JPH06301616A - ネットワークコンピュータ接続方法および装置 - Google Patents

ネットワークコンピュータ接続方法および装置

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Publication number
JPH06301616A
JPH06301616A JP5083572A JP8357293A JPH06301616A JP H06301616 A JPH06301616 A JP H06301616A JP 5083572 A JP5083572 A JP 5083572A JP 8357293 A JP8357293 A JP 8357293A JP H06301616 A JPH06301616 A JP H06301616A
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JP
Japan
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port number
line connection
line
connection
new port
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Withdrawn
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JP5083572A
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English (en)
Inventor
Koji Komuro
浩二 小室
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5083572A priority Critical patent/JPH06301616A/ja
Publication of JPH06301616A publication Critical patent/JPH06301616A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一サーバプロセスに複数のクライアントプ
ロセスが同一ポート番号を用いて回線接続要求を出し、
前記サーバプロセスと他のクライアントプロセスとの回
線接続中でも、前記要求に応答して回線接続されること
を可能にするネットワークコンピュータ接続方法および
装置を提供することである。 【構成】 本発明では、サーバ/クライアント・システ
ムにおいて、所定の条件により固定ポート番号または新
規ポート番号を用いて回線接続を実行する第1の接続処
理手段と、新規ポート番号発行手段と、第1のクローズ
処理手段と、自プロセス起動手段とを含むサーバプロセ
スと、所定の条件により固定ポート番号または新規ポー
ト番号を用いて回線接続を実行する第2の接続処理手段
と、新規ポート番号受信手段と、第2のクローズ処理手
段とを含むクライアントプロセスとを有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のネットワークコ
ンピュータ間でのデータ通信を提供するネットワークシ
ステムに関するもので、特にネットワークコンピュータ
接続方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、一定のサービスを供給する1台の
ネットワークコンピュータサーバホストマシンに前記サ
ービスを享受する複数のネットワークコンピュータクラ
イアントマシンをネットワークを介して接続したサーバ
/クライアント・システムの有効性が認識され、多方面
に適用されている。前記サーバホストマシンに含まれる
サーバにはファイリング機能を提供するファイリング・
サーバ、プリンタ機能を提供するプリンタ・サーバ等が
あり、クライアントマシン上で起動するクライアントプ
ロセスが、サーバマシン上で起動するサーバプロセスに
プロセス間通信を用いてサービスの提供を要求すること
により、そのようなサーバシステムの有する機能を利用
するものである。
【0003】そのプロセス通信の際、サービスの授受に
先だってまず実行されるのが回線接続である。すなわ
ち、回線の接続が確立されて初めて、前述のようなサー
ビスを受けることができるわけである。
【0004】図8は、従来のネットワークコンピュータ
内プロセスの他局との回線接続システムを示すブロック
図である。ネットワークコンピュータ2、10、14
は、TCP/IPケーブルにより相互に接続され、各ネ
ットワークコンピュータにはその識別子となるノード番
号が与えられる。なお、プロセス間通信は、ネットワー
クにおいて提供される入出力のチャネルであるポートの
ポート番号と、各プロセスが属するネットワークコンピ
ュータのノード番号とをキーとして、ドライバ104の
媒介により実行される。ネットワークコンピュータクラ
イアントマシン(以下、クライアントマシン)110,
114側の回線接続要求クライアントプロセス(以下、
回線接続要求CP)112,116は回線接続要求を送
信し、それを検出したネットワークコンピュータサーバ
マシン(以下、サーバマシン)102側のドライバ10
4は送信データに含まれる各プロセスごとのポート番号
等をキーとして該当する回線接続受信サーバプロセス
(以下、回線接続受信SP)106に伝達し、その後ド
ライバ104を仲介とする両マシンの所定の動作が実行
され、回線接続がなされる。
【0005】ここで、上記のように回線接続要求CPと
回線接続受信SPとは同一ポート番号を有する必要があ
ることから、以下のような問題が生ずる。すなわち、通
常、1つのサーバマシン102に対して、複数のクライ
アントマシン110,114が接続されているので、仮
に1つの回線接続受信SP106のみ設ける場合には、
前記回線接続受信SP106と関連するすべての回線接
続受信SP112,116とは、同一のポート番号A0
が与えられることになる。この場合、同一のポート番号
においては1組のプロセス間通信しかなしえないので、
前記回線接続受信SP106と最初に回線接続された1
つのクライアントマシンの回線接続要求CP(例えば、
112)のみが有効であり、それによる回線接続がクロ
ーズされる前に接続要求を発した他のクライアントマシ
ンの回線接続要求CP(例えば、116)については無
効にされ、回線接続エラーが生ずるという不都合があ
る。これは、前記クライアントマシンがマルチタスクコ
ンピュータであって、その上で複数の同一プロセスが起
動されているときも同様に、後から接続要求を発したプ
ロセスについて回線接続エラーが生ずる。
【0006】従って、前記回線接続要求CPの発生頻度
が少なく2つ以上の要求が衝突する可能性が極めて少な
いときは別であるが、クライアント/サーバ・システム
の性質上、前記エラーの発生頻度は無視できるものでは
ないことが多く、前記エラーが多発した場合、システム
に重大なインパクトを与えるという欠点がある。
【0007】そこで、従来はこれを回避するために、図
9のようにクライアントマシン110,114側の全ク
ライアントプロセス112,116に一対一に対応する
専用のサーバプロセス106、108をサーバマシン内
に設け、各クライアントプロセスとそれに専用のサーバ
プロセスとの組みに対して、それぞれ異なる固有のポー
ト番号A1 ,A2 を割り付けていた。
【0008】この場合、すべてのクライアントプロセス
は、他のクライアントプロセスの回線接続要求に影響さ
れずに、専用のサーバプロセスと回線接続されることが
可能であるという利点は有するが、その半面、全クライ
アントプロセス数と等しい数のサーバプロセスおよびポ
ート番号が必要になるという欠点を有する。それゆえ、
クライアントプロセス数が増大すると、クライアントプ
ロセスの増設に対するサーバプロセスの増設作業が必要
であるだけでなく、それに対応してサーバプロセス数の
増大化とを招くという欠点があり、それがシステムの大
きさに与える影響が問題となっている。
【0009】従って、図8のようにサーバプロセス数を
増大させずに、図9のように先のクライアントプロセス
の回線接続中に、後から接続要求を発したクライアント
プロセスについても回線接続が可能な回線接続方法およ
び装置の開発が望まれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情を
考慮してなされたもので、異なるネットワークコンピュ
ータのプロセス間通信において、同一サーバプロセスを
利用する複数のクライアントプロセスがすべて同一ポー
ト番号を用いてそのサーバプロセスに回線接続要求を出
し、他のクライアントプロセスの回線接続中においても
それに応答して回線接続が実行されることを可能にする
ネットワークコンピュータ接続方法および装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のネッ
トワークコンピュータ接続方法は、複数のコンピュータ
が相互に連結されたネットワークシステムにおいて、特
定のコンピュータと他のコンピュータとが、予め設定さ
れた固定ポート番号を用いて回線接続を実行する第1の
接続ステップと、前記特定のコンピュータが、他と重複
しない新規ポート番号を発行して前記他のコンピュータ
に送信する新規ポート番号発行ステップと、前記特定の
コンピュータと前記他のコンピュータとが、一旦回線の
接続をクローズするクローズステップと、前記新規ポー
ト番号を用いて再び回線接続を実行する第2の接続ステ
ップとからなることを特徴とする。
【0012】本発明に係る第2のネットワークコンピュ
ータ接続方法は、ネットワークを介して相互に連結され
た複数のコンピュータのうちの特定のコンピュータに含
まれる第1の回線接続手段と前記複数のコンピュータの
うちの他のコンピュータに含まれる複数の第2の回線接
続手段のいずれかとが、予め設定された固定ポート番号
を用いて回線接続を実行する第1の接続ステップと、前
記第1の回線接続手段が、他と重複しない新規ポート番
号を発行して第2の回線接続手段に送信する新規ポート
番号発行ステップと、前記第1の回線接続手段と前記第
2の回線接続手段とが、一旦回線の接続をクローズする
第1のクローズステップと、前記第1の回線接続手段
が、前記新規ポート番号を指定して前記特定のコンピュ
ータに含まれる第3の回線接続手段を起動する起動ステ
ップと、前記第3の回線接続手段と前記第2の回線接続
手段とが前記新規ポート番号を用いて回線接続を実行す
る第2の接続ステップとによりなることを特徴とする。
【0013】本発明に係る第3のネットワークコンピュ
ータ接続方法は、ネットワークを介して相互に連結され
た複数のコンピュータのうちの特定のコンピュータに含
まれる第1の回線接続手段と前記複数のコンピュータの
うちの他のコンピュータに含まれる複数の第2の回線接
続手段のいずれかとが、予め設定された固定ポート番号
を用いて回線接続を実行する第1の接続ステップと、前
記第1の回線接続手段が、他と重複しない新規ポート番
号を発行して第2の回線接続手段に送信する新規ポート
番号発行ステップと、前記第1の回線接続手段と前記第
2の回線接続手段とが、一旦回線の接続をクローズする
第1のクローズステップと、前記第1の回線接続手段
が、前記新規ポート番号を指定して前記特定のコンピュ
ータに含まれるこの第1の回線接続手段と同一構成の手
段である別の第1の回線接続手段を起動する起動ステッ
プと、前記起動された別の第1の回線接続手段と前記第
2の回線接続手段とが前記新規ポート番号を用いて回線
接続を実行する第2の接続ステップとによりなることを
特徴とする。
【0014】本発明に係るネットワークコンピュータ接
続方法装置は、ネットワークを介して相互に連結された
複数のコンピュータのうちの特定のコンピュータに含ま
れる回線接続のための第1の回線接続手段と、前記複数
のコンピュータのうちの他のコンピュータに含まれる回
線接続のための複数の第2の回線接続手段と、前記特定
のコンピュータに含まれる回線接続のための第3の回線
接続手段とを有するネットワークコンピュータ接続装置
であって、前記第1の回線接続手段は、予め設定された
固定ポート番号を用いていずれかの第2の回線接続手段
との間で回線接続を実行し、他と重複しない新規ポート
番号を発行して前記第2の回線接続手段に送信し、一旦
回線の接続をクローズし、前記新規ポート番号を指定し
て前記第3の回線接続手段を起動する一連の動作を繰り
返し、前記第2の回線接続手段は、前記固定ポート番号
を用いて前記第1の回線接続手段との間で回線接続を実
行し、前記送信された新規ポート番号を受信し、一旦回
線の接続をクローズし、受信した前記新規ポート番号を
用いて前記第3の回線接続手段との間で回線接続を実行
し、前記第3の回線接続手段は、指定された前記新規ポ
ート番号を用いて前記第2の回線接続手段との間で回線
接続を実行することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明に係る第1のネットワークコンピュータ
接続方法において、前記特定のコンピュータと他のコン
ピュータとが予め設定された固定ポート番号を用いて回
線を接続し、前記特定のコンピュータが使用中の他のポ
ート番号と重複しない新規ポート番号を発行して前記他
のコンピュータに送信し、一旦回線の接続をクローズ
し、前記新規ポート番号を用いて再び回線接続を実行す
る。また、この新規ポート番号による回線接続中に、さ
らに他のコンピュータと前記特定のコンピュータは前記
固定ポート番号を用いて回線を接続し、前記特定のコン
ピュータがさらに異なる新規ポート番号を発行して送信
し、一旦回線の接続をクローズし、当該新規ポート番号
を用いて再び回線接続を実行することができる。
【0016】本発明に係る第2のネットワークコンピュ
ータ接続方法において、まず、前記第1の回線接続手段
と前記第2の回線接続手段とが予め設定された固定ポー
ト番号を用いて回線接続を実行し、前記第1の回線接続
手段は使用中の他のポート番号と重複しない新規ポート
番号を発行して送信し、一旦回線の接続をクローズす
る。次に、前記第1の回線接続手段が前記新規ポート番
号を指定して第3の回線接続手段を起動し、起動された
第3の回線接続手段と前記第2の回線接続手段とが前記
新規ポート番号を用いて回線接続を実行する。
【0017】一方、前記第1の回線接続手段は前記第3
の回線接続手段を起動した後、まず、他の前記第2の回
線接続手段に対して固定ポート番号を用いて回線接続し
て、以下前述と同様の動作を実行する。
【0018】本発明に係る第3のネットワークコンピュ
ータ接続方法において、まず、前記第1の回線接続手段
と前記第2の回線接続手段とが予め設定された固定ポー
ト番号を用いて回線接続を実行し、前記第1の回線接続
手段は使用中の他のポート番号と重複しない新規ポート
番号を発行して送信し、一旦回線の接続をクローズす
る。次に、前記第1の回線接続手段が前記新規ポート番
号を指定して当該第1の回線接続手段と同一構成の手段
である別の第1の回線接続手段を起動し、起動された前
記別の第1の回線接続手段と前記第2の回線接続手段と
が前記新規ポート番号を用いて回線接続を実行する。
【0019】一方、前記別の第1の回線接続手段を起動
した先の前記第1の回線接続手段は、その後、まず、他
の前記第2の回線接続手段に対して固定ポート番号を用
いて回線接続して、以下前述と同様の動作を実行する。
本発明に係るネットワークコンピュータ接続方法装置
において、まず、前記第1の回線接続手段と前記第2の
回線接続手段とが予め設定された固定ポート番号を用い
て回線接続を実行し、前記第1の回線接続手段は使用中
の他のポート番号と重複しない新規ポート番号を発行し
て送信し、一旦回線の接続をクローズする。次に、前記
第1の回線接続手段が前記新規ポート番号を指定して第
3の回線接続手段を起動し、起動された第3の回線接続
手段と前記第2の回線接続手段とが前記新規ポート番号
を用いて回線接続を実行する。
【0020】一方、前記第1の回線接続手段は前記第3
の回線接続手段を起動した後、まず、他の前記第2の回
線接続手段に対して固定ポート番号を用いて回線接続し
て、以下前述と同様の動作を実行する。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。
【0022】図1に、本発明の一実施例に係るネットワ
ークコンピュータ内プロセスの他局との回線接続システ
ムを示す。
【0023】まず、構成について説明する。このシステ
ムは、一定のサービスを提供するサーバマシン2と、前
記サービスを享受するクライアントマシン10,14
と、前記3つのマシンを相互に接続するTCP/IPケ
ーブルとを含む。前記クライアントマシン10,14
は、それぞれ所定のポート番号による回線接続要求を前
記TCP/IPケーブルを介して前記サーバマシン2側
に送信する回線接続要求CP12,16を有する。前記
サーバマシン2は、所定のポート番号による回線接続要
求を受信し、それに応答して要求元のクライアントプロ
セス12または16との回線接続動作をリードする回線
接続受信SP6と、個々の前記回線接続要求CP12,
16と回線接続受信SP6とのプロセス間通信の媒介と
なるドライバ4とを有する。前記回線接続受信SP6
は、図2の機能ブロック構成図のように、所定のポート
番号を用いて回線接続処理を実行する接続処理部19
と、使用中の他のポート番号と重複しない新規ポート番
号を発番する新規ポート番号発行部20と、回線の接続
をクローズさせるクローズ処理部21と、自分自信(す
なわちこの回線接続受信SP6)と同一の別プロセスを
新たに起動させる自プロセス起動部22とにより構成さ
れている。
【0024】また、前記回線接続要求CP12,16
は、それぞれ接続処理部23と、前記新規ポート番号発
行部20により発番された新規ポート番号を受信する新
規ポート受信部24と、クローズ処理部25とにより構
成されている。
【0025】次に、以上の各図に加えて、図6の前記回
線接続受信SP6の動作を示すフローチャートおよび図
7の前記回線接続要求CP12,16の動作を示すフロ
ーチャートを用いて、本システムの動作について説明す
る。
【0026】(1)固定ポート番号による回線接続およ
び新規ポート番号設定の動作 最初に、サーバマシン2の立ち上げ時あるいは立ち上げ
後に、ステップ40においてポート番号指定なしで回線
接続受信PC6が起動される。前記回線接続受信SP6
が起動されると、まず図2の接続処理部19が接続のた
めの次のような動作を実行する。ステップ41では、前
記起動時にポート番号が指定されていないので、デフォ
ルト値である固定ポート番号X0 がポート番号として設
定され、ステップ42に移り、回線接続要求CP10,
14のいずれかからの回線接続要求があるか確認を行
い、ステップ43で要求がない場合はステップ42に戻
り、回線接続要求が検出されるまでステップ42および
ステップ43をループする。なお、プロセス間通信はポ
ート番号等をキーとして前記ドライバ4の媒介により実
行されるので、前記回線接続要求も直接的には前記ドラ
イバ4から与えられるが、以下の説明においても簡略化
のために前記ドライバ4の動作を省いた説明を行う。
【0027】その後、ステップ60においてクライアン
トマシン10が起動されたとする。前記回線接続要求C
P12が起動されると、まず図3の接続処理部23が接
続のための次のような動作を実行する。ステップ61で
は、ポート番号の初期値である固定ポート番号X0 がポ
ート番号として設定され、ステップ62に移り、回線接
続要求を発し、ステップ43でサーバマシン2の回線接
続受信SP6からの応答がない場合はステップ62に戻
り、再度回線接続要求を発し、サーバ側の応答があるま
でステップ62およびステップ63をループする。
【0028】前記ステップ42およびステップ43をル
ープしていたサーバマシン2の回線接続受信SP6は、
前記クライアントマシン10の回線接続要求CP12に
より発せられた回線接続要求を受け、ステップ44に移
り前記回線接続要求CP12に応答を発する。また、ス
テップ63でその応答を受けた前記回線接続要求CP1
2はステップ64に移る。そして、ステップ44および
ステップ64において、相互に所定の動作が実行され、
前記回線接続受信SP6と回線接続要求CP12とのリ
ンクが確立しする。そして、ステップ45,65におい
て、両プロセス6,12とも、ポート番号が固定ポート
番号X0 であるので、それぞれステップ46およびステ
ップ67へ進む。ここから、回線接続受信SP6におい
ては、動作が前記接続処理部19から新規ポート番号発
行部20に移行し、回線接続要求SP6においては、動
作が前記接続処理部23から新規ポート受信部24に移
行する。
【0029】回線接続受信SP6の新規ポート番号発行
部20は、ステップ46において、固定ポート番号X0
に代わる新規なポート番号Xi を発行する。その際、前
記新規なポート番号Xi には、後述のように現在使用さ
れていない番号を割り当てる必要があるので、前記新規
ポート番号発行部20は現在使用中のポート番号を関連
する記録手段に新規ポート番号発行記録として記録して
おき、新規ポート番号発行時にその記録を参照してもよ
い。また、発行されたポート番号のうち使用終了したも
のについては、関連する回線のクローズに応答して、前
記新規ポート番号発行記録から削除するようにしてもよ
い。
【0030】発行時に使用し得るポート番号のうちから
どの番号を割り当てるかの選択については、例えば連続
番号で付していってもよいし、値が一番小さい番号を優
先的に割り当てるようにしてもよし、ランダムに割り当
ててもよい。
【0031】また、前記のような新規ポート番号発行記
録を有する代わりに、前記新規ポート受信部24が動作
開始した時刻等の所定の時刻をパラメータとして発生す
る乱数によりポート番号を決定してもよい。
【0032】さらに、前記新規ポート番号発行部20の
部分をポートスケジューラとして独立させ、そのポート
スケジューラとの間のプロセス間通信により前記新規ポ
ート番号が与えられるように構成してもよい。
【0033】新規ポート番号Xi が発行されたらステッ
プ47に移り、回線接続受信SP6の新規ポート番号発
行部20は、そのポート番号をクライアントマシン10
の回線接続要求CP12に送信する。一方、ステップ6
7においてポート番号が送信されてくるのを待っていた
前記回線接続要求CP12の新規ポート受信部24は、
前記新規ポート番号Xi を受信する。そして、回線接続
受信SP6および回線接続要求CP12は、それぞれス
テップ48およびステップ68において、クローズ処理
部21,25による所定の回線クローズ動作を実行す
る。
【0034】新規ポート番号が割り当てられ、固定ポー
ト番号による回線接続がクローズされた後、サーバマシ
ン2の回線接続受信SP6においては、自プロセス起動
部22に動作が移行する。前記自プロセス起動部22
は、ステップ49において、自プロセスすなわちこの回
線接続受信SP6と全く同一の機能を有する別プロセス
を、ポート番号として前記新規ポート番号Xi を指定し
て起動する。起動をかけた側の回線接続受信SP6は、
前記ステップ42すなわち接続処理部19に戻り、他の
クライアントプロセスからの前記固定ポート番号X0
用いての回線接続要求待ちに入り、以上の動作を繰り返
す。
【0035】そして、新たに起動された回線接続受信S
P6´が、前記クライアントマシン10の前記回線接続
要求CP12に対応し、次のステップ群である新規ポー
ト番号による回線接続ステップにおいて、前記前記新規
ポート番号Xi を用いて、改めてサービス提供のための
実際の回線接続が実行されるわけである。
【0036】ここで、前記自プロセス起動は、関連する
記憶手段に常駐する前記回線接続受信SP6に係る所定
のマスター・ファイルから、前記起動されるべき別プロ
セスとして該当するファイルを関連する記憶手段の所定
の記憶位置に複写して起動させることによりなされても
よい。
【0037】なお、以後の説明において、起動をかけた
方の回線接続受信SP6はシステムの動作とは無関係と
なり、回線接続受信SP6´と回線接続受信SP6とは
全く同一の構成・動作を有するので、回線接続受信SP
6´の代わりに回線接続受信SP6と記述する。また、
以上の説明で使用した図をそのまま用いて説明を続け
る。
【0038】(2)新規ポート番号による回線接続の動
作 新規ポート番号Xi の指定を受けて新たに起動された回
線接続受信SP6においては、図2の接続処理部19が
接続のための次のような動作を実行する。ステップ41
では、起動時に指定された新規ポート番号Xi がポート
番号として設定され、ステップ42に移り、新規ポート
番号Xi での回線接続要求があるか確認を行い、ステッ
プ43で要求がない場合はステップ42に戻り、回線接
続要求が検出されるまでステップ42およびステップ4
3をループする。
【0039】一方、前記ステップ68で回線をクローズ
した前記クライアントマシン10の回線接続要求CP1
2は、ステップ61に戻り、前記ステップ67において
与えられた新規ポート番号Xi をポート番号として設定
し、ステップ62に移り、回線接続要求を発し、ステッ
プ43でサーバマシン2の回線接続受信SP6からの応
答がない場合はステップ62に戻り、再度回線接続要求
を発し、サーバ側の応答があるまでステップ62および
ステップ63をループする。
【0040】前記ステップ42およびステップ43をル
ープしていたサーバマシン2の回線接続受信SP6は、
前記クライアントマシン10の回線接続要求CP12に
より発せられた回線接続要求を受け、ステップ44に移
り前記回線接続要求CP12に応答を発する。また、ス
テップ63でその応答を受けた前記回線接続要求CP1
2はステップ64に移る。そして、ステップ44および
ステップ64において、相互に所定の動作が実行され、
前記回線接続受信SP6と回線接続要求CP12とのリ
ンクが確立しする。そして、ステップ45,65におい
て、両プロセス6,12とも、ポート番号が新規ポート
番号Xi であるので、それぞれステップ50およびステ
ップ70へ進む。
【0041】ここで初めて、所定のサービスの提供およ
び享受すなわち所定のデータ通信(図示せず)が行われ
る。そして、前記所定のデータ通信が完了し、いずれか
のプロセスから回線クローズ要求が発せられた場合、ス
テップ50およびステップ70から、ステップ51およ
びステップ71に移り、前記回線接続受信SP6および
前記回線接続要求CP12のクローズ処理部21,25
により、所定の回線クローズ動作が実行され、ステップ
52およびステップ72においてすべての動作が完了す
る。
【0042】以上の説明のように、本発明に係るネット
ワークコンピュータ接続システムにおいては、固定ポー
ト番号X0 を用いて動作する回線接続受信SPが、新規
ポート番号Xi を発行して回線接続を要求した回線接続
要求CPに与え、新規ポート番号Xi を指定して新たな
回線接続受信SPを動作させ、これらにより新規ポート
番号Xi を用いてた回線接続が実行され、また、起動を
かけた側の回線接続受信SPは、再度他のクライアント
プロセスからの固定ポート番号X0 を用いての回線接続
要求待ちに入り、以上の動作を繰り返すように構成し
た。
【0043】従って、ある回線接続要求CPが回線接続
受信SPと回線接続されている間に、他の回線接続要求
CPから同様に回線接続要求が発せられた場合、従来と
異なり、先の回線接続要求CPは回線接続受信SPと新
規ポート番号Xi によるデータ通信を実行しており、一
方後の回線接続要求CPは回線接続受信SPに対して固
定ポート番号X0 を用いて回線接続要求を発しており、
それゆえポート番号が異なるので、従来のような衝突に
よる回線接続エラーは生じない。そして、後の回線接続
要求CPは回線接続受信SPと他の新規ポート番号Xj
によりデータ通信を実行することができる。さらに、第
3の回線接続要求CPから回線接続要求が発せられたと
きも同様である。
【0044】ここで、従来は、回線接続受信SPは初め
からサーバマシン上にすなわち関連する記憶手段の部分
に必要数実装されており、前記必要数が大きな数に及ぶ
場合、システムに与える影響が大きかったが、本発明に
おいては、当初実装してあるのはただ1つの回線接続受
信SPのみであり、個々の回線接続要求CPに対応する
回線接続受信SPは、回線接続要求CPから前記要求が
あった後に初めて生成される。従って、必要時のみ回線
接続受信SPに記憶手段の一部を割り当てるのみでよ
く、記憶手段の効率的な使用ができるという効果があ
る。また、回線接続要求CPが増設されても、回線接続
受信SPの増設作業はまったく不要であるという利点が
ある。
【0045】さらに、初期の回線接続要求はすべて同一
の固定ポート番号X0 を用いるので、各々のクライアン
トマシンに同一の回線接続手段すなわち同一の通信手段
を含ませることが可能になるという利点がある。
【0046】次に、本発明に係る回線接続受信SP部分
の第2の実施例について説明する。ここでは、この回線
接続受信SPは、前記回線接続受信SP6の固定ポート
番号X0 を用いて動作する部分を抜き出して構成したプ
リ・プロセス部と、新規ポート番号Xi を用いて動作す
る部分を抜き出して構成したメイン・プロセス部とによ
り構成される。前記プリ・プロセス部の構成を図4に、
メイン・プロセス部の構成を図5に示す。
【0047】前記プリ・プロセス部は、固定ポート番号
0 を用いて回線接続処理を実行する接続処理部26
と、新規ポート番号Xi を発行する新規ポート番号発行
部27と、回線の接続をクローズさせるクローズ処理部
28と、発行された新規ポート番号Xi を指定して前記
メイン・プロセス部を起動させるメイン・プロセス起動
部29とがその順番で直列かつループ状に接続されて構
成されている。
【0048】一方、前記メイン・プロセス部は、指定さ
れた新規ポート番号Xi を用いて回線接続処理を実行す
る接続処理部30と、所定のデータ通信の後に所定の回
線クローズ要求に応答して回線の接続をクローズさせる
クローズ処理部31とが直列に接続されて構成されてい
る。
【0049】サーバマシンの立ち上げとともにあるいは
立ち上げ後に起動されたプリ・プロセス部により、前述
した先の実施例における第1番目の動作である固定ポー
ト番号による回線接続および新規ポート番号設定の動作
のように、接続処理部26による固定ポート番号X0
の所定の回線接続要求CPとの回線接続、新規ポート番
号発行部27による新規ポート番号Xi の発行および前
記回線接続要求CPへの送信、クローズ処理部28によ
る当該回線接続のクローズ処理、および、メイン・プロ
セス起動部29による発行された新規ポート番号Xi
指定してのメイン・プロセス部の起動、ならびに、他の
回線接続要求CPのための以上の動作の繰り返しが実行
される。
【0050】また、前記メイン・プロセス起動部29に
より新規ポート番号Xi の指定を受けて起動されたメイ
ン・プロセス部により、前述した先の実施例における第
2番目の動作である新規ポート番号による回線接続の動
作のように、接続処理部30による新規ポート番号Xi
での前記新規ポート番号Xi が与えられた回線接続要求
CPとの回線接続、所定のデータ通信完了後のクローズ
処理部31による当該回線接続のクローズ処理が実行さ
れる。
【0051】このような構成を採用する場合も、先の実
施例とほぼ同様の効果を与えることができる。
【0052】なお、この構成に対応する動作およびその
動作を示すフローチャートの詳細は当業者にとっては明
白であるので、簡略化のためにそれらを省略する。
【0053】ここで、本発明は、実施例のようにTCP
/IPプロトコルを用いて構築されたネットワークシス
テムだけではなく、同様の問題を有する他のネットワー
クシステムにも適応可能であり、また、3台以上のクラ
イアントマシンが含まれていても適用可能である。
【0054】また、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明に係るネッ
トワークコンピュータ接続システムにおいては、固定ポ
ート番号による回線接続と新規ポート番号設定との後
に、新規ポート番号による回線接続をするので、ある回
線接続要求CPが回線接続受信SPと回線接続されてい
る間に、他の回線接続要求CPから同様に回線接続要求
が発せられた場合でも、従来のような衝突による回線接
続エラーは生じないので、後の回線接続要求CPについ
ても回線接続受信SPとデータ通信を実行することがで
きる。
【0056】また、従来は、回線接続受信SPは初めか
らサーバマシン上にすなわち関連する記憶手段の部分に
必要数実装されていたが、本発明においては、当初実装
してあるのはただ1つの回線接続受信SPのみであり、
個々の回線接続要求CPに対応する回線接続受信SP
は、回線接続要求CPから前記要求があった後に初めて
生成されるので、必要時のみ回線接続受信SPに記憶手
段の一部を割り当てるのみでよく、記憶手段の効率的な
使用ができるという効果がある。また、回線接続要求C
Pが増設されても、回線接続受信SPの増設作業はまっ
たく不要であるという利点がある。
【0057】さらに、初期の回線接続要求はすべて同一
の固定ポート番号X0 を用いるので、各々のクライアン
トマシンに同一の回線接続手段すなわち同一の通信手段
を含ませることが可能になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例に係るネットワークコンピュー
タ内プロセスの他局との回線接続システムを示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の回線接続受信サーバプロセスの構成の一
実施例を示すブロック図である。
【図3】図1の回線接続要求クライアントプロセスの構
成の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図1の回線接続受信サーバプロセスの他の実施
例におけるプリ・プロセス部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図1の回線接続受信サーバプロセスの他の実施
例におけるメイン・プロセス部の構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明に係る回線接続受信サーバプロセスの動
作を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る回線接続要求クライアントプロセ
スの動作を示すフローチャートである。
【図8】従来のネットワークコンピュータ内プロセスの
他局との回線接続システムを示すブロック図である。
【図9】従来のネットワークコンピュータ内プロセスの
他局との他の回線接続システムを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2…ネットワークコンピュータサーバマシン、 4…ドライバ、 6…回線接続受信サーバプロセス、 10…ネットワークコンピュータクライアントマシン、 12…回線接続要求クライアントプロセス、 14…ネットワークコンピュータクライアントマシン、 16…回線接続要求クライアントプロセス、 18…TCP/IPケーブル。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンピュータが相互に連結されたネ
    ットワークシステムにおいて、 特定のコンピュータと他のコンピュータとが、予め設定
    された固定ポート番号を用いて回線接続を実行する第1
    の接続ステップと、 前記特定のコンピュータが、他と重複しない新規ポート
    番号を発行して前記他のコンピュータに送信する新規ポ
    ート番号発行ステップと、 前記特定のコンピュータと前記他のコンピュータとが、
    一旦回線の接続をクローズするクローズステップと、 前記新規ポート番号を用いて再び回線接続を実行する第
    2の接続ステップとを具備することを特徴とするネット
    ワークコンピュータ接続方法。
  2. 【請求項2】ネットワークを介して相互に連結された複
    数のコンピュータのうちの特定のコンピュータに含まれ
    る第1の回線接続手段と前記複数のコンピュータのうち
    の他のコンピュータに含まれる複数の第2の回線接続手
    段のいずれかとが、予め設定された固定ポート番号を用
    いて回線接続を実行する第1の接続ステップと、 前記第1の回線接続手段が、他と重複しない新規ポート
    番号を発行して第2の回線接続手段に送信する新規ポー
    ト番号発行ステップと、 前記第1の回線接続手段と前記第2の回線接続手段と
    が、一旦回線の接続をクローズする第1のクローズステ
    ップと、 前記第1の回線接続手段が、前記新規ポート番号を指定
    して前記特定のコンピュータに含まれる第3の回線接続
    手段を起動する起動ステップと、 前記第3の回線接続手段と前記第2の回線接続手段とが
    前記新規ポート番号を用いて回線接続を実行する第2の
    接続ステップとを具備することを特徴とするネットワー
    クコンピュータ接続方法。
  3. 【請求項3】ネットワークを介して相互に連結された複
    数のコンピュータのうちの特定のコンピュータに含まれ
    る第1の回線接続手段と前記複数のコンピュータのうち
    の他のコンピュータに含まれる複数の第2の回線接続手
    段のいずれかとが、予め設定された固定ポート番号を用
    いて回線接続を実行する第1の接続ステップと、 前記第1の回線接続手段が、他と重複しない新規ポート
    番号を発行して第2の回線接続手段に送信する新規ポー
    ト番号発行ステップと、 前記第1の回線接続手段と前記第2の回線接続手段と
    が、一旦回線の接続をクローズする第1のクローズステ
    ップと、 前記第1の回線接続手段が、前記新規ポート番号を指定
    して前記特定のコンピュータに含まれるこの第1の回線
    接続手段と同一構成の手段である別の第1の回線接続手
    段を起動する起動ステップと、 前記起動された別の第1の回線接続手段と前記第2の回
    線接続手段とが前記新規ポート番号を用いて回線接続を
    実行する第2の接続ステップとによりなることを特徴と
    するネットワークコンピュータ接続方法。
  4. 【請求項4】前記起動ステップにおいて、前記第3の回
    線接続手段に係る所定のマスター・ファイルから前記第
    3の回線接続手段を複写して関連する記憶手段上に配置
    し起動させることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記起動ステップにおいて、前記第1の回
    線接続手段に係る所定のマスター・ファイルから前記第
    1の回線接続手段を複写して関連する記憶手段上に配置
    し起動させることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記新規ポート番号発行ステップは、 他と重複しない新規ポート番号を所定の記録より得る参
    照ステップと、 前記ステップにおいて得られた他と重複しない新規ポー
    ト番号のうちの1つを新規ポート番号として選択する選
    定ステップと、 前記選択ステップにおいて決定された新規ポート番号に
    関する情報を前記所定の記録に書き込む記録ステップと
    を具備する第1ステップ群、または、 所定の条件により決定する時刻等を獲得するパラメータ
    決定ステップと、 前記決定される時刻等をパラメータとして乱数を発生す
    る乱数発生ステップと、 前記発生された乱数に対応付けられた値を新規ポート番
    号とする決定ステップとを具備する第2ステップ群のい
    ずれかのステップ群によりなることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】ネットワークを介して相互に連結された複
    数のコンピュータのうちの特定のコンピュータに含まれ
    る回線接続のための第1の回線接続手段と、前記複数の
    コンピュータのうちの他のコンピュータに含まれる回線
    接続のための複数の第2の回線接続手段と、前記特定の
    コンピュータに含まれる回線接続のための第3の回線接
    続手段とを有するネットワークコンピュータ接続装置で
    あって、 前記第1の回線接続手段は、予め設定された固定ポート
    番号を用いていずれかの第2の回線接続手段との間で回
    線接続を実行し、他と重複しない新規ポート番号を発行
    して前記第2の回線接続手段に送信し、一旦回線の接続
    をクローズし、前記新規ポート番号を指定して前記第3
    の回線接続手段を起動する一連の動作を繰り返し、 前記第2の回線接続手段は、前記固定ポート番号を用い
    て前記第1の回線接続手段との間で回線接続を実行し、
    前記送信された新規ポート番号を受信し、一旦回線の接
    続をクローズし、受信した前記新規ポート番号を用いて
    前記第3の回線接続手段との間で回線接続を実行し、 前記第3の回線接続手段は、指定された前記新規ポート
    番号を用いて前記第2の回線接続手段との間で回線接続
    を実行することを特徴とするネットワークコンピュータ
    接続装置。
  8. 【請求項8】前記第1の回線接続手段は、この第1の回
    線接続手段の起動に応答して、または、当該起動時以外
    の第1の所定の場合に、前記固定ポート番号を用いて前
    記第2の回線接続手段との間で回線接続を実行する第1
    の接続処理手段と、 前記固定ポート番号を用いた前記第1の接続処理手段の
    回線接続動作完了に応答して、新規ポート番号を発行し
    て前記第2の回線接続手段に送信する新規ポート番号発
    行手段と、 前記新規ポート番号発行手段の動作完了に応答して、前
    記回線接続をクローズする第1のクローズ処理手段と、 前記第1のクローズ処理手段の動作完了に応答して、前
    記第3の回線接続手段を前記発行された新規ポート番号
    を指定して起動する起動手段とを有し、 前記起動時以外の第1の所定の場合は、前記起動手段の
    動作が完了した場合であり、 前記第2の回線接続手段は、この第2の回線接続手段の
    起動に応答して前記固定ポート番号を用いて前記第1の
    回線接続手段との間で回線接続を実行し、また、当該起
    動時以外の第2の所定の場合に、前記指定された新規ポ
    ート番号を用いて前記第3の回線接続手段との間で回線
    接続を実行する第2の接続処理手段と、 前記固定ポート番号を用いた前記第2の接続処理手段の
    回線接続動作完了に応答して、前記新規ポート番号発行
    手段により発行され送信された新規ポート番号を受信す
    る新規ポート番号受信手段と、 前記新規ポート番号受信手段の動作完了または前記新規
    ポート番号を用いた当該第2の接続処理手段の回線接続
    動作完了後に発生する前記所定の回線クローズ要求に応
    答して、前記回線接続をクローズする第2のクローズ処
    理手段とを有し、 前記起動時以外の第2の所定の場合は、前記第2のクロ
    ーズ処理手段が前記新規ポート番号受信手段の動作完了
    に応答して前記回線接続をクローズした場合であり、 前記第3の回線接続手段は、前記起動手段による起動に
    応答して、前記指定された新規ポート番号を用いて前記
    第2の回線接続手段との間で回線接続を実行する第3の
    接続処理手段と、 前記第3の接続処理手段の動作完了後に発生する所定の
    回線クローズ要求に応答して、前記回線接続をクローズ
    する第3のクローズ処理手段とを有することを特徴とす
    る請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記装置は、前記第1の回線接続手段およ
    び前記第3の回線接続手段の代わりに、前記第1の回線
    接続手段および前記第3の回線接続手段が合体された第
    4の回線接続手段を有し、 前記第4の回線接続手段は、この第4の回線接続手段の
    起動に応答して、指定がない場合は前記固定ポート番号
    を用いてまた指定された場合はその新規ポート番号を用
    いて前記第2の回線接続手段との間で回線接続を実行
    し、または、当該起動時以外の第1の所定の場合に前記
    固定ポート番号を用いて前記第2の回線接続手段との間
    で回線接続を実行する第1の接続処理手段と、 前記固定ポート番号を用いた前記第1の接続処理手段の
    回線接続動作完了に応答して、新規ポート番号を発行し
    て前記第2の回線接続手段に送信する新規ポート番号発
    行手段と、 前記新規ポート番号発行手段の動作完了または前記新規
    ポート番号を用いた前記第1の接続処理手段の回線接続
    動作完了後に発生する所定の回線クローズ要求に応答し
    て、前記回線接続をクローズする第1のクローズ処理手
    段と、 前記第1のクローズ処理手段が前記新規ポート番号発行
    手段の動作完了に応答して前記回線接続をクローズした
    ことに応答して、この第4の回線接続手段と同一構成の
    手段である別の第4の回線接続手段を前記発行された新
    規ポート番号を指定して起動する起動手段とを有し、 前記起動時以外の第1の所定の場合は、前記起動手段の
    動作が完了した場合であり、 前記第2の回線接続手段は、この第2の回線接続手段の
    起動に応答して前記固定ポート番号を用いて前記第4の
    回線接続手段との間で回線接続を実行し、または、当該
    起動時以外の第2の所定の場合に指定された新規ポート
    番号を用いて前記第4の回線接続手段との間で回線接続
    を実行する第2の接続処理手段と、 前記固定ポート番号を用いた前記第2の接続処理手段の
    回線接続動作完了に応答して、前記新規ポート番号発行
    手段により発行され送信された新規ポート番号を受信す
    る新規ポート番号受信手段と、 前記新規ポート番号受信手段の動作完了または前記新規
    ポート番号を用いた当該第2の接続処理手段の回線接続
    動作完了後に発生する前記所定の回線クローズ要求に応
    答して、前記回線接続をクローズする第2のクローズ処
    理手段とを有し、 前記起動時以外の第2の所定の場合は、前記第2のクロ
    ーズ処理手段が前記新規ポート番号受信手段の動作完了
    に応答して前記回線接続をクローズした場合であること
    を特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記起動手段は、前記第3の回線接続手
    段に係る所定のマスター・ファイルから前記第3の回線
    接続手段を複写して関連する記憶手段上に配置し起動さ
    せることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】前記起動手段は、前記第4の回線接続手
    段に係る所定のマスター・ファイルから前記第4の回線
    接続手段を複写して関連する記憶手段上に配置し起動さ
    せることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記新規ポート番号発行手段は、他と重
    複しない新規ポート番号を発行する際に参照するための
    現在使用中のポート番号を記録したポート番号記録手段
    または現在使用中でないポート番号を記録したポート番
    号記録手段のいずれかの手段を有することを特徴とする
    請求項8または9に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記新規ポート番号発行手段は、所定の
    条件により決定される時刻等をパラメータとして発生す
    る乱数によりポート番号を決定する手段を有することを
    特徴とする請求項8または9に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記装置は前記新規ポート番号を発行す
    るためのポートスケジューラ手段をさらに有し、前記新
    規ポート番号発行手段と前記ポートスケジューラとの間
    のプロセス間通信により前記新規ポート番号が与えられ
    ることを特徴とする請求項8,9または12,13のい
    ずれか1項に記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009508260A (ja) * 2005-09-12 2009-02-26 マイクロソフト コーポレーション 複数のプロセスにおけるポートの共有

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