庫内の既存負荷量が大きければ、電動ダンパ
の開温度と閉温度の温度差を小さくし、開／閉時間を最
適に制御することができる。またコンプレッサやファン
の運転状態に関わらず正確に冷蔵室の既存負荷状態を検
出できる。そのため、庫内の温度分布を一定に保ち、食
品鮮度保持能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による冷凍冷蔵庫の制御装置の第１の実
施例の機能ブロック図
【図２】同実施例の冷凍冷蔵庫の制御装置の動作を示す
フローチャート
【図３】本発明による冷凍冷蔵庫の制御装置の第２の実
施例の機能ブロック図
【図４】同実施例の冷凍冷蔵庫の制御装置の動作を示す
フローチャート
【図５】本発明による冷凍冷蔵庫の制御装置の第３の実
施例の機能ブロック図
【図６】同実施例の冷凍冷蔵庫の制御装置の動作を示す
フローチャート
【図７】本発明による冷凍冷蔵庫の制御装置の第４の実
施例の機能ブロック図
【図８】同実施例の冷凍冷蔵庫の制御装置の動作を示す
フローチャート
【図９】従来例による冷凍冷蔵庫の制御装置の機能ブロ
ック図
【図１０】（ａ）同従来例の冷凍冷凍庫の制御装置の冷
凍室制御の動作を示すフローチャート （ｂ）同従来例の冷凍冷蔵庫の制御装置の冷蔵室制御の
動作を示すフローチャート
【符号の説明】 １７ コンプレッサ １９ 冷凍室庫内温度センサ ２０ 冷凍室庫内温度検出手段 ２１ 冷凍室庫内温度判定手段 ２２ コンプレッサ制御手段 ２８ 冷凍室最高温度検出手段 ２９ タイマＡ ３０ 冷凍室最高温度変化検出手段 ３１ 冷凍室安定状態検出手段 ３２ 冷凍室安定状態判定手段 ３３ コンプレッサＯＮ時間タイマ ３５ 冷凍室温度差設定手段 ３６ コンプレッサＯＦＦ時間タイマ ３７ 冷蔵室最高温度検出手段 ３８ タイマＢ ３９ 冷蔵室最高温度変化算出手段 ４０ 冷蔵室安定状態検出手段 ４１ 冷蔵室安定状態判定手段 ４２ 電動ダンパ開時間タイマ ４４ 冷蔵室温度差設定手段 ４５ 電動ダンパ閉時間タイマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 冷凍室内に設けられた冷凍室庫内温度セ
    ンサと、前記冷凍室庫内温度センサにより冷凍室内の庫
    内温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段と、冷凍室庫
    内温度検出手段からの出力により１サイクル中の最高温
    度を検出する冷凍室最高温度検出手段と、一定時間を算
    出するタイマＡと、前記冷凍室最高温度検出手段の出力
    と前記タイマＡの出力により一定時間内の最高温度の変
    化を算出する冷凍室最高温度変化算出手段と、前記冷凍
    室最高温度変化算出手段の出力により冷凍室の安定状態
    を算出する冷凍室安定状態検出手段と、前記冷凍室最高
    温度検出手段と前記タイマＡと前記冷凍室最高温度変化
    算出手段と前記冷凍室安定状態検出手段とからなり前記
    冷凍室庫内温度検出手段からの出力により冷凍室の安定
    状態を判定する冷凍室安定状態判定手段手段と、機械室
    に設けられたコンプレッサと、前記コンプレッサのＯＮ
    時間を算出するコンプレッサＯＮ時間タイマと、前記冷
    凍室安定状態判定手段の出力と前記コンプレッサＯＮ時
    間タイマの出力によりコンプレッサの起動温度と停止温
    度の温度差を設定する冷凍室温度差設定手段と、前記冷
    凍室庫内温度検出手段と前記冷凍室温度差設定手段から
    の出力により庫内温度が設定温度の範囲内であるかを判
    断する冷凍室庫内温度判定手段と、前記冷凍室庫内温度
    判定手段からの出力により前記コンプレッサの制御を行
    うコンプレッサ制御手段とからなる冷凍冷蔵庫の制御装
    置。
  2. 【請求項２】 冷凍室内に設けられた冷凍室庫内温度セ
    ンサと、前記冷凍室庫内温度センサにより冷凍室内の庫
    内温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段と、冷凍室庫
    内温度検出手段からの出力により１サイクル中の最高温
    度を検出する冷凍室最高温度検出手段と、一定時間を算
    出するタイマＡと、前記冷凍室最高温度検出手段の出力
    と前記タイマＡの出力により一定時間内の最高温度の変
    化を算出する冷凍室最高温度変化算出手段と、前記冷凍
    室最高温度変化算出手段の出力により冷凍室の安定状態
    を算出する冷凍室安定状態検出手段と、前記冷凍室最高
    温度検出手段と前記タイマＡと前記冷凍室最高温度変化
    算出手段と前記冷凍室安定状態検出手段とからなり前記
    冷凍室庫内温度検出手段からの出力により冷凍室の安定
    状態を判定する冷凍室安定状態判定手段手段と、機械室
    に設けられたコンプレッサと、前記コンプレッサのＯＦ
    Ｆ時間を算出するコンプレッサＯＦＦ時間タイマと、前
    記冷凍室安定状態判定手段の出力と前記コンプレッサＯ
    ＦＦ時間タイマの出力によりコンプレッサの起動温度と
    停止温度の温度差を設定する冷凍室温度差設定手段と、
    前記冷凍室庫内温度検出手段と前記冷凍室温度差設定手
    段からの出力により庫内温度が設定温度の範囲内である
    かを判断する冷凍室庫内温度判定手段と、前記冷凍室庫
    内温度判定手段からの出力により前記コンプレッサの制
    御を行うコンプレッサ制御手段とからなる冷凍冷蔵庫の
    制御装置。
  3. 【請求項３】 冷蔵室に設けられた冷蔵室庫内温度セン
    サと、前記冷蔵室庫内温度センサにより冷蔵室内の庫内
    温度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵室庫内
    温度検出手段からの出力により１サイクル中の最高温度
    を検出する冷蔵室最高温度検出手段と、一定時間を算出
    するタイマＢと、前記冷蔵室最高温度検出手段の出力と
    前記タイマＢの出力により一定時間内の最高温度の変化
    を算出する冷蔵室最高温度変化算出手段と、前記冷蔵室
    最高温度変化算出手段の出力により冷蔵室の安定状態を
    算出する冷蔵室安定状態検出手段と、前記冷蔵室最高温
    度検出手段と前記タイマＢと前記冷蔵室最高温度変化算
    出手段と前記冷蔵室安定状態検出手段とからなり前記冷
    蔵室庫内温度検出手段からの出力により冷蔵室の安定状
    態を判定する冷蔵室安定状態判定手段手段と、電動ダン
    パと、前記電動ダンパの開時間を算出する電動ダンパ開
    時間タイマと、前記冷蔵室安定状態判定手段の出力と前
    記電動ダンパ開時間タイマの出力により電動ダンパの開
    温度と閉温度の温度差を設定する冷蔵室温度差設定手段
    と、前記冷蔵室庫内温度検出手段と前記冷蔵室温度差設
    定手段からの出力により庫内温度が設定温度の範囲内で
    あるかを判断する冷蔵室庫内温度判定手段と、前記冷蔵
    室庫内温度判定手段からの出力により前記電動ダンパの
    制御を行う電動ダンパ制御手段とからなる冷凍冷蔵庫の
    制御装置。
  4. 【請求項４】 冷蔵室に設けられた冷蔵室庫内温度セン
    サと、前記冷蔵室庫内温度センサにより冷蔵室内の庫内
    温度を検出する冷蔵室庫内温度検出手段と、冷蔵室庫内
    温度検出手段からの出力により１サイクル中の最高温度
    を検出する冷蔵室最高温度検出手段と、一定時間を算出
    するタイマＢと、前記冷蔵室最高温度検出手段の出力と
    前記タイマＢの出力により一定時間内の最高温度の変化
    を算出する冷蔵室最高温度変化算出手段と、前記冷蔵室
    最高温度変化算出手段の出力により冷蔵室の安定状態を
    算出する冷蔵室安定状態検出手段と、前記冷蔵室最高温
    度検出手段と前記タイマＢと前記冷蔵室最高温度変化算
    出手段と前記冷蔵室安定状態検出手段とからなり前記冷
    蔵室庫内温度検出手段からの出力により冷蔵室の安定状
    態を判定する冷蔵室安定状態判定手段手段と、電動ダン
    パと、前記電動ダンパの閉時間を算出する電動ダンパ閉
    時間タイマと、前記冷蔵室安定状態判定手段の出力と前
    記電動ダンパ閉時間タイマの出力により電動ダンパの開
    温度と閉温度の温度差を設定する冷蔵室温度差設定手段
    と、前記冷蔵室庫内温度検出手段と前記冷蔵室温度差設
    定手段からの出力により庫内温度が設定温度の範囲内で
    あるかを判断する冷蔵室庫内温度判定手段と、前記冷蔵
    室庫内温度判定手段からの出力により前記電動ダンパの
    制御を行う電動ダンパ制御手段とからなる冷凍冷蔵庫の
    制御装置。
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