JPH04213126A - ソフトウェアテスト方式 - Google Patents

ソフトウェアテスト方式

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JPH04213126A
JPH04213126A JP2400808A JP40080890A JPH04213126A JP H04213126 A JPH04213126 A JP H04213126A JP 2400808 A JP2400808 A JP 2400808A JP 40080890 A JP40080890 A JP 40080890A JP H04213126 A JPH04213126 A JP H04213126A
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JP
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message
processing
journal
messages
test
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Application number
JP2400808A
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English (en)
Inventor
Kenji Kataoka
健二 片岡
Hisao Kikuchi
久雄 菊池
Hiroshi Wataya
綿谷 洋
Minoru Koizumi
稔 小泉
Tsutomu Nakamura
勤 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Process Computer Engineering Inc filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH04213126A publication Critical patent/JPH04213126A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末とセンタシ
ステムとからなるオンラインシステムにおけるアプリケ
−ションプログラムのテスト方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来行われているオンライン系ソフトウ
ェアテスト方式では、公開特許公報昭和58−1142
54  ”会話型システムのテスト方法”に記載されて
いるように、ある会話型システムを新しくバ−ジョンu
pしようとしたとき、現在稼働中である旧会話型システ
ムにおいて、端末からの入力情報と、会話型システムの
出力情報を、それぞれ入力情報ファイル、出力情報ファ
イルに格納しておく。そして、新規会話型システムをテ
ストするとき、上記入力情報ファイルから端末入力情報
を読み出して、新規会話型システムに入力して実行させ
、新規会話型システムの出力情報と、出力情報ファイル
の内容をチェックしてテストを行っている。  このよ
うに、オンライン系のプログラムのテストを実行する場
合には、予めセンタ内で、テスト入力用のデ−タをファ
イルに格納しておいて、テストシミュレ−タがファイル
から入力デ−タを取り出して、擬似的に端末入力メッセ
−ジを発生させテストを行うというのが一般的なテスト
方法である。
【0003】上記、会話型システムの場合は、1つの入
力デ−タに基づいてある業務処理を実行し、その結果と
して1つの出力デ−タが送信されることが予め分かって
いるので、出力デ−タの判定処理を行った後に次の入力
デ−タを順次、新規会話型システムに入力している。
【0004】しかしながら、実際のオンラインシステム
では、多数の端末から連続的にデ−タが入力され、又、
メッセ−ジ入出力の関係も会話型システムのように1入
力に対して1出力だけではなく、業務処理プログラムに
対応して種々のケ−スが存在する。そのため、テストシ
ミュレ−タでは、デ−タ入力のタイミングを意識しない
で、連続的にテスト用入力デ−タを擬似的に発生させて
いる。そして、出力デ−タをファイルに格納していき、
テスト終了後にファイルのデ−タをチェックしプログラ
ムのテストを行っている。
【0005】又、テスト入力デ−タをある規則的なタイ
ミングで入力させようとした場合(例えば、テストプロ
グラムAが問合せメッセ−ジを送信した後、テストプロ
グラAに応答メッセ−ジを入力させたい場合など)は、
HITACマニュアル  VOS3  DCCM3  
ユ−ザアプリケ−ションプログラムテスタ  DCCM
/AT3に記載されているように、端末からテスト用の
トランザクションを入力する際に、ユ−ザ自身がテスト
トランザクションを入力するタイミングを把握しておい
て、ユ−ザの指示により端末からテストトランザクショ
ンを入力している。そして、端末へのトランザクション
結果や、ユ−ザアプリケ−ションプログラムのトレ−ス
情報を取得してチェックしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のオンライン系の
業務処理プログラムのテスト方法では、一端、オンライ
ン処理を停止させてから、プログラムのテストを行なう
ということが前提とされていた。そして、業務処理プロ
グラムへテストデ−タを入力する方法として、大きく以
下の2つがあった。
【0007】 (1)テストのために用意した入力情報ファイルから順
次メッセ−ジを取り出し、入力するタイミングを意識し
ないで、シミュレ−タがテストプログラムに連続的にメ
ッセ−ジを入力していく方法と、 (2)通常オンライン時のタイミングで、デ−タをテス
トプログラムに入力していく方法。この場合、デ−タを
入力するシミュレ−タが、入力するためのシ−ケンスを
把握しておくか、テストを行うユ−ザ自身が入力メッセ
−ジと出力メッセ−ジの内容をチェックして、デ−タ入
力のタイミング指示を行うかの必要があった。
【0008】上記(1)の方法では、入力するためのテ
ストデ−タをファイルに格納しておけば、自動的にデ−
タが入力され、テストを実行することが出来る。しかし
、テストプログラムの業務内容によっては、入力を意識
しないで連続的にデ−タが入力されてくるため、テスト
プログラムの実行される順序が崩れてしまい正常なテス
トを行なうことが出来ないという問題が生じてくる。 (この問題についてはあとで詳しく説明する)上記(2
)の方法においては、シミュレ−タがあるシ−ケンスに
従って自動的にデ−タを入力する場合には、ユ−ザが入
力タイミングのシ−ケンスを予め指示する必要が有り、
もう一方の場合には、デ−タ入力のたびにユ−ザが指示
をださなければならないといった問題があり時間がかか
ったり、ミスが発生しやすいという問題があった。
【0009】上記(1)の方法における問題点を以下、
図24を用いて具体的に説明する。今、オンライン問合
せ応答UPと送信完了UPが別タスクとして、一連の業
務処理を実行しているとする。初めに、問合せ応答UP
が端末からの問合せメッセ−ジ(A)を受信する(処理
■)。そして、ファイルを参照し、端末に応答メッセ−
ジ(B)を送信した後(処理■)、該端末の状態テ−ブ
ルをACK待ちにし(処理■)、再度、問合せ待ち状態
にもどる。
【0010】端末は、正常に応答メッセ−ジを受信した
ことをUPに知らせるため、ACKを示すメッセ−ジ(
C)を送信する。送信完了UPはこのメッセ−ジを受信
し(処理■)、問合せ応答UPがセットした端末状態テ
−ブルを、ACK待ちから、ACK受信済みとする(処
理■)。これで、一連の業務処理が終了となり、再度A
CKメッセ−ジ受信待ちとなる。
【0011】以上が、オンライン中の処理であるが、こ
の送信完了UPへのACKメッセ−ジ受信(C)は、問
合せ応答処理UPからの応答メッセ−ジ(B)送信後に
必ず行なわなければならない。
【0012】次に、上記、オンライン問合せ応答UPが
機能追加、あるいは、プログラムバグが発生したため、
修正プログラムのテストを実行したとする。機能追加さ
れた新規UPについても、前規UPがサポ−トしていた
入力デ−タについては同じ出力デ−タを返すものとし、
オンライン中に取得した入力デ−タを用いてテストが実
行されるとする。テスト入力デ−タとしてはオンライン
問合せUPへの問合せメッセ−ジ(A)と、送信完了U
PへのACKメッセ−ジ(C)の2つであり、処理され
た順番に問合せメッセ−ジ(A)、応答メッセ−ジ、(
B)ACKメッセ−ジ(C)の順でそれぞれファイルに
格納されている。
【0013】以下、テスト処理の流れを示す。初めに、
問合せメッセ−ジ(A)が入力され(処理(1))、問
合せ応答処理UPの業務処理が実行されるが、続けて、
ACKメッセ−ジ(C)が入力されるため(処理(2)
)、すぐに送信完了UPの業務処理が実行される。ここ
で、問合せ応答処理UPの業務処理の方で先に端末状態
テ−ブルの更新処理が行なわれれば良いが、DISKア
クセス等で処理がおくれ、送信完了UPの業務処理の方
で先に端末状態テ−ブルの更新処理が行われるというこ
とが発生する(処理(3))。そして、応答メッセ−ジ
送信、テ−ブルセットが処理(4),処理(5)となっ
ていまい、テ−ブルデ−タの誤りが生じてしまう。この
ように上記(1)の方法では、テストデ−タ入力のタイ
ミングがオンライン処理でのデ−タ入出力タイミングと
一致しないことがあり、テストが確実に行えないといっ
た問題があった。
【0014】本方式の目的は、このような問題を解決し
て、実際のオンライン処理のタイミングにマッチしたテ
ストデ−タの入力処理を行うとともに、オンライン処理
を停止させずに、オンライン処理と並行して効率良くテ
ストを行なうことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、複数の端末とセンタシステムからなるオンラインシス
テムにおいて、センタシステムが、少なくとも1つのア
プリケ−ションプログラム(AP)と、少なくとも1つ
の被テストプログラムと、上記端末と上記APとの間の
オンライン通信処理を制御するコントロ−ルプログラム
と、ジャ−ナルファイルを備え、上記コントロ−ルプロ
グラムが、 (1)各端末からのAP実行要求メッセ−ジを、指定の
APに与え、AP実行結果の送信メッセ−ジを要求元の
端末に送信すると共に、これらのAP実行要求メッセ−
ジ、送信メッセ−ジを上記ジャ−ナルファイルに記憶し
、 (2)被テストプログラムの実行要求をコンソ−ルから
受けたとき、上記、ジャ−ナルファイルから順次にメッ
セ−ジを読み出していき、これがAP実行要求メッセ−
ジならば、メッセ−ジを被テストプログラムへ入力して
実行させ、送信メッセ−ジならば、被テストプログラム
からの送信メッセ−ジの受信を待って、次のメッセ−ジ
を読み出しにいくようにし、 (3)被テストプログラムが送信したメッセ−ジを、送
信要求元の端末に送信しないで、ファイルに格納するよ
うにした。
【0016】
【作用】上記手段(1)より、テストのために入力する
入力情報、及び、入力情報のタイミングを決定するため
の出力情報がファイルに自動的に収集され、手段(2)
により、ファイルからテスト情報を読み出していき、入
力情報ならば被テストプログラムにメッセ−ジを入力し
てから次のメッセ−ジを読み出しにいき、出力情報なら
ば被テストプログラムのメッセ−ジ送信を待って、次の
メッセ−ジを読み出しにくことができ、又、手段(3)
により被テストプログラムが送信したメッセ−ジを送信
要求元端末に送信せず、ファイルに格納することができ
る。
【0017】
【実施例】(実施例1) 以下、第1の実施例を図を用いて詳細に説明する。
【0018】初めに、本特許が対象とするネットワ−ク
の全体構成を図2に示す。複数のノ−ドプロセッサ20
1〜206が高速LAN207によって接続されており
、各ノ−ドプロセッサには情報を格納するためのファイ
ル208,209や、通信回線210〜218を介して
複数の端末220〜228が接続されている。そして、
各ノ−ドプロセッサ、及び、各端末を識別するために、
各ノ−ドプロセッサにはそれぞれノ−ドNoが割り当て
られ、又、各ノ−ドプロセッサに接続される端末に対し
ては論理端末Noが割り当てられる。ここで、各ノ−ド
プロセッサには、業務処理プログラム(ユ−ザが作成す
るプログラムのことで以下、UPと呼ぶ)のメッセ−ジ
受信要求、送信要求により、端末に対するメッセ−ジ送
受信処理を行うためのソフトウェア(OCP:オンライ
ン コントロ−ル プログラム)が搭載されている。そ
して、UPの要求によりノ−ド間メッセ−ジ通信(図2
の■)、ノ−ド間問合せ応答通信(図2の■)、端末へ
の一方向通信(図2の■)の3つのタイプの通信を行な
うことができる。ユ−ザは種々の業務処理プログラムを
作成することで、端末に対するメッセ−ジの集配信や、
端末からの問合せ応答処理などのサ−ビスを行うことが
できる。
【0019】次に、本特許であるUPテスト機能の概略
処理について図1を用いて説明する。詳細については後
で記述する。
【0020】UPテスト機能を実施する場合、端末/L
AN等の回線からのメッセ−ジをテスト入力用に収集す
る必要がある。本方式では、オンライン中の受信メッセ
−ジだけでなく、送信メッセ−ジについても同一ファイ
ルに収集する。このファイルのことをTTJ(Test
 Transaction Journal)、又は、
単にジャ−ナルと呼び、実際には後述するジャ−ナル取
得モ−ドであるオンラインUPがメッセ−ジ受信要求、
及び、送信要求を行った時にジャ−ナルの収集処理を行
う。図1のオンラインUP101は端末からの問合せ応
答処理を行っている。オンラインUPはOCPに対して
受信要求を発行し、端末からのメッセ−ジ受信待ち状態
になる。OCP103は通信制御装置(CCU)105
を介して端末107,109からメッセ−ジを受信する
と(図1の■)、UPにメッセ−ジを渡すとともに、該
UPがジャ−ナル取得モ−ドならば受信メッセ−ジをコ
ピ−し、入力を表す識別コ−ドを付加してジャ−ナル取
得ファイル110にメッセ−ジを格納する(図1の■)
。次に、オンラインUPは入力メッセ−ジを元に業務処
理を実行しOCPに対して送信要求を発行する。OCP
は端末への送信処理を実行するとともに(図1の■)、
該UPが、ジャ−ナル取得モ−ドならば送信メッセ−ジ
のコピ−に出力を表す識別コ−ドを付加して、ジャ−ナ
ル取得ファイルにメッセ−ジを格納する(図1の■)。 このようにして、UPの入出力メッセ−ジをジャ−ナル
取得ファイルに順次格納していく。テスト実行時は、被
テストUP112をロ−ディングし、TTGタスク(T
est Transaction Generate)
114を起動する。ここで、TTGタスクとは被テスト
UPをオンライン処理と並行してテストを実行させるた
めのトランザクション生成タスクである。まず、ジャ−
ナル取得ファイルからメッセ−ジを読み出し(図1の■
)、そのメッセ−ジの識別コ−ドが入力ならば該メッセ
−ジを被テストUPに入力し(図1の■)、出力ならば
(図1の■)、被テストUPがメッセ−ジを送信するま
で待つ(図1の■)。そして、被テストUPが送信した
ら(図1の■)、その出力メッセ−ジをテスト結果出力
ファイル116に格納し(図1の(10))、再び、ジ
ャ−ナル取得ファイルを読みに行く。ユ−ザはテスト結
果出力ファイルの内容をチェックしてUPテストをオン
ライン処理と並行して実行する。以上がUPテスト機能
の概略処理である。
【0021】次に、図3〜図20を用いて詳細について
示す。
【0022】図3は、ノ−ドプロセッサ内のソフト構成
と、処理デ−タフロ−を示す図である。
【0023】オンライン用バッファ301は、端末や他
ノ−ドプロセッサからの受信メッセ−ジを格納する受信
バッファと、UPが作成する送信メッセ−ジを格納する
送信バッファから構成される。送信バッファと受信バッ
ファは同じ構成であり、図4に示す構成になっている。 即ち、バッファにはccu(通信制御処理装置)で1回
の送受信処理で通信することができるメッセ−ジ最大長
の長さのエリア401〜409が複数個用意されている
。1エリアに対しては、固定的に1つのmcb(メッセ
−シ゛ コントロ−ル フ゛ロック)が割り当てられて
おり、このmcbが後述するトランザクション管理テ−
ブルの受信メッセ−ジのキュ−に接続される。mcbは
次に接続されるmcbのアドレス、割り当てられている
バッファのアドレス、及び、格納されるメッセ−ジのデ
−タ長をセットするエリア410〜413で構成されて
いる。この割り当てバッファのアドレス(エリア412
)はOCPイニシャル処理のテ−ブル生成時にセットさ
れる。本実施例では、端末回線、及び、LANからのメ
ッセ−ジは複数に分割されて送信されることはなく、1
バッファエリアに1つのメッセ−ジが格納されるものと
する。
【0024】テスト用バッファ303は、被テストUP
と前述のTTGタスクがテストメッセ−ジや、テスト結
果を送受するためのバッファであり、上記オンライン用
バッファ301と同一構造を持つ。
【0025】オンライントランザクション管理テ−ブル
305は、端末やLANから受信したメッセ−ジをその
tcd(情報の種類を表すコ−ド)毎に、FIFO(F
irst In First Out:先入れ先出し)
のキュ−にて管理するためのテ−ブルであり、図5に示
すように、tcd毎に、受信メッセ−ジキュ−の先頭ポ
インタと最終ポインタ、登録メッセ−ジ数、起動タスク
No、及び、該タスクがメッセ−ジ受信待ち状態か業務
処理実行中かを識別するステ−タスフラグ(sfフラグ
)を格納するエリア501〜505から構成されている
。tcd毎にエントリ−を設ける理由は、tcd対応に
メッセ−ジが引き渡されるUPが予め決められているか
らである。又、受信メッセ−ジキュ−にはmcbが順次
FIFOで接続されていく。
【0026】テストトランザクション管理テ−ブル30
7は、テスト入力メッセ−ジをTCD毎に、FIFOの
キュ−にて管理するためのテ−ブルであり、上記、オン
ライントランザクション管理テ−ブルと同一の構成にな
っている。又、テスト結果トランザクション管理テ−ブ
ル309は、被テストUPの送信メッセ−ジをFIFO
のキュ−にて管理するテ−ブルである。このテ−ブルの
構成は図5と同じ構成であるが1エントリ−である。こ
れは、被テストUPが送信するメッセ−ジは、全てTT
Gタスクが受信するためであり、テスト結果トランザシ
ョン管理テ−ブルの起動タスクNoには、TTGタスク
のタスクNoがセットされる。
【0027】このmcbは、オンライン用とテスト用に
それぞれ送信バッファ用と受信バッファ用があるが、こ
れら全てのmcbはシステム立ち上げ時、空きバッファ
管理テ−ブルにキュ−として登録されている。そして、
このキュ−からmcbを取り出してバッファを確保し、
使用済みバッファのmcbをキュ−に接続することによ
りバッファの解放が行われる。
【0028】オンライン用空きバッファ管理テ−ブル3
11は、オンライン用送受信バッファの空きエリアを管
理するためのテ−ブルであり、図6に示すように、空き
バッファmcbの先頭ポインタと最終ポインタ、空きバ
ッファ個数をセットするエリア601〜603,604
〜606が2組設けられている。一方を送信バッファ空
きmcbの管理に使用し、もう一方を受信バッファ空き
mcbの管理に使用する。
【0029】テスト用空きバッファ管理テ−ブル313
は、テスト用送受信バッファの空きエリアを管理するた
めのテ−ブルであり、上記オンライン用空きバッファ管
理テ−ブル311と同一構造になっている。
【0030】端末回線用ccu送信管理テ−ブル315
、及び、LAN用ccu送信管理テ−ブル317は、オ
ンラインUPから送信要求されたメッセ−ジを管理する
ためのテ−ブルであり、図7に示すように、LAN用の
場合には、送信先ノ−ドプロセッサのノ−ドNo毎に、
端末回線用の場合には、送信先端末の論理端末No毎に
エントリ−が設けられている。各エントリ−には、送信
待ちメッセ−ジのキュ−先頭ポインタと最終ポインタ、
送信待ちメッセ−ジの数をセットするエリア701〜7
03で構成されている。UPからのメッセ−ジ送信要求
によってccu送信管理テ−ブルのキュ−に送信メッセ
−ジのmcbが登録され、送信処理が行われる。オンラ
インテ−ブル341、テストテ−ブル345は、それぞ
れオンラインUP、テストUPが業務処理にて参照、更
新するテ−ブルである。
【0031】UPモ−ド管理テ−ブル343は、UP毎
に該UPがオンラインUPか否か、及び、該UPがジャ
−ナル取得中か否かを識別するためのキ−となるジャ−
ナルNoを管理するためのテ−ブルであり、図8に示す
ように、UPタスクNoに対応して、UPモ−ドフラグ
とジャ−ナルNoをセットするエリア81,82で構成
されている。UPモ−ドフラグは当該UPがオンライン
UPか被テストUPかを識別するフラグ、ジャ−ナルN
oはジャ−ナルの種類を表すNoである。ジャ−ナルN
oは、業務処理単位に応じて割当てる番号であり、複数
のUPで1つの業務処理を実現する場合には、複数UP
間で同じジャ−ナルNoを持つことになる。これらUP
モ−ドフラグ、ジャ−ナルNoは、ユ−ザがUP登録時
にセットする。
【0032】ジャ−ナル要求テ−ブル347は、上記U
Pモ−ド管理テ−ブルにてセットしたジャ−ナルNoに
対応して、ジャ−ナル取得要か否か、及び、ジャ−ナル
取得開始のタイミングを制御するためのテ−ブルである
。 即ち、図9に示すようにジャ−ナルNoに対応して、T
TJ要求フラグ、TTJ取得フラグをセットするエリア
91,92で構成されている。TTJ要求フラグはジャ
−ナル取得要か否かを識別するフラグ、TTJ取得フラ
グはジャ−ナル取得状態か否かを識別するフラグである
。このように、ジャ−ナルNo毎にエントリ−を設ける
のは、ユ−ザがジャ−ナル取得を要求するときに、ジャ
−ナルNoを指定して要求するからである。ジャ−ナル
取得管理テ−ブル349は、ジャ−ナル取得先ファイル
を管理するためのテ−ブルであり、図10に示すように
、ジャ−ナル取得ファイルIDと、ファイルに取得する
ジャ−ナル取得数、ファイルに既に格納されているジャ
−ナル格納数、ファイル書き込みポインタ(wp)、読
み出しポインタ(RP)、オンラインUPの出力ジャ−
ナルと被テストUPの出力結果のマッチングを行うか否
かを識別する出力マッチングフラグを格納するエリア1
1〜16で構成されている。
【0033】TCD取得管理テ−ブル351は、オンラ
インUPの入出力メッセ−ジのジャ−ナル取得と同期し
て、該UPが参照、更新するオンラインテ−ブルのコピ
−(TCD:Test Checkpoint Dum
p)を取得するときに使用するテ−ブルであり、構成を
図11に示す。テ−ブルの名称、テ−ブルエリアアドレ
ス、テ−ブルサイズをセットするエリア111〜113
で構成されている。ユ−ザは予め、各テ−ブルに対して
それぞれのエリアアドレスとサイズを登録しておく必要
がある。
【0034】テスト結果出力ファイル361は、被テス
トUPが送信したメッセ−ジを格納するファイルである
。 ジャ−ナル取得ファイル363は、取得要求のあったU
Pのジャ−ナルを格納するファイル、TCD取得ファイ
ル365は、TCDを格納するファイルである。
【0035】ccu受信処理タスク371、LAN受信
処理タスク373は、それぞれ端末回線用ccu381
、及び、LAN用ccu382からの受信メッセ−ジを
取り込み、上記オンライントランザクション管理テ−ブ
ルの受信メッセ−ジキュ−に登録する処理を行なう。又
、ccu送信処理タスク375、LAN送信処理タスク
377は、それぞれ上記、端末回線用ccu送信管理テ
−ブル315、LAN用ccu送信管理テ−ブル317
の送信キュ−に登録されているメッセ−ジをccu/t
、及び、ccu/lに出力する処理を行う。
【0036】次に、図3を用いて端末からの問合せメッ
セ−ジをオンラインUP321が受信し、業務処理を実
行後、その結果を応答メッセ−ジとして端末に送信する
場合の、端末/回線〜CCU〜OCP〜UP間の処理と
デ−タの流れを説明する。
【0037】初めに、OCPはイニシャル処理で各種テ
−ブル,ファイルの生成後、全てのオンラインUPを起
動する。ここで、オンラインUPは、業務処理を実行す
るためOCPに対してメッセ−ジ受信要求(getra
n)の発行を行う。
【0038】ここで、getranは以下に示すインタ
フェ−スである。
【0039】getran(tcd,&mcb,cpf
);tcdは受信要求するメッセ−ジのtcdであり、
mcbは受信したメッセ−ジのmcbアドレスがセット
される。cpf(チェックポイントフラグ)はトランザ
クションの同期点を通知するためのフラグである。 同期点は一連の業務処理が終了し、次の業務処理に移る
開始点のことである。本実施例では、ユ−ザから後述す
るジャ−ナル取得要求がきたときに、同期点の時点から
ジャ−ナルを取得するが、OCPでは同期点を知ること
は出来ないので、ユ−ザはメッセ−ジ受信要求と送信要
求において同期点を通知する必要がある。
【0040】メッセ−ジ受信要求のフロ−を図12に示
す。UPよりgetranが発行されると、発行したU
PタスクNoを識別し、UPモ−ド管理テ−ブルよりU
Pモ−ドフラグ、ジャ−ナルNoを読み込む。そして、
UPモ−ドフラグより発行UPがオンラインUPか被テ
ストUPかをチェックする。そして、オンラインUPな
らば、オンライントランザクション管理テ−ブルのメッ
セ−ジキュ−を、被テストUPならばテストトランザク
ション管理テ−ブルのメッセ−ジキュ−をチェックし、
UPが要求した情報がキュ−に接続されているか否かを
確認する(処理1201)。キュ−に接続されていれば
、キュ−を取り外してメッセ−ジを取り出しUPに引き
渡す(getranのパラメ−タにてmcbアドレスが
渡される)(処理1203)。キュ−に接続されていな
ければwait状態とする(処理1202)。このwa
it状態はメッセ−ジが受信された後、受信処理タスク
よって再起動されるまでつづく。  次に、ジャ−ナル
取得処理が行なわれる。ジャ−ナルNoよりジャ−ナル
要求テ−ブルを参照し、TTJ要求フラグと、TTJ取
得フラグをチェックする。 (処理1204,1205)。TTJ要求フラグがof
fならば処理を終了しUPに処理をもどす。TTJ要求
フラグとTTJ取得フラグが共にonならばTTJ取得
処理を実行する(処理1206)。TTJ要求フラグが
onでTTJ取得フラグoffならばgetran発行
時のパラメ−タcpfにて同期点指定があるか否かを識
別する(処理1207)。同期点指定がない場合は処理
を終了する。これら処理1204〜1207は、ユ−ザ
がジャ−ナル収集を要求した後、最初の同期点を検知し
てからTTJを取得するためである。同期点指定がある
場合は、UPモ−ド管理テ−ブルの取得フラグをonに
し(処理1208)、TTJ取得処理(処理1209)
、及び、TCD取得処理を実行し(処理1211)処理
を終了する。
【0041】TTJ取得処理は、まず、ジャ−ナル取得
管理テ−ブル349を参照して、ジャ−ナル取得ファイ
ルID、書き込みポインタ(wp)を読み込み、wpの
位置にジャ−ナルを書き込む。そして、wpの位置を書
き込んだジャ−ナルのサイズ分ほど更新し、又、ジャ−
ナル取得管理テ−ブルのジャ−ナル格納数をインクリメ
ントする。ここで、ジャ−ナルファイルの構成とフォ−
マットを図13に示す。即ち、ジャ−ナルファイルの1
レコ−ドはヘッダ部1301とデ−タ部1302からな
っている。 デ−タ部はUPに対して入出力したメッセ−ジである。 ヘッダ部はジャ−ナル種別、タスクNo、トランザクシ
ョン通番、tcd、ノ−ドNo、論理端末No、取得時
刻、デ−タ長をセットするエリア1303〜1310で
構成されている。ジャ−ナル種別は、UPがgetra
n発行時は入力トランザクション(IN)とし、後述す
るメッセ−ジ送信要求putran発行時には引き数で
ある通信タイプで指定されたトランザクションとしてフ
ァイルに格納する。putran発行時の通信タイプは
出力トランザクション(OUT)か、問合せトランザク
ション(INQ)のどちらかであり、ジャ−ナル種別と
してはOUTかINQのどちらかがセットされる。また
、putranでINQを指定した場合の応答トランザ
クションについては応答トランザクション(RSP)を
ジャ−ナル種別としてセットする。タスクNoには該処
理を発行したUPのタスクNoをセットする。トランザ
クション通番は、回線からセンタに受信されたメッセ−
ジ順序を表すものであり、第3の実施例で使用される。 ノ−ドNo、論理端末Noは、メッセ−ジ受信要求のと
きには、メッセ−ジ送信元のアドレスを、受信要求のと
きには、メッセ−ジ送信先のアドレスをセットする。取
得時間はジャ−ナルをファイルに格納した時間である。
【0042】ジャ−ナル格納後、ジャ−ナル取得数と格
納数が一致したならば、ジャ−ナル取得処理を終了させ
るため、ジャ−ナル要求テ−ブルをリセットする。
【0043】次に、TCD取得処理では、TCD取得管
理テ−ブルよりテ−ブル毎に、格納エリア、デ−タサイ
ズを順次、読み取りTCD取得テ−ブルに格納していく
。そして、全エントリ−のテ−ブルのデ−タをTCD取
得ファイルに格納する。
【0044】以上がメッセ−ジ受信要求のフロ−である
【0045】さて、図3ではシステム立ち上げ後、最初
に受信要求が発行されたものとし、トランザクションは
発生しておらず、オンラインUPはwait状態となっ
ているものとする。このとき、端末回線/LANからメ
ッセ−ジがくるとccuは、指定されているバッファエ
リアに受信メッセ−ジを格納した後、受信処理タスクに
メッセ−ジ受信割込み(RI)を通知する(図3の■)
【0046】ここで、受信メッセ−ジのフォ−マットを
図14に示す。このフォ−マットは、LANを介した他
ノ−ド内のUPとの送受信メッセ−ジ、及び、自ノ−ド
内の送受信メッセ−ジにも適用される。エリア1401
はヘッダを含むメッセ−ジ長をセットし、エリア140
2と1403は送信先アドレス、送信元アドレスをセッ
トする。ここで、送信先アドレス、送信元アドレスはノ
−ドNoと論理端末Noをセットするエリア1407〜
1410で構成されている。エリア1404にはtcd
がセットされ、エリア1405には通信タイプがセット
される。以上がヘッダ情報であり、その後にデ−タがセ
ットされる(エリア1406)。通信タイプには、メッ
セ−ジが一方向か問合せ/応答かのどのタイプかをセッ
トする。
【0047】ccuから受信割込みの通知を受けると、
受信処理タスクは図15に示すフロ−を実行する。まず
、次に受信されるメッセ−ジの格納エリアをccuに通
知するため、オンライン用受信バッファ空き管理テ−ブ
ルより空きmcbを取り出し(処理1501)、そのm
cbに割り当てられているバッファのアドレスをccu
に通知する(処理1502)。次に、受信したメッセ−
ジのtcdを識別し、受信メッセ−ジのmcbをオンラ
イントランザクション管理テ−ブルの処理待ちキュ−に
登録する(処理1503,1504)。この時、mcb
のデ−タ長をセットするエリアに受信デ−タ長をセット
しておく。次に、トランザクション管理テ−ブルのsf
をチェックし、起動タスクがメッセ−ジ受信待ちか処理
中かをチェックする(処理1505)。処理中ならばそ
のまま終了しccuからのRI受信待ちとなる。メッセ
−ジ受信待ちならば該タスクを起動して終了する(処理
1506)。
【0048】次に上記、受信処理タスクにおいて、当該
UPが起動されると、メッセ−ジ受信処理(getra
n)内で、UPへのメッセ−ジ引渡し処理、及び、ジャ
−ナル取得処理が行なわれる(図3の■)。
【0049】該UPがジャ−ナル取得モ−ドならば、ジ
ャ−ナルがジャ−ナル取得ファイル363に格納される
【0050】尚、このジャ−ナル取得モ−ドへの切替は
、ジャ−ナル収集コマンドによって実行され、ユ−ザは
このコマンドを発行することによりジャ−ナルの収集を
行なうことができる。以下に、インタフェ−スと処理内
容について示す。
【0051】 getttj  jno,jnum jnoは取得するジャ−ナルNoであり、jnumは取
得したいジャ−ナルの数である。このコマンドを発行す
ることにより、指定したジャ−ナルNoに対応するTT
J要求管理テ−ブルテ−ブルのTTJ要求フラグがon
され、又、ジャ−ナル取得管理テ−ブルのジャ−ナル取
得数がjnumで指定された値となる。そして、ジャ−
ナル取得モ−ドとなったUPがメッセ−ジ受信要求、及
び、送信要求を行なうことによりジャ−ナルの収集が行
われる。
【0052】さて、UPはメッセ−ジ受信要求にて受信
メッセ−ジのmcbアドレスが渡され、受信バッファア
ドレスが分かるので、直接受信バッファ内のメッセ−ジ
にアクセスし業務処理を実行する。そして、不要となっ
た受信バッファを解放し、送信メッセ−ジを作成するた
め送信バッファをオンライン用空きバッファ管理テ−ブ
ルのキュ−から確保し、確保した送信バッファ内のエリ
アに直接メッセ−ジを作成していく(図3の■)。次に
、送信メッセ−ジの編集終了後、UPは以下に示すイン
タフェ−スに従って、メッセ−ジ送信要求(putra
n)を発行する。
【0053】 putran(tcd,&mcb,ltn,comty
pe,cpf,rmcb);tcdは送信要求するメッ
セ−ジのtcdであり、mcb,ltn,comtyp
eには送信するメッセ−ジのmcbアドレス、送信先論
理端末No、メッセ−ジの通信タイプをそれぞれセット
する。通信タイプには上述で述べたように、出力メッセ
−ジか、問合せメッセ−ジのどちらかをセットする。c
pfは同期点を通知するためのフラグである。rmcb
は通信タイプが問合せメッセ−ジの場合のみ有効であり
、受信した応答メッセ−ジのmcbのアドレスがセット
される。このメッセ−ジ送信要求の処理フロ−を図16
に示す。
【0054】初めに、送信要求を発行したタスクNoを
識別しUPモ−ド管理テ−ブルを参照する。そして該U
Pが、オンラインUPか被テストUPかのチェックと、
ジャ−ナルNoをチェックする。
【0055】処理1601〜1607は、メッセ−ジ受
信要求での処理1204〜1610と同じでありジャ−
ナルを取得する処理(図3の■)である。
【0056】ジャ−ナル取得処理実行後、発行UPがオ
ンラインUPか被テストUPかによって処理が異なる(
処理1608)。最初にオンラインUPの場合について
説明する。初めにメッセ−ジの通信タイプをチェックす
る(処理1609)。ここで、問合せメッセ−ジの場合
、オンライン問合せ応答処理を実行し(処理1611)
、TTJ取得フラグがonならば応答メッセ−ジに対し
てTTJ取得処理を実行して終了する(処理1612,
1613)。出力メッセ−ジの場合は、オンライン送信
処理を実行し終了する(処理1610)。次に、被テス
トUPの場合について説明する。初めに、通信タイプを
識別する(処理1614)。出力メッセ−ジならば、テ
スト結果トランザクション管理テ−ブルの処理待ちキュ
−に登録する(処理1615)。そして、sfフラグを
チェックして(処理1616)、起動UP(TTGタス
ク)がメッセ−ジ受信待ちならば処理待ちタスクを起動
して終了する(処理1617)。処理1614で問合せ
メッセ−ジならば、問合せメッセ−ジをテスト結果トラ
ンザクション管理テ−ブルの処理待ちキュ−に登録し、
TTGタスクが受信待ちならば起動する(処理1618
〜1620)。そして、TTGタスクからの応答メッセ
−ジ受信待ちとなる。応答メッセ−ジが渡されると、被
テストUPが問合せメッセ−ジ送信要求(putran
ライフ゛ラリ)にて指定した引き数であるrmcb(応
答メッセ−ジmcbのアドレス設定エリア)に、応答メ
ッセ−ジが格納されたmcbアドレスをセットし(処理
1621)、UPに処理を移す。ここで、オンライン送
信処理(処理1610)、オンライン問合せ処理(処理
1611)について引き数であるrmcb(応答メッセ
−ジmcbのアドレス設定エリア)に、応答メッセ−ジ
が格納されたmcbアドレスをセットし(処理1621
)、UPに処理を移す。ここで、オンライン送信処理(
処理1610)、オンライン問合せ処理(処理1611
)についてより詳細に説明する。
【0057】オンライン送信処理は、まず、メッセ−ジ
の送信先論理端末Noを参照して、対応するccu送信
管理テ−ブルのキュ−に送信要求のあったメッセ−ジの
mcbを登録する。そして、該メッセ−ジの他に送信待
ちメッセ−ジがあるか否かをチェックする。このとき、
送信先論理端末Noから、対象となるccu送信管理テ
−ブルをチェックする。もし送信待ちメッセ−ジ1つも
なければ、送信メッセ−ジのアドレス、デ−タ長、送信
先を指定してccuに送信要求を行い処理を終了する。 送信待ちメッセ−ジが他にある場合は、ccuに送信要
求を行わず終了する。
【0058】オンライン問合せ処理は、引き数で指定さ
れた問合せメッセ−ジをオンライン送信処理と同様の処
理で送信した後、応答メッセ−ジ受信待ちとなる。そし
て、応答メッセ−ジが受信されると、格納した応答メッ
セ−ジのmcbのアドレスをパラメ−タにて引き渡し終
了する。
【0059】以上のメッセ−ジ送信要求処理により、U
Pが送信要求を発行したときに、該UPがジャ−ナル取
得状態ならば、ジャ−ナル取得処理が行なわれ、ジャ−
ナル取得ファイルに格納される。そして、送信要求を発
行したUPがオンラインUPならば、上記メッセ−ジ送
信要求処理にて、送信メッセ−ジmcbがccu送信管
理キュ−に登録され、他に送信待ちメッセ−ジがなけれ
ば、ccuに送信要求が発行され送信される(図3の■
)。送信待ちメッセ−ジが他にある場合は、該メッセ−
ジは一旦、送信待ちキュ−に接続された後、送信処理タ
スクによって、ccuに送出される。
【0060】オンラインUPは受信した一問合せについ
て、以上に示した業務処理を終了すると、再度メッセ−
ジ受信待ちに戻り、繰り返し業務処理を実行する。この
とき、上記オンラインUPがジャ−ナル取得要ならば、
入力、出力メッセ−ジの順で繰り返しファイルに格納さ
れていく。
【0061】次に、オンライン処理と並行して実行され
る被テストUP323の処理について示す。この被テス
トUPは、上記オンラインUPのバ−ジョンアップされ
たものであり、オンラインUPが送受信した時に取得し
たジャ−ナルを用いてテストを行う。  UPテストの
開始は、後述するUPテスト起動コマンド(testu
p)の発行により実行されるが、コマンドを発行する前
に、以下の準備が必要となる。  被テストUPが業務
処理で使うテ−ブルをTCD取得ファイルからロ−ディ
ングしておき、その後、被テストUPをロ−ディングす
る。そして、テストモ−ドで初期起動する。被テストU
Pのロ−ディングにおいては、TCDからロ−ディング
したテ−ブルとのリンケ−ジも行う。
【0062】以上で示した手続きの後、testupコ
マンドを発行する。このtestupのインタフェ−ス
は以下に示すとおりである。
【0063】 testup  mode ここで、modeには被テストUPの出力結果と、テス
ト結果出力ファイルに格納された出力メッセ−ジの比較
チェック(マッチング処理)を行うか否かのモ−ドを指
定する。
【0064】このtestupが発行されると、引き数
であるmodeを読み込み出力マッチング指定があるか
否かを識別し、指定がある場合は、ジャ−ナル取得管理
テ−ブルの出力マッチングフラグをonにする。そして
、TTGタスクが起動されUPテストを開始することが
出来る。
【0065】TTGタスクの処理フロ−を図17に示す
【0066】イニシャル処理として、読み出しポインタ
(RP)をTTJ取得ファイルの先頭アドレスにセット
する(処理1701)。そして、RPが指すトランザク
ションを読み出す(処理1702)。次に、ノ−ドNo
、論理端末No、ジャ−ナル種別をチェックする(処理
1703,1704)。そして、ジャ−ナル種別によっ
て処理が異なる。 初めにジャ−ナル種別が入力か応答トランザクションの
場合について述べる。先ず、テスト用の空き受信バッフ
ァを確保する(処理1705)。そして、確保した受信
バッファにメッセ−ジを格納する(処理1706)。そ
して、入力トランザクションの場合には、テストトラン
ザクション管理テ−ブルの処理待ちキュ−に格納した受
信バッファのmcbを登録し、該メッセ−ジ起動タスク
が受信待ちならば起動する(処理1707,1708)
。応答トランザクションの場合には、応答メッセ−ジ受
信待ちである被テストUPにメッセ−ジを引渡す(被テ
ストUPの問合せメッセ−ジ送信要求(putranラ
イフ゛ラリ)処理内で引き渡される)(処理1707,
1709)。そして、RPを次レコ−ドに更新し(処理
1710)、トランザクションがあるか否かをチェック
し(処理1711)ある場合は処理1702に戻り、な
い場合は処理を終了する。  次に、ジャ−ナル種別が
、出力か、問合せトランザクションの場合について述べ
る。この場合は被テストUPがメッセ−ジを送信するの
で、TTGタスクはメッセ−ジ受信要求(getran
)の受信処理(処理1201〜1203)と同様に、テ
スト結果トランザクション管理テ−ブルの処理待ちキュ
−をチェックし、接続されていればメッセ−ジを取りだ
し、接続されていなければwait状態とする。(処理
1712)。そして、メッセ−ジが受信されると、その
メッセ−ジをテスト結果出力ファイルに格納する(処理
1713)。次に、ジャ−ナル取得管理テ−ブルの出力
マッチングフラグをチェックする(処理1714)。出
力マッチングフラグがoffならば受信した送信メッセ
−ジのバッファを解放し(処理1716)、処理171
0に移る。onならば、受信したメッセ−ジと、RPが
指す出力トランザクションが一致するかをチェックし一
致しない場合のみ、トランザクション不一致としてアラ
−ム表示する(処理1715)。そして、処理1716
を実行し、処理1710に移る。以上がTTGタスクの
処理である。
【0067】上記、TTGタスクの処理により、ジャ−
ナル取得ファイルから読み出したメッセ−ジの識別コ−
ドが、入力あるいは、応答メッセ−ジならば、テスト用
の受信バッファにメッセ−ジを格納し、被テストUPに
メッセ−ジを渡すことができ、識別コ−ドが出力、ある
いは、問合せならば、被テストUPがメッセ−ジを送信
するまで待って、次のメッセ−ジを読み出しに行くこと
ができる。
【0068】ジャ−ナル取得ファイルの先頭には入力メ
ッセ−ジが格納されているので、TTGタスクは受信メ
ッセ−ジをバッファに格納し、処理待ちキュ−に登録す
る(図3の■)。受信メッセ−ジキュ−に登録されたメ
ッセ−ジは、メッセ−ジ受信要求を発行している被テス
トUPに渡される(図3の■)。被テストUPは業務処
理を実行後、不要となった受信バッファを解放する。そ
して、送信バッファを確保し送信メッセ−ジを作成した
後、メッセ−ジ送信要求を発行する(図3の■)。メッ
セ−ジ送信要求処理では、発行したUPが被テストUP
ならば、テスト結果トランザクション管理テ−ブルの受
信メッセ−ジキュ−に登録する。
【0069】一方、TTGタスクは、入力メッセ−ジを
被テストUPに引き渡した後、ジャ−ナル取得ファイル
から次メッセ−ジを読みだし、出力メッセ−ジであるの
で、被テストUPのメッセ−ジ送信待ち状態となってお
り、上記、被テストUPの送信メッセ−ジがテスト結果
トランザクション管理テ−ブルのキュ−に登録され時点
で、起動され、メッセ−ジをテスト結果出力ファイルに
格納する(図3の■)。以上が、OCPと、オンライン
UP、被テストUPとのメッセ−ジ送受信の流れである
【0070】以上では端末からの問合せメッセ−ジに対
して、1つのUPが処理を行い応答を返す場合のジャ−
ナル取得とテストに対して示したが、以下では、端末問
合せ中継処理UPと、端末メッセ−ジ送信完了処理UP
の2つのUPで、1つの業務処理を行っている場合につ
いて示す。ここで、端末問合せ中継処理UPというのは
、端末からある種の問合せメッセ−ジがくると、自プロ
セッサでは業務処理が実行できないため、処理すること
ができる他ノ−ドプロセッサに対して問合せを行い、そ
の応答メッセ−ジを元に、送信メッセ−ジを作成し問合
せ端末に送信するというものである。又、端末メッセ−
ジ送信完了UPは、端末側が応答メッセ−ジを正常受信
したことをノ−ドプロセッサに通知するため、ACKを
示すメッセ−ジを送信するが、このメッセ−ジを受信す
ることによって、業務処理が実行されるUPである。
【0071】初めに、この端末問合せ中継処理UPのフ
ロ−を図18に示す。
【0072】初めに、メッセ−ジ受信要求(getra
n)を発行して、端末からのメッセ−ジ受信待ち状態に
なる(処理1801)。尚、この受信処理は一業務処理
の開始点であるので同期点指定とする。メッセ−ジが受
信されると、getranでは、受信バッファのmcb
のアドレスをUPに引き渡す。UPはmcbのアドレス
を元に受信バッファアドレス、メッセ−ジ長を読み取り
、メッセ−ジの内容をチェックする(処理1802)。 そして、不要となったバッファを解放する(処理180
3)。次に、他ノ−ドプロセッサへの問合せメッセ−ジ
を作成するため、送信バッファを確保し、問合せメッセ
−ジを作成する(処理1804)。作成後、メッセ−ジ
送信要求(putran)を発行する(処理1805)
。ここで、putranの引き数である通信タイプ(c
omtype)には、”問合せ”をセットする。これに
より、putranの処理で他ノ−ドに対して問合せメ
ッセ−ジ送信後、応答メッセ−ジ受信処理が行われる。 応答メッセ−ジが受信されると、UPに応答メッセ−ジ
のmcbアドレスが渡されるので、応答メッセ−ジを解
析し、受信バッファを解放する(処理1806,180
7)。次に、端末への出力メッセ−ジを作成するため送
信バッファを確保する。そして、確保したバッファエリ
アに、出力メッセ−ジを作成し(処理1808)、メッ
セ−ジ送信要求(putran)にて問合せのあった端
末にメッセ−ジを送信する(処理1809)。送信後、
次の問合せ処理のため、処理1801に戻り、繰り返し
実行していく。
【0073】次に、端末メッセ−ジ送信完了UPの処理
フロ−を図19で説明する。メッセ−ジ受信要求(ge
tran)を発行して、端末からのACKメッセ−ジ受
信待ちになる(処理1901)。メッセ−ジが受信され
ると、メッセ−ジの内容をチェックし業務処理を実行す
る(処理1902)。 そして、不要となったバッファを開放し(処理1903
)、処理1901に戻る。
【0074】ここで、あるタイミングでユ−ザから端末
問合せ中継処理UPと端末メッセ−ジ送信完了UPに対
して、ジャ−ナル収集コマンド(getttj)が発行
されたとする。すると、同期点通知時点で、ジャ−ナル
が収集され、又、TCD取得処理が実行される。その後
、メッセ−ジ受信要求(getran)、メッセ−ジ送
信要求(putran)にてジャ−ナルが収集されてい
き、ユ−ザが要求した件数ほどジャ−ナルが格納されて
いく。
【0075】このジャ−ナル収集の様子を図20に示す
。図中の番号はメッセ−ジが発生した順番を示している
。端末Aからの問合せメッセ−ジ■、他ノ−ドプロセッ
サへの問合せメッセ−ジ■と、応答メッセ−ジ■、端末
への出力メッセ−ジ■がそれぞれ、入力トランザクショ
ン(IN)、問合せトランザクション(INQ)応答ト
ランザクション(RSP)、出力トランザクション(o
ut)としてジャ−ナル取得ファイルに格納され、次に
、端末Bから問合せメッセ−ジを受信し■、それから端
末Aからメッセ−ジ送信完了UPの受信メッセ−ジ■が
、入力トランザクション(IN)として格納される。
【0076】次に、問合せ応答中継処理UPと、送信完
了処理UPをそれぞれバ−ジョンアップしたものを被テ
ストUPとしてコ−ディングし、起動しておきテストを
行なう。そのため、UPテスト起動コマンドが出力マッ
チング指定で発行され、TTGタスクが起動されたとす
る。
【0077】TTGタスクは、ジャ−ナル取得ファイル
に格納されている最初のトランザクションを読み出す。 入力トランザクションであるので、問合せメッセ−ジを
作成して、テスト用トランザクション管理テ−ブルに登
録する。そして、2番目のトランザクションを読み出す
。問合せトランザクションであるので、被テストUPが
メッセ−ジを送信するまで待つ。メッセ−ジが送信され
るとメッセ−ジを取り出し、ジャ−ナル取得ファイルの
2番目のトランザクションと一致するかをチェックする
とともに、送信メッセ−ジをテスト結果出力ファイルに
格納する。次に、3番目のトランザクションを読みだす
。応答トランザクションであるので被テストUPに引渡
し、4番目のトランザクションを読みだす。出力である
ので被テストUPが送信したメッセ−ジを取り出し、上
記4番目のトランザクションと一致するかをチェックす
るとともに、テスト結果出力ファイルに格納する。次に
、5番目のトランザクションを取りだし、入力であるの
で入力メッセ−ジを作成してテスト用トランザクション
管理テ−ブルに登録する。又、次の6番目のトランザク
ションが入力であるので、続けて、入力メッセ−ジを作
成して、テスト用トランザクション管理テ−ブルに登録
する。このように、TTGタスクは収集したジャ−ナル
がなくなるまで処理を実行していく。ユ−ザは、マッチ
ング処理結果、及び、テスト結果出力ファイルをチェッ
クすることにより被テストUPのテストを行っていく。
【0078】上記のようにTTGタスクは、ジャ−ナル
取得ファイルから順次読み出していき、出力メッセ−ジ
、あるいは、問合せメッセ−ジならば、被テストUPが
送信するまで待って、次入力メッセ−ジあるいは、問合
せメッセ−ジを被テストUPに渡すので、オンライン処
理のときと同様のタイミングで、メッセ−ジを被テスト
UPに渡すことができる。
【0079】(実施例2) 以下、第2の実施例について説明する。
【0080】第1の実施例ではオンライン中に取得した
入力メッセ−ジをそのまま被テストUPに入力している
が、UPのテストでは、処理対象である全てのパタ−ン
の入力メッセ−ジと、エラ−処理等のチェックをするた
め、通常では入力されない異常メッセ−ジをUPに入力
してテストする必要がある。そのため、本実施例ではテ
ストのためにユ−ザが入出力メッセ−ジを編集できる機
能を追加する。
【0081】ジャ−ナル(オンライン入出力メッセ−ジ
)の収集処理は第1の実施例と同じであり、ユ−ザは、
ジャ−ナル編集作業を始める前に、getttjコマン
ドをコンソ−ルより入力して、必要なジャ−ナルを予め
収集しておく必要がある。
【0082】ジャ−ナル収集処理が完了し、ジャ−ナル
編集処理の開始は、ユ−ザがjeditコマンドをコン
ソ−ルより入力することにより実行される。
【0083】このjeditコマンドの処理フロ−を図
21に示す。初めに、読み出しポインタ(rp)を収集
したジャ−ナルの先頭レコ−ドにセットする(処理21
01)。そして、rpからヘッダをサ−チし、メッセ−
ジ長を読み取り、1メッセ−ジ分をコンソ−ルディスプ
レイに表示する(処理2102,2103)。次に、ユ
−ザから該メッセ−ジの編集要求があるか否かをユ−ザ
のキ−入力より確認し(処理2104)、編集要求が要
ならば、スクリ−ンイメ−ジでユ−ザに編集させる。ユ
−ザはディスプレイに表示されているメッセ−ジに対し
て、編集が必要なデ−タの位置にカ−ソルを移動させ、
キ−入力で編集することにより行うことができる。ユ−
ザより編集終了の指示がくると、ディスプレイより編集
メッセ−ジを読み出す(処理2105,2106)。そ
して、ジャ−ナル取得管理ファイルに格納されている編
集前メッセ−ジをユ−ザが編集した編集後メッセ−ジに
書き変る(処理2107)。以上で、1メッセ−ジつい
ての編集処理が完了する。処理2104で、ユ−ザから
該メッセ−ジの編集要求がなければ、処理2108に移
る。次に、編集続行か否かをユ−ザに確認し(処理21
08)、続行ならばrpを次レコ−ドに更新して(処理
2109)、処理2102に移る。編集終了ならば処理
を終了する。
【0084】上記処理より、オンライン処理で取得した
入出力メッセ−ジを編集する。
【0085】被テストUPのテスト方法は、第1の実施
例と同じであり、ジャ−ナル収集処理完了後、test
upコマンドを実行することによりテストを行なうこと
ができる。
【0086】上記処理より、ユ−ザがテストのために編
集した入力メッセ−ジを被テストUPに入力し、テスト
を行なうことができる。
【0087】(実施例3) 第3の実施例について説明する。
【0088】第1の実施例でのジャ−ナル収集処理は、
オンラインUPが発行したメッセ−ジ入力要求処理、及
び、出力要求処理の中でジャ−ナル取得ファイルに収集
しており、収集したメッセ−ジの順で、被テストUPに
メッセ−ジを入力している。しかし、このメッセ−ジの
順序は、実際に回線から受信されたメッセ−ジの順序と
異なっている。これは、複数のUPが存在する場合、O
Sの平行スケジュ−リングのために、メッセ−ジが実際
にUPに入力される順番がメッセ−ジの受信順序と異な
り、そのため、ジャ−ナルファイルへの格納順序がずれ
てしまうからである。この順序のくるいはUPのテスト
には影響しないが、回線からのメッセ−ジ受信処理のチ
ェックにおいては、実際の回線から入ってきた順番でメ
ッセ−ジを入力してやる必要がある。例えば、端末から
のメッセ−ジが、分割され複数のメッセ−ジで受信され
てくるときなど、メッセ−ジ組立処理を行なうサブル−
チンをユ−ザが作成し、上記受信処理タスク内に組み込
む必要がある。このユ−ザが組み込んだサブル−チンの
テストを行なう場合は、回線から入力されてきたメッセ
−ジの順に、センタ内の受信処理タスクにメッセ−ジを
引き渡す必要があり、以下、その方法について示す。
【0089】まず、OCPシステム内でトランザクショ
ン通番を一括して管理する。
【0090】そして、メッセ−ジ単位にトランザクショ
ン通番を付加するため、図22に示すようにmcbにト
ランザクション通番をセットするエリア2204を追加
する。
【0091】このトランザクション通番のセットは受信
処理タスクで行われる。即ち、ccuからメッセ−ジが
受信され、受信メッセ−ジmcbをトランザクション管
理テ−ブルに接続するとき、OCPシステム内で管理し
ているトランザクション通番を読み取り、mcb内のセ
ットエリアにトランザクション通番をセット後、処理待
ちキュ−に接続する。そして、OCP内で管理している
トランザクション通番を更新する。上記処理によって、
トランザクション通番と、回線からのメッセ−ジ入力順
番が一致するようになる。トランザクション通番のセッ
トと、トランザクション通番の更新処理以外は第1の実
施例と同じであり省略する。
【0092】さらに、第1の実施例のTTJ取得処理に
おいて、受信メッセ−ジのコピ−をジャ−ナルファイル
に格納するときのヘッダ部作成処理において、トランザ
クション通番をセットする処理を追加する。
【0093】さて、ユ−ザからジャ−ナル収集コマンド
(getttjコマンド)が起動されると、上記で述べ
たような理由で、ジャ−ナル取得ファイルにはトランザ
クション通番とは異なる順番で入力メッセ−ジが格納さ
れている。
【0094】このジャ−ナルを用いてテストするときは
、まず、ジャ−ナルソ−トコマンド(jsort)を発
行して、順番通りに並び変えを行う。
【0095】jsortコマンドは、ジャ−ナル取得フ
ァイルから、受信メッセ−ジ(入力、応答トランザクシ
ョン)のトランザクション通番を順次チェックしていき
、トランザクション通番の小さいものから順に、ソ−ト
結果ファイルに格納していき、並び変えをおこなってい
く。
【0096】そして、jsortコマンド実行後、ソ−
トしたソ−ト結果ファイルから1メッセ−ジづつ取り出
していき、受信バッファを確保した後、バッファ内にメ
ッセ−ジを格納し、図23に示した受信処理を起動させ
る。この処理をファイル内メッセ−ジがなくなるまで繰
返し、実行していく。これにより、回線から入力したメ
ッセ−ジの順で受信処理タスクに、メッセ−ジを渡すこ
とができる。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、実際のオンライン処理
のタイミングと同じタイミングで被テストプログラムに
自動的にデ−タが入力されるので、新しく更新した被テ
ストプログラムやバグ修正プログラムのテストを効率良
く実行することが出来る。例えば、プログラムが異常終
了したときなど、異常終了時のデ−タで、再起動させる
ことにより原因究明などのテストを繰返し行うことがで
き、修正したプログラムのテストにおいても、異常終了
が起こったときと同一環境下でテストすることができる
ので、ユ−ザが確実にテストできる環境を提供すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】UPテスト処理の概略図
【図2】システム全体の構成図
【図3】OCPのテ−ブル、ファイル構成、及びデ−タ
フロ−を示す図
【図4】バッファの構成図
【図5】トランザクション管理テ−ブルの構成図
【図6
】空きバッファ管理テ−ブルの構成図
【図7】ccu送
信管理テ−ブルの構成図
【図8】UPモ−ド管理テ−ブ
ルの構成図
【図9】ジャ−ナル要求テ−ブルの構成図

図10】ジャ−ナル取得管理テ−ブルの構成図
【図11
】TCD取得管理テ−ブルの構成図
【図12】メッセ−
ジ受信要求処理のフロ−を示す図
【図13】ジャ−ナル
フォ−マット
【図14】メッセ−ジのフォ−マット
【図15】受信処理タスクのフロ−を示す図
【図16】
メッセ−ジ送信要求処理のフロ−を示す図
【図17】T
TGタスクのフロ−を示す図
【図18】問合せ中継処理
UPのフロ−を示す図
【図19】送信完了処理UPのフ
ロ−を示す図
【図20】問合せ中継処理UPと送信完了
処理UPのジャ−ナル取得図
【図21】第2の実施例のjeditコマンドの処理フ
ロ−を示す図
【図22】第3の実施例のmcbの構成図
【図23】第
3の実施例の受信処理のフロ−を示す図
【図24】発明
の解決しようとする課題における従来問題点の説明図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末とセンタシステムからなるオン
    ラインシステムにおいて、センタシステムが、少なくと
    も1つのアプリケ−ションプログラム(AP)と、少な
    くとも1つの被テストプログラムと、上記端末と上記A
    Pとの間のオンライン通信処理を制御するコントロ−ル
    プログラムと、ジャ−ナルファイルを備え、上記コント
    ロ−ルプログラムが、各端末からのAP実行要求メッセ
    −ジを、指定のAPに与え、AP実行結果の送信メッセ
    −ジを要求元の端末に送信すると共に、これらのAP実
    行要求メッセ−ジ、送信メッセ−ジを上記ジャ−ナルフ
    ァイルに記憶し、被テストプログラムの実行要求をコン
    ソ−ルから受けたとき、上記、ジャ−ナルファイルから
    順次にメッセ−ジを読み出していき、これがAP実行要
    求メッセ−ジならば、メッセ−ジを被テストプログラム
    へ入力して実行させ、送信メッセ−ジならば、被テスト
    プログラムからの送信メッセ−ジの受信を待って、次の
    メッセ−ジを読み出しにいくようにし、被テストプログ
    ラムが送信したメッセ−ジを、送信要求元の端末に送信
    しないで、ファイルに格納するようにしたことを特徴と
    するソフトウェアテスト方式。
  2. 【請求項2】特許請求項第1項記載のソフトウェアテス
    ト方式において、コントロ−ルプログラムは、ジャ−ナ
    ルファイルにメッセ−ジを格納する時、AP実行要求メ
    ッセ−ジには入力を表すコ−ドを付加し、送信メッセ−
    ジには出力を表すコ−ドを付加して格納しておき、ジャ
    −ナルファイルからメッセ−ジを読み出すとき、該コ−
    ドを識別して被テストプログラムのテストを行うように
    したことを特徴とするソフトウェアテスト方式。
  3. 【請求項3】特許請求項第1項記載のソフトウェアテス
    ト方式において、コントロ−ルプログラムは、被テスト
    プログラムがメッセ−ジ送信を行なった時、該メッセ−
    ジとジャ−ナルファイルに格納されている送信メッセ−
    ジの内容が一致するか否かをチェックし、その結果をユ
    −ザに通知することを特徴とするソフトウェアテスト方
    式。
  4. 【請求項4】特許請求項第1項記載のソフトウェアテス
    ト方式において、コントロ−ルプログラムはユ−ザから
    指定されたAPに対するAP実行要求メッセ−ジ、及び
    、送信メッセ−ジをジャ−ナルファイルに格納するよう
    にし、この収集するAPを少なくとも一つ以上指定でき
    ることを特徴とするソフトウェアテスト方式。
  5. 【請求項5】特許請求項第1項記載のソフトウェアテス
    ト方式において、アプリケ−ションプログラムが、コン
    トロ−ルプログラムに対して、メッセ−ジ受信要求、及
    び、メッセ−ジ送信要求を行なうとき、該要求が一連の
    業務処理の開始点であることを指定できるようにし、コ
    ントロ−ルプログラムは、AP実行要求メッセ−ジ、送
    信メッセ−ジの格納処理をユ−ザから要求されたとき、
    アプリケ−ションプログラムから指定された業務処理の
    開始点から、ジャ−ナルファイルへの格納を開始するよ
    うにしたことを特徴とするソフトウェアテスト方式。
  6. 【請求項6】特許請求項第1項記載のソフトウェアテス
    ト方式において、ジャ−ナルファイルに格納したメッセ
    −ジを被テストプログラムの処理に合わせて修正、編集
    できるようにしたことを特徴とするソフトウェアテスト
    方式。
  7. 【請求項7】特許請求項第1項記載のソフトウェアテス
    ト方式において、コントロ−ルプログラムは、回線から
    メッセ−ジを受信した時点で、受信メッセ−ジに対して
    受信した順序を表す通番を付加しておき、被テストプロ
    グラムを実行させるとき、ジャ−ナルファイルの入力メ
    ッセ−ジを通番の順で並び変えてからテストを開始する
    ことを特徴とするソフトウェアテスト方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0877038A (ja) * 1994-09-08 1996-03-22 Nec Corp 電文データ生成システム
KR100301630B1 (ko) * 1998-04-01 2001-10-29 가네꼬 히사시 소프트웨어개발툴들간의 인터페이스평가장치 및 소프트웨어개발툴들간의 인터페이스평가용 소프트웨어를 저장하는 기록매체
JP2005165600A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Nec Corp トランザクション処理システム、トランザクション処理方法およびプログラム
WO2009016711A1 (ja) * 2007-07-30 2009-02-05 Fujitsu Limited Webアプリ診断アプリケーション連携装置,処理方法,プログラム,およびプログラム記録媒体

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